ザマゼンタ

登録日:2020/01/04 Sat 19:29:14
更新日:2025/05/31 Sat 16:54:26
所要時間:約 9 分で読めます






人の王と力をあわせガラルを救ったポケモン。金属を取り込み戦う。



出典:ポケットモンスター、45話『ソード&シールドⅣ 「最強の剣と盾」』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon





この先ネタバレを含みます。未プレイの方は注意してください。













データ


全国図鑑No:889
分類:つわものポケモン
英語名:Zamazenta
高さ:2.9m
重さ:210.0㎏
タマゴグループ:タマゴ未発見
性別比率:性別不明

タイプ:かくとう

特性:ふくつのたて(登場したときに防御が上がる)

種族値(れきせんのゆうしゃ)

HP:92
攻撃:130→120(第9世代)
防御:115
特攻:80
特防:115
素早さ:138

合計:670→660(第9世代)

獲得努力値:素早さ+3


概要


ポケットモンスター ソード・シールド』で登場した伝説のポケモン
『シールド』のパッケージを飾ったいわばパッケージ伝説。
ガラル地方に伝わる伝説の英雄として伝わるオオカミのような姿をしたポケモン。
普段の姿は一つにまとめた様な青い毛が頭部から生えており、
傷だらけで右耳が切れているのが特徴とパッケージとは明らかに姿が異なっている。
これには事情があり…(後述)






ゲーム本編におけるザマゼンタ


その出番があるのはなんとシールド版の最序盤。
主人公とホップが言いつけを破ってまどろみの森へ入ってしまった際に謎のポケモンとして登場する。
しかしこの時点では幻影のような存在なのかあらゆる攻撃が通用せず、3ターン経過した時点で霧の中へ姿を消す。
ポケモンシリーズでも極めて珍しい「絶対に勝てないバトル」である。

その後は出番は暫くないものの、中盤辺りでビートが破壊しようとした遺跡が
崩れる形でさらに奥から出てきた祠らしきものに英雄の像が祀られてあったり、
ナックルシティの宝物庫にあるタペストリーに二人の英雄と共に描かれているのが確認されている。

本格的に登場するのは終盤のムゲンダイナ戦。
ファイナルトーナメント決勝直前に発生した大厄災・ブラックナイトを鎮めるためにはザマゼンタとザシアンの力が必要ということになり、
再びまどろみのもりへ行き、その奥地で主人公はくちたたてを、ホップはくちたけんを入手する。
(ソード版では主人公がくちたけん、ホップがくちたたて)

そして、通常形態のムゲンダイナを倒すも暴走してムゲンダイマックスの姿となったムゲンダイナを相手に、
ホップと主人公が戦うもこちらの技が全く繰り出せず絶体絶命に陥った時、ザシアンと共に颯爽と駆け付ける。
その時にザマゼンタがくちたたてを纏うと…





ウルゥーード!!






たてのおう



ダイマックスポケモンの一撃もいともたやすく受け止める完全武装した姿。

重さ:785.0kg

タイプ:かくとう/はがね

種族値
HP:92
攻撃:130→120(第9世代)
防御:145→140(第9世代)
特攻:80
特防:145→140(第9世代)
素早さ:128

合計:720→700(第9世代)


盾のような巨大な鬣を纏い、頭部には冠の様な装備を付けた姿…
そう、パッケージにも描かれているおなじみの姿へと変身するのである。
大きさは変わらないものの、装備の関係で重さが増している。
重さは210.0kgから785.0kgになっており、なんと3倍以上になる。
ザシアン以上に重くなったためか流石に素早さはやや下がったが、代わりに防御と特防が大幅に上昇している。

バトルでは最初に「ひかりのかべ」を使って全員の特殊技耐性を上げ、「きょじゅうだん」で大ダメージを与えてくれる、非常に頼もしい活躍を見せる。
共闘の末にムゲンダイナを弱らせて主人公が捕獲し騒動が収束すると
ザシアンと共にその場を去っていき、ここで出番は一旦終了。

殿堂入り後


そんなザマゼンタが再登場するのが、殿堂入り後のシーソーコンビことソッドとシルディによる騒動イベントである。
シールド版で主人公とホップがまどろみの森へくちたたて、くちたけんを元に戻しに訪れた際に
ガラルの王族の末裔を自称する二人が現れ、主人公はシルディとのバトルに勝ち、くちたたてを守り切るも
ホップはソッドに負けてしまった上、くちたけんは持ち去られてしまう。

騒動イベントの終盤、ナックルシティの屋上にて主人公たちの前にエネルギーを注入されて暴走したザシアンが現れ、
これを撃退すると今度はザマゼンタが出現、話しかけることでバトルとなる。

ムゲンダイナと違ってHPを0にすると倒れるのだが、
捕まえなければイベントを進めることができず、仕様こそ違えど強制捕獲イベントであることに変わりはない。
道場にもできるが、正直な話本作の仕様を考える*1とさっさと捕まえてクリア後のストーリーを進めた方がよいだろう。
しかし、ムゲンダイナ同様にシンクロは効かず、そのうえ捕獲率がかなり低い上に
「てっぺき」で防御を上げ、「きりさく」「かみくだく」「きょじゅうだん」といった強力な技を放ってくる。
ザシアンと違い火力を上げることはないとはいえ、長期戦になると捕まえるどころか全滅すらありえる。
ボールにこだわりがなく、なおかつマスターボールを残しているのであればここで使うのも手。
ここで厳選してもいいが、ミントと王冠で後から理想個体へと仕上げられるため、こだわりがなければさっさと捕まえてしまって構わない。*2

主人公が捕獲に成功するとイベントが進み、まどろみの森でホップがザシアンを捕獲するイベントとなる。
直後に勝負を挑まれるがゲームのストーリーに合わせてここでザマゼンタをザシアンと戦わせるかはプレイヤー次第。
そして二度目のエンディングを迎えるのであった。



ソード版ではシルディとソッド、ザマゼンタとザシアンの役割が入れ替わり、ザマゼンタがシルディによって暴走させられ、ホップがなだめて捕獲する。
この直後にザマゼンタを仲間に加えたホップとライバル戦を行うことになるが、捕獲したばかりにもかかわらず技構成がかわっている。
しかし捕まえてすぐのザシアンが「ふくつのたて」を無効化してぶったぎる「せいなるつるぎ」を覚えているためそのまま戦わせると一方的に蹂躙できるのでなんら問題にならないだろう。
逆にホップがザシアンを捕まえた場合は「せいなるつるぎ」がなぜかそのレベルでは覚えられないはずの、
「インファイト」にさし変わっている(一応わざレコードにある)ので少しはマシになっているが、結局は弱点を突かれるため不利。
どうやら盾は剣に貫かれるらしい。

なお、暴走時は「れきせんのゆうしゃ」の姿で、ホップの手持ちに入ったときは「たてのおう」の姿となるため、姿だけは両方登録できる。
このため、シールド版から一旦送ってもらって即返すだけで「れきせんのゆうしゃ」と「たてのおう」の図鑑説明を埋められる。

今までパッケージを飾る2匹の伝説のポケモンは、レシラムゼクロムを除いて、ストーリーにおいて片方しか存在しないかのような扱いを受けてきたが、
ソード・シールドでは捕まえられない方のポケモンもストーリー中で姿を見せて活躍しており、捕まえられないことについても明確な理由付けがなされている。
図鑑の説明文はゆうしゃの姿が同じバージョンで対になっており、おうの姿が違うバージョンで対になっている。
「格闘王の盾」という異名の説明はソードの図鑑に記載されており、単独プレイで目にすることはない。


対戦におけるザマゼンタ


専用技として「きょじゅうだん」という技を覚える。
この技はれきせんのゆうしゃ時に覚えている「アイアンヘッド」が変化する技で、PPは5と少ない代わりに、
威力は100と「アイアンテール」並みに高く、命中も100と安定している。
そしてダイマックス、キョダイマックスの相手に対して威力が二倍になる効果があり、
通信対戦やマックスレイドバトルでそうなったポケモンがいる場合、大ダメージを与えることも可能となる。

通常形態である「れきせんのゆうしゃ」時はかくとう単でこの時点では防御・特防が115、素早さが138だが、
専用アイテム『くちたたて』を持たせると「たてのおう」の姿にフォルムチェンジし、はがねタイプが加わり防御・特防が145に上昇、素早さが128に下がる。
素早さは下がってしまうとはいえ禁止級の中では十分早い方で、これより早いのは130族ウルトラネクロズマくらい。
ただし持ち物が固定されてしまうので、「でんじは」や「おにび」などの状態異常技に非常に弱くなってしまうのが弱点か。
その為通常形態であるれきせんのゆうしゃのまま使うのもありといえばありである。

メインウェポンはたてのおう時は先述した「きょじゅうだん(れきせん時はアイアンヘッド)」に加えて高火力タイプ一致の「インファイト」、
サブウェポンにはかくとう・ドラゴン対策の「じゃれつく」、エスパーゴーストに通る「かみくだく」、痒い所に手が届く三色キバが控えており、
有用な変化技は「リフレクター」「ひかりのかべ」「てっぺき」など防御系の技レパートリーに長ける。
あとは集団戦に特化した構成であれば「とおぼえ」が選択肢に入るといったところか。

ただ、有用なかくとう技が「インファイト」くらいしかなく、せっかくの高い耐久を自分で下げてしまいがちなのが難点。この点からサイクル戦向けだろうかと言われる。
はがねタイプで軽減が出来ず体重も重いので、「けたぐり」にも注意。
「メタルバースト」も耐久に任せて撃てるので選択肢に入るように思えるが、自身の素早さが少々高すぎるため相性は良くない。*3
またマックスレイドバトルを意識する場合、種族値が耐久寄りのためザシアンやムゲンダイナより火力でどうしても一歩劣る。
ソロレイドや味方のレベルが低いときなど、長期戦になりやすい条件であれば高い耐久を活かしやすく、「きょじゅうだん」を連打しながら粘り強く戦える。

いろいろ警戒・様子見されたのか、「ボディプレス」は残念ながら覚えない。
第8世代当時はボディプレスを習得できるかくとうタイプ自体が少なかったので、火力と耐久を両立するのはまずい……と言う判断だったのであろう。
だが、攻めたいタイプと攻撃面の数値不足を考えるとやはりボディプレスが無いのは致命的だったと言える。


たてのおう時はタイプの関係上かくとうタイプでは厳しいフェアリーに対して強く出たり、
「きょじゅうだん」の技の効果の関係でダイマックスやキョダイマックスの相手に強く出ることが可能である。
ザシアンやムゲンダイナとは互いのわざを等倍からいまひとつに抑えるタイプの強弱関係がある。
実際の環境における立ち位置に関してはお察しください

ちなみにストーリーの設定上ダイマックスとは相反する存在であるため、ダイマックスには対応していない。
専用技で弾き倒すか、他のポケモンで相手のダイマックスを時間切れにさせたりするべし。


剣盾のランクマッチで伝説のポケモンが解禁されてからは大いに暴れる……
と、思いきや火力不足・技レパートリーのせいで耐久に向かない・ザシアン対策がそのままザマゼンタにぶっ刺さるの三重苦。
相性上は有利なポケモンにディアルガがいるが、なんと「インファイト」を耐えられた上で返しの「だいもんじ」で死ぬ。ダイマックスされたら言わずもがな。
加えてかくとう複合のせいでフェアリー技も「ダイジェット」も受けられないと言うおまけつき。
「ならもうザシアン使うわ」になってしまうのに時間はかからなかった。姉上……。


伝説ポケモンが一部しか解禁されていなかった時期ですらひたすら火龍に焼き飛ばされていたのに、全解禁で生き残れるかと言うと……。
そのせいであっという間にシングルバトルでは伝説ポケモンの最弱候補に挙げられてしまい、ドラパルトの登場で大凋落を引き起こしてしまったギラティナと最弱争いを繰り広げてしまっている……。

こうなってしまった理由は単純明快。
複合タイプと種族値と技が奇跡的すぎるくらいミスマッチを起こしているからである。
一般ポケモンならともかく、参戦が限られる伝説のポケモンでは致命的と言ってしまっていい。
先程のボディプレスもそうだが、せめて有用な攻撃系の積み技や使いやすい回復技があればこんな事にはならなかったのだが……。


シングルバトルでの評価は散々な一方、ダブルバトルではそこそこ高い評価で固まっている。
ザマゼンタの本領はシングルバトルの「縦」ではなく、ダブルバトルの「横」を強化するサポーターである。盾だけど縦じゃない
味方の火力を上げる「とおぼえ」「コーチング」「てだすけ」、相手の特殊アタッカーの火力を削る「バークアウト」、カイオーガバドレックス等の全体攻撃から味方を守る「ワイドガード」、味方の耐久を補強する「リフレクター」「ひかりのかべ」など。
耐久力・素早さ共に高く、「とおぼえ」を採用した型なら自らもアタッカーとして十分な火力を発揮できるため、シングルとは打って変わって侮れないスペックを持つ。
ただ本当にそこそこ程度であり、やはり並み居る伝説のポケモンと比較するとアピールが弱いのが実情。
2枠しかない禁止級だからこそ、禁止級でありながら火力が低めなのは死活問題だろう。


竜王戦ルールでは禁止伝説枠にザシアンをはじめとした強力なアタッカーを採用したい都合上影が薄かったが、
GSルールではもう1匹禁止伝説を採用できる事もあり、グラードンを始めとした物理アタッカーの火力補強役としての道が出来た。
が、そもそも物理伝説は数が少ない事や、やはり伝説枠はアタッカー採用が重視されやすい事もあり、
なんだかんだ言ってかなり人を選ぶことは間違いない。
実際WCS2022ではザマゼンタを採用したトレーナーは誰一人として存在しておらず*4、やはり既存のルールでは採用しづらい事を如実に示してしまっている。


そして迎えたランクバトルシリーズ13。
伝説・幻のポケモンが全解禁且の環境においては最大のネックだった採用数制限が存在しないことで使用率をグイグイ伸ばし、ダブルバトルにおいてはシーズン35では最終18位、シーズン36では12位を記録
本来の役割に特化したサポーター適性はここにきてようやく周知され……てはいない。
残念ながらこの手の風評においてはプレイヤー人口が圧倒的に多いシングルバトルでの評価が重要であり
そちらでは伸び悩み続けたまま環境が終わってしまったこともあり、結局名誉回復とはいかなかったのが実情である。
そうでなくとも逆に言えばそれだけ枠が無いと採用できないと言う辛い現実を叩きつけられる事にも繋がってしまっている。奇しくも同じ世代で強ゴーストに押されて日陰者にされた奴と少しシチュエーションは違うが似たような感じである。


そんな一時の輝きだけで終わってしまった第8世代を越え、時は第9世代。
なんと種族値が下げられ*5、特性「ふくつのたて」も1試合に1回だけしか発動しなくなるという弱体化が施された*6
お姉ちゃんであるザシアンも攻撃の種族値をガッツリ下げられ特性も同仕様になった為、完全に対がゆえの巻き添えである。

一方第8世代における嘆きが届いたのか、遂に特性と高い防御種族値を活かせるボディプレスを習得*7
更にたてのおうの超重量を活かせる「ヘビーボンバー」や、今までは抵抗すらままならなかった相手に対するサブウェポン「ストーンエッジ」も併せて習得。総合的な火力に関しては第8世代よりも格段に増したと言えるだろう。
種族値と特性の弱体化は痛いものの、これでもう情けない禁止伝説とは言わせない!

解禁されたレギュレーションG*8では早速、前評判通りにダブルバトルを主戦場として活躍。
前作におけるネックだった「伝説枠使って採用したいアタッカーにはなれない」点が「ボディプレス」によって完全に改善。「ヘビーボンバー」もハバタクカミを筆頭とした小柄フェアリーに対する有効打として重要なメインウェポンとして扱える。
いかく」と「すてゼリフ」が飛び交いコライドンを筆頭に伝説枠の物理アタッカーが「クリアチャーム」を常備している中、これを持たずに火力を確保できる点は明確に強みであり採用理由に直結する。
「ワイドガード」持ちを見かけたら単体打点オンリーのダイマックスに逃げる事も出来なくなったため、相対的にこの技の重要性も増している。
「てっぺき」に加え、ディンルーゴリランダーペリッパーといった相対する伝説枠の火力を削ぐポケモン達と組んで「ボディプレス」でゴリゴリ相手を削る高耐久・高火力・高速の3拍子を揃えたアタッカーとして十分な活躍を見せている。*9

そして2024年の世界大会ではジュニア部門準優勝・マスター部門ベスト4の結果を残していることからも強ポケの名に恥じない活躍を世界中に見せつけた。

第8世代ではザシアンはダブルでも最後までトップメタの一角に君臨していたが、第9世代では弱体化や環境の変化そしてザマゼンタの強化もあり、シングルではザシアン・ダブルではザマゼンタとはっきり差別化されている。
それでもザシアンは適正高い奴らに押されたとはいえダブルも善戦した方だけど

また、マックスレイドに代わる要素であるテラレイドバトルへの適性も高め。
ナーフされたとはいえタイプ一致ボディプレス使いとしては依然最高のぼうぎょを誇るため、攻守を両立できるてっぺきボディプレスとかいがらのすずの組み合わせは長期戦前提となるテラレイドの仕様と非常に相性が良い。姉の方は「戦えなくもないが使い勝手は微妙」といった評価なので、この点については紛れもなく姉に勝っていると言えるだろう。
なお、「たてのおう」については能力こそ上がるものの、持ち物固定でかいがらのすずが使えないため「けんのおう」の姉と評価は五分五分といったところ。
相手によってはてっぺきガン積みからのボディプレスでワンパンを狙えるかもしれないが、かくとう技のワンパン型ならテツノカイナなど適役が他にいるので無理に使う必要がないのが実情である。

余談


  • 英語名の綴りこそ違うが名前の由来は読んで字のごとく「the・magenta(ザ・マゼンタ)」からと思われる。
    発売ちょっと前までピンクマゼンタの色の仮面ライダーを演じていた井上正大氏が情報公開当初からTwitterで反応を示しており、
    後にYouTubeの銀岩塩チャンネルでポケモン実況の動画を挙げた際は「ポケモンの世界で破壊者がザマゼンタを捕まえるまで」と題してシールドをプレイしていた。分かってらっしゃる。
    まあこの人は公式がディケイドを「ピンク」と書いたらTwitterで指摘して自分のアイコンをマゼンタ一色にしたら「マゼンタ」がトレンド入りしたり、
    仮面ライダー迅をマゼンタと書いたらこっちはピンクだと主張するマゼンタ警察っぷりなのだが

  • モチーフはアーサー王が飼っていた二匹の猟犬であると言われている。
    騎士の要素はアーサー王伝説に登場する聖杯に選ばれた騎士ガラハッド、盾の要素は同じくガラハッドの持つ十字盾がモチーフとされている。
    またアーサー王は、船に変形する盾「プリドゥエン」を所持していたともされている。

  • ザシアンの方は「ザマゼンタの姉ではないか」と説明されているが、ザマゼンタの方は性別に関しては特に言及されていない。ゲームのシステム上はどのみち性別不明だが。

  • 外見のモチーフこそオオカミであるが実はガラル地方のモチーフとなったイギリスにもかつてオオカミは生息していた。しかし16世紀頃に絶滅に追いやられてしまい、現在は生息していない。
    たてのおうになると、アーサー王物語中によく登場しイングランドを象徴するライオンっぽくなる。

  • 鳴き声の由来は「ウル」フ+シー「ルド」。ザシアンの場合は「ウル」フ+ソ「ード」。

関連動画




追記・修正はキョダイマックスポケモンを弾き倒してからお願いします。

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  • ザシザマ
  • アーサー王
  • 鋼/格闘複合
  • 889
  • 二狼
最終更新:2025年05月31日 16:54
添付ファイル

*1 経験値が目当てなら高個体値や隠れ特性のポケモン捕獲が狙え、わざレコードや換金アイテムなどももらえるマックスレイドバトルでけいけんアメを稼ぐ方が速い。

*2 ミントを手に入れるのもそれなりの手間がかかるが、ここで厳選する方が圧倒的にかかる手間は大きい

*3 「メタルバースト」は「カウンター」や「ミラーコート」とは異なり優先度が設定されておらず、先に発動すると不発になってしまうため

*4 採用率トップは言うまでもないだろう……

*5 れきせんのゆうしゃは攻撃-10、たてのおうは更に防御・特防共に-5

*6 このため、上がった防御力を活かせなくなるサイクル戦がやりづらいという新たな欠点が生まれ、敵の格好の的になるリスクも増えた

*7 この世代ではボディプレスの習得者も大きく見直されており、防御種族値131のイダイナキバ・防御種族値122のブリガロンなど高防御の一致習得者も増えている

*8 伝説枠1匹のみ採用可

*9 前作時点で「こいつにボディプレスを与えたらヤバい」といった意見はダブル界隈を中心に散見されており、本体性能を下げたうえでようやく実装出来たのだろう。少なくとも「きょじゅうだんを防御依存にしとけばよかったのに」のような意見は的外れといえる