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サイトウ(ポケモン)

登録日:2019/12/14 Sat 00:58:00
更新日:2025/12/30 Tue 07:47:14
所要時間:約 11 分で読めます





あなたたちの 心

どんな 攻撃にも 騒がないのか

わたしが 試すと しましょう




出典:『ポケットモンスター ソード・シールド』公式サイト、19年11月26日閲覧、https://is.gd/fpGdVw
©2019 Pokémon. ©1995-2019 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.



『サイトウ』とは、『ポケットモンスター』シリーズの登場人物。
初登場は『ポケットモンスター ソード・シールド』。

CV.日笠陽子TVアニメ版)/喜多村英梨(『薄明の翼』、『ポケモンマスターズ』)


◆概要


『ポケットモンスター ソード・シールド』のうち『ソード』バージョンにのみ登場する。
対となる『シールド』バージョンには登場しない。

ガラル地方・ラテラルタウンの『ソード』バージョンにおけるジムリーダー
かくとうタイプの使い手で、キャッチコピーは「ガラル空手の申し子」
女性のかくとうタイプ使いジムリーダーとしてはコルニに続きシリーズ通算三人目。

ルリナと同じく褐色肌の少女で、頭には鉢巻状の黒いカチューシャリボンのようなものをつけている。
髪の毛は灰色がかっており、また眉毛も太めなのが特徴。
背番号は193。(戦、名護さんではない)

厳格な親の教育もあってかとても真面目にして冷静かつ硬派で、笑顔を見せずどんなことがあっても動じない。
バトルの時は特に顕著で、人が変わったかのように目のハイライトが消える。
しかしこれは「チャレンジャーを試すために必要なもの」として親に教育された結果で、
こうしたキャラにありがちな気難しさは意外にも全くなく、寧ろ礼儀正しく態度もソフトなので話しかけやすい人柄でもある。

本来は甘いものが好きで尚且つ笑顔もある女の子らしい一面もあるらしいが、ゲーム中で彼女の笑顔は一度も見られない。クソッ
唯一、クリア後にあることをすると貰える彼女のリーグカードにのみ、彼女が笑っているシーンが写っている。
しかしよくよく見れば、その笑顔は特定の誰かに向けているもののようにも見えるが……?

少し童顔気味なのもあって一見すると身長は低そうに見える。
が、実は意外と高いようで、ジムチャレンジやトーナメントで対峙したシーンを見る限り、主人公より一回り大きいことが確認できる。
しかも鍛えているためか(あとハード性能が向上したこともあってか)非常に筋肉質であることがよく判る。
腹筋はハッキリと浮き上がっていて、手足も女主人公どころか、ホップビートなどの少年キャラよりも太いほど。



◆ゲームでのサイトウ


ジムチャレンジ

ジムチャレンジでは4番手を担当している。

ジム内は「上から落とすピンボール」のような形になっており、主人公はタタッコがデザインのカップのようなものに乗り込み、主人公自身が玉になって斜面を下りゴールを目指す形式となっている。
このカップはLまたはRスティックをぐるぐる回すとその方向にいくらか誘導できる他、コース内にあるパンチグローブの反動を利用したりもする。
またコースの区切りと終点にはそれぞれジムトレーナーが点在している。
なお、『シールド』におけるジムも壁・床・仕掛けなど外装部分のデザインこそ異なるが、同様の仕掛けとなっている。

モンスターボールはハイパーボールを使用。
ボールを投げるときはソフトボールのように腕をぐるっと一回転させての下手投げ(ウインドミル投法)。


ジムチャレンジで勝利するとかくとうバッジを貰え、Lv.40までのポケモンを捕まえられるようになる。
他にもわざマシン42「リベンジ」*1と、サイトウのレプリカユニフォームを貰える。


手持ちポケモン

【ジムチャレンジ】

もう! ぜんぶ 壊しましょう
尊敬をこめて キョダイマックス!


カブに続くキョダイマックス使いでもあり、切り札のカイリキーをキョダイマックスさせてくる。
『シールド』バージョンのオニオンと比較すると、手持ち全員が最終進化系かつ技を4つ揃えてある。

かくとうタイプのエキスパートなのでエスパータイプゴーストタイプを使えば楽勝……かと思えばそうとは限らず、
カポエラー以外の3体があく技を覚えているため、半端な育て方だとことごとく返り討ちに遭うので注意。

ネギガナイトは「つるぎのまい」で高い攻撃力をさらに上げてくるため長期戦は危険。幸い、メインウェポンは必ず後攻の「リベンジ」なため先手を取られることはあまりないのが救い。

エースでありキョダイマックスしたカイリキーが使うキョダイマックスわざ「キョダイシンゲキ」はダメージと同時に自身の急所ランクを +1 高める効果がある。かくとうタイプのダイマックスわざは威力が上がらないうえ肝心の追加効果もかなり微妙であり、普通に「ダイナックル」の方が強かったのは内緒。*2

共通でひこうフェアリーが弱点なので、アオガラスなどのひこうタイプやマホイップなどのフェアリータイプのポケモンがいると有利。



【チャンピオンカップ ファイナルトーナメント 二回戦】


あなたが 1試合 多くても
本気の 本気を お見舞いします!

  • ルチャブル  ♂ Lv.52 フライングプレス/とびひざげり/とびはねる/-
  • オトスパス  ♂ Lv.52 じごくぐるま/メガトンパンチ/しめつける/たこがため
  • タイレーツ   Lv.53 インファイト/がんせきふうじ/ビルドアップ/はいすいのじん
  • ネギガナイト ♂ Lv.53 かわらわり/たたきつける/リーフブレード/ぶんまわす
  • カイリキー  ♀ Lv.54 クロスチョップ/リベンジ/かいりき/ほのおのパンチ
    〈キョダイマックス〉

ファイナルトーナメントではニ回戦で主人公と対峙。

ジムチャレンジ時と比べ、カポエラーとゴロンダに代わって新たなメンバーが3匹。
素早さの高いルチャブルが先頭を飾り、今世代の新顔であるオトスパスとタイレーツを加えてくる。
切り札はジムチャレンジ時と変わらずカイリキーである。

オトスパスは不利なポケモンのまま戦うと「たこがため」で拘束されるので、そうならないようにして早めに倒すこと。ちなみにゴーストタイプで完封可能。
タイレーツは「はいすいのじん」で自ら交代を防ぎつつ全ての能力を1段階上げてくる他、「ビルドアップ」も使う。積んでいる時も攻撃チャンスにしたい。

先発のルチャブル以外は全員かくとう単タイプであり、弱点であるひこう・エスパー・フェアリーの一貫性が全く切れていないため、対策は難しくない。
手持ちにアーマーガアブリムオン等の弱点を突ける強力なポケモンがいれば簡単に5タテできるはず。



【トーナメント(クリア後)】


試合を していると
あれこれ 欲が でて 迷っちゃいますね……
わたし まだまだ 未熟です

  • ルチャブル  ♂ Lv.60 フライングプレス/とびひざげり/どくづき/つるぎのまい
  • オトスパス  ♂ Lv.60 インファイト/アクアブレイク/たこがため/みきり
  • タイレーツ   Lv.61 インファイト/メガホーン/じごくづき/はいすいのじん
  • ネギガナイト ♂ Lv.61 スターアサルト/リーフブレード/はたきおとす/であいがしら
  • カイリキー  ♀ Lv.62 クロスチョップ/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/はたきおとす
    〈キョダイマックス〉
※ガラルスタートーナメント 初回クリア後には、全ての手持ちのLv.が12上昇する。種類や技構成は変わらない。


クリア後のトーナメントにおいては『シールド』バージョンのオニオンと異なり、手持ちはチャンピオンカップ時と変わらない。
一方で技構成は変化しており、オトスパスが「インファイト」と「アクアブレイク」、ネギガナイトが「スターアサルト」などといった強力な技を使ってくるようになる。



【ガラルスタートーナメント(DLC第二弾クリア後)】


お誘い いただき ありがとう ございます
期待に 応えられるよう 尽力 いたしますので
よろしく お願いしますね

  • ルチャブル ♂ Lv.72 フライングプレス/とびひざげり/どくづき/つるぎのまい
  • タイレーツ  Lv.73 インファイト/メガホーン/じごくづき/はいすいのじん
  • カイリキー ♀ Lv.74 クロスチョップ/ほのおのパンチ/れいとうパンチ/はたきおとす
    〈キョダイマックス〉

ガラルスタートーナメントでは、プレイヤーは3回優勝すると彼女をパートナーに選べるようになる。

対戦相手として登場する場合は、ルリナマクワマスタードのいずれかと組む。
伝説の元チャンピオンでかくとうジムリーダーの大先輩であるマスタードには敬意を払っているようで、彼との掛け合いのときには目のハイライトが戻る。
また、ルリナとの掛け合いではスイーツ仲間同士であることが判る。

なお、初回時はホップ or マリィの選んだペアにかかわらず、二回戦の相手はサイトウ&マクワのペアで固定となる。
サイトウの使用ポケモンは相変わらずかくとう寄りだが、マクワの使用ポケモンが、
ツボツボバンギラスセキタンザン絶妙にかくとうの弱点を補ってくる構成のため、1タイプに頼り過ぎると足元を掬われる。



◆アニメでのサイトウ


  • Webアニメ『薄明の翼』
第1話『手紙』から登場。
このエピソードの冒頭で、彼女がチャンピオン・ダンデに挑む様子を主人公のジョンが観戦している。
ダンデのリザードンに敗れ、ダウンしたカイリキーに駆け寄り必死に声をかける、というゲーム本編では見られなかった一面が観られた。

続く第2話『修行』ではまさかのメインに。
前回の敗北を受け、より鍛えなおすためにジムリーダーを休業してワイルドエリアへ修行に出かけるというサイトウのゆるキャンならぬガチキャン、もとい修行回
お共のワンリキー、ゴーリキー、カイリキーらとともに空手の型をしたり、
背中に岩を乗せて片手腕立て、スパッツ水着を来たランニング、カイリキーとの組手など過酷なスケジュールをこなす姿は圧巻。
格闘ポケモンと同等のトレーニングができるあたり幼少から鍛えられていたのは伊達ではないようだ。
しかも組手ではカイリキーのパンチを腕の防御で防いでいる。山一つ動かせるカイリキーの拳を。
また彼女の満面の笑みや、好物のチョコレートを食べて表情がほころぶ姿も観られるのでファン必見。

その後は第7話『空』の冒頭に一瞬だけ登場。
ネギガナイトのいる傍らで座禅(?)を組みながらインタビューを受けており、ダンデについてのコメントを求められ「とても強いです」と答えていた。

その後配信された『EXPANSION ~星の祭~』ではセリフは無かったが一瞬だけ登場。
設定資料集のカットでしか見られなかった学生服姿で、手持ちのワンリキーや同級生と思しき少女たちとスイーツを楽しんでいるシーンがある。
ちなみに、傍らのカバンからはダンデが届けたガラルスタートーナメントの招待状が覗いている。


  • TVアニメ『ポケットモンスター』

出典:ポケットモンスター、34話『孤高の闘士サイトウ!オトスパスの脅威!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


新無印編 第34話『孤高の闘士サイトウ! オトスパスの脅威!!』にて初登場。
ジムリーダーを務める傍ら世界各地の道場を巡り修行をしている。原作通り礼儀正しいが寡黙で、必要以上のことは語らない。


初登場の第34話ではヤマブキシティの空手道場を訪れ空手大王相手に圧勝している。大王の弟子は「隙の無い完璧な戦い方だった」と称賛している。
この話ではルチャブルとオトスパスを出していたが、作中の一枚絵を見るに、他にもカイリキーなどゲームで使ったポケモンの他に各地方の格闘ポケモンを持っている様子。
ただし、サトシとの被りを避けるためか、ゲームのようにネギガナイトの姿は見えない。

ワールドチャンピオンシップスに参加しており、この時点では751位。
サトシが初めて戦うガラルのジムリーダーであり、ルチャブルとオトスパスを繰り出す。
そしてサトシのカモネギ(ガラルのすがた)とリオルを倒し、これまでの連勝で調子に乗りまくっていたサトシを完膚なきまでに叩き潰し完勝した。
戦闘中にはサトシに戦法の問題点を指摘したりもしている。捕縛してからの滅多打ちを恐れたサトシはスランプに陥って連敗。一時的にノーマルクラスに落とされる憂き目を見た。

また、カロス地方の格闘タイプのジムリーダーであるコルニと戦った事があるらしく、彼女を「甘い」と称している。
ちなみに勝敗については言及しなかったので不明。
この「甘い」発言を聞いたサトシはコルニが馬鹿にされたと思い怒っている。

なお、『薄明の翼』ではダンデに完敗しているが、新無印ではその勝敗をまるで入れ替えて描いたかのように、逆にサトシに圧勝するという対照的な結果を迎えている。


第39話『サトシ対サイトウ! 攻略たこがため!!』にて早くも再登場。
この時の順位は更に上がっていて、193位とハイパークラス直前。
同じくかくとうジムリーダーであるシジマの元で修行に来ており、対戦をしていた。
どうやら彼はサイトウの父親の下でガラル空手を学んだ時期があるらしい。
今回はカポエラーとオトスパスを繰り出し、サトシのピカチュウとリオルと戦って惜しくも引き分けで終わった。


出典:ポケットモンスター、39話『サトシ対サイトウ!攻略たこがため!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


その後甘い物好きという共通点もあり、シジマに甘い物をご馳走になって笑顔を見せている。かわいい。
ちなみにサイトウのポケモンたちも甘い物が好きなようで、人間用のケーキを食べていた*3

なおコルニやシジマの名前を憶えているのに対し、サトシについては名前を覚えず「リオルのトレーナー」とだけ記憶している。
「金ぴかオンライントークライブ」にて日笠氏が言うには、「サイトウは上を見ているため(サトシの名前を)覚えてなくてもいい」と指示があったという。
つまり、サイトウがコルニとシジマの名前を憶えているのは、彼らを対等以上と考えているからで、
少なくとも引き分けに持ち込む実力では名前を覚える気は無い、ということだろう。


出典:ポケットモンスター、85話『ライバル決戦!サトシVSサイトウ!!』、
19年11月17日~2022年12月16日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon


第85話『ライバル決戦!サトシVSサイトウ!!』にて再登場。
サトシを自身の本拠地ラテラルスタジアムに招いてハイパーランクでの試合を始める。ダンデが見つめる中、キョダイマックスカイリキーとメガルカリオの一騎打ちとなるが、遂に敗れた。
またコルニと再会しており、サトシは「甘い」発言からコルニとサイトウは険悪な仲と思い、二人を仲裁しようとしたが、実は大の仲良しと判明。
コルニは「サイトウちゃん」と呼び、サイトウもコルニ相手にはタメ口で話す。
サイトウの言った「甘い」発言もコルニの「バトルを楽しむ」という方針についての感想であり、コルニはそう断じるサイトウのストイックな部分は嫌いじゃないらしい。

サトシの事はリオルが進化していたので「ルカリオのトレーナー」と呼んでいる。

なおコルニが持って来たお土産をみんなで食べたのだが、他三人は1個だけなのにサイトウは6個も食べた(9個入りのお菓子である)。

サトシとの三戦目ではルチャブル・オトスパス・カイリキー・タイレーツ・ゴロンダ・カポエラーのうち、前者3匹で挑む。


ちなみに演じる日笠氏は、『XY』にてスカイトレーナーのナミの声も担当していた。



◆余談


  • 名前の由来はインゲンマメの別名「菜豆」から。

  • 彼女が習得している「ガラル空手」なる格闘技だが、実際にはムエタイの動きやら中国拳法の挨拶やら儒教の握手やらを盛り込んだ、アジアごちゃ混ぜのカオスな代物
    元ネタはおそらくバリツ、……だが、バリツはバリツで別に存在している節がある辺り謎。
    現実の欧米における習いごととしての「karate」は、アジアの様々な武術の要素を盛り込んだチャンポンと化しているケースが多く、そのパロディとも考えられる。

  • 彼女がリーダーを務めるラテラルスタジアムのフィールドは、よく見ると他とは違い畳のような素材で覆われている。

  • 裸足で歩いているのでよく聞くとペチペチと音が聞こえる。かわいい。

  • 発売前に『ポケモンダイレクト』で存在が明らかにされるや否やその可愛さから人気を集め、彼女目的でソードを選んだ者も多いとかなんとか。

  • こう見えて学生で、ゲーム中では残念ながら見られないが設定資料集には学生服を着たカットも掲載されている。

  • 「ポケモン情報局」の公式Twitterで2021年のホワイトデーに発表されたイラストにも登場。カブ、キバナクララマリィらとともにお茶会をしている。やっぱりスイーツに夢中になっている様子がかわいい。

  • プレミアムバンダイの20分の1スケールフィギュアの高さが82.5mmであることから逆算すると、実際の身長は165cm前後と思われる。

  • アニポケで、ルチャブルに「とびひざげり」を指示する際、足裏を突き出す描写がある(新無印画像参照。第86話のバトルで「ダイスチル」を指示する際も、足裏を突き出す表情が異なる)。


無心で 追記・修正に 挑みます!

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最終更新:2025年12月30日 07:47

*1 『シールド』バージョンではアラベスクタウンいる女性から貰える。

*2 味方の攻撃を一段階アップさせる追加効果とのバランスを考慮されて「ダイナックル」が威力低下する仕様のとばっちりを喰らっている。

*3 サトシとゴウのポケモンはポケモンフーズを食べている。