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- (2011/11/08 (火) 14:05:13) の編集履歴(バックアップ)








「惡いが仕事なんでね・・・」



アカツキ電光戦記』の登場人物。キャッチコピーは「兇眼のエージェント」。
中の人は響紫音氏。同ゲームの不律ラウンドコールも担当している。

設定

世界中の情報収集から暗殺まで、裏の仕事なら何でもこなす新華電脳公司のエージェント。
任務成功率100%を誇り業界に名を轟かせる凄腕で、先の大戦で失われた機密兵器を持つアカツキを探し出し、
これを奪取するため行動を開始する。

見た目は黒いスーツ姿に長髪のオールバックサングラスという裏世界のステレオタイプな姿
飄々とした風体だが、サングラスの下には見た者を即死させるという邪気眼「兇眼」を隠している。
不律などと同様大戦時には既に生きていた人間で、ムラクモにも情報屋として顔が知られていることから
かなりの高齢なのだが、見た目はそれに反して若々しいままである
これは上述の兇眼によって、他人の生気を奪って若さを保ち続けているためだとされている。

+ その正体は…(EDネタバレ注意)
上述の仕事は本人曰く「副業」であり、本業はイギリス情報局秘密情報部(MI6)に所属するエージェントである。
「塞」というのもあくまで新華電脳公司での偽名であり、本名はクロード・ダスブルモン
階級は大佐で、「8番目の許可証(殺人許可証)保持者」とも呼ばれている。
つまりはかの007ことジェームズ・ボンドの同僚で、コードネームは008ということである。すげぇ。
同じくMI6所属で殺人許可証を持っているキャラに漫画「パタリロ!」の登場人物であるバンコランがいるが、バンコランと塞は「黒いスーツ姿に長髪のオールバック」「目に特殊能力を持つ」という共通点もあったりする。
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一見すると裏世界のスタンダートタイプに見えるが、その独特なポージングやかなり変態的な動き、胡散臭い笑い方とBGM、
ウワィッ!」「ホワッチャァ!」「キェェェーエ!」「ァーチャチャチャフエァー!」というような奇声に近い個性的なシャウトを連発したりするなど、
アーイ!シャイセ!などに負けず劣らずのイロモノキャラ
まぁ、このゲームはイロモノ扱いされているヤツのほうが多いんだけどね、男女問わず。とりあえずこっちみんな。
このwikiのアカツキ電光戦記の欄の例の画像はコイツのJBだったりする。その他にも6B、肘、攻性防禦など様々な動作でこっちみんな。
反面ストーリー中において他のキャラクターよりも謎めいた台詞や描写が多く、ある種の「底の知れなさ」も併せ持つキャラクターである。
しかしストーリー中でゲゼルシャフト相手にアカツキの電光機関を売ろうとしてゾルダートに「ふざけるな、死ね!」とか言われたり、
ムラクモ相手にも茶化すような言動をして問答無用で切りかかられたり他のキャラに比べるとギャグ的な面も多く見せている。
まあこんな胡散臭いのにそんなこと言われたらふざけてるとしか思えんわな。

+ エヌアイン完全世界の塞について

「これ以上『不運』になる前に帰ったほうがいいぜ」


続編のエヌアイン完全世界にもしっかり参戦。
デフォカラーは服の色は前作と同じ黒だが、ハイライトなど前作では灰色がかった色だった部分が青色に。
また、何故か本作では 髪の毛の色が不自然なぐらい青い色に変化している 。影が妙に薄いのも原因か。

新キャラ(というか前作のミュカレの外身)であるカティと関係があるようで、彼女の杖が「兇眼」なるものを持っている他に
特殊勝利セリフなどが用意されている。ちなみに彼女からは「…足長おじさん?」と言われたりしている。
お前のような胡散臭い足長おじさんがいるか!

+ ストーリーでは(ネタバレ注意)
中ボスは完全者ではなくムラクモなのだが…

ムラクモ「……………………」

塞「あ、見つかった……えーっと…… またお会いしましたね」

ムラクモ「………………死ね

といった感じで、前作以上にムラクモと戦う前の空気は悪い、というか最悪
余程ムラクモの怒りを買っていたようだ。

おっかねえ女神ヴァルキュリアを倒した塞は余計なことに首を突っ込んで
仕事を増やしてしまったことを少し後悔するも、とりあえずは納得したようだ。

「この前助けた女の子も元気のようだし、

     土産も増えてめでたしめでたし」

「見えるッ!」


性能

  • アカツキ電光戦記
リーチの長い足技を多く持ち、隙の少ない突進技、豊富な崩しで攻める横押しキャラ。
中段めくりによりガード崩し能力が強力で、各種C攻撃の判定も総じて異様に強く、
『特攻翻身双肘』(『とっこうほんしんそうちゅう』と読む。通称ハッスルor肘)がフルヒットしやすいためコンボダメージが安定して高い。
そのダメージ量は、ゲージさえあれば中央・問わず4000前後、攻性防禦からも3000後半となかなかの値を叩き出す。
(アカツキ電光戦記の最大体力値は一律で14400)
強いて言えば最大火力がかなり伸び辛いのが難点だが、崩しの強さで十分フォローが可能な範囲。

必殺技は隙の少ない突進技の『翻身双肘』と空中でも出せる中段技の『側宙仆腿』。
また相手に様々な状態異常を与えるコマンド投げの『邪視』を持っている。
それ自体の性能は優秀とは言い難いが、決まればそれなりにリターンが高い。
A版は相手のガードゲージが回復しなくなる「防禦低下」。B版は相手の移動速度が遅くなる「移動低下」。
そしてC版はジャンプした相手に魚が降ってくる「跳躍妨害」。なぜ魚。どこから魚を。*1
特攻版だと「満漢全席」となり、A~C版邪視の効果をすべて同時に与える事が出来る。
またコンボダメージが安くなるものの、通常版と異なりコンボにも組み込むことが可能になる。
基本的にはB版を使い、特定の相手*2に対してC版を使うのがベターだとされている。

最終特別攻撃は『兇眼』。邪視の強化版で、設定通りに相手を即死させるとまでは行かないが、
3~4割以上のダメージを与え、同じだけ自分の体力を回復し、更にA~C邪視の効果を同時に与えるという凄まじい技。
さらに特効邪視と同じくコンボにも組み込むことが可能。
これだけ聞くと強そうだが、邪視よりも投げ間合いが狭く、暗転後にジャンプすれば避けられる上に性質上コンボ補正の影響を受けやすい。
割り込みに使おうにも、無敵が攻撃発生まで持続しないので潰されやすい。早い話がアカツキ屈指のロマン技だったりする。
オレノメヲミロォ!!

このように攻めに関しては安定した性能を誇るキャラクターなのだが、切り返し技には乏しいので『守りに入ると脆い』という側面がある。
他にも技の性質上、最大火力では他のキャラに一歩譲る事も多い。
また中攻撃以上の通常技で前進してしまう為、ヘタに出してガードされると反撃されやすく、
特に安定して確反を取れる技を持つ相手だと固めるのが難しくなり、得意の攻めも鈍りがちになってしまう。
互いの性能を把握しつつ有効な技の振り方を判断していく、キャラ対策が重要なキャラと言える。

同人版ではマリリンと双璧を成す強キャラだったが、アーケード版では主要技が軒並み弱体化し、ランクが低下。
それでもまだゾル鼎二尉と同じクラス(準上位)にいるのがコイツの恐ろしい所である。

ちなみに、同じ横押しタイプにがいるが、あっちは自己強化と突進技で押してガークラを狙うゴリ押しタイプ。
塞は突進技を軸に豊富な崩しを叩き込む崩しタイプというような感じで、似ているようで似ていなかったりする。

  • エヌアイン完全世界
新作の彼は何かがおかしかった前から色々とおかしかったけど
高い崩し能力や運び性能は健在な上、全体的なゲージ増加量の増加や新システムなどのシステム的な追い風を大いに受ける。
特に大きいのは完全連鎖と壁コンボ。

完全連鎖はボタンの組み合わせで連続攻撃が出るものだが、塞のC→Cの連鎖はなぜか壁コン誘発効果がある。
なお、他のキャラのC煉鎖は決して使い勝手のいいとは言えない中段である。
というか煉鎖から壁コンに行けるキャラ自体がかなり希少であり、その中でも塞のものはディレイを掛ければ中央でも拾えてしまうという本作屈指の壊れ性能なコンボ中継技になっている。

ロケテストではC→Cを何度もループでき猛威を振るったため、流石に製品版では浮きが低くなり不可能になったのだが、
実は壁コンボ中相手が地面に接してダウンするまでの間は地上判定になるため、壁コンボに邪視が組み込める事が発覚
結果、画面中央からでも1ゲージあれば即壁コン→壁コンの終わりに邪視→ずっと俺のターン!という恐怖の方程式が成立。

下段の2B、中段の6B、相変らず強い5CやJCの何かが当たればそっから壁コンで邪視で以下ループ。あまりの異常性能に本作のプレイヤーから「明らかに調整ミス」とまで言われる始末。
おまけにC肘・特攻肘を駆使した元から高い運び性能を誇っていた中央コンボが何故かさらに強化
ダッシュ攻撃も相俟って画面のどこからでも壁まで運送、下手すればそのまま壁コン直行という異常なまでのフリーダムさを発揮している。彼にとっては画面のどこでも壁端なんだろう。
そして上記のぶっとんだ長所に隠れがちだが相変わらず崩し能力が高く平均火力も全キャラトップクラスであり、基本コンボで壁コンを組み込めるのでゲージ効率もこれまた上位
そのため、壁コンに行けたがそこから崩せないだとか特攻邪視が使えないとかどこぞの聖帝よろしく3回崩しても1回読み負けて逆転されてた等の状況はほぼ皆無である。

そんなわけでキャラランクではエヌアインやアドラーといった面々と並び最上位キャラの一人であるとされている。
一応、前作から引き続いて切り返しや対空技に乏しくB攻撃が前進するせいで反確が多いなどの欠点はあるものの、上記の長所があまりにもあんまりなぶっ飛び方をしていて、
しかもそれがエヌアイン完全世界のゲーム性と噛み合っているため、あまり気にならない。
当初は完全者と並ぶ二強だったのだが、上記二名が研究によって台頭してきたため相対的にランクが下がった模様だが、それでも依然として最強キャラの一角である。
ちなみに、稼動初期から現在まで最上位の座に居座り続けているのはこのグラサンただ一人である。すごい漢…というよりなんなんだアンタ
一応、主力技に痛い確反がある上に壁際からワープで逃げやすく、そもそも捕まえるのが困難なムラクモ
特攻クーゲル、ブリッツガイストなど追い詰められてからの選択肢が豊富で塞を超える火力、ゲージ回収力を持つアドラーには不利が付くとは言われているものの、
このグラサンの最大の長所はどんな相手でもワンチャンから必勝パターンに持ち込みハメ殺せる事なので、不利キャラや上位陣が相手であろうと誇張無しにワンチャンから勝てる。
理論値は最上位キャラの中で最低だが実践値なら最強と言われる所以である。

完全神殺「謄空螺旋脚」は真上に向かってJCのモーションで飛ぶ技。どことなくライジングタックルっぽい。
多段ヒット技だが、その見た目通り攻撃範囲は非常に狭い、ように見えて実は身体全体に攻撃判定があるので普通に横の相手にも当たる
しかし普通の神殺が突進技なのになぜかこの神殺だけ真上に飛ぶ。結果的にやっぱり攻撃範囲は他と比べてダントツで狭い。
対空に乏しい塞にはかなりの強化のように見えるが、完全世界を発動した塞にわざわざ飛び込む相手はそうそういないだろう。
端コンには無理やり組み込むことも可能だが、安定しないので実用的ではない。
そのため本作最弱クラスの神殺とされている。もっとも、そんなもん無くても十分強いのだが。

「俺の眼を見ろぉ! これが闇の世界だ!」



MUGENでの塞

2体存在する。
  • reinoare氏製作
最初に公開された塞。
現在はまだ開発途上であり、最新版現在では投げや必殺技、特別攻撃、攻性防禦は搭載されたものの
「邪視」「兇眼」がまだ未実装。今後の更新を待とう。

  • みきた氏製作
不律の製作者であるみきた氏によるもの。現在動画等で見かけるのはこちら。
A邪視の防禦低下の状態異常が「通常技でも削りが発生」という醒鋭孔のような効果にアレンジされている。
こちらにははっぱ氏のAIが公開された。こっちみんな。

出場大会

削除済み
更新停止中
凍結

出演ストーリー






「甘い甘い甘過ぎる…

          アンタ糖尿に気をつけな」


*1 この魚は長らくマグロだと思われていたが、実は『巨大ニシン』である事が発覚したそんなでかいニシンがあるか!!
スゴロクモードでは空から降り注ぐ大量の巨大ニシンを避け続けるステージがあったりする。当たるとちゃんとダメージがあり、ガードも出来る。
カチンコチンの冷凍ニシンなんだろうか。


とりあえず自重しろ

*2 例を挙げるとアドラーはニシンが付くと全ての基本コンボが使えなくなる
逆には基本コンボで飛ばないので効果が薄い。