スターミー

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スターミー - (2017/06/24 (土) 19:29:26) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/07/22(木) 14:19:40
更新日:2023/10/06 Fri 21:44:59
所要時間:約 10 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに登場するポケモン


図鑑No.121
分類:なぞのポケモン
英語名:Starmie
高さ:1.1m
重さ:80.0kg
タマゴグループ:水中3(性別不明)


特性:はっこう(先頭にすると野生ポケモンの出現率が2倍になる)
  :しぜんかいふく(交換すると状態異常を回復する)
隠れ特性:アナライズ(最後に攻撃すると技の威力が1.3倍になる。相手の交代時にも適用される)

種族値
HP 65
攻撃 75
防御 85
特攻 100
特防 85
素早 115

ヒトデマンに「みずのいし」を使うことで進化
進化してエスパータイプがついた。

ヒトデマンと違い紫色をしており、体部分が互い違いに2層になって幾何学的な形になっている。
その為地元では「宇宙生物ではないか?」と疑われている。


どこの地元か分からないけど…セキチクシティかグレンタウン辺りだろうか。

この部分をスクリューのように回転させて海中を泳ぐという。
中心のコアは七色に光り、夜空に電波を発信している。その為「宇宙と交信しているのでは?」とも言われている。
因みに全ポケモンで唯一図鑑の分類が形容詞である。


・ゲームでのスターミー


進化前のヒトデマンは、海等で釣りをするだけで比較的簡単に入手できる為、みずのいしさえ入手できればすぐに進化させられる。
ただし進化後はレベルアップで覚える技が著しく減るのに注意。
特に「ハイドロポンプ」を覚えさせたければレベル50位まで地道に育てる必要がある。

トレーナーも水道で遭遇するトレーナーが使ってくることが多いが、代表的なのはジムリーダーカスミ
初代ではヒトデマンとスターミーの2体を使うが、ヒトカゲを選んでいるとまたも弱点で相性が悪い。
バブルこうせん(リメイクではみずのはどう)に瞬殺されたヒトカゲやリザードは数知れず、水等倍のポケモンでも火力で押し切られる。
ゼニガメなら初代の思考ルーチン上、たいあたりを優先して使うので耐えるのは楽だが、
こちらも有効打に乏しく、おまけにディフェンダーも使われるのでジリ貧になりやすかった。
かみつくも初代ではまだ悪タイプではなくノーマルタイプの技の為、弱点となりえなかった。
ただしそこまで着く頃にはこちらも弱点を突けるポケモンを捕獲できるので、タケシほどの壁ではない。
とは言え、

「カスミ対策でピカチュウもちゃんとゲットw電気ショックで水ポケモンなんて余裕杉て欠伸が出るわwww」
 ↓
バブル光線でピカチュウ瞬殺
 ↓
( ゚д゚)

なんて経験をしたトレーナーも相当数居ることだろう。
もしくはピカチュウを捕まえないままハナダシティに着いてしまい、
カスミに惨敗して泣く泣くナゾノクサマダツボミを捕まえに行ったりとか。

ちなみに初代の草タイプは大抵毒タイプ複合なので、このスターミーが「ねんりき」などを覚えていたら
フシギダネすらもカモにされ、ほぼ手がつけられなくなっていたのは間違いない。


大乱闘スマッシュブラザーズにも登場。
初代モンスターボールから出現し、プレイヤーの方へ接近した後「スピードスター」を撃つが、接近速度が遅い為振り切られることも多い。

DXXではヒトデマンに変わり、発射までに追尾するようになり、高速で連射するように。
進化前の方が性能良いって…


・対戦でのスターミー


素早さが高めで、特攻の高い優秀なアタッカー。ただ耐久はHPがあまり高くない為低め。

初代は猛威をふるっていたエスパータイプで、最メジャーなポケモン。
時は流れ、現在ではエスパーは落ち目だが、未だに現役で活躍。
なみのり/サイコキネシス/10まんボルト/れいとうビーム』の構成は、初代から現在に至るまでずっと通用するほどである。
ある意味下手な化石ポケモンよりも生きる化石。

ただしこのフルアタ構成では対策もされやすく、ヌケニンで完全に止まる。
一応状態異常や「パワージェム」等で対策可能だがヌケニンピンポイントな感が強く変に対策すると範囲が狭まって本末転倒。

また火力そのものはそう高くはないので、もちもの等で補強したい。
また特殊アタッカーの宿命か特殊受けで止まりやすい。
ハピデ・トマリマス
しかし、呼びやすいことを逆手にとり「トリック」で「こだわりメガネ」を押しつけるのも非常に有効。


技はそこそこレパートリーがあり優秀なものも多く、
攻撃技は水タイプが「なみのり」or「ハイドロポンプ」、エスパータイプが「サイコキネシス」、
サブウェポンに「10まんボルト」or「かみなり」「れいとうビーム」or「ふぶき」「くさむすび」「パワージェム」等。
めざめるパワー」はナットレイハッサムの弱点を突ける炎が有用。

補助技は「あやしいひかり」「いばる」「どくどく」「でんじは」「ちいさくなる」「リフレクター」「ひかりのかべ」
みがわり」「トリック」「こうそくスピン」「スキルスワップ」「ほごしょく」等。
等と言う割に量が多いがなに、気にすることはない

耐久を「コスモパワー」や「じこさいせい」or「ねむる」で補えば、特性の「しぜんかいふく」で状態異常に強く壁役にも。BWで強化された「ちいさくなる」も強力。
また「じゅうりょく」を使い、命中の不安定な大火力技を使うロマン型なんかも。

特性は普通ならしぜんかいふく一択で、状態異常を受けても建て直せるが、スキルスワップ等を意識するならあえてはっこうのままというのも。


その能力とタイプ、技の豊富さ故に御三家に非常に強く、小学生に多い御三家パーティーの天敵である。
しかしジュカインゲッコウガには先手を取られ逆に狩られるので注意が必要。
因みに115という素早さ故にあの役割破壊の鬼ゴウカザルと鉢合わせしても安心して倒せる…てかむしろカモである。まぁ十中八九逃げられるけど…。



余談だがレベル50対戦で「ハイドロポンプ」を使いたい場合はGBAでヒトデマンを育てて送る必要がある。最近はフラットルールであまり気にならなくなったが……
因みに夢特性の「アナライズ」は相手が交代した時でも技の威力が1.3倍になる。しっぺ返し涙目


余談だが初代の97カップの全国大会出場者の一人に「にしきの」という名前で付けていた出場者がいた。
さらにどうでもいいがその人のポケモンのニックネームは全体的にユーモラスなものが多かった。


・アニメでのスターミー





不    遇

その理由は4倍弱点を突けるゴローンに返り討ちにされる上にコアを砕かれたり、ゼニガメに負けたり、
出番がヒトデマンと比べてかなり少なく、挙句の果てにはジムに預けられてそれっきりと散々な扱いを受けていたからだ。
もうちょっと扱いよくしてくれませんかスタッフさん…。


・その他


ポケモン不思議のダンジョンでは、はっこう特性は普通のプレイでは完全にお荷物。攻撃を受ける度にフロアの敵が増える増える増える…。
だがしかし、大部屋の玉+全体攻撃持ちを連れていけば、とんでもない経験値の稼ぎ頭へと変貌を遂げる。通称はっこう稼ぎ。

初代ポケダン赤ではやり過ぎると敵のグラがバグる。(すぐ元に戻るしプレイに支障はきたさない程度)

また時・闇では、はっこうを使いミツハニーとペアでかしこさを大幅に上げられる「おいしいミツ」稼ぎに使われる。
さらに空ではミツハニーに宝箱ドロップ率が上がる専用アイテムがあるので非常においしい。


・『ポケットモンスターSPECIAL


やはりカスミの手持ち。
ジムリーダー対抗戦でアカネミルタンクに勝利したり、
メッセージを描き離れた相手に情報を伝えたり、
カスミにスイクンの意志を伝えたり、
波乗りなど不要とばかりに海上をホバークラフトのごとくかっ飛ばしたりと随所で活躍。

またエメラルドもバトルチューブ攻略の際に上記のテンプレスターミーを使用した。
敵方でもサキの手持ちだったりする。

善悪両サイドで愛用されている。





スターミー「薄幸だからってまた捨てられるんですね;;」
アナライズヒトデマン「厳選が鬼畜だからって森の奥にほったらかしにしないで;;」


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