パイロダート系統

威力は控えめながら、複数の爆発する高速弾を横並びに同時発射する武装。
2021年6月3日フィールドテスト開始、2021年6月7日実装。
因みに、PS4版での存在自体は2018年夏に公開された公式紹介PVに登場していたのだが、それから実に三年の月日を経てようやく実装された武器である。

瞬着で横に広い範囲を攻撃出来る特徴とマガジン火力も副武器としては高めの傾向も相まって撃ち合いにおいて極めて高い削り性能を持つ。
しかし1発あたりの威力は低いため敵の体勢を崩すことが出来ず、瞬着火力も抑え目で決定力には欠けるので、これだけで戦闘をこなすのは難しい。
またマガジン火力が高く爆発属性100%ということもあり凸性能も高め…に見えるものの、その圧倒的な重さが文字通り足を引っ張る。
ある程度積載のある脚部を使わないと積むのは厳しいだろう。

スピナー系統やツィーゲルラケーテ系統のような置き撃ちや、手榴弾系統やFCN系統などの空爆や高所の相手への攻撃といった搦め手全般はほぼできない、総じて良くも悪くもブラスター系列に似た撃ち合いに特化した系統と言える。
撃ち合いにおける削り性能の強さが本系統の特徴であるため、逆に言えば戦闘は副武器頼り、といったような主武器での撃ち合いをしない立ち回りでは本系統の強みを活かしているとは言いがたい。
強襲の副武器らしく、主武器と組み合わせていくことで始めて強さの出る系統となっている。
パイロダート系統  属性:爆発100%   ズーム倍率:1.3倍
名称 型番 射撃方式 重量 威力 装弾数 連射速度 爆発半径 リロード 性能強化
パイロダート PD-103 単射 350
332.5
1400×3
1456×3
4×4 90/min 10m 3.5秒
3.22秒
①重量 332.5
②リロード 3.22秒
③威力 1456×3
PD-ステーク PD-205 単射 380
361
1100×5
1155×5
3×4 90/min 9m 3秒
2.73秒
①重量 361
②リロード 2.73秒
③威力 1155×5
PD-インペイル PD-303 3点射 420
399
1050×3
1113×3
3×4 300/min 12m 3.4秒
3.06秒
①重量 399
②リロード 3.06秒
③威力 1113×3
PD-スティンガー PD-403 単射 430
408.5
2200×3
2354×3
2×3 90/min 11m 3.5秒
3.12秒
①重量 408.5
②リロード 3.12秒
③威力 2354×3
+ 調整履歴
調整履歴

パイロダート
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 爆発半径
      11m → 10m
PD-ステーク
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 爆発半径
      10m → 9m
PD-インペイル
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 威力
      1150×3 → 1050×3
      1219×31113×3
    • 爆発半径
      13m → 12m
    • リロード
      3.2秒 → 3.4秒
      2.88秒3.06秒
PD-スティンガー
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 威力
      2400×3 → 2200×3
      2568×32354×3
    • 爆発半径
      12m → 11m
パイロダート PD-ステーク PD-インペイル PD-スティンガー
PD-103 PD-205 PD-303 PD-403
©SEGA
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示。)
名称 トリガー火力 マガジン火力
パイロダート 4200
4368
16800
17472
PD-ステーク 5500
5775
16500
17325
PD-インペイル 3150
3339
9450
10017
PD-スティンガー 6600
7062
13200
14124

パイロダート

水平に並んだ複数の銃口から、小型の成形炸薬弾を同時発射する特殊ライフル。
3発の炸薬弾を若干拡散させるような軌道で射出し、着弾時には爆発を発生させる。
系統初期によくあるバランスタイプ。
威力、範囲ともに系統内では突出していないが、1マガ4発という手数の多さが最大の長所。
ただし、使ってみるとわかることだが連射性能が劣り爆発属性でのラグの影響もあるために、意外と動き回る敵には当てづらい。
大事なのは中距離からの削り、ハイエナに適したこの武器で先手を打つこととなる。
特化した運用こそ上位モデルには及ばないが、それらに繋がる基礎的な使い方はこいつで学べるので、以下のものを持っていない場合でも使用感を経験することは可能。

PD-ステーク

銃口を5つに増強した着発式特殊ライフル。
爆発半径と1発あたりの威力は低いが、同時発射数が多いため面制圧力や大型目標への攻撃効率に優れる。
炸裂弾の威力が下がったが、5発同時発射による範囲攻撃を重視したモデル。
それによって命中率こそ上がったが、威力と単発爆風範囲の減少によるカス当たりの発生がさらに大きくなったのが非常に痛い。
そのため、耐久フルの敵に撃ってもN-DEFしか削れないなんてこともしばしば。
ただし、逆に考えればミリ残りや中古の敵を削り切ることに特化したモデルと考えてもいいかもしれない。

変わった運用としてはアンチスタビリティを積みに積み込んだよろけ誘発や、DEF破壊適性を詰め込んだ削り特化といったことも出来なくはない。
…が以下の上位モデルでもできるため奇策の域を出ないか。

PD-インペイル

3点バースト射撃を採用し、1トリガーで9発の成形炸薬弾を発射する着発式特殊ライフル。
爆発半径が広めで面制圧力に優れるほか、全弾命中時の破壊力も凄まじい。
3点射による瞬間火力に特化した兵器。
単発はステークより少し劣るくらいだが、最大強化で10017という火力をほぼ瞬着で撃ち込める。
かなりざっくり言ってしまえば「強襲が持てる紅蓮」と捉えてもらってもいい。
他のモデルとは違い、3点射であるため連射力の問題も解決している。
爆発半径も系統内では最高で、振りながら撃てばステークよりも広範囲を爆撃できる。火力が低すぎて撤去も難しいかもだが
ただし、重量はさらに増大し400台まで登ってしまったため、軽量アセンに積むには少々辛い部分もある。
さらに遭遇戦に強いのだが系統内での最大の爆発範囲と瞬間火力も相まって、自爆をかます危険性がかなり高い。
置き撃ちも出来ない運用から、他のモデル以上に相手を見て撃つことを心掛けなければならないだろう。

余談だが、アーケードにおいてはこちらが4段階目だった。
激化するハイスピードバトルにおいての戦闘適性も高かったため、コイツが星3なことにほんの少し安堵したボーダーもいるとかいないとか。

PD-スティンガー

成形炸薬弾の大型化により、1発あたりの威力を強化した着発式特殊ライフル。
安定した火力を瞬時に射出できるため、遭遇戦における決定力は非常に高い。
単発火力を上げた火力強化型。
上昇量も下位モデルと比べて約2倍もあるため、軽量パーツを採用している敵機にはよろけを誘発できる可能性も生まれている。
瞬間火力こそインペイルに劣るが、最大強化時には1射で7062、二射で14124とスウォーム以外のスロアー系統に匹敵する火力を吐き出せるため対コア性能も高め。
上記のインペイルが強襲が持てる紅蓮とするなら、こちらは「強襲が持てる絶火」と言えるか。
(二発撃てるという事に目を瞑りながら)
直撃さえできれば軽量型には転倒も狙えるほど(※)の1射火力であるため、下位モデル以上に奇襲による先手の有用性が高い。
その分、インペイルと同じ取り扱いの危険性も孕んでいるため、パイロダートの扱いを熟知して初めて戦果を出せるモデルである。
他の爆発武器と同じように系統内で唯一体勢を崩せる特色を活かしていこう。

余りに暴れすぎたため、Ver.3.12で威力・爆発半径共に低下。爆発半径の低下に伴い、削る使い方はやや厳しくなっている。
CSでダウンはほぼ取れなくなったが、よろけはロージーEVEでなければ概ね取れるので、狙える時は狙っていきたい。

瞬着で広範囲にそれなりの火力を撒けるという本武器の特性が弱い訳がなく、相手にする機会はそれなりに多い。
対峙する際はコレの地面撃ちによる爆風で削られないように射線と距離の取り方を意識したい。

※ 姿勢異常判定は直撃した射線の合計で行われることに注意。
  爆風は個々に判定を行うので、例えば脚部に1発直撃して残りの爆風ダメージで合計3500を超えてもよろけは発生しない。

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最終更新:2023年05月16日 05:15