吉備津彦

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吉備津彦 - (2023/09/20 (水) 17:25:52) のソース

#contents(level=1)
----
*基本データ
#gaugeset(limit=50,char=_,col1=#FFCC00,col2=#AAAAAA,back=on)
#center(){|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){「日ノ本一の侍」吉備津彦}|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){モチーフ作品}|>|>|>|>|>|"桃太郎"より、桃太郎(吉備津彦命)|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ロール}|>|>|>|>|>|ファイター|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){開放条件}|>|>|>|>|>|なし(初期キャスト)※1|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){Art.}|>|>|前嶋重機|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){CV.}|>|江口拓也|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){通り名}|>|>|日ノ本一の侍|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){身長}|>|186cm|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){趣味}|>|>|鍛錬、刀の手入れ|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){好きなもの}|>|吉備団子、家臣たち|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){嫌いなもの}|>|>|不義理な行い|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){大切なもの}|>|家臣たち|

|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){基本ステータス}|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大HP}|Lv1: 49 |~|Lv8: 64 ※3|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大MP}|Lv1: 38 ※7|~|Lv8: 50 ※4|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ストレート攻撃力}|>|>|B (2.3) ※6|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ドロー攻撃力}|>|>|A (3.0) ※2|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){スピード}|>|>|B (2.2) ※5|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){公式射程表記}|>|>|近|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){SS射程}|キャスト 4.05体分|サンドリヨン&br()(Ver.5.20)&br()との比較| 80.72%|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){DS射程}|キャスト 5.65体分|~| 96.21%|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){回避距離}|キャスト体分|~|115% ※8|
※キャスト1体分の大きさは、バフを受けた際の黄色い円が基準}

#region(修正履歴)
※1 Ver.1.xでは修練所1(チュートリアル)初回クリア
※2 Ver.1.00-Bより。Ver.1.00-Aまではドロー攻撃力A(2.7)
※3 Ver.1.02より。Ver.1.01まで65(69)
※4 Ver.4.02-Aより。Ver.1.10-Bまでは最大MP55、Ver.4.02までは最大MP60
※5 Ver.1.10-Dより。Ver.1.00-AまでB(2.1)、Ver.1.00-B~Ver.1.10-AではB(2.0)、Ver.1.10-B~CではB(2.1)
※6 Ver.1.61-Aより。Ver.1.61まで2.5
※7 Ver.4.02-Aより。Ver.4.02までは最大MP45
※8 Ver.5.34-Iより。100%→115%
#endregion

*スキルデータ
#center(){|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ワンダースキル}|h
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}|
|境地・修羅無双 ※10|WR|超絶強化|5|なし|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身と全味方キャストの&color(red){拠点攻撃力}が&color(red){上がる}。&br()さらに、自身の&color(red){攻撃力}が&color(red){上がり}、&color(red){MP}が大幅に&color(red){回復}する。&br()※戦闘中一度のみ使用可能|
|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ebebee):&bold(){スキル}|
|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}|
|鬼断ち|R|攻撃|2|30|LEFT:自身から引いた線の方向に&color(red){貫通攻撃}を放つ。&br()ヒットした敵に&color(red){大ダメージ}を与える。|
|金剛の位|R|強化|4|25|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身の&color(red){拠点攻撃力}と&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。|
|共鳴の位|R|強化|4|25 ※8|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身中心の範囲内にいる&color(red){味方兵士}の&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。|
|岩砕の太刀|SR|攻撃|3|35|LEFT:自身から引いた線の方向に&color(red){貫通攻撃}を放つ。&br()ヒットした敵キャストに&color(red){中ダメージ}を与え、&br()&color(red){敵兵士}や&color(red){巨人}に&color(red){特大ダメージ}を与える。&br()この攻撃は壁を突き抜け、&color(red){敵城}や&color(red){敵拠点}にもヒットし&br()ダメージを与える。&br()(※9)さらに、自身の&color(red){拠点攻撃力}が&color(red){上がる}。|
|不撓不屈の位 ※7|SR|回復|5|35|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身と自分中心の範囲内にいる&color(red){味方兵士}の&color(red){HP}を&color(red){回復}する。&br()このスキルは、発動時に範囲内にいる味方兵士の数が多いほど自身への効果が高い。&br()さらに、範囲内の味方兵士が一定以上いると、&br()自身の&color(red){ドローショット}の&color(red){消費するMP}が&color(red){下がり}、&br()&color(red){ドローショット}の&color(red){連射}が可能になる。|}

#region()
※7 Ver.2.00-Aより追加されたスキル
※8 Ver.3.21-Hより。以前は20
※9 Ver.5.00より追加された効果。以下は以前の説明文
|岩砕の太刀|SR|攻撃|3|35|LEFT:自身から引いた線の方向に&color(red){貫通攻撃}を放つ。&br()ヒットした敵キャストに&color(red){中ダメージ}を与え、&br()&color(red){敵兵士}や&color(red){巨人}に&color(red){特大ダメージ}を与える。&br()この攻撃は壁を突き抜け、&color(red){敵城}や&color(red){敵拠点}にもヒットし&br()ダメージを与える。|
さらにVer5.30-Aにて効果が調整。以下は以前の説明文
|岩砕の太刀|SR|攻撃|3|35|LEFT:自身から引いた線の方向に&color(red){貫通攻撃}を放つ。&br()ヒットした敵キャストに&color(red){中ダメージ}を与え、&br()&color(red){敵兵士}や&color(red){巨人}に&color(red){特大ダメージ}を与える。&br()この攻撃は壁を突き抜け、&color(red){敵城}や&color(red){敵拠点}にもヒットし&br()ダメージを与える。&br()(※9)さらに、自身の&color(red){拠点攻撃力}が&color(red){上がる}。&br()この効果は、移動をするまで継続する。|
※10 Ver5.20-A以前の説明文
|境地・修羅無双|WR|超絶強化|5|なし|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身と全味方キャストの&color(red){拠点攻撃力}が&color(red){上がる}。&br()さらに、自身の&color(red){攻撃力}が&color(red){上がる}。&br()※戦闘中一度のみ使用可能|
#endregion

*キャスト概略
高HP、低MPでショット攻撃力が高く、自己強化・兵士支援に優れる近接ファイター。
DS/SS共に射程が短めだが、弾速を中心に差し込みやすい性能をしている。敵アタッカーに対する自衛力も高い。

稼働初期から変わらず「拠点攻撃モーションの硬直が短い」数少ないキャスト。並ぶのは魔人化した[[ジーン]]のみ。
加えて攻城力をスキルやアシストで上げやすく、各種ショットやステップを生かした小回りも効くため、
空き巣攻城(バックドア)戦術を能動的な攻め手に出来るほぼ唯一のキャストである。
1発の拠点攻撃力自体は終盤になるまで低いものの、硬直が短い分、時間あたりの拠点ダメージは高め。
終盤(Lv7以降)になると素の状態で他ファイターと遜色ないレベルに上がるため、
スキルやWSと相まって相手にとっては無視できない存在となる。

初心者には同じく中距離ファイターの[[サンドリヨン]]と比較されがちだが、本質的な性能は全く異なる。
サンドリヨンが段階的に強化されるDSの爆発力を広く生かしていくタイプのファイターなのに対し、
吉備津彦は拠点攻撃・兵士強化・HP回復など幅広い選択肢から試合に干渉していくことの出来るファイター。
選択肢が多いという他キャストには無い強みを持つ一方で、それらを状況に合わせて巧みに使い分ける腕や知識も要求される。

ショットを敵に刺し込む間合い・MPの管理・城攻めを行うタイミングや敵キャストからの自衛など総合的に見て学ぶべきことが非常に多く、
知識・経験の豊富な上級者になって初めて吉備津彦のキャスト性能を最大限に引き出せると言えるだろう。

しかし裏を返せば使っている中で学べることが非常に多いキャストとも言える。
各スペックだけに着目すればかなりとっつきやすい性能をしているため、
[[サンドリヨン]]・[[シュネーヴィッツェン]]と並んで初心者にもおすすめできるキャストである。


-&bold(){pros(長所)}
--ショット2種類の基礎威力が高い。
---SSは大兵士を多少威力さげてもなお難なく処理できる
---DSはビルド次第でLv2確も取れる組(Ver5.3現在)。序盤戦は火力に苦労する事なく戦える。
----基本性能が優秀なので、ビルドの自由度が高い。
--基礎の足回りこそ並みだがステップ性能が距離・硬直ともに良好であるため、適性距離なら本体性能は極めて高い。
---またLv6専用によるスピードアップ幅も大きい。
--兵士強化スキル「共鳴の位」や自己回復スキル「不撓不屈」などレーンを堅持するスキルが豊富で、Lv4以降は特に粘り強い。
--SSがダウン属性かつ弾速・横範囲に優れるため、持ち前のタフさも相まって横槍からの生存力が高い。
---硬直も軽い方なので、先端で当てれば即帰城を通すこともできる。
--拠点攻撃モーションの硬直がこのキャストのみ少なく、拠点攻撃力バフ「金剛の位」「岩砕の太刀」を中心に拠点・城殴り・裏取りを勝ち筋にできるバックドア性能。
---特にWS無敵で確定で拠点・城を殴ってゲージを直接削れる幅が大きいのは敵にすると脅威。全国でアタッカーがいない編成だと咎めづらく、手が付けられなくなる。
-&bold(){cons(短所)}
--ショット射程が短めで、間合いの取り方などにやや慣れや経験が要求される。
--最大MPが最低クラス。試合後半はスキルへの依存も大きく、試合全体を通してMP管理が難しい。
--今や数少ない、最後までDSで大兵士を無視できないファイター。
---大兵士を増加させるマグス・クラウンの「革命フォルティッシッシモ」やWSとは相性が最悪。
---MP問題から大兵士ごと処理可能なスキルも多用しにくく、強化兵士にも悩ませられる。
---「過去と向き合う王女服」で簡単に大兵士を通せるようになったがつけてしまうとビルドが崩れてしまう
--Ver5.3現在、様々な考慮の結果ビルドが序盤は妥協しつつ終盤の速度寄せ気味にならざるを得なくなっている。
--スキルの効力も今となっては他と比べると控えめな部類であり、中盤からまともなレーン戦では劣りがち。

#region(修正履歴)
Ver.1.10-Bで鬼断ちの発生速度が上昇。非常に高速化しキャストキルがかなり狙いやすくなった。
Ver1.00-Bでドロー攻撃力が上昇し、スピードが減少した。
Ver1.02でHPが減少、回避の硬直が増加した。
かつてスピードは低下させられたが、Ver.1.10-D現在は逆に初期Ver.より上昇している。
Ver.1.10-Cで最大MPが増加した。
Ver1.50-Aで吉備津彦を除く全キャストの拠点攻撃の硬直時間と入力後発生時間が増加。
同じ条件で拠点を攻撃した場合に吉備津彦の方が早く拠点を破壊出来るように。
Ver1.52-Aで拠点攻撃のダメージが減少。
特にワンダースキルや金剛の位が使用できない低レベル時への影響が大きく、開幕から手前の拠点を無視して奥の拠点を折る戦術が難しくなった。
Ver2.00より刻の門が実装されたことにより、手前拠点を無視して奥の拠点を殴る戦術が不可能になった。
Ver4.02-Aより最大MPが大幅に減少。
#endregion

*キャラクター概略
恐らくは紀元前数百年頃、天皇の治世において中国地方を担当した直系皇子、吉備津彦命。
吉備国(現在の岡山県)に温羅という暴君がおり、吉備津彦命は配下の武将3人とともに遠征しそれを撃滅した伝説が残る。
この伝説が童話・桃太郎のモデルとなったといわれる。

wlwでも立派な侍である。吉備津は都の大皇の子で、「鬼の力を宿す皇子」と占われたため、[[翁と媼>>柴刈りの翁&洗濯の嫗]]のもとに預けられた。
様々な訓練を受け、皇族らしからぬ豪放で優しい性格に育てられた中、ある日大皇に鬼退治を命じられた。
人と鬼は不可侵関係であったが、ある日から鬼の襲来が始まり、都にまでその手が及んでいた。
吉備津は鬼退治に向かい、大将である[[温羅]]に打ち勝った吉備津は、鬼を狂わせる現況である「闇桃花」を破壊しようとした。
しかし彼に眠る鬼の血が活性化され、その身を力に溺れさせようとしてしまう。

そんな中、敗北した温羅は闇桃花を2つに分割して互いの体に封じ、敵であったはずの吉備津は助けられたのである。
だが体内に眠る鬼の血は常に支配しようとする。彼の中で内なる鬼との戦いが始まったのである。

#region(関連キャラクター)
▽吉備国
・[[柴刈りの翁&洗濯の嫗]](血は繋がっていない)
・[[犬飼健]]
・[[楽々森彦]]
・[[留玉臣]]
・[[首領ブラ=コッコ]]
▽鬼ヶ島
・[[温羅]]
・[[多々良]]
・[[阿曽媛]](温羅の妻)
#endregion

チャットも侍らしく正々堂々とした直情的なものが多い。
仲間を鼓舞激励するものも多数あり、聞いていると否応にもテンションが上がる。
…台詞だけでなく声も勇ましく、吉備津彦が多いととにかくチャットがうるさくなりがちだが。
「ハロウィィン!!」と叫んだりする、「みなぎってきた!」を連発するなど笑えるチャットも多く、会話力は高い。
ちなみにワンダーランドウォーズでは珍しく「敵を褒める」チャットもある。
なお[[柴刈りの翁&洗濯の嫗]]の教育は行き届いているらしく、基本的には礼儀正しい青年で、
自分の[[半身>闇吉備津]]すら「闇吉備津殿」と呼ぶくらい徹底している。

#region(セリフ集)
#include_cache(セリフ_吉備津彦)
&size(80%){[[表を編集する>http://www46.atwiki.jp/wlws/editx/109.html]]}
#endregion

#region(◆変幻の栞)
栞説明(デフォルト):鬼退治に向かう為の勇者の鎧
栞説明(カラー栞):勇者には華美だがこれも戦の華。新たな鬼退治伝説が始まる
栞説明(誠の旗のもとに):只まさに、一死をもって君恩に報いん。この旗の下に、俺自身の正義を以って敵を討とう!
栞説明(漢の立ち居姿):如何な姿になろうとも、燃ゆるこの信念は変わらず! あらゆる妨げを打ち砕き、貴殿に勝利を捧げよう!

&bold(){衣装A(CR20達成報酬)}
衣装全体が緑色に。
なんという迷彩色。位も高そうである。
&bold(){衣装B(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)
こちらは金をベースに黒でポイント。高貴感アップ。
&bold(){衣装C(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)
濃いめの紫をベース。古い時代の日本で紫といえば最上位の色である。
&bold(){衣装D(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)
青をベースとした衣装。
&bold(){衣装E(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)
赤髪に赤黒の衣装に。
&bold(){衣装F(スペルリリィ交換})
金髪に白衣装。%%一部界隈ではサンドリヨンとの色交換だとも。%%

&bold(){誠の旗のもとに(スペルリリィ交換)}
2018年3月の第17回リリィフェスタにて実装。温羅のモモタロウ衣装と同時。
ずばり幕末日本の「新撰組」の羽織を纏う。さらに白いはちまき(鉢金)に、刀もシンプルな「日本刀」に。
京の治安を正す目的で結成された彼らは、日本の変動の中武士の誇りのために戦う定めとなる。
…ある現代的な創作では「鬼」になったりも。
ちなみに、はちまき(鉢金)に入っている文字は「誠」ではなく「桃」になっている。

&bold(){漢の立ち居姿(スペルリリィ交換)}
2020年10月のリリィフェスタにて実装。特殊栞のメイドリオン、パンパンアリスの追加カラーやミニシグル兵士と同時。
赤褌一丁(どちらかというと相撲の廻し)の漢気溢れる姿に。刀は「誠の旗のもとに」同様日本刀だがあちらより刀身が長く、柄の色も青から赤に変化している。
服飾の解説のしようがないデザインなのだが、腹筋や胸筋、ふくらはぎの筋肉の質感などになみなみならぬこだわりを感じられる。
2019年のエイプリルフールにて発表されたジョーク衣装だったが、1年半の時を経て本当に実装された。

2023年2月末のリリィフェスタにて追加カラーA~Cが登場。
【廻しだけ白いやつ】
【銀髪、褐色肌、体に濃い灰色の稲妻状の文様。額当て、廻しは金色。刀も金色】
【黒髪、暗い赤肌、体に彩度の高い赤色の稲妻状の文様。額当て、廻しは濃い黒】

黒髪Verは[[温羅]]カラー。
銀髪Verは漫画・アニメ作品『幽遊白書』のパロディかも? &s(){ズボンは履かせた方がそれっぽい感じはあるが、尻のモデリングに気合を入れすぎたせいでできなかったのかも。}
//そのうち怪童丸・邪道丸にも本格的な相撲衣装が来るかも?
#endregion

#region(◆変幻の扉絵)
-デフォルト
扉絵説明:供との絆、この一刀に注がん!
-扉絵A
扉絵説明:鍛え抜かれし刃と力、正しきを為す勇気とならん!
垂直に刀を携え手首を返しキメる。%%バッターポーズ%%
-扉絵B
扉絵説明:我が闘志、剣に宿りて修羅となり、鬼門を打ち砕く力とならん!
斬鬼刀を手を合わせると刀から覇気のようなオーラが立ち昇る。
-扉絵C(6周年記念イベントにて先行配布)
扉絵説明:これが異国の勝利の証か。清々しいものだ!
腰に手を添えて、片手を前に出しながらピースをする。出した手から光が広がるエフェクト付き。 
ログインによる獲得時には「酸いも甘いも噛み分けた6年であった 共に歩んできた、お主に感謝を!」のメッセージ付き。

また、稼働7周年記念チャット配布のログイン時は「七つ年を数えた後も共に戦場に立てること、誇りに思う。 お主とはこれから先も、良き関係でありたいものだな!」のメッセージ付き。

-扉絵D(盛夏のおたのしみパックにて先行獲得)
説明:いざ! 尋常な勝負と参ろうか!!
2021年6月末からワンダー部ガチャにて先行獲得。
刀を肩に背負って四股の動き。
ネタ枠気味だが、怪童丸とは貴重な特定キャストへ呼びかけるチャットを持っていたり三太郎称号があったりするので、噛み合ったらなかなか楽しそうである。
フンドシ衣装によく似合う。この栞のときは桜が舞うようなエフェクトあり。
#endregion

#region(◆変幻の付録)
-ミニ吉備津彦兵士
説明:勇猛果敢な日ノ本の戦士を基にしてみたよ! 信念を貫く彼の真っすぐさ、並み居る敵だろうと決して怯みはしないだろうね!
2021年11月のリリィフェスタにて実装。部屋着フィー、妲己ドレスのカラバリと同時。
自軍兵士がやや赤みかかっ……もともと赤い衣装なのでそのままの桃様になる。(肌や羽かざりなど全体的に多少は赤みがかっているが)
拠点攻撃力が上がったりはしない。
#endregion

#region(◆別世界線)
SEGAのアーケードゲーム「コード・オブ・ジョーカー」へVer.1.4EX1/2015年10月に出張。
//https://w.atwiki.jp/codeofjoker/pages/1434.html
>童話世界に戦乱が起こるとき、仁義の武者は魔法の力で立ち上がる。
>媼の作った吉備のだんごで、すべてのものに活力を与える。


2023年04/27に英傑大戦とのコラボで吉備津彦が出張。(サンドリヨンとフィーの3人)
基本的にあちら側でコラボした作品はPLという特別枠に分類されるがワンダーランドウォーズは他と違い自社コラボ(?)なのでEXという特別枠に分類されている。
そのため武将友好度というこちらでいう使用回数によって使い込んだ回数によって報酬が貰え、友好度300(現状の最大値)になると表面の文字名前や武力などのシステムメッセージが消えたイラストのみが描かれた特別カード(通称絆武将カード)が印刷できるようになる。

コストは2.5、剣豪、武力9、知力3と武力型。計略を使うと約9秒の間武力が+5上がり武力によるダメージを半減する効果(もう一つの効果は下記参照)を所持している。
ワンダーランドウォーズの吉備津彦と言えば拠点を直接攻撃するイメージだが、しっかりと計略が「金剛の位」であるようにその効果ももちろん追加されている。だが、その効果がワンダーランドウォーズでいう攻城力(こちらでいう拠点攻撃力)が通常の400%と固定値で5%というとんでもない数値が乗せられている。
そのため城門(いわゆる弱点)を計略を使って1回成功させると総ゲージの60%を吹き飛ばす(城門以外だろ40%)驚異の侍となっている。城や特大拠点を攻撃して逆転するという意味合いでは間違ってはいないのだが・・・。
計略ボイスは金剛の位のカスタム1の「如何なる妨げがあろうと、押し通る!」だが上記の絆武将カードになると境地・修羅無双の「鬼をも超えし我が力、その目に焼き付けよ!」となり、さらなる特殊ボイスとして新選組の近藤勇か土方歳三がいると開幕のセリフが「誠」の旗の下に!」となり、敵側に特技「鬼」を所持している武将がいると「今、丑寅の力を借りて、鬼門を打ち砕かん!」という特殊セリフになる。
もちろん「わんだーらーん」のセリフもあるようだ。
吉備津彦が優遇されているのは英傑大戦という設定に逢った侍だからだろうか


#endregion
*ショット性能
**&bold(){ストレートショット}
太刀を振るって出す衝撃波。発生はファイターとしては最速レベルで弾速・横範囲が優秀。
回転率が良く他の動作にも移りやすいものの、射程がやや短い([[大聖]]より長く、[[シュネーヴィッツェン]]より短い)。

射程内に入ってさえいれば発生と範囲で対キャストにおける差し込み・迎撃どちらにも有効な性能である。
特に小兵士列の処理速度が速く、DSと併せてスキル無しでも迅速な兵処理が可能。
優秀なステップを駆使して兵士弾を回避しつつ兵士処理を行い、要所要所で敵のダウンを奪っていくのが吉備津彦の基本。
また威力はレベル1から大兵士一確になるほど高く、素の状態でファイターの中では1位。
SS威力中ダウンアシストを2つ積んでなお大兵士一確が取れるほどなので、アシスト枠に無理が出にくいのが強み。
(厳密にはLv4時点と敵ファイターのロールエフェクト発動後は一確出来なくなる)

硬直が短い事もあり、先端当てであれば多くの相手に対してSSヒットからの即帰城ボタンで帰城が間に合う。
ただし射程・弾速に優れる相手(ピーター・ナイキ・デスフック、バフの乗ったアシェ・深雪乃など)には厳しいほか、
それ以外の相手にも少しでも寄られていたりアシストでSS射程を強化されていたりすると間に合わないことが多い。
タイミング・間合いもかなりシビアであり、少しでも遅れたり寄られたりしているとエピドルミ相手でも間に合わない。
しかしそれを差し引いてもSS即帰城について把握しているか否かで自衛の安定感に大きな差が出るため覚えておいて損はない。
SS硬直が解けてから帰城ボタンを押せるようになるまで一瞬の間があるため、そこでレバーを相手と逆方向に入れて少しでも距離を稼ごう。

ファイターとしては高めの威力と発生から初心者に誤解を受けやすいが、決してキルを取る・ダメージを稼ぐためのショットではない。
近接アタッカー並の発生・威力があるわけではないし、相討ちでDSを食らえばダメージレース上赤字である。
近接戦で一方的に有利を押し付けられるほどの性能は無いので注意が必要。

とはいえ性能自体は高水準でまとまっており、相手をダウンさせることや兵処理性能に関しては非常に優れている。
射程以外はかなり優秀な部類に入るので、巧みに間合いを見切ってレーン戦・自衛両方に役立てたい。

#region(修正履歴)
Ver1.02より弾サイズが縮小。サンドリヨンの弾に近い大きさに。
Ver1.61-Aよりダメージ低下。
#endregion

**&bold(){ドローショット}
一刀両断モーションから出す鋭い地走り。弾速、威力に優れる。
描写距離は僅かにサンドより長いが、優位性になっているほどではない。
曲げてもほぼ速度の変化が無いため相手を幻惑する描き方は難しいが、狙った場所の兵士や敵に確実に命中させやすい。

射程がファイターとしては短めで、他の中距離ファイターと比べて発生がやや溜める。
大聖、ドルミ、サンドのDSは保障が付いているレベルの高発生だが、吉備は場合によっては咎められてしまう。 
短射程と相まって積極的に当てるには読み合いの技術が必要。
最低でも相手の硬直に相討ちを取れるような位置取りの管理が重要となる。

威力の高さと弾速の速さが強み。高めのHPと相まって相打ちでも序盤からアドバンテージを取りやすい。
反面で硬直は少々長めな部類であり、加えて高弾速ゆえに「置いておく」描き方が出来ないため適当に撃つと逆に硬直を取られやすい。
基本的に「避けきれない距離の相手の硬直に刺し込む」使い方が強いため、
真価を発揮するには対面キャストの攻撃の硬直の長さ・隙を晒すであろうタイミングを把握しておくことが必要。
考えなしのぶっぱなしは禁物である。

また、素で高威力ゆえに「低レベルで発動する強力なDS威力上昇アシスト」の効果を生かしやすく、他のキャストより自由枠を設けやすい傾向にある。
カード資産がそれなりに必要にはなるが、はっきりとした優位性。

総合して開幕から素早く兵士処理をしながらも殺意を込めやすく、敵も自分もスキルの出揃わない序盤に最も力を発揮するDS。
一方DS強化スキルやアシストによって他ファイターのDSも真価を発揮してくる後半は若干決定力に欠ける面もあり、
これ一本で他ファイターと正面切ってやりあい続けるのはやや苦しい。
「共鳴の位」や「不撓不屈の位」・裏取りなども絡めて総合力で闘おう。

Lv1で速度の上がるアシストを装備すればDSによる開幕兵士止めがそこそこ安定して間に合う。対面が開幕兵士弾込み1確を取れるなら特に意識したい。

#region(修正履歴)
Ver1.00-Bで威力が上昇し、入力後発生が早くなった。
Ver2.02-Cで更に入力後発生が早くなった。
#endregion

*スキル解説
**&bold(){境地・修羅無双}
自身の&u(){MPを大幅回復}して&u(){攻撃力}(DS、SS、スキルすべて)もアップ、さらに自身含めた&u(){チーム全体の拠点攻撃力}を上げるワンダースキル。
使用時には童謡「桃太郎」の一節が流れる。
拠点攻撃力は自身への効果が大きく、味方へ分け与える効果はそれよりは少ない。
MP回復量はおよそ80~90もしくは全快。MPを使い果たしても装填できるのである。
効果時間は35秒。
スキル攻撃力は80%ほど上がる。

自身への攻撃力/拠点攻撃力バフはどちらも凄まじい。
"金剛の位"との合わせ技で、チームLv8であれば7~8発敵城を殴ると拠点1つ分のゲージを削れるというレベル。
デスしても金剛WSで城を2発殴れているだけで黒字なので、一心不乱に城を殴ってやり切った顔で死ぬ吉備津もよく見る。
ただキルダメアップ持ち相手(フックWSのかかった相手、また多くのアタッカーなど)にはさすがにデス前提の動きは厳しいので注意。

MP回復と攻撃力アップを活かして巨人処理に使う事も多い。
最後までWSを保持していても拠点/城に取り付ける機会が来るかは別問題なので、場合によっては巨人にすぐ吐くのも重要。
DS消費MPカット&硬直軽減の「不撓不屈の位」との合わせ技で迅速な巨人処理が可能である。
なお試合の残り時間・盤面によっては、兵士だけ処理して巨人の後ろに回ってWSで拠点を殴った方が効果的なシチュエーションもある点には注意。

弱点は「状況が整っていないと効果を発揮しづらい」という点。
他ファイターの多くはレーンを保持するため自衛性能が高いWSを持つが、この観点からいくと吉備のWSは融通が利きづらい。
火力アップは大きく、DSや鬼断ちでキルを狙えるほどであるが、逆に言うと攻撃が当たらないと意味が薄い。そして弾サイズ等の“当てやすさ”はWSで変化しない。
1:2状況を凌ぐ性能は他ファイターと比べて圧倒的に劣るので注意が必要。それでも自衛で吐かざるを得ない時はあるのだが…
一発でもWSの乗ったDSを敵アタッカーに直撃させられれば返り討ちを狙える程度の火力はある為、
生存が絶望的な状況でも諦めずに抵抗しよう。

昔は「岩砕の太刀」の発生が早かったのでWSで岩砕一回の保証が付いてきたが、今はぎりぎり咎められる。
発動後の無敵時間で拠点・城を最低2発は殴れるため、拠点・城前で発動した場合は拠点攻撃に徹した方が良いと思われる。
ただしスキル自体に拠点攻撃力バフがある上に、Lv6以上ならWS中は1回で修練場の奥拠点ゲージでいえば1.9目盛り近く削れるので場合による。

[[マグス・クラウン]]が相手に居る場合には注意が必要である。
WSによって敵城防御力、「革命フォルティッシモ」で敵拠点防御力が上がる為、効果がかかっている施設には吉備津WSが決定打にならなくなる。かかっている施設は黄色のバフオーラで輝いているので識別は容易。
巨人処理に影響はないため、状況を見て適切な場面で使用することを心がけたい。
逆に味方[[マァト]]の拠点デバフスキル「サスペクトケージ」で防御力の下がった拠点は解体チャンス。

スキルが+5,+10になると拠点攻撃力が上がる。

初期に比べて味方へ分け与える効果が下がったが自身の攻撃力上昇が強化されている。
Ver3.00より拠点攻撃力上昇値低下。
Ver5.20にてMPが大幅に回復する効果を追加された。(ユーザーからも嬉しい上方と好評価)

**&bold(){鬼断ち}
直線状に高速の地走り一閃を放つ。吉備津版クリスラ。
敵から見てのマーカー表示なし。距離にも関係なく兵士と敵に安定したダメージを与える。

射程がちょっとだけ短く発生もやや溜める。しかし威力と弾速自体は「クリスタルスラッシュ(サンドリヨン版)」より高い。
つまり、サンドクリスラとの比較はサンドと吉備のドロー比較そのまま。

MPが30とやや重めで、吉備の低い最大MPで使用するにはリスクが高い。
それでも敵に当たった時のリターンや、横から兵士を一閃で消せる強みは大きく、扱いやすいスキル。
序盤で敵に2、3発DSを当てると鬼断ち圏内に入るので、その点でもプレッシャーがかかる。
巨人を削りつつ敵兵士を横から一掃するのも鬼断ちだからできる事。
またWS中はアタッカーも顔負けの単発火力となる。積極的にキルを狙えるわけではないが、意外な場面で決定打になることも。

[[リン]]のらいんふれあの硬直に確定で刺さる。「共鳴の位」が効かない相手でもあるので対面するときは採用してもいい。

なお初期は調整が紆余曲折しており、全盛期は相手の何かを見てから出すと8割方刺さるというすごいスキルだった頃もある。
余りに理不尽だったので鬼断ちゲーと揶揄された。

過去の調整・・・リンク切れにより確認できず

**&bold(){金剛の位}
&u(){拠点攻撃力}と&u(){防御力}が上がる自己バフスキル。
拠点攻撃力の上昇は固定値。(拠点殴り時に一定量の追加ダメージという見方ができる)
防御力アップも固定値での軽減。特に小ダメージの積み重ねである兵士弾ダメが大きく減少する事が吉備津彦の立ち回りとマッチする。
効果時間は+MAXで25秒ほど。そこまで長くない。

リスポンなどMPが溢れる際に前もってかけておく使い方も出来なくはないが、
その場合、効果時間がやや短い事と後ろ向きな防御アップのみなので"共鳴"や"不屈"の方が向くだろう。

真価は拠点に取りついてからの解体の早さ・および城凸による敵城ゲージへの直接ダメージ。
Lv4時点では素の拠点攻撃力が上がり切っていない上に兵士弾ダメージが痛いため決定打にはなりにくいが、
Lv6くらいから無視できないレベルの拠点攻撃力になるため裏取りが機能する。

敵城に貼り付けた時のプレッシャーが凄まじく、デスしたとしても城を3発以上殴れればお釣りがくる。しかしキルダメアップ系にキルされたり大して城を殴れずにデスしてしまったりすれば戦犯は免れないので、慎重に判断しよう。
Ver2.05-Bより拠点ゲージを削った際の城ゲージ減少量が目に見えて増加したため
下手に城に向かうよりは奥拠点を殴った方が良いことも多く、ここは状況次第とも言える。

試合終了直前ならば別だが、拠点を殴りたいがために敵兵士を処理せず全部無視するのはもってのほかである。
よしんば城ゲージで貢献できたとしてもデスした後の展開が非常に厳しくなる。

バフ分のMPがかかるので鬼断ち・岩砕の太刀を兵士処理に回すのが難しい。基本的にはショットのみで行う裏取りを身に着けたい。

WSや岩砕と重ね掛けすればすさまじい勢いで拠点の体力が減っていくので爽快。
裏取りでアドバンテージを生みだせる吉備津のアイデンティティとも言える強力なスキルといえよう。

MPを消費するとスピードの上がるLv6専用との相性は良好で、周りに兵士や敵がいないときでも腐らない効果という点がマッチする。

スキルが+5,+10になると効果時間が増加する。

#region(修正履歴)
Ver1.52-Aで拠点攻撃力上昇値が減少した。
Ver2.03で防御力上昇値が減少。以前は鶴織と併用すると敵城の27人分の兵士弾を浴びても無傷というすごい状態だった。
Ver3.00で拠点攻撃力上昇値がさらに減少した。
#endregion

**&bold(){共鳴の位}
&u(){味方兵士の防御力}を強化する。
使用時にはきびだんごのようなエフェクトが現れ、カードイラストもお供の犬・サル・キジが描かれている。
効果時間40秒。(これは兵士強化スキルの中でも最長クラス)

回復スキル「不撓不屈の位」と共に吉備津彦のレーン戦の根幹を成す強力なスキルである。
強化できるのは防御力のみだが上がり幅が大きく、効果時間も長い。
WR専用装備の「日ノ本一の陣羽織」の特殊効果とは重複するが、陣羽織の下方修正によりVer5現在は決め手になるほどシナジーがあるわけではない。
共鳴兵士の防御力は約1.8倍。(通常兵士同士の撃ち合い3発で兵士が倒れるが、共鳴中は5.5発程度まで耐えられる)
共鳴+陣羽織+ロールエフェクト兵士の防御力は2倍。(同、ちょうど6発まで耐えられる)
この値は兵士強化スキルの中でも最も高い。

ゲームに慣れるほどにその強さが理解できてくる典型のスキル。
MPが溢れていたらとりあえず使うだけで敵に「対処にかかるMPと時間」という確実な損害を与える。
強化・回復を受けている兵士が共鳴でさらに固くなるため、陣唱系巨人との相性は抜群である。

1列9体兵士でも十分だが、なるべく2列13体以上の体力満タンの兵士にかけたい。
また帰城した直後には効果時間を活かして湧いている自城兵にかける使い方もある。
中央レーン以外は手前拠点についた辺りで効果が切れるが、特に中央にとっては恩恵が大きい。

刺さる相手と刺さらない相手の差が大きく、共鳴兵士を一確で流せるスキルを持つ相手に弱い。
刺さらない相手にはファイター同士のレーン戦なら[[リン]]、[[メロウ]]、[[ミラベル]]、[[邪道丸]]などが該当するほか、
[[サンドリヨン]]の「ボールドレスアップ」、[[コッペリア]]の「ドールマイディア」を上手く使われるとほぼ無力。[[クラマ]]には槍以外の武器を持っているときならそれなり。
また、[[マグス・クラウン]]が相手に居る場合は&bold(){ほぼ完全にこのスキルが腐る}ため注意。(兵士確がギリギリの威力に調整しているサポーターには効く)
また一般的に1回のスキルで多数の兵士を巻き込み、拠点の4~5体列はSSで安く処理したいリンには『拠点からの列にかける』は結構効くとの噂。

DS主体かつ兵士弱体手段のない[[アイアン・フック]]・[[大聖]]・[[ドルミール]]・[[シュネーヴィッツェン]]、加えて吉備津彦ミラーの場合は、スキル次第で共鳴兵士を一掃される可能性があるものの、
彼らの場合はMP消費や硬直を晒すリスク、アビリティゲージの消費等を強要出来るためむしろ有効な部類。

逆に&bold(){[[ジーン]]が相手の場合はヒット数を稼がれてしまうので考えなしに撃つのは危険。}
敵ジーンがフリーなのに共鳴兵士を置き去りにして帰城する、既に巨大化している渦に共鳴兵士を突っ込ませる、などはもってのほかである。
しかしジーンの渦が大きくない場合であれば共鳴兵士が止まらないためプレッシャーとなりうる他、魔人化した(もしくはしそうな)ジーンの猛攻を耐える一手としても有効な場合があるためそこは状況次第である。

特に大きく刺さるのは有効な兵士処理スキルを持たないアタッカー・サポーター全般。一掃手段があってもMP消費や硬直を作らせることでアドバンテージを稼げる。
威力調整をギリギリで行っているサポーターは、レーナーとしての処理能力を大きく削られることになる。アタッカーも兵士を1発で倒せる手段がMS以外なくなるので有効だ。
このため[[舞闘会]]で3ファイター構成になった場合、兵士強化が可能な吉備津や[[フック>アイアン・フック]]が中央ファイターを担当する事が多かった。
ただVer5.3現在、「[[ラージェタイフーン]]」「[[スプライトアート]]」等の兵士処理マスタースキルが豊富な点(共鳴がLv4解禁のためこれらのクールタイムを比較的ラクに消化されてしまう)、度重なる調整や流行ビルドの都合で吉備津自身のMPに余裕がなくなってきている点からかつてほど強いかというと微妙なところもある。

相手は若干選ぶものの、レーン戦における吉備津彦独自の強みと言えるスキル。

スキルが+5,+10になると効果時間が増加する。

#region(修正履歴)
Ver1.00-Bで効果時間が増加した。
Ver3.21-Hで消費MPが増加。(20→25)
#endregion

**&bold(){岩砕の太刀}
月輪状に衝撃波を飛ばす。さらに、発動してから一定時間&u(){拠点攻撃力}が上がる。(約1.7倍)
衝撃波は森を含めたオブジェクトを貫通する。
拠点ダメージはスキル威力無強化で修練場の奥拠点ゲージ0.95目盛りほど。Lv8で城を殴った場合はチームゲージ2.2~2.3%ほど。

攻撃技としては発生が非常に遅く、MPも重めだが、独自の強みが多々あるスキル。

衝撃波はキャスト/兵士だけでなく、拠点や城にもダメージを与える。
この拠点ダメは&u(){スキル攻撃力/攻撃力と連動}しており、アシストないし味方や自身のWSで攻撃力バフを受けている状況下では拠点ダメージも増加する。
反面(金剛の位などで)吉備津彦の拠点攻撃力を上昇させても岩砕による拠点ダメージは変動しない。
言い換えれば試合序盤~中盤においても拠点に安定したダメージを与えられるスキルとも。
(現在の吉備津彦は低レベル帯では殴りによる拠点攻撃力が極端に低いという調整を受けている。Lv1とLv8では2倍以上の差がある。)

分かりやすい使い方は拠点や城に取りついた状況で、敵の兵士を消しながら拠点をさらに削る、というもの。
特に城は兵士が大量に出てくるので、位置の取り方によっては2レーン同時に賄える。

地味に兵士ダメージが最高の部類(津波系と同じ?)。共鳴兵士はもちろん、ドルミールWS兵士もぶった切れる。
吉備ミラーで共鳴に対して共鳴を持たない側がこれを通す読み合いがよく起こる。
また巨人に当てた場合ダメージが高めでダウンも奪う事ができる。

基本的に対拠点技だが、キャストや巨人にも扱い次第で役に立つ事がある。
また、「共鳴の位」が有効でない相手の場合に所持していくスキルとして確立されつつある。
「鬼断ち」よりも使い方が難しいが用途の幅が広く、吉備津のコンセプトと合致している。

Ver.5.00より、%%発動してから移動するまで%%自身の拠点攻撃力が上昇するようになった。
上昇値は驚くことに&bold(){約1.7倍}ぐらい。さらにこの効果は「金剛の位」やWSやその他アシストと重複する。バフの重なり具合によってはとんでもないことに。
%%使用する際の立ち位置に注意だが、拠点解体性能は格段に上がったと言えるだろう。%%
Ver5.30-Aからは『移動するまで永続』から『使用から一定時間』に変更。移動するまで永続アップで気持ちよくなることはできなくなったが、そんなに長く拠点に移動せず拠点に貼り付けている時点でほぼ勝ち確だと思われるので、立ち位置の調整がラクになるこの修正は概ね上方といっていいだろう。

#region(修正履歴)
ver1.00-Bでキャストへのダメージが増加し効果範囲が広がったが、代わりに発生がかなり遅くなり、ダウン後の無敵時間を利用して発動…というわけにはいかなくなった。
Ver1.10Aでは更に兵士の出現時に無敵時間が追加。整列するまで一切ダメージが通らないようになってしまった。
Ver.1.10-Cで対兵士・対巨人ダメージが中ダメージ→特大ダメージに上昇。
Ver.4.00-Bにてコアダメージ低下。他のコアダメの高いスキルたちとの一斉修正。
Ver.5.00で使用してから移動するまで自身に拠点攻撃力上昇のバフを与える効果が追加。
Ver.5.30-Aにて拠点攻撃力アップの効果終了条件が移動するまでから、時間経過へ変更。ファイター内での勝率が低く、5.00-Aで追加した効果を活かしやすくするためとバトル班のコメントあり。
#endregion

スキルが+5,+10になると&bold(){攻撃力}が上がる。拠点へのダメージも微量だが上昇する。

**&bold(){不撓不屈の位}
どんな困難にも仲間がいれば挫けない、そんな強さを発揮するスキル。
周囲の味方兵士の数を参照し、その数に応じて&u(){自分と兵士のHPを回復}する。さらに&u(){DSに関する自己強化}がされる。
Ver2.0で追加された回復兼ショット強化スキル。

参照した兵士が多いほど回復量が上昇し(兵士1体につき+2)、兵士8体以上を巻き込めばさらにHP回復の他、
最大50秒間自分の&u(){ドローショットが連射}(硬直中、DSの再入力可)できるようになり、&u(){消費するMPが軽減}(-3)される。
ドロー強化が発生するしきい値が兵士8体以上なので、自身のHP回復量に関しては恐らく上限なし。
巻き込めば巻き込むほど回復量は増えるが、逆に巻き込んだ兵士が少ないと殆ど回復せず、DS強化の効果も得られない。

消費MPが35と重く、気軽に使えるものではない。
しかし発動さえできれば「回復・強化にMPを費やしたがために攻めが滞る」という事が無いというのが強み。
兵士のHP回復効果も地味だが消耗した状態で生き残った兵士を腐らせずに済むためありがたい。
リスポーンしたとき城兵士が周囲にいるなら先に使っておくことでMPの重たさを移動中の自然回復である程度フォロー可。

「共鳴の位」をはじめとする兵士強化バフと非常に相性が良い。
相手のDSやスキルで傷ついた強化兵士を回復してやることで、相手の兵士処理を大幅に遅延させることが出来る。
可能ならば「共鳴の位」と併用し、自己完結する戦法として有効活用したい。
巨人処理にも使いやすく、MPさえあればDS連射で素早く巨人を削っていくことが可能。
[[かぐや]]が味方にいるのであれば、MPバフの援護で一人で処理可能なレベルになるため援護要請も範疇。

発動に兵士が必要となる関係上ただ撃てばよいというわけではないので、このスキルを常用する事を見越した立ち回りを心がけたい。
吉備津らしからぬ波状攻撃が出来るのはちょっと癖になりそうだが、考えなしにDSを連射していると攻めが続かないため、
レベル5以降兵士戦をしている間は常に湯気をキープするくらいのつもりでMP管理を徹底したい。

吉備津彦の粘り強さを支える優秀なスキルであり採用率は非常に高いが、もちろんいくつか欠点もある。
自城からレーンに戻る途中や巨人処理などの状況を除き、HPが満タンの状態で撃ってもいまいち旨みに欠ける。対面が不在ならば猶更。
兵士列を必要とするため、吉備津が有力とする裏取りとの相性が地味に良くない。
HP回復効果も(強力なことには間違いないのだが)不利を一気に覆せるほど高いというわけではないので、
このスキルで回復することをあて込んで瀕死になるまでむやみにHPを消耗するのは危険。
また、DSの強化と言えど対面側からするとショット性能自体は変わらないため、別段意識を変える影響があるとは言い難い。
MP消費が多いため、消費が軽くなったDSといえど吉備津にとってはそう軽々連射できる状態にはないことがほとんど。
共鳴を撃つべきなのか不屈を撃つべきなのかの判断はMPのカツカツな吉備津にとって地味に重要となる。
各効果を過信することなく、堅実な運用を心がけよう。

#region(修正履歴)
Ver2.02-Cでドローショット強化の効果時間が延長した。
Ver2.04-CでHP回復量が減少し、ドローショット強化に必要な兵士数が増加した(?体→8体)。
Ver2.05-Eで効果発動中のドローショット消費MP軽減効果が弱体化した。(-5MP→-3MP)
#endregion

*専用アシスト
&bold(){○R専用アシスト1「桃印の鉢金」}
レベル5装飾 HP中↑SP中↑
LvUP時一定時間(60秒)拠点攻撃力が上がる。強化幅はかなり大きい。
かつては裏取り特化のお供だったが、Ver5.3現在はそもそも裏取りするための基礎能力を延ばす方が主流であり、採用率は低迷している。
 +5,MAXで効果時間が強化

&bold(){○WR専用アシスト1「日ノ本一の陣羽織」}
レベル5で発動する専用アシスト。
最大HPとスピードを中ほど強化し、&bold(){回避距離が向上する}。
また、ロールエフェクトが&bold(){味方兵士の防御力向上}の特化的な追加効果(元々+専用)となる。
単純ながら吉備津彦の対面性能をまんべんなく底上げしてくれる強力なアシストであり、初心者にはおすすめか。
Ver5.3環境ではスピード盛りビルドの方がトレンドであるため採用率は低い。
素材は「武人の羽織」
 +5,MAXで?が強化
#region(修正履歴)
Ver3.11-Aにて兵士防御力上昇値に下方修正。
Ver3.21-Dにて回避距離上昇値に下方修正。
また、Ver3.01まで以下の不具合が生じていた。
・回避距離上昇効果がLv6からしか発動しない
・ダウンしている状態でLv6になるとロールエフェクトが発動しない
#endregion

&bold(){○Lv6WR専用アシスト「誓いの桼団子」}
Ver4.10-Aで新しく追加されたレベル6固有アシスト。5.01-Eで仕様変更となった。
最大HPMPを中上昇させ、MPを25消費すると一定時間(20秒)スピードが上がる。クールタイム無し。
スピード上昇値は約17目盛り、スピード特化ソウル「[[鞍馬の番人 僧正房]]」の下方前完全体すらも上回る。裏どりや逃げにも使える有用なアシストである。
効果がついたり切れたりするものの、打ち得な「金剛の位」等で管理がきちんとできれば非常に有用であり、Ver5.3環境で採用率は非常に高い。
 +5,MAXで?が強化
素材は「黍の穂束」
#region(昔の性能)
2回DSを使用すると一定時間ストレート・ドロー両ショットの防御力を上昇させる。
効果時間は???秒。上昇値は割合で、ファイターWR専用と比べて大ダメージ系に対して有用。
なのだが吉備津としては防御よりスピードが欲しいのであまりかみ合っていないアシスト。
#endregion


*スキルの選び方
スキル構成についての例、考え方をまとめる。
吉備津は各ショットの弾速・威力のおかげで開幕強い方であるが、SS・DSのみの戦いに甘んじていると&bold(){Lv4以降はどんどん失速していく}。
それは他のファイターが強力なDS強化系スキルを得ていくのに対し、吉備津は防御寄りなスキルしか解禁されないため。
強気に押し付けていく・劣勢を一気に覆すというようなスキルを持たないため、一時的にでも押されてしまうと返すのが難しい。
それ故にただレーン戦をしているだけでは&bold(){スキル差・DS性能差}で緩やかに押され続けてしまうのが吉備津の弱点である。

しかし「共鳴の位」による敵の兵士処理の妨害、「不撓不屈の位」による自身や兵士の回復、「金剛の位」「岩砕の太刀」による裏取りといったように、吉備津彦が握っている攻めの手札自体は豊富である。
その為、対面キャストに応じてスキル構成・立ち回りを適切に選択していくことが勝利の鍵であると言えるだろう。

そこで、現在主流と思われるスキル構成と、その大まかなポイントについて解説する。

Ver3.01現在では吉備津彦のレーン戦の根幹を成す「不撓不屈の位」はほぼ必須。
//コンセプトを崩さないための「金剛の位」
//↑エラッタされた岩砕に採用率が押されている気がするのでCO
残り1枠は対面キャストや中央レーンの組み合わせなどを考えて選択していくのが良いだろう。

#region(スキル構成の例)
&bold(){・岩砕の太刀/金剛の位/不撓不屈の位}
鬼断ちの代わりに岩砕の太刀を入れた型。Ver.5.36環境では最も見かける型。
鬼断ちとの比較点は解禁レベルが遅い、発動が遅い、殺意撃ちがほぼ不可能、兵士列の横からでなく正面から撃てる、
敵の強化兵士もぶった切れる、裏取りが鬼断ちよりしやすい、岩砕の拠点攻撃力上昇が活用できるなど。
ただし強化兵士の対処という目的だけであればMSでも代用可能な事には留意。あちらはMP消費もない。
あえて岩砕を使うのであれば裏取り・城凸での優位性、その他のMSを積める点を活かしたいところ。

&bold(){・鬼断ち/金剛の位/不撓不屈の位}
鬼断ちでDS射程外も含めた大兵士を無視する兵士処理を行い、序盤を支え後半につなげる型。
主に共鳴の位が通用しないリン・メロウなどが対面に来ると読めた場合、
あるいは敵チームにマグス・クラウンが居る場合に選択する事になる。
特にリンが相手の際には殺意鬼断ちで有利を取りやすく、その他キャストが相手でも立ち回りに融通を利かせやすい。
鬼断ちフェイントでDSの射程外からプレッシャーをかけられるのもメリット。
ジーン対面が想定される場合にも悪くはないが、共鳴が無いと魔人化ジーンの猛攻を耐えるのがしんどい場合もあるので悩ましいところ。
後半は共鳴が無い分正面切って兵士を絡める戦いが難しいため、不撓不屈での肉弾戦や裏取りなど、臨機応変に立ち回りたい。

&bold(){・金剛の位/不撓不屈の位/共鳴の位}
兵士処理の全てをDSで行う代わりに強化スキルを3つ積み、後半からの多彩さを重視した型。
大兵士に弱くなるがLv4までを戦い抜ける腕前があるのなら後半のパフォーマンスはかなり高く、大崩れしにくい。
多くのファイターに対して無難に戦えるため、迷ったらこの構成にしておけばほぼ間違いない。
吉備津やフックなどスキルでの兵士処理が不得手な相手には特に有効。そうでなくとも、メロウやリンといった強化兵士の処理を得意とするレーナー以外にはある程度刺さる。
兵士処理系MSの実装によりやや決定力は落ちたものの、裏を返せば「相手のMS選択に制約をかけられる」という点で強力。

&bold(){・鬼断ち or 岩砕の太刀/不撓不屈の位/共鳴の位}
拠点殴りを捨てて完全にレーン戦と兵士処理に特化する型。
中央レーンを担当する際には有力な選択肢となる。
鬼断ちは開幕~序盤の対面へのプレッシャーを高め、岩砕は敵マグスによる大兵士増加や巨人への対応力を高める。
加えてMPさえ管理できれば共鳴の位と不撓不屈の位の併用によりかなり粘り強くレーンを支える事が可能である。
言い換えれば&bold(){吉備津の大きな強みの1つを自ら捨てていることになる}ため、使用には熟慮と味方からの理解が必要。
ただしVer5.00での修正により拠点攻撃力バフを岩砕の太刀の効果代用できるようになったため、今後有力な選択肢として挙がる可能性も。
#endregion

#region(マスタースキル考察(Ver5.35-B対応))
・[[ラージェタイフーン]]
おすすめMSの1位。
サモンタイプで、一定時間のチャージ後に城列を覆える大きさの対兵士・巨人攻撃を放つ。キャストには当たらない。
チャージ中は回避ができない点には注意したいが、対巨人にもそれなりに強いのも吉備津彦的には嬉しい。

・[[快癒の和魂]]
おすすめMSの2位。
追加アシストのおかげで「赤の学徒の書」に頼らずともDS威力が確保できるようになり、赤MSにこだわらず手前拠点の取り合いをHP回復で重視する用。
後半戦に余ったら裏取りで味方兵士がいない場での回復にも使える。

・[[インプルスゼーレ]]
おすすめMSの3位。
兵士処理系MSだが、回避ボタンを押しているあいだ自身の周囲に攻撃フィールドを展開し続けるという特殊な性質を持つ。
拠点攻撃中に展開しておけば、兵士処理の手間が省けるうえ&bold(){拠点の下にいて攻撃が届かない兵士}もその場で処理できるので便利。
発動し続けることで範囲が拡大するのだが、発動直後はかなり小さいので発動タイミングには気を付けよう。

【過去に使われていたやつ】
ラージェブランド/ラージェナーゲル(Ver5.32-Eで2位)

#endregion

*ビルド例
ファイターのビルドにおいて『DS一回で兵士処理を行えるまでDS威力を上げる』事を「一確」と呼び、
さらにそこから『Lvいくつから一確にするのか』によって様々なビルドが考えられる。
吉備津彦はLv3以降であればソウル次第でアシスト2枠以下でDS一確を作る事が出来、Ver5以降は3枠使えばLv2確も作れる。
余った自由枠に好きなアシストを入れる事で伸ばしたい所を伸ばしていける強みを持っている。

DS一確を確保せずにSSとスキルで兵士処理をしながら裏取りに特化して戦う戦法もかつてはあったが、Ver2.00以降は環境に合わない期間が長かった。
しかしVer5.3にて「[[鞍馬の番人 僧正房]]」の追加、研究が進んで事情が一変。DS威力・MP補助はほどほどにして、序盤を基礎性能のよさでガマンする代わりに終盤には爆速スピードによる裏取りができるようにするのがトレンドに。
レーン戦・裏取りのどちらかに特化するのではなく、DS一確ビルドにしつつ両方の立ち回りを巧みに使い分けられるビルドが求められるだろう。インフレのおかげでそれが実現できている。

&bold(){・Ver.5.36-F対応 ビルド案}
Ver.5.36-F現在「おすすめカード」に入っているカードのみでビルドを組んでみた。参考になれば幸いです。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|創聖模写・苛烈の求道(固定)|仕事好きな小人の靴(SR枠)|創聖模写・惑乱の魔女(WR枠)|誓いの桼団子|[[犬飼健]]&br()or [[シャフリヤール]]&br()or [[四方の巫女 黄龍]]|
8周年アシスト「創聖模写・苛烈の求道」がソウルカード級のDS値をしているおかげで、ぶっちゃけなんでもアリみたいなことになっている吉備津ビルド。
ソウルはいずれも『スピード&DSにプラスアルファ』というチョイスだが、特にスピードがどの段階でどれくらい得られるかがそれぞれ個性が出る。
SR枠には横槍対策で耐性アシストを採用するのも面白いだろう。Ver5.36現在の耐性アシストのほとんどが装飾カテゴリなので何を選んでも速度もついでに盛れる。


#region(Ver.5.32-E対応 ニッチ)
Ver.5.32-Eにおける「おすすめカード」を使い、過去の一部のビルドを再編しました。解説文は簡略化。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|赤の学徒の書|武蔵坊の大薙刀+ or 少年神の火尖槍|(速度アップ系:自由枠)|誓いの桼団子|鞍馬の番人 僧正房|
Lv1スピード大アップのソウルと壊れアシストである赤本で序盤をしのぎつつ、後半は爆速で裏取りに走れるビルド。もちろんスピードがあれば正面で正々堂々侍するにも便利。
スピードがあるので開幕兵士止めもできる。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|宝来の小槌+|赤の学徒の書|(自由枠)|誓いの桼団子|凍みる心 カイ|
「赤の学徒の書」の特殊効果が発動すれば、&bold(){Lv2で即一確}となる。
加えてHPダウンなし、DS消費減少により強気に攻めることができる。自由枠はあるが足は控えめ。マスタースキルは攻撃カテゴリ縛りに注意。

足が遅めなのが弱点。自由枠には[悲しみを知る涙の真珠]といったSPアップアシストを入れたい。
//&u(){[宝来の小槌+]の特殊効果が未発動}だと&bold(){Lv5一確}なので、チームレベリングが遅いと不安定になる。
ただそこまで不足しているわけではないので、わざわざ補う必要もあまりないかと。
&s(){また、現在[凍みる心 カイ]の入手方法がワンダー部のショップしかないのも大きな欠点。}
&s(){早くカードパックに追加してほしいものである・・・。}

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|赤の学徒の書|武蔵坊の大薙刀+ or 少年神の火尖槍|虚飾の七色羽飾り+|誓いの桼団子|冷たいラ・ビーズ|
DSによる&bold(){開幕兵士列止め}が間に合うのが特徴。一確はLv3から。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|少年神の火尖槍|鍔鳴る人喰いの魔刃|武蔵坊の大薙刀+|誓いの桼団子|紅孩児|
アシスト3枠を武器で統一したビルド。流行当時より魔刃が下方されているので色々足りないかも。
#endregion

#region(旧)
&bold(){・Lv2一確 自由枠1}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|宝来の小槌+(固定)|悪魔切りの包丁(固定)|聖女が落とした黄金靴(自由枠)|誓いの桼団子|四方の巫女 黄龍(固定)|
Ver5.01以降、時限的ではあるがLv2一確が可能であったときのビルド。

&bold(){・Lv3一確}
&bold(){・Lv3少彦名型一確 自由枠1}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|顎鳴る人喰いの魔刃|冷たき女王の氷鏡 or 編み物の精の編み棒|聖女が落とした黄金靴(自由枠)|感謝のミカン|少彦名 or 改変の賢女グレモリー|
Ver3.2頃の流行り。

&bold(){・Lv3ゲイレット型一確 自由枠1}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|顎鳴る人喰いの魔刃|猟師の火縄銃(選択)|日ノ本一の陣羽織(自由枠)|感謝のミカン|紅玉の花嫁ゲイレット|
ゲイレットの『スキル攻撃力中アップ』『兵士を12体倒すと一定時間MP回復速度と回避距離が上昇』という性能を生かしていく型。

&bold(){・Lv3クロスボウ型一確 自由枠1}(Ver1の名残)
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|蓬莱の玉の枝(選択)|英雄のクロスボウor宴会好きな鬼の太鼓or勇気ある者の槍(選択)|冒険者のターバン(自由枠)|高額な錫杖|楽々森彦 or 溶かす心 ゲルダ|
旧verから引き続きアルティメット吉備津の派生。

&bold(){Lv4一確}
かつてはトップクラスの採用率であったが、強力な低レベルアシストの多数追加により向かい風。
Ver4.0以降ファイターの環境はますます高速化しており、吉備津に限らずLv4一確では遅い。

&bold(){・ゲルダ型Lv4一確 自由枠2}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|編み物の精の編み棒(選択)|桃印の鉢金(自由枠)|日ノ本一の陣羽織(自由枠)|感謝のミカン|溶かす心 ゲルダ(選択|
早い段階で吉備津彦の強みを生かしながら後半につなげる事が出来るためシンプルかつ非常に安定している型。
その使いやすさと試合全体を通しての隙の無さから、ver2.05中期くらいまでトップクラスの使用率を誇っていた。

&bold(){・少彦名型Lv4一確 自由枠1}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|錆びついた指輪(選択)|幸を呼ぶ貧乏神の草鞋(選択)|灯に映る七面鳥(自由枠)|感謝のミカン|少彦名|
昔のマッハ吉備津。アシスト4枠に固定アシストは無いが、(当時の環境で)性質の噛み合う4枚の組み合わせなので実質的に全て固定。

&bold(){・マッチ型Lv4一確 自由枠2}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|使い込まれた糸切り鋏(選択|桃印の鉢金(自由枠|日ノ本一の陣羽織(自由枠)|感謝のミカン|マッチ|
「[[マッチ]]」を組み込んで機動力の確保に重点を置いた型。
かつてはトップクラスの採用率を誇っていたが、流石に一線を退いた感がある。

&bold(){・Lv5一確}
吉備津彦の素のスペックで序盤を耐え抜き、後半から一気に巻き返す型。
以前は「吉備津で後半に寄せるくらいなら他ファイターで良い」とまで言われていたが、「不撓不屈の位」の実装で一気に実用性が増した。
言うまでもないがLv5までをアシスト無しで耐えきれないプレイヤーには全く向かない。味方依存の大きい型である事に注意が必要。

&bold(){・Lv5ヘルメス型一確 自由枠2}(上級者向け)
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|金の斧(固定)|日ノ本一の陣羽織(自由枠)|鶴織の着物(自由枠)||泉の武器商人ヘルメス|
かつて存在した火縄銃or聖樹でのライラ型およびヘルメス型Lv5一確を、金の斧で無理矢理再現した型。カード資産によってはライラ王女でも構わないだろう。

&bold(){・Lv5ソウル自由型一確 自由枠1}(上級者向け)
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|使い込まれた糸切り鋏(選択)|金の斧(固定)|鶴織の着物(自由枠)||豊穣(自由枠)|
LV5DS一確をアシスト2枠で達成し、ソウルを自由枠とした型。

#region(紅孩児型)
Ver2.05-Dにて追加されたソウル、紅孩児のDS・スキル消費MP低下効果と「不撓不屈の位」の効果のシナジーを狙った新たな型。
「不撓不屈の位」の効果が単純に強化されるだけでなく、共鳴・不撓不屈の使用頻度が増える事による粘り強さが売り。
実装当初は紅孩児と不撓不屈を併用するとDSを連射してもMPがほぼ減らないというすごい状態だったが、すぐに調整が入りマイルドに。

&bold(){・Lv4一確}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|伸縮自在の扇子(選択)|蓬莱の玉の枝(選択)|使い込まれた糸切り鋏(選択)||紅孩児|
Lv4アシスト2枚とその脇を蓬莱が固める、分かりやすくまとまった型。

&bold(){・Lv5一確}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|猟師の火縄銃(選択)|使い込まれた糸切り鋏(選択)|美髪公の青龍偃月刀(選択)||紅孩児|
一確を遅らせる代わりに青龍偃月刀を採用し、鶴織の着物の代用品としてタフさを補う型。火縄銃のおかげで火力が高く、正面からの殴り合いで有利。

&bold(){・紅孩児型Lv3一確}
|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|顎鳴る人喰いの魔刃(固定)|猟師の火縄銃(固定)|宴会好きな鬼の太鼓(選択)|感謝のミカン|紅孩児|
一応紅孩児はDS一確に関与しないため、ソウル自由型一確とも言える。
今後のアップデートで強力なソウルが実装されれば幅が広がる可能性もあり得る。
#endregion

#region(派生)
上記のテンプレビルドから派生させた例の中でも比較的メジャーと思われる型を紹介する。
ただし、&bold(){対面や編成に応じて使い分けられる知識が無ければテンプレを崩す意味は薄い}。
熟達するまではテンプレビルドを真似し、必要を感じた段階で参考にするようにしてほしい。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|使い込まれた糸切り鋏|日ノ本一の陣羽織|鬼神の指輪||マッチ|
マッハ吉備津。始動の遅さと鶴織無しという耐久面での不安はあるが、スピードSに加えて回避距離延長の二乗は伊達ではない。

|>|>|サポート|Lv6↑|ソウル|h
|使い込まれた糸切り鋏|日ノ本一の陣羽織|後悔の火縄銃||溶かす心 ゲルダ|
序盤からのプッシュ力と後半のレーン維持力を両立した型。
ロールエフェクトの関係上Lv6からDS威力を過剰に盛る必要がある吉備津彦ミラーで力を発揮する。
#endregion
#endregion


**&size(30){■}自由枠
自由枠に入る候補として吉備津に合うアシストを幾つか記載。(Ver5.35-B対応)

吉備津彦にとってSS攻撃力低下はほぼノーデメリットに近いため、SS攻撃力は率先して切る候補として挙がる。
しかしSS中ダウンアシストを3つ積むなどして切りすぎると大兵士一確が取れなくなるので注意。
(素の状態の温羅より低くなければOK)

&bold(){ 体力や防御力(兵士弾含む)を上げるアシスト}
・虹色芸術家の絵筆
Ver5.35-Bで2位。WRアシストと併用でSSDS射程UPとスキル消費MPカット、SRアシストと併用で対キャスト防御アップ。正面から戦うときにはもちろんのこと、裏取りプレイ時も相手をSSで転ばせるための射程や咎めに来た攻撃を防御アップで軽減するなど、絶対に腐らない効果。

・武蔵坊の大薙刀+
Ver5.32-E時点おすすめカード4位。→Ver5.35-Bで8位
兵士20体?撃破で&bold(){兵士からのダメージを常時軽減する}。
開幕の対キャスト戦や拠点殴りなどで兵士の前に出る機会の多い吉備津彦には絶妙に噛み合っている。
開幕からの裏取りが推奨されない現環境においても、短射程の吉備津が気軽に前ブできることの意義は大きい。

&bold(){ 速度や回避性能、帰城速度を上げるアシスト}
・仕事好きな小人の靴
Ver5.35-Bで3位。Lv1から敵に一定数hitでスピードアップ。効果時間内に繰り返し再発動させると永続化。わずかに「岩砕の太刀」による拠点削りが減るものの、それを補ってあまりある発動レベルに対する速度を持つ。

・魂魄縛りの呪符
Ver5.32-E時点8位→Ver5.35-B9位
Lv1から経験値一定量獲得でSS射程とスピードアップ。効果が自分でコントロールしづらいのが欠点


【過去に採用されていたアシスト】
餅食らいの袈裟衣+/紫の魔女の髪飾り(Ver5.32-E時9位。→Ver5.35-B脱落)/悲しみを知る涙の真珠(Ver5.32-E時3位→Ver5.35-B脱落)
婚礼誓いし金の帽子(Ver5.32-E時7位→Ver5.35-B脱落)/聖女が落とした黄金靴/冒険者のターバン/感謝のミカン(Lv6枠用)
冷たき女王の氷鏡
#region(回収できるMPの大まかな概算)
1試合に撃つDSを35発、Lv4到達を2分経過時と仮定し、単純計算で25発のDSがこのアシストの影響を受けるとする。
またスキルカードの重なりはすべてMAX(消費MP1割減少)とし、共鳴・金剛・不屈をそれぞれ3回ずつ撃つとする。

(DSで軽減できるMP)=2×25=50
(スキルで余分に消費するMP)=(2.25+2.25+3.15)×3=22.95
(試合を通して回収できるMP)=50-22.95=27.05

流石にMP回復系アシストには及ばないが、十分な値といえよう。
#endregion

&bold(){ 拠点攻撃力を上げるアシスト}
吉備津の十八番である拠点攻撃の圧力を高めるわけだが、Ver5.36-I現在、拠点攻撃力を上げるサポートカードで使いやすいものがないので諦めたほうがいいだろう。Lv6アシストでいくらか拠点攻撃アップカードがあるが、強力な6専用を押しのけるには至っていない。
拠点攻撃力よりも拠点に取りつくためのスピードの方が優先度が高い。
一応、ソウルカード「[[犬飼健]]」はDS・スピードも同時に強化してくれるLv3ソウルであり、現実的な範囲。

*戦い方
まず覚えておきたいのが吉備津彦は今の環境(5.36)ではレーン戦は弱い部類に入る。
その代わり終盤から勝利へと導くパワーは全キャストトップである。

◯序盤
しっかりと兵士を倒したり隙があればキャスト狙いの殺意ドローを描いたりしてレーンの優位性を作り始めよう。
キャスト狙いの殺意ドローでも可能であれば大兵士にDS当てるような描き方をすれば次のDSで兵士を一掃できるので無駄がない。

◯中盤
LV4でできるなら手前拠点は折っておきたいところ。
もし自力で拠点を壊す場合は「金剛の位」ではなく「岩砕の太刀」を使用してから拠点を叩く様にしよう。
「金剛の位」は固定値での拠点攻撃力上昇なのでレベルが低いと効果が感じ取れないが、「岩砕の太刀」は70%の拠点攻撃力増加があるので手前拠点を壊しやすい。
Ver.5.36環境はだいたいLV2のアシストで火力とスピードが大幅強化され、半数ほどのファイター(主に中距離系)はLV4でさらにDS強化スキルが解禁されて完成する。だがここは耐えるようにしっかりと兵士を処理して経験値を集めよう。
レベル5になれば【不撓不屈の位】によりDSを連射できるようになるので相手に圧力を与えやすくなる。ただし吉備津彦は素のMPが低いため意図のないDSによるMPの無駄使いには注意。

◯終盤
LV6になると6専用アシスト【誓いの黍団子】により【不撓不屈の位】を1度使うことで移動速度が急激に伸びて裏回りしやすくなる。
基本的につけているであろうソウル【犬飼健】も点灯しているはずなので、ここからが吉備津彦の能力が活性化し始めてくる時間帯である。
対面をSSで転ばしたりして奥の拠点に向かったり、余裕があるなら敵の城へ向かって敵のアタッカーのヘイトを集めながら味方の優位を作り出したり拠点を攻撃したりして戦力ゲージを削っていくことが仕事になる。
デスすると吉備津彦がいるというプレッシャーが弱くなってしまうので無理はせずに足の速さを活かして離脱する考えも必要になる。

◯最終盤
LV7以降の吉備津彦の直接拠点に与える時間によるダメージは全キャストの頂点に立つ。(次点が魔人化ジーン)
金剛の位、岩砕の太刀、WSを使用して拠点を攻撃し続け逆転を狙うことができ、全てが合わさった時の拠点攻撃力は無傷の両端の拠点を20秒、中央特大を26秒で叩き割ってしまうほどである。
もちろん敵側も吉備津彦の危険性は知っているはずなので妨害しに来ることは当然。拠点が叩けないのであれば終盤のようにアタッカーのヘイトを集めたりして時間を稼ぐことで勝ちにつなげやすくなる。

//補完などあればお願いします。

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