クラリーチェ・ディ・ランツァ

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クラリーチェ・ディ・ランツァ - (2012/03/11 (日) 21:20:25) の編集履歴(バックアップ)






     「あらあら。おいたが過ぎますと

     おしおきしちゃいますよ?」

初出作品: アルカナハート2
格闘スタイル:本能
出身地: 国籍:バチカン/現住所:千代田区神田駿河台 アルテダ大聖堂
誕生日: 5月12日(おうし座、年齢は不明)
身長: 162cm
体重: 53kg
スリーサイズ: B87 W58 H89 
血液型: O型(に相当する)
好きなもの: 焦げたアンパン
趣味: 読書
苦手なもの: お酒
特技: 教会での奉仕活動
家族構成: 不明
得意な科目: 悪魔学
苦手な科目: 人間社会の一般常識
所属(学年、部活): 西欧聖霊庁対策実行本部 特務1課
キャッチコピー: 「人化の罪を負いし魔界公女」
関連キャラクター: : リリカ - 頼子 - ペトラ - エルザ


アルカナハート2』に登場するキャラクター。愛称は「クラリス」。
担当声優は、『ARIA』のアリシア・フローレンスや『うたわれるもの』のウルトリィ、『うみねこのなく頃に』ベアトリーチェ
果ては京急および京王の駅の自動放送アナウンスなどで知られる大原さやか女史。
おい今ババリーチェって言ったヤツ出て来いよ!ぶっ飛ばしてやるよ俺が!!
アニメ『FAIRY TAIL』でエルザ・スカーレットを演じており、何気に相棒と同じ名前。また、パラセを演じている小野女史は同ギルド仲間ミラジェーンを担当。因みに幼少時代はガチンコ勝負している。

 バチカンの城壁の内側に封じられている西欧聖霊庁の双璧とされる修道女の片割れ。
 たとえ殺生をする時でも絶やさない笑顔とキツネ目が特徴。
 現在はヴァチカン市国でシスターとして働いているが、その出自は魔族であり、純粋な魔族らしい大きな翼を持っている。
 翼は普段は隠しているが、戦闘時には大きく広げられる(ローブから悪魔の翼をのぞかせている)。
 魔界でも上流階級の家系にあるようで、魔王ミケランジェロリリカの父であるライゼルとはかねてからの知己。
 そのライゼルの影響を受けて物質界に興味を持ち始め、自ら物質界に行くようにもなる。
 しかしそのために西欧聖霊庁に命を狙われるようになってしまい、送り込まれたエルザとの不本意ながらの死闘の果てに相討ちに。
 エルザに深手を負わせるものの、自身も死を待つばかりの身となってしまう。
 そして瀕死になったエルザを救うために「罪と罰」を背負うことを条件に、罪のアルカナであるサルヴァーチと契約。
 結果クラリーチェは人の姿となって物質界に縛り付けられ、エルザ同様不老となってしまう。
 だが本人は人間界の暮らしを楽しみ、親友になったエルザと行動を共にしている。
公言こそしていないが、彼女を守ることを自らの使命であると考えており、彼女を傷つけた相手に対しては殺生も辞さないことから
アルカナ勢第二のガチ百合と呼ばれる(ちなみに第一はこの人)。
『3』では勝利デモで「私には、エルザという大切な人が…」と、直接的な発言もしている。
ちなみにこのセリフが出る勝利デモは、約30秒と言う長い長い寸劇。いくらスキップできるからとは言えやりすぎではなかろうか。

エルザ同様年齢に関しては明確な描写が無い。ただしリリカに対して「フェルフネロフ公(ライゼル)とはもう 50年以上 も会っていない」と発言しており、
少なくともそれ以上の年数を生きていることだけは確認できる。このためにアンジェリアからは年増呼ばわりされている。
また『3』の新キャラであるえこからは「クラリスおばちゃん」と呼ばれ、「おねえちゃんと呼びなさい」と強く訂正を求めている。
『2』の攻略ムック下巻に収録された短編小説では、「物質界にきて数十年」とあるため、上記の50年以上と加えて、かなりの年齢なのは分かる。

性格はおおらかで、些細なこだわりが少なく基本的に人生を楽しんでいる。
元が魔族なので人間界の常識に疎いのか、寝ながら本を読んだり、本を散らかしたり、
果ては勝手にあんぱんをつまみ食いするなどして、エルザにこっぴどく叱られている。
もっとも公言はしていないが、本人はこれらの悪癖を直そうとしており、人間界の常識を覚えようとしている。
だがエルザが春日舞織と仲良くしているのを快く思ってはいないようで、ドラマCDではお子様ビールを始め出す有様。
(ちなみにそのシーンでは冴姫も同調して彼女も一気飲みをする展開も。その後2人は互いを励ましあう仲になったらしい)
そのため『3』では対舞織との掛け合いで「憎しみで人が殺せたら…!」と 地面が揺れるほどの 殺意に近い嫉妬心をむき出しにしている。が勝った時は端的にいうと「憎たらしいけど、エルザに嫌われる方が嫌」といった感じの事を泣きながら語っている。

基本は「あらあら、まぁまぁ」と穏やかであるが、上記のような状況やエルザ撃破後、「イル・リズヴェッリオ」などで魔族としての本性を表わす。家庭用『3』のリンクアニメでも、攻撃3段階目という項目でも開く。
いつも笑顔を浮かべているが、ミケから見ると「笑っているような顔」らしい。
目を開いた姿はイル・リズヴェッリオ発動時のカットインと、ストーリーモードのラストステージで見ることができる。
ミケに対して敬語を使いながら挑発したり、リリカを口説いて動揺する様を楽しんだり、他人を玩具にしようとする性癖がある。
それが原因でリリカには大いに毛嫌いされている。しかしドラマCDでは「隣に座るな」と不機嫌になったのみで
彼女の愚痴を聞くシーンもあるので、完全に嫌われているわけではないようだ。
畏まった丁寧な口調もミケ曰く「上辺だけ」であり、本来は魔族特有の嗜虐性に満ちていると推測される。
ゼニア・ヴァロフからも「西欧聖霊庁の双璧の片割れ…それも 腹黒い方 か」と言われるのだからとんでもない(2、すっごい!より)。
公式ページには「あらあらまぁまぁ系」と書かれていたのだが、PS2版の公式ページではこの記述は消えている。
中の人と相まって、別作品の某キャラを強く連想させるためにどこかからお叱りが来たのだろうか…

ちなみに、「イル・クローマ」で召喚される角をもった獣のような悪魔は、30の軍団を指揮する魔界の大公爵「クロマシアス」。声優は宮本克哉氏。
悪魔にしては珍しく嘘や曲がったことを嫌う実直な性格であり、昔クラリーチェに助けられたことに恩義を感じており、
必要とあればクラリーチェに力を貸すこともある。なお、クラリーチェより本来なら格上の悪魔らしい。
以下省略♪」と適当に略された術式でも「手順は守れよな…」と愚痴りながらも来てくれるあたり、相当義理堅いようだ。
身長や体重などは自由に変えることが出来るため、物質界での活動も可能。勝利シーンでも現われることがある。
当たり前だが魔王ミケランジェロの配下で、「優秀な部下」と高く評している。ライゼルとも知合いで、更にマーリンとも面識があるようだ。
元ネタは恐らくソロモン72柱の悪魔「 マルコシアス 」と思われる。



原作での性能

ジャンプなどの縦の動きは緩いが横の動きは素早く必殺技はどれもリーチが長いため、素早い動きと突進からの奇襲を得意とする。

通常技も性能が高く、中でも 発生1F と非常に早くガード崩しや確反などに使う下段の4Cは脅威そのもの。
『すっごい!』からはダメージが増加したものの補正が大きくなったために、コンボに組み込むとダメージが極端に下がるようになった。
総じて出るまでは早いがその後の隙が大きく、さじ加減も難しいため闇雲に使うのは危険だが、それでも十分な性能を持つ。
しかし、通常技はリーチが異様に短い上にジャンプキャンセルできる地上技が立ちA以外に無いため、対空やガードキャンセルには弱い。
だが通常技のリーチが短いのは、裏を返せば近距離と遠距離で通常技と必殺技の使い分けが容易であるということになるか。
あらゆる局面から連続技を狙える上に不利なキャラがほとんど居ないため、頼子と並んで強キャラの中でも一歩抜きん出た存在とされる。
『すっごい!』以降の弱体化も目立つが、それでもなお抜きん出た存在は揺るがない。
『3』でも性能は悪くないもののゲームスピードの上昇と火力の増大により、紙であることがかなり痛くなり中堅から下位とされている。
しかし下段の発生が1Fの表裏中下段+コマ投げの5択でどの択も詐欺飛びで無敵技対策が可能という崩しの強さや
アルカナハートのとある仕様を活かしたバグに近い補正切り、位置入れ替え重視・運び重視・起き攻め重視など多彩なコンボ、多段技と4Cによる相殺戦、
自前で高性能な飛び道具や切り返し技を持っているためにかなり広いアルカナ選択の幅など、かなり高いポテンシャルを秘めており
型にハマった時のクソゲーっぷりは上位キャラに未だ引けを取らない
ちなみに、同作品内では神依や舞織と同様に、足技が存在しない。

主なアルカナ選択としては、風のアルカナによるさらなる高速化や、長所を伸ばした上で短所も補える光のアルカナが鉄板とされる
火・時・闇辺りの高火力連携も見物。たまにキャラ対で水や花。
2.6以前では聖も鉄板の一つだったが、3ではシステムに恵まれずに不人気。

欠点の一つとしては、全キャラ中一番のであること。
ジラエルを選択し、かつ相手がカシマールだった時には体力が標準の76%まで下がり、きらのラスマゲ一発で昇天してしまうレベル。

必殺技では、 画面の75%を切り裂く 「ラ・グランフィア」(通称:)が強力。
元々アルカナハートのステージは広いため、ステージが狭いMUGENでは画面端まで届く。
牽制・連続技等で使い方を覚えなければならない最も重要な技である。タメ押しの「タルダ」や追加で出す「ドゥーエ」も併せて覚えておくべし。
『3』では真上方向に爪を出す事も可能に。きら様のボディプレスを一方的に押し返したり、空中の相手に表裏択を迫ったりが可能となった
相手の位置にここですか?とばかりに真空刃を発生させる「ラ・バレストラ」は相殺を起こさない単発技。
C版は相手の後ろに移動して遅れて攻撃判定が出現するので、画面端からの脱出に使ったり、アルカナ技を絡めた左右の揺さぶりで活躍。
コマンド投げの「ラ・カテーナ」は、突き飛ばした瞬間ホーミングキャンセルや超必に繋げられる。
ただ補正もすっごいので、追撃を含めたタメージ量はあまり期待できない。
しかしEFCの追加により、『3』では7500(3割ちょい)ものダメージを取る事ができるように
アルカナハートの投げとしてはかなりのダメージである(水カナの超必コマンド投げが6400ほど)

超必殺技も粒揃い。
画面端まで爪で斬りつける「イル・フラコ」は、ダメージこそ頼りないが根元を当てれば発生3F・相殺不可と切り返しには非常に優秀。
魔法陣を展開する「イル・ラピメント」は魔法陣に相手が入ると少しずつ体力を吸収していく技で、紙のクラリーチェにはありがたい技。
相手のコンボを安く済ませたり、こちらのコンボの底上げにも使える。ゲージを全てこれに使うのも戦法のひとつである。3ではゲージ吸収に切り替えることも可能になった。
一方、前述の「イル・クローマ」は詠唱を「以下省略♪」しているにも関わらず 発生117F(約2秒) と遅く、うかつに出せばフルコンを貰いかねない。
ただし出さえすれば非常に広い効果範囲と、全段ヒットすればクリティカルハートと見紛うほどの威力を持つ。
なかなかその機会は訪れないものの、研究の成果もあって一部アルカナでは活用法が見出されている。
3ではマルコシアスがその場で炎を上げるだけのフェイント版である「イル・ティローネ」が追加され、イル・クローマを潰そうと不用意に接近してきた相手に痛打を与えることができるようになった。
ただし、発生はこちらも遅いためフェイントなのに出る前に潰されることもある。
この技の真価はフェイントではなく、「4Dで回避しきれない空中ガード不能技」で有ることにあり、
画面端で受身狩りに使うことができる他、闇のアルカナには相手をスライム化させた後確定でこれを叩き込める連携が存在。凄まじい火力を叩き出す

クリティカルハートは「イル・リズヴェッリオ」。これ自体は2ゲージだが、準備に1ゲージかかるので実質3ゲージ。
超必の「イル・ラピメント」で魔法陣を展開中にのみ発動可能で、魔法陣内部全域が攻撃判定。
ヒットすると相手をロックして上空に打ち上げ、真上に上昇ざまに一閃する。
エクステンドフォース展開中は、真横へ切りつけた後に上昇しながらもう一度切りつける。
充分な無敵時間と相殺不可の特性を持ち、直で当たれば体力を4割ほど消し飛ばす。EF中は突進がもう一発追加され+2割ほどダメージ追加
しかし補正が重く、コンボには向かない。割り込み技としての性能は優秀な部類に入るが、ぶっぱは厳禁。
というのも、ガードされたり空振ったりすると「な~んて、冗談ですよ♪」と指を振り出し、絶望的な隙を晒すハメになるからである。
「すっごい!」でガードクラッシュが追加されたが、この隙では焼け石に水。
ちなみに外した時、顔の前で振っている人差し指にも攻撃判定があり、密かにガード不能だったりする。
ちょっとした技ならこれで相殺可能。

ちなみに、「イル・リズヴェッリオ」を発動する時だけカットインが目を見開いており、ヒット時の演出では、よく見ると全裸になっている。
そのため、トレーニングモードでこれをひたすら出し続ける紳士や、
「イル・リズヴェッリオでこっちを向かないバグはいつ修正されるんだ!?」という紳士の魂の叫びを生むこととなってしまった。


契約アルカナ

契約アルカナは、罪のアルカナ「サルヴァーチ」。
不老不死の果実を食べ、「この世のあらゆる咎を浄化する」という呪いを受けた女性が高次の存在となった。
上半身を包帯のようなもので縛り、鋭い尻尾を持った蛇女のような姿をしている。楔のような尻尾は対峙した者の罪の重さによって鋭さを変える。
罰のアルカナの「カシマール」とは対になる存在で、物質界で活動するための憑体を探していた時に、傷ついたエルザとクラリーチェと出会いクラリーチェと契約。
クラリーチェが「この世の咎を浄化する」ために活動する限り、かりそめの命と力を与える。

防御力が高めかつ攻撃力も上がる為、能力補正はかなり良いが、アルカナ技を使用する際に自身の体力を消費していく諸刃のアルカナ。
途中でランダムに軌道を変えるユラユラと漂う飛び道具「ボーリ」や空中ガード不可の「アサーダ」など、技の使い勝手は良い。
空中に相手の攻撃に反応して発動する罠を設置する「ザサーダ」、ボーリを一度に4発出現させる「クローフィ」は起き攻めにも有用
自分の残り体力が少ないほど攻撃力が増大するブラスト「ジェールトヴァ」も、鋼のアルカナの55%増には及ばないが、最大50%増まで増えるので起死回生を狙える。
ブレイズの「プリガヴォール」は発生が早くコンボに組み込んでも使えて便利。さらに空中ガード不可なため、N受身や端での後ろ受身を狩ることもできる
エクステンドフォースを展開すると根性値に応じて攻撃力が増大するため瀕死で展開するとすさまじい攻撃力をたたきだせる。


MUGENでのクラリーチェ

現時点では3体が公開されており、『2』のキャラでは相方に次いで多い。
ちなみに、どのクラリスもB版「ラ・グランフィア」が画面の端から端まで届くほどのリーチがあり
舞織の人間弾幕やペトラの跳弾と同様、こちらも原作より画面の狭まったMUGENでは強化された形になっている。

  • Ina氏製作
最初に公開されたクラリーチェ。
現時点では仮完成版で、クリティカルハートを含めた全ての技が実装されている。
アルカナは愛、雷、時、樹、風の5種類が搭載されている。
原作でも猛威をふるった4Cや爪がほぼそのままに実装されているので、上述の通りMUGENでは更なる脅威と化して暴れ回る可能性は高い。
ただし、4Cの発生は1FのままだとAIにはガード不能になるため2Fになっている。
現在はリメイクに伴い氏のサイトでは公開停止を予告しているが、Carlidge氏のサイトで代理公開している。
同氏製作のエルザと同じく、切干氏による外部AIが公開されており、コンフィグで爪の使用頻度などを調整できる。
頻度によってはラ・グランフィアだけでそこらの強キャラ程度では手も足も出せなくなるので大会に出す場合はしっかり調整しておきたい。
現在切干氏のAIは公開を停止している。また使用には一部制限が有るので注意しよう。

ドットを綺麗なものに差し替える修正SFFパッチが3種類存在し、無限ろだにて公開されているリーゼ氏のパッチの他、670氏によるパッチと夜目氏のパッチも公開されている。
また、E-FRY氏によって音質・音量が調整されたSNDファイルも製作されている。

  • アフロン氏製作
2010年2月25日公開。
こちらもクリティカルハートを含めて全て実装されている。
ただしアルカナや氏製作キャラに恒例の勝利メッセージ画面などは未搭載。
また、クリティカルハートのガード弾きが原作とは違うので注意されたい。

デフォルトのAIはないが、蓬莱氏が製作した外部AIが キャラ公開の同日 にスレに投下された。
他にもこの月の蓬莱氏は、やはり同25日に公開された2体ののAIを 翌26日に同時公開 するという離れ業を披露し、氏の仕事の速さを見慣れているはずの『月刊MUGENランキング』視聴者をも唖然とさせた。

6:05頃から登場。下巻のリリースキャラ&AIにも注目。

  • barai氏製作
全キャラに先んじて製作された『3』仕様のクラリス。
ただし、カットイン等『2』のままの部分も多い。
クロマシアスの代わりになずな(実際は『うろブラ』の「ポキータの姉」と「猫歩ネコアルク」)を呼び出す。
不死のシスター繋がりか、シエルの技が使える「シリエル」なるものを搭載している。
ちなみにDisplayNameこそ"Clarice"だが、Nameはなんと"obachan"。……あんまりである。



出場大会

シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
凍結

出演ストーリー

DIOの喫茶店
Medium Heart(今のところ非戦闘)
MUGENの星
Sister's HELL
Transfer Avengers
トライアングルLOVE
なこるる茶屋
八意家の兎さん(男女、ノンケ構わず食っちまうような先生)
夜風物語