ラバーソール

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ラバーソール - (2018/12/23 (日) 10:04:47) の編集履歴(バックアップ)


「これが俺の本体のハンサム顔だ!」


「とどめ刺しに来たぜ承太郎先輩ッ!」

ジョジョの奇妙な冒険第3部のDIO刺客の1人
漫画では名前が出ず、ラバーソールという名前は後からつけられたものである。
ものによっては表記が「ラバーソル」となっているものもあるが、基本的には前者に統一されている。
また、名前が設定されていなかったため、作中のセリフから「ハンサム顔」と呼ばれる事もある。
元ネタはイギリスのバンド「The Beatles」のアルバム『Rubber Soul』から。
なおバンドメンも愛用するゴム底の靴の方は「Rubber Sole」(タップダンサー歌舞伎等の例外を除き、音楽業界にとって「足音=騒音」なため)。

DIOに金で雇われたスタンド使いの殺し屋の一人で、金で動いていたためDIOへの忠誠心があったわけではない。
本人曰く、暗殺の成功報酬は1億ドルと莫大で、簡単な殺しでそれを受け取れる自分は「マイクタイソン以上のラッキー」との事。

+ スタンド:イエローテンパランス(黄の節制)
破壊力 - D スピード - C 射程距離 - E
持続力 - A 精密動作性 - E 成長性 - D
スタンドは、生物の肉を消化・吸収して大きくなるスライム状の一体化型スタンド「イエローテンパランス(黄の節制)」。
一体化型であるため一般人にも視認可能で、これを身に纏い花京院に変装してジョースター一行に潜入した。
にも関わらずスリに豪快にバックブリーカーをかましたり、木に止まっていたカブトムシを食べたりと
奇妙な言動を繰り返したために、いともたやすく偽者だと看過された。化ける気が無いのになぜ変装などしたのかは、本人以外に知る由も無い。
まあ、スタンドの特性上直接殴ってもらったほうが相手に与えるダメージが大きいから、
あえて承太郎を相手にしたりニセモノだと分かる行為を繰り返していたと言えなくもない…?
もしかしたら承太郎を一人にするための策だったのかもしれない(少女が一人同行していたが一般人)。

全身真っ黄色なのでなんか安っぽいのが特徴だが、能力自体は意外に強力。
スタンドはにも強い上に、その柔軟性と弾性でパワーを散らして吸収してしまうため、
スタープラチナのオラオラですらも中のラバーソールには全然通用しない。
さらに、スタンドの肉片が生物にくっつくとその生物を喰らい尽くすまで離れない性質があり(スタンド攻撃なので当然触れたスタンドもダメージを受ける)、
うかつに触る事が出来ない事はもちろん、熱されると弾けて広がり、冷やされるとスパイク状に尖ってますます食い込む。
この「攻撃する防御壁」といった性質から、スタンドを全身に纏う事で非常に高い防御力を発揮する。
また、やや特殊な使い方としてはまとった肉を変形させる事で擬態する事も可能で、この能力を応用したのが上述の花京院への変装である
(他に豊満な中年女性に化けた事も)。

本人は「弱点は無い!」と自負しており、承太郎も「無敵かもしれない」という発言をしている。
ただし、それはあくまでも「イエローテンパランスに対してどんな攻撃も通じない」という意味での「無敵」である。
実質的なスタンドの能力としては、瞬間的な火力に乏しく、人間など、ある程度大きな生物を消化しようとするとどうしても時間が掛かってしまい、
相手に反撃する余裕を与えてしまう事や、それを補うためにスタンドの大部分を攻撃に回すと、逆に本体のガードが薄くなる等、
絶対的な防御力を持つ反面、攻撃面に少なからず隙がある。

本編では、承太郎に水中に引き込まれ、呼吸のためスタンドのガードを解いた瞬間に本体を攻撃され、鼻を折られてあっさりと戦意喪失。
「はひィ~~はひィ~~や…やめちくれェ~~っ」
「もう戦えない……もう殴るのはやめてくれーっ もう再起不能だよォ~~~~」
「鼻(ハガ)の骨(フニ)が折れちまったァ 歯も何本かブッ飛んだよォ…… 
 下アゴの骨も針金でつながなくちゃあならねーよ きっとォ…はひィ~はひィ~」
味方の情報をベラベラ話したり、1億ドルのために不意打ちをかまして
『ザリガニも喰ってパワーアップッ!ブヂュブヂュルつぶして引きずりこみジャムにしてくれるぜェ―――ッ』
『たった数分の戦いでそれだけかせげるなんてよ マイク・タイソン以上におれって幸運だと思わんかい~~~!?このタマナシヘナチンがァーーっ』
と言った数コマ後であっさり返り討ちにあい、その後も懲りずに必死の言い訳。
「ハハッ じょ… じょうだん! じょうだんだってばさあ承太郎さんッ! ハハハハハ」
「ちょ…ちょっとしたチャメッ気だよォ~~ん! たわいのないイタズラさぁ!やだなぁ!もう~!本気にした?」
「ま…まさか…もうこれ以上殴ったりしないよね…………? 重症患者だよ 鼻も折れてるしアゴ骨も針金でつながなくちゃあ」
「ハハハハハ ハハハハハ」
そのあまりの小悪党ぶりに承太郎も「とても哀れすぎて何も言えねえ」と呆れる始末。
最後に定番のオラオラを喰らい、リタイアの運びとなった。

「ドベェーッ」



全体としてはただのザコキャラだったが妙に名台詞が多い事で有名。
というかほぼ全ての台詞で下ネタをぶちまけている。

「ヘドぶち吐きなッ!このこえだめで生まれたゴキブリのチンボコ野郎のくせに
    おれのサイフを!そのシリの穴フイた指でぎろうなんてよぉ~~~っ!!
    こいつはメチャゆるさんよなあああああ」


余談だが、彼が登場した回の冒頭でジョセフが念聴したメッセージ(有名な「貴様見ているな!」のシーン)
「我々の中に裏切り者がいる 花京院に気をつけろ DIOの手下だ」という文章。
これはDIOの考えをテレビを通して聞いたものだが、実際にはただ花京院に成り済ましていただけであって、裏切り者などいなかった。
また、このとき本物の花京院がどこにいたのかさえ誰も知らない。
この点はTVアニメで補完シーンが挿入されるに至り、ホテルのジョセフの客室に本物の花京院が来て「承太郎に置いてかれたので居残っていた」と弁明。
一瞬偽物か疑われるが、学ランで日光浴を行っていたためあっさり疑いは晴れる。
またTVアニメ版では原作以後の後付なされておりエンドロールやアイキャッチ等でしっかりと「ラバーソール」と表記されている。


ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのラバーソール

黒歴史扱いなコブラチームのスーファミ版RPGでは、なぜかデーボの姿に化けて登場していた。

カプコンの3部格闘ゲーでは「未来への遺産」から隠しキャラとして登場。
一部の技・勝利ポーズを除き殆ど花京院の姿のままで戦う、いわゆるコンパチキャラの一種(他には『恐怖を乗り越えた花京院』というのもいる)。
ちなみに声も花京院と同じく、真殿光昭氏が担当…と思いきや、実は本体のハンサム顔の声のみ岸祐二氏である
(TVアニメ版も同様で、花京院に変装中は花京院役の平川大輔氏が演じ、本体での声は同時期のスパイディこと川田紳司氏)。

姿とモーションは花京院に似たものが多いが、原作通り承太郎よりも更に背が高く、その原作再現故にコンボを決められやすく花京院の機動力もない。
花京院のつもりで使うとただの下位互換キャラのようにも思えるが、一つ一つを見ていくととにかく守りと相手のスタンドゲージを削る事に特化しているため、
これを生かして戦うのが基本になる。
コンボ火力はお世辞にも高いとはいえないが、単発で威力がそこそこ高い技はあるため受け身不能技からの起き攻めでそれを当てていくのが基本戦術。
また、GCと投げはかなり高性能で全キャラ中でもトップクラスである。

スタンドモードが存在しないという致命的な弱点が存在するため上位キャラ相手には「これといった対策がない」などと言われるように
どの状況でも苦しい戦いを強いられてしまうため、キャラランクは決して高いとは言えず中堅止まりである。


MUGENにおけるラバーソール

+ bad darkness氏製作
  • bad darkness氏製作
MUGEN動画でよく見かけられるラバーソール。
ほぼ原作再現性能だが、bad darkness氏製作の彼には裏モードが存在する。
その名も「ちょっとだけ花京院モード」。結界のような技と真・半径20mエメラルドスプラッシュのような技が使えるようになる。
「ココナッツバックブリーカー」ぐらいしかゲージをまともに消費出来ないラバソには結構嬉しい追加要素だ。
全くの余談だが、真・半径20mエメラルドスプラッシュ発動時の「テメエにもはや何一つ為す術はない!」というセリフは、
原作格ゲーで使用されなかった没ボイスである。
参考

勝利台詞(原作で正体を現した時の台詞そのまま)の「これが俺の本体のハンサム顔だ!」にちなんで、
MUGEN動画では「ハンサム顔」のあだ名で呼ばれている。でもキモイとも言われ、「キモハンサム」と呼ばれる事も。
余談だが、ジョジョキャラのAI製作ラッシュは彼から始まった(改変自由だからと思われる)。

MUGENには完成品の花京院がいなかった(過去形)事に加え、程々の強さのAIを持つためそれなりに見せ場も多かった。
トーナメントでは先鋒・次鋒あたりを勤める事もよくあるが、最近は影DIOペットショップ等、
ジョジョ勢の高性能AIが台頭してきたため、徐々に出番を減らしつつある。
しかも、最近は完成品の花京院が登場したので…… 今後の彼の活躍を期待しよう。

あと、敗北時の彼の声は何とも形容しがたい独特なものである。
阿部さんとかマッスルパワーなどのオーバーキル技でKOするとまさに阿鼻叫喚。

isweb(infoseekのHPサービス)終了により製作者のサイトは粛清されたが、AIを製作したJ・J氏のサイトで代理公開されている。

また、TV版ボイスパッチも製作されており、同じくJ・J氏のサイトで代理公開されている。

+ 製作者不明「恐怖をのり越えたラバーソール」
  • 製作者不明「恐怖をのり越えたラバーソール」
無限ロダで公開された、bad darkness氏製ラバーソウルの改変キャラでありオリジナルと比べて性能が全体的に変化されている。
常に攻撃判定のある結界がランダムで現れるという特徴があり、3ゲージ消費の超必殺技も新規に搭載されている。
はっきり言えば「狂キャラ」である。

無限ロダ休止中に伴い、現在は入手不可。





ドゥユゥアァァンダスタンンドゥ!?



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