メガリス(遊戯王OCG)

登録日:2019/10/21 Mon 18:48:39
更新日:2019/11/09 Sat 09:49:17
所要時間:約 28分で読めます




メガリスとは遊戯王OCGに登場するカテゴリの一つ。
10期パックのIGNITION ASSAULTで登場した。


概要

属するモンスターはレベル4or8・地属性・岩石族で統一されている。
これだけなら良くあるカテゴリと言えるが、
なんと属するモンスターが全て儀式モンスターに統一されていて、尚且つ専用の儀式魔法はおろか魔法・罠カードにも儀式召喚を行うカードが存在しないと言うとんでもない構成をしている。そして地味に「岩石族初の儀式モンスター」達でもある。どれだけ儀式と岩石族が放置されてたのかよく分かる

この有様ではどっかのエロペンギン
「儀式召喚する魔法のない儀式カテゴリなんて福神漬けのないカレー同然」
と馬鹿にされそうだが、「メガリス」モンスター達には以下の様な共通効果がある。

レベル4
(2):自分or自分・相手メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。

レベル8
(1):(自分・相手のメインフェイズに、)このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。

…そう、なんと「メガリス」モンスター達は儀式モンスターでありながら儀式召喚効果も内蔵したモンスターであり、儀式魔法に依存しなくとも展開出来るカテゴリなのである。
儀式召喚効果を内蔵したモンスターは既に《剣聖の影霊衣ーセフィラセイバー》が存在したが、儀式モンスターが持つのはこれが初めて。
また、一部のモンスターは相手ターンにも発動可能なのでサクリファイス・エスケープや奇襲と言った使い方も可能。

さらにレベル4の「メガリス」の効果をもう一度良く見て欲しい。
手札から儀式モンスター1体を特殊召喚する。
…そう、儀式召喚先を指定してないのである。
つまり、専用儀式魔法を入れなくてもカテゴリ外の儀式モンスターを採用出来るのである。

上記の相手ターンに儀式召喚する効果と合わせて「相手の動きに合わせた妨害効果持ち儀式モンスターをぶつける」相手ターンに動ける儀式カテゴリが【メガリス】の戦術なのである。

ちなみに「メガリス」(=megalith)とは有史以前に創られた物の内、加工なし若しくはごく簡単な加工を施された巨大な石を積み上げて創られた原始的な遺跡の事を指し、巨石記念物(=megalithic monument)とも呼ばれる。
有名どころで言えば倫敦の若大将が三日三晩持ち上げてたストーンヘンジが該当する。
岩石族の儀式モンスターに冠するカテゴリとしてこれ程相応しい名前はないと思われる。



所属カード

天使や悪魔などを象った彫刻の様な姿をしているのが特徴。
モンスターの名前は「オリンピアの天使」から取られており、台座の色がその天使が支配する惑星を連想させる色になっている。
(初登場時点、7体のうち月を支配するフルのみ元ネタに使用されていない)
また、各モンスターと《メガリス・エマージョン》のイラストから察するにレベル8の「メガリス」はレベル4「メガリス」の台座の裏から召喚される模様。


下級儀式モンスター

全員がレベル4で統一されている。
前述の儀式召喚効果に加えて、儀式召喚に成功した時に発動する固有効果を持つ。
また、レベル4でありながら全員が守備力2500以上と下手な上級モンスターでは突破出来ない高さを誇る。


《メガリス・オフィエル》
儀式・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1600/守2500
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「メガリス・オフィエル」以外の「メガリス」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
水星を支配する天使の名を冠する「メガリス」。
固有効果は同名以外の「メガリス」モンスターのサーチ。
サーチした「メガリス」は(2)の効果で即座に儀式召喚or儀式召喚のリリースに活用出来るのでデッキの回転率を上げる【メガリス】最重要カードと言っても過言ではない。


《メガリス・ハギト》
儀式・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1300/守2600
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「メガリス」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
金星を支配する天使の名を冠する「メガリス」。悪魔みたいな黒い石像だけど
固有効果は「メガリス」魔法・罠のサーチ。
兎にも角にも後述する《メガリス・ポータル》をサーチしたい。


《メガリス・オク》
儀式・効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1000/守2700
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
その後、手札を1枚選んで捨てる。
(2):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
フィールドのこのカードを含む自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
太陽を支配する天使の名を冠する「メガリス」。そして《アラトロン》が出る度に壊される苦労人
下級「メガリス」の中で唯一相手ターンにも儀式召喚出来る効果を持つ重要モンスター。出来ればこのカードを場に出した状態で相手にターンを渡したい。
固有効果は手札交換。手札事故を起こしやすい【メガリス】では非常に有難い。



上級儀式モンスター

全員がレベル8で統一されている。
前述の通り手札から捨てて儀式召喚する効果を持つがそれぞれが場に居る時に強力な効果を持つ為、初動以外ではなるべく使わない方が良い。


《メガリス・ファレグ》
儀式・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2500/守1200
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分の墓地の儀式モンスターの数×300アップする。
火星を支配する天使の名を冠する「メガリス」。
対応する下級「メガリス」は《オフィエル》。
墓地の儀式モンスターの数だけ自分含めた味方全員のステータスを上げる【メガリス】のメインアタッカー。
下級「メガリス」の効果で出すだけでも2800、「メガリス」をリリースして出せば3100と及第点以上の打点を叩き出せる。
《ベトール》等で相手を更地にしてからの一斉攻撃が【メガリス】の主な勝ち筋。


《メガリス・ベトール》
儀式・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻1500/守2600
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):このカードが儀式召喚に成功した場合、
自分の墓地の儀式モンスターの種類の数まで相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
木星を支配する天使の名を冠する「メガリス」。どう見ても魔物?言うな
対応する下級「メガリス」は《ハギト》。
儀式召喚時に墓地の儀式モンスターの数だけ相手のカードを破壊する固有効果を持つ。
攻撃力は低く守備力が高いので、出来れば相手ターンに出して盤面を荒らして妨害したい。


《メガリス・アラトロン》
儀式・効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻2000/守3000
「メガリス」カードにより降臨。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、このカードを手札から捨てて発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「メガリス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分フィールドのカードを対象とする相手の効果が発動した時に発動できる。
自分の墓地から儀式モンスター1体を選んでデッキの一番下に戻し、
その発動を無効にし破壊する。
土星を支配する天使の名を冠する「メガリス」。四つ首の黒いドラゴンに天使の名前は無理がある?…知ら管
対応する下級「メガリス」は《オク》。
上級「メガリス」唯一の相手ターンにも儀式召喚出来る効果を持つ。
場にいる時の固有効果で自分のカードを対象を取る相手の効果の発動を無効化し破壊する非常に優秀なカウンター効果を持つので場に出すか手札に抱え込むか非常に迷う。
カウンターのコストに墓地の儀式モンスターをデッキボトムに戻すのが《ファレグ》《ベトール》と噛み合わせが良くないので、出しどころには気をつけたい。



魔法カード

フィールド魔法の《メガリス・ポータル》のみ該当。


《メガリス・ポータル》
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):儀式召喚したモンスターはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
(2):「メガリス」モンスターが特殊召喚された場合、
自分の墓地の儀式モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
儀式モンスターに1ターン1度の戦闘破壊耐性を与え、「メガリス」が特殊召喚された時に墓地の儀式モンスターをサルベージする効果を持つフィールド魔法。
【メガリス】は下級「メガリス」の効果で儀式召喚してデッキを回していくので消費を抑える為にも早めに発動しておきたい。
何気に「メガリス」以外も回収出来るのがポイント。
ただし、サルベージ効果そのものは《ファレグ》《ベトール》とはアンチシナジーな点には注意。



罠カード

現状では永続罠のみ存在。正直言って時代の割に効果が微妙過ぎる


《メガリス・プロモーション》
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルをターン終了時まで元々のレベルの倍にする。
自分の下級モンスターのレベルを倍にする永続罠。
下級「メガリス」1枚で上級「メガリス」に繋げられる。
また、「メガリス」モンスター以外にも使えるので他の儀式召喚やシンクロ・エクシーズのレベル調整、《同胞の絆》でのリクルート先の拡張等にも応用可能。
…と言うか他のデッキでこそ輝ける効果とも言える。
???「俺の《レベル・クロス》のほぼ上位互換じゃねぇか!ふざけやがって!なんで俺に気持t(ry」


《メガリス・エマージョン》
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「メガリス」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
墓地から「メガリス」を蘇生させる永続罠。
ただし守備表示の蘇生なので追撃には使えず、そもそも「メガリス」は儀式モンスターなので蘇生制限を満たさないと蘇生出来ないので要注意。
蘇生モンスターが場を離れたらデッキの一番下に戻るのでサーチ先の補充にもなるが、【メガリス】は墓地の儀式モンスターの数が重要なので可能ならエクシーズに使って墓地に戻せる様にしたい所。



相性の良いカード

来いよベネット!儀式魔法なんて捨ててかかって来い!!」と言わんばかりの新機軸ではあるものの儀式サポート自体は豊富であり、岩石族サポートや他カテゴリの儀式モンスターも組み込めるので儀式魔法がなくとも選択肢は豊富。


《高等儀式術》・《大地讃頌》・《魔神儀の祝誕》

儀式魔法を使わないと言ったな。あれは嘘だ。
と言うのもサーチ・手札交換・儀式召喚でデッキを回す下級「メガリス」は場に出さなければならないので上級「メガリス」の効果を使わずに下級を出せる手段があればやはり欲しい所。
また儀式の基本的なルールの絡みもあり(詳しくは後述)、下級の効果を使わずに上級を出せる手段は確保しておきたい。
儀式魔法を搭載する事で「魔神儀」を代表とした儀式サポートも組み込みやすくなる利点もあるので余程の拘りが無ければこれらの内1・2種ぐらいは入れたい所。

霊魂鳥神

役立たずの部下達をほっぽって来た相手のモンスターor魔法罠を3枚までバウンス出来る彦星と織姫。
《オク》の効果で相手ターンに儀式召喚する事で相手の戦略を大いに狂わせる事が可能。
《ベトール》と役割が被るが、こちらは
・破壊耐性持ちも退かせる
・除去出来る数に上限がある代わりに墓地の儀式モンスターの数に左右されない
・場に☆4のトークン2体を残して手札に戻るので再度の儀式召喚や次の儀式召喚のコストに流用出来たりも可能
と言った違いから差別化は容易。

ジェムナイト

岩石族との融合に高打点の《ジェムナイト・ジルコニア》が存在する為、《ブリリアント・フュージョン》からデッキの「メガリス」を墓地に落としつつ展開可能。
攻撃力を戻さなくとも《ジルコニア》が☆8なので儀式のリリースやランク8エクシーズに流用出来る上、バニラの「ジェムナイト」も《高等儀式術》のコストに転用出来る。
バニラの「ジェムナイト」を多めに積めば《ジェムナイト・マスターダイヤ》や《ジェムナイトレディ・ブリリアント・ダイヤ》も採用可能。

聖刻

バニラドラゴンをリクルートする効果を持つドラゴン族カテゴリ。リリース元の確保に。
余ったバニラドラゴンの処理として《高等儀式術》も併せて採用したい。
中でも《ドラゴンヌート》は《プロモーション》で対象に取ればレベル8を2体並べる事が可能になるので儀式召喚だけでなくランク8エクシーズも狙え、《竜核の呪霊者》をリクルートしたなら《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》も出せる。

魔神儀

ご存知儀式召喚サポートカテゴリ。
儀式モンスターが多めの構成となるので《ペンシルベル》・《タリスマンドラ》から好きな「メガリス」をサーチ・サルベージ可能。
また《隠れ房》の除去効果が下級「メガリス」を出してアドバンテージを稼ぐ【メガリス】の序盤の動きに噛み合うのも大きい。
《祝誕》は数少ない「メガリス」を儀式召喚出来る儀式魔法なのもポイント。

影霊衣

儀式召喚の完了形。
儀式モンスター全員が「手札から捨てる事で発動する効果」を持つので墓地に儀式モンスターが溜まりやすく、間接的に上級「メガリス」のサポートとなる。
「影霊衣」側からしても儀式モンスターや儀式魔法のレベル・リリース元の制約をある程度無視して展開出来る手段が増えるのは有難い。
また、相手ターンに《トリシューラの影霊衣》や《ユニコールの影霊衣》を出して妨害も可能。
上記の「魔神儀」を絡めれば相手ターンに《sophiaの影霊衣》をぶち込む浪漫コンボも。

虚竜魔王アモルファクターP

儀式召喚時に次の相手のメインフェイズ1をスキップさせる魔王。
相手ターンではなく自分のターン、特に自分が先攻を取った場合に呼び出す筆頭。
同じ地属性なので《大地讃頌》を、サーチ効果の関係でバニラPの《竜魔王ベクターP》を積めるので《高等儀式術》を共有出来るのも大きい。
融合・シンクロ・エクシーズの効果を封じる事も出来るが、リンクモンスターには無力なので油断は禁物。

原始生命態ニビル

皆大好きソリティア絶対許さない隕石。
《御影志士》のサーチで手札に加えるだけでも牽制となり、出てきたトークンも《ベトール》で処理可能。
打点も高めなので後述の《E-HERO ダーク・ガイア》の素材にもうってつけ。
ただし儀式召喚を繰り返す【メガリス】もニビルの格好の的だと言う事は肝に銘じておきたい。

《コアキメイル・ウォール》《ガーディアン》《サンドマン》《オーバードーズ》

ご存知岩石メタビート4兄弟。
「メガリス」は全員岩石族なので維持コストも簡単に賄える。
全員☆4なので下級「メガリス」のリリース元にもなれる上、並べればランク4エクシーズにもアクセス可能。

《古聖戴サウラヴィス》

手札から捨てる事で自分のモンスターを対象に取る効果の発動を止め、場から手札に戻す事で相手の特殊召喚を無効にして除外する2つの誘発即時効果を持つ儀式モンスター。
相手の妨害をしつつ墓地に行けるので上級「メガリス」のサポートとして非常に優秀。

《センジュ・ゴッド》・《マンジュ・ゴッド》

儀式モンスターサーチャー。
好きな「メガリス」をサーチしつつ、そのまま下級「メガリス」のリリース元にもなれる。

《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》・《干ばつの石像》

特殊召喚メタの岩石族モンスター。自分も特殊召喚出来なくなるので制圧布陣を敷いた後のダメ押しに。
《干ばつの石像》は「メガリス」が地属性なので早めに出しても動きの邪魔にならず同属性の儀式召喚も阻害しないが、構築の幅が狭まる上に相手の地属性の特殊召喚も許してしまうのでロックの強度自体は《フォッシル・ダイナ・パキケファロ》に劣る点には要注意。

《ブロックドラゴン》

手札・墓地の岩石族3体を除外して出せる☆8特殊召喚モンスター。
場の岩石族に効果破壊耐性を与え、墓地に送られたら☆の合計が8になる様に岩石族をサーチ出来る。
墓地に「メガリス」=岩石族が溜まりやすい【メガリス】では非常に出しやすく、なんの耐性を持たない「メガリス」に効果破壊耐性を与え、リリース元にすれば後続の「メガリス」をサーチしてくると言う具合に完璧に噛み合ったモンスター。

マジシャン・オブ・ブラックカオス・MAX

特殊召喚時にモンスター1体をリリースして相手のモンスター効果の発動を封殺する儀式モンスター。
相手ターンに呼び出せば相手の展開を止められ、自分のターンに出せば相手の手札誘発を止められる。
戦闘勝利時に墓地の魔法カードを回収する効果もあり、儀式魔法やドローソース等の再利用も可能。

《礫岩の霊長ーコングレード》

通常召喚出来ないが、相手が手札・デッキからカードを墓地に送った時にセットでき、リバース時にカードを2枚まで破壊出来る岩石族なゴリラ。
攻撃力も3000と高い為メインアタッカーとして十分に働け、☆8なので儀式のリリースやランク8エクシーズにも繋げられる。
《御影志士》を採用してるならあちらの効果でもセット可能。

レスキューラビット

デッキから同名下級バニラを2体リクルート。
《高等儀式術》との併用が前提となるが、後述する《御影志士》を始めとしたランク4エクシーズを呼びやすくなる。

E-HERO ダーク・ガイア

「メガリス」は全員岩石族なので融合素材になる。
E-HERO アダスター・ゴールド》と《ダーク・コーリング》のセットを組み込むだけで出せ、最低でも3100と及第点以上の打点になる。

ランク4・ランク8エクシーズ

基本的にエクストラに頼らずとも戦えるが、戦術の補強や《エマージョン》のデメリット回避の為に採用する事も多い。ただし、エクシーズはレベルを持たないので儀式のリリースに使えず、基本的にリンク素材でしか退かせない点には注意。
ランク4なら岩石族エクシーズに
・岩石族をなんでもサーチorセット出来る《御影志士》
・モンスター回収&ドローが出来る上、《高等儀式術》で落としたバニラの蘇生も出来る《ダイガスタ・エメラル
・モンスター効果を封殺する《No.106 巨岩掌ジャイアント・ハンド
・下級「メガリス」をサルベージして使い回せる《No.55 ゴゴゴゴライアス
辺りが、
岩石族以外なら
・《ベトール》で処理出来ない破壊耐性持ちへ《鳥銃士カステル
・効果も効かない大型モンスターの処理に《No.39 希望皇ホープ》+《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》のセット
辺り、
ランク8の岩石族エクシーズには
・墓地のモンスターの数だけパンプアップ&効果破壊耐性&モンスターの蘇生を封じる《No.68 摩天牢サンダルフォン》が、
岩石族以外なら
・場のカードを効果から守る《神竜騎士 フェルグラント》
・魔法を無効化しつつ攻撃対象変更も出来る《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》
・NTRの達人《銀河眼の光波竜》
・デッキトップを当てたら手札に、外したら墓地肥やししつつデッキバウンスが出来る《森羅の守神 アルセイ》
辺りが候補か。

ミセス・レディエント》・《崔嵬の地霊使いアウス

地属性モンスターを素材に指定するリンク2モンスター達。
前者は地属性2体要求で地属性の強化と風属性の弱体化、被破壊時に墓地の地属性サルベージと幅広く使える。
後者は地属性は1体で良くて、相手の墓地から地属性を奪い、被破壊時に守備力1500以下の地属性サーチを持つ。
NTR効果は汎用性の高い地属性モンスターに《増殖するG》や《ダイナレスラー・パンクラトプス》がいる為狙いやすいが、サーチに対応してる「メガリス」は《ファレグ》しかいないので注意。

焔凰神-ネフティス

素材に儀式モンスターを指定し、素材に使った儀式モンスターの数に応じて強化されるリンク3。
儀式を2体素材にするだけでも攻撃力3600の破壊耐性持ちに化けるので《ファレグ》以外の打点に乏しい【メガリス】には非常に有り難い打点要員。

《クロシープ》

「メガリス」と同期のリンク2。
リンク先にモンスターが特殊召喚された時、リンク先にいるモンスターの種類に応じた効果を発動するモンスターで、
儀式モンスターの場合は2枚ドローして2枚捨てると言う手札交換能力が発動する為、デッキの回転力が向上する。
素材指定が「カード名が異なるモンスター2体」と非常に緩く、エクシーズモンスターの処理にも最適。
ちなみにエクシーズモンスターの場合は相手モンスター全体の攻撃力700ダウンと控えめな効果。

《儀式の準備》

戦略の要である下級「メガリス」をサーチ。
儀式魔法を採用してるならついでにサルベージも可能。

《契約の履行》

墓地に溜まった「メガリス」を蘇生。
下級を出して更にデッキを回したり《ファレグ》を蘇生して一気に勝負を仕掛けたり。
ただし、大量に儀式モンスターを墓地に送る関係上、どれが蘇生制限を満たしててどれが満たしてないかをしっかり把握しておこう。

《限定解除》

儀式モンスターを手札から強制召喚。
攻撃不可・エンドフェイズに破壊・蘇生制限を満たせないデメリットはあるが効果は使えるので、とにかく下級「メガリス」を出してデッキを回したい手段として。

《強欲で金満な壺》

エクストラを使わない構築ならノーコストのドローカードに。

《トレード・イン》

上級「メガリス」を含め、☆8モンスターが多くなるので事故防止・デッキの回転力を上げる為に。

《モンスターゲート》・《名推理》・《隣の芝刈り

こちらは上級「メガリス」により比重を置いた戦術に用いる。
下級「メガリス」ではなくこれら3枚を使って素早く墓地に儀式モンスターを大量に溜め、超火力となった《ファレグ》で1ショットキルを狙う浪漫溢れる構築。
「メガリス」だけでは7600と微妙に届かない為、他の儀式モンスターも採用して火力を補強したい。



弱点

一度回り出すと恐ろしい程の回転力を見せる【メガリス】だが、やはり相応の弱点が存在する。

墓地除外

一番キツい。
戦術の根幹が「下級で儀式召喚を繰り返してデッキを回転させ、墓地に儀式モンスターを溜めて上級に繋ぐ」点にある為、《マクロコスモス》や《次元の裂け目》を張られてしまうと上級「メガリス」が思うように機能しなくなり一気に勝ち目が薄くなる。
また、蘇生・サルベージしようとした「メガリス」に《D.D.クロウ》を撃ち込まれるのも下手すればサイクルが止まってしまうので厳しいものがある。

下級「メガリス」狙い撃ち

下級「メガリス」の効果は場に出さないと儀式召喚効果が使えない為、《エフェクト・ヴェーラー》や《幽鬼うさぎ》の格好の的になる。
また、下級「メガリス」に破壊・除外・バウンスを撃たれても儀式召喚効果が不発となる(下級「メガリス」の儀式効果は「『フィールドに居る自身を含めてリリース』して儀式召喚を行う」為、肝心の下級「メガリス」自身が居なくなると効果が発動出来なくなる。)ので狙い撃ちされると回転が止まる。

手札事故

TCGでは切っても切れない手札事故だが、【メガリス】に於いてはただでさえ儀式召喚主体のデッキは手札事故を起こしやすいにも関わらず、儀式モンスターが多めの比率となるので更に手札事故を起こしやすくなっている。
上級「メガリス」は手札から捨てて、下級「メガリス」は場から儀式召喚効果を使える為、手札が儀式モンスター塗れでも動けるが、実は下級「メガリス」の儀式召喚効果にも思わぬ落とし穴が存在する。

下級メガリスの「このカードを含めてモンスターをリリースし儀式召喚を行う。」という効果の短所

儀式召喚の基本ルールとして「必要以上のリリースは行えない」と言う物が存在する。
一見当たり前の事に見えるが、このルールと下級「メガリス」の効果を照らし合わせると、「下級「メガリス」の効果で☆5以上のモンスターを儀式召喚する際、他にリリース元は儀式召喚するモンスター未満のレベルを持つモンスターを使わなければならない」と言うルールになる。
端的に言うと場が下級「メガリス」が1体、手札が上級「メガリス」のみの場合、下級「メガリス」の効果で手札の上級「メガリス」を儀式召喚することはできない。(儀式魔人等は除く)
どう言う事かと言うと、前述の通り、下級「メガリス」の儀式効果は「『フィールドに居る自身を含めてリリース』して儀式召喚を行う」。
つまり、リリース元に効果を発動した下級「メガリス」を使う事が固定された状態となる。
そこに「必要以上のリリースは行えない」つまり、「1体でリリースを賄えるならそれ以上リリース出来ない」のルールが加わると…

1.☆8の《ベトール》の儀式召喚に☆8の《ファレグ》を使いたい。☆4の《オク》の効果で《ファレグ》と併せてリリースするぞ。
2.ちょっと待って、《ファレグ》は☆8だから1体でリリース条件満たしちゃう。だから《オク》と一緒にリリース出来ない。合わせるなら☆4〜☆7のリリースじゃないと。
3.そんなー…

…こう言う事態が発生する。
特に《儀式の供物》の様に1枚でリリースを賄えるモンスターが存在しない儀式召喚主体のデッキにおいては、カード消費を抑える為に「儀式モンスターと同じレベルのモンスターを多く採用し、1枚でリリースを賄える様にする」と言った工夫をする事が多く、そう言った経験を積んだ決闘者程、この落とし穴に嵌るのである。
この基本的なルールの所為でより手札事故が起こりやすくなってるのが【メガリス】なのである。



追記・修正はストーンヘンジを三日三晩持ち上げてからお願いします。

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