サワードロケット系統

着弾地点で爆発する汎用ロケットランチャー
高威力のロケット弾が直線的に飛翔するため扱いやすい
重火力では初期装備にもなっているスタンダードな兵装。
要するに他のゲームでいうところのバズーカである。主に単発、高威力が特徴。
発射された弾頭は何らかの物体への接触、もしくは一定距離(300m)飛翔後に爆発する。
弾頭は直撃すれば大ダメージ、足元で爆発させても爆風でダメージが期待できる。
弾丸は重力の影響を受けるのか、長距離への攻撃は照準からやや落ちた位置に着弾する。とくにサワード・コングは落下が顕著なので注意が必要。
その他、爆発物のダメージ判定は相手側画面での当たり判定に依存する(未検証、アーケード版準拠)ため、通信遅延などで想定よりダメージが低いこともあり得る(いわゆるサワラグ)。

カタログ表記にない隠しパラメーターとして、「弾頭の飛来速度」がある。
(速)スマイト > カスタム = SSPN > ロケット > バラージ = アルケス >> コング(遅)
コングは目に見えて遅いので、ロケットの使用感を思い描いてガチャを回す前に、プレイ動画などで一度確認することをおすすめする。

余談だが、説明文にある「弾頭」とは発射されているエネルギー体の弾丸ではなく、その弾丸の芯となっている物体のことである。
障害物でカメラをブラストに寄せてコマ送り撮影すると、銃口を通る弾頭を見ることができたりする。
サワードロケット系統  属性:爆発100%
名称 型番 射撃方式 重量 威力 装弾数 爆発半径 連射速度 リロード 性能強化
サワードロケット M32T1 単射 490
465.5
8500
8840
1×5 12m
12.5m
- 2秒 ①重量 465.5
②爆発半径 12.5m
③威力 8840
サワード・カスタム※1 C-M32T2 単射 530
503.5
6800
7072
3×4 7m
7.3m
120/min 3秒 ①重量 503.5
②爆発半径 7.3m
③威力 7072
サワード・バラージ M32T3 3点射 550
522.5
5300
5512
3×5 9m
9.4m
800/min 3.6秒 ①重量 522.5
②爆発半径 9.4m
③威力5512
サワード・スマイト M32T5 単射 500
475
8500
8925
1×6 16m
16.8m
- 2.4秒 ①重量 475
②爆発半径 16.8m
③威力 8925
サワード・コング M32T6 単射 600
570
15500
16430
1×3 17m
18m
- 4秒 ①重量 570
②爆発半径 18m
③威力 16430
サワード・アルケス M32T7 単射 580
551
13300
14231
1×2 18m
19.3m
- 5秒 ①重量 551
②爆発半径 19.3m
③威力 14231
SSPNランチャー※2 - 単射 510
484.5
8000
8400
1×6 14m
14.7m
- 2.7秒 ①重量 484.5
②爆発半径 14.7m
③威力 8400
※1 イベント配布
※2 コラボ武器
+ 調整履歴
調整履歴

サワード・ロケット
  • 2019/03/14(Ver.2.00)
    • 爆発半径
      11m → 12m
      11.4m12.5m
サワード・バラージ
  • 2019/03/14(Ver.2.00)
    • 爆発半径
      8m → 9m
      8.3m9.4m
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • リロード
      4秒 → 3.6秒
サワード・スマイト
  • 2019/03/14(Ver.2.00)
    • 威力
      7700 → 8000
      80858400
    • 爆発半径
      15m → 16m
      15.8m16.8m
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • リロード
      2.6秒 → 2.4秒
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 威力
      8000 → 8500
      84008925
サワード・コング
  • 2019/03/14(Ver.2.00)
    • 爆発半径
      16m → 17m
      17m18m
  • 2020/04/09(Ver.3.00)
    • 威力
      13800 → 14400
      1462815264
  • 2020/11/17(Ver.3.05)
    • 威力
      14400 → 15000
      1526415900
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 威力
      15000 → 15500
      1590016430
    • リロード
      4.5秒 → 4秒
サワード・アルケス
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 威力
      13800 → 13300
      1476614231
    • 爆発半径
      19m → 18m
      20.3m19.3m
サワードロケット サワード・バラージ サワード・スマイト サワード・コング サワード・アルケス
M32T1 M32T3 M32T5 M32T6 M32T7
サワード・カスタム SSPNランチャー
C-M32T2 -
©SEGA
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 弾速 マガジン火力 マガジン火力
サワードロケット 80m/s 8500
8840
42500
44200
サワード・カスタム※1 90m/s 20400
21216
81600
84864
サワード・バラージ 70m/s 15900
16536
79500
82680
サワード・スマイト 100m/s 8500
8925
51000
53550
サワード・コング 30m/s 15500
16430
46500
49290
サワード・アルケス 70m/s 13300
14231
26600
28462
SSPNランチャー※2 90m/s 8000
8400
48000
50400

サワード・ロケット

広く普及した汎用ロケットランチャー。
射出された弾頭は直線的に飛翔し、着弾地点で爆発。
周囲の敵に損害を与える。
ゲームスタート時に所持しているモデル。弾速は80m/s。
初期モデルなのですぐに持ち替えるだろう・・・と思いきや、意外や意外、実は威力、弾数、爆風はバランスが取れたモデル。
リロードがサワード系統で最も早い。
というかリロード2秒以下の副武器は大抵投擲モーションが入るので実質全兵装の副武器で最速クラスのリロードとなっている…のだが、サワード系統は発射からリロードが始まるまでに少しの間があるため、リロード同値の強襲副武器ツィーゲルラケーテには劣る。

一発撃破が魅力のコングや、弾速に優れたスマイト、3点射でばらまくバラージといったラインナップの中で見ると普通のロケット砲なためにあまりパッとしないが、きちっと当てればかなりダメージが与えられる。
1マガジン1発なので撃てば必ずリロードが入り、追撃には主武器への持ちかえかリロードを待つ必要があり、腕部の性能に左右される部分があるものの、決して弱い武器ではないのはたしかであろう。
とはいえスマイトが上位互換のような性能をしているし、サワードで人気があるといえばアルケスであり、そこから言っても使い続けるプレイヤーは少ないだろう。

サワード・カスタム

サワードロケット系統の幻のクラシックモデル。
小径弾を採用することで装弾数を増加させたカスタムモデルの軽ロケットランチャー。
2019年10月28日より始まったイベントより、アーケード版の頃の性能を忠実に再現して実装。
帰ってきたみんなのアイドルさわ☆かすちゃん。弾速は90m/s。
火力と爆発半径を抑えた代わりに1マガジン3発を実現したサワード。

カタログスペックだけで見れば、弾速はスマイト並で、平均的な装甲相手なら一発でダウンが狙える威力、追撃可能なマガジン3発、1マガジン火力(3凸で)21000オーバー、リロードも程々と、かなりのハイバランスと言える。
が、極小の爆発半径全てを台無しにしてしまっている。

サワード系はプラカノ系に比べ弾速に劣るため命中に関しては一歩劣っているが、特にサワカスは爆発半径が狭い故にサワラグの影響を強く受け命中を困難にしてしまっている。
というか7mという半径は直撃させてなんぼのプラカノネオと同じ半径であり、当てられるんだったらそっちのほうがリターンが大きいという有り様だったり。(しかも弾速がある分ネオの方が当てやすい)
1マガジンあたりの弾数が欲しいならプラズマカノンの方がまだ安定した戦果を上げられるだろう。
ばらまきによる面制圧でもスクラムバスターどころか同系統☆1のバラージにも劣るんじゃなかろうか…?

要するに、ランクマにおいてはアケ時代と同じネタ武器枠と言わざるを得ない悲しき存在でしかない。
どうしても使いたいなら止めはしないがもっといい選択肢はいくらでもある。

反面、ラグを考慮しなくていいストーリーモードやユニオンにおいては評価が一変する。
特にユニオンでは理論値を発揮しやすい対砲台攻撃やコア攻撃から始まり、3発をそれぞれ撃ち分けられるため無駄弾が出にくく、重くなく4マガジン12発もあるためアセンの制約も緩い。
極小の爆風も強化騎兵相手なら問題なく、爆風100%なのでコアダメージ効率も良好で、コア攻撃時にはかえって味方に誤射しないというメリットのほうが上に来る、といいことづくめ。
圧倒的に高性能という程ではないものの非常に汎用性が高く、イベ配布武器の中では破格の性能と言える。あくまでユニオンでだけな!

威力を少し下げて1マガジンの弾を1発減らし、爆発半径をコングのものにすれば強襲のゲヴァルトになる、あるいは威力をちょっと妥協して爆発半径を倍にすればUGになると考えれば、爆発半径がどれだけ足を引っ張っているのかうかがえるというものである。

サワード・バラージ

3点バースト射撃を採用したロケットランチャー。
爆発半径こそ狭いが、3発を連続発射するため高い面制圧力と瞬間火力を持つ。
3点射式のロケットランチャー。弾速は70m/s。
単発威力がロケットより落ちたものの、1トリガーで3発を撃ちだすので制圧面という部分においてはこちらに分がある。
また最大強化で1発5512×3=16536となるので、同じく強化したコング(16430)よりもコアへのダメージ量が多いというのも特徴。もちろんすべて当たれば1マガジンで撃破も取れる。
ただし威力低下と爆発半径低下の分、きちんと直撃を狙っていくなどして当てられないとあまりいいダメージにはならない。弾速も遅いので、対人ではしっかり距離を詰めてから撃つのがコツ。
反動もそこそこ強いので、中距離でもハッキリとバラけるのも難点。
遠方の施設を狙う時は、リコイルコントロールをしっかり意識して撃とう。

サワード・スマイト

広範囲への殲滅力を追求したロケットランチャー。
爆発半径が広く弾速も速いため、より確実に敵ブラストへ損害を与えることが可能。
弾速強化型。弾速は100m/s。
初期状態でロケットと同威力・リロード増となったが、重量+10で6マガジンになり爆発半径拡大も加わって、扱いやすさはサワード系統で一番ともいえる(なお調整が入る前はロケットより攻撃力が下であった)。
プラズマカノン寄りのサワードロケット、といった感じだろうか、優れた弾速でより直接当てやすく、使い勝手はおよそ良好。

調整により威力と爆発半径の両方が上方修正され、使い勝手が更に向上。
元々当てるだけならかなり優秀な性能だったので、ダウンが取り易くなったのは中々嬉しい強化。
サッと一発撃って即座にふっとばせる即効性と、爆発半径による巻き込み性能向上で、手数が多い代わりにノックバック止まりが多く、基本的に対単機用というプラズマカノン系統との住み分けが以前より明確になった。
また、「誘爆」という珍しい性質を持つ新補助装備・リアクティブボム系統とは乱雑に撃っても広範囲に加害しやすい=誘爆を誘いやすく、やや心許ないスマイトの単発威力を擬似的に引き上げられるなどと性質が見事に噛み合っている。組み合わせて使用するのもアリだろう。

サワード・コング

破壊力を高めた重ロケットランチャー。
携行弾数と弾速に難があるものの、戦局を覆すほどの凄まじい威力を発揮する。
単発強化型モデル。弾速は30m/s。
威力と爆発半径に優れ、直撃すれば全身重量型の新品でもない限り、一撃で撃破はおろか大破も狙える程の破壊力を誇るが、系統中最重量かつ、弾速が他モデルよりも大幅に遅い
弾速の遅さは露骨に解るレベルで、強襲の41型手榴弾(35m/s)よりも更に遅い。手投げ弾より遅い推進剤って逆に凄くない?

弾頭が重くなったが推進剤が他と同量という事なのか、発射後にやたらと弾道が下がり、遠くまで水平には飛ばないという特徴がある。
一応、発射後の落下を見越した曲射という芸当も考えられるが、手榴弾などの投擲武器のように極端に落ちる訳でもないので、基本的には「高火力だが遠距離攻撃はし辛い」という、欠点としての特徴になる。
そのため、基本的に近距離にぶち込む運用がメインとなってくるが、爆発半径の広さと威力の高さが災いして、至近距離の敵にジャンプして真下に撃つ、とかやると自爆する危険がかなり高い。
味方誤射も発生しやすく、味方をノックバックさせた時には誤射マイナスだけではない甚大な損害が発生しかねないので、集団戦で使う時は慎重に。
クセの強さに対して総弾数3発であることもやや苦しく、アセンの制約も若干高め。
ブレイズランチャーXは移植にあたり3→4発へ強化されているため、コングも4発になってもよさそうなものではあるが…

この様に、色々と使い辛さが目立つ武器ではあるが、カスればノックバック以上はほぼ確定の広範囲攻撃という一撃の決定力の高さは間違いなく、大破が取りやすい事も環境にマッチしている。
バリアを展開しつつ至近距離まで詰め寄って強引に足元に撃ち込む、物陰や地形を利用した不意打ちなど、近距離での破壊力を活かした運用を工夫したい。

また、弾速の遅さは、見方を変えると敵の行動を縛ることにも繋げられる。
ド派手に煙を吹き発光しながらゆっくり迫りくる弾頭は、どうあっても視線を奪うので、着弾までの長時間敵の注目を集めることができる。
中遠距離から、敵に移動してほしくない場所に撃ち込みつつ有利な立ち回りを仕掛けたり、撃ってから即持ち替えて主武器で炙ることで擬似的な2vs1に持ち込むことも可能。
これらが合わさると「避けなきゃいけないのになぜか当たりに行ってしまう」「見えてるのに動けなかった」などといった、アーケードの頃から変わらないオカルトめいた吸引力が発生する。
威力や爆風などの基本的な数値は高水準であり、使えば使うほど味の出る奥深い武器なので、使ってみて気に入ったなら極める価値は十分にある。

なお、余談ではあるが、曲射ができることを生かしてベース外からコアに一方的に直接攻撃を行う「コングシュート」という犯罪テクニックが存在する。
が、可能な位置がシビアだったり弾道が修正されたり起爆位置がランダムになったりマップが修正されたりと、実用性の低さにより廃れていった。今の主流はインフェルノシュートです。

サワード・アルケス

敵拠点の鎮圧用に、さらなる火力強化を施された重ロケットランチャーの改修モデル。
装弾数が抑えられることにはなったが、一撃の威力は系統内で随一の仕上がりである。
2021/01/11に追加された★4武器の一つ。 弾速は70m/s。
弾速がかなり速くなり、爆発半径も2m増えた代わりに、若干威力が低下したコングと言った塩梅。
これだけならコングの上位互換なのだが、総弾数が2発というキツイ欠陥を抱えている。
2発なので予備弾数の上昇ラインは50%の倍数となり、現状ではどう頑張っても1発しか増やせない。
バカスカ撃っていてはあっという間に弾切れするため、ここぞという場面で撃ち込んでいきたい。
どうせ増えないのなら腕の予備弾数を気にせずともいいと割り切れるが、特に軽いわけでも無いので軽量級-中量級アセンでの採用が難しいのが嫌らしいところ。
また、弾速が速くなり爆発半径も増えたということは自爆の危険性もコングより上がっているという事なのでそこも注意。

+ 2021年6月以前の評価
相性のいいチップには、爆風の天敵であるDEF破壊適正や、直撃でより大破を取りやすくなるフェイタルアタックがある。
また、爆風100%かつ高威力のため、ダメージレートを上げやすい爆風範囲拡大チップとは特に相性が良い。
ただし誤射も大量生産しやすくなるので要注意。味方をノックバックなんてさせた日には貢献どころかチームの士気低下に一直線だ。
確率に左右されるが、弾薬奪取もオススメ。
自分限定の1マガ補充箱が出る特性は単発武器との相性が良いので、撃破が取りやすく1発の価値が重いアルケスとは特にマッチする。

弾数や有効射程の関係で、リペアポッドから前線にアクセスしやすいマップとは比較的相性がいい。
NDEFの削げた敵へ、直撃からの大破が狙いやすいのも環境的には追い風だろうか。

とはいえ、近距離の戦闘で爆風を押し付ける戦い方のみであれば、プレミアムサービスでフル強化状態が貸与される★3のコングや、製造できるようになったジオがある。
  • コングより弾速があり弾頭が落ちず
  • ジオより有効射程が長く
  • プラズマカノン・オーよりも爆風、威力で上回る
これらのメリットが総弾数2発(3発)という強烈なデメリットを上回るかどうか、運良く引けた場合でも、強化する前によく比較・検討することを推奨したい。
安易に他の単発高威力武器から載せ替えただけで戦果を望めるとは言い難く、レアリティが高いからといって純粋に強いわけではない、という典型的なデザインの武器であると言える。

威力/爆風/弾速などの基本性能は非常に高いものの総弾数2発の敷居が高く、実装から半年ほどはあまり日の目を見なかった当武器だが、環境の変化から現在は急速にシェアを伸ばしている。
最たる原因として、強襲兵装のパイロダート及び支援兵装の対装甲散弾銃の実装、及び実装直後の使用率の高さが挙げられる。
これらの武器は、ジオの有効射程=重火力の有効射程外からの削りを得意とし、有効射程に入ると今度はノックバックによる封殺が出来、重火力からすれば絶望的な武器。
ジオ自体が調整により力不足となっていたことも重なり、代わりにアルケスが注目され、使用率ランキングに突如躍り出ることとなった。

最大のデメリットである総弾数最大3発も、最前線で最大火力を吐き出して死ぬことが仕事の重火力としては最低限立ち回れる数値ではある。
そのデメリットよりも、致命的な一撃をレンジ内外問わず直撃させやすいメリットの方が有効に働く場面が現環境では多いため、相対的にも評価を上げている。
またURデバイスなどによる高性能な再起を防ぐために、瀕死の敵は大破させられ、遠くで敵支援が構えている場合は先に吹っ飛ばせるなど、ジオより更に柔軟に対応出来る点も嬉しい。

更に、弾薬奪取や腕部強化IIなどの有用な補助チップの追加も大きい。
以前は半ばネタに近かった弾薬奪取も、弾薬奪取IIが追加された事により状況が一変。
2枚差しにより40%ほどの確率で追加弾薬が落ちるようになるため、敵を3〜4体撃破できればかなりの期待値で1つ追加弾薬が落ち、総弾数をカバーできる現実的な手段となった。
腕部強化IIは主にヤマ天腕用ではあるが、50%ラインをきっちりカバーしつつ軽量腕のような挙動でアルケスを取り回せるようになるため、これ一枚で色々敷居の高いヤマ雙覇腕の互換を果たせるようになる。
もちろん、爆風拡大やフェイタルアタックも依然有用であるため、上記と組み合わせることにより一層長所を伸ばしてもいいだろう。

これらのシナジーが強力であったため入手の難しい★4武器にもかかわらず重火力兵装の副武器枠を席巻していたが、Ver.3.12にて運用の要だった弾薬奪取チップの同時装着数が1に変更され入手率も20%から15%へ微減、基本威力が500低下、爆風範囲が1m低下という各種の下方修正を受けた。
それでも強力な武器であることに変わりはないが、以前ほど確実な撃破は取れなくなっている(以前が問答無用過ぎたとも言う)。
また競合武器であるサワード・コングが威力500上昇の強化を受けたこともアルケスの相対的な弱体化と言えるか。

武器の評価はそれ自体の単純な数値だけでは決まらないという難しさを身をもって体現してくれる、時代の荒波に揉まれた一本。

SSPNランチャー

『ファンタシースターオンライン2』とのコラボでオラクルより伝来した大砲型の武器。
大砲というよりはミサイル発射用の機構であり、地表にクレーターを残すほどの破壊力を持っている。
第2回PSO2コラボにて実装されたサワードスマイトのマイナーチェンジ武器。弾速は90m/s。
ボーダーブレイクとは方向性が異なるものの、ミリタリーで他のコラボ武器と比べて違和感のないデザインが素敵。
発射音も「キュン!」と非常に甲高いPSO2の効果音が使われている。

さて肝心の中身はというと
サワードスマイトの完全下位互換見掛け倒しの張りぼてになっている。
サワードスマイトのカタログスペックと比較して重量+10、威力-500、爆発半径-2m、リロード+0.3秒、弾速-10m/sと、この通り褒めるところが1つもない
表記ミスではなく、本当にこの通りの性能をしている。

実際に使ってみると決して弱い武器ではないのだが、既にスマイトを所持しているプレイヤーにはオシャレ以外に利点が無い非常に残念な調整になっている。
恐らく、Ver.2.0以前のスマイトを基にして威力重視に調整した互換品だったが、修正漏れしたものだと思われる。

+ 原作ネタ
強襲兵装コラボ武器のスティールハーツと同様、初出はPSO2ではなく「ファンタシースターポータブル2インフィニティ(PSPo2i)」。
ボダブレアーケード版の頃から受け継がれるコラボ品である。

PSO2ではその名の通りランチャー系統の武器。
その見た目からか初見だと武器の前後を非常に間違えやすく、PSO2の構え方(ボダブレでいうガトリング系統みたいな構え方)だと「そっちかよ!」とツッコみたくなること請け合い。
ボダブレでは頭の横に掲げて撃つため、そこまで違和感はないか。

実は設定資料集におけるこの武器の本来の名前はSSPMランチャーであり、「Sarface to Sarface Photonic Missile」と説明している。
なぜSSPNになったのかは不明だが初出のPSPo2iの時点でSSPNであり、開発側の誤植が元凶(武器のロゴがスタイリッシュすぎて開発のテキスト担当が見間違えた可能性)という説がある。
ゲーム内の図鑑や画像検索で調べてみるとなるほど、確かにパッと見だとNにしか見えない…。
ちなみにもっと言うとSarfaceも誤りであり、正しくは「Surface to Surface Photonic Missile(地対地フォトンミサイル)」である。どうなってるの…。

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最終更新:2024年02月04日 08:30