耶麻郡小田付組

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陸奥国 耶麻郡 小田付(おだつき)
大日本地誌大系第32巻 79コマ目

この地府城の北に当り本郡の中央にあり。
東は熊倉組小沼組に隣り、西は小荒井組五目組に交わり、南は塩川組に接し、北は重山にて小沼・五目両組に介り米沢領出羽国置賜郡に界ふ。

東西1里10町余(東は熊倉組下吉村の界より、西は五目組中村の界に至る)。
南北5里21町(南は塩川組塩川村の界より、北は米沢領置賜郡の界に至る)。

東北に重山(めぐ)り西南は広野に臨み水田列布し、東を姥堂川流れ西に田付川あり。
米穀の実り悪からず。民居多くは平地に住す。山中の村々は田畝少ければ専ら薪を樵り炭を焼いて生業とす。
小田付村は毎月3度の市日ありて遠近より相集り商買を業とし、山村は常に熊・野猪・羚羊等多く作毛を害するにより鳥銃を放てこれをおとす。農隙(のうげき)に菌菜をとり笊籬(いかき)・箕・箸等の雑器を製し余産とす。

この組及び小荒井組にて正月15日屢坐中を掃除し、節分の夜種子浸(たねひたし)ということあり(共に大沼郡高田組の条下に詳なり)。

この組の諸村みな郷名を失う。
岩崎荘と称する村4(下岩崎村・宮前村・天井沢村・上岩崎村)、新宮荘と称する村1(一堰村)。
凡て16ヶ村あり。

最終更新:2020年07月31日 19:39
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