概要
神酒島重工業とは
【鉄工房 神酒島】という小さな町工場から発展した企業。
『命を、つなぐ』を企業スローガンとして掲げ、
一貫して「搭乗者を生還させる」事を目的とする装備の開発を行っている。
その為、各兵装の主用途は撤退補助に寄りがちで、攻撃能力に欠ける点も見受けられる。
一部パイロットは運用法を転じ、攻撃に利用する事で大きな戦果を挙げているという。
装備定形
神酒島重工業(MHI)
読み-みきしまじゅうこうぎょう(Mikishima Heavy Industries)
装備定形:①②-③-④ ⑤“⑥”
①社名…「M」
②兵器識別子…公式設定準拠
③設計番号…通し番号
④型式…同系装備のどのバージョンか。いろは順表記
⑤兵器名称…兵装の概要を日本語で表記したもの
⑥兵器愛称…日用品等、既存の道具の名称を用いることがほとんど
代表装備
MEP-059-イ エネルギー炸薬式衝撃波放射装置“扇”
強力な衝撃波の放射装置を内蔵した強化装甲。
装備部位への物体接触に自動で反応するよう設定する事も可能。
経験の少ない新兵のショートレンジでの戦闘を補助することを目的としている。
被弾時にカウンター気味に衝撃波を浴びせ、敵機の体勢を崩すことで生存率を引き上げようという、企業精神を体現した商品である。
発生させる衝撃波の威力はある程度調整が可能。
限界まで威力を高めればキャバリアの装甲を損壊せしめるほど強力なものとなるが、
それを放つ側のフレームがどうなるかは言わずもがなである。
MXS-071-ロ 電磁網広域展開装置“投網”
巨大な電磁ネットを発射する装置。
接触した対象へ強力な電流を流すと同時に四肢を絡めとり、行動を阻害する。
撤退支援を目的とする為、機体背部への装備を推奨している。
キャバリアのみならず、ヘリキャリア等の貨物機においても運用が可能。
MS-101-ハ 熱煙発煙弾発射機“蚊取線香”
発煙弾頭を発射する装置。シンプルゆえに扱いやすく、ヒット商品としてよく名が挙がる。
熱を強烈に吸収する粒子を核として形成される煙幕と、空気中の酸素と反応し熱を生じる結晶を同時に放出することで
目視での視認と併せ熱源センサーによる探知をも阻害する一石二鳥の装備となっている。
本弾頭に搭載された粒子は、一般的な発煙弾に利用されるものよりも一層細かく、
機密性の低いキャバリアではコクピット内部にも熱を伴う煙が侵入しかねない。
そうなった場合、キャバリアの熱源センサーにも影響をもたらすほどの熱を伴った煙に巻かれ、
パイロットは文字通り「燻され」てしまう。
MS-302-イ エーテル煙弾発射機“スパンコール”
エーテルと呼ばれる魔力結晶の塵を込めた弾頭を発射する装置。
着弾地点に”エーテル雲”と呼ばれるオーロラめいた魔力場を発生させ、
その地点に到達した魔力由来の現象を散乱、消失させる。
エーテル雲は前述のとおり、オーロラのように輝きを放ち続けるため非常に美しい。
遠方からでも視認が容易なそれは、僚機への現在位置通達にも一役買う。が、敵機から見てもそれは同様である。
設定管理:シーリン
最終更新:2020年11月01日 23:36