大沼郡大塩組

陸奥国 大沼郡 大塩組
大日本地誌大系第33巻 75コマ目


この地府城の西に当たり、本郡の西南と会津郡西北の端とこの組に隷す。
東は大石組に隣り、西は会津郡黒谷組に続き、南は会津郡和泉田組に接し、北は越後国蒲原郡上條組に界ひ猩々森山の峯を限とす。
東西六里(東は大石組本名村の界より、西は黒谷組叶津村の界に至り)。
南北六里(南は和泉田組布沢口村の山界より、北は上條組室谷村の山界に至る)。

南北に高山連なり中を只見川流れ民家その両岸に住し、大岐・藤倉・沼岐・鹿子沢の村々は(やや)深山なり。野尻・大石組々に比すれば田畝(でんぽ)少なく、ただ漁釣採薪の利・蚕織の余業あり。

この組の諸村本郡に属するものは河口郷と称し、会津郡に隷するものは伊北郷と称す。

凡て十一ヶ村あり(中、四ヶ村は会津郡の部に載す)

  • 大塩村
    • 小名:原新田(はらしんでん)田代(たしろ)
    • 端村:土倉(つちくら)西部(にしぶ)
  • 滝沢村
    • 端村:(たき)
  • 田沢村
    • 端村:上田沢(かみたさは)小見(おみ)
  • 横田村
    • 端村:上横田(かみよこた)高根沢(たかねさは)
  • 越河村
    • 端村:上超河(かみこすかわ)橋立(はしたて)
  • 山入村
    • 端村:石塚(いしつか)山中(やまなか)鹿子沢新田(かのこさはしんでん)沼岐(ぬままた)鮭立(さけたて)藤倉(ふちくら)宇津野(うつの)
  • 大岐村

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