大沼郡橋爪組

陸奥国 大沼郡 橋爪組
大日本地誌大系第32巻 166コマ目


この地府城の西南に当り、会津・大沼2郡の地に跨れり。
会津郡の東北大沼郡東端の諸村この組に隷す。

東は会津郡南青木組に隣り、西は高田組に交わり、南は会津郡楢原組につづき福永峠を界とし、北は会津郡中荒井組に連なる。
東西1里1町余(東は南青木組一堰村の界より、西は高田組高田村の界に至る)。
南北3里(南は楢原組大内村の界福永峠より、北は中荒井組中荒井村の界に至る)。

東を鶴沼川流れ、西に宮川あり。
南に山連なり村里その中に棊布(きふ)し、大抵昿平(こうへい)の地にて田圃(たんぼ)多く、養水の便よく薪樵(しんしょう)の利あり。

関山・上小松・相川・福光等の諸村は山麓にあるゆえ俗に山郷と称すれども、みな平地に続き春耕(しゅんこう)秋収(しゅうしゅう)の候府下に異ならず。鹿・茸・紫萁(ぜんまい)の類を採り、或は煙草・紅花・地膚(ちふ)を植えて他邦までも(ひさ)ぎ出し生産を資く。

この組の諸村、みな郷名を失えり。
会津郡に属するもの門田荘と称す。

凡て27ヶ村あり(中13ヶ村は会津郡の部に載す)




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