荷電ニュードを圧縮することで高速連射を実現させた多銃機関砲
タイムラグがあるものの、反動を押さえた高火力射撃を実現させた
2018年12月17日実装。PS4版オリジナル武器。MLGとは、Multiple-Laser-Gunの略。
オーバーヒートはないが、ゲーム内の説明文にある通りガトリング方式なので、空転がある。
空転の表示はガトリングガン系統とは異なり、半円形(円弧状)のゲージとなっている。
ボタンを押すと円弧の左下からゲージが溜まっていき、右下まで溜まりきると弾丸が発射され始める。
アーケード版経験者であれば、チャージ武器のゲージの1チャージ目の部分だけ表示されているようなのをイメージしていただければ、だいたいその通りである。
(見た目がかなり似ているため、ゲージがいっぱいになるとむしろボタンを離したくなるので逆に慣れが必要かもしれない。)
性能としては、ガトリングガン系統と比べると、軽く、秒間火力が高く、反動が小さい一方、マガジン火力が低く、連射精度が低い傾向にある。
マガジン火力が低いと言っても3万を超えているので適正距離なら不足するような事態はまずないと思われる。
OHゲージの管理が必要ない分射撃に集中できるので「とりあえずあるだけ全部撃つんだよ!」というトリガーハッピーもニッコリの仕様。
射撃時のエフェクトやヒット音のおかげなのか「敵に当てている」という感覚も強く、「ガトリングガンよりもガトリングしている」といった矛盾した使用感が感じられる。
他に特徴としては、ボタン押しっぱなしの垂れ流し状態でも射撃精度の悪化が目立たないというのもある。
指切りの必要がほとんどないので、弾切れまで存分に乱射し放題だ。
ただし、ガトリングガンと比較してマガジン火力が大きく減少したことでリロードが頻発するようになってしまい、空転が必要な武器の弱点がさらに色濃く表れてしまっている。
というのも一度リロードを行うと空転も完全に停止してしまうので再射撃までに要する時間はリロード+空転時間となり、MLGは合わせておよそ3.5~4秒ほどの時間が必要となる。
ガトリングガンは複数のブラストを相手にしてもまだ余力を残す程の莫大なマガジン火力のおかげでそれほどリロードを必要とせず、非交戦時に適宜リロードを行っていれば特に問題にはならなかった。
対してMLGのマガジン火力はブラスト1機を相手にするには十分であるが連戦をこなせる程ではなく、単純にマガジン火力で比較すると2~3倍の頻度でリロードが必要ということになる。
どれだけ気を付けたとしても複数のブラストが入り乱れるプラント戦では交戦中にリロードが必要となる場面が多発してしまうので、移動速度が大きく劣る
重火力兵装でこの無防備な時間をどう凌ぐかというのがMLGを運用していく上で大きな壁となる。
高リロードの腕を採用して隙そのものを短くしてもいいが、リロードを高めても空転時間はどうしようもないと考えて武器変更を重視して副武器や補助装備に持ち替えて攻めを緩めないという方法もある。
あるいはそのどちらにも優れた腕を採用してもいい。
OH管理からは解放されるが代わりにシビアなマガジンの残弾管理が必要になり決して扱いやすい装備とは言えないので、安易に強化することなく実際に運用して使い心地を試してみることを強く勧める。
機体との相性としては、ガトリングガン系統が重量級と相性が良い一方、MLG系統は中量級以下と相性が良いと思われるが、立ち回りやアセン次第なので各々研究されたい。
完全な余談であるが、リロードモーションを持ち替えやカタパルトのような施設を利用してキャンセルすることでリロード中でも攻撃ボタンを押すと空転音が鳴るというバグが存在する。(当然ながらゲージが溜まることは無い)
MLG系統 属性:ニュード100% ズーム倍率:1.3倍 |
名称 |
型番 |
射撃 方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
射撃 精度 |
反動 |
リロード |
性能強化 |
MLG-グラート |
MLG-01 |
連射 |
390 370.5 |
430 447 |
90×17 |
800/min 832/min |
D+ |
B |
2.7秒 |
①重量 370.5 ②連射速度 832/min ③威力 447 |
MLG-グラートβ |
MLG-02 |
連射 |
400 380 |
270 281 |
150×16 |
1200/min 1248/min |
C- |
B+ |
2.9秒 |
①重量 380 ②連射速度 1248/min ③威力 281 |
MLG-グラートγ |
MLG-03 |
連射 |
450 427.5 |
480 504 |
74×17 |
800/min 840/min |
D |
B- |
2.6秒 |
①重量 427.5 ②連射速度 840/min ③威力 504 |
MLG-メチェーリ |
MLG-04 |
連射 |
430 408.5 |
300 318 |
130×18 |
1200/min 1272/min |
C+ |
B |
2.8秒 |
①重量 408.5 ②連射速度 1272/min ③威力 318 |
MLG-ブラン |
MLG-06 |
連射 |
460 437 |
480 514 |
86×18 |
800/min 856/min |
C+ |
A- |
2.7秒 |
①重量 437 ②連射速度 856/min ③威力 514 |
+
|
調整履歴 |
調整履歴
MLG-グラート
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 空転時間
0.8秒 → 0.6秒
- 威力
390 → 410 406 → 426
- 装弾数
80発×17 → 90発×17
- 2022/12/20(Ver.3.18)
MLG-グラートβ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 空転時間
0.5秒 → 0.4秒
- 威力
250 → 260 260 → 270
- 装弾数
135発×16 → 150発×16
- 2022/12/20(Ver.3.18)
MLG-グラートγ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 空転時間
1.5秒 → 1.2秒
- 威力
450 → 460 473 → 483
- 装弾数
64発×17 → 74発×17
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
MLG-メチェーリ
- 2020/04/09(Ver.3.00)
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 空転時間
1.1秒 → 0.9秒
- 威力
280 → 290 297 → 307
- 装弾数
110発×18 → 130発×18
- 2022/12/20(Ver.3.18)
MLG-ブラン
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/08/22(Ver.3.16)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 2023/04/17(Ver.3.19)
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MLG-グラート |
MLG-グラートβ |
MLG-グラートγ |
MLG-メチェーリ |
MLG-ブラン |
MLG-01 |
MLG-02 |
MLG-03 |
MLG-04 |
MLG-06 |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
空転時間 |
空転停止時間 |
連続射撃時間 |
秒間火力 |
マガジン火力 |
MLG-グラート |
0.6秒 |
1.3秒 |
6.75秒 6.49秒 |
5733 6185 |
38700 40140 |
MLG-グラートβ |
0.4秒 |
1.2秒 |
7.50秒 7.21秒 |
5400 5845 |
40500 42150 |
MLG-グラートγ |
1.1秒 |
2.4秒 |
5.55秒 5.29秒 |
6400 7056 |
35520 37296 |
MLG-メチェーリ |
0.9秒 |
1.5秒 |
6.50秒 6.13秒 |
6000 6742 |
39000 41340 |
MLG-ブラン |
1.3秒 |
2.4秒 |
6.45秒 6.03秒 |
6400 7333 |
41280 44204 |
MLG-グラート
荷電ニュードをコアジェネレーターにより圧縮することで高速連射を実現させた次世代型多銃機関砲。
射出までにタイムラグがあるものの、反動を抑えた高火力射撃を実現させた。
初期型ということでバランス型。空転時間は0.6秒。
空転はあるものの時間は短く、隙が少ない。
コロナやエレファントよりちょっと高い程度の秒間火力を持つ。
マガジン全弾撃ち切るまでの6秒間垂れ流しできるので、正面から撃ちあってもダメージレースの点でそこそこ有利に進められるだろう。
遠距離戦では連射精度の悪さがかなり目立つ。
しゃがみ状態でもそれほど真っすぐ飛ばない。
滞空索敵弾なんかは距離を詰めなければ1マガジンで破壊できないのが、鈍足重火力には辛い所。
ブラスト相手には尚更だろう。
反動も普通にあるのでリコイルコントロールもちょっと意識したほうがいいかも。
しかし重火力兵装としては非常に反動が小さい為銃口のブレを気にするほどでは無く、レティクルの広がりも抑えられているので長時間の射撃でも精度がほとんど悪化しないという特徴を持つ。
そのためガトリングのように強烈な反動に悩まされることもなければ機関銃のように連続射撃で目に見えて精度が悪化するということもないので、実のところカタログスペック以上の精度を備えている。
総じて空転時間が気になるところではあるが秒間火力、マガジン火力、精度が最低レアリティとは思えないほどのハイバランスで纏まった性能に仕上がっている。
近距離戦ではノックバックを受けると空転からやり直しとなるので特にスマックに注意。
MLG-グラートβ
砲門を3門に絞ることで、汎用性を向上させたニュード多銃機関砲の調整モデル。
威力の低下が懸念されるものの、燃費が改善されたことで継続戦闘能力に優れている。
秒間火力を少し下げた代わりにマガジン火力・連射精度・反動を向上させた、BB主武器あるあるモデル。空転時間は0.4秒。
35%OFFになった単発威力は1.5倍になった連射速度で補う。
これだけ空転時間が短いと空転管理の必要もなさそう。
未強化の場合秒間20発でマガジンが空になるまで7.5秒。
相手がリロードしてる最中も秒間5420をドスドス打ち込めるので、追い詰めるだけのブーストはしっかり確保しておきたい。
ただし秒間火力が低下しているため主武器単一で立ち回るには少々力不足であり、空転の短さを生かして副武器や補助装備との連携で他モデルとの差別化していきたい。
Ver.3.00での調整で射撃精度がワン
ランク上がったおかげか、弾道が良くまとまるようになった。
しゃがみを併用すれば、高連射速度からなる弾幕で100m以上の長距離戦にも対応可能。
ユニオンバトルにおいては高精度かつニュード属性なので実用性が高い………と思われがちだが短いとはいえ空転が意外と足を引っ張る。
プレイヤーレベル支給の星1なので入手性や強化コストが抜群に良く、ユニオン向けの他の主武器を手に入れるまでの繋ぎにはなる。
MLG-グラートγ
砲門を開放することで、個々の放出能力を増強させたニュード多銃機関砲。
出力の向上で射出までのタイムラグは大きくなったものの、圧倒的な火力を引き出すことに成功している。
秒間火力を最重視したモデル。空転時間は1.1秒。
3凸時の秒間火力は7056と、並の主武器とは一線を画す。
秒間火力で語れる武器(近距離の射撃戦に使えて、数秒以上の連続射撃が可能な武器)では、ナンバーワンの秒間火力を誇ると言えたが、後に本銃より秒間火力が高い武器(
電磁加速砲系統など)が実装された。
ナンバーワンの座は譲ったが、秒間火力7000台というのはフルオートの武器としては依然としてトップクラスである。
秒間火力7000クラスの武器は、目押しが必要であったり連射速度やマガジン火力が異常に低いなどのなんらかの欠点を抱えているのだが、グラートγの欠点である空転時間は比較的カバーしやすいと言える。
弾さえ出てしまえば高速フルオートでマガジン約37000の火力を垂れ流せるので、重火力主武器のパワーを存分に押し付けられる。
またリロード速度も系統中最速なので、リロード早めの腕を使うと空転停止前にリロードが完了して空転時間を減らすこともできる。
ただし、射撃精度がDで反動が系統中最大なので、撃った弾がしっかり当たるような距離感などを意識しないと思ったように耐久値が削れないということが起こり得る。
空転管理はもちろんだが、立ち回りも工夫しよう。
Ver.3.18で威力+20の上方修正が入り、Ver.3.19現在は未強化同士であればMLG-ブランと同じ秒間火力となる。
3凸するとレアリティ差でMLG-ブランに離されるが、7000台かつ空転時間が若干短いので近距離重視ならこちらも十分に選択肢となる。
MLG-ブランは精度や反動が目に見えて改善するので、中距離以遠にも対応したいなら取り替えたい。
MLG-メチェーリ
出力の調整と外部エネルギータンクの増設を行った最新鋭ニュード多銃機関砲。
一定の威力を保ちつつ、各性能の水準を大きく引き上げたハイスペックモデルとなっている。
性能全般の引き上げを図ったモデル。空転時間は0.9秒。
秒間火力はγに及ばないものの主武器全体では非常に高い部類で、それ以外の性能もハイバランスにまとまっている。
具体的には、γに次ぐ秒間火力と、βに次ぐマガジン火力と、系統内では一応最高の射撃精度と、中間程度の反動を持つ。
ダイナソアやスムレラ刻とほぼ同じ秒間火力を持ちながら、(重火力主武器としては)重量や使用難度はそれほど高くないので、気軽に高火力を振るうことができる。
ユニオンバトルにおいて運用するにはマガジン火力が少々心許なく、空転時間も重い。
系統全般に言えることではあるが、副武器や特殊装備との持ち替えが多いユニオンでは空転時間が足枷となってしまう。よほどのこだわりがなければ、素直に他の武器を使う方が良いだろう。
…だったのだが、
リアクティブボム系統が実装、(死に補給は必要だが)コア攻撃をほぼ主武器抜きで行えるようになった(初期型なら補助→副or特別、を4回繰り返せる)。
コア攻撃における空転という欠点を
使わないことでカバーできるようになり、LAC-ウラガーンと比較して短いリロード時間から、砲台攻撃では遜色ない継続火力を発揮できるようになった。
少々手間だが、クイックリロードⅡ
チップと組み合わせれば主武器一本(+特別装備)で砲台を削る運用が実用的になり、巨大兵器侵入時弾薬回復チップがあれば補給もほぼ不要になる。
ダイナソア並みの秒間火力は強化機兵の迅速な処理にうってつけなので、内勤を積極的に処理するようにすると良い。速いタイミングで内部に侵入すれば内勤が出現するまでに空転させておく時間も生まれる。
総火力はLAC-ウラガーンとほぼ同等で少し重量が軽いのもあり、取り回しは少し劣るがユニオンバトルの選択肢として十分な武器となってきている。
但し空転時間やマガジン火力からの欠点は据え置きなので持っていくつもりなら要注意。
具体的には妨害型ドローンに絡まれた時には空転時間のせいで処理に手間取ったり、巡航爆雷の際はどうしてもリロードを避けられず、リロード中に飛んできた爆雷に副武器や特別装備を当てるのは少々難しい。
MLG-ブラン
3門の大型砲門を搭載することで、放出能力の増強を行ったニュード多銃機関砲。
系統内でも随一の火力で、敵ブラストを瞬時に撃破することができる。
2021/10/04に追加された★4武器の一つで、グラートγからさらなる秒間火力を求めたモデル。空転時間は1.3秒。
3凸時の秒間火力は7333と、轟鉄すら抑えたトップクラスの性能を誇る。
マガジン火力も44000を備え、ひとたび射撃を始めれば重火力らしい高火力を発揮することができる。…射撃を始めることさえできれば、だが。
性能と引き換えになったのは空転時間。
1.3秒はかなり長く、狙いを定める前にボタンを押し始めて、照準が合って一呼吸おいてからようやく弾が出てくる。
メチェーリからたかだか0.4秒伸びただけかと思うかもしれないが、メチェーリ+44%の空転時間は結構なストレスとなる。
なお同時に空転を開始した場合の与ダメージを計算すると、約5.86秒で追いつく計算になる。30000も撃って倒し切れんのか
メチェーリに比べて空転ゲージの増減が緩やかなので、運用にあたっては事前の回転開始とゲージの維持をより意識したい。
ダイナソアと同じく遭遇戦やノックバックに滅法弱い。
空転管理がきっちりできる人でなければ、せっかくの火力を活かすことは難しいだろう。
反動は系統最小でリコイルがより小さくなったため、長距離戦ならばグラートβのように扱える。
またMLG-グラートγと同様に空転停止時間が長いため、リロードが早ければゲージが残り、空転を疑似的に短縮できる。
空転が長い分だけ短縮の効果も大きいので、高リロード腕とクイックリロードⅡチップの併用がお勧め。
リロードが+30%ある場合、手動リロードが必要ながら約2秒で再射撃という空転武器にあるまじき回転率を叩き出せるようになる。
Ver.3.14にて空転時間が1.5秒から1.3秒へ変更。
同時空転開始ダメージレースでメチェーリにマガジン差でしか勝てない★4ではなくなったが、空転の長さはまだまだ健在。
Ver.3.18にて系統全体で威力向上…と思いきや、こいつだけなぜかマガジン弾数のみ増加。
マガジン火力は系統一位となったが、メチェーリの威力向上でまたもやマガジン差でしか勝てない★4に。
Ver.3.19にて威力+10。やっと★4に相応しい強力な秒間火力とマガジン火力を確保した。何でVer.3.18で上げなかったのか
最前線で持つには扱いが難しい武器ではあるが、ユニオンバトルではその性能を存分に振るえるだろう。
最終更新:2024年02月06日 21:00