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ゴルダック

登録日:2010/01/31 Sun 00:04:15
更新日:2026/05/24 Sun 17:08:56
所要時間:約 4 分で読めます





手のひらが水かきになっていて泳ぐのが得意。湖などで優雅な姿が見かけられる。


ゴルダックとはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン

■データ


全国図鑑No.55
分類:あひるポケモン
英語名:Golduck
高さ:1.7m
重さ:76.6kg
タマゴグループ:水中1/陸上
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず

特性:ノーてんき(お互いに天気の影響を受けない)
  /しめりけ(お互いに爆発技と特性「ゆうばく」のダメージが不発になる)
隠れ特性:すいすい(天気が雨の時、素早さ2倍)

種族値
HP:80
攻撃:82
防御:78
特攻:95(初代のみ80)
特防:80
素早さ:85
合計:500

経験値:100万タイプ

努力値:特攻+2

コダックがレベル33で進化

■概要


進化前のコダックの間抜けな顔とずんぐりとした体型から一変、スマートな流線型に精悍な顔付きのカッパのような姿になった。

夕暮れに流れの静かな川や湖などで優雅に泳ぐ姿が目撃されることがあり、たまにカッパと間違われることもある。
発達した手足の水掻きと流線型の体のおかげで、泳ぐスピードは金メダリストを遥かに凌ぎ、ポケモンでも随一と言われている。
嵐などで荒れ狂う海も物ともせずに掻き分け、難破船から人を救助することもある。
泳ぎが得意な個体は水泳選手の特訓に付き合うこともある。

額の赤い部分が輝くとき、強力な神通力が使えるという。
一時期、額の赤い部分を触ると神通力を授かると言われ、乱獲された過去を持つ。
だが実際のゲームでは、初代ではまだ「じんつうりき」が存在しなかったため代わりに「ねんりき」を覚えた。自力でエスパー技を使える(当時は)貴重なみずタイプである。
後に「じんつうりき」が正式に技として実装された……が、ゴルダックはそれを覚えない。

名前の由来に関して、進化前のコダックは『子/小+Duck(ダック)(アヒル)』であろうか。
もしくは、コールダック(小型の愛玩用アヒルの種)を縮めた物かもしれない。
ただ、コールダックに関してはコダックではなく、進化後のゴルダックの方の名前の由来の可能性もある。
なお、ゴルダックの英語表記は“Golduck”であり、『Gold(ゴールド)Duck(ダック)』の可能性もある。
まあ、ゴルダック当人に別に金色要素は何もないのだが、金⇒凄いみたいな雑な連想だろうか?
同じく“ゴル”を冠するゴルバットとの関連…??さぁ……。

昔話では、川を汚した人間を水中に引き込み連れ去ったと語られている。
上記の「カッパと間違えられる」点から混同されたのだろうか。
分類は「あひるポケモン」となっているが、翼ではなくしっかりとした手足と鋭い爪、指の間には水掻きがあることから、デザインモチーフはカモノハシと思われる。


■ゲームでのゴルダック


さりげなく全シリーズで登場している皆勤賞ポケモンで、シリーズを重ねるごとに強化されている。
一例で初代〜第三世代では自力でみず技を覚えるのがレベル50台(コダックでも同様)の「ハイドロポンプ」まで無く、それまではマシンを使わなければ「ひっかく」、「ねんりき」、「みだれひっかき」で凌ぐしか無かったが、第四世代からはレベルで覚えられるみず技が増えた。

初代はふたごじまで野生のコダックやゴルダックが出現するほか、「いいつりざお」や「すごいつりざお」でコダックを釣り上げることが可能。
ピカチュウ版以降は6番道路などの水上で「なみのり」している時にも出会えるようになった。

戦闘ではそこまで目立たないが「いあいぎり」と「そらをとぶ」以外のフィールド技を覚えるので秘伝要員として使える。

ポケモンXDではダークポケモンとして登場。XD限定の「あまえる」を覚えている。「じこあんじ」はアゲトビレッジの教え技である「いばる」を教えてもらったポケモンと組み合わせれば「かわらわり」、あるいはゴルダック自体が何らかの物理技を覚えた際に役に立つだろう。

またSVでは「ちょうはつ」を習得したことで「おきみやげ」で自滅するミカルゲやドガースの自滅を防ぎ、
さらに「みずびたし」でゴーストタイプを変更させ、「さいみんじゅつ」で眠らせることができ、特性「しめりけ」で自爆技を封印…と、
捕獲のサポートとして非常に頼りになる(「みねうち」は習得できないので削り役は別に用意しよう)。

金銀HGSSではカスミが使う。

レンタルポケモン

【ポケモンスタジアム2】
97:なみのり/れいとうビーム/スピードスター/どくどく
99・城:なみのり/スピードスター/かなしばり/どくどく
ウルトラ:バブルこうせん/れいとうビーム/ねんりき/かなしばり

最終進化形ではあるが、ウルトラカップの型以外は「なみのり」が使えるのでみずタイプの戦力としては十分頼りになる。
なかでも97カップは技構成が(レンタルの)最終進化形とは思えないくらい強め。みずタイプの代表として選出させるのも全然ありである。

【ポケモンスタジアム金銀】
ニンテンドウ・城:たきのぼり/ねんりき/みだれひっかき/じこあんじ
ウルトラ:ハイドロポンプ/ねんりき/みだれひっかき/じこあんじ

ニンテンドウカップ&ジムリーダーのしろと、ウルトラカップで技構成が異なるポケモンのうちの1体。
一致技が前者では「たきのぼり」だったのが後者では「ハイドロポンプ」にパワーアップしている。「じこあんじ」は他のレンタルポケモンに「いばる」を使わせてコイツにすぐ交代、相手の攻撃2段階アップをコピーできれば儲けものだがそれまでに倒される可能性もあるので無理してはいけない。対象技が「みだれひっかき」なのでそれ自体が安定しないし。
因みにコダックは1体で「いばる」+「じこあんじ」コンボができ、コダックの対象技は「あなをほる」なので溜め技だが「みだれひっかき」よりは安定するだろう。だが裏のウルトラカップでは「じこあんじ」を忘れてしまっており、代わりに「ドわすれ」を覚えているのでこのコンボは使えない。2の方だったら強かったのに…

【エメラルド】
型1:かいがらのすず:れいせいAC:ハイドロポンプ/かわらわり/あなをほる/ひかりのかべ
型2:ラムのみ:きまぐれACS:なみのり/クロスチョップ/いばる/じこあんじ
型3:かいがらのすず:すなおAC:ハイドロポンプ/ふぶき/クロスチョップ/まもる
型4:ピントレンズ:すなおAS:なみのり/れいとうビーム/クロスチョップ/つばめがえし

型2はいばあんじ型。このコンボで「クロスチョップ」をパワーアップさせ、相手を倒していこう。
型4はフルアタ型で持ち物が「ピントレンズ」なので相手に大ダメージを与えやすい。おかげでくさタイプやドラゴンタイプ相手にも返り討ちにできる確率が他の型よりも高い。

【プラチナ・HGSS】
型1:リンドのみ:ひかえめHC:なみのり/サイコキネシス/めいそう/あやしいひかり
型2:かいがらのすず:いじっぱりAS:たきのぼり/シャドークロー/つばめがえし/どろばくだん
型3:ピントレンズ:いじっぱりHA:アクアテール/クロスチョップ/れいとうパンチ/しねんのずつき
型4:ソクノのみ:ひかえめHC:ハイドロポンプ/れいとうビーム/サイコキネシス/シグナルビーム

型1は「めいそう」で特殊技を強化し、「あやしいひかり」で妨害できるので集中して積みやすい。
持ち物のおかげで型1はくさ、型4はでんきで弱点を突いてきた場合ある程度は軽減できる。特に型1はそれこそ「めいそう」と「あやしいひかり」を上手く使えばくさタイプの特殊技なら弱点を突かれてもそれほどダメージは入らない。
型2は物理型だが、何故かそれらに混じって「どろばくだん」を覚えている。多分でんき対策なんだろうが…。
型3は急所型。特に元々急所に当てやすい「クロスチョップ」は急所に当たる確率がさらに高くなる。

【剣盾】
ダイマックスアドベンチャー:すいすい:しおみず/アクアジェット/メガトンキック/いやなおと

すいすいの物理型。だが「あまごい」は覚えていないので他のポケモンに雨を降らしてもらおう。一致技は「アクアジェット」の方は「いやなおと」でダメージを増やせるが「しおみず」の方は特殊技なので若干噛み合わないか。

■アニメでのゴルダック系


オレンジ諸島編で野生の個体が登場。
カスミはそれを手持ちのコダックが進化したと勘違いした。
ムサシアーボックのどくばりを弾き返し、ロケット団を「はかいこうせん」で吹っ飛ばした。
その後、炎の中からポケモンを救出するなどかなりかっこいい活躍をした。


■対戦でのゴルダック


バランスの良い種族値、悪く言うと中途半端
その種族値で型が読みにくいのが長所といったところ。悪く言うと器用貧乏だが……。
比較的特攻が高いが、攻撃も悪くなく両方、威力が高い技を覚えられる。

初代のみずポケモンの中では攻撃・素早さが高めで「のしかかり」や当時「じしん」と同じ威力100の「あなをほる」とはそこそこ相性が良い。
しかしでんきタイプの強豪に対抗できるほどではなく、みずの速攻アタッカーなら当時実質デメリットのないエスパー複合で技も種族値も遥かに優秀なスターミーがいたこと等からマイナーな立ち位置。
物理耐久はスターミーよりやや高いが、特殊種族値が80と低めなため弱点タイプのでんき・くさへの耐久力で劣る上に一致みず技や当時の主力技「ふぶき」の火力もイマイチ。
ちなみにポケモンスタジアム2ジムリーダーの城で全てのポケモンを殿堂入りさせると特別に「ドわすれ」を覚えるコダックが貰えた。模様替えグッズの「きんのトロフィー」が入った「きりのはこ」も持っている。
ただ厳選が鬼畜すぎる上、こちらでもエスパー複合かつ鈍足とはいえ耐久力の高いヤドランがいたため実戦で活躍するには至らず。
DPt以降のゴルダックは「ドわすれ」を自力習得可能だが、金銀の時点でド忘れが弱体化しているので話題に上がらない。

第二世代では特殊が「とくこう」と「とくぼう」に別れ、ゴルダックの場合はとくぼうが特殊据え置き、とくこうが上がって強化されたものの強力なライバルが登場しさらに影が薄くなってしまった。
とは言え「クロスチョップ」を習得できるので、カビゴンで止まらない水ポケモンとして全く使えないわけでは無かった。
「いやなおと」や「さいみんじゅつ」があるため、多少苦手な相手でも強引に突破できる。

同じくみずタイプで器用貧乏なカメックスに比べると特性システムのおかげで独自の強みを活かせるようになった点は恵まれている。
「ノーてんき」は晴れパ砂パといった天気パ潰しに役立ち、逆に晴れパに採用できる貴重な水ポケモンでもある。
晴れパの難点として相手のほのおポケモンを強化してしまう点があるが、それに対する抑止力として使える。
ウネルミナモが使える世代ではまず間違いなくそちらに需要を奪われるが…。
「しめりけ」はダブルなどで爆破退場を潰せる。

ただ現環境では天候パ・爆発技共に使用率が激減しているため「ノーてんき」や「しめりけ」は汎用性の高い特性とは言えなくなっている。
そのため実質的には晴れパのみずタイプ要員か、雨パでの「すいすい」型の2択と言って良い。
後者の場合は競合相手が多いため、やはり技による差別化を考える必要がある。

攻撃技はメインウェポンの「ハイドロポンプ」「たきのぼり」、Ptから先制技の「アクアジェット」
また、サブウェポンも優秀なのが多く、様々な相手に対応できる。
  • サブウェポン
【クロスチョップ】:ハピナスバンギラスなど。「いのちのたま」「たつじんのおび」なら火力不足も補える。
【サイコキネシス】:格闘対策になるが範囲が微妙。何故か(「ねんりき」は覚えるのに)第三世代までマシンが使えずタマゴ遺伝。
めざめるパワー】:草・電気・あたりから選択。
【れいとうビーム】ドラゴンや草対策に。
【シグナルビーム】:対ルンパッパユキノオー専用。
きあいだま】:命中不安定だが範囲と威力は優秀。
けたぐり】:HGSSから。バンギラスやボスゴドラには有効。命中率も安定している。
【こごえるかぜ】:ダブルに有効。一回放てばガブリアス辺りは抜ける。
【パワージェム】:範囲が優秀。への対策に。
【くさむすび】:同タイプへの対策に。
他多数


変化技も有効で、味方のサポートや嫌がらせ等の役割を持てる。
  • 変化技
【さいみんじゅつ】:DPtからはねむりの有効性が低くなったが、それでも脅威は変わらない。
【あやしいひかり】:相手の動きを封じたり出来るが、過信は禁物
【あくび】:相手に交代を促せる技。
【アンコール】:HGSSから。相手の動きを大きく制限させる。
【じこあんじ】:物理型なら、いばるとのコンボに
【かなしばり】:相手のメインウェポン封じたり、調子を狂わせたり……。


上記のように読みにくいポケモンなので、意外な活躍をみせるかもしれない。
使い手の腕が要求される。

余談だがBWからは戦闘中メッセージの仕様変更で特性がすぐバレるようになってしまった(ノーてんきだと登場時に特性発動を知らせるメッセージが入る)。
もっとも、BWだとしめりけはあまり需要がないが。


以下某所より転載のコピペ

そこまで突破力のあるわけでもなく、突破力のないわけでもなく
耐久力があるわけでもなく、耐久力がないわけでもなく
速いわけでもなければ、遅いわけでもないが
サポートできるといったらそこまでできるというわけでもなく、だからといってできないわけでもなく
サブウェポンもそこまでないが、貧弱というわけでもなく
人気があるかといわれたら絶妙で、忘れられてると言われたらそうでもなく、別に地味でもない
誰かの劣化になるかと言ったら特性のおかげでそうでもなく、
かといって特性が無くなると弱くなるわけでもなく
シナリオで手持ちに入れるメリットがあるわけでもなく、かといって役に立たないかと言われるとそうでもなく
見た目がかっこいいわけでもなく、かといって特別ダサいわけでもないが
ネタが豊富な面白ポケモンというわけでもなく、だからといって全くイジれないわけでもなく
進化の可能性が高いわけでもなく、ゲーフリに見捨てられているわけでもない、増田さんのお気に入りポケモン。

本当になんだこのポケモン。


■余談


上でさらっと述べられた通り、コダックはポケモンシリーズのディレクターである増田順一氏のお気に入りポケモンで、彼の名刺にもコダックが描かれている。

初代のTVCMではコダックが唯一鳴き声付きで登場しており、当時を知るプレイヤーには印象的なポケモンである。

『ピカチュウ』のグレンタウンポケモン研究所ではおじいさんがゴルダックを求めており、サイドン(ごんすけ)と交換が可能。
だが交換後におじいさんに話しかけると「こうかんした ゴルダックが しんか しおった」と衝撃的な事を教えてくれる。
ゴルダックは当時は勿論、現在もさらなる進化系は確認されていないポケモンであるが、果たしておじいさんのところに行ったゴルダックは何に進化したのだろうか……。
ちなみに『青』ではこのおじいさんはユンゲラーを求めており、交換後に進化した事を話すので、恐らく『青』のセリフの使い回し&修正忘れと思われる。


追記・修正お願いします。

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最終更新:2026年05月24日 17:08