ココロモリ

登録日:2010/10/29 Fri 20:42:38
更新日:2024/03/17 Sun 13:29:49
所要時間:約 4 分で読めます





いろいろな 周波数の 音波を 鼻の 穴から 発射する。 岩を 破壊する 音波も 出す。




■データ


全国図鑑No.528
分類:きゅうあいポケモン
英語名:Swoobat
高さ:0.9m
重さ:10.5kg
タマゴグループ:陸上/飛行
性別比率:♂50♀50


特性:ぶきよう(アイテムを持たせても効果無し)
  /てんねん(相手の能力変化の影響を受けない)

隠れ特性:たんじゅん(能力変化が2倍になる)

HP:67
攻撃:57
防御:55
特攻:77
特防:55
素早:114
合計:425

努力値:素早さ+2

コロモリのなつき度を上げた状態でレベルアップすると進化する。


■概要


ハートマークが付いた鼻が特徴的な青いコウモリのようなポケモン。

BW発売前のかなり早い段階からその姿が公開されていたコロモリの進化形。
その姿を見た時、コロモリの図鑑説明を軽く読み流して多くの人がこう思っただろう

あの目だと思ってたハートマークって鼻だったんだ…

鼻から様々な周波数の音波を発する事が出来、その威力は岩を破壊する事も可能だとか。
またその音波は雄が雌に対する求愛にも使われ、求愛時の音波を聞くと楽しい気分になるらしい。

ちなみによくハハコモリと名前を間違えられる。

鳴き声は「おみそしるー!」と空耳で聞こえるため、ニコニコ動画界隈では偶に視聴者のコメントとしてネタにされる。


■ゲームでのココロモリ


進化前のコロモリはあらゆる洞窟の中に頻繁に登場しまくるという、いわゆる前回までのズバット・ゴルバットポジションに当たるポケモン。
ただし今回は前回程洞窟系のダンジョンが多くないのでズバット・ゴルバット程頻繁に見かけない。
また進化形のココロモリ自体は野生で一切登場しない。

序盤に手に入るエスパーポケモンであり、最初から「ねんりき」を覚えているので即戦力になる。
さらに同作のエスパーの中では際立って高い素早さを持ち、ひこう技も一致で撃てる点からも重宝する。

トレーナーではフキヨセシティジムリーダーの我らがぶっ飛び娘フウロと、ゲームフリークの森本茂樹氏ことモリモトが使用する。
BW2では親がNのコロモリが地下水脈の穴で出会える。


■対戦でのココロモリ


とても高い素早さを持つがそれ以外の能力はとても低く、なんと種類値合計は先輩であるゴルバットを下回る。
特に耐久面は壊滅的でもはや「触れられたら死ぬ」レベル。

発売前のPVでは進化前のコロモリのHPはかなり高く表示されていた(レベル50で進化前にもかかわらず162)はずなのにどうしてこうなった…

エスパーらしく変化技は豊富。
特に「めいそう」「ドわすれ」「かげぶんしん」と積み技が豊富。
しかし他のエスパーとあまり変わらないバリエーションなのでぶっちゃけ微妙…

通常特性は持ち物の効果が発揮出来ない「ぶきよう」、相手の能力変化を無視する「てんねん」。
あのビーダルよろしく特性「てんねん」によりリスクが低くなったいばみがコンボは強力…と思いきや、
コイツの耐久では「いばる」で相手の攻撃が上がってようと上がってなかろうとどちらにせよ即死なのであまり意味がなかったり。
むしろこちらの放つ「あまえる」まで無効化してしまうため「てんねん」でもかなり微妙…

特殊攻撃技は意外と豊富なので、アタッカーにできなくもない。
タイプ一致技では「サイコキネシス」「エアスラッシュ」のほか、「めいそう」等の積み技によって大きく火力を上げる「アシストパワー」。
サブウェポンはエスパーお馴染みの「シャドーボール」「シグナルビーム」のほか、珍しい「ねっぷう」や「ギガドレイン」を備える。
めざめるパワー」のタイプは格闘が相性補完として便利。

ただ、技が優秀でも特攻がかなり低いので微妙…

ここまで聞いてお分かりだろうがかなり不遇…
その不遇さはあのクイタランと並んでBW追加組最底辺に位置するとまで言われている始末…

しかし、隠れ特性「たんじゅん」を得てからはアタッカー型のネックであったの火力が補強しやすくなったため、評価が上昇。
特に「めいそう」で特攻・特防を補いつつ超威力の「アシストパワー」を放つコンボの火力が大きく上がった。

さらにBW2では教え技で「トリック」と「スキルスワップ」を習得できるように。
メリットの無い「ぶきよう」をスキルスワップで相手に押し付けたり、
「ぶきよう」を利用してデメリットアイテムを押し付けたり等、いろいろ「悪さ」ができるようになった。
素の素早さがかなり高いのも追い風か。

また、隠し穴で特性「たんじゅん」のコロモリもゲットでき、今後の活躍に期待がかかる。

WCS2014(カロスダブル)で使える「てだすけ」と「トリックルーム」を両立できるポケモンとしては唯一のひこうタイプという差別化点がも存在していた。

SMでは種族値に調整が入り、HPが10上昇した… コロモリが
進化前に調整が入ったのはコロモリだけであり、SMではコロモリ系統は出現しないので、シナリオ攻略に役に立つわけでもない非常に謎すぎる強化である。
強いて言えばリトルバトルではプラスになる程度か。
トンデモな説だが、コラッタ→ラッタココドラ→コドラのように、「コ」が減ったコロモリの方が進化系と勘違いされたためとも言われる。


■ポケダンでのココロモリ


マグナゲートで初登場。しかし性能はお世辞にも良いとは言えない。

部屋技はおろか周囲技すら覚えられず、範囲攻撃はできない。また、エスパータイプだが「サイケこうせん」は使えず、レベルアップでは正面技しか覚えられない。当然「みだれづき」などの連続技もない。
わざマシンでは「エナジーボール」と「シャドーボール」を覚えられるが、めぼしい技はそのくらい。
運用は趣味の範疇になるだろう。とはいえ、通常ダンジョンなら趣味で活躍させられる分マシなのだが…

レベル5ダンジョンにおいては進化前に次ぐ最弱格。
前述の通りレベルアップで覚えるのは正面技だけ、ステータスはトップクラスに低い、耐性も微妙と、強い部分がない。これでも技とステータスは進化前よりマシではあるが…
そして、特性はぶきよう。つまり装備品は使えない。
とはいえ、マグナゲートでは本家と同じく特性が1匹につき1個になったため、クリアしたいだけならわざわざぶきようの方を使う必要はない。

その難易度は今作のレベル5ダンジョンで最も簡単な「かえらずの地」の時点で相当なものだが、今作最難関の「究極の荒野」に至っては、コロモリ・ココロモリとダンジョンが悪い方向に噛み合っているのもあり更に酷い。特にぶきようコロモリでのクリアに至ってはマグナゲートどころかポケダン最難関とも言われる。


■アニメでの活躍


BW編第2話で、ロケット団ムサシがコロモリをゲットした。
CVは古島清孝。性別はオス。
BW編ではロケット団がシリアスだった事や、コジロウがしばらく手持ちのポケモンをゲットしなかったので、
バトルは勿論逃走時にかぜおこしで煙幕を起こす等活躍の場は多い。が、最終的にはサカキに献上された。出番も少なく、哀れ。
使用技はかぜおこし、エアスラッシュ、めざめるパワー。

「ポケモン総選挙720」ではココロモリは670位、コロモリは717位とバオッキー同様進化前共々散々な結果に。バオッキーは最下位になったので公式からある意味救済を受けたが、こちらはマジで微妙な順位なので恩恵無し。更にサトシ一行とロケット団の手持ちポケモンで700位以内に入れなかったのはコロモリだけである。

デスマス(622位)「コロモリ、お前は泣いていい」



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最終更新:2024年03月17日 13:29