*当ページについて これからアイアン・フックを使ってみようとする方の一助になれば……と思い、このページを作成しました。 初心者向けにアイアン・フックのコンセプトに沿った基本的な立ち回り、ビルドについて記載します。 **アイアン・フックというキャスト 稼働初期に実装されていた8キャストの中で最も解放が遅いキャスト。 サンドリヨンや吉備津彦あたりを育てている中、最も解放が遅いファイターゆえさぞかし強かろうと思って試してみるも、 足が遅い、あらゆる行動の硬直が長い、キャスト戦に滅法弱い……など弱点ばかりが目立ち、 実践でもアタッカーに倒されまくって何もできないまま試合終了。 そのままお蔵入りになってしまった……という方も少なくないのではないでしょうか? 確かに弱点が多いキャストですが、実際はそれに負けない長所も持ち合わせており、 &bold(){得手不得手がはっきりしている=やるべきこと、覚えるべきことがシンプルにまとまっている}キャストと言えます。 以下のような人にはアイアン・フックが向いているかもしれません。 ・MOBAに興味があり、レーン戦の醍醐味を味わいたい人 ・アクションゲームは苦手だけどチームの勝ちに貢献したい人 ・目立たないところできっちり仕事を果たす職人肌な人 *性能解説 具体的な解説はキャスト紹介のページにてご確認ください。 本項では実践に即した解説を記載します。 **基本性能 ***長所 ・HPが高く、レーンに居座りやすい。 ・ストレートショット、ドローショットともに射程が長く、相手によっては一方的な攻撃も可能。 ・スキルが対兵士戦に特化しており、試合全体を通じてレーン戦で有利に立ち回れる。 アイアン・フックの魅力は、&bold(){HPの高さ・射程の長さからくるトップクラスの耐久力}と、&bold(){試合全体を通じて対兵士戦を得意とすること}です。 序盤では多少攻撃を受けても他のキャストほど致命的にはなりにくいですし、相手の射程外から一方的にショットを打てる場合はよりやられにくくなり、 すぐに倒されて自身のレーンの拠点が折られてしまうリスクが抑えられます。 また、ドローショットの性能も全キャスト中屈指の性能で序盤のレーン戦で有利に立ち回りやすく、 中盤以降は「蜂の巣になりな!」によってより一層効率的に相手兵士を排除できます。 なお、長所の射程で有利を取れないメロウ相手にはほぼ互角かやや不利、射程負けするツクヨミ相手は結構不利、またサポーターではありますがかぐやも苦手な部類です。 ツクヨミは船長の足で挑まれるインファイトに対しては拒否手段を多数持っているので、天敵といっても過言ではありません。 それほどに、欠点が致命的である、ということで次。 ***短所 ・移動速度が全キャスト中最低。 ・ショットの硬直も全キャスト中最低クラスの長さ。 ・対キャスト、対巨人に有効な手段が少ない。 一度でもアイアン・フックを使ってみればいずれもすぐに実感してもらえると思いますが、 &bold(){基本動作が軒並み鈍いこと}がアイアン・フック最大の弱点です。 他キャストなら避けられるようなショット・スキルもこのキャストではヒットしてしまうことが少なくありません。 また、いくら高威力のドローショットを持っているとはいえキャスト・巨人に対する有効打に欠け、ダメージレースで不利に陥りがちなことも中盤以降の大きな弱点です。 ***アイアン・フックに求められていること 上記の長所・短所を考慮すると、以下のような働きがアイアン・フックには求められます。 ・序盤のレーン戦で有利に立ち回り、先制で相手のタワーを折る。 ・中盤以降解放されるスキルを織り交ぜつつ味方兵士を積極的に進軍させる。 ・終盤は状況に応じて兵士を押し上げてタワーを折るか、ダメージを受けているタワーや自城の防衛を行うか。 出来るならばそれに越したことはありませんが、&bold(){基本的にキャストキルは求められていません。} アイアン・フックが最も大切にすべきことは&bold(){出来るだけ死なないこと、出来るだけ担当レーンのタワーを折られないこと}です。 無理に前へ出ることよりも慎重にじっくりと場の流れを作っていく、という意識で落ちついたプレイングを心掛けましょう。 個々の動きについては後述します。 **ショット・スキル解説 キャスト紹介に補足する形で、重要度順に解説していきます。 ***重要度★★★ ・ドローショット &bold(){アイアン・フックを象徴する最重要アクション。} 全キャラ中屈指の射程・威力で序盤のレーン戦を有利に進められます。 離れたところからでも相手兵士1列をドローラインに収めることができるため相手兵士に漏らさずヒットさせることに集中しがちですが、 &bold(){兵士とキャスト両方を狙えるようなドローラインを描けること}が他のキャストと一線を画していることを覚えておきましょう。 右側に緩やかなカーブを描きながら急角度で左側にUターンを狙う、相手の緊急回避の位置をなぞる、ダウン復帰の無敵解除時に丁度ヒットするように遠回り…… 相手キャストのダウンを積極的に狙えるようになれば、一層序盤のレーン戦を有利に運べるでしょう。 ・俺様が海賊王だ! 防御力アップはともかく、キャストキルを狙いにくいアイアン・フックで撃破ダメージ増加をどう生かすか、が悩みどころだと思います。 後者を生かすタイミングとしては&bold(){味方キャストがひん死の相手キャストと戦っている場面、および味方の攻撃系WS発動時}が理想の発動タイミングです。 最初のうちは&bold(){リトル・アリスの「おおきくなるよ!」発動直後}に合わせて出すのがいいかもしれません。 積極的にキルを狙いやすいスキルですので、シナジー抜群です。 スカーレットやデス・フック、ナイトメア・キッドのWSもほぼ敵キャストをキルするために使うのでこちらのWSを合わせてあげると喜ぶでしょう。 基本的には味方アタッカーのワンダースキルに合わせるのがいいです。 しかし、敵巨人を倒すためや無敵時間目当てにWSを使っている場合もあります。味方がWSを発動した時の状況を確認できるようになると無駄な発動を防げるでしょう。 もちろん、WS発動の際に発生する無敵時間目当てで使ってしまうのも悪くはありません。防御力アップと合わせて自分のデスを防ぐのに役立ちます。間違っても使わないで試合終了することのないようにしてください。 ***重要度★★ ・ストレートショット ドローショットの影に隠れがちですが、MP温存のために使う機会が少なくありません。 発生こそ遅いものの、長い射程、弾速の速さ、そこそこの威力、爆風付き、ダウンを奪えることなど十分実戦で使えるレベルです。 主に&bold(){相手の硬直、回避位置を読んでダウンを奪っていくこと}が主な使い方になります。 筆者の私見になりますが、ミクサやリン、美候のように発動後積極的に前へ出ていくタイプのWSには対抗策になることを覚えておくといいでしょう。 普通なら逃げるところをショットでダウンを奪うことができれば時間を稼ぐことができ、相手のチャンスをつぶすことにもつながります。 残りHPがわずかな味方キャストが逃げる時間をつくる、といったことも可能になります。 最大MPの少ないフックがドローショットにMPを10消費するのは大変なので、MPを消費してドローショットを撃つのに見合わない場面では、ストレートショットを使用してMPを温存していきましょう。 ・歌え!野郎ども! 初めのうちは使いどころが難しいと感じるかもしれないスキルです。 主に&bold(){序盤のレーン戦でダメージレースを有利に運ぶ}目的で使用します。 特に対面キャストも同じくアイアン・フックだった場合はお互い相手を撤退させる決め手がこのスキル以外にないので、 その場合はLv2になった時点で即スキルを発動できるようにMPに余裕を持った立ち回りをするといいでしょう。 Ver.1.11-Bで攻撃力上昇値の減少・効果時間が最大40秒→35秒に短縮されたことにより、手軽に使えるスキルではなくなりました。 しかし、依然として使用率の高いスキルであり、フックの打たれ強さをさらに強化できるのに変わりはないので積極的に使ってもよいスキルでしょう。 ・蜂の巣になりな! 前後に扇形の範囲が発生し、タッチし続けることで連射攻撃を行いドローショットよりもさらに高い速度で相手兵士を殲滅できます。 味方兵士を相手タワーに迅速に運べるだけでなく、&bold(){対兵士・対キャストの防衛戦でも非常に優秀なスキルです。} 対キャストダメージは皆無に近いですが、発生が早くかつ射程もそこそこで相手のスキル発動などを妨害しやすく、 また&bold(){連続ヒットすればヒットしただけ相手を硬直させられる}ため時間稼ぎのスキルとして優秀です。 なお、&bold(){かぐやの目の前では絶対に使用してはいけません}。射程外から一方的にストレートショットを撃ち込まれてしまいます。 こちらは少ないリソースからコストを捻出して決め技を放っているはずなのに、相手はMPを使わずに処理してくる。どう考えても大損する選択です。 MP消費がフックのスキルの中でもダントツに大きく、ドローショットをたくさん使っていると発動することすら難しいのが欠点です。 また、無人レーンの押し上げでは一回のMP消費が少なくフック自身が攻撃する必要もない「気合を見せやがれ!」の方が便利であることや、使用中は足が止まるため敵キャストの攻撃スキルの的になりやすいこともこのスキルを使う上で悩ましいポイントですが、味方兵士に頼らずとも兵士処理が行える点、効果時間が長く帰城した際にかけておいても長持ちする点などで「気合を見せやがれ!」に勝ります。 総じて大きいMP消費に見合った効果時間と能力を持つが、後述の「気合を見せやがれ!」との使い分けが大事なスキルだと言えるでしょう。 ・気合を見せやがれ! 味方兵士の攻撃力大アップ、防御力小アップする強化スキルです。 攻撃力大アップは魅力的ですが、吉備津彦の共鳴の位のように確実にタワーへキャストを送り込むような運用は難しいことを覚えておきましょう。 このスキルは&bold(){巨人(猛突進・回復陣・回復唱・強化陣・強化唱)への対抗策、前に出てくる相手キャストへのけん制、無人レーンの押し上げ}で有用です。 味方ミニオンを攻撃してこないこれらの巨人であれば、このスキルをかけた兵士の攻撃で一気にHPを削ることができます。 これは相手キャストに対しても同様で、フック自身はキルを狙うことが難しいですがこのスキルを使えば兵士にキルさせることが視野に入ってきます。 &bold(){自城に突撃してきたキャストの排除}にもこのスキルは非常に有効です。 このスキルがかかった味方兵士は&bold(){相手兵士を1発で倒す}ため(通常は3発)、邪魔するキャストや巨人がいなければ勝手にレーンを押し上げてくれます。 敵キャストを撃破・帰城させることに成功し、いざレーン上げを行いたいが自分のHPも心許ないので帰城したい…というときにこのスキルを使ってから帰城すれば、無人のレーンを味方兵士がどんどん押し上げてレーンに戻ってきた時の状況を有利にしてくれます。 また、わずかではあるが上昇する防御力を目当てに、対面がファイター以外の場合に使用することもあります。 兵士に対する攻撃力に乏しいアタッカー・サポーターの兵士処理速度をさらに遅らせることができ、無理矢理近づいてこようとした場合は大アップした攻撃力での大ダメージが期待できます。さらに、ダメージレースで負けてやむなく帰城を余儀なくされた場合も、帰り際にこのスキルをかけることによって復帰するまで若干の時間稼ぎができます。 欠点は、&bold(){いくら味方兵士が強化されていても敵の対兵士スキルや大型スキル・敵巨人の攻撃には耐えられないこと}です。 これはファイター陣のスキルに多く見受けられます。&bold(){リンの「らいんふれあ」・「ばーにんぐふれあ」・「ほーりーぼるけーの」、メロウの「ダウナーソング」および「ソウルストリーム」、同じフックなら「蜂の巣になりな!」}などでせっかく強化した味方兵士も無力化あるいは全滅に追いやられます。このような兵士に大ダメージを与えるスキル・兵士のステータスを低下させるスキルを持っているキャストが相手の場合は安易に目の前で使用するのは控えましょう。 また、兵士を攻撃するタイプの巨人だと、気合を入れた兵士でもあっさりとやられてしまいます。自分が味方兵士より前に出て巨人の攻撃を引き寄せることで一応回避できますが、味方兵士より前に出ることがそもそも危険な上に、スキルにMPを使うよりドローショットでいち早く敵巨人を倒したほうが良いため得策ではありません。 対兵士と対キャスト両方に使いみちがある反面、使いどころを見極める必要のある難しいスキルではありますが、「野郎ども、足並みを乱すんじゃないぞ!」というセリフ通り、うまく味方兵士の足並みを崩させずに攻撃させるようにできれば「蜂の巣になりな!」と並んで有用なスキルなので覚えておきましょう。 ***重要度★ ・狙った獲物は逃さねぇ! フック唯一の妨害スキルにして敵兵士を貫通するスキル。敵キャストにヒットした場合若干のダメージと共にこちらへ引き寄せて短い間硬直させます。 初心者には扱いにくいスキルですので、使い始めのころは外しておくのが無難かもしれません。 プレイ動画などではこのスキルをつかって相手キャストを引き寄せ、積極的にキルを取っていくプレイヤーなども見受けられますが、「キルを狙う」のではなく「相手キャストのHPを削ることでまともにレーン戦をさせない」動きの延長としてキルが取れる、という流れになります。 引き寄せた後はドローショットまたはストレートショットで追撃してダウンさせるのが基本です。ドローショットで追撃する場合は、引き寄せている動作中にドローショットを描いておかないと間に合わずに逃げられる場合があるので、残りMPと合わせて注意しましょう。 また、「気合を見せやがれ!」を味方兵士に使っている場合、攻撃のタイミングが合えば引き寄せるだけで味方兵士が敵キャストを撃破もしくは瀕死まで追いやってくれるので便利です。 そういう意味で、これを使いこなせれば相手キャストに与えるプレッシャーが跳ね上がりますので練習する価値は十二分にあります。フックが唯一兵士を挟んで敵キャストに干渉できるスキルであるため、慣れればとても頼りがいのあるスキルとなります。 また、自分と同射程以上の射程を持つキャスト(かぐや・ツクヨミ・メロウなど)が対面に来ることが確定している状況ならば、蜂の巣とこれを入れ替えるべきでしょう。 その場合、決して相手から射線が通っている位置で撃たないように。入れ違いで妨害スキルや攻撃スキルを喰らってしまっては引き寄せた意味が全くありません。 相手もゲームに慣れてきていると蜂の巣持ちの船長をフリーにしてくれるなんてことはまず無くなります。迎撃に来るキャストをどうにかするため、ドローの精度と共にフックアームの精度もいずれ磨いてく必要があるのは間違いありません。 あくまで「初心者には」扱いにくいスキルなのであって、使いこなせればSRなのが納得の強さを発揮します。 ・俺様の前に立つなぁ! 船長唯一の攻撃スキル。発動レベルは4と遅めでその内容は引いた線の先に向かい高速で自身が直線移動し大ダメージを与えるというもの。 要するにスカーレットのハートレスシザースのようなものですが、ヒットするものに関わらず大ダメージであることや、キャストに当たっても停止しないなどの違いがあります。 様々な動作が遅い船長に与えられた高速攻撃スキルではあるのですが、闇雲に相手に向かって使おうとしても相手のドローショットやスキルなどでダウン攻撃をもらってしまい、攻撃が届かないままMPを消費してしまいます。 遠くから相手を引き寄せる「狙った獲物は逃さねぇ!」とは異なり、こちらから敵の懐へ突進するのでより扱いが難しいと言えるでしょう。 そちらとは違い兵士にも大ダメージなので、兵士をなぞるように横に放ち一瞬で兵士を処理することもできます。兵士1列の処理速度では一番早いでしょう。 バージョン2.0で追加された新スキルということもあって研究が進んでおらず、とりあえず使っておけるような便利さは持ち合わせていないので、最初のうちはそれほど重要なスキルではないでしょう。 *ビルドについて 前述の基本を踏まえて記載します。 まずは下記をたたき台に、自分の得意不得意が見えてきたところで細かく調整していくといいでしょう。 **スキルカード構成 |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ワンダースキル}| |俺様が海賊王だ!| |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ノーマルスキル}| |歌え!野郎ども!| |気合を見せやがれ!| |蜂の巣になりな!| 前述のとおり、「狙った獲物は逃さねぇ!」、「俺様の前に立つなぁ!」は癖の強いスキルなので、初めのうちはこのスキルを外した上記構成が無難です。 「狙った獲物は逃さねぇ!」に慣れてきたら、「気合を見せやがれ!」や「蜂の巣になりな!」との入れ替えを考えてみても良いでしょう。 **アシストカード構成 フックはHP・ドローショットの攻撃力が高く、スピード・MPが低いというステータス面でも長短がはっきりしているキャストです。長所を伸ばすか短所を補うかは悩ましいところだと思いますが、まずは以下に紹介する構成を目指してみましょう。 ***そろえておきたいアシストカードたち #region(Ver1.5以前) |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}| |グランマ| |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){サポート}| |火ねずみの皮衣| |餅食らいの袈裟衣| |思い出のガラス靴| ***グランマ lv1からHPを大幅に強化できる定番ソウル。 最大MPが少ないアイアン・フックにはMP継続回復もありがたいところ。 猛突進の巨人があまり脅威にならないのが欠点。 ***火ねずみの皮衣 他キャストでもほぼ定番となっていたアシストカード。 HP強化のみならず、レベルアップ時に一定量HPを回復するため、レーンに居座りやすくなります。 度重なる下方修正を経てかなりHP回復量は落ちてしまいましたが、ver1.10Aで全員に配られるようになったのはありがたいところ。 ***餅食らいの袈裟衣 HP上昇幅は少ないですが、永続でHPが回復し続けます。減少するステータスが無いのも特徴。 回復量は少なめですが、やられずに戦場に居座れば居座るほどこの継続回復が馬鹿にならなくなってきます。 こちらも下方修正を受けて回復量が減ってしまいました。 ***思い出のガラス靴 下方修正を受けてしまいましたが、初心者向けにはlv1から足回りが改善されるこのアシストカードをおすすめします。 試合開始直後から担当レーンに行くまでの時間を短縮することで、序盤のレーン戦に出遅れるのをカバーできます。 HPの減少は他のアシストカードと相殺されますので少ないリスクで最序盤から移動力を強化できます。 #endregion フックのビルドの中でもよく採用されているものを紹介しています。 |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ソウル}| |楽々森彦| |BGCOLOR(#ebebee):&bold(){サポート}| |蓬莱の玉の枝| |夢に見た王子の笛| |海賊王のドクロ帽| ***楽々森彦 レベル3でドローショットの威力を大アップする。さらに立ち止まっているとほんの少しづつではあるがHPを回復する効果もある。 発動レベル・書いてある補正値が同じでも、レアリティが上の方が少し補正値が高いという特徴から、唯一レベル3でDS大アップのソウルでWRであるこれは重宝されます。 ***蓬莱の玉の枝 レベル1発動でDS中アップ、MP中ダウンのSRアシスト。 ファイターが装備すると兵士から出た経験値を取得した時の効果が上がるためファイター必須アシスト…であったのだが、バージョン2.0にて敵兵士を一定数倒さないと効果が発動しないようになった。 それでもDSを上げられることや序盤から敵兵士を倒しやすいこともあって、フックには未だ採用率の高いアシスト。 ***夢に見た王子の笛 レベル3でDS中アップ、SS小ダウンのNアシスト。 フックのビルドのテンプレはレベル3で兵士を1撃で倒せること(1確)に重きを置く場合が多く、その際に一番適しているアシスト。 下がるのがSSの威力であるため、MPやスピードよりも下げて問題の無いことから好まれる。 ***海賊王のドクロ帽 専用アシスト。詳しくは後述するが、DSの大きさは当てやすさなので使用者はそこそこいる。 基本的にはレベル3で兵士1確することを意識するため、このビルドを目指すのが良いと思います。 フックがレベル3で兵士1確するためには、カスタマイズ画面のパラメータを見た時に&bold(){ドローショットの目盛りが45目盛り}(44.5?)あれば良いので、ビルドを組む際は考慮しましょう。 専用アシストはDS小アップのため1確にさほど響かず、プレイヤーの好みによって別のアシストに変えていくこともよくあります。 しかしこれはフックの足の遅さをカバーしないビルドなので、気になる人はスピードを上げるアシストを適宜入れていくとよいでしょう。 フックはHPとSSに余裕があるため、ある程度アシストで削ってもそこまで気にならないのが長所です(削り過ぎは注意)。 自慢のドローショットをさらに強化する、たくさんスキルやドローショットが撃てるようにMPを補強する、HPをもっと強化してもっと打たれ強くなる…など、フックのビルドは必須アシストが比較的少なく自由にビルドを試すことができます。自分の求めるステータスを伸ばしていろいろ試してみましょう。ただし、どの場合でも長射程・高威力のドローショットを主体とするのは変わらないので気をつけましょう。 **相性の良いと思われるアシストカード #region(ソウル編) ***ギディ レベル1からスピードとドロー攻撃力を中アップするソウル。 リーフショップで販売しており、リーフ50枚で手に入る確実性も良い。 開幕からスピードが欲しいがドローも盛りたい時に。 ***留玉臣 レベル1からスピード大アップはこれだけ。 特殊効果は立ち止まっていると(約5秒ほど)、MP回復量が増加するというもの。立ち止まればいいので移動や回避をしなければスキルやショットの使用はOK。 流石に5秒以上移動しないで戦うのは意識して行わないとできないが、遠くからドローショットを撃てるフックならいくらか機会はあるだろう。 巨人が投擲岩なのは懸念材料、まあ開幕から圧倒してこっちに巨人引かなければ問題ありません(え? ***水精ウィンディーネ レベル3でスピードとドローを大アップするソウル。 ギディより発動が遅い分補正値は高いのでスピードアップの恩恵がより大きい。 楽々森彦と入れ替える場合はこっちの方が少しだけDSの上昇値が低いことに注意。 中盤からの戦闘力底上げに貢献してくれるでしょう。 ***沙悟浄 レベル3からMPとスピードというフックの弱点を中アップできる。ポイズン耐性(ポイズンの時間が数秒に短縮)も付与されるためリトルアリスが対面でも「ボムバルーン!」を気にせず戦うことができる。 ***バンダースナッチ 沙悟浄と同じくポイズン耐性を持つ。こちらはレベル3でHPとドロー攻撃力を中アップさせるため、弱点補強より長所を伸ばしたい時に。 ***神酒 レベル3でHPとスピードを中アップさせ、留玉臣と同じく立ち止まり時にMPの回復速度が上昇する。 DSは上がらないがHPをさらに盛りつつ速度の補強ができるため、敵とのHP差を付けつつ立ち回りやすくなるのは魅力。 ギディと同じくリーフショップで売っているため獲得も運任せではないのもグッド。 #endregion #region(サポート編) ***五光の龍玉 レベル3でMPを中アップ、HPを中ダウン。さらにレベルアップ時から一定時間DSの威力が上がる。 DS威力は時限とはいえ1枠でMPとDSを強化できるのは便利。 DSの上昇値はレベル3中アップのNアシストより上のため、これを使ったレベル3時限1確ビルドを組む人もしばしば。 ***英雄のクロスボウ レベル3でドロー攻撃力大アップ、スピード中ダウン。DS大アップのため1確ビルドに余裕が持てる。 スピード中低下は元々遅いフックには痛いので他のアシストで相殺することを推奨。 ***手作りのピストル レベル3でDS中アップ、HP中ダウン。夢に見た王子の笛の互換的存在。 夢に見た王子の笛がまだ無い時に代わりにつけられる。 ***庭園に眠りし姫の指輪 レベル3でスピード中アップ、HP中ダウン。さらにレベルアップ時一定時間SSの射程が伸びる。 スピードの補強をしつつ削るのは大量にあるHPなのでつけやすい。 SSの射程が伸びるのは同キャスト対決や遠距離キャスト相手で輝く。 ***使い込まれた糸切り鋏 レベル4でDS大アップとスピード中アップ、MP中ダウン。 バージョン2.0より追加されたレベル4アシストであり、DSとスピードを1つで上げられるのは好相性。 蓬莱の玉の枝と同時に装備するとどちらもMP中ダウンのため目に見えて最大MPが少なくなる。 多くのMPを要求する「蜂の巣になりな!」を使う時や、MPがMAXまで回復している状態からの撃てるDSの最大数に影響するので注意が必要。 ***錆びついた指輪 レベル4でDS中アップとスピード大アップ、MP中ダウン。 使い込まれた糸切り鋏のDSとスピードを入れ替えたもの。スピードの方が欲しい時に。 MPが下がることに注意するのもあちらと同じ。 ***白騎士の槍 レベル5でDS大アップ、HP中ダウン。さらにDSの射程が伸びる。 線を引ける長さは元々フックには十分あるので、射程延長を十分に活かせる。 ***鶴織の着物 レベル5でHP中アップ、SS中ダウン。さらにレベルアップ時に一定時間防御力が上がる。 中アップだがHPを伸ばすことができ、削るのはさほど気にならないSS威力であるため気軽につけられる。 特殊効果の防御力アップはダメージを割合ではなく固定値減少させるため、低威力多段の攻撃のダメージカットに期待できる。 敵兵士の玉を大量に受けても少ししかダメージを受けなくなるため、城凸や敵キャスト優先の行動をする際に役立つ。 ***鬼神の指輪 発動タイミングはレベル5と遅めだが、スピードを特大アップさせ、回避の移動距離がアップするため機敏に動きやすくなる。HP中ダウンもフックなら気にならない。 色んなレーンへ移動して戦ったり回避に自信のないあなたに。 #endregion #region(専用アシスト) ***海賊王のドクロ帽 レベル3でドロー攻撃力とスピードを小アップし、レベルアップ時に一定時間ドローショットのサイズが大きくなる。 もともと大きいドローショットの判定をさらに大きくできるため、敵キャストに当てやすくなり、レーン戦で圧をかけられる。 しかし、いつも通り戦っているとサイズが大きくなったが故に大型兵士に間違って当ててしまうこともよくある。 威圧感のある弾サイズの割に威力は小アップで、弾サイズのアップが勝利に直結するわけでもないので必須ではない。%%ぶっちゃけドルミールのようなドロー貫通力アップやメロウのようなドローのMP消費ダウンの方が欲しい。よこせ%% ドローショットは初見でびっくりするほどデカくなるので、敵キャストをよく狙うなら付けてみてもいいかも? #endregion *動き方 **基本 左右どちらかのレーンに移動し、敵の拠点を折る・自分の拠点を折られないようにするのが基本的な仕事になります。 味方の援護もあまり期待できない位置なので、自分がデスすると敵に経験値をあげた上でしばらくの間レーンを空けてしまうことになります。最初の方に書いた通り出来るだけデスしないように慎重に立ち回りましょう。 近距離が苦手なことが分かっているため、敵の近距離アタッカーが増援に来て邪魔をすることもあります。その場合は持ち前のタフさを活かして1vs2の戦闘をしばらく続けていると、味方が援護に来てくれたり、他のレーンで数的有利を作って拠点を折ってくれることもありますが、自分のHPに不安がある場合は迷わず逃げましょう。例え手前の拠点が一本折られても後から挽回できます。 うまく相手の拠点を2本とも折ることができたら、このまま城へ攻め込むか他のレーンを助けに行くかの判断が求められます。 高威力のドローショットで敵巨人を倒す手助けをする、敵兵士が溜まっているところに駆けつけて処理するなど状況によって様々ですが、基本的にフックにできることは兵士処理に偏っているので、どこに行ってもやることは変わらないと思います。兵士処理によって敵城前にプレッシャーをかけるなり、味方を兵士処理から開放して自由に行動させるなりして試合をサポートしてください。 **近距離戦 近距離まで詰め寄られた間合いはフックにとって死地です。キャストダウンを取って脱出することを最優先に。 基本的には最悪でも相打ちになるようなドローを描いて相手の攻撃を避けられたら待避、周囲に味方兵士が多いようなら気合で状況打破を丸投げすることも時には有効。 **遠距離戦 多くのキャスト相手には射程で勝っているため、あちらの攻撃が届かない場所に陣取りながらドローショットを使っていきます。兵士とキャスト両方を狙うようにドローショットを描くなどして、相手を近づかせないようにプレッシャーを与えていきましょう。 しかし、ドローショットが同射程で硬直も短く、潤沢なMPを持つメロウは序盤からドローショットの撃てる数やダウナーソングによる兵士処理の手軽さで負けます。HPが低いことを狙いドローショットを当てて撃破・撤退させましょう。 **ツクヨミ・かぐや戦 こちらよりさらに遠い場所からショットを放てるかぐや・ツクヨミの場合は苦戦を強いられ、動きの鈍重なフックでは一方的に攻撃を当て続けられることも少なくありません。メロウを相手にする時と同じくHP差を利用してドローショットを当てていき、先に撃破・撤退させるようにします。 こちらから近づかなければ2人に攻撃を当てるのは困難なので、敵兵士の攻撃を軽減する「武蔵坊の大薙刀」を装備するとよいでしょう。 近づく際は兵士と一緒にまっすぐ近づくと、相手のDSでまとめて狙われるため、&bold(){兵士列の横から近づくことを心がけましょう。}曲線型のドローショットでない2人にフックと兵士どちらを狙うべきかの選択を迫ることができます。 こちらの攻撃を見てからドローショットを撃たれると避けるのは難しいので、&bold(){相手の攻撃に対して後出しするように攻撃するようにしましょう。}必死に当てようとしてフックが先にドローショットを撃つと、相手とのスピードや硬直の差によって後出しで一方的に当てられてしまいます。 スキル「気合を見せやがれ!」を使いつつ兵士横から攻めると、フックを狙うとフック側の兵士が一方的に勝ち、兵士を狙うとフックが攻撃してくるという二者択一の状況を作りやすいため有効でしょう。 また、新スキル「俺様の前に立つなぁ!」は相手のドローショットの落下地点から逃げつつ近づくことができ、かつ大ダメージの攻撃スキルなので一考の余地があります。 **味方との連携 ファイター故に一人で黙々と端でレーン戦を行うことが多いため、普段はそこまで味方と一緒に戦うことはありません。レーン戦を有利に進め拠点を破壊していくことが何よりも味方への助けになるでしょう。 中央レーンで味方と一緒に行動する場合は、高威力のドローショットを活かして敵兵士をどんどん殲滅していきましょう。一緒の味方がファイターでない場合、敵兵士の処理は苦手であるため、こちらが積極的に兵士処理をすることで味方が動きやすくなります。味方が兵士処理に費やす時間やMPが減り、敵キャストを邪魔しやすくなる効果があります。 フックの中でも特に味方と連携する必要があるのがWSです。最初のうちは使いどころが分からず、試合終了直前まで使わなかったという試合もあるでしょう。しかし、フックのWSは試合の勝敗条件であるチームゲージへの効果を持ち、使わないでおくのはとてももったいないスキルです。 味方アタッカーのWSに合わせて使うのが一番分かりやすいタイミングです。味方がチームゲージへ与えるダメージを上げるスキルやアシストを同時に使っていた場合にキルを取ったときのダメージは絶大で、時には拠点一本分に匹敵するダメージを与えて勝敗をひっくり返すこともできます。 *最後に アイアン・フックは全キャストの中でもかなり地味なキャストと言えます。 積極的にキルを狙えるわけでもなければ戦場を飛び回って神出鬼没に味方を援護できるわけでもありません。デザインとしては&bold(){高い体力と強化できる防御力で耐えつつ担当レーンを押し上げて拠点を折る}ことに特化していると言えるでしょう。 しかし、その長所を生かせば&bold(){アクションゲームが苦手なプレイヤーでもWLWの醍醐味を味わいつつ勝利に貢献できる}キャストに仕上がっています。 また、アシストカードの組み合わせに比較的縛られることがなく、色んなビルドを試すことができる楽しみがあるのも特徴の一つでしょう。 なかなか試合で勝利に貢献できていない方、WLWの雰囲気は好きだけどアクションが苦手で苦労している方、ダンディな船長で試合の舵取りをしてみたい方、 騙されたと思って一度アイアン・フックを試してみてはどうでしょうか? コメント - なんだかんだでフック放置は危険なためマークされ易い。逆に2人釣って粘り続ければ儲けものと思うようにしてる。地味だけど。 -- 名無しさん (2015-05-30 06:44:55) - グランマよりマドハンのほうが難易度若干高いけど相性いいだろ -- 名無しさん (2015-09-27 00:56:23) - 立て主じゃないけど微加筆。最近は対面次第で蜂の巣と気合を入れ替えてるなあ。 -- 名無しさん (2015-10-31 14:49:34) - 短所は巨人には強くなったからそこ直しておいた方がいいかも。あと近寄られた際の対処が難しいとかいといたほうが。 -- 名無しさん (2015-11-15 01:54:30) - あと蜂の巣は気合で代用できなくないから必須ではないかと -- 名無しさん (2015-11-15 01:56:18) - ドローの対巨人攻撃力が上昇しているから、ファイターは軒並み巨人処理が得意になってる。フックも例外ではない -- 名無しさん (2015-11-18 00:00:29) - 勝手加筆。最近船長の天敵が特にファイターに増えてきて辛い。 -- 名無しさん (2016-02-02 09:07:32) - 船長は相対的にきつくなってきているんだよなぁ -- 名無しさん (2016-02-02 19:23:34) - 立て主ではありませんが勝手に加筆させていただきました。蜂の巣と気合は同じくらい重要だろうと思ったので、蜂の巣の重要度を気合と同じところに移動しました。他の項目や空いている項目も誠に勝手ながら加筆しました。 -- 名無しさん (2016-02-04 00:59:04) - ↑見当違いなこともあるかもしれないので、その場合は遠慮なく修正・指摘をお願いします。じわじわとフックにとって辛い時代になりつつあるが使用者の増加を願って。 -- 名無しさん (2016-02-04 01:31:34) - 感謝 -- 名無しさん (2016-02-04 01:57:03) - かぐや・ツクヨミへの対策、もしくは動き方を書いた方が良くない?使い始めでボコボコにされたら他キャストに移っちゃいそう -- 名無しさん (2016-05-26 02:40:46) #comment