企業概要
企業名 |
葉牡丹工務店 |
読み |
はぼたんこうむてん |
略称 |
葉牡丹、ハボ等 |
主な商品 |
HBO BXS001 光学式銃剣“葉牡丹” |
企業規模 |
小 |
代表取締役 |
縁・緑(えにしろ・みどり/男/69) |
昔ながらの職人たちで構成される小さな工務店。
基本的には典型的下請け企業であり、
他企業が使用する精緻な調整が必要なパーツを生産しているが、
時折空いた時間で独特の武装を製作したりする。
量産を全く考えていないワンオフ装備を趣味で作る為、質は高いが値段も高い。
しかし頼まれたわけでもないので買い手がつくとは限らない、という事で、
大体委員会連合に押し付けるようにして卸される。
代表機体
HBO CB001 “黒睡蓮”
機体データ |
製造 |
葉牡丹工務店 |
形態 |
クロムキャバリア |
全高 |
5m |
重量 |
4.3t |
動力 |
キャバリアエンジン/エネルギーインゴット |
葉牡丹工務店の職人たちが、その技術の粋を集めて頼まれても居ないのに作り上げた高性能キャバリア。
鎧武者を思わせる形状の肩部パーツは飛行翼であり、近接戦に置いて自由な挙動を約束する(長距離・高速飛行用ではない)。
黒一色に染め上げられたフレーム一体型の機体であり、キャバリア最大の特徴であるオーバー・アンダーフレーム構造を鼻で笑って切り捨てている。
最大の特徴は全身に配備された超小型ブースター「HBO EP005 “金木犀”」。
機体が有する推進エネルギーの方向を、強制的に変化させる機構であり、ざっくりいうと「最高速度のまま前後左右上下任意の方向に瞬時に移動できる」というモノ。
その際、パイロットへかかるGや機体への負荷を軽減すべく、フレーム内部に特殊な液体型衝撃吸収材――「HBO EP007 “黒秋桜”」が仕込まれている。
フレーム間から衝撃を機体の外に吐き出すことで、ダメージを抑えつつ更に速度を上げる効果を持ち、副作用として黒い光の粒子が一定時間その場に残留――機体の残像が出現する追加機能がある。
端的に言えば、「超高速で動き回る上にどんな機動をするか一切予測できない対エースパイロット戦用のキャバリア」である。
一方、装備に関しては
特に何も考えていなかった為、通常メーカーのものを採用している。
OS面に関しても葉牡丹工務店の職人は門外漢である為、とりあえず
Harmonia Companyのものが突っ込まれている。
唯一の固定武装は、職人間でコネがあるのか、
鉄に打って貰った日本刀型の実体剣“砦落し”。
なおロールアウト直後に、
たまたま近くを通りかかった、訓練用に使える機体を探していた
美聖・らふるにテストパイロットを務めてもらった結果、
「“金木犀”が作動した瞬間にコントロールを失い地面に激突」という結果を残している。
「独自の挙動をするキャバリアを作ろう」とした結果、操作性がピーキー過ぎて、エースパイロットでなければそもそもまともに扱うことすら出来ない機体に仕上がってしまったのだった。
現在は葉牡丹工務店の倉庫に眠っており、絶賛パイロット募集中の張り紙が食堂などに貼ってあるが、今の所希望者は居ない。
代表装備(サンプル)
HBO BXS001 光学式銃剣“葉牡丹”
柄そのものに独自の動力源を積み込んだ光学兵器。出力を上げるとビーム砲として、絞るとビームサーベルとして使用できる。
HBO EP-F002 自在飛行翼“花牡丹”
反重力を発生させることで飛行を行う肩部接続の翼。
ブースターとの組み合わせでかなり自由に推進力を得ることが出来る。
テストパイロットからの評判は非常に良かったのだが、量産を考えていなかった為、現在は倉庫に眠っている。
HBO EP-F003 無重力式浮遊機構“蒲公英”
無重力フィールドを展開することで地上用キャバリアに対空能力を与える外付けパーツ。ただしこれ単品では「浮遊」出来るだけで、移動には別途ブースターが必要。
型番ルール
装備定形:① ② ③“④”
①社名(HBO)
②兵器識別子(公式設定)
③設計番号(任意の番号でOK))
④漢字の花の名前
設定管理:甘党
最終更新:2020年12月06日 00:14