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破壊輪(遊戯王)

登録日:2011/01/20 Thu 21:06:24
更新日:2026/08/16 Sun 00:31:38
所要時間:約 4 分で読めます






遊戯王』及び『遊戯王OCG』に登場したカード。

《破壊輪/Ring of Destruction》(エラッタ前)
通常罠
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、お互いにその攻撃力分のダメージを受ける。

概要

ゲームボーイソフト『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記遊戯デッキの付属カードとして初収録。海馬のカードなのに…
海馬デッキに付属した《ブラッド・ヴォルス》と共に注目を集めたが、5種のカードの内の3種のみランダムで付属しているため買ったからといって必ずしも手に入る訳ではない。

発動するのにコストが必要無く、好きなタイミングで表側表示のモンスター1体を破壊できるカード。

それだけでも超強力なのにダメージを与えてトドメを刺す事も可能。
そのダメージも破壊したモンスターの攻撃力に依存するために他のバーンカードよりもダメージが大きくなり2000以上の大ダメージは普通。

更には自分のモンスターを破壊して相手に引導を渡す事も出来る。

マッチ戦ではさらに強力になっており、負け確定の状況でも無理矢理引き分けに持ち込んだり、
1戦目で勝利しているならば、2戦目で処理できずとも引き分けを引き起こすことでマッチ勝利条件をより確実に満たす荒業が可能。

そのデッキを選ばない壊れ性能で多くのモンスターと決闘者を爆殺し引き分けを誘発したが、そんな強力なカードにも一応弱点がある。
ダメージは自分も喰らってしまうために劣勢時、終盤は完全に腐る恐れがある。
登場時期は《人造人間-サイコ・ショッカー》より僅かに遅かったため、先生に登壇されると当然こちらが一方的に無力化された。
また、遭遇することは少ないとはいえ下記の《地獄の扉越し銃》など効果ダメージを跳ね返されるカードには要注意。

ショッカー先生はさておき、まだまだ《サンダー・ボルト》などの凶悪カードが暴れ回っていたことや、お互いに効果ダメージというデメリットなどから敬遠されがちで当初は無制限だったが、次第に凶悪カードと認知されるようになり、2001年に制限カードに指定され、多くのパワーカードが規制された2005年に禁止カードになっていた。
2006年に一度制限復帰するも、やはりデッキを選ばず引き分けを頻発させる凶悪さから、1年ほどで再度禁止になった。

海外版は兵器描写の問題でイラストの手榴弾が炎に変わっている。


原作・アニメにおいて

原作では海馬が使用。
攻撃宣言時しか発動できないが、ダメージは相手のみと、後の《炸裂装甲》の上位版じみた性能。こちらもこちらで原作ではよくある壊れカード。
だが、発動のたびに対象を移される。強すぎるが故にまともに発動したことがないカードだったりする。
なんなら初回発動は自分のモンスターにつけられている。

ちなみによく勘違いされてるが、バトルシティルールで禁止されているのは「モンスター・プレイヤーを直接攻撃する魔法カード」であり、罠カードであるこのカードは問題ないと思われる。

アニメ『DM』でも原作の使用場面やアニオリで海馬が使用しているが、効果がOCG準拠になったため、後述の防御輪を併用することで辻褄を合わせている。

アニメ『GX』ではまだ目立っていた三沢が初使用。
敵の防御デッキに対して、自分の《ブラッド・ヴォルス》を破壊してダメージを与え、フィニッシャーとなった。その後、万丈目の嫌がらせにより捨てられてしまう。 
後に万丈目も使用。
複数のノース校生徒の《切り込み隊長》ロックを逆手に取り、《逆ギレパンダ》を破壊してまたフィニッシャーとして活躍した。自分のダメージは《防御輪》できっちり防いでいる。

遊戯王R』ではキースがリストバンドから取り出して伏せたが黒決闘盤のイカサマ防止機能で阻止された。
キース曰く極悪カード。

相性の良いカード


  • 地獄の扉越し銃
自分が受けるダメージを相手に移す銃。
自分はダメージを受けず相手のダメージを2倍に出来る。
しかし優先権の問題で《破壊輪》を発動した直後に相手がカードを発動した場合は封じられてしまう。

5000ライフを払う事で融合モンスターを呼べる最終兵器。
青眼の究極竜》を呼び、↑の銃と組み合わせると相手に9000ダメージを与えられる。
決まればスカッとするがかなり不安定なコンボで1ターンキル自体が嫌われている戦法なので注意。
といってもコイツも禁止と制限をウロウロした果てに、現在では永世禁止カード呼ばわりされる格に。

  • レインボー・ライフ
禁止後に現れたカードだが一応紹介。『GX』にてヨハン(ユベル洗脳下)が使用したカード。
手札を一枚捨て、発動ターンの間の自分へのダメージを回復に変換する。
相手はダメージ、自分は回復で狙いやすいコンボだが手札一枚を犠牲にするのと相手へのダメージが増えないのが微妙。


関連カード


  • 破壊指輪
読みは「はかいリング」、英名は「Destruction Ring」
対象が自分のモンスターのみになりダメージが1000に固定された。

  • 防御輪
アニメで《破壊輪》を原作効果に合わせるために海馬が使用。『GX』では万丈目が使用し、後にOCGにも出る。
OCGでは罠のダメージを0にする効果で《破壊輪》と使用すれば互いにダメージを受けなくなる。……あれ?

  • 生命輪
アニメGXに登場(未OCG化)。が使用した。
破壊に加え、互いに守備力分ライフを回復させる。

  • ヘル・ブラスト
万丈目が使用した罠。自分のモンスターの破壊によって発動する。
破壊できるのは一番攻撃力が低いモンスター、ダメージは半減と大幅に劣化している。

  • コアキリング
見た目も《破壊輪》に似ている通常魔法。
手札のコアキメイルの鋼核を見せて使い、ダメージは1000固定。微妙。



苦手なカード

基本的にバーン対策効果のモンスターには強い。
ブラックフェザー・ドラゴン》や《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》や《デス・ウォンバット》にはバーン効果を発揮しにくいが、破壊効果で倒してしまえばいいからである。

これが一番苦手なのはバーンの難敵、《マテリアルドラゴン》。
《マテリアルドラゴン》が場に存在する限りバーンは回復に変換され、破壊自体を無効化されることも。これもバーンの宿命か。

なお、破壊効果を無効化されると当然バーン効果も発揮されない。なので《スターダスト・ドラゴン》あたりにも注意が必要。

エラッタ

2007年に再度禁止されて以降、ずっと禁止カードだったこのカード。
その後、2015年1月のリミットレギュレーションにてエラッタされて制限復帰。
さらに2018年10月には準制限、2019年1月にはなんと無制限になった。
ちなみに同じタイミングでエラッタ復帰したカードには、《混沌帝龍 -終焉の使者-》《王家の神殿》《現世と冥界の逆転》《死のデッキ破壊ウイルス》《キラー・スネーク》がいる。


《破壊輪/Ring of Destruction》(エラッタ後)
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを破壊し、自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。


同名制限がつき、相手ライフより高い攻撃力のモンスターを選べなくなり、
自分が先にダメージを受けてから相手にダメージ、と言う形になった。

自分のモンスターを対象に選べなくなくなり自分のターンでの発動は不可能。また攻撃力の参照も元々に変化した。
相手のライフより攻撃力の高いモンスターを対象に選べないためトドメの一発には使いにくくなった。
カード名縛りで1ターンに1度しか使えないことにも注意。

自分がダメージを受けてから相手にダメージを与えると言う変更は自分がダメージを受けないといけなくなり、
《デス・ウォンバット》などで自分だけダメージを回避すると言う事はできない。

また破壊してからダメージを与える流れになり、破壊とダメージを与える処理は同時ではなくなった。
モンスターが破壊された時に発動できる効果や自分がダメージを受けた時に発動できる効果もタイミングを逃す。

自分がダメージを受けてライフがゼロになった場合その時点でデュエルが終了する裁定が出ているため引き別けに持ち込むのには使えなくなった。

また自分のモンスターが破壊出来なくなったので《ネフティスの鳳凰神》や《炎王神獣 ガルドニクス》を使った疑似サクリファイスエスケープができなくなった。
さらに対象が相手モンスターのみになったため、自分のモンスターを火力に変換することが不可能になっている。

バーンダメージの参照は元々に変化したことによりフィールド上で攻撃力3000の《トラゴエディア》を破壊しても0ダメージで、
《デーモンの斧》を装備して攻撃力が3050になっている《マハー・ヴァイロ》を破壊しても1550ダメージになる。
逆に妥協召喚して攻撃力が下がっている《神獣王バルバロス》はカードに表記されている攻撃力の3000ダメージとなる。
これを利用し相手のライフが2000の時に妥協召喚されて攻撃力が1800になっている《クリフォート・エイリアス》を破壊することで、
2800ダメージが入り相手のライフより攻撃力の高いモンスターを破壊対象に選べない制限を潜り抜けトドメを刺す事ができる。
収縮などで相手の攻撃力を下げて相手のライフ以下の攻撃力にすると言った方法でも可能。

弱体化しトドメやコンボに使いにくくなり、引き別けに持ち込むのは不可能になったものの、条件つきとは言え、フリーチェーン除去+バーンの恐ろしさはほぼ変わっていない。
汎用性は相変わらず高く採用率も高めで復帰直後から所謂汎用罠の仲間入りを果たしている。
より序盤に使いたいカードになったのが少しネックか。

注意を怠ると足をすくわれかねない1枚である。




エラッタ後の関連カード



《破壊輪廻/Loop of Destruction》
永続罠
(1):このカードのカード名は、魔法&罠ゾーンに存在する限り「破壊輪」として扱う。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターが効果で破壊された場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、お互いに500ダメージを受ける。


《デストロイ・ドラゴン/Destruction Dragon》
融合・効果モンスター
星8/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守3000
このカードは「クリティウスの牙」の効果で自分の手札・フィールドの「破壊輪」を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、破壊したカードがモンスターカードだった場合、その元々の攻撃力分だけ相手にダメージを与える。

海外先行で登場。
《破壊輪》扱いにできる永続罠。そして《破壊輪》+《クリティウスの牙》で出せる融合モンスターである。
後者はアニメで実現していない組み合わせの融合であり、効果は《No.61 ヴォルカザウルス》のような破壊+バーン。ダメージこそ与えられないが魔法罠も破壊できる。
前者はその《デストロイ・ドラゴン》を融合召喚する時に《破壊輪》のリペアとして活躍できる。当時はまだ《破壊輪》が制限カードだったのでそのために作られたカードだと思われる。

しかし「対象を取る起動効果」となったことで、フリーチェーンで発動できた本家《破壊輪》と比較し破壊効果が大幅に悪化している。
この劣化により「破壊もできずダメージも与えられない」状態が発生しやすくなり、明らかに本家よりも使い勝手は悪くなっている。



『編集輪を発動!項目を追記し、お互いにその項目を修正する!!』

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最終更新:2026年08月16日 00:31