ネズ(ポケモン)

登録日:2019/12/26 Thu 06:54:11
更新日:2025/04/07 Mon 01:18:50
所要時間:約 9 分で読めます






ネズには アンコールは ないのだ!
歌も! 技も! ポケモンも!!


ネズとは『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下『剣盾』)の登場人物である。
英語版での名前は「Piers」。

CV:下野紘(新無印)/谷山紀章(『薄明の翼』、『ポケモンマスターズ』)


概要

ガラル地方スパイクタウンのジムリーダー
ポケットモンスター』シリーズ初のあくタイプ専門のジムリーダーで、ネズの登場によりこれで全てのタイプのジムリーダーが揃った。

人々はネズのことを「哀愁のネズ」 と呼んでいる。
また、本作のライバルの1人、マリィの実の兄でもある

長身だが痩身かつ猫背で色白の男性。年齢は不明だが外見からいって二十代くらいだろうか。
一人称は基本的に「おれ」だが、たまにカタカナ表記になったり、冒頭のセリフのように名前を一人称に用いることもあったりと地味にバリエーション豊か。
二人称は「おまえ」または「きみ」あるいは呼び捨て。マリィに向かっては大体普通に名前を呼ぶが、たまに「妹よ」と呼びかけることもある。
背番号は「061」で、「悪い」の語呂合わせ。
メイクなのかクマなのかはわからないが、目の周りが薄く黒ずんでおり、肌の白さも相まってドクロのように見えなくもない。
トゲトゲした長髪を立ち上げてポニーテールのように結っており*1、その状態で毛先が腰のあたりに届くほどなので下ろせば更に長いはず。
髪の色は自身の手持ちのエース格であるタチフサグマを髣髴とさせる白黒のツートンカラーになっている。
ちなみにレアリーグカードの写真で判るが、ジムリーダーに就任したての頃は髪の色は現在と同じだが短髪だった。
金属製のアクセサリーを手首や首などに着けており、よくそれらをいじる癖がある。ゲーム中でも設定資料集のカットにもその様子を見ることができる。

ジムリーダーとしての顔に加え、シンガーソングライターとしての顔も持つ
ガラルではよく知られており、「いつかネズとセッションしたい」といった憧れを口にするNPCもいるし、ゲリラライブを開けばすぐに人間のみならずポケモンまで寄ってくるほど。
音楽を扱っているためか自身も言うように耳がとてもよく、数百メートル離れたシャッターの閉まる音も聞き逃さない。


人物像

ネガティブな性格で「自分が「ダメなやつ」なのでジムに誰もやって来ない」と思い込んでしまっている。
しかしその反面、ポケモン勝負の最中には普段の様子とは打って変わって気分が高揚し、スタンドマイクを蹴り上げてみせたり、自分の手持ちの特徴をバンドのメンバー紹介のようにばらしたりすることも。

見た目から近寄りがたい雰囲気を漂わせており、公式サイトでも「気性が荒い」と紹介されている上、バトル中は普段のややダウナーな口調から打って変わってヒールのようなセリフまわしが多くなる。
だが、その中身はガラルジムリーダーの中でも指折りの常識人。
「~しやがりますよ」などといったタメ口交じりの丁寧語で話し、ときには皮肉も交えるが、面倒見は良く、責任感や後述するように故郷への思いも強い。
困っている人を見過ごせない性分で、主人公やホップがストーリー終盤や殿堂入り後に巻き込まれる騒動に際しても、何のかんの言いつつも最後まで付き合ってくれる。

ネズがジムリーダーを務めるスパイクジムは、かつては名門ジムと言われていた。
だが他のジムと違ってスタジアムにパワースポットが無いため、ダイマックスが使えない。
リーグカードによればそれが原因でファンがあまり訪れず、スパイクタウンが寂れつつあることに責任を感じているとのこと。
なお、スパイクジムのコートは他のジムのようにスタンド席に囲まれたスタジアムの中にあるのではなく、アーケード街の奥に位置している。
輝くネオンサインに囲まれた薄暗いコートは他のスタジアムと違う独特の雰囲気を醸し出す。
試合の際にはエール団とその手持ちがフェンスの外からネズを応援しているという、完全にアウェーな雰囲気が漂う独特な状況。ちなみに彼らは主人公がネズに勝つと落ち込むようなリアクションを見せる。
また、ジムリーダーの1人なのに専用の戦闘BGMが用意されている。

そして何より特筆すべきは、興行化されダイマックスを使うバトルがほとんど当たり前になっているガラル地方ポケモンリーグにあって、ネズはダイマックスを嫌いこれを使わない主義を掲げつつ、実力者の一角たりえているという点だろう。
前述の通り、パワースポットがスパイクタウンにそもそも無いから「使えない」のは間違いではないが、「自身の信条に基づき使わない」とも言えるのだ。
ヤローの話によると、ネズは以前からダイマックスが嫌いだという。
ガラルリーグ委員長のローズから、ジムをパワースポットのある場所まで町ごと移そうという話を持ち掛けられた時にも、愛する故郷を離れたくなかったため固辞した。
さらに、シュートスタジアムで開かれるトーナメントに出場しても、ダイマックスは決して使用しないことにしている。
ダイマックスを使わない勝負について「ポケモン勝負本来の姿」だと考えており、ジムリーダーに就任したばかりの頃はそれをアッピールして町を振興しようとしていたことがレアリーグカードに記されている。
その姿勢は徹底しており、シュートスタジアムなどのダイマックスができる場所でバトルをする機会があってもネズは使わない。
このため、主要人物の中で唯一ダイマックスバンド自体を持っていない*2

ただ、ダイマックスを使わないことを自身のポリシーとしてはいるが、それをマリィや他のジムリーダーたちに押し付けてはおらず、あくまで自分の中にだけ留めている。
「ダイマックス…やはり好きになれないですね」と零すシーンこそあるが、他のトレーナーがダイマックスを使うことを否定する発言は一切せず、ガラルスタートーナメントでもヤローと組むと「ダイマックスは任せた」と言う。
スパイクタウンジムと関係の無い他のジムリーダーはもちろん、後を継いだマリィにも強制しておらず、
事実彼女はダイマックスできないスパイクタウンの中でバトルする時はともかく、ジムリーダーになった後も他の場所でバトルすると普通にダイマックスを使ってくる。

妹思いの良き兄で、マリィからも慕われている。なお彼女と話す時も丁寧語はほとんど崩さない。
ただ、普段は割と冷静なほうに入るネズだが、妹のことになると親バカならぬ兄バカな面を見せて取り乱すこともある。
特に、殿堂入り後にシーソーコンビによってダイマックスポケモンが暴れる騒ぎが引き起こされた際、エキシビションマッチのためターフスタジアムを訪れていたネズは、成り行きで主人公らに同行して各地のスタジアムを回ることになる。
だが、その道中で「マリィが心配です…!」→「スパイクタウンでは事件が起きていない」というボケを2回やる。
この時の顔芸に是非ご注目の上キャプチャーしていただきたい。
ちなみにその後2回目で「スパイクタウンではダイマックスできない」と突っ込まれ、ようやく早とちりに気付くのだった。

マリィの実力には自分がジムリーダーに就任した頃から一目置いていたことと、音楽のほうを極めたいこともあって「いつか妹がジムリーダーを継いでくれればいいのにと考えている」とリーグカードに書かれている。
しかしマリィの「チャンピオンを目指してジムチャレンジに挑戦する」意思の方を尊重して保留にしていた。彼女がジムチャレンジに必要な推薦状を誰からもらったかは特に言及されないが、やはりネズが書いたのだろう。
主人公がチャンピオンに輝きその年のジムチャレンジが終了した後は、実際にジムリーダーの座を譲っている。
ちなみに、マリィの相棒のモルペコは、彼女のレアリーグカードによれば彼女がまだ5歳だった頃にネズが捕まえて与えた個体である。
また、DLC第一弾『鎧の孤島』のシナリオをクリアすると、ジムリーダーたちが日替わりで島のどこかに現れるようになるが、そこではマリィから「こういう天気(※そのエリアが曇りの場合)のときは アニキ機嫌がいいんよね」というコメントが聞ける。
逆にネズ自身は曇りで機嫌が良い様子は読み取りにくいが、日差しが強いと「不機嫌なくらい晴れやかな空です 湿度が高いのはいいですが暑いのはガマンなりませんよ」と言っている。晴れよりも薄暗い天気や霞んだ天気のほうが好きらしい。


ジムリーダーとしての位置付け

ジムチャレンジでは7番手を担当。
前述のとおりダイマックスを使用せず、対戦中に手持ちの特徴をばらしてしまうときもあるが、それでも勝てるほどの実力を持つ凄腕トレーナー。
自らのポリシーを貫き通しながらも他のジムリーダー達に引けを取らない実力を誇ることから、ガラル地方最強のジムリーダーとの呼び声高いキバナもネズには一目置いているほど。
ガラル地方のジムリーダーには明確な序列があり、戦績次第でマイナークラスへの降格もあるし格付けによりランクが入れ替わる。そしてそれはそのままジムチャレンジの挑戦順に反映される。
つまり、ガラル地方のジムリーダーで最強のキバナがジムチャレンジ最後の8番手を務めることには意味があり、その手前である7番手に位置付けられるネズの実力も、つまりはそれくらい高いということ。

バトルを始める直前にはどこからかスタンドマイクを取り出す
そして、バトル中はずっとこれを手にしたまま足でリズムを取りつつ、ライブ中にシャウトするように手持ちを紹介したり指示を出したりするし、負けると打ちひしがれたような表情になりマイクスタンドの支柱を握ったまま膝からくずおれる、というリアクションを見せる。
バトルが終わるまでマイクスタンドを離さないのはさすがシンガーといったところか。
ちなみに、ポケモンの紹介はもちろん普通にするが、指示と手持ちに命じるわざが違うというフェイントがたまに混ざる。
また、他のジムリーダー戦であればダイマックスを使う前にだけ入るカットインが、ネズとのバトルの時だけは彼が手持ちを繰り出してくる度に入る。この時のライブ中のようなモーションも必見。
なお、公式イラストの立ち絵で手にしているのはモンスターボールだが、ゲーム中で実際に用いるのはオニオンと同じくダークボールで、投げ方は緩めのアンダースロー

ジムチャレンジで勝利するとあくバッジが貰え、Lv55までのポケモンを捕まえられるようになり、Lv90までのポケモンが言うことを聞くようになる。
他にもわざマシン85「バークアウト」とネズのレプリカユニフォームを貰える。
余談だが、レプリカユニフォームを主人公に授ける時には「ライブをしていたら物販で売りたいんですけどね」と、やはりミュージシャンらしいことを言う。

なお、ガラル各地でジムチャレンジャーの妨害をしていたエール団の正体は、ネズがリーダーを務めるスパイクタウンジムのトレーナーたち。
そのためエール団の実質的なボスでもあるということになる……が、妨害行為はジムトレーナーたちがマリィのために独断で行ったこと。
ネズは妨害を命じたわけでもないどころか、彼らの行動に全く気付いてさえいなかったらしい。


ストーリーでの活躍

序盤でのジムチャレンジ開会式には諸事情から姿を見せず*3、道中でネズについて言及するNPCが一人いるくらいで、主人公とはストーリー中盤のスパイクタウンジムで初めて会うことになる。
ネズはスパイクタウンのシャッターを閉めていたエール団と、それに対するマリィの叱責を耳が良いので遠くから聞いていたそうだ。
しかし「自分がダメなやつだからチャレンジャーが来ない」と思っていたことへの不安と、シャッターを閉めていた件が自身の本意ではないこと、
そしてチャレンジャーたる主人公に「ダイマックスが使えないスタジアムではあるが楽しんでほしい」と気遣いをみせるとバトルに移行する。
また、主人公に負けた後はマリィとジムバッジをかけた公式試合を行った。

その後はストーリー終盤にシュートシティで主人公たちと再会。
ダンデに行き会い、彼がローズタワーへ向かったと主人公らに伝えた後、オリーヴの妨害を受けて困っていた主人公たちをマリィやエール団と一緒に助けた。
なおこの時主人公への手助けのために駅で開いたゲリラライブでは
「歌で誰かにエールをなんてほんとはウソだよムリだよ」「だけどそれでも歌うよ ささやかな歌を歌うよ」
と、まるで廃れていく町のことを心配する部下を励ますことしかできなかった、かつての自分自身への皮肉のような歌を歌っている。
歌詞はネガティブだが叫びは熱い。そんなところがミュージシャンとしてのネズの魅力なのだろう。

ファイナルトーナメントでは、1回戦でベテランジムリーダーのカブと、準決勝ではガラル最強ジムリーダーのキバナと対戦。
惜しくも準決勝で敗退するが、キバナにはその実力を「オマエには手こずらされた」と評されており、次は互いにダイマックス無しで決着を付けたいと熱望されていた。
そして主人公の殿堂入り後にはジムリーダーの座をマリィに譲っており、それ以降は肩書が「ポケモントレーナー」となる。

その後の伝説のポケモンにまつわる事件では、主要人物として活躍。
ヤローとターフスタジアムでエキシビジョンマッチをしていた時に事件に巻き込まれる。
主人公たちとダイマックスポケモンを鎮めると、そのまま主人公たちと一緒に各地のジムを巡りダイマックスポケモンを鎮めていくことに。
主人公が黒幕のソッド&シルディを懲らしめ、ザシアンorザマゼンタに認められると、「きみ(主人公)がチャンピオンになれた理由がわかった気がする」と言う。
そして「もう呼ばないでくださいよ。きみから会いたいってことはトラブルってことでしょうから」と言いつつも自身のレアリーグカードを渡し、ソッド&シルディを然るべきところまで送り届けた。
また、この事件の頃はホップがスランプ気味だったため、なんやかんや言いながら気にかける様子を見せていた。


ジムチャレンジ

他とは違いスパイクタウン全体がジムのようになっているが、ネズには真っすぐ右に進んでいけば会える。
ただし途中でエール団員(ジムトレーナー)がバトルを仕掛けてくる。
5回目のバトルだけダブルバトルになるので、手持ちポケモンの2番目も確認しておくこと。


使用ポケモン


●ジムチャレンジ


負けると わかっていても 挑む 愚かな おまえの ために

ウキウキな 仲間と ともに 行くぜー! スパイクタウン!!




みんなも 名前を 呼んでくれ いくぜ! ズルズキン! いかくだ!

ズルズキンは「いかく」に「かわらわり」「すなかけ」と先鋒だけに妨害に特化した構成。すばやさで勝てても仕留めきれないと「しっぺがえし」される危険性もある。
ちなみにとくせいが「いかく」のズルズキンは、ストーリー上では珍しい隠れ特性の個体。

特性 あまのじゃく! カラマネロ ひねくれちゃいましょ!

技構成は「つじぎり」「イカサマ」「サイコカッター」「しっぺがえし」と意外にも順当で「ばかぢから」といった「あまのじゃく」に合いそうな技こそ持たないが、こちら側の「いかく」などを下手に出すと手が付けられなくなるので、十分あまのじゃくカラマネロは脅威。

メンバー紹介! 甲高い うなり声が 自慢の タチフサグマ!

配下のエール団と同様に、ガラルマッスグマの進化形であるタチフサグマを使用。
一応はネズのエース格だが、ネズはダイマックスを使わない関係上選出順が組まれておらず、故に途中で出てくることもある。

かくとう4倍と侮るなかれ、安易に突っ込むと「ブロッキング」されて防御を下げられ、そこから「じごくづき」や「シャドークロー」で一気に落とされる。
また、このタチフサグマも珍しく努力値が振られており、防御特化になっているため、突破力を欠く中途半端な物理攻撃は弱点技でも耐えられることが多く、「カウンター」で痛恨の一撃になって返ってくる。

ネズには アンコールは ないのだ! 歌も! 技も! ポケモンも!!

みんな におうけど いいよな! ふいうち どくどくだ スカタンク!!

そしてあくタイプ対策をかくとうフェアリータイプでしてきたトレーナーにまさかのどく/あく複合のスカタンク。
どくタイプの攻撃技を持っているわけではないので落ち着いて対処したい。
とはいえ「どくどく」は厄介なので、じめん技を持っているポケモンに素直に変えて対応しよう。
「いやなおと」を受け、倒される前に倒そうと攻め急ぐと「ふいうち」が飛んでくることもある。

戦術を総括すると、変化技や特性を使って相手を崩し、そこを起点に攻める傾向がある。
特に物理アタッカーやあくタイプの弱点を突けないポケモンで正面から突っ込むと返り討ちに遭いかねず、初見プレイの新規勢にとっては脅威となりうる。
パーティをバランス良く組むことの大切さを思い知らせてくれるジムリーダーである。


●トーナメント(クリア後)
  • ズルズキン  ♂ Lv.60
  • カラマネロ  ♂ Lv.60
  • スカタンク  ♂ Lv.61
  • ストリンダー ♂ Lv.61 ※ローなすがた
  • タチフサグマ ♂ Lv.62

新たにローなすがたのストリンダーが加入。
ロックミュージシャンであるネズによく似合っているが、他とは違ってあくタイプポケモンではなくでんき/どくの複合タイプであるので注意。
弱点はバラバラだが、スカタンク以外のポケモンは4倍弱点が突けるので、相手に合わせて的確にダメージを与えていけば良い。


●ガラルスタートーナメント(DLC第二弾 クリア後)
  • スカタンク  ♂ Lv.73
  • ストリンダー ♂ Lv.73 ※ローなすがた
  • タチフサグマ ♂ Lv.74

プレイヤーは6回優勝するとネズをパートナーに選べるようになる。
対戦相手として出場するときは妹のマリィ、ライバルとも言えるキバナ、お互いに元ジムリーダー同士であるポプラ、ダイマックス騒動の始まりの時にエキシビションマッチの相手だった縁があるヤローのいずれかと組む。なお初回のパートナーとしてマリィを選んだ場合は、決勝戦では必ずネズ・キバナのペアと当たる。
ちなみに、キバナと組むと試合開始後に「あくと ドラゴン いかつい2人 フェアリー相手にゃ たちまち パタリ♪」とタイプの相性上決して間違ってはいないことを歌い出すが、実際は2人ともフェアリーを等倍以下に抑えられるポケモンがいる上、一致技で弱点を狙える構成になっている。これもある意味、お得意のフェイントか?
また殿堂入り後の一連の事件の因縁から、シーソーコンビとも試合開始前に特殊会話が発生する。


●トーナメント(ガラルスタートーナメント 初回クリア後)
  • ズルズキン  ♂ Lv.72
  • カラマネロ  ♂ Lv.72
  • スカタンク  ♂ Lv.73
  • ストリンダー ♂ Lv.73 ※ローなすがた
  • タチフサグマ ♂ Lv.74


アニポケにおいて


第99話『スパイクタウンのマリィ!』にて、妹共々初登場を果たす。
原作通りスパイクタウンのジムリーダーで、解説役も担う。また、バイクを運転できるというアニメオリジナルの設定も追加されている。
スパイクジムでリハーサル中、本来の試合会場はシュートスタジアムなのに、スパイクジムが試合会場だとエール団にウソを教えられてやってきたサトシ及びゴウと対面。
事情を聞き、元部下のしでかしたことの責任を取るためにサトシをバイクでシュートスタジアムへ連れて行って*4、そのまま妹の試合も観戦した。
ちなみにバイクのエンジンをかけるシーンではいかにもこれからカッ飛ばしそう……に見えたが、走り出してからはちゃんと速度を守って進んでいた(サトシに「もっとスピード出せませんか?」と訊かれたが、いわく「安全運転第一なので」)。
なお、サトシとピカチュウの頭にピッタリ合うヘルメットも何故か持っていた。おそらく普段はマリィとモルペコを乗せる際に被らせるのだろう。

ちなみに中の人はあの伝説の回『セレナ、サトシになる!最強ピカチュウ対決!!』以来のアニポケ出演となった。


Webアニメ『薄明の翼』において


第5話『秘書』にて初登場。
オリーヴがシュートシティを歩くシーンで背景にいたが、この時点ではセリフも無くCVも発表されていなかった。
第7話『空』冒頭では、他のジムリーダー達と同様にダンデに関するコメントを求められるも、コメントはせず「急いでるんで……」とだけ無愛想に答えながら、掌でカメラのレンズを覆いインタビュアーをあしらっていた。「気性が荒い」という公式設定が少し反映された言動といえるかもしれない。
クライマックスではスパイクタウンにおり、ダンデ対キバナの試合をスマホロトムで視聴するマリィと背中合わせの状態でフェンスにもたれていた。
その後配信された『EXPANSION ~星の祭~』では、ダンデからのガラルスタートーナメントの招待を受けつつも「アンコールは無いって言いましたよね……」とぼやいていた。


余談

  • 名前の由来はヒノキ科の針葉樹「杜松(ネズ)」。花言葉は「保護」。
  • プレミアムバンダイの20分の1スケールフィギュアの高さが87.5mmであることから逆算すると、立たせた髪と靴のヒールも含めて175cm前後となるので、実際の身長はこれよりもう少し低いと思われる。




おれも メンバーも 追記・修正しきりましたよ
また いつか 会いましょう……


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ポケモン
  • ポケットモンスター
  • ネズ
  • ポケモン登場人物項目
  • ジムリーダー
  • ジムチャレンジ
  • 剣盾
  • SWSH
  • ガラル地方
  • スパイクタウン
  • ネガティブ
  • シンガーソングライター
  • あく
  • あくバッジ
  • タチフサグマ
  • 常識人
  • 猫背
  • ガリガリ
  • ミュージシャン
  • いい人
  • ダークボール
  • 愛すべきアニキ
  • シスコン
  • エール団
  • リーダー
  • ノーダイマックス
  • 谷山紀章
  • ダイマックス絶対使わないマン
  • 哀愁のネズ
  • 面倒見600族
  • あくタイプ
  • 長髪
  • ロングヘア
  • 歌手
  • ミュージシャン
  • スタンドマイク
  • 061
  • ツートンカラー
  • Piers
  • 7番手
  • 下野紘
  • 新無印
  • バイク
  • 本当は優しい人
最終更新:2025年04月07日 01:18

*1 ただし背後から見ると判るが、一本結びではなく二股に分かれている。

*2 ガラルスタートーナメントでダイマックス使用権がローテーションする際、他の出場者だと「〇〇がダイマックスできるようになった!」とその旨アナウンスがあるが、ネズ(とシーソーコンビ)にはそれが無い。ダイマックスが使えなくてもローテーションが起こるのは、双方がフェアな条件の下で戦うためだろう。

*3 欠席した理由は不明。

*4 ゴウは別行動を取りアーマーガアタクシーで向かった。