MISORA



――音こそ力。


ミソラ

企業概要


 総合電子機器メーカー。
 社名は元・作曲家である現社長『ミソラ・トラヴィアータ』が由来。

 シンセサイザー、ミキサー、電子ピアノ、スピーカー、マイク等、多岐に渡る電子機器を開発・製造しており、音楽業界においては高い技術力を誇る。

 ――とは表向きの姿であり、サイキックキャバリア“シルフィード”の支援用ガジェット『音響兵器』の開発・製造も行なっている。
 音楽業界での知名度・評価は高いものの、キャバリア製造への参入は未だ間もない。そのため、MISORAの製造する『音響兵器』は他キャバリアとの互換性が低く、成功例は現時点で皆無。
 尤も、現社長が抱く「音楽至上主義(音楽こそが世界を救う)」が強固であり、他企業との協力が消極的かつ限定的であるため、他キャバリアが『音響兵器』を扱うことは極めて稀である。それと同時に、キャバリア製造・開発に関しては他企業からかなり遅れを取っていることは否めない。

 ただし、私立新世界学園においては電子ピアノ、放送設備等の電子機器を寄付するなど、最低限の協力を行なっている。

+ MISORA音楽教室
 歌手・俳優・声優など、夢溢れる若者たちが集う音楽教室。
 クロムキャバリア世界の中でも屈指の実績を持つ講師が集い、次世代の若者たちへ『音の力』をレクチャーし、専門的な技術を学ばせる教室である。

 実際は、アレッサ・トラヴィアータが“失敗”した場合のバックアップを作るための養成所である。
 万が一、アレッサ・トラヴィアータが死亡・ないし契約破棄された場合、声紋チップを摘出され、MISORA音楽教室の中で最も優秀な成績を収める生徒が肉体改造を施されることになる。
 このMISORA音楽教室に通う少年少女たちは、アレッサ・トラヴィアータの代替品である。


音響兵器

 MISORAの扱う『音響兵器』は社外秘のものが多く含まれ、それは操縦者であるアレッサ・トラヴィアータですら全兵器を把握できていない。
 現状、判明している兵器は以下の通りである。

MSR-000 ファイアードレイク
 燃え上がる炎のキャバリア用剣。
 平常時は黒く巨大な剣。本気を出せば刀身に炎を宿し、振るえばたちまち、辺りは火の海となる。

MSR-001 カメリアスクリーム
 白椿をかたどった、キャバリア用スピーカー。
 平常時は蕾、戦闘時には蕾が開き、蕊部分に備わったスピーカーが操縦者の歌声を拾い、増幅して響かせる。

型番ルール

 MSR-(数字)
 アルファベットはミソラの略。


 設定管理:蛾

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最終更新:2021年05月27日 16:38