アイアン・フック詳細基本戦術

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アイアン・フック詳細基本戦術」を以下のとおり復元します。
*当ページについて
これからアイアン・フックを使ってみようとする方の一助になれば……と思い、このページを作成しました。
初心者向けにアイアン・フックのコンセプトに沿った基本的な立ち回り、ビルドについて記載します。
(現在編集中です)

**アイアン・フックというキャスト
稼働初期に実装されていた8キャストの中で最も解放が遅いキャスト。
サンドリヨンや吉備津彦あたりを育てている中、最も解放が遅いファイターゆえさぞかし強かろうと思って試してみるも、
足が遅い、あらゆる行動の硬直が長い、キャスト戦に滅法弱い……など弱点ばかりが目立ち、
実践でもアタッカーに倒されまくって何もできないまま試合終了。
そのままお蔵入りになってしまった……という方も少なくないのではないでしょうか?

確かに弱点が多いキャストですが、実際はそれに負けない長所も持ち合わせており、
&bold(){得手不得手がはっきりしている=やるべきこと、覚えるべきことがシンプルにまとまっている}キャストと言えます。
以下のような人にはアイアン・フックが向いているかもしれません。

・MOBAに興味があり、レーン戦の醍醐味を味わいたい人
・アクションゲームは苦手だけどチームの勝ちに貢献したい人
・目立たないところできっちり仕事を果たす職人肌な人

*性能解説
具体的な解説はキャスト紹介のページにてご確認ください。
本項では実践に即した解説を記載します。

**基本性能
***長所
・HPが高く、レーンに居座りやすい。
・ストレートショット、ドローショットともに射程が長く、相手によっては一方的な攻撃も可能。
・スキルが対兵士戦に特化しており、試合全体を通じてレーン戦で有利に立ち回れる。

アイアン・フックの魅力は、&bold(){HPの高さ・射程の長さからくるトップクラスの耐久力}と、&bold(){試合全体を通じて対兵士戦を得意とすること}です。
序盤では多少攻撃を受けても他のキャストほど致命的にはなりにくいですし、相手の射程外から一方的にショットを打てる場合はよりやられにくくなり、
すぐに倒されて自身のレーンのタワーが折られてしまうリスクが抑えられます。
また、ドローショットの性能も全キャスト中屈指の性能で序盤のレーン戦で有利に立ち回りやすく、
中盤以降は「蜂の巣になりな!」によってより一層効率的に相手兵士を排除できます。
なお、長所の射程で有利を取れないメロウ相手にはほぼ互角、射程負けするツクヨミ相手には圧倒的不利。
同じ射程負けする相手であるかぐやであれば無理矢理接近戦を挑むことで対応能力を飽和させて勝てますが、ツクヨミは船長の足で挑まれるインファイトに対しては拒否手段を多数持っているので、天敵といっても過言ではありません。
それほどに、欠点が致命的である、ということで次。

***短所
・移動速度が全キャスト中最低。
・ショットの硬直も全キャスト中最低クラスの長さ。
・対キャスト、対巨人に有効な攻撃スキルがない。

一度でもアイアン・フックを使ってみればいずれもすぐに実感してもらえると思いますが、
&bold(){基本動作が軒並み鈍いこと}がアイアン・フック最大の弱点です。
他キャストなら避けられるようなショット・スキルもこのキャストではヒットしてしまうことが少なくありません。
また、いくら高威力のドローショットを持っているとはいえキャスト・巨人に対する有効打に欠け、ダメージレースで不利に陥りがちなことも中盤以降の大きな弱点です。

***アイアン・フックに求められていること
上記の長所・短所を考慮すると、以下のような働きがアイアン・フックには求められます。

・序盤のレーン戦で有利に立ち回り、先制で相手のタワーを折る。
・中盤以降は「蜂の巣になりな!」・「気合を見せやがれ!」を織り交ぜつつ味方兵士のラインを積極的に上げる。
・終盤は状況に応じて兵士を押し上げてタワーを折るか、ダメージを受けているタワーや自城の防衛を行うか。

出来るならばそれに越したことはありませんが、&bold(){基本的にキャストキルは求められていません。}
アイアン・フックが最も大切にすべきことは&bold(){出来るだけ死なないこと、出来るだけ担当レーンのタワーを折られないこと}です。
無理に前へ出ることよりも慎重にじっくりと場の流れを作っていく、という意識で落ちついたプレイングを心掛けましょう。
個々の動きについては後述します。

**ショット・スキル解説
キャスト紹介に補足する形で、重要度順に解説していきます。

***重要度★★★
・ドローショット
&bold(){アイアン・フックを象徴する最重要アクション。}
全キャラ中屈指の射程・威力で序盤のレーン戦を有利に進められます。
離れたところからでも相手兵士1列をドローラインに収めることができるため相手兵士に漏らさずヒットさせることに集中しがちですが、
&bold(){兵士とキャスト両方を狙えるようなドローラインを描けること}が他のキャストと一線を画していることを覚えておきましょう。
右側に緩やかなカーブを描きながら急角度で左側にUターンを狙う、相手の緊急回避の位置をなぞる、ダウン復帰の無敵解除時に丁度ヒットするように遠回り……
相手キャストのダウンを積極的に狙えるようになれば、一層序盤のレーン戦を有利に運べるでしょう。

・俺様が海賊王だ!
防御力アップはともかく、キャストキルを狙いにくいアイアン・フックで撃破ダメージ増加をどう生かすか、が悩みどころだと思います。
後者を生かすタイミングとしては&bold(){味方キャストがひん死の相手キャストと戦っている場面、および味方の攻撃系WS発動時}が理想の発動タイミングです。
最初のうちは&bold(){リトル・アリスの「おおきくなるよ!」発動直後}に合わせて出すのがいいかもしれません。
積極的にキルを狙いやすいスキルですので、シナジー抜群です。スカーレットやデス・フックのWSもほぼ敵キャストをキルするために使うのでこちらのWSを合わせてあげると喜ぶでしょう。
しかし、敵巨人を倒すためや無敵時間目当てにWSを使っている場合もあります。味方がWSを発動した時の状況を確認できるようになると無駄な発動を防げるでしょう。
もちろん、WS発動の際に発生する無敵時間目当てで使ってしまうのも悪くはありません。防御力アップと合わせて自分のデスを防ぐのに役立ちます。間違っても使わないで試合終了することのないようにしてください。

***重要度★★
・ストレートショット
ドローショットの影に隠れがちですが、MP温存のために使う機会が少なくありません。
発生こそ遅いものの、長い射程、弾速の速さ、そこそこの威力、爆風付き、ダウンを奪えることなど十分実戦で使えるレベルです。
主に&bold(){相手の硬直、回避位置を読んでダウンを奪っていくこと}が主な使い方になります。

筆者の私見になりますが、ミクサやリン、美候のように発動後積極的に前へ出ていくタイプのWSには対抗策になることを覚えておくといいでしょう。
普通なら逃げるところをショットでダウンを奪うことができれば時間を稼ぐことができ、相手のチャンスをつぶすことにもつながります。
残りHPがわずかな味方キャストが逃げる時間をつくる、といったことも可能になります。
最大MPの少ないフックがドローショットにMPを10消費するのは大変なので、MPを消費してドローショットを撃つのに見合わない場面では、ストレートショットを使用してMPを温存していきましょう。

・歌え!野郎ども!
初めのうちは使いどころが難しいと感じるかもしれないスキルです。
主に&bold(){序盤のレーン戦でダメージレースを有利に運ぶ}目的で使用します。
特に対面キャストも同じくアイアン・フックだった場合はお互い相手を撤退させる決め手がこのスキル以外にないので、
その場合はLv2になった時点で即スキルを発動できるようにMPに余裕を持った立ち回りをするといいでしょう。
Ver.1.11-Bで攻撃力上昇値の減少・効果時間が最大40秒→35秒に短縮されたことにより、手軽に使えるスキルではなくなりました。
しかし、依然として使用率の高いスキルであり、フックの打たれ強さをさらに強化できるのに変わりはないので積極的に使ってもよいスキルでしょう。

・蜂の巣になりな!
前後に扇形の範囲が発生し、タッチし続けることで連射攻撃を行いドローショットよりもさらに高い速度で相手兵士を殲滅できます。
味方兵士を相手タワーに迅速に運べるだけでなく、&bold(){対兵士・対キャストの防衛戦でも非常に優秀なスキルです。}
対キャストダメージは皆無に近いですが、発生が早くかつ射程もそこそこで相手のスキル発動などを妨害しやすく、
また&bold(){連続ヒットすればヒットしただけ相手を硬直させられる}ため時間稼ぎのスキルとして優秀です。
なお、&bold(){かぐやの目の前では絶対に使用してはいけません}。射程外から一方的にストレートショットを撃ち込まれてしまいます。
こちらは少ないリソースからコストを捻出して決め技を放っているはずなのに、相手はMPを使わずに処理してくる。どう考えても大損する選択です。
MP消費がフックのスキルの中でもダントツに大きく、ドローショットをたくさん使っていると発動することすら難しいのが欠点です。
また、無人レーンの押し上げでは一回のMP消費が少なくフック自身が攻撃する必要もない「気合を見せやがれ!」の方が便利であることや、使用中は足が止まるため敵キャストの攻撃スキルの的になりやすいこともこのスキルを使う上で悩ましいポイントですが、味方兵士に頼らずとも兵士処理が行える点、効果時間が長く帰城した際にかけておいても長持ちする点などで「気合を見せやがれ!」に勝ります。
総じて大きいMP消費に見合った効果時間と能力を持つが、後述の「気合を見せやがれ!」との使い分けが大事なスキルだと言えるでしょう。

・気合を見せやがれ!
味方兵士の攻撃力大アップ、防御力小アップする強化スキルです。
攻撃力大アップは魅力的ですが、吉備津彦の共鳴の位のように確実にタワーへキャストを送り込むような運用は難しいことを覚えておきましょう。
このスキルは&bold(){巨人(猛突進・回復陣・回復唱・強化陣・強化唱)への対抗策、前に出てくる相手キャストへのけん制、無人レーンの押し上げ}で有用です。
味方ミニオンを攻撃してこないこれらの巨人であれば、このスキルをかけた兵士の攻撃で一気にHPを削ることができます。
これは相手キャストに対しても同様で、フック自身はキルを狙うことが難しいですがこのスキルを使えば兵士にキルさせることが視野に入ってきます。
&bold(){自城に突撃してきたキャストの排除}にもこのスキルは非常に有効です。
このスキルがかかった味方兵士は&bold(){相手兵士を1発で倒す}ため(通常は3発)、邪魔するキャストや巨人がいなければ勝手にレーンを押し上げてくれます。
敵キャストを撃破・帰城させることに成功し、いざレーン上げを行いたいが自分のHPも心許ないので帰城したい…というときにこのスキルを使ってから帰城すれば、無人のレーンを味方兵士がどんどん押し上げてレーンに戻ってきた時の状況を有利にしてくれます。
また、わずかではあるが上昇する防御力を目当てに、対面がファイター以外の場合に使用することもあります。
兵士に対する攻撃力に乏しいアタッカー・サポーターの兵士処理速度をさらに遅らせることができ、無理矢理近づいてこようとした場合は大アップした攻撃力での大ダメージが期待できます。さらに、ダメージレースで負けてやむなく帰城を余儀なくされた場合も、帰り際にこのスキルをかけることによって復帰するまで若干の時間稼ぎができます。
欠点は、&bold(){いくら味方兵士が強化されていても敵の対兵士スキルや大型スキル・敵巨人の攻撃には耐えられないこと}です。
これはファイター陣のスキルに多く見受けられます。&bold(){リンの「らいんふれあ」・「ばーにんぐふれあ」・「ほーりーぼるけーの」、メロウの「ダウナーソング」および「ソウルストリーム」、同じフックなら「蜂の巣になりな!」}などでせっかく強化した味方兵士も無力化あるいは全滅に追いやられます。このような兵士に大ダメージを与えるスキル・兵士のステータスを低下させるスキルを持っているキャストが相手の場合は安易に目の前で使用するのは控えましょう。
また、兵士を攻撃するタイプの巨人だと、気合を入れた兵士でもあっさりとやられてしまいます。自分が味方兵士より前に出て巨人の攻撃を引き寄せることで一応回避できますが、味方兵士より前に出ることがそもそも危険な上に、スキルにMPを使うよりドローショットでいち早く敵巨人を倒したほうが良いため得策ではありません。
対兵士と対キャスト両方に使いみちがある反面、使いどころを見極める必要のある難しいスキルではありますが、「野郎ども、足並みを乱すんじゃないぞ!」というセリフ通り、うまく味方兵士の足並みを崩させずに攻撃させるようにできれば「蜂の巣になりな!」と並んで有用なスキルなので覚えておきましょう。

***重要度★
・狙った獲物は逃さねぇ!
フック唯一の妨害スキルにして敵兵士を貫通するスキル。敵キャストにヒットした場合若干のダメージと共にこちらへ引き寄せて短い間硬直させます。
初心者には扱いにくいスキルですので、使い始めのころは外しておくのが無難かもしれません。
プレイ動画などではこのスキルをつかって相手キャストを引き寄せ、積極的にキルを取っていくプレイヤーなども見受けられますが、「キルを狙う」のではなく「相手キャストのHPを削ることでまともにレーン戦をさせない」動きの延長としてキルが取れる、という流れになります。
引き寄せた後はドローショットまたはストレートショットで追撃してダウンさせるのが基本です。ドローショットで追撃する場合は、引き寄せている動作中にドローショットを描いておかないと間に合わずに逃げられる場合があるので、残りMPと合わせて注意しましょう。
また、「気合を見せやがれ!」を味方兵士に使っている場合、攻撃のタイミングが合えば引き寄せるだけで味方兵士が敵キャストを撃破もしくは瀕死まで追いやってくれるので便利です。
そういう意味で、これを使いこなせれば相手キャストに与えるプレッシャーが跳ね上がりますので練習する価値は十二分にあります。フックが唯一兵士を挟んで敵キャストに干渉できるスキルであるため、慣れればとても頼りがいのあるスキルとなります。
また、自分と同射程以上の射程を持つキャスト(かぐや・ツクヨミ・メロウなど)が対面に来ることが確定している状況ならば、蜂の巣とこれを入れ替えるべきでしょう。
その場合、決して相手から射線が通っている位置で撃たないように。入れ違いで妨害スキルや攻撃スキルを喰らってしまっては引き寄せた意味が全くありません。

相手もゲームに慣れてきていると蜂の巣持ちの船長をフリーにしてくれるなんてことはまず無くなります。迎撃に来るキャストをどうにかするため、ドローの精度と共にフックアームの精度もいずれ磨いてく必要があるのは間違いありません。
あくまで「初心者には」扱いにくいスキルなのであって、使いこなせればSRなのが納得の強さを発揮します。

*ビルドについて
前述の基本を踏まえて記載します。
まずは下記をたたき台に、自分の得意不得意が見えてきたところで細かく調整していくといいでしょう。

**スキルカード構成
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ワンダースキル}|
|俺様が海賊王だ!|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマルスキル}|
|歌え!野郎ども!|
|気合を見せやがれ!|
|蜂の巣になりな!|

前述のとおり、「狙った獲物は逃さねぇ!」は癖の強いスキルなので、初めのうちはこのスキルを外した上記構成が無難です。
「狙った獲物は逃さねぇ!」に慣れてきたら、「気合を見せやがれ!」や「蜂の巣になりな!」との入れ替えを考えてみても良いでしょう。


***アシストカード構成
フックはHP・ドローショットの攻撃力が高く、スピード・MPが低いというステータス面でも長短がはっきりしているキャストです。長所を伸ばすか短所を補うかは悩ましいところだと思いますが、まずは以下に紹介する構成を目指してみましょう。

***①最初にそろえておきたいアシストカードたち
#region(Ver1.5以前)
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}|
|グランマ|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマル}|
|火ねずみの皮衣|
|餅食らいの袈裟衣|
|思い出のガラス靴|

***グランマ
lv1からHPを大幅に強化できる定番ソウル。
最大MPが少ないアイアン・フックにはMP継続回復もありがたいところ。
猛突進の巨人があまり脅威にならないのが欠点。

***火ねずみの皮衣
他キャストでもほぼ定番となっていたアシストカード。
HP強化のみならず、レベルアップ時に一定量HPを回復するため、レーンに居座りやすくなります。
度重なる下方修正を経てかなりHP回復量は落ちてしまいましたが、ver1.10Aで全員に配られるようになったのはありがたいところ。

***餅食らいの袈裟衣
HP上昇幅は少ないですが、永続でHPが回復し続けます。減少するステータスが無いのも特徴。
回復量は少なめですが、やられずに戦場に居座れば居座るほどこの継続回復が馬鹿にならなくなってきます。
こちらも下方修正を受けて回復量が減ってしまいました。

***思い出のガラス靴
下方修正を受けてしまいましたが、初心者向けにはlv1から足回りが改善されるこのアシストカードをおすすめします。
試合開始直後から担当レーンに行くまでの時間を短縮することで、序盤のレーン戦に出遅れるのをカバーできます。
HPの減少は他のアシストカードと相殺されますので少ないリスクで最序盤から移動力を強化できます。
#endregion

HPが自動回復するアシストは軒並み弱体化され、Ver1.52時代ではあまりオススメできなくなりました。よって、HPは自動回復より最大値をアップさせるアシストの方が効果を実感できます。そこを踏まえて改めて揃えておきたいカードを紹介します。
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}|
|留玉臣|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマル}|
|冷徹な悪魔の鏡|
|白騎士の鎧|
|千色コート|

***留玉臣
レベル1からスピード大アップはこれだけ。思い出のガラス靴も弱体化を受け、他のレベル1スピードアップアシストはMPやドロー攻撃力を削るのでフックにはちょっと辛いので、ノーリスクでスピードが大幅強化されるこのソウルが好まれる。レアリティは最高のWRだが、それはグランマも同じ。
特殊効果は立ち止まっていると(約5秒ほど)、MP回復量が増加するというもの。立ち止まればいいので移動や回避をしなければスキルやショットの使用はOK。
流石に5秒以上移動しないで戦うのは意識して行わないとできないが、遠くからドローショットを撃てるフックならいくらか機会はあるだろう。

***冷徹な悪魔の鏡
レベル3からMP大アップ。デメリットはHP中ダウン。HPを上げるアシストはMPを犠牲とする場合が多いので、それを相殺するためにちょうどよい。

***白騎士の鎧
度重なる弱体化を受けた火ねずみの皮衣の代わりとして。レベル1からHPを大アップし、MPとスピードを小ダウンさせる。

***千色コート
自然回復量を下方させられた餅食らいの袈裟衣の代わりに注目されているアシスト。レベル3でHPを特大アップ、MPを中ダウンさせる。MPダウンが痛いなら、デメリットがストレート攻撃力小ダウン・ドロー攻撃力中ダウンの心あるブリキの鎧が候補に上がるか。

***②アシストカードがまだ揃っていない人向け
#region(Ver1.5以前)
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}|
|木精ドライアード|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマル}|
|地蔵の雪よけ|
|小さなふんどし|
|魔法のガラス靴|

***木精ドライアード
チュートリアルで入手可能な初期ソウル。
初期ソウルだからと言って侮ることなかれ、lv3で長所のHPと不足気味のMPを両方底上げできるのでフックとの相性はなかなかのもの。

***地蔵の雪よけ&小さなふんどし
ノーリスクでHPを強化できるアシストカードたち。
地蔵の雪よけはわずかなリーフを消費することで確実に入手できるためチョイスしました。

***魔法のガラス靴
思い出のガラス靴よりやや効果は劣りますが、ノーリスクで移動力を強化できます。
#endregion
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}|
|木精ドライアード|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマル}|
|火ねずみの皮衣|
|地蔵の雪よけ|
|女王の王冠|

***木精ドライアード
入手のしやすさと基礎能力の底上げの便利さは今でも変わらず。他のソウルが手に入るまで入れておける腐りにくさは魅力。

***火ねずみの皮衣
レベル1からHP小アップ・MP中ダウンと、レベルアップ時にわずかなHP自然回復を与える。
その効果はいくつもの弱体化を受けて頼りないものになってしまったが、Ver1.10-Aの記念キャンペーンで全員に必ず配布されたり、修練場のSTAGE5を4回制圧することで確実に貰えたりと、入手のしやすさは上がった。
HPアップアシストを手に入れるまでの繋ぎに。

***地蔵の雪よけ
レベル1からHP小アップ。デメリットは無し。
リーフショップにてリーフ3枚で購入できる安さが特徴。+MAXもリーフ33枚で実現できる。

***女王の王冠
魔法のガラス靴と同じレベル1からスピード小アップだが、同じ小アップでもこちらの方が上。レアリティがRなので少し入手しづらいか。
手に入れられないならリーフショップでソウルのギディを買ってしまったほうが確実である。%%というかレベル1でスピードを強化するアシストはソウル以外どこか相性が悪いか効果が薄い。%%

***③Ver.1.52対応、ナウい船長に俺はなる!
※注意:ある程度HPMPを管理できるレベルにフック慣れしてきた人を想定しています。
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}|
|ギディ|
|留玉臣|
|水精ウィンディーネ|
|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマル}|
|白騎士の槍|
|五光の龍玉|
|蓬莱の玉の枝|

***ギディ
Lv1からスピードとドロー攻撃力を上げられる優秀ソウル。
リーフショップでリーフ50枚で手に入る。
巨人の回復陣も1.52の上方修正で相当株を上げました。

***留玉臣
ギディでは間に合わない開幕ダッシュに。MP回復も場面次第で有用。
巨人が投擲岩なのは懸念材料、まあ開幕から圧倒してこっちに巨人引かなければ問題ありません(え?

***水精ウィンディーネ
スピードとドローを上げられるファイター定番ソウル。
中盤からの戦闘力底上げに貢献してくれるでしょう。

***白騎士の槍
自慢のドローの射程が更に伸びます。線を引ける長さは元々フックには十分あるので、射程延長を十分に活かせます。
修練場のSTAGE2を4回制圧すると報酬で貰えるので入手にはそこまで苦労しないのもいい。
攻撃力上昇値は下方修正されているので、歌え!で補うか場合によっては射程と機動力を捨てて金の斧を持つ判断もあるかも知れません。

***五光の龍玉
限定的とはいえMPとドロー攻撃力をどちらも強化できるのはフックにとって願ったり叶ったり。
スキル戦を考慮してMP上昇値に勝る冷徹な悪魔の鏡を採用するのも有力です。

***蓬莱の玉の枝
1.5環境でファイターをやるなら、見かけたら是非引いておきたい品。
きっちり経験値を拾っていけば、チームに1本あるだけでレベル5到達が30秒は縮むという話も。
…鈍足長射程ゆえにファイターの中では船長は経験値拾いが不得手な方なんですけどね(白目

***その他相性が良いと思われるカード
***沙悟浄
レベル3からMPとスピードというフックの弱点を中アップできる。ポイズン耐性(ポイズンの時間が数秒に短縮)も付与されるためリトルアリスが対面でも「ボムバルーン!」を気にせず戦うことができる。

***バンダースナッチ
沙悟浄と同じくポイズン耐性を持つ。こちらはレベル3でHPとドロー攻撃力を中アップさせるため、弱点補強より長所を伸ばしたい時に。

***金精コボルト
レベル3からMPとドロー攻撃力を大アップ。ドローショットでMPを多く使うファイターには相性の良いソウル。
巨人が投擲岩なのが難点か。

***海賊メアリ
レベル1から発動する小さいコボルト。最序盤から強化が欲しいなら。

***フリント&ロック
レベル1でHPとMPを中アップ。ドライアードよりも上昇量で劣るが試合開始から強化できる。

***英雄のクロスボウ
レベル3でドロー攻撃力大アップ。中盤から威力が欲しい時に有用か。スピード低下は他のアシストで相殺しよう。

***手作りのピストル
英雄のクロスボウより上昇量は劣るが、こちらはHP中ダウンであるため気軽につけやすい。

***鬼神の指輪
発動タイミングはレベル5と遅めだが、スピードを特大アップさせ、回避の移動距離がアップするため機敏に動きやすくなる。HP中ダウンもフックなら気にならない。
色んなレーンへ移動して戦ったり回避に自信のないあなたに。

***毒りんご
レベル1からMPを小アップし、以降レベルアップ時にMP回復量が一定時間上がるがポイズン状態になるというもの。
MAXまで強化されていればレベルアップごとに約20MP(ドローショット2発分)も回復させ、MP管理に苦労するフックは恩恵を強く受けられるだろう。
ポイズンによるダメージも一回10(約一目盛り)ほどであるため、HPの高いフックだと他のキャストが使うより致命傷になりにくい。
さらに、沙悟浄・バンダースナッチというポイズン耐性ソウルの登場により、デメリットであるポイズンをほぼ気にせずMP回復のメリットだけを受けられる。毒りんごを使うならポイズン耐性のソウルも是非合わせて。

***専用アシスト
***海賊王のドクロ帽
レベル3でドロー攻撃力とスピードを小アップし、レベルアップ時に一定時間ドローショットのサイズが大きくなる。
もともと大きいドローショットの判定をさらに大きくできるため、敵キャストに当てやすくなる。しかし、敵兵士にドローショットが当たると少し弾サイズがしぼむ(バグか仕様か)。
威圧感のある弾サイズの割に威力は小アップで、弾サイズのアップが上方修正されたとは言え必須であるほど有用とは現時点(Ver1.52時点)では言えない。%%ぶっちゃけドルミールのようなドロー貫通力アップやメロウのようなドローのMP消費ダウンの方が欲しい。よこせ%%
敵兵士に当たる前のドローショットは初見でびっくりするほどデカくなるので、敵キャストをよく狙うなら付けてみてもいいかも?

まずは①を目指したいところです。
もともと高いHPをさらに伸ばしつつ、レベルアップ時回復や継続回復で継戦能力を高めたビルドです。HPが自動回復するアシストはVer1.52現在かなり弱体化されているため、自動回復に不満を感じるならHPの最大値を伸ばすようにすると良いでしょう。
カードがそろっていない人は②のように&bold(){極力マイナス効果を抑えつつHP最大値を強化する}ビルドを意識するとよいでしょう。
どちらの場合でもレベル1からスピードを強化するアシストやソウルを入れることで、フックの動きにくさを軽減することができるので1つは入れると良いでしょう。
そして動かし方に慣れてきたなら、射程を活かしてこっちだけやりたいようにやる③系統の火力重視構成に移行していくのが良いと思います。
フックはHPに余裕があるため、ある程度アシストでHPを削ってもそこまで気にならないのが長所です(あまり削り過ぎると長所が消えてしまうが)。そのため、HP盛りのアシストから変える場合は、スピードやMP低下のアシストよりHP低下を選ぶようにするとストレスが少ないでしょう。
自慢のドローショットをさらに強化する、たくさんスキルやドローショットが撃てるようにMPを補強する、HPをもっと強化してもっと打たれ強くなる…など、フックのビルドは必須アシストが比較的少なく自由にビルドを試すことができます。自分の求めるステータスを伸ばしていろいろ試してみましょう。ただし、どの場合でも長射程・高威力のドローショットを主体とするのは変わらないので気をつけましょう。

*動き方
**基本
左右どちらかのレーンに移動し、敵の拠点を折る・自分の拠点を折られないようにするのが基本的な仕事になります。
味方の援護もあまり期待できない位置なので、自分がデスすると敵に経験値をあげた上でしばらくの間レーンを空けてしまうことになります。最初の方に書いた通り出来るだけデスしないように慎重に立ち回りましょう。
近距離が苦手なことが分かっているため、敵の近距離アタッカーが増援に来て邪魔をすることもあります。その場合は持ち前のタフさを活かして1vs2の戦闘をしばらく続けていると、味方が援護に来てくれたり、他のレーンで数的有利を作って拠点を折ってくれることもありますが、自分のHPに不安がある場合は迷わず逃げましょう。例え手前の拠点が一本折られても後から挽回できます。
うまく相手の拠点を2本とも折ることができたら、このまま城へ攻め込むか他のレーンを助けに行くかの判断が求められます。
高威力のドローショットで敵巨人を倒す手助けをする、敵兵士が溜まっているところに駆けつけて処理するなど状況によって様々ですが、基本的にフックにできることは兵士処理に偏っているので、どこに行ってもやることは変わらないと思います。兵士処理によって敵城前にプレッシャーをかけるなり、味方を兵士処理から開放して自由に行動させるなりして試合をサポートしてください。

**近距離戦
近距離まで詰め寄られた間合いはフックにとって死地です。キャストダウンを取って脱出することを最優先に。
基本的には最悪でも相打ちになるようなドローを描いて相手の攻撃を避けられたら待避、周囲に味方兵士が多いようなら気合で状況打破を丸投げすることも時には有効。

**遠距離戦
多くのキャスト相手には射程で勝っているため、あちらの攻撃が届かない場所に陣取りながらドローショットを使っていきます。兵士とキャスト両方を狙うようにドローショットを描くなどして、相手を近づかせないようにプレッシャーを与えていきましょう。
しかし、ドローショットが同射程で硬直も短く、潤沢なMPを持つメロウや、こちらよりさらに遠い場所からショットを放てるかぐや・ツクヨミの場合は苦戦を強いられ、動きの鈍重なフックでは一方的に攻撃を当て続けられることも少なくありません。ドローショットの攻撃力やHPではこちらが勝っているため、必要であればこちらから近づくなどして相打ちを続けていくことで相手を先に撤退させるように心がけましょう(と言っても簡単には相打ちさせてはくれませんが)。

**味方との連携
ファイター故に一人で黙々と端でレーン戦を行うことが多いため、普段はそこまで味方と一緒に戦うことはありません。レーン戦を有利に進め拠点を破壊していくことが何よりも味方への助けになるでしょう。
中央レーンで味方と一緒に行動する場合は、高威力のドローショットを活かして敵兵士をどんどん殲滅していきましょう。一緒の味方がファイターでない場合、敵兵士の処理は苦手であるため、こちらが積極的に兵士処理をすることで拠点を折る手助けになります。味方の攻撃が敵兵士に阻まれることをある程度防ぐことができ、敵キャストを邪魔しやすくなる効果もあります。
フックの中でも特に味方と連携する必要があるのがWSです。最初のうちは使いどころが分からず、試合終了直前まで使わなかったという試合もあるでしょう。しかし、フックのWSは試合の勝敗に直結するチームゲージへの効果を持ち、使わないでおくのはとてももったいないスキルです。
味方アタッカーのWSに合わせて使うのが一番分かりやすいタイミングです。味方がチームゲージへ与えるダメージを上げるスキルやアシストを同時に使っていた場合にキルを取ったときのダメージは絶大で、時には拠点一本分に匹敵するダメージを与えて勝敗をひっくり返すこともできます。

*最後に
アイアン・フックは全キャストの中でもかなり地味なキャストと言えます。
積極的にキルを狙えるわけでもなければ戦場を飛び回って神出鬼没に味方を援護できるわけでもありません。デザインとしては&bold(){担当レーンを押し上げて拠点を折る}ことに特化していると言えるでしょう。
しかし、その長所を生かせば&bold(){アクションゲームが苦手なプレイヤーでもWLWの醍醐味を味わいつつ勝利に貢献できる}キャストに仕上がっています。
また、アシストカードの組み合わせに比較的縛られることがなく、色んなビルドを試すことができる楽しみがあるのも特徴の一つでしょう。
なかなか試合で勝利に貢献できていない方、WLWの雰囲気は好きだけどアクションが苦手で苦労している方、ダンディな船長で試合の舵取りをしてみたい方、
騙されたと思って一度アイアン・フックを試してみてはどうでしょうか?


コメント
- なんだかんだでフック放置は危険なためマークされ易い。逆に2人釣って粘り続ければ儲けものと思うようにしてる。地味だけど。  -- 名無しさん  (2015-05-30 06:44:55)
- グランマよりマドハンのほうが難易度若干高いけど相性いいだろ  -- 名無しさん  (2015-09-27 00:56:23)
- 立て主じゃないけど微加筆。最近は対面次第で蜂の巣と気合を入れ替えてるなあ。  -- 名無しさん  (2015-10-31 14:49:34)
- 短所は巨人には強くなったからそこ直しておいた方がいいかも。あと近寄られた際の対処が難しいとかいといたほうが。  -- 名無しさん  (2015-11-15 01:54:30)
- あと蜂の巣は気合で代用できなくないから必須ではないかと  -- 名無しさん  (2015-11-15 01:56:18)
- ドローの対巨人攻撃力が上昇しているから、ファイターは軒並み巨人処理が得意になってる。フックも例外ではない  -- 名無しさん  (2015-11-18 00:00:29)
- 勝手加筆。最近船長の天敵が特にファイターに増えてきて辛い。  -- 名無しさん  (2016-02-02 09:07:32)
- 船長は相対的にきつくなってきているんだよなぁ  -- 名無しさん  (2016-02-02 19:23:34)
- 立て主ではありませんが勝手に加筆させていただきました。蜂の巣と気合は同じくらい重要だろうと思ったので、蜂の巣の重要度を気合と同じところに移動しました。他の項目や空いている項目も誠に勝手ながら加筆しました。  -- 名無しさん  (2016-02-04 00:59:04)
- ↑見当違いなこともあるかもしれないので、その場合は遠慮なく修正・指摘をお願いします。じわじわとフックにとって辛い時代になりつつあるが使用者の増加を願って。  -- 名無しさん  (2016-02-04 01:31:34)
- 感謝  -- 名無しさん  (2016-02-04 01:57:03)
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