~CAPSULISER-GENERIC-PROJECT~
我々『
開条エンタープライズ』は、皆様にキャバリアの新たな可能性をお見せします。
汎用的なモジュール化を実現したロボットヘッドと、様々なキャバリア。
これらを組み合わせることで、より高度に、より戦略的な自律行動を可能とするキャバリアが誕生します。
『――皆様の、新たな扉を開くきっかけとなることを――』
CAPSULISER-GENERIC-PROJECT(カプセライザー統合計画)、通称カプセライザー計画とは、『開条エンタープライズ』が提唱する無人キャバリア量産化プランである。
100年にも渡って激化した戦争の中で、開条エンタープライズは『人間』という資源に対し、これ以上の減少を可能な限り防ぎたいと考えていた。
そこで考案されたのが、記録装置(メモリー)をユニット化し、『外殻(カプセル)』に保持することでさながら人のように機体を『乗り換える』ことが可能な統合規格ロボットヘッドの開発だった。
これにより、『人』が戦わなくてもよい戦場を広げていく――はずだったのだが。
その試作機たる存在が近年クロムキャバリア内で確認された『猟兵』なる超常的存在に『覚醒』したこと、彼らから齎された『オブリビオンマシン』なる存在の情報により、この計画は方向転換を余儀なくされた。
CGP-CC-001“ドン・キホーテC3”
パーソナルデータ |
搭乗者 |
開条・セサミ |
製造 |
開条エンタープライズ |
形態 |
クロムキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
30t |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:S 空:C 水:C(デフォルト時) |
搭載兵装 |
頭部 |
トマホークホーン |
右腕 |
ストライクグレイヴ |
左腕 |
ガントレットシールド |
胸部 |
コアブラスター |
支援システム |
『ジュークボックス』 |
イラスト |
https://tw6.jp/gallery/?id=113356 |
『開条エンタープライズ』が開発した量産型キャバリア『ドン・キホーテ』をベースにクロムキャバリアに近代化改修したカプセライザーGP1号機。名称の『C3』とは『ChromCavalierCustom』の略である。
主に白兵戦を想定した武装パッケージとなっており、近接戦闘用武装『ストライクグレイヴ』が攻撃手段となる。
胸部装甲に内蔵されているコアブラスターは遠距離武装ではあるが動力炉を露出する必要がある為、非常時用の武装となる。
また、独自兵装としてユーベルコード『ウェポンズ・トランスポーター』使用時の敵機解析を支援するAI『ジュークボックス』が搭載されており、更にユーベルコード『レスキューアームズ・インパクト』の獲得に伴い、搭乗者救助特殊武装・『レスキューアームズ』が搭載された。
TIPS1:ユーベルコード『ウェポンズ・トランスポーター』に関する報告書
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召喚される武装は『開条エンタープライズ』どころか新世界学園に技術提供を行う企業とも異なるラインの武装であることが判明。
また、『ジュークボックス』はコアユニットの『猟兵化』を新世界学園支部から報告後本社から提供されたものであるがブラックボックスが多く、広域通信網が失われて久しい現在において、『ジュークボックス』が『何処』へ解析した情報を送り『何処』から武装を召喚しているかは不明である。
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TIPS2:ユーベルコード『レスキューアームズ・インパクト』に関する報告書
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... |
ある作戦中に交戦したサイキックキャバリアのデータを『ジュークボックス』が解析し、製造されたと思われる。
特筆すべき点はカプセライザー計画では再現できなかった為に搭載を見送られた『サイキックエナジー』の保持・収束機構が備わっており、これにより対オブリビオンマシン戦において対象に『捕獲』されている搭乗者を保護しつつ攻撃を行うことが可能となっている。
また、コアユニットの『感情表現』と思わしきデータの増減に合わせ内蔵するサイキックエナジーが変動することが確認されている。
当然ながらこれは現在の『開条エンタープライズ』内では使用されていない技術であり、現地チームによる更なる解析が進められている。
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CGP-CC-002“ブロウ・ウルフ”
パーソナルデータ |
搭乗者 |
開条・セサミ |
製造 |
開条エンタープライズ |
形態 |
クロムキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
50t |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:S 空:C 水:C(デフォルト時) |
搭載兵装 |
右腕 |
4連ビーム砲 |
左腕 |
2連マシンガン |
胸部 |
コアブラスター |
背部 |
ミサイルポッド『ストームミサイル』 |
イラスト |
https://tw6.jp/gallery/?id=115326 |
『開条エンタープライズ』が開発したカプセライザーGP2号機。
1号機である『ドン・キホーテC3』が既存量産機を改修したものに対し、こちらはフレームから新規で設計を行いより『猟兵』の戦闘力を活かすよう開発された。
より地上での走破性を高める為採用された無限軌道のアンダーフレームと、ユーベルコード使用に耐えきれるよう厳選された素材を使用した各武装は、単機での戦闘ももちろんではあるが、『新世界学園』におけるコアユニットの学生生活で収集された『他学生の機体』との連携も考慮されたものになっている。
運用データを元に、『猟兵』用に見積もられていた厳選素材のグレードを下げた廉価版とも言える量産型キャバリア『CGP-PC-001 ブロウ・ウルフEg』が新世界学園に提供されることとなった。
CGP-SR-XXX“カプセライザーGPX”
パーソナルデータ |
搭乗者 |
開条・セサミ |
製造 |
開条エンタープライズ |
形態 |
スーパーロボット |
全高 |
7m |
重量 |
50t |
動力 |
エネルギーインゴット/サイキックエナジー |
環境適応 |
陸:S 空:C 水:C(デフォルト時) |
搭載兵装 |
頭部 |
トマホークホーン・メガ |
腕部 |
バスタード・アーム |
胸部 |
コアブラスター |
支援システム |
『ジュークボックス』・『レスキューアームズ』 |
イラスト |
https://tw6.jp/gallery/?id=124792 |
戦闘データの蓄積により、支援システム『ジュークボックス』内で構築されていた『ドン・キホーテC3』の強化プラン。
『レスキューアームズ』によるサイキックエナジー制御機能を搭載しており、これにより『開条エンタープライズ』が保有しているスーパーロボット『エルヴェルキス』を超えた戦闘力を発揮する。
あくまでキャバリアの強化プランである為、従来のキャバリアよりも大型化されており、『カプセライザー計画』としては想定外の機体である。
タ―ジューン海戦における戦闘中、友軍機「ブルーテイル」が撃墜されたとの報告を受けた際に『ジュークボックス』が独自に判断を行いシステムをアップデート。
友軍機「トランペッター」との共同作戦中にその姿を見せた。
CGP-CC-003-P“ボーイ・ジャック・ゼロ”
パーソナルデータ |
搭乗者 |
開条・セサミ |
製造 |
開条エンタープライズ |
形態 |
クロムキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
45t |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:B 空:B 水:B |
搭載兵装 |
腕部 |
レーザーブレード |
胸部 |
コアブラスター |
支援システム |
『ジュークボックス』 |
イラスト |
https://tw6.jp/gallery/?id=128001 |
カプセライザー計画3号機にして、正式量産機。
ドン・キホーテC3やブロウ・ウルフで得られた戦闘データを元に、全領域対応型として開発された。
主な固定武装は、腕部のレーザーブレードと胸部のコアブラスター。
新世界学園支部には技術検証用のプロトタイプが配備されており、こちらは学園内でのコネで各コネクタ部に
Harmonia Companyの武装コンバーター『Fusion』を、ベースOSに同じくHarmonia Companyの『Cradle』を搭載している。
CGP-SR-001“クラージュ・リオン”
パーソナルデータ |
搭乗者 |
開条・セサミ |
製造 |
開条エンタープライズ |
形態 |
クロムキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
70t |
動力 |
エネルギーインゴット |
環境適応 |
陸:A 空:C 水:B |
搭載兵装 |
腕部 |
レーザークロー |
胸部 |
コアブラスター |
脚部 |
ミサイルコンテナ |
支援システム |
『ジュークボックス』 |
イラスト |
https://tw6.jp/gallery/?id=141437 |
カプセライザー計画4号機にして、スーパーロボットタイプの1号機。
カプセライザーGPXの戦闘データを元に、量産化を前提として開発された。
最大の特徴はライオン型の高機動形態に変形できることであり、戦場で瞬時に変形を行うことでより多角的な戦闘行動を可能とする。
また、肩部・背部・脚部にキャバリア用の兵装を装備可能なハードポイントが搭載されており、装備のカスタマイズも可能。
開条・セサミの使用機体には、牽制用のミサイルコンテナが装備されている。
主な固定武装は、四肢のレーザークローと胸部のコアブラスター。
開条・セサミ
パーソナルデータ |
名前 |
開条・セサミ |
性別 |
男性 |
種族 |
ロボットヘッド |
生年月日 |
2006年5月5日(提出書類上) |
年齢 |
15歳(2021年5月31日時点) |
身長 |
112.5cm(9月30日時点) |
体重 |
80kg |
識別コード |
『カプセライザー』 |
『カプセライザーGenericProject』という計画の根幹を成す制御ユニット。
本来は外部に公開する予定ではなかったが、制御ユニットのAIが近年確認されている『猟兵』と呼ばれる存在と酷似した現象を発生させた為、急遽新世界学園に学生として編入することとなった。
丸いカプセル状のボディ内に変形するロボの頭部を格納している。
なお、ロボットヘッドとしてのボディは充電式のバッテリーにより動いている。
個人としてのパーソナリティ
妙な敬語が入り交じる、お調子者でハイテンションな性格をしている。
これは、親近感がわくような性格の方が、他学生との交流を深めデータ蓄積に役立つのではないかというAI担当チームの判断らしい。
Humanoid Model
本来の計画から外れたものではあるが、より学生達との交流や非常時の有人機操縦用に調整されたヒューマノイドタイプのボディも用意されている。
なお、調整担当の趣味意向により、中性的な容姿のボディとなっている。
交友関係
最終更新:2021年07月20日 22:32