会津郡楢原組日影村

陸奥国 会津郡 楢原組 日影(ひかけ)
大日本地誌大系第31巻 99コマ目

府城の南に当り行程8里18町。
家数6軒、東西2町・南北25間。
散居す。
北は戸石川に傍ひ、四面に高山(そばだ)ち、最も幽僻の地なり。

東3町20間石井村の界に至る。その村は丑寅(北東)に当り5町。
西1町50間原村の界に至る。その村まで2町。
南1里計田島組丹藤村の山に界ふ。
北3町計磯上村の山に界ふ。

山川

みちき沢山

村西にあり。
頂まで20町計。
西は高野組高野村の山に連なる。

戸石川

村北にあり。
原村の境内より来り、東に流るること4町、磯上村の地を過ぎ石井村の界に入る。

寺院

不動堂

村より戌亥(北西)の方30間にあり。
草創の初を知らず。
側に高1丈余の瀑布あり、不動滝という。戸石川これに注ぐ。
村民の持なり。