剣士/ソードマスター(FE)

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剣士/ソードマスター(FE) - (2020/02/29 (土) 20:40:53) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/26(木) 01:45:49
更新日:2024/02/19 Mon 12:03:43
所要時間:約 22 分で読めます




剣士、及びソードマスターとは、『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するクラス(兵種)のひとつ。

【剣士】
華麗な身のこなしで剣を自在に操る、傭兵と人気を二分する本作の花形ユニット。
作品によっては傭兵やソードファイター、侍として扱われる事もある。

力は低いが、それを補って余りある素早さと技で敵を斬り伏せていく。

また「キルソード持ちのイケメン剣士」は、赤と緑の騎士に並ぶファイアーエムブレムの名物である。
って言うか剣士は例外なく美形じゃないですか畜生!

トルード
「呼んだ?」

因みにGBAのキルソード・倭刀持ちは大体敵で現れ、すぐ裏切る。

【ソードマスター】
戦いの中で達人の域に達した剣士が「英雄の証」でクラスチェンジした姿。

クラス補正によるCT率の上昇により、爆発力も兼ね備えた強力なユニット。
「聖戦」以降からクリティカル時のアニメーションがカッコよすぎて濡れる。

目次

【主な運用方法】

  • 乱戦での切り込み役
素早さを生かして、大胆に敵陣の真っ只中に放り込んでみよう。
敵の攻撃をヒラリとかわし、確実にダメージを与えてくれる。砦や森の中に配置したり、武器補正や支援効果で回避を更に上げてやればより効果的。
武器の三すくみが登場してからは、敵キャラに戦士や山賊といった斧を使うユニットが多い事が追い風になり、無双も可能。
ただし、基本的に序盤から騎馬兵等相性の悪い槍使いや命中率の高い剣を使う敵が多く登場するため過信は禁物。

HPや守備力や魔法防御が低い為、必然的に敵の目が集めやすくなる。
よく避けるので「サンダーストーム」等の厄介な遠距離系の魔導書を使い切らせるのにも適任。

  • 時には削り役に
力が低いので敵を倒しきらずに残す事が出来る。速さが高いので、追撃されるのが怖い相手にも効果的。
必殺がでてSATU★GAIしちゃうのはご愛嬌。


【短所】

  • 事故率が高い
剣士の主な死因。敵陣に突っ込ませる……とは書いたが、
あんまり調子にのってヒャッハーしてると乱数に嫌われて一瞬でおだぶつ……というのはよくある話。
確率は所詮確率なのであまり過信しないように。
俗に言う「やっつけ負け」も似たようなもの。

  • 力が低い
削りに関しては長所だが、撃破役としては短所でもある。
急な増援の対処など迅速な敵の処理が求められる状況では、
特に上述の通りアーマー系等の固い敵相手だとキルソードや銀の剣を使っても辛いことが多い。
まぁその場合は「アーマーキラー」等があればなんとかなるが、特効ボーナスが弱い作品では辛い。
ただ、『聖戦』『トラキア』『封印』だと普通にスキルや必殺による高火力で倒せてしまうことも多い。

  • 守備も低い
事故率と被るが、正直脆い。
相性の悪い槍で2回くらい刺されればまず昇天する。
『烈火』『聖魔』では「ソードキラー」なる特効武器も出てきて、自慢の回避も生かせずにかち割られることが多い。
あまり調子に乗らないようにしよう。

  • 攻撃の幅が狭い
使用武器が剣のみなので、三すくみのある作品では槍を持った相手に対抗する手段が限られてくる。
特に間接攻撃できる剣は、槍や斧よりも強いとされているらしく、レア武器として設定されていることが多い。

長所と同じく短所もそれなりにあるが、強力なユニットには違いないので1人いれておけば間違いはない…はず。
回避率が高く守備力が低い、撃破は必殺・奥義頼みと言う偏った性能なので、ゲームバランスの影響を強く受けやすい。
敵の攻撃に命中補正がかかる新紋章ルナティックや、暗器や杖によるデバフやスキルによる戦闘後ダメージが飛び交う暗夜王国等、回避よりも確実に敵の攻撃を受け止められる耐久力が求められる受けゲー寄りの作品では途端に弱くなってしまう。
作品ごとに強弱の変動がもっとも激しい部類なので、先入観ばかりで見るのは難しいようだ。


【主なキャラクター】

暗黒竜と光の剣/紋章の謎(リメイク版含む)

当時はまだ傭兵と同一あつかい。DS版リメイクではここにラディも含まれる。
この頃から速さの重要性が高いゲームなので当然頼りになる。

元祖キルソード持ちのイケメン。かつテラ子安。攻撃性能に非常に優れ、『暗黒竜』最強候補の一角。
SFC版までは「傭兵」だが、リメイク版で剣士に。『紋章』では素早さ初期値が恐ろしいことになっている。

  • サムトー
ナバールのパチモン。旧作では傭兵。
能力は似ても似つかないが、実は育てればそれなりに使える…ただ、剣士系の短所はバッチリ出るようだが。
ナバールが死んだままEDを迎えた時の後日談はサムトーファン必見。
このサムトーはかっこいい。

  • アテナ
『新・暗黒竜』から追加されたユニット。
東方出身で独特な喋り方をするアジアン女性剣士。
成長率はナバールやラディほど高くはないが、育てれば十分戦力となる。

  • マリス
幻の作品『アカネイア戦記』で登場した女剣士。
新・紋章の謎」で戦記が全てリメイク収録され日の目を見る事となった。
それどころか、彼女の父親含めたアカネイア戦記だけで登場していたキャラクター共々、
アリティア軍として新・紋章本編でも登場している為、新・紋章本編の総使用可能ユニット数はシリーズ屈指の数に上った。
けしからん鎧を着たナイスバディな姉御で、素の守備の成長率が0という驚きの紙装甲を誇る俺っ娘。


外伝Echoes

本作では3段階クラスチェンジ制であり、「傭兵」→「剣士」→「魔戦士」となっている。
ユニットの詳細は傭兵の項目を参照。


聖戦の系譜

従来の勇者系である「フォーレスト」と分化する形で「ソードマスター」が登場した、剣士系のデビュー作。
移動力の問題で交戦機会は限られがちな分、一度戦闘が始まると追撃・連続・特殊剣・さらには伝説の武器も交え、恐ろしいほどの強さを発揮する。

親世代に登場するご存じ流星剣。美人。たぶんキルソ剣士の系譜の持ち主。
攻めに回ればこれほど頼れるキャラはいない。運と守備面が頼りないが……。
彼女の子供も非常に強力なので旦那選びは慎重にといって先延ばしにしすぎて、
独身のまま親世代を終わるとソードマスターがシャナンのみに。注意。

前半はショタ、後半はイケメン。おそらく歴代トップクラスのキルソ剣士の系譜の持ち主。
アレスと並び平民プレイの救世主。
能力とスキルは優秀だが、最初から上級職なので爆発的な伸びは期待できない。
ぶっちゃけバルムンク抜きだと厳しい。しかもバグで従弟妹達にとられることも。
実はバルムンクよりスリープの剣使いとか言っちゃいけない。

子世代に登場するアイラの娘。死神兄妹の妹。
従兄を差し置いて子世代最強の女剣士。その強さはもはや言わずもがな。
おっぱいもしっかり遺伝している。というか顔が短髪のアイラにしか見えない。
それだけに、敵国のおバカ兄弟の両方から言い寄られるのも頷ける。


トラキア776

特殊剣スキルが聖戦よりも発動しやすくなり、一戦ごとの戦果が上がりやすくなった。つわもの揃いである。

序盤限定で絶対死なないという超特性を持ったユニット。
無双に捕獲にと八面六臂の大活躍を見せる。
ただし物語中盤で離脱し、終盤で復帰すると超特性は消え、能力も微妙と可哀想な立ち位置。
以前は弓使いだったという話もあるが…?

黒髪セミロング。可愛い。
専用武器やスキル習得イベント、必殺係数等、とにかく優遇されている。
中盤に低レベルで加入するためやや育成に苦労するものの、
ある程度レベルが上がればそこからはどんどん強くなっていく。
数少ない欠点として体格は低いので、盗賊団(捕獲要員)のメンバーとしては微妙。

  • シャナム
名前から分かる通り、シャナンのパチモン。
値切りのスキルを持つ、リーフ盗賊団の生命線。
マリータに流星剣を目覚めさせたという実績もあるが、能力は、まぁ……うん。
前線で戦わせるよりも、素直に買い出し要員として使うのが賢明であろう。

トラキアのキルソード剣士、サバンのシヴァ。サバンが一体何なのかは不明。
なかなかやる程度の相手に殺される、強いのか強くないのかわからないユニット。
成長率が高く「太陽剣」のスキルも優秀なのだが、マリータの影に隠れがち。
これでも三十路で、(イラストレーター曰く)イケメンではないらしい。嘘だっ!

  • トルード
義賊集団ダンディライオンの剣士。
厳ついかつすっきりした渋面と聖戦の蜻蛉取りそっくりなおかっぱロングヘアをしている。立ち絵がナイスガイ。
「見切り」のスキルを持ち、守備面も堅い性能のため、盗…実力は高い。


封印の剣烈火の剣

スキルは廃止されたが『封印』ではソードマスター自体に歴代最強クラスの必殺補正+30%が付与。
さらに武器の命中率が全体的に低く3すくみによる命中補正も±10%でしかなく、不利な槍も低命中なので相性関係なしに回避無双がしやすい。
属するキャラが難易度問わず強いのも追い風である。
またGBAにおける剣士系はキルソードより威力が1劣るが必殺率が5高い『倭刀』を使用できるという特権がある。

振り子調整により『烈火』では必殺補正が15%と半減し、斧を使える勇者に比べるとセールスポイントとしては微妙に。
さらに剣士系の成長率や上限を持ち倭刀も使えるロードのリン、『瞬殺』の技を持つアサシンと剣歩兵のライバルが増加。
該当ユニットの強さでも上記の兵種に差をつけられている感があり、愛以外でソドマスを使う機会が激減した。
武器の命中率の上昇と3すくみ補正が±15%になったので、「封印」のような回避無双は簡単には出来なくなり、已然数の多い槍使いに苦戦を強いられる場面が増えた。

また剣歩兵殺しの斧『ソードキラー』に最も弱いので*1コレを持った奴は絶対に相手にしないようにしたい。
ソードキラーに有利なランスバスターを持たせてもなお脅威なのだから。

『封印の剣』に登場。今作におけるキルソード剣士担当。
その筋のお姉様方、及び斜に構えた厨二の少年達に大人気のイケメン剣士。
歴代でもナバールに対するオマージュが特に強い。
同じ章で加入するクラリーネと支援を組むとさらに大暴れできる。
フィル共々チート過ぎたため、以降の作品の剣士が弱体化することになった戦犯。

『封印の剣』に登場。後述するカレルの姪、つまりカアラの娘。
ポニテ剣士であり、戦闘ムービーではその動きが実に可愛らしい。
父親に似なくて良かったね。
HPと力でルトガーより劣るが、幸運の差で彼女の方が強くなることも多い。

・ケル
「…あんな男が エトルリア宰相ですか
あんな男の為に われらは戦うのですか」

「言うな・・・われらは武人として
その責任をまっとうすることを考えればよい」

サカルートに進んだ場合に戦う敵将。ベルン三竜将の一人ブルーニャの配下。
糞みたいなエトルリア宰相の爺の護衛という任務も嫌な顔一つせず粛々とこなす武人。
実力も高く、特に速さが脅威。ノーマル時でさえ23を誇り、ハードになると およそ27
こちらのエースすら霞んで見える神速ぶり。同作の敵ではブッチギリで最高値。城門の地形効果もあって90近い回避を誇る。
しかし、武器がひかりの剣なのでさほど脅威ではない
相性で有利になれる理魔法で攻めればそれなりに当たるので、それを基点に間接攻撃メインで攻めていきたいところ。

二作続けて登場。
かつては「剣魔」と呼ばれる人斬りだったが、老成してからは「剣聖」となった伝説の剣豪。
『封印』では最初から高レベルの上級職キャラだが、1回しかLvアップできない反動で成長率が異常に高い。
しかし『烈火』ではかなり抑えられているため、ハーケンに出番を奪われることが多々ある。
その一方で剣士系同士で比べると、育てたギィより強いことも多々あるのが何とも言えない。

『烈火の剣』に登場。サカ一の剣士を目指して剣の腕を磨き続ける少年で、恒例のキルソード持ち剣士。
しかし明るい性格のほか、よく背後をとられるなど未熟者としての側面が強く、成熟した実力者揃いな歴代の剣士とはイメージが異なる。
典型的な剣士系成長なのでクラスチェンジしても力が悲惨になりがちで、初期値のカレルに劣ることも多々ある。
同じ剣歩兵にも攻撃の鬼レイヴァン、全体的な成長率で勝り専用武器を持つリンがいるため、影が薄い。
また根気強く育てても終章では最強武器リガルブレイドの使い所が殆んどなかったりする。
一応回避の要となる幸運はそこそこ育つので、上手く伸ばせば回避要員としては割と優秀。

『烈火の剣』に登場。
カレルの妹、後にフィルの母となる人物。兄を探し各地の闘技場を荒らしていた。
若干ブラコン気味。黒髪ストレート+巨乳と隠れ人気キャラ。バアトルマジ勝ち組。
出現・加入条件がかなり厳しく、存在自体知らない人もいたりとか。
しかも終盤低レベルで参入、かつ能力も微妙なので支援会話目当て以外で使われることはほぼない。
フィルを産んだ後に病死し、『封印の剣』では夫・娘・兄の支援会話にてその存在が語られる。

『「烈火の剣』に登場。仲間になりそうでならない。
リーダス兄弟の兄の方で「四牙」と呼ばれる実力者の一角。今作屈指の強敵。
分岐や出現時期で能力が変化するが、いずれの章でも鬼のような強さを誇る。
また、通常攻撃で必殺時のような戦闘アニメが用意されている。
本人の必殺率も相俟って攻撃モーションを見た瞬間「やべぇ必殺喰らった!」と焦ったプレイヤーは多い。

聖魔の光石

概ね『烈火』に準じている。
高速剣士枠という繋がりからなのか、アサシンに分岐CCすることも可能。
アサシンにしない限り、相変わらずソードキラーが脅威となる。

聖魔におけるキルソード持ちの剣士。賭け事が大好きな男。
イケメンだが、力や守備の成長率が微妙なので強い時と弱い時の差がかなり激しい。
実は王子様であり、キャラ的には聖戦のレヴィンに似ている。

同じく聖魔の紫ピンク髪クーデレ超絶美少女。
初期登場の武器はシャムシール。説得はジスト。力弱すぎな緋閃(笑)
ルックスにこだわりがない場合はアサシンにした方が強力。

  • カーライル
エイリーク編14章のボス。イシュメア女王に惚れて国を売ってしまった、ジャハナ王国の軍団長。でも結局女王とは結ばれなかった。
しかもその女王は直後に……。…クズだがちょっとかわいそう。ちゃっかり王子様の剣の師匠でもある。
ボスとしては速さがそこそこ高く玉座に居る為回避が高いが、ステータスは上記のケルやロイドに遥かに劣る。
装備が飛行系に特効を持つ魔法剣「かぜの剣」のため、無暗に飛行系ユニットを送らない限りは苦戦はしないだろう。

  • イシュメア
ジャハナの女王。美しく聡明で、命にかえても聖石を守ろうとする気高さを持つ。
カーライルに粘着されたり、ケセルダに殺されたりと散々な人生。
って言うか、フリーマップで追加された時の能力的にどう見てもこの二人より強い。


蒼炎の軌跡暁の女神

『蒼炎』ではシリーズでもかなり不遇な立ち位置。
必殺補正が消滅、槍使いや守備の高い敵兵が増えた(雑魚敵から昇格したソルジャー含む)、
特効武器の効き目が2倍止まりで火力も出しづらくなった、と基本的に愛以外での採用は厳しい。
また主人公であるアイクがほぼ全ての面でソドマスの上位互換となってしまっている。

『暁』では騎馬兵の弱体化や専門職の必殺補正の復活により歩兵の地位が向上。
手槍や手斧に相当する「風切りの剣」も登場し、間接攻撃のハンデも解消された。
さらに終盤では旋風の剣やヴァーグ・カティ、エタルドと強力な剣が多数手に入る。
これらのテコ入れにより終盤まで主力として活躍することが可能となった。
ただしアーマーキラーがないのでアーマー系の相手はハンマー持ちに任せた方が楽。

おっぱいの成長率Sクラス。可愛い。スキルは『待ち伏せ』
『蒼炎』では力の上限が低い上に敵に槍使いが多く、必殺補正も無しと不遇の極み。
加えて、本作では女性のソドマスは男性よりも力の上限が2低いというオマケ付き。
ラルゴとの支援会話で言われたことが実際にハンデになってしまっている。
一方、『暁』では能力の向上に加えて必殺補正+20も付くため強力。
ただし『待ち伏せ』は「攻撃された時に速さの確率で発動」と弱体化している。

イケメンで良い人と文句の付け所がない。ケモナーだったりする。CMで見殺しにされた人。
『蒼炎』『暁』どちらでもキルソードを携えて参戦するテリウス大陸におけるキルソード剣士枠。
『蒼炎』では力とスキルの差でワユより使いやすいが、どっちにしろ剣歩兵はアイク一人で十分だったり。
一方『暁』ではワユ同様大幅に強化されており、ミカヤ軍、特に第一部において序盤から頼りになる存在。
スキル『連続』は普通に強力で「速さの確率で発動」というのも本人の能力と好相性。
地属性支援で回避力をさらに伸ばすこともできる。

砂の中から拾って登場する唯一のユニット。
初期上級職ながら全体的に能力は高いが、幸運が低すぎるため必殺が怖い。
『蒼炎』で同じソドマスの敵将ホマサを侮った直後に必殺で死ぬと失笑モノ。
続編である『暁』でも相変わらず砂漠に埋まっている。
ヴァーグ・カティを持っているので本人を使わないならひっぺがそう。

エリンシアに仕える水色の髪が美しいおっぱい剣士。スキルは「能力勝負」
暁では一時的に主役→捕らわれヒロインと活躍。捕らわれた時に髪切られちゃった。
『蒼炎』では剣士不遇に加え、登場も遅く能力半端なため、完全に趣味キャラ。
『暁』では第2部で主力として活躍するが、成長率は技・速さ・魔防に特化している。
そのままでは使いづらいものの、極端な育ち方をするという点で拠点成長とは相性が良い。
また女剣聖の速さ・幸運の上限値と地属性支援のおかげでベオク最高の回避力を得られる。

この中で唯一『暁の女神』から登場する剣士。
初期値は外見通り頼りないが、成長率は優秀なので、根気良く育てれば主力として使える。
こいつを育て過ぎてガリア軍が壊滅するのはよくあること。
個人スキルは『怒り』だが、仕様変更のせいで『蒼炎』時代ほど使い勝手は良くない。

北米版では第3部の拠点会話で彼専用の剣「カラドボルグ」を入手できる。
性能は威力15 命中85 必殺5 重さ8 射程1 耐久40 幸運+8。威力が高く、元々高い命中・回避もより強化される。
終章で加護を与えるほどの性能ではないものの、道中で消費するための武器としては破格の性能である。


覚醒

『聖魔』と同じく剣士はソードマスターとアサシンにクラスチェンジ可能。
剣士のスキルは『回避+10』と『待ち伏せ』
ソードマスターは『流星』と剣での攻撃時の攻撃力が上がる『剣の達人』
アサシンは『滅殺』に『すり抜け』と比較的使いやすいものが揃っている。
ただ流星は『月光』や『天空』に比べると発動率の割に効果が微妙かも。
『待ち伏せ』はソーサラーのリザイア地雷にも利用できる。

女が苦手なフェリアの剣士。テラ子安。
キルソード剣士としては珍しく短髪で説得も不要。
技・速さの成長率は良いものの、力が伸びにくく性能的に癖が強い。
剣使いとしてはクロムガイアに枠を奪われがちで、
根気強く育ててもサイリに劣ることも多く、婚活でも相手を選ぶ難儀な男。
技・速さ+3の補正を活かせそうな子供の父親にしたい。

  • サイリ
和風な女性ソードマスター。
初登場時は壁際で敵に挟まれ、まさに「助けて! ○○!」状態。おいその腰に下げた刀は一体なんだ。
上の女嫌いを差し置いてパッケージにも登場。
彼と結婚させようと期待するファンを尻目に、マイユニとしか結婚できない…
そもそも支援自体が少なくマイユニット(性別問わず)と自分の娘、それ以外はチキのみ。
実兄(とも少し違うが)との支援すらない有様。
公式サイトでも紹介されているなどヴァルム大陸編のメインともなるべき人物なのだが、あまりにも扱いが悪い。
初期上級職としてはマシな能力だが、彼女が加入する時期には既に優秀な子世代が登場していることも多い。

  • レンハ
サイリの兄者。敵将として死亡するが、DLCでは異界から別の兄者が自軍加入する。アマツは置いてきた。
他の配信キャラが過去作以上に「実は生きてた」の連発なので、唯一シビアな扱いの彼は逆に浮いている。
配信組の中でも能力が高く、同職のロンクーを殆どの面で上回る。
しかし、配信キャラの仕様上、加入が終章直前で支援もマイユニとしかできないのが残念。
妹のサイリとはDLC「絆の秘湯」で会話イベントがあるものの、やはり支援はない。
強いて言えば速さの上限が高いので他に良い結婚相手が残っていなければマイユニの婿にすると良いかも。

未来からやってきたリズの息子。中二病
母親のリズがペガサスナイト素質を持つため、『疾風迅雷』を継承させると剣士勢随一の強さを得ることができる。
母親が魔法系の能力なのでサンダーソードとの相性も良い。
加入する外伝で、彼で賢者に話しかけると専用武器「ミステルトィン」を入手できる。

『聖戦の系譜』の主人公だが、本作ではロード系ではなくソードマスターとして参戦。
有料DLC『異伝 王対王 決戦編』のクリア報酬の方は『疾風迅雷』持ちなので使える。
速さの上限が低いのが難点。


覚醒はクラスチェンジの自由度が高いのである程度自由に量産できる。
基本的には勇者やアサシンに兵種変更した方がステータス・装備共に優秀なことが多い。
ソードマスター自体はスキルを習得した後はお役御免になりがち。


if

白夜王国の兵種『侍』となり、上級職は『剣聖』か『兵法者』の二択。
暗夜王国のマーシナリー系とは対の関係。

剣士の『回避+10』は自分から攻撃した時に回避+30になる『清流の一撃』になりタイミングが限定された分効果が強力になった。
剣聖は回避補正・必殺補正が復活し、強力なクラスとなった。
兵法者は力と守備がやや高めで剣(刀)に加えて槍(薙刀)斧(金棒)を使用できる、言うなれば歩兵版グレートナイト。
スキルは戦闘後に相手の力を-6とする『力封じ』と互いに被ダメージが10増えるスキル『死線』
守備が低く回避や追撃がしやすい剣士系にとって『死線』は有用なのでこちらを経由してから剣聖にするのも手。

暗夜編以外では武器の相性を逆転する逆刀があるので槍(薙刀)や暗器(手裏剣)使いとも戦いやすい。
また全てのルートで手槍や手斧に相当する小太刀が入手できるため、間接攻撃の格差も解消されている。
武器の耐久が廃止されているのでどちらも気兼ねなく使える。

白夜王国第二王女サクラ臣下のお転婆侍。
力・技・速さがぐんぐん伸びる半面、HPと防御面はからっきしと言う極端な成長率。
戦う相手さえ間違えなければ活躍出来るし、巫女にもクラスチェンジ可能。
最大の問題点はリョウマが強すぎること。

白夜王国第二王子タクミ臣下の侍。
成長率が上級職加入組よりも悪く剣士系ではなくアーマー系の成長傾向となっている。
剣士はスキルを覚えさせるための職業と割り切り、鍛冶や修羅と言ったクラスの方が活躍できる。

白夜王族の長兄で、きょうだい達をまとめる重要な役割を担う。愛称リョウマニキ。またはエビニキ。
専用武器の「雷神刀」の性能に加えて、自身の成長率も高い。ラグズ王のように敵軍が溶けていくほどの強さ。
完璧超人の頼れるアニキ。戦闘だけでなく、支援会話やDLCでも公式チートと言える活躍を見せる。

暗夜王国ではカムイが、彼と一騎打ちで戦わなくてはいけない場面が存在する。
しかも、限界まで育てたとしても追撃を食らうことが多く、
難易度を上げると奥義スキルまで覚えているため、死神アイラや白狼ロイドを彷彿とさせる恐ろしさ。
闘技場等で剣の道を極めた剣聖と一対一で戦うことが如何に無謀なのかを改めて思い知らされる。

  • ヒサメ
ヒナタの息子。破天荒な性格のヒナタを反面教師として育ち、対照的に若年寄りで落ち着いた性格となった。
性格がおじいちゃんなせいかヒサメ自身の成長率は白夜軍全体でも低く、リョウマの完全劣化。
しかしヒナタと違って力・技・速さを中心に割り振りが良いので、扱いやすい。
個人スキルは「待機」コマンドを選択すると1ターンの間、魔防が+4となる『冷静沈着』
上手く使えば魔法系に対する有効な壁となる。

  • フウガ
風の部族の族長。坊主頭と屈強な肉体が特徴。クラスは兵法者。
全ルートでカムイ達の実力を試すために戦いを挑んでくるが、仲間になるのは透魔編のみ。
年齢のせいか成長率はギュンターに次いで低いが、終盤での加入だけあって初期値は高い。
武器レベルも高く3すくみにも柔軟に対応できるため即戦力として使える。
『覚醒』のバジーリオと同様、マイユニットと結婚した場合は子供は黒髪になる。
個人スキルはHPが満タンでない時に命中・回避が10上がる『風の血』
パラレル素質は鬼人系で、転職しても戦いやすい。
ちなみにTCGによれば若かりし頃は侍であり、当時から坊主頭だったようだ。

  • 白夜兵
暗夜編23章で初期配置近くにいる兵法者が『力の叫び」『守備の叫び』持ち。
ルナティックではさらに『速さの叫び』『魔防の叫び』も追加されるので捕獲すれば最高の叫び役になれる。
ルナでは自身のステータスもある程度高く武器レベルもカンストしているので自力での戦闘もこなせる。

  • ???
共通ルートの最後である5章で白夜王国に現れる透明な姿をした軍勢の敵将。
カムイを狙って不思議な力で魔剣ガングレリを爆発させ、これを庇った白夜女王ミコトは命を落とした。
ステータス画面でもフードで顔は見えないが、名前欄には王族であることを示す王冠のアイコンがある。
その正体はかつて暗夜王ガロンの騙し討ちで殺された前白夜王スメラギであり、死後ハイドラの眷属となっていた。
5章では能力が高くとも装備が小太刀なので竜化したカムイなら楽勝だが、透魔編の終盤ではSレベルの刀『葉隠』を携えた最強の眷属として立ちはだかる。
なお透魔編では魔剣ガングレリも持っているが、こちらは序盤でカムイが使ったものと違い戦闘後に自分のHPが削れるデメリットがあるためあまり使わない。


♯FE

♯FE」に登場する剣士のミラージュと、そのミラージュマスター。
弥代は孤高にして至高の一流芸能人で、ナバールとは信頼し合っている。
剣技を披露すると絨毯爆撃マンになる残念なイケメン達。


FEH

剣士は赤属性の歩兵。FEHの問題として、剣キャラ多すぎがある。
特徴のあるキャラを記述する。

  • ナバール/ロンクー
ナレーターがテラ子安だった故にダイレクトで強調された。
ナバールは大英雄戦で少しおいてから実装。

  • カレル
烈火のバージョンが実装。

  • ヒナタ
「獅子奮迅3」を★4で習得することができるので、継承素材として需要がある。
運営もヒナタが継承素材として使われているのを認知しているのか初回★4ピックアップの1人に選ばれ、公式漫画でも獅子奮迅師匠とネタにされた。

  • リョウマ
「雷神刀」が遠距離反撃武器。
原作で覚えた「待ち伏せ」を継承させると強力。


風花雪月

初期兵種→初級職→中級職→上級職→最上級職へとCCできるシステム。
剣士は試験技能が剣術Dの初級職で、マスター習得できるのは『速さ+2』と隣接する味方と入れ替わる『入れ替え』
ソードマスターは試験技能が剣術Aの上級職で、スキルは剣装備時にそれぞれ攻撃力+5の『剣の達人』と必殺+10の『剣必殺+10』、マスター習得でダメージ3割の5連撃『流星』

最上級職としては試験技能が剣術A・理学Bで『剣の達人』『黒魔法の達人』、マスターで『明鏡の一撃』(攻撃時に自分の魔防+6)を習得できる魔法剣士的なエピタフが選ばれやすい。
剣士系の最終到達点が魔法剣士という前例のない扱いに困惑したプレイヤーも多かったが、魔法剣のサンダーソードの使い手としてはトップクラスの能力。
それ以外で剣技能が要求される最上級職は、要求剣術はCで槍と飛行が主体、かつ女性限定のファルコンナイトのみになるため、理学苦手の場合や男性ユニットではソードマスターで止めるのもあり。


追記・修正は剣の名手になってからお願いします。

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