「見せてあげよう……
カーネフェルの真髄を!」
- 格闘スタイル: カード暗殺術「カーネフェル」
- 誕生日: 7月7日
- 身長: 189cm
- 体重: 78kg
- 血液型: AB型
- 出身地: アイルランド
- 趣味: ボトルシップ
- 好きな食べ物: チョコレート
- 得意スポーツ: ゴルフ
- 大切なもの: 信頼
- 嫌いなもの: 過去
高齢のため殺し屋稼業を引退していたが、アッシュの依頼を受けてアイルランドのとあるバーで待ち合わせる。
シェン・ウーがかけた合言葉は知らんぷりし、何食わぬ顔でポーカー勝負を持ちかけた。
ポーカーフェイスでシェンの役をあっさりと読んでおり、ポーカーの腕はかなりのものを持っているらしい。
しかし結果はアッシュの勝ちで、報酬金と上海に伝わる秘薬「竜丸」の情報提供を条件にKOF出場を承諾する。
…が、実際の役はオズワルドが勝っており、アッシュに興味を持ったオズワルドがわざと負けを宣言したようだ
(アッシュとは以前から何らかの接点があったと考えられるが、実際に対面したのは恐らくこれが初めて)。
『XI』エンディングでは約束の報酬金と竜丸の所在をアッシュから受け取るが、
竜丸を所持している薬屋の主が「憎きシェンを倒すこと」を要求していると知らされ、
またシェンも強者との戦いを望んでいたため、降りしきる雨の中シェンとの一騎打ちに臨んだ
(勝負の結果は不明) 。
ハイデルンの部隊のデータベースに彼の情報が入っており、
クラークは表舞台に現れたオズワルドを見て驚いている。
世界の強者を知る
ズィルバーにもその名は認知されているようで、現役時はかなり名の知れた殺し屋だったらしい。
また極限流とも過去に因縁があるようで、
Mr.カラテの名を引き合いに出すセリフが見られる。
『2003』のエンディングで
タクマを襲撃した犯人との説もあるが、真相は定かでない。
素性や経歴はほとんど明かされておらず、「大切なもの:信頼、嫌いなもの:過去」という思わせぶりなプロフィールなどからも、
今後のメインストーリー(あるいはサブストーリー)を通じて、何らかのエピソードが語られる事が予想される。
そうした謎の過去に起因するのか、
勝利メッセージでは、
「身の程を知れ」「(相手のチームワークを指して)安いカードでも揃えばフラッシュ」と発言したり、
リョウや
ユリには「Mr.カラテの足元にも及ばない」と罵るなど、現在はかなり毒舌かつ高圧的な性格である事が窺える。
無界と声優が同じなため、「遥けし彼の地より出づる者」との関係があるのではと思われていたが、関係無かったようである。
また、『XI』の怒チームのストーリーは「ジム・オルドゲート」なる人物の葬儀から始まり、
献花がオズワルドの大切なもの「信頼」を花言葉とするマグノリアという花であったため、関係性が噂されたが、こちらも関係無かったようである。
しかし、ネットでは設定をズバリ言い当てている考察が存在する事をスタッフが明かしている。
近頃の格闘ゲームでは珍しい渋い老人キャラ。謎めいたキャラ設定や戦いぶりから「トランプマン」と呼ばれる事もある。
クネクネ動く風変わりなモーションを持ち、性能にもかなりのクセがある、外見に見合った玄人好みのキャラとなっている。
一部のモーションが『X-MEN』の
ガンビットに似ているが、関連は不明。
何かと物議を醸しがちなSNKのパロディだが、彼の場合は
独特の渋カッコよさが存分に出ているため、
『KOF』のキャラの中では珍しく
公開時からかなり好評をもって迎えられた。
残念ながら続編の『XII』、『XIII』には不出場。
『XIII CLIMAX』や家庭用のDLCコンテンツどころか、家庭用ストーリーモードにも全く登場しなかった。
決闘相手のシェンが続投した事や
ステージの
背景や他のキャラのエピローグにも登場しない事から
死亡説も浮上したが、
後に『KOFXIII』オフィシャルブログにて、『XIII』調の新たな
ドット絵が公開され、健在である事が確認された。
更に2012年に更新されたiPhone向けアプリ『KOF-i』のサンプル画像にて
オズワルドらしきキャラクター
が確認されていた…が、
その後結局同ゲームに正式に追加される事は無く、一旦のコンシューマ事業断絶期間により長らく姿を消す事になる。
その期間を経て発売された『XIV』でも当初は姿を見せなかったものの、
DLCシーズン2紹介のトップバッターとしてようやくお披露目となり、
他の3名と共に追加された。
初登場の『XI』以来、実に13年ぶりの参戦となる。
本作では多くの続投・存続キャラクターの声優が変更された中、引き続き重塚利弘氏が続投している。
モーションは2D時代からほぼ据え置きで、3Dになった事により、攻撃時のエフェクト等でトランプの柄やスート等が確認できるようになった。
また、若干頭身が下がったせいか、見た目の怪しさも若干増した感がある。
元々、立ち吹っ飛ばしなどよくよく見たら面妖なモーションの技も多いので、正当進化と言えばそうなのかもしれない。
ブルー・マリーとは試合前の掛け合いがあり、シェン・ウーとの一騎打ちは引き分けに終わった模様で、秘薬「竜丸」はもう必要ないとの事。
満を持して3Dで復活を果たしたオズワルド。
とはいえ、オズワルド固有の独特な動きを『XIII』ドットで見てみたかったと思うファンも多いのではないだろうか。
「ご堪能いただけたかな?」
原作中の性能
必殺技の内、「♠」「♥」「♦」「♣」の4種類のスート(絵札)技 は互いに2回まで派生させる事ができる、
オズワルドを使う上で非常に重要な技で、同じ技には派生できないが1度別の技に派生させればもう1回出す事が可能。
また、「♠」と「♦」にはそれぞれ専用の追加技として「♤」「♢」がある(追加技名は『XIV』で命名)。
派生させた「♥」からさらに派生して出せる「A」は、
ワイヤーダメージで跳ね返ってきた相手に追撃する技で、
特定のタイミングで当てるとコンボ
補正無視の大ダメージを与えられる(
通称「
ワルドー烈火」)。
リーダー
超必殺技「JOKER(
ジョーカー)」(上のgifアニメ) は相手を画面端に追いやり
52枚のカードを浴びせ、
最後に手元にジョーカーが残るという凝った演出(突進を含めて53ヒット=全トランプカードの枚数)。
高い威力に加えヒット数が多いため、コンボ補正の影響を受けにくいと高性能。
無敵こそないが
発生が早く、さらにどこでも
判定なので拾えるポイントが多い(家庭用のアレンジモードではどこでも判定は削除)。
攻撃面では非常に優れている反面、対空や切り返しには少し難がある。
無敵技は超必殺技「10・J・Q・K・A」のみで、この技自体は発生が早く、全方向に攻撃判定が出るので信頼できるが、
コマンドが→↘↓↙←→↘↓↙←なのでとっさに出しづらいのが難点。当然ながら外したりガードされると
反撃確定。
ゲージが無い場合は特殊技「10」が先読みでどうにか対空になる程度(一応、浮かせ技なので当たれば追撃できる)。
その他には「K」という
当身技もあるが、「
恐怖の片鱗」のように相手の背後に移動するタイプなので確実性に欠ける。
かなりプレイヤーの腕が問われるためお手軽強キャラな
クーラと
牙刀のいわゆる「2強」には1歩劣るものの、
その次点に入りうる性能を備えており、「ガトクラオズ」の「3強」と言われる場合もある。
ゲージがあると無類の強さを発揮できるので、オズワルドを使う場合はリーダー&2番手以降に据えるのが定石となっている。
MUGENにおけるオズワルド
ニコニコ動画では
某大会
や
某MAD
の影響で「
仕分けの達人」などと呼ばれることも多々。
その仕分け技「JOKER」はその格好良さからか他のキャラの使用技に採用される事がある。
彼とか。
「JOKER」程では無いが、「Q」を使う他のキャラもそれなりに見られる。
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アフロン氏製作 XI仕様 |
2013年12月に公開を停止したので現在は入手不可。
ニコMUGEN黎明期の頃から公開されている事もあり、おそらく最も動画で見る機会が多い。
ただし技の 判定が全体的に強かったり、GCふっとばし攻撃が0.5ゲージで出せたりと、原作とは異なる点も多い。
また、スキルゲージが搭載されていないため、スーパーキャンセルやドリームキャンセルを無制限に使用できる。
火力の高さはMUGENでも健在で、「JOKER」を絡める事でワンコンボ8割ほどの威力を叩き出す事も可能。
アフロン氏のKOF系キャラ全般に言える事だが、浮かされたときの喰らい判定が小さく、
さらに地上受身がかなり高めの位置で取れるようになっているため、
相手キャラのコンボが上手く入らず、そこから反撃に転じて勝ってしまう場合も多々ある。
日影氏、もんすん氏、vagopublico氏による AIパッチと、斑鳩氏のAI+改変パッチがリリースされている。
斑鳩氏のAI+改変パッチも公開されていたが現在は公開停止。
日影氏のAIは空振りやミスもある遊びの多い動きをするが、ここぞという時には「10・J・Q・K・A」での割り込みや超火力コンボを容赦なく叩き込む。
しかもこの「10・J・Q・K・A」は原作と違い、オズワルドに攻撃をヒットさせても技がキャンセルされないので、非常に厄介である。
元のワンチャンスからの火力の高さから逆転劇の演出も多く、ニコMUGEN動画でのオズワルドの人気の1つでもある良AIである。
ただし、氏のOneDrive解約により現在は入手不可。
もんすん氏のAIはオズワルド自身の性能の高さも相まって 凶キャラにまで足を踏み入れている。
コンボ補正の無い「A」を積極的に狙う超火力ガン攻めAIと言った所。「A」をズバズバ決めていく姿は中々爽快である。
AIレベル、そして「A」の成功確率などもこちらで設定可。
…が、こちらのAIもOneDrive管理放棄により現在は入手不可である。
斑鳩氏のパッチはシステム面の改変を行っており、上記の地上受身も取れる位置が低くなっている。
AIは性能のいい小技でチクチク攻めつつ、J強Pでのめくりからの高火力コンボを狙ってくる。
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Vans氏製作 XI仕様+アレンジ |
海外サイト「Trinity MUGEN」で代理公開されている。
スキルゲージが搭載されており、「10・J・Q・K・A」は原作通り攻撃を食らうとキャンセルされる。
『2002UM』のMAX2演出によるオリジナル超必「BACK-ALLEY SPIDER」が搭載されている。
AIは搭載されていない。
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Fishbed氏製作 XI仕様+アレンジ |
Constantinus IIIの作者による海外製のオズワルド。
リーダー超必「JOKER」をいったん相手をダウンさせてから確実に決めてくる。
通常のキャラは食らったら即死に追い込まれるほど凄まじい威力となっている。
作者による優秀なAIがデフォで搭載されており、非常に強い。
公開場所へは海外サイト「千寻Mugen」から。
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斑鳩氏製作 XI仕様 |
現在はMIX仕様のオズワルドの公開に伴い公開停止。
2013年4月公開。上記のアフロン氏のオズワルドとその改変パッチを元に再構築したとの事。
各種技の性能の見直しやスキルゲージの搭載に加えて、 気絶や ガードクラッシュも追加されている。
AIも例によってデフォルトで搭載。8段階のLv設定に加えて反応速度の調整も可能。
上記の「10」によるガード不能バグを容赦無く使ってくるため、無敵技が無いキャラには滅法強い。
改変元のアフロン氏のオズワルドが公開停止となったため、こちらのオズワルドの活躍が期待されていた。
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斑鳩氏製作 MIX仕様 |
2020年12月に上記の『XI』仕様が公開停止となった代わりに公開されたリメイク版。
システムは『XIV』風だが、EX必殺技が発動中でなくても使える等、完全に準拠しているわけではないとの事。
AIは8段階制の優秀なものがデフォルトで搭載済み。
立ち回りは『XIV』でのオズワルドのそれに忠実で、ゲージが有ればEX必殺技を使ったコンボでごっそり減らしてくる。
…が、『XIV』の性能の再現でJOKERがどこでも判定ではない上に、ダメージの最低保証がMAX版「10・J・Q・K・A」より小さい。
そのためか、AIは絶対にJOKERを使わないので注意。
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Usual氏製作 XI仕様+アレンジ |
上記Vans氏のオズワルドを改変したもの。2022年2月13日公開。
改変元のオリジナル超必「BACK-ALLEY SPIDER」が当身技に変更されているなど、各技の性能が調整・変更されている他、
マルチシフト、交代攻撃、スキルゲージ、強化モードの追加といったアレンジが施されており、コンフィグで細かく設定可能。
AIは10段階に調整可能ものがデフォルトで搭載されている。
コンボや対空、当身の精度が非常に高く、ダッシュで距離を詰めてからの小足や小ジャンプ攻撃の2択が素早い。画面端以外ならワルドー烈火も良く狙う。
AIレベル8以上だとJOKERを積極的にコンボで使い、原作通りのなんでも判定で的確に拾い超火力を叩き出してくる。
強化モードならなんと飛び道具無敵が付くので弾幕を掻い潜って確定で5割減らすこともできる。
上記の斑鳩氏製と対照的にゲージが有れば積極的に使い、強さも強~狂中位と幅広く調整できるので、大会で出すならこちらの方がいいだろう。
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改変キャラとして
神キャラの「
オニワルド」、
AKOF参戦予定の「
ジョーカー」、
KOFMの
ラスボスである「
グスタフ・ミュンヒハウゼン」、
神みずかのSAMSARA氏による「神ワルド」、
tokage氏の「SHINSHI」、熄 癈人氏の「オズワルド・デッドリー」、BAL氏の「博麗霊鬼」、ザウラー氏の「スパーダ」が存在する。
スパーダにはヴェールヌイ氏により改変パッチが公開されている他、氏自身も「Sオズワルド」という純粋狂化改変を公開している。
他、「オズワルドスレイヤー」「カオスオニワルド」「DarkOswald」「H-Chaos」「シュバババルド」といった凶悪系改変が多数作られている
また、アフロン氏のオズワルドを元にJinny氏によって容姿や技、声(『スパロボZ』シリーズのアサキム)を差し替えた「ロズウェル」というキャラが存在する。
元は改変パッチだったが、その後に必要なファイルも同封された形で公開された。AIもデフォルトで搭載されており中々強い。
リンカー氏製作の差し替えボイスパッチも公開されている他、
このロズウェルを更に改変した狂~神ランクのキャラ「マスターロズウェル」もゴンドワナ氏により公開されている。
リンカー氏のロズウェルボイスパッチ
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マスターロズウェル紹介動画
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さりげなくストーリー動画への出演率も高い。
初老の紳士というキャラクターが格ゲー界全体を見渡しても多くないのが理由だろうか。
原作では老練の暗殺者という設定通りに結構毒舌というか皮肉屋な所があるが、
ストーリー動画では年齢相応の優しさと礼節を兼ね備えた紳士としての扱いが多い。
配役も原作に忠実なもの以外に酒場のマスターや家事全般から戦闘もこなす凄い執事などの役が多い。
ちなみに、MUGENで霊夢が
北斗有情破顔拳を放つ様を最初に目撃したのは彼だったりする。
彼自身も幻想郷でのセカンドライフを模索していたのかスペルカードを披露しているが、両者とも公開はされていない。
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ニコニコでのタッグ(大会ネタバレ注意) |
よく使う連携に「JOKER」中に咲夜ブランドーがゲージを溜める「完全で瀟洒なゲージ溜め」という物があり、
これはゲージを2本使って4本溜まるため非常にゲージ効率の良いタッグだった。
真お神杯凶下位~上位タッグバトルでは マグニートーと共に 「すてきなおじさま」として出場。
彼が上手くサポートに徹し、相方が攻めるという戦闘スタイルで視聴者を魅了し、 開幕7連勝という記録を打ち立てる。
凶悪なメンツが集う中最終Partまで生き延び、最終的に 3位という好成績を残した。
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「では、ごきげんよう…」
出場大会
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一覧 |
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オズワルド |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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神ワルド(ゴッドワルド) |
【神ワルド(ゴッドワルド)】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
非表示
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ロズウェル |
【ロズウェル】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
実在する同名のトランプゲームが由来で、現在ルールが判明しているものの中では最古のゲームとされる。
しかし、カーネフェルのルールでは「J(
ジャック)」が最も強い切り札になっているが、ゲーム中では「J」はただの特殊技。
ちなみに「A(エース)」や「ジョーカー」も本来は使用しないので、単にトランプに纏わる言葉から適当に取ったものと思われる。
超必殺技についても、カードを1枚ずつ使うカーネフェルのルールとは特に関係なく、
「♠♥♦♣(フォーオブアカインド)」や「10・J・Q・K・A(ロイヤルストレートフラッシュ)」など、ポーカー絡みとなっている。
最終更新:2023年01月15日 20:06