登録日:2019/11/22 Fri 09:38:35
更新日:2024/12/29 Sun 13:12:46
所要時間:約 3 分で読めます
負けると不機嫌になるからね……。
ま、あたしが負けるわけ無いけど!
出典:ポケットモンスター、99話『スパイクタウンのマリィ!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
概要
一人称は「あたし」、もしくは「マリィ」。
二人称については、主人公のことは、「あんた」と呼ぶ。
剃り込みの入った黒髪
ツインテールに
ピンクのミニ丈ワンピース、パンク系のファッションが特徴。
相棒に本作初登場の
モルペコがおり、大体モンスターボールには入れずに連れ歩いている。
故郷はガラル地方スパイクタウン。ある目的を持ってジムチャレンジャーとなる。
背番号は960。「
苦労」、若しくは「黒」、「クロウ」の語呂合わせか。
見た目に違わず冷静でクールな性格だが、根は優しく常識人。
主人公のことは良き好敵手と見て、ライバルだからと馴れ合いを好まないところはあるものの、対抗意識を剥き出しにして突っ掛かるでもなく、かと言って冷たくするでもなくベタベタくるでもなく、ごく普通に接している。
だが、時折本音が出てしまうと……!
「あたしも パワーアップ したけんね! あんたに ぜーんぶ ぶつけるからッ!」
まさかの博多弁。(いや、正確には
ホウエン弁と言うべきか。)
これにやられたプレイヤーも多いと思われる。
もしかしたら、両親か祖父母が
ホウエン地方の出身なのかもしれない(ただしホウエン弁を話す理由の掘り下げは特に無い)。
その容姿と冷静な試合運びから、「
エール団」という謎の組織から応援されており、彼らからは「
お嬢」と呼ばれている。
舎弟かな……?
だが、マリィは団員らの応援は確かに心強く思っているものの、
他のトレーナーへの妨害行為など度が過ぎる行動にはやや迷惑しており、諌めて止めさせている他、迷惑を被った相手に対しては彼らに代わって自ら謝罪しているなど、
良識に溢れたとてもいい子。
なおエール団以外にもファンはいるようで、
シュートシティの女性NPCは「マリィにサインしてもらえた」と嬉しそうに語っている。
モンスターボールはダークボールを使う。
ちなみに短いスカートであるにもかかわらず、野球のピッチングのような豪快なフォームで投げる。
以下、ネタバレ注意
実は
スパイクタウンジムリーダーであるネズの妹。
彼のことは「
アニキ」と呼んでおり、兄妹仲は良い。
エール団も過去作のような
悪の組織の系列ではなく、この町のジムトレーナー達だった。
寂れていくスパイクタウンの現状を憂えていた彼らは、
「マリィがチャンピオンになれば町興しになる」と考え、他のトレーナーへの妨害工作を行っていたのだ。
マリィ自身はそのことをよく知らなかった様子だったが、物語中盤で団員らが故郷のスパイクタウンの入り口に続くシャッターを閉じたのを見て全てを悟る。
そしてエール団に説教した後、そのお詫びとして主人公に兄への挑戦権を譲るのだった。
「しぇからしか!!」
2人のバトルを見届けた後、ネズからジムリーダーの座を譲られるがマリィは辞退。
改めて
チャンピオンになることを決意し、自らも兄に挑むのだった。
そして、シュートシティの
ポケモンリーグで再会、セミファイナルトーナメントの初戦で主人公と対決することとなる。
その後、
ガラル地方を揺るがす真の危機に立ち向かうこととなった主人公らに、兄やエール団と共に協力。バトル中も応援でこちらのステータスを上げてくれる。
彼女にここまで応援されたらやる気が出るに決まっている!
ちなみにリーグカードによると「幼い頃は泣き虫だったが、兄からもらったモルペコと遊ぶうちに前向きな性格になりポケモンバトルの才能も伸ばしていった」ということが明かされている。
また「一度怒り出すとなかなか止まらないらしい」とも。
手持ちポケモン
★一戦目(エンジンシティ スボミーイン)
- グレッグル♀ Lv.24
- ズルッグ ♀ Lv.24
- モルペコ ♀ Lv.26
★二戦目(9番道路 スパイクタウン裏口)
★三戦目(セミファイナルトーナメント 第一回戦)
- レパルダス♀ Lv.47
- ズルズキン♀ Lv.47
- ドクロッグ♀ Lv.47
- モルペコ ♀ Lv.48
- オーロンゲ♂ LV.49〈キョダイマックス〉
★エンディング後(チャンピオンカップ再戦 or スパイクタウン)
- レパルダス♀ Lv.59
- ドクロッグ♀ Lv.59
- ズルズキン♀ Lv.59
- モルペコ ♀ Lv.60
- オーロンゲ♂ Lv.60〈キョダイマックス〉
★ガラルスタートーナメント
- モルペコ ♀ Lv.73
- ズルズキン♀ Lv.72
- オーロンゲ♂ Lv.74〈キョダイマックス〉
★ガラルスタートーナメント 初回挑戦後(チャンピオンカップ再戦 or スパイクタウン)
- レパルダス♀ Lv.72
- ドクロッグ♀ Lv.72
- ズルズキン♀ Lv.72
- モルペコ ♀ Lv.73
- オーロンゲ♂ Lv.74〈キョダイマックス〉
兄の影響か、手持ちはドクロッグを除いて
あくタイプが入っている。
エースはモルペコだが、セミファイナルトーナメント以降ではオーロンゲが増えており、シュートシティで戦うときは彼を
キョダイマックスさせてくる。
エンディング後は正式にジムリーダーを継いでおり、チャンピオンカップ再戦ではジムリーダー名義で出場してくる。
別格扱いの
ダンデ・
ホップ、相性で不利な
サイトウ・
ビートに勝つことは無いが、それ以外の相手ならば誰相手でも勝つ可能性があり、
キバナを下す場合もある。
同じくエンディング後、スパイクタウンのバトルコートでジムリーダーになったマリィと1日1回バトルを行うことができる。
スパイクタウンは
ダイマックスが使えないため、道場でのバトル時と同様に切り札は原則として固定されない。
本人は「ダイマックスが使えなくてもバトルの楽しさを伝えていきたい」と語っており、
スパイクタウンではジムリーダーとして兄のやり方を踏襲して盛り上げていくつもりらしい。
ガラルスタートーナメントでは、ホップ同様最初からパートナーに選べる。
対戦相手としては兄のネズ、ライバルのホップ、新人ジムリーダー繋がりで『ソード』なら
クララ、『シールド』なら
セイボリー、更に
ソッドのいずれかとタッグを組んで出場してくる。
ビートとは組まないが、主人公がビートと組んで出場したときにホップ・マリィタッグと当たると、対戦前に「ジムチャレンジを思い出す」という会話が発生する。
マリィ戦の
BGMはマリィのテーマ曲のアレンジで、イントロ部分がエール団やネズと同じ。
テーマ曲がガーリッシュな雰囲気を漂わせるものであったのに対し、戦闘BGMの曲調はアップテンポかつ勇壮なものになっている。
エール団によるものか、時々\ハイッ!!/というコールが入ってくることがあり、ポケモンリーグ版ではコールの数がかなり増えてる。
\ハイッ!!/\ハイッ!!/\ハイッ!!/\ハイハイハイハイ!!/
アニポケ新無印において
サトシ、今日はありがとう。
まだまだあたし、負けんからね。
出典:ポケットモンスター、99話『スパイクタウンのマリィ!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
99話『スパイクタウンのマリィ!』にて初登場。
ポケモンワールドチャンピオンシップスのハイパークラスの選手としてサトシと対戦する。
エントリーした理由はゲーム同様「スパイクタウンの町興しのため」。
しかしサトシはエール団に嘘の会場を教えられ、スパイクタウンに行き着いたため、シュートシティで待たされる羽目になる。
ネズによって送り届けられたサトシにエール団がいちゃもんをつけるが、「しぇからしか!」と一喝。
その後は
ゲンガーVSオーロンゲのキョダイマックスを交えたバトルを繰り広げ、接戦の末に敗北。
しかしスパイクタウンの町興しの貢献に成功し、駆けつけたエール団と対戦相手のサトシへの感謝を込めて笑顔で応えた。
指で笑顔を作るシーンは必見(特に『剣盾』プレイヤー)
『剣盾編』にて登場。
ゲームと同じくジムチャレンジャーの一人。初登場はエール団員が彼女を描いたタオルを掲げるという形でのもの。
後にガラル鉱山にて本人も登場するが、ゲーム同様に落ち着いた性格で、主人公の片割れである盾・シルドミリアのうるささに辟易していた。
Webアニメ『薄明の翼』において
第4話『夕波』にて初登場。
セリフは無かったが、
ルリナと
ソニアがカフェで話すシーンで、背景に一瞬だけ後ろ姿が映った。
第7話『空』では、スパイクタウンでダンデ対キバナの試合をスマホロトムで視聴していた。なお、その近くにはアニキの姿も……。
その後配信された『EXPANSION ~星の祭~』で初めてセリフがあり、スパイクタウンでエール団の応援を受けつつ「あたしらもがんばらんとね!」と意気込みを見せていた。
余談
- 名前の由来はシソ科の植物「ローズマリー」。特にフランス語版では「Rosemary」とそのままの名前になっている。
- 花言葉は『誠実』『記憶』『貞節』『追憶』『思い出』『変わらぬ愛』『あなたは私を蘇らせる』『私を思って』『静かな力強さ』。
- 特にフレンドリーでもないストイック系ライバルという立ち位置のキャラクターで、性別が女性というのは彼女がシリーズ初。
- 馴れ合いを好まない性格ということもあり、他のライバルキャラクターとの絡みは少ない。
- ホップとの絡みは、どちらかと言えば間接的な描写が多い。序盤では「ホップがやけどなおしを分けてくれたので貰った」という趣旨の発言があり、厚意自体は素直に受けている。更にそのやけどなおしは多めに貰っていたため、主人公にもお裾分けしている。終盤のマクロコスモス関係のイベントでもホップとの直接的な会話はほぼ無いが、お互いが明確な協力関係の下に行動している。
- 一方でビートとの絡みはほぼ皆無と言って良いが、チャンピオンカップの決勝を観戦する時、どういうわけかビートの隣の席に座って観戦している描写がある。もっともマリィは必要以上に馴れ合うことを好まないだけであり、成り行きで一緒になるのは全く気にしないので、たまたま遭遇して隣に座ったのだとしても別におかしい話ではない。
- 根が真面目らしいところは、彼女のリーグカードからも読み取れる。他ジムチャレンジャーは、ホップは掌を頭の後ろで組んで笑顔、ビートはユニフォームも着用せずチャリで来たっぽいポーズでサインまで書いてるが、彼女は無表情でまっすぐ前を見ている、証明写真のようなものになっている。
- ちなみにこの構図は、実はアニキことネズが駆け出しの頃に撮ったリーグカードとそっくりになっている。本人達の意図した所ではないだろうが、この点といいダークボールを用いている点といい、やはり兄妹らしさを感じさせるポイントである。
- あまりにもクールすぎて笑顔が無いこと自体は本人もそれなりに気にしているらしい。
実際、殿堂入り後にホテルスボミーインの一室でこっそり表情作りを練習して、「みんなのエールにもっと笑顔で応えたか」とモルペコに語るシーンがある。同年公開の某映画に酷似するシーンがあったため一部ではそれと絡めてネタにされた。
- DLC第一弾『鎧の孤島』にて、ストーリー中で貰える「おしゃれカード」があれば、女主人公限定でマリィの服装や髪型を再現したアイテムがブティック・ヘアサロンに追加され、双子コーデができる。これには一部のファンが歓喜したとか。
- スパイクタウンでの再戦時、背景が何故か初回だけジムのバトルコートで2回目以降は屋内などで使われる汎用背景になる、という不具合があった。
当初は仕様かと思われたが、発売から11ヶ月後に修正が入り、DLC第二弾『冠の雪原』配信時のアップデータを受信すると再戦背景がジムのバトルコートになる。
- 「ポケモン情報局」の公式Twitterで2021年のホワイトデーに発表されたイラストにも登場。カブ、キバナ、クララ、サイトウらとともにお茶会をしており、スイーツを頬張っていた。
- ポケモンセンターからは、マリィが背負っているリュックなど関連アイテムが色々発売されている。
- プレミアムバンダイの20分の1スケールフィギュアの高さが77.5ミリメートルであることから逆算すると、実際の身長は155センチ前後と思われる。
「あんたの チーム 気持ちよく 追記・修正 させちゃう!」
- 兄や他のエール団員やスパイクタウン住民は訛ってないのにこの子だけ訛ってる謎 -- 名無しさん (2020-01-06 01:51:24)
- ↑エール団のしたっぱはカジリガメのことで騒いでた時に博多弁使ってたような -- 名無しさん (2020-01-06 06:07:38)
- ↑↑したっぱの変な語尾とネズのやさぐれ敬語は方言を隠すためにやってるのかもね -- 名無しさん (2020-01-06 19:03:28)
- 山村響さんか田村ゆかりさん辺りも似合いそう。実際二人は福岡出身だしね。 -- 名無しさん (2020-01-06 19:08:25)
- 鎧・冠でマリィちゃんヘア追加か。 -- 名無しさん (2020-01-09 23:52:12)
- この子は誰に推薦状もらったんだろう。やっぱりネズさんかな -- 名無しさん (2020-01-12 08:27:41)
- DLCでの髪型追加はジムリになったことで知名度上がって作内人気が上がったからだとか思ってみたり -- 名無しさん (2020-01-15 10:39:25)
- ↑2 だろうねぇ。ネズさん的にも早いとこ経験積んでジム継いで欲しかったみたいだし -- 名無しさん (2020-01-15 11:04:13)
- 上着脱いだらとても扇情的な格好しているよね… -- 名無しさん (2020-02-03 11:10:46)
- 証明写真みたいなリーグカードは兄もやらかしてるからやっぱり兄妹なんやな… ついでに言うと主人公も証明写真だからこの三人実は似た者同士では?って気分になる -- 名無しさん (2020-02-04 21:57:56)
- 名前の元ネタ、ローズマリーもあるだろけど筋肉処女帯の「特撮 身代わりマリー 」も関係あるんじゃないの?兄がオーケンモチーフだし -- 名無しさん (2020-02-21 13:12:42)
- 最初はちょっと勝気だなーと思ってたけどめちゃいい子だった -- 名無しさん (2020-04-16 19:03:22)
- ストーリークリア後にスボミー・インに行くととても可愛い一面を見られる。可愛すぎる。 -- 名無しさん (2020-06-19 09:37:19)
- 兄妹揃って「見た目悪そうな善人」という共通点があるのか -- 名無しさん (2020-06-29 18:49:49)
- ↑訂正、「悪そうな見た目の善人」 -- 名無しさん (2020-06-29 18:50:19)
- マリィの格好をした大量のユウリのイラストには爆笑しましたね。。。 -- 名無しさん (2020-07-02 17:17:10)
- とにかくいい子につきるんだよね。なのに空気ってわけでもなく上手いキャラだと思う。男女問わず人気ってのもよくわかる。 -- 名無しさん (2020-08-16 10:16:31)
- もしアニポケに出たらcv佐倉綾音さんになるな -- 名無しさん (2020-08-29 09:04:23)
- 最初見た時は女版ビートみたいな性格かと思ったけど、プレイしてみたらいい子で常識人だったのにはびっくりだったな。笑顔作ろうとしてるイベントも可愛らしくて好き。でも欲を言うならもっとホップ、ビートとも絡んで欲しかった。影薄いわけじゃないけどこの二人が濃すぎた。 -- 名無しさん (2020-10-23 21:03:05)
- そのためのガラルスターだぜ、ホップと割と仲いいみたいよーあとかわいいって言われて照れたりする -- 名無しさん (2020-11-11 06:25:24)
- マリィちゃんにおっぱい貸してもらえるの嬉しい -- 名無しさん (2021-02-24 15:21:05)
- 遂にアニポケ参戦か、モルペコはコジロウのと差別化でいい子になるだろう -- 名無しさん (2021-12-25 21:20:26)
- アニメ版のCVは小倉唯さん。ポケマスではキュアアムールで、アニメはキュアエトワール、薄明の翼ではキュアパパイヤ』 -- 名無しさん (2022-01-27 20:35:09)
- 小倉唯といえばロリキャラのイメージが強いけどマリィはキュアエトワールみたいな低めの声質になりそう。 -- 名無しさん (2022-01-28 00:27:50)
- アニメもいい子で可愛かった -- 名無しさん (2022-03-04 00:26:49)
- ポケスペでぜひサファイアとコンビを組んでほしいけど、難しいだろうな -- 名無しさん (2022-03-04 08:21:24)
- ↑4 これ追記してほしいな。ピク百はHUGプリにしか言及してなかったし -- 名無しさん (2022-03-04 09:09:33)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2022-07-30 11:16:14)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2022-10-08 20:32:07
- よく盛るペコされる子って印象がある。 -- (名無しさん) 2024-12-11 22:24:10
最終更新:2024年12月29日 13:12