アイリス・レーヴァテイン



アイリス・レーヴァテイン


はい。アイリスは、アイリスです。


概要

パーソナルデータ
名前 アイリス・レーヴァテイン
性別 女性
種族 フラスコチャイルド
生年月日 xxxx年 5月5日(2020.9.28時点で満10歳)
出身 不明
身長 121.2cm(2020.9.28時点)
体重 19kg(2020.9.28時点)
コールサイン 厄災の白雪姫(ディザスター・スノーホワイト)
学園内で一番 情報処理能力に長ける






時空間異常と共に出現した正体不明のキャバリア、Lægjarnのコクピットから発見された少女。
回収に当たった“AAA”Crporationが後見人となり、研究対象となりつつ成長した。
感情の起伏に乏しいが、無いわけではなく、かつての起動実験事故に於いても、アイリスのメンタルパターンに異常が発生後Lægjarnが暴走したため、何らかの因果関係があるのではないかと推察されている。

+ 感情と暴走との因果関係
起動実験事故当時のメンタルパターン解析の結果、『悲嘆』に該当する感情が励起されていた事が確認されている


肉体の組成は普通の人間と大差はないが、環境の変化に著しく弱く、環境維持装置を備えた衣服を常に着用している。
また、大脳の一部に特異な発達が見られ、アンサーヒューマンの可能性有り
消化器官に常人と比べて脆弱性が見受けられ、固形物が食べられないという程ではないが、推奨はされず、専用のカロリーチューブを常食とする。
+ AAA-108 "Augusta"XP・Food
アイリス専用として作成されたカロリーチューブ。大豆たんぱく質を主成分とし、ブドウ糖や各種ビタミンとミネラルと植物油を混合、ペースト化したもの。一般販売に向け企画会議にかけられた結果、「いや絶対売れないでしょ不味いし」「味付けする等、味の改善を」「そこまでする必要ある? 普通のカロリーバーで良いでしょ」といった経緯で却下されている。現在、1ラインで製造中。

+ 追記事項
猟兵との接触により、アイリスの種族は異世界"アポカリプスヘル"に見られるフラスコチャイルドと判明。出身、及びLægjarnの製造元も同世界の可能性大


U-XXX Lægjarn

機体概要


パーソナルデータ
搭乗者 アイリス・レーヴァテイン
製造 不明(U-000 Lægjarn)
形態 サイキックキャバリア
全高 5m
重量 12.8t(外殻装甲込み)/7.8t(外殻装甲パージ後)
動力 不明(U-000 Lægjarn)
環境適性 陸:A(C) 空:B(A) 水:B(B) 宇宙:B(S) ()内は変形後


搭載兵装
腕部 U-001 "Lævateinn"
背部 U-003 "Sleipnir"
肩部 AAA-411 "Adeline"XP・Radar
腰部 U-003 "Sleipnir"
脚部 U-003 "Sleipnir"
外殻装甲 AAA-008 "Anna"XP・Armor

見るが良い閉ざす者。
来たれや我が秘匣。汝の求めを今叶えん。
其は狡猾なる厄災の匣。Lægjarn!




時空間異常と共に出現した正体不明のキャバリア。
分類以外全てが不明のブラックボックス。
その分類もキャバリアとしての定義に落とし込んだものの為、実際は何もかも不明。
機体名称も、起動時にモニターに表示される文字をそのまま付けたもの。

機体を管理、整備しているのは“AAA”Crporationだが、製造元ではない為、仮の機体コードが割り振られている。
規格は他のキャバリアと同じであるため、装備は可能だが、火器管制システムが適合しなかった為、機体側からの射撃管制能力はほぼ皆無。

召喚、転移時には光を一切吸収しない謎の靄を纏い曳いて顕れる。

+ 解析結果
長年に渡る解析の末、この靄が何かを焼却した後の灰である事が判明した。
漆黒である理由は、靄の粒子が光を全て吸収し反射していないことで、炭素は一切含まれておらず、凄まじい高温で燃やされた結果、ガラス化した粒子の構造が光を内部に閉じ込める形になったものと思われる。
硬度はダイヤモンド並み、展性は皆無。剛性は解析部の資材では測定不能であった。
また、解析が難航した理由の一つに、およそ40秒でこの粒子は再び消失してしまうことが挙げられる。


かつての起動実験の際、制御を喪失し暴走。
半径5㎞を"蒸発"させる惨事を引き起こす。
実験区画であったため、被害は最小限に抑えられたが、実際に戦場に投入された場合、敵味方の区別無く甚大な被害を与えると予想され、外部装甲兼制御装置を装着する事で解決された。
緊急時には追加された外殻装甲に備えられた固定機構及び、パイロットへの鎮静剤の強制投与による緊急停止措置が行われる。
運用開始後、暴走の傾向は見られていないが、外殻装甲に備えたモジュールでの戦域管理を主任務とし、後方配置を徹底する。

+ 事故報告書抜粋
暴走後のコアと見られる箇所の解析の結果、アイリスが"喪失"したと思われる『悲嘆』に分類されるメンタルパターンが検出されるようになった。

機体本来のシルエットは細身の高機動型の機体を思わせるが、前述の外殻装甲の増設によりマッシブな印象を与えるシルエットとなっている。
なお、この外殻装甲は爆砕ボルトによって固定されているため、任意にパージして本来の姿に戻る事も可能。
ただし、その場合暴走時の抑止力が喪失するため、緊急時かつ“AAA”Crporationの上層部の認可を必要とする(緊急時に於いて上層部への許可を得るのは不可能と判断)現図書委員長薄氷(うすらい)・ジゼルの承認を要する。
戦闘による外殻装甲の破損、脱落の際に於いてはこの限りではない。
外殻装甲の重量は5tにも及ぶが、フレーム一体型の大型スラスター、U-003 "Sleipnir"の出力によって問題なく行動が可能。

U-001 Lævateinnを始め、予期せぬ暴走、又は搭乗者の意思により新たな機能が拡張される事が本機の特徴として挙げられる。
先のシャドーランド事変に於いて、搭乗者が昏倒時、未だ本機に備わっていない機能を有した同型機と交戦したとの証言があった。
同一の機能が発現するかは不明ではあるが、今後も装備、機能については観察の余地があるだろう。


+ メインコンピューター解析結果
ж BlackBoxж
+ 最終秘匿コード認証
ж Irisж
+ メタフィールド
+ ...
+ ...
+ ...
先史文明期 概念たる『神』を殺したとされる神器をコアとし、願望機としてLævateinnが完成。
      コアに使用された神器の影響か、『概念』への干渉さえ可能となった兵器群が創造される。
      ただし、大元が神器である以上、創造には相応の犠牲も必要だった。
      その存在を回り戦争が勃発。所有者の一人が『空間』へ干渉する兵器を創造、使用したことで世界が崩壊を開始。
      崩壊を食い止めるため、Lævateinnを封じる『厄災』を破壊する兵器として、一人の少女を犠牲にLægjarnが創造され、封印に成功。
      しかし、一度崩壊した空間が元に戻ることはなく、そのまま世界ごと崩壊してしまった。

C.E.    Lægjarnは世界の崩壊に巻き込まれるも、空間への干渉を弾きそのまま他の世界へ転移。
      多くの厄災の根源は、人の悪感情から生じることから、Lægjarnはそれらを事前に吸収、Lævateinnの封印の強化に当てていた。
      その余剰エネルギーに目をつけた発掘者によって、サイキックキャバリア『■■■■■』の動力ユニットとして組み込まれる。
      効率的に稼働させるため、Lægjarnと波長の合う少女が人工的に作成され、『鍵』となる。
      外宇宙からの侵略者に対抗するため、惑星全土の悪感情を吸い上げたLægjarnはその本来の能力を開放、Lævateinnの疑似制御によって
      『存在』を破壊する兵器を創造し敵母星戦艦を漆黒の靄と化す。
      しかし、母星の破滅は回避できず守護には失敗。また鍵の少女及び『■■■■■』共に、突入時に深刻なダメージを受ける。
      コアユニットに併設された『破壊』を破壊する兵器、至高焔去天(ギムレー)の次元回帰機能ににより時間回帰を実行。
      並行して生命反応を検出した世界へと転移を実行した。

新世界学園 時空間異常と共に出現


U-000 Lægjarn

概要


製造 不明
分類 不明
動力 不明

Lægjarnのコア、動力炉であろうと推察されるパーツ。
コックピットの背面部に存在し、搭乗したアイリスとハードポイントを介して接続される。

+ 追記
起動実験及び、実戦での運用情報を解析した結果、過酷な戦場であるほど活性化していた事が判明した。
+ ...
+ ...
+ ...
+ ...



U-001 Lævateinn

概要


製造 不明
分類 大剣(暫定)
動力 不明


かつての起動実験の際、暴走したLægjarnが虚空から召喚した大剣。
一見、棒のように見えながら、先端へ向けて僅かずつ細くなっていく刃を持ち、鍔に9本の鎖が巻かれている。
この大剣が召喚された後に実験区画が蒸発した為、この大剣の能力に依るものではないかと推察されている。
+ U-001 Lævateinnについて解析班の考察
現状では特筆した性能を見せていないが、起動実験時のデータを照査した結果、『蒸発』したとされる実験区画に隣接する区画では気温の上昇等、エネルギーが発生したという記録は無かった。
この事から、単純な温度操作能力ではない可能性が高く、再度能力が発動した際には注視すべきである。
+ 追記
過日実行されたアム二工業帝国への武力介入の際、外殻装甲大破の為Lægjarnが解放された。暴走とみられる兆候は無く、U-001 Lævateinnの発動を確認、当時の情報を解析した結果、この兵装の能力は、収束、恐らくは拡散までを含めた熱量操作である可能性が高まった。

U-002 Huginn&Muninn

概要


製造 不明
分類 疑似電子精霊
動力 不明

起動実験後、Lægjarnに搭載されていることが発覚した疑似電子精霊。
コンソール上ではデフォルメ化された二羽の鴉の姿を取り、疑似実体化した際には二羽の大鴉となる。
解析の結果、情報収集に特化された疑似電子精霊であると判断され、暴走の危険性はあるが貴重なキャバリアであるLægjarnを戦場で運用する為、この疑似電子精霊を用いた情報収集による後方支援機として、Lægjarnに外殻装甲を増設し改修する案が採択された。
+ U-002 Huginn&Muninnについて解析班の考察
情報収集に特化された疑似電子精霊を搭載しながら、Lægjarnには外部情報を収集するためのレーダー等が搭載されておらず、この事が何を意味するのかは依然として不明。
仮説ではあるが、レーダー等、機械的な発受信機能以外での索敵がこの機体の本領ではないだろうか。


U-003 Sleipnir

概要


製造 不明
分類 大型スラスター
動力 不明

Lægjarnの背部、腰部、脚部に備えられた八基の大型スラスター。
U-001 Lævateinn、U-002 Huginn&Muninnに続いたナンバリングである。
これは以前から外観として大きな特徴を備えていたが、この大型スラスターを使用した巡航形態が存在する事が判明したためである。
殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)の存在するこの世界の出身ではない為か、変形し機動すれば確実に撃墜対象となると判断される。
その出力は膨大であり、5t近い外殻装甲を増設しても、Lægjarnの機動性には大きな影響はないものと思われる
+ U-003 Sleipnirについて解析班の考察
前述した膨大な出力、だが、恐らくこの大型スラスターの本来の用途は単独での大気圏外への進出の為と思われる。
超音波シーケンサ、磁気シーケンサによる解析結果では、宇宙空間での活動の為と思われる機構がいくつも見受けられることが、この論の補強となっている


U-004 Gimlé

概要


製造 不明
分類 コックピットユニット
動力 不明(U-000 Lægjarn)

Lægjarnのコアらしき部品の前に位置するコックピットユニット。
しかし、そのサイズは小柄なアイリスが搭乗する事を差し引いても小さく、アイリスが成長する事を考えれば非効率な形状である。
……と、思われていたが、アイリスの証言によると、内部空間は外部から観測されるそれとは異なり、かなり広々としたスペースである事が発覚した。
解析の結果、このコックピットユニットは起動時に位相空間を展開し、その内部にアイリスを騎乗させる仕組みとなっており、また、過剰なまでに耐熱性が高められている事が発覚。
加えて、空間だけでなく、時間にも影響する機構が搭載されていることが、過日のアムニ帝国戦以降発見された機能により発覚。
ナンバリングの後、監視下に置かれる事となった。


AAA-008 "Anna"XP・Armor

概要


製造 Anti Aris Arts Corporation
分類 EPフルアーマー
動力 不明(U-000 Lægjarn)


AAACorporationが開発した、『停滞』を司る“Anna”シリーズ……の失敗作。だった。
装甲の表面に『停滞』力場を発生させ、あらゆるエネルギーを停滞させることで、高い防御性能を誇ると考えられたが、その為のエネルギー消費量が尋常ではなく、キャバリア1機でのエネルギー量では、短時間に極小面積の力場しか発生させられないことが発覚したため、お蔵入りになっていた。
が、Lægjarnの無尽蔵とも言える出力に目を付けた、AAACorporation開発班が改修、緊急時Lægjarnの『枷』として、内側へも力場を展開可能とすることで予算を捥ぎ取り実用化に漕ぎ付けた。
……しかし、相変わらずエネルギー消費量の問題は解決していない為、いくつかの予備はあるものの、実質ワンオフ装備のまま。
また、Lægjarnの性質上破損の可能性が最も高い装備であるため、少しでもパーツを回収できるように、固定は爆砕ボルトで行われた。


AAA-411 "Adeline"XP・Radar

概要


製造 Anti Aris Arts Corporation
分類 EPレーダーユニット
動力 不明(U-000 Lægjarn)

AAACorporationが開発した、『探知』を司る "Adeline"シリーズの試作装備。
Lægjarnに搭載されていることが発覚した、疑似電子精霊Huginn&Muninnの補佐の為、開発された装備。
高出力のレーダー波、音響探知、生命反応捜査といった、『探知』に携わる能力を一纏めにし、完成した装備。
……だが、肝心の得た情報を処理する能力は持たされていない為、仮に一般販売する事になったとしても、それらの情報を処理できるだけの能力を持った機体でなければ、大量に押し寄せる戦場の情報を処理しきれずフリーズしてしまう欠陥品でもある。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年08月23日 19:26