会津郡高久組

陸奥国 会津郡 高久組
大日本地誌大系第31巻 26コマ目、33コマ目

この地府城の西北を続き本郡の東北端にあり。
東は滝沢組・河沼郡代田組に隣り、西は中荒井組・河沼郡坂下組に交わり、南は南青木組に接し、北は河沼郡笈川組に界ふ。
東西1里余(東は代田組倉道村の界より、西は中荒井組真渡村の界に至る)。
南北1里32町余(南は南青木組飯寺村の界より、北は笈川組米丸村の界に至る)。

村里皆広平の地にあり、黒川・鶴沼河その田地を潤し五穀乏しからず。
されども洪水の患あり。
また山林遠く薪樵(しんしょう)の便(むべ)からず。

黒川を限り東にある諸村を東郷と称へ西にある諸村を西郷を称ふ。
東郷は田畝(でんぽ)多く、西郷は菜園多し。
中にも西柳原・深川・幕内等の村々は最も府下に近く、その地多くは菜疏を種て(ひさ)ぎ出し、高瀬・神指・横沼等の村々よりは木綿を織り出し生計の資とす。

諸村皆郷名を失う。共に門田荘と称す。




参考
添付ファイル