VFT系統

射撃方式の切り替えが可能な特殊機関砲。
VFT=Volley Fire Type(一斉射撃型)の名の通り、射撃前に充填することで加熱限界までの高速一斉掃射を可能とした。
2021年3月29日実装(2021年3月25日フィールドテスト開始)。
射撃方式を切り替え可能なスイッチが付いた特殊機関砲。

タイプAは機関砲系統の内、双門機関砲の調整版のような性能。
あちらに比べて全般的に精度や反動に優れており、双門機関砲の扱いに慣れたプレイヤーなら安心して扱うことが出来る。

一方、本系統の特徴とも言えるタイプBは、ゲージ1本の特殊なチャージ式となっている。
ボタンを押しているとゲージが蓄積し、フルチャージ完了後にボタンを離すともの凄い勢いで機関砲を連射する。
一度連射が始まると、撃ち続けている間は武器変更が出来なくなり、タックル等のチップにより可能になる追加アクションも使用不能になる。
OH以外では、リロード(弾切れ)・エリア移動・兵装換装・マップ内の各種設備の使用・要請兵器の要請・ひるみ・転倒によっても連射は解除される。
また、チャージ状態で保持していると、他のチャージ武器と同じく過チャージによるオーバーヒートが発生する。
フルチャージ前にボタンを離した場合は、弾は発射されず、チャージ状態は解除されて最初からチャージし直しとなる。
攻撃対象が居ない状態で撃ち続けても弾の無駄なので、状況を見つつ適宜解除しておこう。

タイプBはかのSLG系統に迫る圧倒的な秒間火力となっており、それでいて射程も縮まずきちんと射撃戦が出来る。
正面からの撃ち合いに持ち込めば他の武器を圧倒できるだろう。
しかし射撃のためには必ずフルチャージが必要なので咄嗟に撃てない上に、一度撃ち始めたら前述した条件に該当するか、オーバーヒートまで撃ち続けるしかない。
取り回しにはこの武器特有の注意が必要となる。
また射撃精度も撃っていくうちに急激に悪化していくので、中遠距離からの攻撃手段としてはあまり適さない。
ただ反動に関しては連射速度が速すぎるためか実使用とスペック表記は異なり、表記上一番劣悪なはずの「VFTディソーダー」を反動吸収「E-」の腕で使っても狙いが定まらない程に銃口はブレない。
仕掛けるタイミングや場面、オーバーヒート後のフォロー、ひるみを簡単に取れる武器を持った相手には迂闊に攻撃しない等、武器の仕様を理解した運用が求められる。

ゲージ1本チャージかつ銃身加熱OH持ちと特殊な仕様だが、チップ効果はちゃんと対象となる。
他のチャージ武器と同じく「高速充填」によって充填時間を短縮でき、「充填維持」により過チャージを抑制できる。
連射時間や撃ち終り後のOH時間は「熱量オーバーヒート抑制」と「高速冷却」によって、時間の延長または短縮ができる。
特にオーバーヒート抑制は効果量10%なので、元々秒間火力が非常に高いタイプBだと、約3000前後ものOH火力増強になり好相性。
但し延長されたOH火力の分、敵を倒した後そのまま撃ち続ける時間も延びてしまうので、一概に純粋強化とは言い切れない部分もある。
充填と連射時OH両方の仕様を持った武器である為、各種腕部チップにより強化がし易い一方、拘るとチップ枠も食い易い武器でもあるので、あれもこれもと付けるべきかは悩ましいところである。
もし腕部以外のスロでの何か補強を考えるなら、脚部チップの「しゃがみ中射撃制御」を使うのも一つ。
一つセットするだけでも一斉発射時の弾の散りが大きく軽減され、中遠距離の攻撃手段として非常に使い易くなる。

タイプAは機関砲扱いであり、射撃後に0.25秒の硬直がある。
トリガーを引いたままでは武器変更ができないため、一瞬射撃を中断すること。

余談に近いが、タイプBのチャージ中にタイプAに切り替えるとそのままタイプAの射撃を開始できる。
敵前でチャージが間に合わないときの対処や、(数発漏らす形になるが)武器変更なしで過チャージを回避するのに使えるかもしれない。
また一斉射撃中は武器変更は出来ないが、主武器以外の武器変更の入力自体は受け付けている。
撃っている間に入力しておくと射撃が終わるとすぐに変更されるので、覚えておくと良いだろう。
VFT系統   属性:実弾100%   ズーム倍率:1.5倍
名称 型番 タイプ 射撃
方式
重量 威力 装弾数 連射速度 射撃
精度
反動 充填時間 リロード 連続射撃 性能強化
VFTマシンカノン VFT-240 A 連射 460
437
930
967
67×9 360/min B- B- - 3.2秒 4.8秒
5.04秒
①重量 437
②連続射撃A 5.04秒
& 連続射撃B 3.15秒
③威力A 967
& 威力B 572
B 一斉発射 550
572
900/min C D- 1.5秒 3秒
3.15秒
VFTマシンカノンⅡ VFT-242 A 連射 440
418
910
956
81×8 360/min B B - 3.3秒 5.8秒
6.15秒
①重量 418
②連続射撃A 6.15秒
& 連続射撃B 4.03秒
③威力A 956
& 威力B 567
B 一斉発射 540
567
900/min B D 1.5秒 3.8秒
4.03秒
VFTライオット VFT-245 A 連射 490
465.5
780
827
75×7 450/min C- B+ - 3.1秒 4.3秒
4.6秒
①重量 465.5
②連続射撃A 4.6秒
& 連続射撃B 2.89秒
③威力A 827
& 威力B 583
B 一斉発射 550
583
1080/min D+ D- 1秒 2.7秒
2.89秒
VFTディソーダー VFT-249 A 連射 540
513
800
856
87×8 450/min A- C+ - 3秒 3.9秒
4.21秒
①重量 513
②連続射撃A 4.21秒
& 連続射撃B 3.02秒
③威力A 856
& 威力B 631
B 一斉発射 590
631
1080/min B E+ 1.8秒 2.8秒
3.02秒
+ 調整履歴
調整履歴

VFTマシンカノン
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • (TypeA)威力
      900 → 930
      936967
    • (TypeB)威力
      530 → 550
      551572
VFTマシンカノンⅡ
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • (TypeA)威力
      880 → 910
      924956
    • (TypeB)威力
      520 → 540
      546567

VFTライオット
  • 2021/06/08(Ver.3.09)
    • (TypeA)威力
      730 → 750
      774795
    • (TypeB)威力
      510 → 530
      541562
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • (TypeA)威力
      750 → 780
      795827
    • (TypeB)威力
      530 → 550
      562583
VFTディソーダ―
  • 2021/06/08(Ver.3.09)
    • (TypeA)威力
      760 → 780
      813835
    • (TypeB)威力
      540 → 560
      578599
  • 2021/12/21(Ver.3.12)
    • 重量
      560 → 540
      532513
    • 装弾数
      84×8 → 87×8
  • 2022/05/17(Ver.3.14)
    • (TypeA)連続射撃
      3.8秒 → 3.9秒
      4.1秒4.21秒
    • (TypeB)威力
      560 → 570
      599610
    • (TypeB)充填時間
      2秒 → 1.8秒
      フルチャージ維持可能時間
      4.5秒 → 4.7秒
  • 2022/12/20(Ver.3.18)
    • (TypeA)威力
      780 → 800
      835856
    • (TypeB)威力
      570 → 590
      610631
VFTマシンカノン VFTマシンカノンⅡ VFTライオット VFTディソーダー
VFT-240 VFT-242 VFT-245 VFT-249
©SEGA
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 タイプ 充填時間 フルチャージ
維持可能時間
過チャージ
OH復帰時間
連続射撃時間 OH復帰時間 秒間火力 OH火力 マガジン火力 一斉射撃後
残マガジン火力
VFTマシンカノン A - - - 4.80秒
5.04秒
2.4秒
(2.2秒)
5580
5802
26970 (29発)
29977 (31発)
62310
64789
20460 (22発)
18373 (19発)
B 1.5秒 4.5秒 2.0秒 3.00秒
3.15秒
8250
8580
24750 (45発)
27456 (48発)
36850
38324
-
VFTマシンカノンⅡ A - - - 5.80秒
6.15秒
3.0秒
(2.4秒)
5460
5736
31850 (35発)
35372 (37発)
73710
77436
21840 (24発)
19120 (20発)
B 1.5秒 4.0秒 2.0秒 3.80秒
4.03秒
8100
8505
30780 (57発)
34587 (61発)
43740
45927
-
VFTライオット A - - - 4.30秒
4.60秒
1.8秒
(1.6秒)
5850
6203
25740 (33発)
28945 (35発)
58500
62025
20280 (26発)
18194 (22発)
B 1.0秒 4.0秒 2.0秒 2.70秒
2.89秒
9900
10494
26950 (49発)
30899 (53発)
41250
43725
-
VFTディソーダー A - - - 3.90秒
4.21秒
2.0秒
(1.8秒)
6000
6420
24000 (30発)
27392 (32発)
69600
74472
28800 (36発)
27392 (32発)
B 1.8秒 4.7秒 2.0秒 2.80秒
3.02秒
10620
11358
30090 (51発)
34705 (55発)
51330
54897
-
※OH復帰時間()内の値は非OH時に100%冷却するのに要する時間

VFTマシンカノン

装備中武器を再選択することで、射撃方式を切り替え可能な特殊機関砲。
タイプAではフルオート射撃となり、状況を問わず運用することができる。
タイプBでは一定時間充填し続けることで、殲滅力の高い高速連射を加熱限界まで継続する。
初期モデル。
系統のバランスタイプのような存在だが全体的に性能が低め。くそっ レアリティめ!
具体的に言うと
  • リロードを0.1秒と秒間火力を70ほど妥協すると、OH火力・射撃精度・反動が上がるVFTマシンカノンⅡ
  • 射撃精度・反動とAモードのOH火力を200ほど妥協すると秒間火力や充填時間などなどが改善するVFTライオット
があり、どのような運用をするにしてもこのVFTマシンカノンを選ぶことは無いだろう。他を持っていれば、の話だが

VFTマシンカノンⅡ

砲身下部に冷却機構を増設し、長時間の射撃を可能とした改良型切り替え式機関砲。
タイプAでは精度の高い射撃を長時間継続でき、対象に安定した損傷を与えられる。
充填により高速一斉掃射を行うタイプBでは、長時間の高速連射で目標を逃さず殲滅することが可能。
秒間火力を落として射撃精度、反動、マガジン火力を上げたいつもの2段階目。
Aモードの秒間火力は5736と少し物足りないので、主にBモードを使っていくと良い感じ。
BモードのOH火力は3万半ばもあるため、OHまでに敵機を削りきることもできるだろう。
ただし、射撃時間が長い分OH直前では射撃精度が系統最高とはいえさすがにばらけるので注意。

VFTライオット

連射速度と瞬発火力を高めるため、冷却機構を最低限の搭載に留めた切り替え式機関砲。
砲身の加熱限界が近い反面、排熱効率は高いためタイプAでは断続的な射撃が有効。
充填により高速一斉掃射を行うタイプBでは、排熱効率の向上により、高速連射を高頻度で使用できる。
タイプBの充填やOH復帰時間を短くした3段階目。単発威力が低いからか、弾の光跡が細い印象を受ける。

タイプAは6200の秒間火力に29000弱のOH火力と、やや秒間火力寄り。
OH復帰時間も短めで連戦しやすい。
反動は軽いのだが射撃精度が悪く、散らばり具合は他と同じ程度。
頭部の射撃補正を高めに取りたい。

タイプBは秒間火力が(3凸時)10000を突破。
タイプAよりOH火力が上がり、連続射撃時間の差は上記2つに比べると小さめ。
そして1秒という高速チャージ。
これほど充填時間が短いと、射撃前に空転がある主武器とほぼ遜色無く扱うことができ、タイプBを固定して使っていける。
相変わらず一度撃ち出したら止められない不便さはあるものの、こちらは高速充填チップで取り回し改善できるという利点もある。
また、系統内ではタイプBの連続射撃時間が一番短いが、これは逆に射撃が終わって副武器に切り替えが可能になるまでの時間が早いという利点とも捉える事もできる。
系統内では最も取り回しが良いと感じるかもしれない。

なお、一斉発射をするとマガジン弾数の7割を使ってしまい、タイプAで追撃するには残り22発と余裕がなさそうに見える。
が、「タイプBを撃ったのに残る18194のマガジン火力で倒しきれないほど敵の体力が残っている」AIMではそもそもVFT系統に向いていないので、素直に他系統の武器を持とう。

タイプBをメインに運用するなら系統内ではこれが最も適しているといえるが、操作の負担が大きい点に注意。
副武器や補助装備、あるいはアクションチップで斉射後の隙をフォローしようとすると、次の射撃にもリロードが必要なので、タイプBのOHに合わせて手動リロードしつつ武器変更というシビアな操作を要求される場面が頻発する。
オートリロードチップで負担を緩和できるが、腕部は重要なチップが多く採用が難しいのが悩ましい。

VFTディソーダ―

威力を追求した強化型切り替え式機関砲。
タイプAでは高威力のフルオート射撃が可能だが、砲身が加熱しやすく射撃時の反動も大きいため、扱いにはやや慣れが必要。
放熱性能や射撃時の反動に難があるものの、充填により高速一斉掃射を行うタイプBの殲滅力は凄まじく、攻撃目標の耐久力を瞬時に奪い取れる。
射撃精度と秒間火力を追求した4段階目。

タイプAは、空転なし実弾の武器の中では双門機関砲・轟鉄に次ぐ秒間火力6420(3凸時)をマーク。
OH復帰時間は短い方で、高速冷却チップで補えばOHを挟んだ連戦も問題ない。
しかし、OH火力は27392と系統内では最低、
マガジン火力もOH3回分未満と不安の残る容量で、連戦を前提とするならウィーゼル・カルマやサーバル・サベージの方が適している。
その代わり、こちらは反動・射撃精度が良好で弾道が散らばりにくく、カルマ、サベージ(タイプA)と比較して射程距離を広く取れる。
ズーム倍率も一回り高く(1.5倍)、ロックオン距離に優れた頭部と組み合わせれば中距離戦もこなせるのが優位な点となる。

タイプBは秒間火力11358、OH火力34705に至る。
要請兵器のバラム重機砲が秒間火力10500、OH火力36750なのでほぼ匹敵する性能。
それでいてSLG系統のように射程が落ちることは無いので、発射してしまえばバラム重機砲以上の弾丸の雨を降らせることができる。
(途中で止められず、倍近い連射速度により強烈な反動があるため使用感は全く別物となるが)
最大の難点は、系統最長の充填時間。
ダイナソアの空転と同じ1.8秒、しかも充填完了に合わせて指を離す必要がある。
この隙は簡単にごまかせるものではなく、先に副武器を撃って連携するのも難しい。
また、よろけてしまうと充填がリセットされたり射撃が中断されるので、対策を求められる。

長い充填時間から、タイプBをメインに運用したいのであればVFTライオットの方が適役と言える。
一方で、VFTディソーダ―はタイプB斉射後にタイプA一回分の弾が残るので(3凸時、OH火力となる残弾32発)、OHを挟んだ連戦が系統内の他の武器よりしやすく、即応性の低い副武器や補助装備も採用できる余地がある。
索敵コンテナを目安に障害物に隠れて充填するなど、充填時間を稼ぐタイミングは意識すればそれなりに見つけられる。
基本性能が高いタイプAをメインにしつつ、仕掛けるまでに余裕のあるときにタイプBを使うと良いだろう。

重火力の主武器としては重い部類(GAXファフニールと同重量)なのが欠点。
タイプAは優秀だが、ウィーゼル・カルマから171もの重量増は、単独運用の対価としては少々重い。
未強化だと3凸ウィーゼル・カルマと同程度の秒間火力で、タイプAだけしか使わないなら重量を他に割ける点からウィーゼル・カルマやサーバル・サベージの強化を優先した方が良い、というのが実情。☆4なので強化コストも重い。
VFTマシンカノン程度の重量だったら☆4らしい人気と採用率になったかもしれないが…
そんな祈りが天に届いたのか、Ver.3.12で20(19)軽量化。焼け石に水程度ではあるが、重量の負担が減るのは嬉しいところ。
さらにVer.3.14でタイプAの射撃時間が延長およびタイプBの充填時間が短縮。
出しやすくなったタイプBの一射+長くなったタイプAのOH射撃でマガジン残弾がちょうどゼロのリロード開始、と扱いやすくなった。

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最終更新:2024年02月12日 14:02