『
ネオジオバトルコロシアム』作中の格闘大会「バトルコロシアム」を開催した複合企業体「WAREZ」の幹部(総帥)であり、同作の真の
ラスボス。
炎の鞭を振るい、生体兵器「キターカ(青
猿)」を操る(設定資料にはこれ以外にも5種の生体兵器がある
*1)。
「グッドマン」というのは戦う前に本人が即興で思い付いて自称した名前であるため、本名は不明。
タッグチームを組まず、常に単体で戦う(ダブルアサルトも不可)。アーケード版ではCPU専用キャラクターなのでプレイヤーは使用する事が出来ないが、
家庭用では隠しキャラクターとして使用する事が出来る。ただし、
しゃがむ事が出来ず、
ジャンプも不可能。
通常投げを持っておらず、ガードを崩す手段が少ない。通常技はパンチとキック一種類ずつの二つのみ(チェーンが可能)。
移動速度も遅いので、スピードが速いキャラには苦戦を強いられる。
とはいえ、威力が高く制圧力も抜群な猿王(
こっちではない)攻撃全般や、
発生が早い上にガード不能で
ガードポイントのある
飛び道具反射技の「リフレクター」など、
技の一つ一つは非常に高性能。そういう辺りは流石のラスボスである。
原作のCPUは相手を引き寄せてガー不連携で崩してきたり、近付かれると吹き飛ばして追い払ったりの嫌らしい立ち回りをする。
ゲージ消費技は無敵移動システムのタクティカルステップとガーキャン、3ゲージ技の「パワーアップ」のみ。
「パワーアップ」を使うとキャラの色が変わり、スピードが速くなって隙が減る他防御力が上がる。
『NBC』の仕様であるボス専用ヴァイタルソース高速回復と相俟って、初心者が倒すには少々骨が折れるラスボスである。
彼を倒さないと(と言うか4人のラスボスの中で彼を出現させないと)真のエンディングを見られないため、
厳しい条件をクリアしてグッドマンと戦わなければならない。
「バトルコロシアム」を通じてWAREZのアピールおよび、様々なデータを集める事を目論んでいる模様。
最終目標はネオジオワールドのトップに立つ事である。
冷酷非情な性格をしており、
あかりのような少女に対しても「陰陽術のテクノロジー、骨までしゃぶらせてもらうぞ」と言うなど、
容赦の無さが窺えるが、
キサラには「この娘、強いのか弱いのかいったいどっちなのだ?」
マッドマンには「……ま、まぁ、例外的なサンプルも時には必要だな。うむ」と、少々特異な相手には戸惑いを見せる事もある。
また、
ロバートに対しては「チッ、ガルシア財団の御曹司では、研究サンプルにしてしまうわけにもいかんか……」と言う所からすると、
WAREZも世間体を気にしなければならない状況にあるようだ。案外グッドマンもどこかの
中間管理職のように苦労しているのかもしれない。
見た目や技などがKOFの
イグニスによく似ている。特に設定上の接点は無いようだが、もしかするとデザインの参考にしたのかもしれない。
キャラクターカラーの中にはイグニスそっくりになるものも存在する。MUGENにおいては逆にグッドマンに似せたイグニスも存在している。
K'に対する勝利メッセージではネスツの技術をも我が物にしようと目論んでいる様子が窺えるが、グッドマン個人がネスツという組織や、
イグニスという人物に対してどのような感情を抱いていたのかは分からない。