指定した敵を自律攻撃する、浮遊型射撃ユニットの制御システム
対象に照準を合わせ射撃することで、無人機が飛翔接近して攻撃を行う
2020年3月2日実装の自律攻撃装置(Unmanned Attack Device)。
武器画像にはカメラガンが含まれていないためプレイでしか確認できないが、背面から見えるカメラガンホルダーカバーには「UAD」と刻印されている。
装備すると手持ち式のカメラガンを構え、背中に収納されている今川焼子機を自機の周りに展開・滞空させる} 。
この状態で敵をレティクルに収め、攻撃ボタンを押すとビット子機が敵の頭上斜め上まで飛翔し弾丸を浴びせるというもの。早い話が低威力のプラズマカノンを複数機載せたリペアユニットである。
行けよォ!ファングゥ!
子機はそれぞれ独立しており、攻撃ボタンを1回押すと1機が飛んでいく。
そのため単騎に集中させたり、複数の敵にバラバラに飛ばしたり、時間差攻撃したり、多彩な攻撃が可能。
自動砲台などの施設も標的にできるが、コアや敵機の仕掛けた設置物は対象外。
子機は飛翔中に当たり判定を持っており、標的頭上へ飛翔するまでの間に何らかの障害物にぶつかると戻ってきてしまう。使用時の周囲の地形には気をつけること。
子機を飛ばすと、相手側ではMLRSにロックオンされたときのようにミョンミョンアラートが鳴る。
子機による攻撃は爆風を伴い複数の敵にヒットするので、乱戦中の敵を狙うと高い効果を発揮する。
レティクルが小さくロックオン判定が非常にシビアで、AIM力を必要としない装備と思わせておきながら高いAIM力を要求してくる点には要注意。
豆知識として、ロックオン先は胴部前方になり、飛んでいく最中に敵が向きを変えると子機も向きを変えて飛んでいくという仕様がある。
そのためCL-バーサーカーで特殊攻撃中の強襲に飛ばした場合、グルグルと縦方向に回転(渦を描くように)しながら飛んでいくという妙な仕様があったりする。
その他、細かい特徴は以下の通り。
- 射出から攻撃開始までは対象との距離に関係なく0.8秒掛かる(弾丸発射はさらに0.2秒後)
- 迷彩、バリア、シールドに関係なくロックオン可能
- 攻撃中に敵機の耐久値が0になった場合、即座に攻撃をやめて戻ってくる
- 攻撃対象が施設の場合は、対象が破壊されても最後まで攻撃する
- 射出さえしてしまえば、自機が行動不能になっても攻撃を継続する
- 射出さえしてしまえば、武器を切り替えても攻撃を継続するため、一人コンビネーション攻撃が可能
- 子機は攻撃開始位置から移動しないため、物陰に入られると当たらなくなる
- 子機は偏差射撃を行わず発射弾も瞬間着弾しないため、施設で高速移動されたり着弾爆発しにくい空中にいられると命中弾が大幅に減る
ロックオン可能距離については頭部のロックオン性能に準じることはない。
杖A2(40m)だろうが飛天(110m)だろうが、レモラならレモラの有効距離で射出できる。
また、SPゲージの消費条件は以下の通り。
- 展開中に徐々に減少
- 子機を射出
- 射出した子機が弾丸を発射
展開・射出はさほど消費しないが、攻撃時の消費が馬鹿にならないのでSPが少ないときは飛ばしすぎないよう注意が必要。
展開中はSPが回復せず消費されていくので、使わないときはしまう癖をつけよう。
展開中のSP消費を最小に抑える・ダメージを少しでも上げるためにも、UAD射出→武器変更→主武器攻撃→武器変更→UAD射出→……という1人コンビネーションが有効(図鑑外性能の最大連続射出回数は武器変更なしの場合。武器変更を挟めば少しだけ射出可能回数が増える)
ちなみに構えている状態でリフトやリペア等の施設を使用すると、自動で収納されてSP回復が始まる。迷彩等と違って解除できずにSP切れ、とはならない。
なお、射出分のSPさえ残っていれば、子機の攻撃中にSPがなくなっても全弾撃ち込んでくれる。
重火力特別装備において最軽量を誇る。
バリアを失うことにはなるが、機動力と攻撃力を重視したいときはこれを選ぶと良いだろう。
赤い流線型の重量型に載せると完全に総帥。ニュード武器で固めてロールプレイを楽しもう。
注意点としては、習熟したプレイヤーは
直撃を避ける動きを知っていること。(具体的には真上にジャンプして「の」の字を描くようにスティックを入れる)
ヒット数の割にダメージが出ていないということもあるので注意。
そのためブースト量に余裕がある状態の敵機をただ狙っても火力を発揮することは難しい,味方機と交戦中や回避行動後のブーストに余裕のない敵を意識して狙っていこう。
酷い相手だとこちらに接近して巻き込んでくるので自爆にも気を付けようね。
こう近づけば四方からの攻撃は無理だな!なおユニオンのジュスト君対策にもなる。覚えておいて損はない対処法。
代わりに、自動砲台やガンターレット、(PS4
未実装の)ワフトローダーといった鈍重な相手・回避しない相手に対しては滅法強い。
榴弾のような派手さはなくとも、子機全機発射全弾命中でダメージ13000~18000ほどと、副武器を優に超える。
さらにそれが十数秒おきに自動で弾補充してくれるため、片っ端から壊していける。
実際に相手にUADに狙われた場合だが地上ステップ連打及び高所からの自由落下での回避は絶対にNG。必ず手動のジャンプをすること。
実戦ではタイミング良く地上ステップ1回→全力ダッシュジャンプ辺りが他の敵の攻撃も合わせて最もダメージを抑えやすいか。
フィールドテストの際にはMLG-メチェーリとSPL-プロミネンスがセットだったのだが、
一人コンビネーション攻撃という観点では空転時間のあるMLG及び直撃ダウンが狙えないSPL系列とこの系列の相性は良くはない。
最低でも即撃ち出来る主武器か、単発火力がある程度高い副武器を選ぶといいだろう。
完っ全にどうでもいい余談だが、アーケード版でUADが実装になったのは、エアバーストVer.2.7、2012/2/28のことである。
偶然かどうかはさておき、8年越しに同じ時期での実装となった。
UAD-レモラ系統 効果:自動攻撃 属性:爆発50%ニュード50% |
名称 |
型番 |
重量 |
連続使用 |
威力 |
爆発半径 |
有効射程 |
チャージ |
性能強化 |
UAD-レモラ |
UAD-330 |
630 598.5 |
最大120秒 |
790×6 822×6 |
10m |
120m |
30秒 28.5秒 |
①重量 598.5 ②チャージ 28.5秒 ③威力 822×6 |
UAD-ケリブ |
UAD-440 |
650 617.5 |
最大100秒 |
470×10 494×10 |
9m |
100m |
18秒 16.92秒 |
①重量 617.5 ②チャージ 16.92秒 ③威力 494×10 |
UAD-ガレオス |
UAD-520 |
680 646 |
最大110秒 |
1580×4 1674×4 |
12m |
140m |
23秒 21.39秒 |
①重量 646 ②チャージ 21.39秒 ③威力 1674×4 |
+
|
調整履歴 |
調整履歴
UAD-レモラ
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 威力
760×6 → 790×6 790×6 → 822×6
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- チャージ
35秒 → 30秒 33.25秒 → 28.5秒 非SP切れ時チャージ 30秒 → 26秒 28.5秒 → 24.7秒
UAD-ケリブ
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 威力
450×10 → 470×10 472×10 → 494×10
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- チャージ
20秒 → 18秒 18.8秒 → 16.92秒 非SP切れ時チャージ 15秒 → 13秒 14.1秒 → 12.22秒
UAD-ガレオス
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 威力
1540×4 → 1580×4 1632×4 → 1674×4
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- チャージ
25秒 → 23秒 23.25秒 → 21.39秒 非SP切れ時チャージ 20秒 → 18秒 18.6秒 → 16.74秒
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UAD-レモラ |
UAD-ケリブ |
UAD-ガレオス |
UAD-33D |
UAD-44D |
UAD-52D |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
子機数 (射出順) |
合計火力 |
攻撃 時間 |
SP消費量 |
非SP切れ時 |
最大連続 射出回数 |
1基あたり |
全基一斉射 |
稼働 |
射出 |
攻撃 |
チャージ |
SP回復量 |
UAD-レモラ |
3基 (上→右→左) |
4740 4932 |
14220 14796 |
1.4秒 (300/min) |
毎秒0.833% |
1基3.0% |
2.0%×6 =12.0% |
26秒 24.7秒 |
毎秒3.85% 毎秒4.05% |
8回 |
UAD-ケリブ |
4基 (右上→右 →左上→左) |
4700 4940 |
18800 19760 |
1.83秒 (330/min) |
毎秒1.000% |
1基3.0% |
1.0%×10 =10.0% |
13秒 12.22秒 |
毎秒7.69% 毎秒8.18% |
8回 |
UAD-ガレオス |
2基 (右→左) |
6320 6696 |
12640 13392 |
1.4秒 (150/min) |
毎秒0.909% |
1基3.0% |
5.0%×4 =20.0% |
18秒 16.74秒 |
毎秒5.56% 毎秒5.97% |
5回 |
※SP消費量は全回復しているゲージを100%とした場合の割合
UAD-レモラ
指定した敵を自律攻撃する、浮遊型射撃ユニットの制御システム。
対象に照準を合わせ射撃することで、無人機が飛翔接近して攻撃を行う。
所謂バランス型、初期型、系統最軽量。ユニットは3基。
重火力特別装備で最も軽いので、アセンの幅がとても広い。
SPチャージ効率は系統ではもっとも悪いものの、実用上は必要十分な回転率と継戦能力を持っている優等生。
100m以上の有効射程を持つので、射撃補正が殆どない頭部でも遠距離戦を可能としてくれる。
1基あたりのカタログ上の秒間火力は主武器より低いぐらいだが、一旦ロックすれば物陰に隠れた敵にも最後までしっかり撃ち込んでくれるのが嬉しい。
上手くガス欠状態の敵機に3基一斉射が決まれば、それだけで
N-DEFごと新品撃破が可能なダメージが与えられる。
バリアも簡単に剥げるのでリア重の天敵である。
実際に使ってみると敵が避けたり障害物で弾かれたりで、カタログ通りのダメージは出ないが、ここからさらに主武器、副武器との連携が加えられるのがUAD系統の強み。
とにかくポテンシャルは高いので、NT能力AIM力を鍛えて飛ばすべし。
ちなみに
レモラはアサヒ飲料がかつて販売していた大人向け炭酸飲料……ではなく
古代ギリシャで伝説に記されるカリグラのガレー船を押しとどめた怪魚の名前……でもなく
コバンザメの英名である。
UAD-ケリブ
ユニットが4基に増えた発展モデル。
1基あたりの攻撃能力は低下したものの、より立体的な連携が可能となっている。
手数重視の弾数特化型。ユニットは4基。
ユニット1基あたりが持つ火力を分割して、弾が沢山出るようにしたタイプ。
弾数の増加とともに連射速度も早くなっており、ユニット自体も1基追加されている。
ユニットが1基増えた分、撃ち分け、集中といった場面に応じた使い分けが容易なのが特徴。
チャージ速度が非常に早いので、低SP胴との組み合わせでも実用十分な回転率で回していける。
ただし、1基あたりの消費SPはレモラと大差ないので、何も考えずに飛ばせるだけ射出するとあっという間にSPが枯渇してしまう。
構えているときだけでもゲージ管理を意識しておこう。
弾数と連射速度が増えたのでダメージが安定するかと思いきや、実際は威力、範囲低下の影響がカタログ以上に響いているので、相変わらず敵の回避行動に弱い。
4基一斉射の火力は圧倒的ではあるのだが、強襲相手だと雀の涙のようなダメージしか入らないこともあり得る。
ユニット数を生かして射出タイミングをずらすなど、適時調整してやればいいのだが、そうなると今度は独特の照準合わせのせいで難易度が高くなりがち。
おまけに
有効射程が系統最短なので、遠距離戦に使えないというのも困った所。
ロック距離が
頭部パーツのパラメータに依存する副武器の
MLRS系統と違って、武器ごとに射程距離が固定なので
頭部の索敵パラメータによっては「敵がはっきり見えてるのにUADが飛んでくれない」といったストレスのたまるトラブルがありがち。
継戦能力と瞬間火力を兼ね備えたポテンシャルの高い武器ではあるが、その分考えることが増えてむしろ扱いが難しくなっている気がしないでもない。
時間あたりの火力(SPゲージ回復)量は系統どころか重火力特殊枠トップなので一度触れてみるといいだろう。
ちなみにケリブとは四つの顔と四つの翼を持つ智天使ケルビムさんのこと……ではなく
ピラニアを意味する英単語。……らしいのだが、どうにも確証がない。そもそもpiranhaって単語もあるし。ということで有識者ヨロシク
↑有識者によればスペイン語でピラニアのことだそうな。
群れをなして我先にと襲いかかっていく姿はたしかにそっくりである。
UAD-ガレオス
展開可能な最大ユニット数を2基に抑え、代わりに1基ごとの攻撃力を高めたモデル。
効果的に展開すれば、局地戦での戦力差を一気に覆すことも可能。
威力重視の単発特化型。ユニットは2基。
1射あたりの火力を増加させ,火力を集中させたモデル。
ちょうど斉射するとゲージの半分を使い切るので感覚的にSPゲージの管理がしやすくなっている。
特筆すべきは140mとなった射程、プラント内から1つ前のプラントを狙えるほどである。
ただし狙撃銃と違いスコープが付いているわけではないので、射程ギリギリの敵を狙う際は判定が極小であることに注意しよう。
全基一斉射の合計火力は系統内最低となってしまったが,威力、爆風が増加しているため火力の低下を感じさせない。
しかしながら、連射速度が大幅に低下しているうえ、ユニット数まで減っているせいで、UADの中では一番簡単に弾を避けられるというのが泣き所。
主武器や味方との連携をきっちりと意識したい。回避の着地に対して副武器の爆発物をぶつけるのも非常に効果的。
ユニオンバトルにおいては、その射程によって高所に存在する敵砲台への攻撃に使われることもあったが、コア火力にも優れる
NeLIS系統の実装によって使われなくなってしまった。
ちなみにガレオスとは狩人の皆様にお馴染みの砂漠のアレ…ではもちろんなく
ギリシャ語で「鮫」の意。ヤモリザメ属の学名にも用いられる。まあ結局どれもこれも語源は同一だろう
最終更新:2024年02月11日 17:57