ミーア・キャンベル

登録日:2011/02/24(木) 20:09:40
更新日:2019/08/30 Fri 08:59:32
所要時間:約 6 分で読めます




機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。



生年月日:C.E.56年7月2日
星座:蟹座
血液型:O型
年齢:17歳
身長:160cm
体重:47kg
趣味:歌
髪色:ピンク(染色)
瞳:水色(手を加えた可能性あり)
出身:不明


ギルバート・デュランダルラクス・クライン不在を隠蔽し、そしてプロパガンダに利用するために用意した『偽りのラクス・クライン』。

ラクスと瓜二つだが声以外は全て整形手術によるもの。ただし、胸は天然の巨乳
本来は似ても似つかぬ容姿をしており、髪は黒色でソバカスが多めの素朴な顔立ちをしていた。

プラント在住のコーディネーターという以外、家族構成などの素性は殆ど不明。
影武者を演じる事を家族に話したとは考えられず、またデュランダルもそれを容認する筈がなく、家族とは離れて暮らしていたか既に死別したと思われる。
デュランダルが始末させた事も無くもないが、それはリスキー過ぎる上に元々似てはいないので関係性やラクスへの想いを含めてうってつけの人物を探し出したのではないかと思われる。

性格はラクスとかけ離れて天真爛漫かつ明朗、無邪気でかなり積極的。
公にはまだラクスの婚約者とされていたアスラン・ザラには個人的にも好意を抱き、婚約者であろうとして夜這いをしかけたりキスを迫る。
偽物を演じたり議長に促されるままにプロパガンダを流したりと洒落にならないことをしてはいるが、彼女本来の性格は良心的。
ラクスを演じているのは、「彼女に憧れるあまり同一化したかった」ことと、「そういう誘いを持ちかけられた」ことが理由で、決して「ラクスを辱めたい」だとか「単純にお金を稼ぎたかった」という邪な理由ではない。
ラクスを演じるのも約束としては「ラクスが帰るまで」としている(意図と諸々の行為を考えると、議長の方は演じさせるための口車だと思われる)。
また、デュランダルがアスランを見限っている事を立ち聞きした時は、本気でアスランを心配して彼に危険を伝えており、
この事がアスランに脱走を決意させ、重体になりながらも窮地を脱するきっかけとなった。

良くも悪くも大胆な行動力がある点はラクスと共通しており、アスランを振り回しっぱなしだった。
だが、元々無邪気な気持ちで行動していただけに終盤は精神的に追い詰められ、そういう明るい面も鳴りを潜めてしまう。

ラクスとの違いは、ラクスの髪がややウェーブがかっているのに対し、ミーアの髪はストレートで色も少し濃い。髪飾りも星形をしている。
またラクスの所持しているハロはピンクだが、ミーアのハロは赤で、英語をしゃべる。
もっとも、以前のラクスとは曲調や衣装、言動にもギャップがありすぎて(端的に言うと、ミーアのほうがセクシャルでやや下品)、プラントの市民にも違和感を覚えている者が多かった。
ラクスの仕草はおろか細かい人間関係まで叩き込んでおきながら、何故デュランダルがこんな初歩的ミスを犯したのかは不明。
まぁ作中世界の特に男性コーディネーターについてはおっぱいぷるんぷるんだったからか路線変更を歓迎している人も多かった。
やはりコーディネーターも人間ということか。

議長はこのことも見越していたのか、ガチガチにしてもボロが出たりストレスが溜まって良くないと思っていたのか、こちらの方が彼女(ミーア)に合っていると判断したのか…。
まあ色々と考えられる。


しかしながら議長によるプロパガンダの為に用意された影武者ではあるが、彼女の「みんなの為に歌いたい」という気持ちは紛れもない本物だった。

実際、彼女がプラントの市民や多くのザフト兵、地球の住人にまで癒しと希望を与えたのは事実である(原作でも漫画ジ・エッジでも、他ならぬラクス本人から高く評価されている)。
ミーアのライブで、皆が盛り上がる姿を見たラクスが「私もあのような格好をしたほうがいいのでしょうか?」と漏らすシーンもあった。
普通ならその点をクローズアップされて(年下の純情少年を翻弄しそうな性格も相まって)主人公である筈のシンと絡む所だが、そうならないのがDESTINY。
まあ元々関係性が深いのはアスランだけだし、アスラン含めてシン達は地球で忙しかったし、本物のラクスはプラントに中々行けない状況(※プラントから暗殺されかけた)だったから仕方ない。


最初の頃は特別なプロパガンダは行っていなかったと思われる。
本物のラクスも早くから彼女のことは確認していると思われるが、その件だけでは直接的な行動は一切していない。
ただ、議長の思惑と状況の変化に伴って、過激なプロパガンダを行う様になっていった。
ザクウォーリア(ライブ仕様) はその狂気の産物と言えるだろう。


また、ラクスに憧れを抱くようになった経緯としても
登場当初に寂しげな表情で呟いた「『ミーア』は誰にも必要じゃない」という台詞や、調整されたとは考えにくい素顔から、
カイト・マディガンのように遺伝子操作時のバグによる容姿のミスに不満を抱いた親に捨てられ、プラントの施設で育った可能性も決して否定できない。
もしそのような境遇だったなら、「ラクスが戻るまで」という当初の考えから逸れ、徐々に『ラクス・クラインという役割』に依存し執着していくのも納得できるだろうか。

最終的にはラクスを庇い、セイバーガンダムばりにくるくる回って凶弾に倒れた。


死んだ後に日記を見られるという辱めを受けてしまったが、
このことで彼女の本心などがより鮮明になり、そして少女の純真さを利用していた議長の姿が完全に浮き彫りとなり、
日記を見たラクスは「自分が『ラクス・クライン』としての運命から逃げたためにミーアを死に追いやってしまった」と深く後悔し、
自らの運命を受け入れて、戦後プラントの指導者として活動することとなる。


ちなみに本物のラクスの知り合い、特にラクス共々暗殺されかけたアークエンジェル組の多くは彼女の内心を知るまでは微妙な心境だったと思われるが、
砂漠の虎はミーアの熱狂的なファンでレアなCDを多数所持し、ラクスへ振り付け指導やマネージャーに成りすませるほど入れ込んでいた。


ラクスに関しては状況が混迷としていたことと心中の明言はされず、察することが必要だが、
ミーアの方は明確に心理描写が描かれていて単純で分かりやすい。
明るさなどよりも、この分かりやすさや人間臭さがミーアへの好き嫌いを分けていると言っても過言ではないだろう。



【ゲーム】

●スパロボZ
原作同様の結末を迎えるが、ラクスとディアナに平和を願うその想いを汲まれ、自らの意志で想いを世界に伝える舞台を与えられる。
瀕死の体を押しながら『ラクス・クライン』ではなく『ミーア・キャンベル』として、人類の力を結集する事を呼びかけ歌を届けた。
その歌こそが、「君は僕に似ている」。
デュランダル共々、最後の最後に素晴らしい花道が用意されたと言えるだろう。


●スパロボK
途中まではほぼ原作通り。と言うかZAFT側の描写が薄いので空気。
種死最終決戦で、なぜか崩壊するメサイアにいたところをアトリーム人に助けられる。アトリーム人がした唯一の善行である。
その後はラクス自身の頼みで影武者として活動し、ミネルバに乗船しており(エターナルに乗ってるラクスみたいな立ち位置なのだろう)、ステラとレイの生存フラグを立てていると30話(竜宮島ルート)後編で二人を連れて来てくれる。
自軍に参加しているが表向きはプラントにいるため指導者として大っぴらな活動ができないラクスに代わり、
「ラクスならこんな時、こうするはず」と自らの意思で「ラクス・クライン」として矢面に立ち、連合とプラントの共闘を実現したその姿はラクスも感服しており、
なんだかんだでスパロボで一番活躍したミーアかもしれない。


●スパロボL
ラクスが自らの正体を公表するのがザフトとの決戦であるため、死亡そのものがカット…というかやる暇なんてなくなり無事に生存。
歌姫繋がりでランカ&シェリルとのクロスオーバーもある。
エピローグでは自ら正体を公表し、一部からバッシングを浴びてもくじけず『ミーア・キャンベル』として再デビュー。音楽活動を一生懸命頑張っている。
整形した顔がそのままなのはよく突っ込まれるところ


●GENERATION OF C.E.
二周目のEXルートにて使用可能に。
パイロットとしては厳しいものの、戦艦の艦長向きのスキルを複数習得出来る。

歌姫の祈りというラクスとミーアの専用スキルが存在し、なんとラクスよりも早いレベルで習得する事から制作側からの溢れる愛を感じる事が出来る。

「こう見えてもちゃんとマニュアル読んだんだから!」
と、ミーティアに乗って暴れさせる事も出来る自由度の高いゲームな為、一度見ても損はない。


●GジェネWARS
ザクウォーリアにミーアor赤ハロを乗せるとピンクのライブ専用のザクになる。

武装は乏しいが、自軍のテンションを上げる「ラクス・ライブ」は非常に便利。
赤ハロと一緒に出撃すると1ターンで自身以外の自軍キャラが超強気になる事も。
余談だが、MP最大値が200と低く地道に育ててあげるとゴッドガンダム乗せて無双できる様になる、ゴッドフィンガーには専用セリフも有る。






明るい……優しい項目ですわ……これは貴方……?


アタシの追記……修正……どうか……忘れないで…

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