バリアユニット系統

電磁波で周囲にニュード粒子を固定させ、外部からの攻撃を遮断する防弾システム
モデルにより前方・全方位と防弾範囲が異なる
重装砲、榴弾とSPを使って攻撃する装備と違い、SPを使って防御する装備。
使用すると自機の回りに六角形を並べたような球(もしくは半球)状のフィールドを張り、敵の攻撃を防ぐことができる。
使用中は時間経過で徐々にSPが減り、敵の攻撃を受けることでダメージに応じてSPを大きく消費する。この点は遊撃のシールドと同じ(流石にあちらほど耐久性はないが)。
全体的に軽めな点も、重量がかさみがちな重火力兵装には嬉しいところ。

細かい特徴
  • 迷彩やリペアフィールドと同じく武器持ち替えをせずON/OFFできる
  • デバフ効果(AN手榴弾やECMグレネード)も遮る
    • 前方のみ展開するものは、機体前方(バリア内部を含む)でAN手榴弾やECMグレネードが爆発した場合にのみ遮る
    • ブラスターガン系統による攻撃では、本体の帯電は防げるがバリアが帯電するらしく、既定弾数の着弾でバリアに対し放電が発生する
  • 壁を抜けて当たりが判定される武器や、一部の貫通特性持ちの武器には効果が無く、直接ダメージを受ける(壁貫通は強襲の各種近接武器、貫通特性は遊撃のFLR-サリッサ系統など)。また、水没ダメージやウーハイ産業港の火炎放射器のエリアダメージ、フレアグレネード等のエリアダメージを作る武器にも効果がない
  • 着弾判定はバリア表面。そのため、被弾判定事体はバリアを張っている方が大きく、爆発半径の小さいプラズマカノン・ネオ等も直撃しやすい
    • ただし効果そのものは機体本体に対して発揮されるため、バリアの内側で発生したダメージも遮る。β・γであれば、ヘヴィマインV等を踏んでも耐えられる。初期型・τは爆発箇所や視点次第
  • 機体にダメージを受ける攻撃でのみSPを消費する。
    • 敵AN手榴弾・ECMグレネード・味方の爆風はSP消費無しで遮る
    • 自爆ダメージはSPを消費して遮る
    • 例外として、ダメージを受けない壁越しの爆風でSPを消費する
    • 上記の貫通攻撃およびエリアダメージを受けた場合は、機体にダメージを受けつつSPも消費する
  • 味方の弾丸はバリアを透過し、自機に被弾する非瞬着武器および爆風はバリアによって遮られるため、誤射は瞬着武器もしくはバリアを透過する武器で機体本体を狙った場合のみ発生する
    • 味方の爆風を遮ると言っても、バリアの奥にいる敵機には届く
  • N-DEFと違い、被弾の際ゲージを使い切ってもダメージが貫通することはない。例え残りSPが少なくとも、コングやネオ等を1発は耐えることができる

主武器、副武器と充分な火力を持つ重火力兵装に「粘り強さ」を加えてくれる装備。耐久値の低いβでも軽量級機体並にはあり、初期型では重量級機体が突然目の前に割り込んでくる程度の耐久を持つ。
しかしながら、バリアの直径はブラストを横へ2機並べるよりもさらに巨大なため非常に被弾判定が大きい。
ブラスト本体の被弾判定であれば命中していないはずの攻撃も残さず受け止めてしまい余分なダメージが増加するので、ブラストと比較して数段激しく耐久力を消耗する
もちろん爆風に対しても当たり判定が爆心地により近くなるため受けるダメージが増加する。
現在、主流の武器はどれも秒間火力が5000以上はあるため、複数に囲まれると1秒持たずにバリアが消えるということも珍しくない。
どの兵装でも言えることだが、ボーダーブレイクは機体の防御性能に比して火力が高く、どんなに上手い人でも複数人同時に相手して無双できるようにはなっていない。
「突出しない、味方と足並みを揃える」「できるだけタイマンや味方の多い状況を作る」「見えている高火力武器はしっかり避ける」といった基本を身に着けてようやく、前述の「もう一機分の耐久値」が光る、というのは、常に念頭に置いておこう。
もちろん、避けられないと感じたら出し惜しみせずに使うことも忘れずに。
そしてこれを装備するということは重装砲や榴弾といった広範囲攻撃を捨てることに他ならないので、稼いだ数秒間で何ができるのかをよく考えてから採用するかどうか決めるとよい。
主武器、副武器で充分に相手を倒せる場合であれば、強力なバックアッパーになってくれるだろう。

アークスピナーのようなダメージエリアを発生させる武器の攻撃を受けた場合、バリアを貫通して機体にダメージが入ると共に、SPも消費してしまう。
SPへの被害を軽減するためにも、エフェクトが見えたならば一旦OFFにするのが無難だろう。
サリッサも貫通して両方にダメージが入るけど、見えてからは反応できないし…
加えて注意する点として、おそらく仕様と思われるが爆風によりブラストがダメージを受けた直後にバリアを展開した場合、ブラストとバリアの双方がダメージを受けるという重大な欠点が存在する。
この現象を起こすにはブラストがダメージを受けてから極めて短い間でバリアを展開する必要があるものの、人力での再現もそれほど難しくはない程度。
バリアの性質上爆発物を視認してから展開することも多いので実際の戦場でも十分に起こりうる。
過度に意識する必要は無いが、知っておいて損は無いだろう。

余談だが、こちらもリペアフィールドと同じく、起動時にSPゲージが5%固定消費されるようにアーケード版から仕様変更されている。無意味な切り替えは極力避けたい。
その代わりか展開時間が初期型とβは10秒、γは20秒延長されている。
バリアユニット系統   効果:防弾
名称 型番 重量 連続使用 防弾範囲 耐久力 チャージ 性能強化
バリアユニット BRR-01 730
693.5
最大60秒 前方 最大13000
最大14040
55秒
52.25秒
①重量 693.5
②チャージ 52.25秒
③耐久力 最大14040
バリアユニットβ BRR-02 700
665
最大70秒 全方位 最大7500
最大8175
40秒
37.6秒
①重量 665
②チャージ 37.6秒
③耐久力 最大8175
バリアユニットγ BRR-03 740
703
最大50秒 全方位 最大10000
最大11000
45秒
41.85秒
①重量 703
②チャージ 41.85秒
③耐久力 最大11000
バリアユニットτ BRR-19 760
722
最大40秒 前方 最大16000
最大17760
50秒
46秒
①重量 722
②チャージ 46秒
③耐久力 最大17760
+ 調整履歴
調整履歴

バリアユニット
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 自分自身または味方が設置したサテライトバンカーの攻撃を受けると、SPゲージが消費される不具合を修正
バリアユニットβ
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 自分自身または味方が設置したサテライトバンカーの攻撃を受けると、SPゲージが消費される不具合を修正
バリアユニットγ
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 自分自身または味方が設置したサテライトバンカーの攻撃を受けると、SPゲージが消費される不具合を修正
バリアユニットτ
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 連続使用時間
      最大30秒 → 最大40秒
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 武器詳細画像と図鑑で表示される3Dモデルを変更
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • 自分自身または味方が設置したサテライトバンカーの攻撃を受けると、SPゲージが消費される不具合を修正
バリアユニット バリアユニットβ バリアユニットγ バリアユニットτ
BRR-01 BRR-02 BRR-03 BRR-19
©SEGA
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 SP消費量 耐久力消費量 使用時間消費量 最大連続使用 非SP切れ時
起動 起動 稼働 起動 被弾 チャージ 使用時間回復量 耐久力回復量
バリアユニット 5% 650
702
毎秒217
毎秒234
3.00秒
3.00秒
4.62秒/1000ダメージ
4.27秒/1000ダメージ
57.00秒 50秒
47.5秒
毎秒1.20秒
毎秒1.26秒
毎秒260
毎秒296
バリアユニットβ 5% 375
409
毎秒107
毎秒117
3.50秒
3.50秒
9.33秒/1000ダメージ
8.56秒/1000ダメージ
66.50秒 35秒
32.9秒
毎秒2.00秒
毎秒2.13秒
毎秒214
毎秒248
バリアユニットγ 5% 500
550
毎秒200
毎秒220
2.50秒
2.50秒
5.00秒/1000ダメージ
4.55秒/1000ダメージ
47.50秒 40秒
37.2秒
毎秒1.25秒
毎秒1.34秒
毎秒250
毎秒296
バリアユニットτ 5% 800
888
毎秒400
毎秒444
2.00秒
2.00秒
2.50秒/1000ダメージ
2.25秒/1000ダメージ
38.00秒 45秒
41.4秒
毎秒0.89秒
毎秒0.97秒
毎秒356
毎秒429

バリアユニット

電磁気で周囲にニュード粒子を固定させ、外部からの攻撃を遮断する防弾システム。
防弾範囲は機体の前面のみに限られているが、敵の銃撃や爆風からブラストを守ることができる。
初期型であり、防弾範囲が正面にしか存在していないモデル。
最低レアリティながらもその耐久力はおおよそ14000と最高クラスの数値であり、全方位モデルと比較した場合、当たり判定などの特性から実質的な耐久力の差は数値以上であると言ってよい。
バリアの範囲は視点を中心に真横からの攻撃を防いでくれる程度までは判定が存在しているので、敵の位置をしっかり把握して正面に捕らえ続けながら戦おう。
ちなみに後ろから爆風を受けてもブラスト本体とバリアの両方にダメージが入るということは無いのでその点は安心して良い。

爆風の入り乱れるプラント戦を想定した場合後方からの攻撃は素通ししてしまうので、軽~中量機よりも多少の流れ弾や爆風のカス当たりを気にしない重装甲向けの性能と言える。
1分近いチャージ時間の長さも気になるところではあるが、秒間あたりに回復する耐久力も多いためSPを切らさなければ十分にフォローできる範囲ではある。詳しくは図鑑外性能を参照のこと。
SPゲージが十分に残っているうちは近接戦闘で積極的に銃弾を受け止め、残りわずかになった時点で強力な爆発攻撃を受け止めるというように効率的に耐久力を消費する立ち回りを心掛けていきたいところである。

プレイヤーレベル12で支給されるため、フレームロットの引きに関わらずに入手でき、しかも☆1なので強化しやすいのが大きな強み。
それでいて上位モデルのβやγに勝っている部分もあるので、そのまま使い続けるのも十分選択肢に入れられる優良パーツである。

バリアユニットβ

電磁気制御を改良し、防弾範囲を全方位に拡大したバリアユニット。
背後からの攻撃にも対応できるが、耐弾性は低下しているので過信は禁物。
防弾範囲が全方位になったおかげで後方からの攻撃にも対応したため、展開中であればブラスト本体には射撃武器が一切届かなくなっている。
特にAN手榴弾のようなダメージのないデバフ効果を持つ武器を完全にシャットアウトできるようになった点は大きい。
系統中最軽量であるため気楽に搭載できる点も見逃せない。

しかしながらその代償として耐久力が系統中最低の8000程度にまで低下しているため攻撃を受ければあっという間にバリアが消失してしまう。
加えて全方位型の欠点として横方向から攻撃を受けた場合、後方にそれた攻撃すら受け止めてしまうため無駄な被弾がより一層増えることになる。
これは初期型には存在しない欠点であり、数値以上に耐久力の差を感じる原因である。

チャージ時間も最速ではあるが時間当たりの耐久力回復は他2モデルに大きく劣っている。

総じて撃ち合いに向いたモデルとは言えず、AN手榴弾のようなデバフ攻撃や他モデルでも一撃で消し飛ぶ強力な攻撃をピンポイントで受け止め耐久力の差を補いリチャージの速さを生かす立ち回りが求められる装備と言える。

Bユニットβ/SCV

バリアユニットβの特別仕様。
モスグリーンを基調とした緑地迷彩仕様となっている。ただしバリア自体が迷彩仕様ではないため、単純に緑系が好きなボーダーが好んで使用している。

オリジナルのバリアユニットβを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。

バリアユニットγ

全方位展開と耐久力を両立させたバリアユニット。
連続稼働時間の短さにさえ注意すれば、機体の生存性を劇的に高めることができる。
バリアユニットβの性能を純粋に強化したような全方位モデル。
全方位防御に加えて3凸で11000という高耐久力を両立しているので撃ち合いにもプラント戦にも対応したバランス型という立ち位置。
チャージ時間もそれなりに早く時間当たりの耐久力回復も初期型に微差で劣る程度とレアリティに見合った非常に優秀な装備である。

しかし初期型ほど撃ち合いに強いわけでもなく、高威力の爆発物が飛び交うプラント戦においてはβと同じく1~2発でバリアが消失してしまうことも頻繁に起るため、こうなってしまうとリチャージの差で耐久力の優位が一気に失われてしまう。
以上の理由からあくまでもバランス型であり、プレイスタイルによっては他モデルを採用した方が良い場合も存在するということは常に頭の片隅に置いておきたい。
敵行動不能機を覆うように展開する事で支援兵装のURデバイス系統による再始動を阻止できる利点があるが、前述の通りプレイスタイルによりけりである事は置いてほしい。

ちなみにアーケードでは展開範囲がβより広く耐久値も高い代わりに展開時間が滅茶苦茶短くリチャージも重いという装備で、展開範囲の広さもβなら吸わない攻撃もバリアで吸ってしまうというデメリットに近かったため、βを差し置いて使われることはまずない装備だった。
PS4版に実装されるにあたって展開範囲縮小、展開時間20秒増加、リチャージ20秒短縮耐久値1500減少という魔改造を受けており、重量と名前以外ほぼ別の装備に変わっている。

バリアユニットτ

電磁気の出力調整を行い、強固なニュード粒子の生成を実現させた。バリアユニットの改良モデル。
防弾範囲は前面のみになるが、耐久力は系統内でも抜きん出た仕上がりとなっている。
ついに登場した★4バリア。
2021/07/19に追加された。

アーケード版には存在しなかった、家庭用の完全新規モデルである。
ボダではあまり見慣れないギリシャ文字だが、τ=タウと読む。

大雑把には、アーケードにおけるγのような初期バリアをアッパー調整したデザインになっている。
ただし、その調整はより実戦向けになっており、初期バリアを程よく固くしつつ、リチャージ時間を短縮。
★4に相応しい魔改造……と思いきや、なんと連続使用時間が系統で一番短い40秒になってしまった。アケ版γの一番ダメなところを踏襲するな
漫然と展開していてはあっという間にSPを浪費してしまうが、こまめに切り替えすぎても展開時の固定消費でSPを持っていかれるため、より緻密な使用タイミングの見極めが必要になった。
リチャージ時間も、初期型よりは短くなったものの系統下から2番目の遅さであり、一度SPを使い切ってしまうとそれなりの時間無防備になってしまう。
前方バリアとして見た時のアセン上での弱点は初期バリアそのままであり、重量も系統で最も重いため、そういった部分でも負担は大きい。

とはいえ、これはあくまで欠点部分のみを比較した場合であり、冒頭にある「一番固くてリチャージがそれなりに短い」という部分に着目すると話は変わってくる。
耐久力の秒間回復量は系統最多であり、きちんとSP管理さえできればその膨大な耐久力を押し付けながら長時間重戦車のごとく立ち回ることが出来るだろう。

Ver.3.12で連続使用時間が30秒→40秒となんと10秒も追加された。
これはSP武器の調整として破格の数字……ではあるのだが、もともとの30秒があまりにもピーキーであったため、ようやく他のバリアと比肩できる程度に使いやすくなったと言える。
細かい数値は、図鑑外性能の項目を参照されたい。

Bユニットτ/SCV

バリアユニットτの特別仕様。
その強固な防御力に青いボディは、まるで亀の甲羅を彷彿とさせる。鶴は千年、亀は万年との言葉もあるように、防御性能を活かして戦場を長く生き残るのだ。
23/08/17までマテリアルピース6000で購入可能な武器スキン。

オリジナルのバリアユニットτを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。

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最終更新:2024年02月05日 08:19