KMZ-1001 フーガ
機体概要
【製造】 - 不明(カザマツリ?)
【搭乗者】 - 風祭・ヒュウガ
【形態】 - オブリビオンマシン
【全高】 - 5m
【重量】 - 15.1t
【動力】 - ユーベルコード・フォトン・リアクター
【武装】
フォトン・エクストラクター
???
???
2年前、オブリビオン襲撃に際する時空間異常の際、どこからか転移してきたオブリビオンマシン。
風祭・ヒュウガをコックピットに乗せた状態で発見されるも、本人は一切の記憶を失っていたため詳細は断片的に解析された機体データからしか判明していない。
突貫・肉弾戦による白兵戦に特化したオブリビオンマシン。
厳密には元はキャバリアではなく、「新世界学園の出資企業より技術的に劣る施設で、人型起動兵器としての完成を目指して作られた機体」と推測される。
そのため、「この未熟な構造ではこの機構は本来の想定通り動かせないのではないか」と思われる個所がいくつか存在しており、オブリビオン化によってそういった諸々の欠点を克服し稼働に至っている。
オブリビオン化が偶発的なものなのか、そういった未完成部分を補うために意図的に試みられた結果なのかは不明。
OSやコックピット内部に存在するロゴから読み取られた「カザマツリ」なる企業は学園島のデータベースには存在せず、
そのことも学園島関連企業の通信網が近くしていない外部の企業、または全く未知の外世界で製造されたものという事実を裏付けている。
機動・操縦には生体認証が必要で、発見時より登録されていた風祭・ヒュウガ以外には起動も操縦も一切不可能である。
登録を変更・解除する試みもなされたが、認証プログラム含むOS本体の基幹プログラムへは登録者本人であるヒュウガを含めいかなるアクセスも受け付けず断念されている。
「フォトン・リアクター」と呼称される動力炉によって稼働しており、操縦者から供給されるエネルギーを促進・増幅させることにより、機体動力として利用するシステムのようだ。
この「フォトン」と称されるエネルギーはどうやらユーベルコードのことを指していると思われ、目指す所は我々の世界におけるクロムキャバリアと同じ系統のシステムであったことがうかがえる。
概念を共通化しわかりやすくする目的で、解析を担当した
四方山商会により「ユーベルコード・フォトン・リアクター」が正式名称とされた。
フォトンは物理的な力場としても機能し、フーガの攻撃や防御を補助する。
機動中はフーガの各所でフォトンによる発光が見られるほか、軽微な衝撃を緩和しダメージを抑える。
自己修復機構を備えており、機体の欠損を生物が怪我を直すように時間の経過により修復してしまう。
半面、「どのような改修を加えても、設定された初期状態へと修復により戻ってしまう」という欠点を抱えており、機体そのものへの内蔵火器などの追加や装甲・ブースターの増設や改修が実質的に不可能である。
この「初期状態」の変更も、上記の認証プログラムの設定変更と同様に現時点では不可能であると結論されている。
この「バイオニウム・カーボン」と名付けられた自己修復する装甲材はサンプルの採取に成功しており、技術的な解析や他製品への転用が進められている。
OSやナビゲーションからいくつかの内蔵武装が存在することが確認はされているものの、殆どがロックされているため詳細は不明。
フォトン・エクストラクター
概要
【製造】 - 不明(カザマツリ?)
【分類】 - 格闘武器
【動力】 - UCフォトン・リアクター
フーガの各部に備えられた、フォトンを攻撃・防御に転用するための機構。
打撃の際にフォトンが拳や脚を覆うことで威力の上昇・機体への反動ダメージを抑えるほか、
出力を上昇させることで拳を撃ち付けた相手に大量のフォトンを炸裂させることができる。
万全な状態でフル出力の打撃を加えた場合、一般的なキャバリアの装甲版を数枚まとめて貫通するほどの威力を見せる。
この必殺の一撃はヒュウガ曰く「超スーパーダイナミックパンチ」「ファイナルブレイク」などと呼ばれる。だいたいその日の気分で変わる。
風祭・ヒュウガ
概要
【所属】 - 私立新世界学園 美化委員会
【生年月日】 - xxxx年 5月22日(2020.9.28時点で満16歳)
【身長】 - 169.3cm(2020.9.28時点)
【体重】 - 61kg(2020.9.28時点)
2年前、KMZ-1001"フーガ"と共に発見された少年。
楽観的で直情的、発見前の記憶は失っているが本人はどこ吹く風である。
義を重んじるタイプであり、自分を保護してくれた私立新世界学園・四方山商会には恩義を感じている。大人しく学園勢力に所属しているのもそのため。
自分の名前も覚えていなかったが、フーガの製造元であるらしき「カザマツリ・コンツェルン」より姓を、
フーガ起動時に浮かび上がる「Welcome Hyuga」という言葉からこれが名だろうとヒュウガという名を名乗っている。
機械構造やプログラミングについてはそれほど詳しいわけではないが、感覚としてフーガの操縦方法は最初から身に着けていた。
また、捜査系統こそ違うものの量産型のキャバリアも操縦の仕方を教わるとすぐに適応し動
最終更新:2020年10月10日 01:13