ニュード小塊を弾丸に用いた次世代ハンドガン
高精度を維持しながら、フルオート射撃を可能とした実用モデルとなっている
2019年1月14日実装。PS4版オリジナル武器。
FLAPとはFull-automatic LAzer Pistolの略。(プロデューサーのツイッターより。)
ニュード弾をフルオート射撃できるハンドガン。
アーケード版初期から、
支援兵装の主武器は何らかの難点(射程距離、連射速度、マガジン火力など)を抱える代わりに奪ノックバック力などの長所を持つというような癖の強い武器ばかりであったが、このFLAP系統にはそのような癖はほぼなく、逆に画期的な武器と言える。
特に射程距離は弾丸が拡散してしまうショットガン系、反動や精度の悪いネイルガン系と比べはるかに長い。
センサー&罠支援は基本前線より一歩後方が定位置なので、やや遠目からでも有効打を撃ち込めるのはありがたい。
「支援を出さないといけないのはわかっているけど主武器が使いこなせない…」と悩んでいる場合はぜひ試してみてほしい。
また
LSG系統と同じくニュード属性100%のため、ニュード威力上昇
チップの恩恵がフルに受けられるので火力を上げたいなら装着すると良いだろう。
地味に影響が大きい点としてVer.3.00でしゃがみ動作中の集弾性能が弱体化する下方修正が行われており遠距離を狙い難くなった。
脚チップ枠があるならしゃがみ中射撃制御を挿すと弱体以前の使い勝手に戻る。
Ver.3.05にて比較対象である
ネイルガン系統全体の火力が引き上げられたため、秒間火力で負けてしまった。
こちらはマガジン火力や中距離以遠の精度、コア攻撃以外では基本メリットになるニュード属性などの強みがあるため、選択肢から外れたわけではない。
FLAP系統 属性:ニュード100% ズーム倍率:1.3倍 |
名称 |
型番 |
射撃方式 |
重量 |
威力 |
装弾数 |
連射速度 |
射撃 精度 |
反動 |
リロード |
性能強化 |
FLAP-04 |
FP-04 |
連射 |
210 199.5 |
990 1030 |
22×11 |
300/min 312/min |
B- |
A+ |
1.9秒 |
①重量 199.5 ②連射速度 312/min ③威力 1030 |
FLAP-06C |
FP-06C |
連射 |
230 218.5 |
810 842 |
24×12 |
360/min 374/min |
B |
A+ |
1.7秒 |
①重量 218.5 ②連射速度 374/min ③威力 842 |
FLAP-08A |
FP-08A |
連射 |
260 247 |
750 788 |
30×10 |
400/min 420/min |
C+ |
B+ |
2.1秒 |
①重量 247 ②連射速度 420/min ③威力 788 |
FLAP-12V |
FP-12V |
連射 |
250 237.5 |
1020 1081 |
20×11 |
300/min 318/min |
B |
A- |
1.6秒 |
①重量 237.5 ②連射速度 318/min ③威力 1081 |
ミューズブレス ※ |
- |
連射 |
260 247 |
1020 1081 |
16×12 |
300/min 318/min |
A- |
B+ |
1.7秒 |
①重量 247 ②連射速度 318/min ③威力 1081 |
FLAP-16V2 |
FP-16V2 |
連射 |
280 266 |
830 888 |
25×11 |
400/min 428/min |
C |
B+ |
1.7秒 |
①重量 266 ②連射速度 428/min ③威力 888 |
※ コラボ武器
+
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調整履歴 |
調整履歴
FLAP-04
- 2022/12/20(Ver.3.18)
- 威力
980 → 990 1019 → 1030
- 装弾数
20発×11 → 22発×11
FLAP-06C
FLAP-08A
FLAP-12V
- 2020/11/17(Ver.3.05)
- 威力
1010 → 990 1071 → 1049
- 装弾数
19発×11 → 20発×11
- 2022/05/17(Ver.3.14)
- 2022/12/20(Ver.3.18)
ミューズブレス
FLAP-16V2
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FLAP-04 |
FLAP-06C |
FLAP-08A |
FLAP-12V |
FLAP-16V2 |
FP-04 |
FP-06C |
FP-08A |
FP-12V |
FP-16V2 |
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ミューズブレス |
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- |
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©SEGA |
図鑑外性能(赤字は最大強化時の性能を表示)
名称 |
連続射撃時間 |
秒間火力 |
マガジン火力 |
FLAP-04 |
4.40秒 4.23秒 |
4950 5356 |
21780 22660 |
FLAP-06C |
4.00秒 3.85秒 |
4860 5248 |
19440 20208 |
FLAP-08A |
4.50秒 4.29秒 |
5000 5516 |
22500 23640 |
FLAP-12V |
4.00秒 3.77秒 |
5100 5729 |
20400 21620 |
ミューズブレス |
3.20秒 3.02秒 |
5100 5729 |
16320 17296 |
FLAP-16V2 |
3.75秒 3.50秒 |
5533 6334 |
20750 22200 |
FLAP-04
ニュード小塊を弾丸に用いた次世代ハンドガン。
高精度を維持しながら、フルオート射撃を可能とした実用的モデルとなっている。
初期型ということで例のごとくバランス型だが、性能はなかなか悪くない。
似た性質を持つネイルガン系統と比べると、いくらか重くなる代わりに、マガジン火力と遠中距離の精度を得ることができる。
3凸すると秒間火力5300、マガジン火力20000オーバーと★1にしてはかなりの性能に。
マガジン火力に悩んでいるネイルガンユーザーは、積載に余裕があるならばこちらに乗り換えればより高い戦果を上げられるだろう。
FLAP-06C
荷電ニュードの圧縮率を抑えたニュードハンドガン。
単発の威力は抑えられているが、射撃精度が上昇しており、安定した運用ができる。
初期型から射撃精度と連射速度を向上させることにより命中率の向上を図ったモデル。
マガジン弾数も微増したいつもの2段階目カスタム型。
…といいたいところなのだがそれらを全て台無しにしているのが単発火力の低下。
おかげで連射速度が増えているのに秒間火力が-90、マガジン弾数が増えているのにマガジン火力が-2340という残念な結果に。
精度を活かしてしっかりCSを狙っていきたいが、それも初期型から1段階の向上でどこまで体感できるのか、という話に。
一応リロードがやや短縮されてはいるし、初期型より弾幕は厚いのでその辺は個々人の好みか。
FLAP-08A
マガジンタンクを増設し、装弾数を増加させた改良型ニュードハンドガン。
性能は一定に抑えられているが、連射速度も上昇して継続戦闘に長けている。
マガジン火力を増加させたモデル。ついでに連射速度も更に上昇しており、秒間火力は初期型と同等以上となる。
犠牲になったのは射撃精度と反動なので、中距離以遠ではバラつきが大きく思ったようにダメージを与えられない恐れがある。
3凸時のマガジン火力は23000超と系統内で最も高く継戦能力に優れるので、さしずめニュード版ラピッドネイルというような性能となっている。
中距離からの牽制やCSを狙っての短期戦を臨む他モデルとは少し違い、弾持ちの良さを活かした近距離戦向きタイプといえるだろう。
FLAP-12V
射出するニュード小塊の負荷量を可能な限り増強した最新式ニュードハンドガン。
高威力を実現しながら、各部の性能を総合的に飛躍させたハイバランスモデル。
初期型を重くした代わりに、単発威力を向上させ秒間火力を高めたモデル。
射撃精度はFLAP-06Cと系統内トップタイ、しかもリロードが系統中最短。
おまけに装弾数は初期型から2発しか減っておらず、単発火力上昇のおかげでマガジン火力低下もほぼ無い(3凸時)というハイバランス型。
精度、反動、連射速度も差があるが、誤差の範囲と言える。
と言っても、多くのユーザーが気になるのは下位モデルとの比較ではなくミューズブレスとの比較であろう。
12Vの上方修正およびミューズブレスの調整漏れにより、現在では単発威力と秒間火力が同等、射撃精度を下げた代わりにマガジン火力を増やして反動を弱くした形である。(ついでに重量が9.5減った。)
単発威力は系統内最大であるものの、Ver.3.00の装甲内部数値変更・よろけ値変更によって、CSでもよろけをとれる装甲はいない。
Ver.3.05にて単発威力低下という調整を受けたが、その後の上方修正によって以前以上の火力を取り戻している。
しかしながら、現環境においては秒間火力すらラピッドネイル以下となっており、真正面から撃ち合うにははっきりと力不足と言える数値である。
ネイルガン系統と比べると射程と精度に優れているので、遠距離からの援護射撃に徹するのが吉であろう。
FLAP-12V/SCV
オリジナルのFLAP-12Vを所持していないと使用不可で、性能や強化段階はオリジナルのものが直接適用される。
ミューズブレス
『ファンタシースターオンライン2』とのコラボでオラクルより伝来した機銃型の武器。
アークスのアイドル「クーナ」がライブ中に使用した武器で、柄の翼が特徴的な形状をしている。
PSO2コラボ武器のニュード100%ハンドガン。
2019/01/14に実装されたFLAP系統のコンパチ武器。
コラボ武器は大概既製品のマイナーチェンジで構成されるのだが、コンパチが先に実装された珍しい武器。
羽根の付いたファンタジーな見た目とは裏腹に強力な力を秘めている。
期間限定のコラボガチャでのみ入手可能で、第1回コラボ時点では、コラボガチャがノーピックアップの闇鍋ガチャであったこともあり所持者数はあまり多くなかった。
第2回コラボにおいては、10連でコラボ武器確定のガチャがあったことや、ミューズブレスの強力さが広く知られていたことからか、所持者数が増えた(戦場で見かける機会が少し増えた)ように思われる。
+
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実装当初~Ver.3.17までの評価 |
ニュード武器らしい高精度低反動の連射武器でありながら、単発火力が1060と非常に高い。支援武器で次点のスパージネイルから+170も差がある。
マガジン弾数も16発と多いのでネイルガンと比べて積極的に撃破を狙えるステータスとなっている。
そのシェアの高さからかオシオキを受けてしまい火力を落とされた結果、現環境ではやや力不足になってしまった。
だがそれでも秒間火力は修正前のFLAP-12Vを上回っており、射程・精度・そこそこの火力をこのレベルで持ち合わせた連射系の主武器は他に無く、依然として強力な武器であり続けている。
Ver.3.0において装甲の内部数値が変更されてしまったため、3凸してもノックバックを起こせる頭部がいなくなってしまった。
それでも3凸プリサイスショットIIチップ2枚でなんとか装甲薄めの軽量相手ならばノックバックを起こすことが出来ていたのだが、さらにVer.3.05にて威力低下のオシオキを喰らってしまい
3凸ニュード威力上昇IIチップ2枚でようやく頭部装甲E
3凸プリサイスショットIIチップ2枚でようやく頭部装甲E+
とノックバックを起こせる頭部がほとんどなくなってしまった。
チップによる秒間火力上昇はあっても、ノックバックは期待しない方がよいだろう。
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実装時から長きに渡って人気であった当武器であるが、さすがに時の流れ(周囲の上方修正)には耐えきれず、Ver.3.18にて12Vと単発威力と秒間火力が同等となってしまった。
射撃精度は2段階上昇するものの、代わりに重量+9.5、マガジン火力-4324、反動1段階低下とほぼ劣化品である。
大変お世話になったかもしれないが、容赦なく資材を引っぺがしてあげた方が供養となるだろう。
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原作ネタ |
PSO2作中におけるアイドルのクーナがステージライブで演出として使った武器、及びそれを模したツインマシンガン&ツインダガー用武器迷彩。
クーナがステージライブで使用した際は上空を飛行しながらホログラムエネミーとの空中戦を演じた。
武器迷彩としては納刀状態だと完全ステルス化するのが特徴。抜刀するとどこからともなく羽飾りのついた双機銃が出現する。
なお前述の通りツインマシンガン&ツインダガー用武器迷彩で2丁1組なのだが、こちらもバンシーズロアーと同じくコラボ武器になる際に1丁のみになってしまった。
余談だが、コラボボーダーであるクーナは始末屋としての裏の顔の時の姿であり、アイドルとして表立って活動する時は髪の色が反転し、衣装や雰囲気もアイドルらしい可愛いものへと変化する。
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FLAP-16V2
総合火力の上昇を目指し、内部構造の見直しを行ったニュードハンドガンのカスタムモデル。
射撃精度に懸念はあるものの、高い連射速度と威力によって時間単位の最高火力を実現している。
2022/10/24に追加された★4武器の一つ。
08Aの単発火力を上げて秒間火力を高めた調整となっている。
これにより最大強化で秒間火力が6334まで上がり高火力化が進んだ現環境でも高いとはいえないまでも十分な火力は得られた。
08Aからマガジン弾数は5減っているが、リロードが0.4秒減った1.7秒と改善しているため、むしろ幅広い腕で扱えるようになったとも言える。
しかし、FLAP系統で最も悪かった射撃精度がさらに悪化したため、より中距離以遠での戦闘が苦手になってしまっているのは痛い。
FLAP系統は他の支援の主武器に比べ中距離以遠での戦闘に使いやすいのがひとつの利点の系統だが、系統最悪の精度の本武器はその利点が最も薄く、他の系統に比べ癖の無さ以外の明確な強みに欠ける形になっている。
なので、よくも悪くも現環境に合わせた支援の癖のない主武器、としての色が強い。
出来ることの幅は広いものの、戦闘においても他の支援の主武器のように自衛力や強みを押し付けるような立ち回りではなく、周りと動きを合わせてきちんと動くことが必要になる。
効果的に運用するためには、射撃補正が高めの
頭部パーツを採用したいところ。
最終更新:2024年02月06日 21:13