インパルスカノン系統

超高圧ニュード塊による広範囲攻撃を可能とした「Ze-MECH」製の特殊ニュードキャノン。
充填により破壊力が向上、最大充填時は爆発半径が拡大し、一定距離で起爆する。
2021年11月25日フィールドテスト開始、2021年11月29日実装。
チャージ機構搭載のニュードキャノン。
ノンチャージ・半チャージではプラズマカノン系統のような素直なニュードロケット砲だが、フルチャージで発射すると弾速と限界射程距離が大幅に下がる代わりに、威力と爆風範囲が増大する。

エクスプロードカノンまではアーケードにも存在した武器だが、基本的な性能は大きく変わらないため、同じような感覚で使っていけるだろう。
ノンチャージでは300mある射程が、フルチャージ時は着弾もしくは発射後45m地点にて爆発するようになる。
フルチャージの被弾範囲はだいたい30~60mくらいで、ラプチャーカノンよりもちょっとだけ射程が長い。

アーケード版ではエクスプロードカノンが人気ランキング常連に食い込むほどの人気を博していた武器だが、PS4版においては実装時期の環境が評価に大きく影響している。
そもそも、アケ版でのエクスプロードカノンの評価のほとんどはフルチャージ時のプラント制圧力が占めており、PS4版でその用途を目的に運用する場合、単にチャージの手間が増えたラプチャーカノン(ジオ)に成り下がってしまう。
では持ち味はと言われるとノンチャージ時の中遠距離への対応力が挙がってくるのだが、そうなると今度はマガジン1発しかないUGや大幅に威力の下がったMk2のような何かをどこで使うのか?という問題にぶち当たる。

もちろん、威力/爆風面ではラプチャーカノンを大幅に上回っているため、(フルチャージを安定して的確に投げ込んでいけるのであれば)可能性の芽は十分にある。
しかし、先達のチャージカノン系統が証明しているように、目まぐるしく状況が変化する対人戦ではなかなかタイミングを合わせられず、その割にイオのような爆発的なリターンがあるわけでもない。
威力/爆風範囲に着目すると今度はアルケス/コングが比較対象となり、チャージ時間や弾速まで加味すると使いづらさのほうを強く感じてしまう結果に。
更に、インパルスカノンの場合フルチャージでは射程が近距離に固定されるため、チャージカノンと違い闇討ちをしようにも一歩踏み込む必要が出てきてしまい、リスクに対するリターンも釣り合わなさが目立つ。

稼働年月により、最初から高速充填チップがあったり腕パーツの選択肢が多い環境は追い風のはず……ではあるのだが、ジオやアルケスのようなより用途や環境への適応に特化した先輩の存在による向かい風があまりに大きく、実装時点では存在感が霞んでしまっていると言わざるを得ない。
しかしながら、過去散々証明されてきたように、武器の評価は絶対的な基準があるわけではなく、アップデートにより戦場の環境も常に変化していく。
アルケスのようにこの記述も過去のものとして閉じられる日が来ることを願ってやまない。
インパルスカノン系統  属性:爆発50% ニュード50%
名称 型番 射撃方式 重量 威力(充填時) 装弾数 爆発半径(充填時) 充填時間 リロード 性能強化
インパルスカノン A46C 単射 580
551
5800(最大11600)
6032(最大12064)
3×3 12m(最大17m)
12.5m(最大17.7m)
3秒 4秒 ①重量 551
②爆発半径 12.5m(最大17.7m)
③威力 6032(最大12064)
インパルスカノンTF A46C3 3点射 550
522.5
2800(最大5040)
2940(最大5292)
6×4 10m(最大15m)
10.5m(最大15.8m)
1.5秒 3秒 ①重量 522.5
②爆発半径 10.5m(最大15.8m)
③威力 2940(最大5292)
エクスプロードカノン A46CE 単射 610
579.5
8400(最大15120)
8904(最大16027)
1×4 13m(最大20m)
13.8m(最大21.2m)
2.5秒 3.5秒 ①重量 579.5
②爆発半径 13.8m(最大21.2m)
③威力 8904(最大16027)
デヴァステートカノン A46CD 単射 620
589
7300(最大10950)
7812(最大11718)
2×4 14m(最大21m)
15m(最大22.5m)
1.8秒 3.2秒 ①重量 589
②爆発半径 15m(最大22.5m)
③威力 7812(最大11718)
+ 調整履歴
調整履歴

インパルスカノン
  • 2022/08/22(Ver.3.16)
    • 装弾数
      3×2 → 3×3
インパルスカノンTF
  • 2022/08/22(Ver.3.16)
    • 装弾数
      6×3 → 6×4
エクスプロードカノン
  • 2022/08/22(Ver.3.16)
    • 装弾数
      1×3 → 1×4
デヴァステートカノン
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • 威力
      7000(最大10500) → 7300(最大10950)
      7490(最大11235)7812(最大11718)
    • 充填時間
      2秒 → 1.8秒
      フルチャージ維持可能時間
      4秒 → 4.2秒
  • 2022/08/22(Ver.3.16)
    • 装弾数
      2×3 → 2×4
インパルスカノン インパルスカノンTF エクスプロードカノン デヴァステートカノン
A46C A46C3 A46CE A46CD
©SEGA
図鑑外性能
名称 フルチャージ維持可能時間 OH復帰時間 弾速
ノンチャージ フルチャージ
インパルスカノン 4.0秒 2.5秒 100m/s 約33.7m/s
インパルスカノンTF 4.0秒 2.0秒 100m/s 約38.4m/s
エクスプロードカノン 4.0秒 3.0秒 100m/s 約29.1m/s
デヴァステートカノン 4.2秒 2.0秒

インパルスカノン

超高圧ニュード塊による高範囲攻撃が可能となった特殊ニュードキャノン。
充填し続けることで破壊力が向上、最大充填時は爆発半径が拡大し、一定距離で起爆するようになる。
系統初期型。
ノンチャージではほぼ初期プラズマカノン相当の性能で、中距離の削りや低耐久の敵へのトドメにはそれなりに使える高速弾ではあるが、マガジン弾数が-1されている。
フルチャージ時はチャージカノンXG相当の火力となり、中々のパンチ力ではあるが、チャージに3秒も掛かり、弾速も露骨に遅くなる為、XGの様に「中距離からフルチャで吹き飛ばして追撃で撃破」という様な使い方は困難。
有効射程的にはどちらかというと、マガジン弾数が複数ある代わりに威力の下がったコングやジオといった性質なので、フルをポンポン撃ち込み、手数でプラント戦の面制圧に活路を見出したい所だが、やはりチャージ3秒の重さが足を引っ張る。
撃ち分けによる器用な扱いが可能な武器ではあるが、そもそもの性能が足りていない為、正直力不足感は否めない。
一応、系統の特徴である取り回しの気難しさだけは存分に味わう事は出来るので、そういう意味ではお試し版として正しい立ち位置とは言える。

インパルスカノンTF

3点バースト方式を採用し、面制圧力を更に高めた特殊ニュードキャノン。
充填の段階や射出の一点集中、拡散を使い分けることで様々な状況に対応可能。
3発ずつのバースト射撃となったモデル。
チャージ時間が系統最速となり、マガジン6発に加え威力と爆風も(連射型の副武器にしては)十分にあるため、プラントにばら撒くだけで大量の中古敵ブラストと誤射を量産できる。
弾速が無く中距離までしか届かないため、3点射で狙撃する武器というよりはスクラムバスターやスティッキーボムのような広範囲を削り殺す用途に特化している。
イメージ的には手持ちになったエアバスターのようなものなので、ばらまかれた罠などの設置物を巻き込みまとめて除去するのも得意。

ノンチャージでは本当に雀の涙程度のダメージしか出ず、チャージ時間のリスクも少ないため、同系統の他モデル以上に完全に忘れてしまっていいだろう。
またこの武器だけでは大破もまず取れないので、敵支援の存在や前線の状況は常に意識しておきたい。

エクスプロードカノン

ニュードバイパスと射出機構を改良し、より高出力となった特殊ニュードキャノン。
装弾数は限られるものの、一定距離で爆発を発生させる最大充填時は、凄まじい制圧力を誇る。
威力強化型。

+ Ver.3.16まで
アーケード版からは威力が強化されているものの、ジオが大暴れした過去からか総弾数-1という強烈なオシオキを食らってしまっていた。
4発スタートであれば他の副武器と明確な差別化が出来た箇所も多いため非常にツラいところではあるが、空中で突然爆発するアルケスが3発あると考えれば、アセンと戦場次第でその暴力性を存分に発揮できるだろう。

イオなどの高威力チャージ武器と比較した場合2.5秒のチャージ時間は十分短い方ではあるが、リロード3.5秒も加味するとやはり遭遇戦などの即応力は全く無いと言っていいので、補助武器などで上手くスキをカバーできるようにしておきたい。

Eカノン/SCV

エクスプロードカノンの特別仕様。
既存武器から大きく変化したサイケデリックなボディカラーには並々ならぬ芸術センスがうかがえる。
まさに芸術とはエクスプロード(爆発)なのだ。
オリジナルのエクスプロードカノンを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。

デヴァステートカノン

構造の見直しに加え、射出バレルを延伸したことでより安定性を高めた特殊ニュードキャノン。
充填により高威力かつ広範囲のニュード塊を射出し、ハイバランスな仕上がりとなった。
ハイバランス型。
アーケード版には存在しなかったモデルで、初期型とエクスプロードの間の子のような性能となっている。
が、威力面の低下がかなり厳しい。
マガジン2発となったため柔軟性は多少あるものの、この威力でたった2発だとノンチャではほぼ何も出来ず、フルチャでも中古の敵に大破が取れるか取れないかといった非常に中途半端なデザインになってしまった。
とにかくフルチャをどれだけ多くぶち当てられるかがキモとなり、マガジン2発は取りこぼしへの追い打ちと割り切ろう。
チャージカノンのようにこちらがマガジン3発で初期型が2発でも良かったような気はするのだが……。

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最終更新:2024年02月12日 14:05