登録日:2021/12/24 Fri 22:42:00
更新日:2025/10/28 Tue 20:07:01NEW!
所要時間:約 20 分で読めます
結 果 発 表 お お お お お お お お~!
コントを愛する者たちの頂上決戦
キングオブコントとは、吉本興業・TBSテレビ主催で2008年から開催されているお笑い賞レースである。略称・KOC。
●目次
【概要】
M-1グランプリ、
R-1グランプリに次ぐコント日本一を決める賞レースとして2008年から開始。
お笑い賞レースでは初のキー局主催大会で、毎年9月下旬~10月初頭に決勝戦が生放送され、2020年以降は長時間特別番組「お笑いの日」のアンカーパートに組み込まれている。
優勝賞金はM-1グランプリと同額の1000万円。また大会スポンサーから副賞として様々な商品が授与される。
M-1グランプリに次ぐ権威のある大会であるが、開始当初のバラエティ番組はトークが主流で、コントスキルは必ずは求められないという事情もあってR-1ほど酷くはないがブレイクできる芸人は半々の状態であった。
ところが、不定期特番であった「
有吉の壁」(日本テレビ)が2020年からゴールデンタイムにてレギュラー化したことで、番組に多数参加していた本大会の王者・ファイナリストであるコント芸人たちに再度注目が集まった。
その少し前から「にちようチャップリン」(
テレビ東京)「ネタパレ」(
フジテレビ)といったネタ見せ番組が増加していたことも相まって、コント芸人に対しても実力に見合う正当な評価がされる土壌が耕され、2021年大会ではファイナリストの大半と王者が「有吉の壁」の常連ということで大いに盛り上がることに。
他局の番組に助けられるってどういうことなの…
他の賞レースと異なり結成からの芸歴は関係なく、さらに2021年からは即興のユニットも参加可能となった。これは前年のM-1グランプリにてピン芸人同士のユニット『おいでやすこが』が準優勝しブレイクを果たしたことの影響が大きいとされる。
他の大会に比べて吉本勢の王者が少なく、事務所によっては「この大会で初の賞レース王者を輩出した」というケースも少なくない。
年によって大会に冠スポンサーが付くことがあり、冠スポンサーが付く年のタイトルは「〇〇(スポンサー名)キングオブコント」となる。
スポンサーはコントに因んで頭に「C」が付く企業やサービス、放映時点で松本・浜田がCMキャラクターを務める企業が担当する例が多い。
総合司会は
ダウンタウン→浜田雅功。2015年以降松本は審査員に廻り、浜田が女性アシスタントと司会を担当。
冒頭に書いた結果を発表する際の浜田の叫び声がカラス撃退に効くということが「
水曜日のダウンタウン」で証明され、以降それ見たさにチャンネルを合わせる人も増えたとか。
決勝のジンクスとして、
- トップバッターからの優勝・準優勝が多く、特に2023年からは3年連続でファイナルに進んでいる
- リベンジ勢からの王者8組のうち6組が、過去に3位か最下位を経験している
- 昨年準優勝のグループが決勝に進出するも、最下位に終わる現象が3年連続で続いた(2019年〜2021年)
- 準優勝を経験してから優勝したグループが長らく出ていなかった(〜2024年)
などが存在する。
また、他の賞レースに無い特徴として敗者復活戦の制度が存在しない(2020年以降)。
このため、オープニングではファイナリスト全員を集結させて撮影した非常にかっこよいPVが流れる。
このOPは2022年からは梅田サイファーによる、ファイナリストをテーマとしたラップを組み込んだものとなった。
ファイナリストの細かいネタ(代表的なネタ・かつてのコンビ名・出演番組等)を織り交ぜた歌詞が視聴者にも好評であり、ファイナリストになれば梅田サイファーに応援歌を作ってもらえるとも暗喩されている。
余談だが、『
THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』を除く主要お笑い賞レースで唯一、はりけ〜んずが予選のMCを務めていない大会である。
これは『
R-1グランプリ』を除く主要お笑い賞レースで唯一
芸歴・結成歴・性別の全てに制限が無いためだと思われ、現に予選のMCは全てピン芸人かコンビの片割れが担当している。
【審査方法】
決勝戦の審査方法は当初、準決勝で敗退した芸人が採点を行うという珍しい方式を取っていた。
これは「優勝者となる芸人を決めるのは、同じ舞台で戦った芸人自身」というコンセプトによるもの。
2015年からは通常の審査方式に変わり、松本と
バナナマン・
さまぁ〜ずが担当。
お笑い賞レース審査員で関東勢が大半を占めた例はこの大会のみで、また審査員5名は賞レースの中では最少。
2021年からは松本を除いて審査員が交代。歴代王者から4名が選出された。
さらに2024年は松本の活動休止に伴い
5人全員が歴代王者となった。
【現在の審査員】
2009年キング。東京03のツッコミ&ネタ作り担当で関東随一のコント職人。そのコントにかける情熱は芸人間では有名で、影響を受けたコント師は後を絶たない。
自身のネタでも見られるように比較的リアリティや掛け合いを重視した審査傾向があり不条理さや前衛さが際立っているネタに対しては割と辛めである。
アメトーークでMr.正論と揶揄されているようにオープニングにおける審査員登場の際も他の面々とは異なり特にボケたりもせず審査面でも実直かつ堅実な振る舞いを徹底して行うなど生粋のツッコミ芸人であると言える。
松本の活動休止後は審査員の中で最も芸歴が長いため、事実上の審査委員長的ポジションを担う。
2012年キング。こちらもコンビのツッコミ&ネタ作り担当でソニーの稼ぎ頭。吉本やワタナベなど事務所を転々としつつ長い下積みを経てようやく栄光を掴みとった苦労人で優勝の瞬間には男泣きをしていた(決勝当日までバイトをしていたのは有名な話)。
そのお笑いに対する姿勢はかなりストイックで事務所の後輩からは怖いとさえ言われており、ある時後輩が芸人仲間との談笑中にノリツッコミをした際に「ちょっと待て、今のノリツッコミ、0.8秒早いぞ」と言うなど尖りまくりのエピソードもいくつか存在するほど。自身のアングラ時代の芸風が「汚え系コント」と称されていたこともあり下品さや泥臭さが織り込まれたネタに対しては他の審査員と比べ寛容だが、あくまでKOCにおいては比較的構成力などを重視した審査傾向にある。
相方の西村は暫定ボックスのリポーターを務めており彼に対して野次のようなツッコミを飛ばすのもお約束となっている。
2011年キング。ロバートのボケ&ネタ作り担当。
圧倒的表現力からキャラクターを憑依させる芸風が売りで、Youtubeでは様々なキャラクターのインタビューを撮るモキュメンタリー「秋山竜次のクリエイターズ・ファイル」を投稿している。
その芸風ゆえにか、審査においてはキャラクター性と表現力を重視する傾向がある。
2017年キング。かまいたちのボケ&ネタ作り担当。
中学・高校教師の免許を持つインテリ芸人で、その論理的思考は審査にもよく表れており、設定の細かさや斬新さを高く評価する傾向がある。
また、2024年のM-1グランプリの審査員にも選出され、松本人志、大竹一樹以降三人目となるM-1、KOC両方で審査員を務めた人物となった。
相方の濱家隆一は2021~2023年のアンバサダーを担当したほか、コンビでお笑いの日の総合MCを務めている。
2014年キング。シソンヌのボケ&ネタ作り担当。
それまで審査員を務めていた松本人志の芸能活動休止に伴い審査員に選出された、演技派のコント職人。
本人が劇団出身というのも相まってか、演技力を重視した審査をする傾向がある。
相方の長谷川忍は上述の西村と一緒に暫定席リポーターを務めている。
【歴代王者】
大喜利が得意でゲームや漫画にも造詣が深い竹若元博と、イベントプロデュースが優れている
ヨクスベールをちょくちょく服用してしまう木村明浩(現:バッファロー吾郎A)からなるコンビ。吉本興業大阪→東京所属。
ナインティナイン・雨上がり決死隊・FUJIWARAなどを輩出したユニット「吉本印天然素材」出身のベテラン。
駆け出し時代の
笑い飯・
ケンドーコバヤシ・
野性爆弾といった個性派芸人たちを見出し世に出るきっかけを作ったことでも知られる。
関東屈指のコント師バナナマンとの最終決戦を制し初代王者に輝いたが、審査方法も特殊だった(詳細後述)ため一部でザワつくことに。
現在は両者の不仲に加え吉本興業の契約形態の違いから、コンビでの活動はごく僅かとなっている。
誰よりもコントを愛する男・飯塚悟志と、芸能界屈指の
プロレスオタクの豊本明長と、歌唱力と大声に定評のある角田晃広の3人によるトリオ芸人。プロダクション人力舎所属。
もともと飯塚と豊本は「アルファルファ」というコンビを組んでおり、そこにトリオ「プラスドライバー」に所属していた角田が合流したという経歴を持つ。
日常の何気ない風景を切り取り、ストーリー性を重視したコントはここで大きく世に出ると一躍人気となり、チケットのとれないコント師に。
優勝直後に出た「
オールスター感謝祭」で司会の島田紳助から挨拶が無かったことを𠮟責される場面が意図せず映りこんでしまったトラブルでも有名になってしまった。
3人ともトークスキルが高いゆえピンでも活躍している
ので豊本の激キモLINE流出もどこ吹く風。演技力に裏打ちされたCM・俳優業でも目ざましい活躍を続けている。
KOC王者屈指の出世株で、後年のコント芸人に与えた影響は計り知れないものがある。
飯塚はそのコントバカぶりが認められ、2021年から審査員を担当。
- 瞬殺! 今夜本当のキングになる! キングオブコメディ(2010)
強烈なルックスの今野浩喜のボケに地味なルックスの高橋健一が突っ込むシュールなスタイルのコンビ。プロダクション人力舎所属。
この大会に臨むにあたり、テンパり屋の高橋に落ち着いて対処するための平常心を鍛えるべく今野はテトリスをプレイしながらネタ合わせをしたという逸話がある。
2015年に高橋が窃盗容疑で逮捕されたことで解散となり、賞レース王者では初の解散コンビとなってしまった。以降今野は芸人から俳優に軸足を移し活躍している。
上記事情から大会中におおっぴらに存在に触れられたり「キングオブコントの会」に出演することはないものの、2022年以降は今野が番組ナレーションを担当している。
- 帰ってきた! キングトリオ! ロバート(2011)
憑依芸人の秋山竜次・料理研究家の馬場裕之・ポケモンを始めとする
ゲームとボクシングに強い絵本作家の山本博のトリオ芸人。吉本興業東京所属。
秋山が
幼なじみの馬場を北九州から強引に連れてきてNSCに入り、更にその後館林出身の山本を加えてトリオとなった。
強烈な秋山のキャラクターとそのボケに乗っかる馬場、そしてそれを困惑した曖昧な言葉ながらも冷静に突っ込む山本の絶妙なバランス芸が特徴。
「はねるのトびら」などへの出演で既に知名度は高かったが、この戴冠で賞レース王者の地位も手中に収め、以降様々な分野で活躍を見せるようになった。
2010年代後半からは秋山が「クリエイターズファイル」などの憑依芸企画で話題を呼び、馬場が石垣島に店を開くなど料理分野で活躍、山本がポケモンプレイヤー及び「2、3年で20作」というペースでの絵本制作、そしてボクシングの進行業に軸を置いている。
このように3人とも一芸を極めるようになってピンの仕事が圧倒的に増えてしまい、馬場の意向から現在はトリオ活動は休止しており、解散説まで飛び出したほど。
秋山は2021年より審査員を担当。
- 魂の雄たけび! 笑いの海賊 バイきんぐ(2012)
スキンヘッドで青ライダースの小峠英二と仕事に対してのやる気がまるでない天然・西村瑞樹のコンビ。SMA所属で、初の賞レース王者。
店や集まりなど日常の光景を舞台とした、ボケならぬ「バカ」な西村と、それに対する小峠の怒り気味のツッコミが持ち味。
小峠が筑豊田川、西村が尼崎の出身で、大分の自動車教習所での
合宿免許がファーストコンタクト。
その後NSCの面接で再会したことで運命を感じ取ってコンビ結成に至ったという非常に珍しい経歴を持つ。
しかし伸び悩む時期が続き、大阪から東京に拠点を移し、ナベプロと東京吉本への移籍を繰り返した後当時吹き溜まりと言われていたSMAに定着。その後も全くハネずに小峠は決勝当日の朝もシロアリ駆除のアルバイトに赴いていたという。
しかしKOC優勝で大ブレイクし、小峠はイジられだけでなくイジりもできる人気MCに。西村もコントで見せるもの以上の変人であることが分かり、さらに近年のキャンプブームによりじゃない方芸人から脱却。
東京03と並びKOC王者でも随一の出世株となった。
2021年から小峠は審査員、西村は
ちゃっかり会場リポーターを担当。なんて日だ!
- 王座へ飛翔! リベンジ誓う笑いの翼 かもめんたる(2013)
言ってた...「白い靴下持ってこいって言われた」って...。
早稲田大学のお笑いサークル、およびそれを前身としたお笑いユニット「WAGE」出身の岩崎う大と槙尾ユウスケのコンビ。サンミュージックプロダクション所属。
コントと言いながら演劇的でかなり怖いオチのネタが多く、「キングオブコントの会」でも他王者を交え不気味すぎるコントを披露し参加者の困惑を呼んでいる。
雛壇のトークスキルがないゆえに王者となった後も仕事が減っていったことに悩んでいた中、う大は所属事務所の先輩であるカンニング竹山のアドバイスから「劇団かもめんたる」を旗揚げし、その活動が中心となる。
一方槙尾は芸人仲間も雇ってカレー屋「三軒茶屋カリガリ マキオカリー」を開始した。
こういった経緯から、しばらくはお笑い賞レース王者としては異例となる演出家・俳優業
とカレー屋を中心に活動していた。
しかし、「有吉の壁」などネタ番組への出演やM-1グランプリへの参加により芸人としても再度注目を浴びるように。
また、う大はKOCへの愛が非常に強く、自身のnoteで毎年決勝戦のレビューを有料で公開しているほか、2020年からはセミファイナリストのネタを鑑賞したうえで採点し、改善案を提供する「キングオブう大」なる大会が毎年行われており、第16回大会優勝のサルゴリラをはじめとした多数のファイナリストたちがアドバイスを受けている。
これらの活動がきっかけとなり「ABCお笑いグランプリ」では実際に審査員を務めるなど、う大のお笑いに対する評論活動も高い評価を得ている。
- ついに浮上! つきつめた狂喜のキャラ職人 シソンヌ(2014)
細身で物静かだが実は179cmあるじろうと吉本屈指のファッショニスタにしてブサメンである長谷川忍からなる、メガネで高身長という共通した特徴を持つコンビ。吉本興業東京所属。
その年の大会形式が特殊だった影響なのか、優勝後しばらくはテレビの仕事が増えなかったため「有吉の壁」では「キングオブコントは意味がない」と後輩へ自虐を込めてアドバイスした。
しかしその「有吉の壁」効果で仕事が急増し、じろうや映画やテレビドラマなど俳優業、長谷川はバラエティ番組の小物MCとしてピンでも活躍を見せる。更にはじろうの演技力に憧れを抱いていると公言する後輩コント師も一気に増え、じろう系芸人と括られるほど。
2021年はチョコレートプラネットとのユニット「チョコンヌ」で参戦したが、準決勝で敗退。
2024年大会では松本人志の芸能活動休止に伴いじろうが審査員に就任、長谷川も暫定ボックス席のリポーターを務めた。
- 魅惑ボイスの大穴コンビ コロコロチキチキペッパーズ(2015)
坊主頭で芸能界屈指の好感度の低さを誇るナダルと小柄で近年急激なマッチョ化が話題になった西野創人からなるコンビ。吉本興業大阪→東京所属。
最年少KOC王者となるが、西野や同期で大学の後輩の霜降り明星せいやなどが「
アメトーーク」で暴露したナダルのやっべえぞ!な言動から(ナダルが)ブレイク。
ネタやナダルのギャグを考えた西野はじゃない方になった。イっちゃってる!
その後、ナダルの素のキャラが濃すぎて漫才でもコントでもナダルの濃いキャラに合っていなかったり、ナダルのキャラに負けているコントが出来ないなど影響が出ていると西野は「しくじり先生」で語っている。M-1グランプリにも挑戦したものの、ナダルがネタをミスした時が一番受けてしまうとのこと。
決して優勝がピークという訳でこそないのだが、良くも悪くもKOC王者としてのイメージは年々薄くなっており、2023年「ドリーム東西ネタ合戦」に2015年準優勝のバンビーノと共に出演した際はどちらも「今ちょうどいい芸人」枠と
一発屋枠での登場であり、優勝ネタでもあった卓球のネタを披露。しかしこれについて「営業でやって時空ゆがむほどスベったので7年テレビでは封印していた」と自虐していた。
「キングオブコントの会2022」では「伏線回収」ネタを披露するもやや受けで、翌年「キングオブコントの会2023」にて不在だったので「噂では一番スベったチームは外される」とイジられている。
そんなコロチキだが、実は元々コントよりも漫才を多く行っており、M-1では今のところ準々決勝まで進出している。
そんなわけで2015年は「コント師屈辱の年」とネタにされているとか…
メガネで六角精児似の関町知弘と、上川隆也似の田所仁からなる地味めなコンビ。吉本興業東京所属。
不祥事を起こしたわけでもないのに人気が低迷し、さらに「有吉の壁」に出てもハネないと言う賞レース王者史上最も不憫なコンビ。
近年では「王者になったのに新幹線のグリーン車に乗せてもらえなかった」という不遇ぶりが話題となり、グリーン車に乗れたのは7年後の2023年だった。
M-1で優勝したにもかかわらず大きくハネることがなかった銀シャリや笑い飯と合わせて「ご飯に関するコンビ名はブレイクには縁起が悪い」というジンクスになってしまった。
特番「キングオブコントの会」でも地味枠としていじられつつも出演している。
- 浪速のエース 狙うは王者のみ かまいたち(2017)
サイコな山内健司とのっぽの濱家隆一からなるコンビ。吉本興業大阪→東京所属。
優勝を果たしそれを機に東京へ進出したが、決勝でいきなり登場し鮮烈なネタを披露した無名のコンビ・にゃんこスターに大会後の話題を搔っ攫われ、「
2017年KOC王者はにゃんこスター」というM-1における
オードリーとNON STYLEのような扱いをされてしまう。
しかしその後も実績を残し続け2019年のM-1グランプリで準優勝。以降、同年王者のミルクボーイが関西拠点のままだったことも相まってテレビ仕事が激増し、今やテレビで見ない日はない超人気コンビとなる。
2021年から山内は審査員、濱家は2023年まで現場リポーター、2024年には松本人志の芸能活動休止に伴いコンビ揃って新たに「お笑いの日」の総合司会へと就任した。
坊主頭の熱血漢岡部大・小柄な秋山寛貴・サイコでゲラの菊田竜大からなるトリオ。ワタナベエンターテインメント所属。
この年にM-1を制覇した霜降り明星とともに「お笑い第7世代」を象徴するトリオとしてブレイクを果たし、ネタ番組のみならずMCまでも務める売れっ子に。
特に岡部は
NHK大河ドラマと
連続テレビ小説両方に呼ばれ深夜枠で主演を務めるなど俳優としての評価も高い。
KOC制覇は一見無名のダークホースによる大番狂わせのように思われがちだが、関東系芸人のお笑いライブ興行を担当するK-PROのライブではかなり前からその名を知られていた。
彼らの優勝以降K-PRO自体が注目されることになり、その後もモグライダーや錦鯉、ウエストランドなど同ライブ出身者で実績を残す芸人が多数現れた。
なお、この年に出演した「オールスター後夜祭」ではトリオということもあってか、司会の有吉とともに前述の東京03事件のパロディを行うこととなった。
むっつりスケベのギター・森慎太郎とガッツリスケベの剛毛ボーカル・江口直人からなるコンビ。浅井企画所属で、どぶろっくは事務所初の賞レース王者。
佐賀県出身で、
幼稚園から大学まで同じ学校に通っていた幼馴染でもある。
王道のネタも出来るが、最も得意なネタは
下ネタ禁止の浅井企画とは思えないような下ネタソング。「
あらびき団」の常連で優勝前から知名度は高かった。
そんな二人が披露したのは『大きなイチモツをください』。
ゴールデンの生放送で下ネタというコンプライアンスなんぞくそ喰らえな大ネタで見事王者となった。
当初本大会にエントリーする予定はなかったが、ある番組で
ケンドーコバヤシに「このネタはキングオブコント取れるよ」と高評価されたことで参加を決めたというエピソードがある。
優勝決定後感極まり涙していたことを指摘された江口の「
涙じゃなくて我慢汁です」という返しは伝説。
揃いの黒Tシャツにハーフパンツの装いが印象的で揃って下戸な後藤淳平と福徳秀介からなるコンビ。吉本興業東京所属。
4回目の挑戦で初の王者に。
M-1でも決勝に4回進出しながら優勝を逃しており、悲願の賞レース制覇となった。
2018年から自身のYouTubeチャンネルに毎日ネタ動画を投稿し続けており、総再生数は5億回を超える。
この大会で披露し優勝を掴んだネタ(『空き巣するのにタンバリン持ってきたやつ』)もライブの観客や動画のコメントの反応からウケを確認したものだったとのこと。
元々「
めちゃ2イケてるッ!」でレギュラーを務めるなど一般的な知名度が低かったわけでもなく、むしろ駆け出しの頃から濃いファンも多くお笑いファンの間では厚い支持を得ていた。
故に王者になっても大きくハネはしなかったものの、その存在感は年々増しており独自の立ち位置を築いている。
ここを抜けなければ、下まで避難するための階段に辿り着くことはできません!行きますか!?
ひげで小太りでギャンブル好きで妻子に逃げられた鈴木もぐらと女装が恐ろしく似合うメンヘラバツイチ水川かたまりのコンビ。吉本興業東京所属。
2015年に芸歴4年目というキャリアの浅さで準決勝進出を果たしたことからコント好きの中では注目株として評価されており、3年連続3回目の決勝進出の機会で晴れて王者の座を手に入れた。
2019年にはドラマ『
時効警察』(テレビ朝日)でもぐらが加害者・かたまりが被害者のメインゲストで出演している。
ファーストで披露したネタ「火事」は審査員一同から「伝説になる」と最高の評価・歴代最高得点を受け、ファイナルもそのままの勢いで制覇した。
「有吉の壁」効果で(ry
- 濃厚特盛ファンタジア ビスケットブラザーズ(2022)
わかりました!この格好って、スピードを追求した結果、こうなったってことですね!
赤いシャツで金髪のきんと青いシャツでメガネをかけた
不潔原田泰雅のコンビで、両方とも身長約175センチに対し、体重100キロ前後
どころか公称よりもう十数キロは確実にありそうという巨漢でもある。
吉本興業大阪所属で、よしもと漫才劇場在籍経験者としてはコロコロチキチキペッパーズ以来の優勝。
2013年以降毎年出場し、2019年で初の決勝進出、その後ytv漫才新人賞・NHK上方漫才コンテストで優勝と実績を積み、2022年に念願の王者となった。
トータルの得点は前年の空気階段を超える新記録を叩き出している。
独特でシュールなキャラクターを登場させるアクの強いネタが特徴で、『キングオブコントの会2023』では松本に「(色物じみていない)コットンを優勝させるべきだった」とネタにされた。
元々女性人気が低かったことに加え、
優勝後の凱旋ライブに19人しか集まらなかったことや、王者獲得後にオファーが来たCMが
ゴミを漁る野良犬の格好をさせられた名古屋市清掃局の動画のみだったりと若干苦戦を強いられ気味で、松本の言う通り準優勝のコットンの方が売れてしまった。
この影響からか、前述の「キングオブう大」にも出演している。
そうすると「イカ箱」に入っていた「靴下にんじん」がなんと
「ペンチピーチ」になっている!これがRULEマジック!!
三鷹生まれ、幼稚園で出会って以来40年来の幼なじみの赤羽健壱という魚と児玉智洋という魚によるコンビという魚。吉本興業所属。
元々はトリオ芸人「ジューシーズ」で、現在は家事タレントや構成作家として活躍する松橋周太呂が加入していた。
ファイナリスト経験者のジャングルポケットらとともにトリオ芸人3組による番組『333 トリオさん』のレギュラーを長らく務めるなど期待を寄せられていたが、他の二組と異なりチャンスを掴み切れなかった。
コンビ「サルゴリラ」としては結成7年目となる2023年に初の決勝進出を果たすと、1本目に変人の手品師をモチーフとした「RULE」を披露し、圧倒的な得点でファーストステージを1位通過。2本目に披露したどんな物事も魚に例えまくるネタという魚「青春」も、1本目の魚と全く同じ点数という魚を記録した。その結果、前年に更新された最高得点をまたしても更新し、優勝を果たした。
- 狂気と哀愁のコントブルース ラブレターズ(2024)
お前はダメなんかじゃない!やればできる子だ!頑張れ~!!
スキンヘッドでアナーキーな外見の塚本直毅と、出演したCMがネットミームになっている坊ちゃん刈りで童顔の溜口佑太朗のコンビ。ASH&Dコーポレーション所属。
結成2年目にして2011年大会で決勝進出。この年は7位に終わるが、この時披露したネタ「西岡中学校」はラブレターズの代表作として名高い。
その後も決勝進出を複数回果たすも、いずれの大会でも独創的なコントゆえか苦戦を強いられ、特に2014年大会では犬の心に94対7の大差で惨敗。
一時は新型コロナウイルスの流行もあって賞レースを意識したコントから遠ざかっていたが、東京03飯塚からの喝によって再起。2023年大会で実に7年ぶりとなる返り咲きを果たし、その翌年の2024年大会では史上最も熾烈な接戦を1点差で制し、悲願の優勝を成し遂げた。
そしてその翌年、2024年大会ファーストステージで披露したコント「光」が俳優の髙嶋政伸と黒谷友香出演のYouTubeショートドラマとなり、話題となった。
- 無冠のコントジーニアス ロングコートダディ(2025)
あのさ、地底人ってさ、ざっくり言うとどんな人種かな?
すごいね、今の質問の答えで「いや」から始まるわけではないもんね
「
座王」では通算100勝を超え黄金ビブスを獲得している細身センスメガネこと堂前透と、『本名がダサいから』という理由で今の芸名を名乗っている兎によるコンビ。
チョコレートプラネットやニッポンの社長といった他ファイナリストと同様に、ネタによってボケとツッコミを入れ替える手法を取り入れている。
2019年に初めて準決勝に勝ち上がり、以降2020・2022・2024と複数回決勝に進出している。
さらにM-1グランプリでも2021・2022年に、2025年に開催された漫才・コントの二刀流賞レース「ダブルインパクト」でも決勝に進出している万能な実力派。
2024年大会ではトップバッターながら最終決戦進出を果たすも、わずか1点差で準優勝に。
大本命と目された2025年大会においては、
2年連続でトップバッターになるも、ファーストステージを1位通過。
勢いそのままにファイナルステージでも2位のや団に7点差をつけ堂々の優勝を成し遂げた。
M-1・R-1と合わせて「総当たり形式の2ステージ制でトップバッターが1本目を1位で通過し、そのまま優勝」というのは、2001年M-1の中川家以来の快挙である。
【主なファイナリスト】
MC技術と演技力
とドSに定評のある
設楽統と、強烈なルックスでありながらダンスやモノマネを得意とする芸達者な
日村勇紀によるコンビ。ホリプロコム所属。
二人の唯一無二のキャラクターを活かしたシュールなコントが特徴的だが、一方では
乃木坂46の冠番組では長年司会を務め、ソロ活動に加えCM出演も多くお茶の間人気も随一。キングオブコントでは第1回大会で準優勝を果たし、その後第8回~第13回大会では両名ともに審査員も務めた。「キングオブコントの会」にも3回とも出演している。
諸々の事情もあってか、一部視聴者からは「事実上の初代王者なのでは?」との声があり、番組からもそのように扱われている節が…
- 再起をかけた武者修行! 磨いたコントで狙うは王座 チョコレートプラネット(2008、2014、2018)
独創的な小道具を数多生み出す文字通りの「コント職人」であるプラネット担当長田庄平と、得意とするモノマネで
R-1ぐらんぷりでも決勝進出経験のあるチョコレート担当松尾駿からなるコンビ。吉本興業東京所属。
コントによってボケ・ツッコミの担当を変えるという変わった取り組み方をしている。
有吉の壁の常連芸人であり、当番組において生まれた
TT兄弟や、IKKO・和泉元彌のモノマネで大ブレイク。当初はコント以外でブレイクしたことが悩みだったが、YouTubeにおいても
悪い顔選手権などで人気を博しており、いつしか各メディアで見ない日はない超人気コンビへと成長を遂げた。2025年にはかまいたちと共に「お笑いの日」の総合司会も務めている。
本大会では第1回にて結成2年目ながら決勝進出し注目を浴び、その後も2度決勝進出を果たすが惜しくも優勝には届かず。
特に第11回はファーストステージを1位通過するもファイナルステージで「ロッチ現象」を起こしてしまいコケっぷりが話題に。その数年後には奇しくもその年の王者であるハナコと共に「新しいカギ」(フジテレビ)のレギュラーに抜擢されている。
また、7代目王者のシソンヌとは同期で、合同ユニット
チョコンヌでライブを行うほか、第14回大会では準決勝まで進出した。
- コント博士の異常な愛情 ザ・ギース(2008、2015、2018、2020)
パントマイム、ピアノ、ハープ、卓球と豊富な特技を持つ高佐一慈と、長身だからと野球経験がないのに
広島東洋カープの入団テストを受験しようとした尾関高文によるコンビ。ASH&Dコーポレーション所属。読みはそのままに「THE GEESE」の名義で活動することもあるが、大会には一貫してカタカナ表記で参加している。
あらゆる表現技法を用いてネタを演出する前衛的な内容が持ち味であり、2015年大会では芸人がコントの内容を改良する様をそのままコントに落とし込んで見せたり、極め付きは2020年大会、
高佐がハープを演奏するというボケのみのコントを5分間演じきるという極めて独自性の高いネタを披露した。
他方ではキングオブコント以外でのメディア露出の少なさや決勝戦で勝ちきれないことを自虐することもしばしばあり、2023年大会では二人より20歳以上若いながらに準決勝進出を果たした大学生トリオ・伝書鳩とのマイクパフォーマンスさながらの舌戦も話題となった。
また毎年元日に開催される配信ライブ「
マヂカルラブリーno寄席」にて、主催のマヂラブや永野といった一癖も二癖もある共演者たちから毎回酷い扱いを受けるのが恒例行事となっている。
- 4年ぶりの返り咲き! 新・浪花のエース 天竺鼠(2008、2009、2013)
地元鹿児島で番長だった経歴を持つ瀬下豊と、ケンカする瀬下の隣で立っていたら瀬下を従える裏番長と勘違いされていた元ヤンじゃない川原克己のコンビ。吉本興業大阪→東京所属。
川原の生み出す奇妙奇天烈な世界観が持ち味であり、結成4年目にして第1回大会で決勝進出、第2回にはKOC史上初の2年連続決勝進出を決め、第6回はファイナリスト唯一の吉本組として出場。一本目の「寿司」で強烈なインパクトを残し、二本目の「事故」が大きくハネるも、惜しくも3位となった。
更には採点後の際に川原が浜田を差し置いて審査員席のパンサーに感想を振り、瀬下もろともダウンタウンにその場でシバかれるという伝説(?)も残している。
川原は有り余る支離滅裂さからアート方面にも進出、個展を開くまでに。またソロで地上波の冠番組「天竺鼠の川原の」が放映されており、そちらでもシュールな持ち味を発揮しまくっている。
一方で瀬下の方も「アメトーーク」がきっかけで、頼まれてもないのに自発的に体を張りに行く捨て身のリアクション芸で注目を浴びるが、ブレイク目前のところで立て続けにスキャンダルが発覚し、再び地上波から遠ざかってしまった。
- 獲るまで辞めねぇ! 不屈のアラフォーファイター TKO(2008、2010、2011、2013)
投資に手を出したせいで松竹芸能を退社することになった木本武宏と、後輩に手を出したせいで松竹芸能を退社することになった木下隆行のコンビ。
最近は不祥事ばかりに目が行きがちだが、キングオブコントにおいて4度も決勝進出している歴としたコント職人であり、フリーとなった2023年には47都道府県を巡るコントツアーも行っている。
大阪で活動していた二人は度々東京進出に挑戦するも、4度にわたって結果を出せず出戻りを繰り返した中での第一回大会で決勝進出し、記念すべきトップバッターとして出場。このときは7位と揮わなかったが、ザ・イロモネアでの活躍などがプラスに作用し、東京進出にようやく成功。
2010年大会では自己最高の3位入賞。とりわけ木下演じる「モロゾフ後藤」のキャラを活かしたコントは同年大会の最高得点を得る大立ち回りを見せ、TKOの代名詞としてバラエティ番組でも度々演じられた。
2013年大会では5位に終わったが、問題はファーストステージで披露したネタの内容。木下扮する目玉が飛び出た異形の人形が自我を持って動き出し、最後には木本少年の頭を怒鳴って蹴り飛ばす狂気に満ちた展開に悲鳴がひっきりなしに上がる事態が発生。直前にネタを披露したアルコ&ピースのコントも人を選ぶ内容だったことが災いし、お茶の間が凍り付いたことは悪い意味で伝説。
- どん底から生還したビートメーカー 2700(2008、2011)
ツッコミないしリズム担当の八十島弘行とボケないしダンス担当のツネのコンビ。吉本興業大阪→東京所属。
八十島の歌唱に乗せてツネが動き回る歌ネタ・リズムネタに特化したスタイルを基本とし、結成8ヶ月目にして第1回大会に決勝進出。二度目の決勝となる第4回では代表作の「
右肘左肘交互に見て」と
本人でさえ何が面白いのかわからなくなったほど極めてシュールな「
キリンスマッシュorキリンレシーブ」がハネて準優勝。プチブレイクを果たし
コンビ揃って仮面ライダーにもなった。
一方で2017年には占い師の勧めで「
ザ ツネハッチャン」に改名するも約1年で元に戻す、2018年には一時期八十島が体調不良で休養、2019年には闇営業問題への関与が発覚し一時期謹慎を食らうなどの迷走・トラブルにも見舞われている。
その数年後にはツネがキングコング梶原のYouTubeチャンネルのサポートメンバーに加入、その後アメリカでスタンダップコメディアンになる夢を抱き、2023年に渡米のためコンビを脱退。八十島1人となったが2700は継続する方針で、現在新メンバーを募集中である。
今や国民的お笑い芸人となった、
M-1グランプリの審査員でもおなじみの富沢たけしとゼロカロリー理論でおなじみの伊達みきおからなるコンビ。決勝進出当時はフラットファイヴ所属。
M-1グランプリ2007年王者であり、
賞レース2冠王を目指しキングオブコントに殴り込み。
もともとコントにも非常に力を入れていたこともあり、ファーストステージではかなり高得点をたたき出すも、東京03に逆転負けを喫した。
また他局ではあるが、2020年からはバイきんぐ、かまいたちと共にフジテレビの不定期コント特番『ただ今、コント中。』のメインメンバーひいてはセンターとしても出演している。
- 4度目の正直! 見てろ! 親父はキングになる! しずる(2009、2010、2012、2016、2025)
アドリブが要求される番組を出演NGにするほどのビビりにして極度の
ラーメン二郎愛好家・純(旧芸名:村上純)と、かつて
ゴールデンボンバーになる前の鬼龍院翔とコンビを組んでいた超トガり芸人・池田一真のコンビ。吉本興業所属。
マヂカルラブリー野田曰く「濃いキャラクターコントが主流だった東京吉本にシティ派コントを導入する契機を作った存在」であり、抒情的でさながらヒューマンドラマのようなコントを得意とする。
キングオブコント決勝でネタ披露する折にはそのような要素がマイナスとなり結果が伸び悩むこともあるものの、2009年には3位入賞を果たしている。しかしながら2016年を最後に決勝進出は途絶えており、2018年には初めて準決勝進出を逃してしまう。
だがちょうどこの頃、池田が結婚したことを
ファミリーマートの店内放送で発表するという前代未聞の奇行に走る。これがきっかけとなり「逆張りな言動を向こう見ず・好戦的な姿勢で繰り返すヤバい奴」という新たなキャラが浸透。
さらに一時期のみ『KAƵMA』という芸名へ改名していたことも相まって、現在ではビビりで面倒くさい言動の目立つ純共々イジられキャラとしての露出も増えていった。
2023年まで準決勝に上がれない事態になってしまっていたが、上記のようにじわじわと再注目を集めたこともあってか2024年に準決勝に返り咲き、その翌年の2025年に
9年ぶりとなる決勝進出を果たした。
なお両者の不仲でも有名。
- お笑い怪物フルスロットル モンスターエンジン(2009・2011)
そういう芸風じゃないのにコント中に無理やり
古畑任三郎のモノマネをぶっこむほどの田村正和ファン大林健二と、実家が鉄工所を営み、鉄工所ラップなどのネタでも知られる西森洋一のコンビ。吉本興業大阪所属。
コンビ結成1年強で『あらびき団』で披露したネタ「神々の遊び」が(ありていに言えば)バズったことと、M-1グランプリ決勝進出が奏功しブレイク。そして結成2年目にしてキングオブコント決勝にも彗星のごとく現れたことで、ついた渾名はズバリ「
お笑い怪物」。2010年からは当時大売り出し中の若手芸人らによるバラエティ番組「ピカルの定理」レギュラーとなった。
非常に芸人仲間からのネタに対する支持が厚く、とりわけ2011年の決勝戦では、「YouTubeに投稿されていた特撮ヒーロー『
ミスターメタリック登場シーン集』の模様」という、YouTube黎明期らしからぬ極めて革新的なネタを披露し3位に輝く。このネタは後年にわたって大会史に残る傑作として名前が挙がる
他、YouTubeの無断転載動画を見るという設定のせいで逆に頻繁に無断転載されがちでもある。
- 熟成したコント職人 ロッチ(2009、2010、2015)
ゆっくり開けますよ、ゆっくり開けてますよ、ゆっくり...。
世界の果てまでイッテQ!でおなじみ、ロン毛眼鏡の中岡創一と、しっかりしているように見えて実はかなりの天然のコカドケンタロウによるコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
海外ロケが多いスケジュールの中でも毎年新ネタ限定の単独ライブを行う等、同事務所のコント師をアンガールズ(2017年ファイナリスト)共々牽引する存在である。
第8回大会においてファーストステージでは最高得点をたたき出すも、ファイナルステージで
大失速してしまう。
松本人志から「
ファーストステージで一番オモロかったのがロッチで、ファイナルで一番オモロなかったのがロッチ」とイジられ、その後他の賞レース含め同様の爆死パターンが「
ロッチ現象」と称されることになるというありがたくない爪痕の残し方をしてしまった。
太宰治を愛する後の芥川賞作家・又吉直樹と元おかみとも浮き名を流した熟女好き・綾部祐二のコンビ。吉本興業東京所属。
第3回にて決勝進出し、綾部演じる厳しいようで優しい男爵と又吉演じる手下の化け物とのハートフルコントが大ウケするも惜しくも2位に。しかし
準優勝のジンクスに乗ってか直後に「ピカルの定理」レギュラー及びセンターに抜擢され、当時最後とされていたM-1グランプリで4位に輝くなどの快進撃により人気芸人の仲間入りを果たした。
また又吉は後輩であるライスの煽りV及びキャッチフレーズに登場したり、トリオからコンビになったサルゴリラの名付け親になるなど、後のチャンピオン達とも深く関わっている。
その後、2017年に綾部が予てからの夢だったアメリカ進出のためニューヨークへ移住し、コンビ活動は実質休止状態に。奇しくも優勝を争ったキングオブコメディの解散に続く形となったが、2022年には揃ってCM出演し、2023年にはトークライブを開催と、コンビ活動を徐々に再開している。
- 電撃バカ! 1000万ボルト エレキコミック(2010)
DJとしても活躍しているもじゃもじゃ頭で歯並びの悪いやついいちろうと、地味すぎて芸人に見られない今立進からなるコンビ。トゥインクル・コーポレーション所属。
第1回、第2回と準決勝進出しており、第3回大会で決勝進出を果たしたものの1本目で727点と最低得点をたたき出してしまう。
そして2本目のネタではつかみで自虐し爆笑を取るも、ネタの単調さとやつい本人による審査前の「お願いしますよ!」という前フリゆえに720点とさらに最低得点を更新と散々な結果に終わってしまう。
あまりの突き抜けっぷりに逆に注目を浴び、本人たちもネタにするほかその後松本との共演が増えるきっかけになるなど、知名度上昇にはつながった模様。
- 最多5度目の決勝! 悲願のキングへ さらば青春の光(2012~2015、2017、2018)
モルック日本代表のゴシッパー森田哲矢と、スキャンダルに事欠かないゴルファー東ブクロからなるコンビ。ザ・森東所属。
決勝進出回数6回は大会記録。
もともとは松竹芸能所属だったが、諸々の事情で円満退社(?)し、フリーを経て個人事務所
ザ・森東を立ち上げ活動している。
テレビでは森田単独での出演が多いが、これは東ブクロがゴールデンの番組からNGを出されているというもっともらしい噂も出ている。
それでも被害者の鬼ヶ島よりは出て(ry
また、漫才も行っており、2016年には
M-1グランプリで決勝進出、4位と好成績を収めた。
- ダンソン返上 キング上等 バンビーノ(2014、2015)
ブラジルにサッカー留学の経験を持つスポーツマン石山大輔(現:石山タオル)と、落語家の4代目桂小文枝を叔父に持つ元料理人の藤田裕樹(現:藤田ユウキ)によるコンビ。吉本興業所属。
2014年に決勝進出を果たすと、当初1対1の対戦方式であったことから対戦相手のさらば青春の光の
かませ犬という下馬評が大半を占める中、「ダンシングフィッソン族」のネタを披露。キャッチ―ながらどこかシュールなコントで爆笑を起こすと、勢いそのまま3位入賞を果たした。
翌2015年も決勝に進出すると、その年にメディア露出を増やしていた事もあってか前年以上の高得点を獲得しファイナルステージに進出。バンビーノの真骨頂ともいえる意味のないリズミカルな台詞が続く不条理なコント「スンシー」を披露。ファイナルステージの得点ではコロコロチキチキペッパーズを上回る善戦を見せるも、あと一歩で準優勝に終わった。
- 体育会系 宇宙系 劇団系 ジャングルポケット(2015~2017、2020)
リーダーで高校時代柔道で愛知県優勝も成し遂げた体育会系・太田博久と、実家のもんじゃ屋がフィーチャーされることの多いポンコツ宇宙系・おたけと、馬主にもなるほどの競馬好きで濃い顔が特徴の劇団系・斉藤慎二からなっていたトリオ。吉本興業東京所属。
2015年に決勝初進出し頭角を現すと、その翌年にはファーストステージではライスと同点1位の結果を残し、ファイナルステージで僅差で敗れ準優勝に輝く。
ブレイク後もネタづくり担当の太田の意志もあって継続的にKOCには参戦し決勝の常連になってはいたが、2021年には斉藤の新型コロナウイルス感染により準決勝を辞退。さらに2024年には斉藤が不祥事により吉本興業との契約を解除され、今後はコンビで活動することに。
こうして苦境に立たされつつもファンからは「これからもキングオブコントに出てほしい」との応援の声も挙がっており、今後の動向が注目されている。
- 史上初! 最速! 最年少! にゃんこスター(2017)
丸眼鏡が特徴のスーパー3助と、早稲田大学のお笑いサークル出身で151センチ、48キロのアンゴラ村長によるコンビ。同年ファイナリストのパーパーと並び、
KOCファイナリスト初の男女コンビ。
また、
KOCファイナリスト初の事務所に所属していない芸人でもあり、更に
コンビ結成5か月での決勝進出は歴代最短記録。
「リズム縄跳び」のネタで旋風を起こし、準優勝を果たしブレイク。
相方同士で本当に交際しているなどといった目新しさもあり、一時期は優勝コンビのかまいたちを食うほどの存在感を見せていたが、程なくして人気は低迷して
一発屋扱いされるようになり、二人の交際も破局。それでも解散はせずKOCへの出場も続け、2019年には漫才協会へ加入するなどして今も
縄ネタを
跳び磨き続けている。
また上記のパーパーとは仲が良く、互いの男同士、女同士でそれぞれユニットを結成しM-1グランプリに出場するなど活動をしている。
- 1/2477の化学反応 わらふぢなるお(2017~2019)
元調理師で
コブラのようなキャラクターに扮するピンネタを持つふぢわらと、妻子持ちながら情けない言動で周囲から豚呼ばわりされ散々に弄られることの多い本当に豚のような男、口笛なるおのコンビ。
初めて決勝進出した際には
コンビでそれぞれ所属事務所が異なるという特異な状況で決勝進出。キャッチコピー「1/2477の化学反応」もこれに由来しており、別の某お笑い番組では「お笑い界の
AKB48」という
さすがに無理のあるキャッチコピーがついたことも。このときの順位は6位。
飄々とボケるふぢわらの怪演が功を奏し2018年には決勝第一ステージを突破するも、
チョコプラの大滑りの陰で2つ目のネタが伸び悩みハナコに逆転されて準優勝。おまけに当時のバラエティはハナコとチョコプラの対立をネタにして準優勝はあまり話題にならず。
翌年2019年は更に最下位に沈む。さらにこの年準優勝だったうるとらブギーズが2020年に最下位、さらに2020年準優勝のニューヨークも翌年最下位に沈むという
「準優勝の呪い」のジンクスを生んだコンビでもある。
現在では漫才協会に加入しており、KOCの枠組みにとらわれない活動を行っている。
ゲームクリエイターとしても活躍するマッチョマン・野田クリスタルとピンクのベストと眼鏡がトレードマークの本名鈴木の村上によるコンビ。吉本興業東京所属。
2017年のM-1グランプリで歴史的な大敗を喫し、煽りVで「
漫才師としてのマヂカルラブリーは死にました」と弄り混じりの紹介をされたりしたものの、2020年にはM-1チャンピオンに、そして野田が
R-1グランプリのチャンピオンになり、史上初の
トリプルファイナリストとなる。
まだ上位に食い込めてはいないが、野田が霜降り明星・粗品とともに史上初の
お笑い賞レース3冠王を狙える芸人だけに期待が寄せられている。
- 悪意を操る無冠のブレイク芸人 ニューヨーク(2020、2021)
空手有段者で髪色を定期的に変える嶋佐和也と同じく空手有段者で芸人仲間の肖像版画で個展を開いた屋敷裕政のコンビ。吉本興業東京所属。
2019年M-1グランプリ
での悪態がきっかけで注目を集め、翌年の第13回キングオブコントにも初進出となり2本とも高い評価を得て準優勝。
「
ラヴィット!」等のレギュラーも獲得し第14回にも満を持しての決勝進出となったが、まさかの最下位となり3年連続で
昨年準優勝したグループが最下位になるというジンクスを継続、そのうえ史上初の
M-1、KOC両方の大会で最下位になるというありがたくない称号を得てしまった。
こうして賞レースの酸いも甘いも味わったためか、これ以降は賞レースからの卒業を表明している。
- おかげさまで5周年 ニッポンの社長(2020~2024)
元プロ野球選手の辻孟彦を弟に持ち、「ジュースごくごく倶楽部」というバンドを組んでいる辻と、「顔が尻みたいだから」という理由から芸名にした
コロチキ・ナダル曰く同期で一番トークが下手なケツによるコンビ。
次述のロングコートダディとは同じマンゲキ時代から共演が多く、同時に東京進出しており縁が深い存在。
上述のチョコレートプラネット同様、ネタによってボケとツッコミを変えており、ボケツッコミの無いネタも持つ。
果てには「舞台上で取っ組み合いの喧嘩をする」というネタ?をしたこともある
2020年に決勝に初進出。そこで行ったネタ『ケンタウロス』が松本人志や
爆笑問題に絶賛されたことで頭角を現し、そこから大会新記録となる
5年連続決勝進出を成し遂げたが、2025年では別の賞レースで優勝したこともあってか
ケツ欠場している。
また漫才も行っており、M-1グランプリでは準決勝に2度進出している
が、敗者復活戦にて会場近くの防災無線から「夕焼け小焼け」が流れてきてネタに思い切り被るという野外開催ゆえのハプニングに見舞われたことも。
- ポップスターの逆襲 コットン(2022、2024)
大学時代ミスター慶應に輝いた西村真二と女装に定評のある山咲トオル似のきょんのコンビ。吉本興業東京所属。
元々は「
ラフレクラン」というコンビ名だったが、「覚えにくいし噛みやすい」との評判から2021年の「しくじり先生」内にて
横山由依の命名で現コンビ名に改名した経緯を持つ。
第15回大会で初めて決勝進出し、主に演技力が高評価されるも2位に。しかしこれまた準優勝のジンクスに乗ってか、前職が広島ホームテレビアナウンサーだった西村の経歴が注目を集め、きょんの
やらせ疑惑に巻き込まれてしまうも第21回R-1グランプリ準優勝も追い風となってブレイク。レギュラー番組を獲得するなど第15回大会の出世頭となった。
そして2年後の第17回大会で再び決勝進出するも、
今度は呪いのジンクスに擦ってしまったのか9位に終わっている。
- 狂い咲きコントドランカー や団(2022~2025)
格闘技好きで『獣珍サンダー・ライガー』として西口プロレス参戦経験もある本間キッドと、リーダーでラーメンをこよなく愛する中嶋亨と、183センチの長身と巨根がトレードマークのロングサイズ伊藤からなる弾丸コントトリオ。SMA NEET Project所属。
他事務所からの移籍が多いSMAにおいて、やす子とともに数少ない生え抜きの芸人。
KOCには第1回大会から参加し続けていたが、15回目となる2022年に初の決勝進出。コントのリアリティが飯塚に高く評価され3位の成績を残し頭角を現す。
リベンジを目指して翌年以降も決勝戦に勝ち残り、毎回上位に食い込んでいるものの、2023年は3点差、2024年は1点差でファイナルステージ進出を逃し、2025年は1位通過と1点差の2位でファイナルへ進むも準優勝に終わっている。ただ2024年大会の中嶋はその日ラーメンを4杯食べたらしく、終始幸せそうにしていた
なおSMA芸人らしく(?)3人揃って華が無いとも評され、ファイナリストになってなお金欠に接して日雇いアルバイトしているところを後輩芸人に度々見られるといった類のエピソードも尽きなかったが、2回目の決勝戦進出後はようやくなんとか生活できるようになったのだとか。
多額の借金を抱える元祖クズ芸人・岡野陽一と、
女芸人No.1決定戦 THE W4代目チャンピオンの吉住からなる、
KOC史上初のピン芸人同士によるユニット。プロダクション人力舎所属。
岡野は過去に巨匠というコンビで2度決勝進出を果たしており、違うグループでの決勝進出もこれまた史上初である。相方がいなくなった岡野がクズ芸人キャラでバラエティ番組でブレイクし、ネタをやらなくなったことを見かねた事務所の頼みで結成された。
史上初のユニット同士での決勝進出に加え、準決勝で非常に高い評価を得ていたため注目を集めていたが、6位に終わっている。
一方で優勝候補とはされているものの、決勝直前に酒に酔った岡野のとある振る舞いに吉住が激怒する解散危機があったともされ、ともかく翌年以降は不出場。未来やいかに。
- 一撃必殺のダーティプレイヤー カゲヤマ(2023)
YouTubeチャンネル「あむあむWORLD」での「スリル」の企画でおなじみの益田康平と、KOC決勝当日に会場にチャリで来た妹キャラ(?)のタバやん。によるコンビ。東京吉本所属。
M-1グランプリ2022において、それまで1〜2回戦落ちであったところをあまりにもキモ過ぎる漫才で突如準決勝まで勝ち上がったことから徐々に頭角を表し始め、翌2023年にKOCで初のお笑い賞レースの決勝戦まで勝ち上がった。
その2023年大会ではかなり不利な出順とされるトップバッターとなる。
しかし、益田が尻を丸出しにするインパクトが強い裸芸で直後のニッポンの社長共々審査員の思考回路をバグらせたのか469点を獲得し歴代トップバッターの最高得点を塗り替え、それどころか何とそのまま真っ先にファイナルステージ進出を決めるという離れ業をやってのけた。
- 予測不能のコント策士 ファイヤーサンダー(2023~2025)
さらば青春の光・東ブクロのいとこであるこてつと、かつてさや香・新山とコンビ「オリオン」を組んでいた崎山祐からなる適当な名前のコンビ。ワタナベエンターテインメント所属。
かつては吉本興業所属であったが、コントをやりたいという思いが強く退所しワタナベに移籍。そこから吉本・松竹以外で関東では初のABCお笑いグランプリ優勝など着実に実績を付けてきた実力派コンビ。
ネタの設定のバラシで大きな笑いを生み出すコントを得意としており、決勝初進出の2023年大会では4位、その翌年にはファーストステージ1位通過を果たすなど着実に好成績を残している。
なお、不仲でも有名。
【その他のファイナリスト】
- 無限のコント製造マシーン インパルス(2009、2011)
- 俺らが獲らなきゃ誰が獲る! 4年越しのお笑いリベンジャー ラバーガール(2010、2014)
- 崖っぷち返上! 絶叫コント三人衆 鬼ヶ島(2011、2013)
- 屈辱をバネに!今年こそトップを獲る! トップリード(2011、2012)
- 復活のコントプリンス うしろシティ(2012、2013、2015)
- 演劇界からの5人の刺客 夜ふかしの会(2012)
- コントで魅せる漫才魂 銀シャリ(2012)
- 制御不能のコントジェントル ジグザグジギー(2013、2016、2023)
- 念願の夢舞台 解放!コント魂 アルコ&ピース(2013)
- 吠えろ苦節17年! 夢の舞台で負け犬返上! 犬の心(2014)
- 借金王からコント王へ 巨匠(2014、2015)
- 三度目の正直!進化を遂げた本格派 アキナ(2014、2015、2017)
- お笑い界の下剋上!目指せ 史上最年少キング リンゴスター(2014)
- 一発屋から王者へ 藤崎マーケット(2015)
- 太っちょエンターテイナー タイムマシーン3号(2016)
- 駐輪場のおじさんがスターへ! だーりんず(2016、2018)
- 正体不明のダークホース ななまがり(2016)
- 18年目の原点回帰 アンガールズ(2017)
- 前人未到!無所属からキングへ ゾフィー(2017、2019)
- 不思議系ニュータイプ パーパー(2017)
- 三者三様の聖三角形 GAG(2017〜2020)
- ロビンフット(2018)
- やさしいズ(2018)
- バカバカしい世界への案内人 うるとらブギーズ(2019〜2021、2025)
- 嘆きのトライアングル ネルソンズ(2019、2022)
- コント・ドリーム・ビリーバー かが屋(2019、2022)
- パワーワードの錬金術師 滝音(2020)
- 激情型コント職人 ザ・マミィ(2021)
- 不遇の天才第7世代 男性ブランコ(2021)
- 濃厚キャラのこってり仕立て ジェラードン(2021)
- 哀愁のコミカルホラー 蛙亭(2021、2023)
- 演技派コントジャンキー そいつどいつ(2021)
- 異才のバカゲークリエイター クロコップ(2022)
- バカ犬どものじゃれ合いショー いぬ(2022)
- 進化した奇想天外ワールド 隣人(2023、2024)
- トリオコントNEWジェネレーション ゼンモンキー(2023)
- クセあり空間支配人 シティホテル3号室(2024)
- 自由形エンターテイナー ダンビラムーチョ(2024)
- 荒唐無稽のトリプルプレー cacao(2024)
- レインボー(2025)
- 青色1号(2025)
- トム・ブラウン(2025)
- 元祖いちごちゃん(2025)
- ベルナルド(2025)
【歴代大会結果】
順位の太字はファイナルステージ進出者を示す。
第1回大会 (2008)
Aリーグ
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
出番順 |
得点 |
| 1位 |
バッファロー吾郎 |
よしもとCA大阪 |
熟成されて19年 |
2番 |
460点 |
| 2位 |
ザ・ギース |
ASH&Dコーポレーション |
解散をかけた挑戦! |
3番 |
400点 |
| 3位 |
天竺鼠 |
よしもとCA大阪 |
野心と情熱のコント志士 |
4番 |
388点 |
| 4位 |
TKO |
松竹芸能 |
全国区 5回目の正直 |
1番 |
368点 |
Bリーグ
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
出番順 |
得点 |
| 1位 |
バナナマン |
ホリプロコム |
ライブ至上主義 |
3番 |
482点 |
| 2位 |
ロバート |
よしもとCA東京 |
世にも奇妙な三重奏 |
2番 |
473点 |
| 3位 |
チョコレートプラネット |
よしもとCA東京 |
未確認コント星人 |
1番 |
415点 |
| 4位 |
2700 |
よしもとCA大阪 |
結成半年の奇跡コンビ |
4番 |
327点 |
最終決戦
| 順位 |
グループ名 |
出番順 |
最終票 |
| 優勝 |
バッファロー吾郎 |
先攻 |
5票 |
| 2位 |
バナナマン |
後攻 |
2票 |
総エントリー数は2146組。
冠スポンサーに大塚製薬「オロナミンC」がつき、第3回まで担当。この関係からタイトルロゴもCの部分がオロナミンCに準じたものが使われていた。
審査員は準決勝敗退者100人。この大会のみ審査員1人当たりの持ち点は5点だった。
また、最終決戦の投票方法が最終決戦進出者を含むファイナリスト8組による口頭発表であり、事務所の先輩後輩による忖度が発生すること等から物議を醸してしまい、後に改められることになった。
第2回大会 (2009)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
東京03 |
プロダクション人力舎 |
首都圏発! コント三銃士 |
初出場 |
1番/7番 |
835点/953点 |
1788点 |
| 2位 |
サンドウィッチマン |
フラットファイヴ |
2冠を狙うM-1王者 |
初出場(ノーシード) |
7番/8番 |
878点/865点 |
1743点 |
| 3位 |
しずる |
よしもとCA東京 |
静かなる技巧派コント職人 |
初出場 |
6番/6番 |
820点/831点 |
1651点 |
| 4位 |
インパルス |
よしもとCA東京 |
無限のコント製造マシーン |
初出場 |
8番/3番 |
767点/868点 |
1635点 |
| 5位 |
モンスターエンジン |
よしもとCA大阪 |
お笑い怪物フルスロットル |
初出場 |
3番/4番 |
771点/855点 |
1626点 |
| 6位 |
ロッチ |
ワタナベエンターテインメント |
遅れてきた本格派ルーキー |
初出場(ノーシード) |
4番/5番 |
807点/804点 |
1611点 |
| 7位 |
天竺鼠 |
よしもとCA大阪 |
唯一の2年連続ファイナリスト |
2年連続2回目 |
5番/1番 |
723点/829点 |
1552点 |
| 8位 |
ジャルジャル |
よしもとCA大阪 |
逆襲を誓う若き浪花のコント師 |
初出場 |
2番/2番 |
734点/805点 |
1539点 |
総エントリー数は2584組。
審査員は準決勝進出芸人100名。1人当たりの持ち点が10点に増額され、1000点満点となった。
また、今大会からネタを2回行い、その合計点数で最終順位を決めるというシングル競技フィギュアスケートに準じた「フィギュア方式」が採用された。
第3回大会 (2010)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
キングオブコメディ |
プロダクション人力舎 |
瞬殺! 今夜本当のキングになる! |
初出場 |
4番/8番 |
908点/928点 |
1836点 |
| 2位 |
ピース |
よしもとCA東京 |
冷静×情熱 奇跡の化学反応 |
初出場 |
3番/4番 |
827点/942点 |
1769点 |
| 3位 |
TKO |
松竹芸能 |
芸歴19年! 驚異のチャレンジャー |
2年ぶり2回目 |
1番/2番 |
820点/916点 |
1736点 |
| 4位 |
ジャルジャル |
よしもとCA東京 |
逆襲を誓う若き浪花のコント師 |
2年連続2回目 |
5番/5番 |
829点/898点 |
1727点 |
| 5位 |
ラバーガール |
プロダクション人力舎 |
東京03の秘蔵っ子 |
初出場 |
7番/6番 |
864点/830点 |
1694点 |
| 6位 |
しずる |
よしもとCA東京 |
玉座奪還 狙うはNo.1 |
2年連続2回目 |
8番/7番 |
898点/772点 |
1670点 |
| 7位 |
ロッチ |
ワタナベエンターテインメント |
コントワールド無限大 |
2年連続2回目 |
2番/3番 |
826点/781点 |
1607点 |
| 8位 |
エレキコミック |
トゥインクル・コーポレーション |
電撃バカ! 1000万ボルト |
初出場 |
6番/1番 |
727点/720点 |
1447点 |
総エントリー数は3009組。初めて3000組を超えた。
第4回大会 (2011)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ロバート |
よしもとCA東京 |
帰ってきた! キングトリオ! |
3年ぶり2回目(ノーシード) |
3番/8番 |
942点/934点 |
1876点 |
| 2位 |
2700 |
よしもとCA東京 |
どん底から生還したビートメーカー |
3年ぶり2回目 |
5番/7番 |
884点/925点 |
1809点 |
| 3位 |
モンスターエンジン |
よしもとCA大阪 |
お笑い怪物フルスロットル |
2年ぶり2回目 |
6番/5番 |
843点/919点 |
1762点 |
| 4位 |
インパルス |
よしもとCA東京 |
無限のコント製造マシーン |
2年ぶり2回目 |
8番/4番 |
815点/881点 |
1696点 |
| 5位 |
鬼ヶ島 |
プロダクション人力舎 |
受け継ぐキングのDNA |
初出場 |
7番/6番 |
874点/805点 |
1679点 |
| 6位 |
TKO |
松竹芸能 |
芸歴20年! 不屈のアラフォーファイター |
2年連続3回目 |
2番/2番 |
757点/877点 |
1634点 |
| 7位 |
ラブレターズ |
ASH&Dコーポレーション |
無印のシンデレラボーイ |
初出場(ノーシード) |
4番/3番 |
790点/798点 |
1588点 |
| 8位 |
トップリード |
太田プロダクション |
トップで狙う! 初出場! 初優勝! |
初出場 |
1番/1番 |
750点/765点 |
1515点 |
総エントリー数は3026組。
第5回大会 (2012)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
バイきんぐ |
SMA NEET Project |
魂の雄たけび! 笑いの海賊 |
初出場 |
8番/8番 |
967点/974点 |
1941点 |
| 2位 |
さらば青春の光 |
松竹芸能 |
浪速の通天閣ルーキー |
初出場 |
1番/5番 |
862点/945点 |
1807点 |
| 3位 |
かもめんたる |
サンミュージックプロダクション |
夢よ再び! 今夜羽ばたく! |
初出場(ノーシード) |
4番/6番 |
883点/907点 |
1790点 |
| 4位 |
しずる |
よしもとCA東京 |
三度目の正直! キングを狙うリベンジャー |
2年ぶり3回目 |
6番/7番 |
913点/875点 |
1788点 |
| 5位 |
うしろシティ |
松竹芸能 |
学生服の泣き虫ボーイズ |
初出場 |
5番/4番 |
843点/837点 |
1680点 |
| 6位 |
夜ふかしの会 |
劇団夜ふかしの会(フリー) |
演劇界からの5人の刺客 |
初出場 |
7番/3番 |
778点/717点 |
1495点 |
| 7位 |
銀シャリ |
よしもとCA大阪 |
コントで魅せる漫才魂 |
初出場 |
2番/2番 |
754点/732点 |
1486点 |
| 8位 |
トップリード |
太田プロダクション |
屈辱をバネに! 今年こそトップを獲る! |
2年連続2回目 |
3番/1番 |
711点/683点 |
1394点 |
総エントリー数は2971組。
第6回大会 (2013)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
かもめんたる |
サンミュージックプロダクション |
王座へ飛翔! リベンジ誓う笑いの翼 |
2年連続2回目 |
3番/8番 |
923点/982点 |
1905点 |
| 2位 |
鬼ヶ島 |
プロダクション人力舎 |
崖っぷち返上! 絶叫コント三人衆 |
2年ぶり2回目 |
2番/7番 |
904点/950点 |
1854点 |
| 3位 |
天竺鼠 |
よしもとCA大阪 |
4年ぶりの返り咲き! 新・浪花のエース |
4年ぶり3回目 |
4番/4番 |
879点/946点 |
1825点 |
| 4位 |
さらば青春の光 |
フリー |
ドン底から王者へ! 無所属ファイナリスト |
2年連続2回目 |
8番/6番 |
899点/847点 |
1746点 |
| 5位 |
TKO |
松竹芸能 |
獲るまで辞めねぇ! 不屈のアラフォーファイター |
2年ぶり4回目 |
6番/5番 |
896点/808点 |
1704点 |
| 6位 |
ジグザグジギー |
マセキ芸能社 |
覚醒! ウンナン遺伝子の継承者 |
初出場 |
7番/2番 |
825点/819点 |
1644点 |
| 7位 |
アルコ&ピース |
太田プロダクション |
念願の夢舞台 解放! コント魂 |
初出場 |
5番/3番 |
831点/808点 |
1639点 |
| 8位 |
うしろシティ |
松竹芸能 |
再び約束の地へ! 舞い戻ったニューコント王子様 |
2年連続2回目 |
1番/1番 |
773点/814点 |
1587点 |
総エントリー数は2988組。
この年は久々に冠スポンサーが付き、松本が当時CMキャラクターを務めていたリクルート「TOWNWORK」が担当した。
第7回大会 (2014)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
1stネタ順 |
Finalネタ順 |
| 優勝 |
シソンヌ |
よしもとCA東京 |
ついに浮上! つきつめた狂喜のキャラ職人 |
初出場 |
第1試合先攻 |
5番手 |
| Final敗退 |
チョコレートプラネット |
よしもとCA東京 |
再起をかけた武者修行! 磨いたコントで狙うは王座 |
6年ぶり2回目(ノーシード) |
第5試合先攻 |
1番手 |
| バンビーノ |
よしもとCA大阪 |
言葉はいらねぇ! 世界を笑わす浪速の新星 |
初出場 |
第3試合先攻 |
2番手 |
| 犬の心 |
よしもとCA東京 |
吠えろ苦節17年! 夢の舞台で負け犬返上! |
初出場 |
第4試合後攻 |
3番手 |
| ラバーガール |
プロダクション人力舎 |
俺らが獲らなきゃ誰が獲る! 4年越しのお笑いリベンジャー |
4年ぶり2回目 |
第2試合先攻 |
4番手 |
| 1st敗退 |
巨匠 |
プロダクション人力舎 |
笑いで一括返済! 借金王からコント王へ |
初出場 |
第1試合後攻 |
- |
| リンゴスター |
プロダクション人力舎 |
お笑い界の下剋上! 目指せ史上最年少キング |
初出場(ノーシード) |
第2試合後攻 |
| さらば青春の光 |
ザ・森東 |
3年連続ファイナリスト! 我が道を行く雑草コンビ |
3年連続3回目 |
第3試合後攻 |
| ラブレターズ |
ASH&Dコーポレーション |
いじめられっこの逆襲! 王者になって奴らを見返せ! |
3年ぶり2回目 |
第4試合先攻 |
| アキナ |
よしもとCA大阪 |
解散からの再出発! 絆でつかめ笑いの頂点 |
初出場(ノーシード) |
第5試合後攻 |
総エントリー数は2811組。
今大会で大会形式がそれまでのフィギュア方式から「一騎打ち方式」に変化し、それに伴い引き分けを避けるために審査員が101人になった。
第8回大会 (2015)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
コロコロチキチキペッパーズ |
よしもとCA大阪 |
魅惑ボイスの大穴コンビ |
初出場(ノーシード) |
4番/4番 |
468点/465点 |
933点 |
| 2位 |
バンビーノ |
よしもとCA大阪 |
ダンソン返上 キング上等 |
2年連続2回目 |
6番/3番 |
455点/471点 |
926点 |
| 3位 |
ロッチ |
ワタナベエンターテインメント |
熟成したコント職人 |
5年ぶり3回目 |
8番/5番 |
478点/429点 |
907点 |
| 4位 |
ジャングルポケット |
よしもとCA東京 |
クドさ全開! 演劇トライアングル |
初出場 |
2番/1番 |
445点/451点 |
896点 |
| 5位 |
藤崎マーケット |
よしもとCA大阪 |
一発屋から王者へ |
初出場 |
1番/2番 |
451点/442点 |
893点 |
| 6位 |
アキナ |
よしもとCA大阪 |
浪速の超新星 |
2年連続2回目 |
9番 |
437点 |
437点 |
| 7位 |
ザ・ギース |
ASH&Dコーポレーション |
7年越し 悲願のセカンドチャンス |
7年ぶり2回目 |
7番 |
428点 |
428点 |
| 7位 |
巨匠 |
プロダクション人力舎 |
借金王からコント王へ |
2年連続2回目 |
10番 |
428点 |
428点 |
| 9位 |
うしろシティ |
松竹芸能 |
復活のコントプリンス |
2年ぶり3回目 |
5番 |
424点 |
424点 |
| 10位 |
さらば青春の光 |
ザ・森東 |
史上初4年連続出場 |
4年連続4回目 |
3番 |
419点 |
419点 |
総エントリー数は2455組。
今大会から審査員がそれまでの準決勝進出芸人から、バナナマン(
設楽統、
日村勇紀)、さまぁ〜ず(三村マサカズ、大竹一樹)、審査委員長・松本人志の5人体制に変更。
点数も1人100点の500点満点形式となった。
今大会から決勝戦がM-1グランプリのような2ステージ制へと変わり、ネタ後の講評の時間も増加した。
また、2017年までは上位5組がファイナルステージに進出する形式だった。
第9回大会 (2016)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ライス |
よしもとCA東京 |
芥川賞作家がひとめぼれ! |
初出場(ノーシード) |
10番/4番 |
466点/470点 |
936点 |
| 2位 |
ジャングルポケット |
よしもとCA東京 |
王座を狙う! 演技派コント三銃士! |
2年連続2回目 |
6番/5番 |
466点/464点 |
930点 |
| 3位 |
かまいたち |
よしもとCA大阪 |
浪速のエースが旋風を巻き起こす! |
初出場(ノーシード) |
4番/3番 |
458点/456点 |
914点 |
| 4位 |
タイムマシーン3号 |
太田プロダクション |
太っちょエンターテイナー |
初出場(ノーシード) |
8番/2番 |
445点/448点 |
893点 |
| 5位 |
かもめんたる |
サンミュージックプロダクション |
前人未到! 2度目のキングへ! |
3年ぶり3回目 |
3番/1番 |
444点/439点 |
883点 |
| 6位 |
しずる |
よしもとCA東京 |
4度目の正直! 見てろ! 親父はキングになる! |
4年ぶり4回目 |
1番 |
443点 |
443点 |
| 7位 |
ジグザグジギー |
マセキ芸能社 |
蛇行の先に栄光をつかみとれ! |
3年ぶり2回目 |
9番 |
433点 |
433点 |
| 8位 |
だーりんず |
SMA NEET Project |
駐輪場のおじさんがスターへ! |
初出場 |
7番 |
431点 |
431点 |
| 9位 |
ななまがり |
よしもとCA東京 |
正体不明のダークホース |
初出場 |
5番 |
430点 |
430点 |
| 10位 |
ラブレターズ |
ASH&Dコーポレーション |
コントの神様へ 届け! この想い! |
2年ぶり3回目 |
2番 |
424点 |
424点 |
総エントリー数は2511組。
この年から冠スポンサーにCygamesがつき、2018年まで担当。
第10回大会 (2017)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
かまいたち |
よしもとCA大阪 |
浪速のエース! 狙うは王者のみ |
2年連続2回目 |
3番/4番 |
464点/478点 |
942点 |
| 2位 |
にゃんこスター |
フリー |
史上初! 最速! 最年少! |
初出場(ノーシード) |
7番/5番 |
466点/462点 |
928点 |
| 3位 |
さらば青春の光 |
ザ・森東 |
最多5度目の決勝! 悲願のキングへ |
2年ぶり5回目(ノーシード) |
6番/3番 |
455点/467点 |
922点 |
| 4位 |
ジャングルポケット |
よしもとCA東京 |
目指せ! 悲願のウイニングラン |
3年連続3回目 |
2番/2番 |
452点/458点 |
910点 |
| 5位 |
アンガールズ |
ワタナベエンターテインメント |
18年目の原点回帰 |
初出場 |
4番/1番 |
452点/452点 |
904点 |
| 6位 |
わらふぢなるお |
サンミュージックプロダクション |
1/2477の化学反応 |
初出場 |
1番 |
434点 |
434点 |
| 7位 |
アキナ |
よしもとCA大阪 |
三度目の正直! 進化を遂げた本格派 |
2年ぶり3回目 |
8番 |
432点 |
432点 |
| 8位 |
ゾフィー |
フリー |
前人未到! 無所属フリーからキングへ |
初出場 |
10番 |
422点 |
422点 |
| 9位 |
パーパー |
マセキ芸能社 |
不思議系ニュータイプ |
初出場 |
5番 |
421点 |
421点 |
| 10位 |
GAG少年楽団 |
よしもとCA東京 |
10年目につかんだ涙のファイナル |
初出場 |
9番 |
419点 |
419点 |
総エントリー数は2477組。
第11回大会 (2018)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ハナコ |
ワタナベエンターテインメント |
初出場 |
3番/1番 |
464点/472点 |
936点 |
| 2位 |
わらふぢなるお |
グレープカンパニー |
2年連続2回目 |
8番/2番 |
468点/454点 |
922点 |
| 3位 |
チョコレートプラネット |
よしもとCA東京 |
4年ぶり3回目 |
6番/3番 |
478点/440点 |
918点 |
| 4位 |
さらば青春の光 |
ザ・森東 |
2年連続6回目 |
4番 |
463点 |
463点 |
| 5位 |
ロビンフット |
SMA NEET Project |
初出場 |
9番 |
462点 |
462点 |
| 6位 |
ザ・ギース |
ASH&Dコーポレーション |
3年ぶり3回目 |
10番 |
458点 |
458点 |
| 7位 |
マヂカルラブリー |
よしもとCA東京 |
初出場 |
2番 |
443点 |
443点 |
| 8位 |
だーりんず |
SMA NEET Project |
2年ぶり2回目 |
5番 |
437点 |
437点 |
| 8位 |
GAG |
よしもとCA東京 |
2年連続2回目 |
7番 |
437点 |
437点 |
| 10位 |
やさしいズ |
よしもとCA東京 |
初出場 |
1番 |
419点 |
419点 |
総エントリー数は2490組。
第1回大会から続いていた芸人キャッチフレーズが一旦廃止された。
今大会からネタ時間が5分に拡大。それに伴い、ファイナルステージ進出芸人が5組から3組へと変更された。
大会史上初の試みとなる、決勝進出者が当日に発表されるファイナリストシークレット制度が導入された。
……のだが、芸人からしてみればファイナル進出を言いたいのに言えないが仕事には影響するというストレスのたまる事態になってしまった。
更にCMでシルエットが映し出されてしまったことで、シークレットにした意味がないと内外から批判を浴びた。
第12回大会 (2019)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
どぶろっく |
浅井企画 |
初出場(ノーシード) |
6番/3番 |
480点/455点 |
935点 |
| 2位 |
うるとらブギーズ |
吉本興業 東京 |
初出場 |
1番/2番 |
462点/463点 |
925点 |
| 3位 |
ジャルジャル |
吉本興業 東京 |
9年ぶり3回目 |
5番/1番 |
457点(3票)/448点 |
905点 |
| 4位 |
GAG |
吉本興業 東京 |
3年連続3回目 |
8番 |
457点(2票) |
457点 |
| 5位 |
ゾフィー |
グレープカンパニー |
2年ぶり2回目 |
9番 |
452点 |
452点 |
| 6位 |
ネルソンズ |
吉本興業 東京 |
初出場 |
2番 |
446点 |
446点 |
| 6位 |
ビスケットブラザーズ |
吉本興業 大阪 |
初出場 |
4番 |
446点 |
446点 |
| 6位 |
かが屋 |
マセキ芸能社 |
初出場 |
7番 |
446点 |
446点 |
| 9位 |
空気階段 |
吉本興業 東京 |
初出場 |
3番 |
438点 |
438点 |
| 9位 |
わらふぢなるお |
グレープカンパニー |
3年連続3回目 |
10番 |
438点 |
438点 |
総エントリー数は2413組。
昨年同様ファイナリストシークレット制度が施行された。
しかしオープニングにて審査員の大竹から「シークレットじゃない方がいい」とやっぱり指摘され、それ以降シークレット制度は行われなくなった。
ファーストステージでとにかく同点が多かったのも特徴で、なんと10組中どぶろっく、うるとらブギーズ、ゾフィーを除く7組が他のグループと同点という事態が起き、同率3位の発生による決選投票も行われた。
2025年現在、冠スポンサーのつかない最後の回である。
第13回大会 (2020)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ジャルジャル |
吉本興業 東京 |
人間味の欠如と充満 |
2年連続4回目 |
5番/3番 |
477点/464点 |
941点 |
| 2位 |
ニューヨーク |
吉本興業 東京 |
隠れ悪意のファンタジスタ |
初出場 |
9番/2番 |
461点/463点 |
924点 |
| 3位 |
空気階段 |
吉本興業 東京 |
不可思議世界からの誘い |
2年連続2回目 |
4番/1番 |
458点/463点 |
921点 |
| 4位 |
ザ・ギース |
ASH&Dコーポレーション |
コント博士の異常な愛情 |
2年ぶり4回目 |
6番 |
457点 |
457点 |
| 5位 |
ニッポンの社長 |
吉本興業 大阪 |
奇怪なるファンシーワールド |
初出場 |
8番 |
454点 |
454点 |
| 5位 |
ジャングルポケット |
吉本興業 東京 |
体育会系 宇宙系 劇団系 |
3年ぶり4回目 |
10番 |
454点 |
454点 |
| 7位 |
ロングコートダディ |
吉本興業 大阪 |
脱力系技巧派マイスター |
初出場 |
3番 |
446点 |
446点 |
| 8位 |
滝音 |
吉本興業 大阪 |
パワーワードの錬金術師 |
初出場 |
1番 |
445点 |
445点 |
| 8位 |
GAG |
吉本興業 東京 |
三者三様の聖三角形 |
4年連続4回目 |
2番 |
445点 |
445点 |
| 10位 |
うるとらブギーズ |
吉本興業 東京 |
キレとコクの芳醇空間 |
2年連続2回目 |
7番 |
440点 |
440点 |
総エントリー数は1707組。新型コロナウイルスの影響もあってか、史上最少のエントリー数である。
2年ぶりに冠スポンサーが復活し、浜田がCMキャラクターを務めていた出前館が担当した。
ファイナリストシークレット制度が廃止となり、3年ぶりにファイナリストが事前開示された影響により、3大会ぶりにキャッチフレーズが復活した。
第14回大会 (2021)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
空気階段 |
吉本興業 東京 |
ダメ人間の人生逆転劇場 |
3年連続3回目 |
9番/3番 |
486点/474点 |
960点 |
| 2位 |
ザ・マミィ |
プロダクション人力舎 |
激情型コント職人 |
初出場 |
8番/2番 |
476点/459点 |
935点 |
| 2位 |
男性ブランコ |
吉本興業 東京 |
不遇の天才第7世代 |
初出場 |
3番/1番 |
472点/463点 |
935点 |
| 4位 |
ニッポンの社長 |
吉本興業 大阪 |
奇々怪々のコントカンパニー |
2年連続2回目 |
5番 |
463点 |
463点 |
| 5位 |
ジェラードン |
吉本興業 東京 |
濃厚キャラのこってり仕立て |
初出場 |
2番 |
462点 |
462点 |
| 6位 |
蛙亭 |
吉本興業 東京 |
怪女の微笑み 凡人の狂気 |
初出場 |
1番 |
461点 |
461点 |
| 7位 |
うるとらブギーズ |
吉本興業 東京 |
バカバカしい世界への案内人 |
3年連続3回目 |
4番 |
460点 |
460点 |
| 8位 |
そいつどいつ |
吉本興業 東京 |
演技派コントジャンキー |
初出場 |
6番 |
456点 |
456点 |
| 9位 |
マヂカルラブリー |
吉本興業 東京 |
予測不能の魔法空間 |
3年ぶり2回目 |
10番 |
455点 |
455点 |
| 10位 |
ニューヨーク |
吉本興業 東京 |
悪意を操る無冠のブレイク芸人 |
2年連続2回目 |
7番 |
453点 |
453点 |
総エントリー数は3015組。10年ぶりにエントリー数が3000組を超えた。
この年から冠スポンサーが中古車販売サービスのカーネクストとなり、2024年まで担当することとなる。
今大会から松本以外の審査員が一新され、歴代キングからかまいたち 山内健司、ロバート 秋山竜次、バイきんぐ 小峠英二、東京03 飯塚悟志が就任。
キングオブコントが組み込まれた大型番組「お笑いの日」のワンコーナーごとに一人ずつ発表するという形式で発表され、飯塚はキングオブコントの冒頭で発表された。
今大会では様々なリニューアルが試みられ、第2回大会から続いていた番組ロゴの変更、即席ユニットでの参加可能、公式YouTubeの開設などが話題となった。
7番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「悪意を操る無冠のブレイク芸人」。
嶋佐扮するガラの悪いウェディングプランナーの結婚式プランに客の屋敷が振り回されるネタを披露。
昨年準優勝ということもあって優勝候補に名を連ねていたが、掛け合いだけが内容の大半を占めていたため、松本からも「漫才でも成立していた」と評され、453点と伸び悩み最下位で終了…かと思いきや、採点後にて審査員達にその場で抗議するという一昨年のM-1を彷彿とさせる行動に出てしまい、これまた賛否両論を巻き起こした。
10番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「予測不能の魔法空間」。
オカルトチックな要素をてんこ盛りにした場所でこっくりさんをするネタを披露。
野田クリスタルのM-1、R-1の二冠獲得によるお笑い賞レース三冠王に注目が集まっていたが、爆発的にハネた空気階段の次だったためか、結果は455点。野田が動き回っていたこともあり、高得点をつけた松本からも「やってることM-1の吊り革と同じ」とイジられてしまった。
野田は継続してKOC優勝を狙うと宣言している。
6番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「演技派コントジャンキー」。
俳優業も行い演技力に定評のある市川刺身と、大学一年生にしてヤンキーデビューし、今なおイキっているせいで人望が無い松本竹馬のコンビ。
市川扮する女性が不気味なパックをしながら奇行を行い、その不気味さに松本が怖がるサイコなネタを披露。
もともと芸人内から評価も高く、松本人志からも注目を受けていたが、コント自体はそれなりだったようで結果は456点となった。
4番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「バカバカしい世界への案内人」。
3年連続3回目のファイナリストであり、今大会では迷子センターに駆け込んだ父親と、彼の対応をする迷子センターの職員のネタを披露。
審査員からは460点の高評価を受けたものの、例年よりもレベルが高かったため暫定席に座れず、そのまま敗退。
1番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「怪女の微笑み 凡人の狂気」。
大喜利が強い女性芸人・イワクラと、カラオケの十八番がハッピージャムジャムというハイトーンボイスの持ち主・中野周平によるコンビ。
研究施設で目覚めた実験生命体164と、そんな164に段々情がわいてしまう研究員のネタを披露。
トップバッターという賞レースでは不利になりがちな出番順ながら、461点と高評価され、「トップバッターでなければもっと高得点だった」、「個人的MVP」、「ハリウッド映画で見たい」と、審査員からも高い評価を受けた。
2番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「濃厚キャラのこってり仕立て」。
今大会唯一のトリオであり、角刈りが特徴のアタック西本、バスケ好きのかみちぃ、ツッコミでリーダーの海野裕二による三人組。
互いに思いを寄せ合う角刈りの女子・エリナとキザなシュージに翻弄される転校生・海野というネタを披露。
蛙亭を1点上回る462点を獲得するも、直後の男性ブランコに10点もの大差をつけられる羽目に。
5番手で登場。吉本興業大阪所属。キャッチフレーズは「奇々怪々のコントカンパニー」。
今大会唯一の大阪からの決勝進出となった。
バッティングセンターにやってきた辻扮する野球部員に、ケツ扮する怪しい男がアドバイスを送るネタを披露。
審査員の秋山、山内から高評価を得て463点を得るも、最終的にファイナル進出ラインとは9点もの差があった。
4位から7位まで1点差きざみになったことが話題となった。
3番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「不遇の天才第7世代」。
女装が一番似合わない芸人こと平井まさあきと、大学の劇団にて18歳にして家族に逃げられた父親を演じきった哀愁漂う男、浦井のりひろからなるWメガネのコンビ。
ファーストステージでは、ボトルメールがきっかけで知り合った女性と初めて出会うネタを披露。472点と高評価を受け3位で通過。
最終決戦では、買い物のレジ袋をケチった男と彼の落とし物を拾う男のネタを披露。463点の点数を受け合計得点は935点。のちにネタを披露したザ・マミィと同点になり、史上初のW準優勝となった。
8番手で登場。プロダクション人力舎所属。キャッチフレーズは「激情型コント職人」。
今大会唯一の非吉本興業所属のファイナリスト。
音事協主催「ツギクル芸人グランプリ」の初代王者である。
ギャンブル狂いで多額の借金を抱えている運動音痴・酒井貴士と丸眼鏡が特徴の元ハガキ職人・林田洋平によるコンビ。
ファーストステージでは、酒井扮する浮浪者のおじさんが林田扮する若い男に懐かれるネタを披露。476点と高得点を獲得し、最終決戦に進出する。
最終決戦では、上司を告発する部下とのやり取りがドラマのようだったとはしゃぐ会社員二人のネタを披露。459点とあまり伸びず、男性ブランコと同点になったことで、W準優勝となった。
9番手で登場。吉本興業東京所属。キャッチフレーズは「ダメ人間の人生逆転劇場」。
3年連続3回目の決勝進出であり、優勝候補と前評判も高かったが、ファーストステージで披露した「ブリーフ一丁の男二人がSMクラブの火事から脱出する」ネタが大爆発。
KOC史上最高得点の486点を獲得し、審査員からも「映画一本見たかのような充実感」、「あの入り口で下ネタじゃないのがすごい」、「面白いんだからしょうがないよね」と高評価を受け最終決戦に進出。
最終決戦で披露した「オリジナルキャラクターのコンセプトカフェ」のネタも芸人内から非常に高い評価を受け、そのまま474点を獲得。ファースト、ファイナル共に全審査員から単独1位評価を獲得し、合計点数960点の完全優勝となった。
第15回大会 (2022)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ビスケットブラザーズ |
吉本興業 大阪 |
濃厚特盛ファンタジア |
3年ぶり2回目 |
8番/3番 |
481点/482点 |
963点 |
| 2位 |
コットン |
吉本興業 東京 |
怪演ドラマチックシアター |
初出場 |
7番/2番 |
470点/474点 |
944点 |
| 3位 |
や団 |
SMA NEET Project |
不屈の弾丸コント15度目の正直 |
初出場 |
6番/1番 |
470点/473点 |
943点 |
| 4位 |
ネルソンズ |
吉本興業 東京 |
嘆きのトライアングル |
3年ぶり2回目 |
2番 |
466点 |
466点 |
| 5位 |
かが屋 |
マセキ芸能社 |
コント・ドリーム・ビリーバー |
3年ぶり2回目 |
3番 |
463点 |
463点 |
| 6位 |
最高の人間 |
プロダクション人力舎 |
コントで結んだ悪魔の契約 |
初出場 |
10番 |
462点 |
462点 |
| 7位 |
ロングコートダディ |
吉本興業 大阪 |
天下御免の小競り合い |
2年ぶり2回目 |
5番 |
461点 |
461点 |
| 8位 |
クロコップ |
ケイダッシュステージ |
異才のバカゲークリエイター |
初出場 |
1番 |
460点 |
460点 |
| 9位 |
いぬ |
吉本興業 東京 |
バカ犬どものじゃれ合いショー |
初出場 |
4番 |
459点 |
459点 |
| 10位 |
ニッポンの社長 |
吉本興業 大阪 |
THEマッドコントファクトリー |
3年連続3回目 |
9番 |
455点 |
455点 |
総エントリー数は3018組。昨年に引き続き3000組を超えた。
ファイナルステージの平均点476.3点は史上最高水準である。
9番手で登場。キャッチフレーズは「THEマッドコントファクトリー」。吉本興業大阪所属。
巨大ロボット・バリオンに
少年を乗せようとする博士のコント「人類再生計画」を披露。
今大会唯一の連続決勝進出であり、準決勝での高評価もあり優勝候補最有力と目されていたが、コント中の暗転の多さを小峠に指摘されるなど点数が伸び悩み、結果は455点。
まさかの最下位に終わってしまった。
4番手で登場。キャッチフレーズは「バカ犬どものじゃれ合いショー」。吉本興業東京所属。
物凄く濃い無精髭が特徴の太田隆司と、『
ドラゴンボール』をこよなく愛する有馬徹からなるコンビ。
個人トレーナーと客の女性が互いに見た夢を通じて惹かれあうコントを披露。
コント中でキスを連発しており、松本は「フランスでなら優勝」と評し95点と高評価したものの、飯塚はキスの回数を禁じ手と評し89点を付けるなど点数が伸び悩み、459点に終わった。
1番手で登場。キャッチフレーズは「異才のバカゲークリエイター」。ケイダッシュステージ所属。ケイダッシュステージからは初のKOCファイナリストになった。
架空の格闘技まで作ってしまうほど格闘技が大好きな荒木好之と、L'Arc〜en〜Cielの大ファンのしょうたからなるコンビ。
熱き決闘者たちに合わせてカードを交えながらあっち向いてホイをする『ホイリスト』を披露。
トップバッターという賞レースにおいて不利な出番ながら会場を大いに盛り上げ、460点を獲得。
最終的に下位に終わったものの、SNSでトレンド入りするなど爪跡を残した。
5番手で登場。キャッチフレーズは「天下御免の小競り合い」。吉本興業大阪所属。
料理番組「料理頂上決戦」に出演するシェフがリハーサルでコック帽を落とし続ける、いわゆる天丼を繰り返すコントを披露。
結果は461点。秋山と飯塚は兎のキャラクターを高く評価したものの、松本は個人最低の90点を付け、大会そのもののレベルが高くなってしまっていることを指摘した。
10番手で登場。キャッチフレーズは「コントで結んだ悪魔の契約」。プロダクション人力舎所属。
かつてコンビ「巨匠」としてKOC決勝に2度進出した元祖クズ芸人・岡野陽一と、女芸人No.1決定戦THE W4代目チャンピオンの吉住からなる、KOC史上初のユニットでの決勝進出者。
テーマパーク「岐阜ワンダーランド」を舞台にした、狂気あふれるコントを披露。
両者の芸風にマッチした不穏さに会場は大いに盛り上がったものの、終盤での暗転の連続が直前の出番であったニッポンの社長と同じように演出面でのネックになったと指摘される。
また岡野の緊張が伝わってきてしまったとも評され、462点でフィニッシュ。9位から5位までの5組がそれぞれ1点刻みで順位が決まったことが話題になった。
3番手で登場。キャッチフレーズは「コント・ドリーム・ビリーバー」。マセキ芸能社所属。
飲み屋で後輩に絡む女上司と、彼女に翻弄されるドMの後輩のコントを披露。
結果は463点。小峠は舞台装置としての扉の使い方を高評価したものの、松本は終盤の展開にもうひとひねり欲しかったことを指摘した。
2番手で登場。キャッチフレーズは「嘆きのトライアングル」。吉本興業東京所属。
結婚式に乱入してきた男というテーマでのコントを披露。
審査員の山内は、舞台上の登場人物の使い方を高く評価し、飯塚もベタな設定の中に新しさを盛り込んだことを高く評価した。
466点を獲得したが、後述の3組に次々と押し出され4位で敗退。
余談だが、結果発表直前に和田まんじゅうが相方の青山フォール勝ちに突然離婚を暴露される事態が発生した。
6番手で登場。キャッチフレーズは「不屈の弾丸コント15度目の正直」。SMA NEET project所属。
西口プロレス参戦歴もあるほど格闘技好きの本間キッド、ラーメンが大好物でSNSでもラーメンに関するつぶやきの多い中嶋亨、長身のロングサイズ伊藤からなる3人組。
KOCには第1回大会から参戦を続けており、15回目の挑戦でついに決勝進出を果たした。
ファーストステージではバーベキュー中のドッキリからサスペンス展開になっていくコントを披露。
飯塚からはコント内におけるリアリティの笑いへのつながり方を絶賛され、470点を獲得。
最終決戦では、天気予報士たちが天気予報が外れて雨に降られた男に因縁をつけられるコントを披露。
山内から設定の細かさを評価され、ファーストステージよりも高い473点を獲得。
総合点で943点と、例年の優勝レベルに至ったが…?
7番手で登場。キャッチフレーズは「怪演ドラマチックシアター」。吉本興業東京所属で、旧コンビ名は『ラフレクラン』。
元広島ホームテレビアナウンサーという異色の経歴を持つ西村真二と、リズムギャグを得意とするきょんからなるコンビ。
ファーストステージでは浮気の証拠隠滅を図りたい男と彼の呼んだ証拠隠滅専門業者によるネタを披露。
リアリティの高さや扮装を活かした終盤のどんでん返しといった要素から山内、秋山、松本から96点を獲得するなど高評価を得、470点を獲得。
高得点を付けた人数の差により最終決戦は2番目にネタを披露することになった。
その最終決戦では見合い相手の女性のたばこをテーマにしたコントを披露。
秋山からボケの広げ方を評価され、ファーストステージよりも高い474点を獲得。
総合点で944点と、や団を1点差で上回ったが…?
8番手で登場。キャッチフレーズは「濃厚特盛ファンタジア」。吉本興業大阪所属。
ファーストステージでは野犬に襲われた男と彼を助けに来た不審な男のネタを披露。
松本は個人過去最高の98点を付け、「本当は100点でもいいぐらい」と絶賛した。
結果は481点と歴代2位の記録を樹立。最終決戦へと進出した。
最終決戦ではきん扮する女がバイト先の同僚である女性に男を紹介されるネタを披露。
きん同様に女性の扮装をしていた原田が、男を紹介すると言って扮装を脱ぎ捨て素になり男性に成り代わるという衝撃的な展開に会場が沸いた。
審査員もこの展開等を高く評価し、直前に記録した歴代2位をさらに更新する482点を獲得。これにより、3組全てがファーストステージよりも高い点を獲得するという史上初の奇跡が起きた。
合計点数は現行ルールで過去最高の963点となり、ファースト・ファイナルの両ステージで点数1位を記録、それら2つの記録が全体得点ランキングの1位と2位の独占をしての完全優勝を成し遂げた。
第16回大会 (2023)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
サルゴリラ |
吉本興業 東京 |
40年共に歩んだけもの道 |
初出場 |
9番/3番 |
482点/482点 |
964点 |
| 2位 |
カゲヤマ |
吉本興業 東京 |
一撃必殺のダーティープレイヤー |
初出場 |
1番/2番 |
469点/476点 |
945点 |
| 3位 |
ニッポンの社長 |
吉本興業 東京 |
ザ・マッドコントファクトリー |
4年連続4回目 |
2番/1番 |
468点/466点 |
934点 |
| 4位 |
ファイヤーサンダー |
ワタナベエンターテイメント |
情熱とひらめきの化学反応 |
初出場 |
8番 |
466点 |
466点 |
| 5位 |
や団 |
SMA NEET Project |
リベンジに燃える劇場キング! |
2年連続2回目 |
3番 |
465点 |
465点 |
| 6位 |
ジグザグジギー |
マセキ芸能社 |
制御不能のコントジェントル |
7年ぶり3回目 |
5番 |
464点 |
464点 |
| 6位 |
ラブレターズ |
ASH&Dコーポレーション |
帰ってきた演技派コントボーイズ |
7年ぶり4回目 |
10番 |
464点 |
464点 |
| 8位 |
蛙亭 |
吉本興業 東京 |
哀愁のコミカルホラー |
2年ぶり2回目 |
4番 |
463点 |
463点 |
| 9位 |
隣人 |
吉本興業 大阪 |
西の奇想天外プレイヤー |
初出場 |
7番 |
460点 |
460点 |
| 10位 |
ゼンモンキー |
ワタナベエンターテイメント |
トリオコントNEWジェネレーション |
初出場(ノーシード) |
6番 |
456点 |
456点 |
総エントリー数は3036組。実に12年ぶりにエントリー数の最多記録を更新した。
この大会でトップバッターを務めたカゲヤマの躍進劇を皮切りに、賞レースでの「トップバッター不利説」が覆されていくことになる。
6番手で登場。キャッチフレーズは「トリオコントNEWジェネレーション」。ワタナベエンターテイメント所属。
長身長髪のヤザキと、お笑いのために大学を中退したむらまつと、小柄で早稲田大学お笑い工房LUDO出身の荻野将太朗によるトリオ。
キャッチフレーズ通り、2023年時点で3人とも20代であり結成4年目での進出は今大会最短キャリア。
縁結びの神社で彼女を取りあう喧嘩をしている二人を尻目に神頼みをする高校生のコントを披露。
松本からは「コントらしいちゃんとしたコントをしている」と評されたが、他からは「展開が読めてしまった」との評もあって、審査員5人中4人から最低評価を受けてしまうなど伸び悩み、456点で最下位に終わった。
翌年はKOCに戻ってくることなく、2024年10月に解散した。「結成4年で決勝進出も、その後一年で解散」という、数奇な経歴を歩んだトリオであった。
7番手で登場。キャッチフレーズは「西の奇想天外プレイヤー」。吉本興業大阪所属。
揃って
阪神タイガースが大好きな橋本市民球場と中村遊直によるコンビ。今大会唯一大阪のプロダクションに所属。
動物園のチンパンジーに落語を教えるコントを披露。
メイクではなく完全な着ぐるみで出てインパクトを示したが、結果は振るわず460点。
4番手で登場。キャッチフレーズは「哀愁のコミカルホラー」。吉本興業東京所属。
彼氏に振られた女役のイワクラと、寿司をつぶしてしまった体重100kgの男こと中野周平がどっちが不幸かを言い争うコントを披露。
463点を獲得するも暫定席には座れず、松本は蛙亭がこの高クオリティで落ちてしまう大会のレベルに言及していた。
5番手で登場。キャッチフレーズは「制御不能のコントジェントル」。マセキ芸能社所属。
ラブレターズ同様7年ぶりの決勝進出で話題となった。
元芸人の市長がマニフェストや記者からの質問を
大喜利風に返答していくコントを披露。
秋山からは表情の良さを評価されたが、飯塚からは最初のフリップを出したところがピークになってしまっていたことを指摘され、464点に。
10番手で登場。キャッチフレーズは「帰ってきた演技派コントボーイズ」。ASH&Dコーポレーション所属。
7年ぶりの決勝進出が話題となった。
結婚のあいさつに来た男が彼女の家の隣人トラブルに巻き込まれるコントを披露。
松本と飯塚から順番の妙を指摘され、結果はジグザグジギーと同点の464点。4点差で涙を呑むことになった。
3番手で登場。キャッチフレーズは「リベンジに燃える劇場キング!」。SMA NEET Project所属。
昨年3位に終わりリベンジをかけ挑んだ今大会では、ロングサイズ伊藤演じる演出家と彼のやり方に翻弄される劇団員のコントを披露。
飯塚は小道具の使い方とそこから出た人間味を評価したが、松本と山内は直前に出ていたカゲヤマとニッポンの社長のインパクトに会場の空気が引っ張られていたことを指摘した。
結果は465点で、7組目終了時まで暫定3位を維持していたが、その後に登場したファイヤーサンダーに抜かれ敗退。
8番手で登場。キャッチフレーズは「情熱とひらめきの化学反応」。ワタナベエンターテイメント所属。
かつてさや香・新山とコンビ「オリオン」を組んでいた崎山裕と、さらば青春の光・東ブクロのいとこであるこてつによるコンビ。
ABCお笑いグランプリ優勝の実績も持つ実力派。崎山のSNS活動の甲斐もあり悲願の初出場を決めた。
サッカー日本代表の発表シーンを切り取ったコントを披露し、466点を獲得。
飯塚は着眼点の良さと引き込む展開を高く評価し、秋山はリアクションの良さを評価したが、直後に登場したサルゴリラに抜かれ、最終決戦進出には至らなかった。
2番手で登場。キャッチフレーズは「ザ・マッドコントファクトリー」。吉本興業東京所属。
2番手という賞レースでは不利な順番ながらも、友達のケンカで銃やナイフをふんだんに使うネタが爆発。
トップバッターのカゲヤマが大いに盛り上げた空気を損ねることなく468点と高得点を叩き出す。
小峠は二人の狂気が笑いを生んだことを高く評価し、飯塚も「ケツが不死身だということを飲み込んだらあとはそれが二人の日常」とストーリーの構成を評価した。
ファイナルステージでは番組スタッフの不手際に巻き込まれ開始がずれ込んでしまうトラブルに巻き込まれるも、執刀医のケツが辻の体内から臓器をどんどん摘出するコントを披露。
466点を獲得したが、ファーストで1点差だったカゲヤマに引き離されてしまった。
1番手で登場。キャッチフレーズは「一撃必殺のダーティープレイヤー」。吉本興業東京所属。
大食いが特技で大柄の益田康平と、メガネのロングヘアーが特徴のタバやん。によるコンビ。
後輩の不手際を謝罪する先輩のコントを披露。
賞レースではトップバッターは不利といわれているが、和室のふすまを開けると益田が生尻を出しており、タバやん。がそれに絶叫するというインパクトは審査員を大いにバグらせ大きなインパクトを与え、469点という歴代トップバッターの最高記録を叩き出し、そのままファイナルステージへと進出した。
ファイナルステージでは、上司のデスクの上にウ◯コを置いた部下がどんどん秘密を暴露していくコントを披露。
ファーストステージを上回る476点を記録し合計得点は945点と高得点になるも、サルゴリラの牙城を崩すことは出来ず。
9番手で登場。キャッチフレーズは「40年共に歩んだけもの道」。吉本興業東京所属。
オードリーの一年先輩にあたる赤羽健壱と、「ダマさん」が愛称の児玉智洋によるコンビ。
キャッチフレーズ通り幼稚園以来40年の付き合いであり、放送当時44歳の赤羽はファイナリスト史上最年長だった。
ファーストステージではマジシャンとテレビディレクターが打ち合わせをするコントを披露。
山内はよくある入りから小道具による展開力と演技力の高さを評価され今大会最高得点の97点をつけられるなど、審査員全員から96点以上を付けられ482点と高得点を叩き出しファイナルステージ進出。
ファイナルステージでは最後の試合を終え野球をやめようとするキャプテンを励ます監督のコントを披露。
物事をやたら魚で例える監督という魚の言動という魚で爆笑という魚をかっさらい、ファーストステージと同点となる482点を獲得。
昨年王者のビスケットブラザーズの記録を超える総合964点で完全優勝という魚を釣り上げた決めた。
第17回大会 (2024)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
番組キャッチフレーズ |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ラブレターズ |
ASH&Dコーポレーション |
狂気と哀愁のコントブルース |
2年連続5回目 |
10番/1番 |
475点/472点 |
947点 |
| 2位 |
ロングコートダディ |
吉本興業 東京 |
無冠のコントジーニアス |
2年ぶり3回目 |
1番/2番 |
475点/471点 |
946点 |
| 3位 |
ファイヤーサンダー |
ワタナベエンターテイメント |
予測不能のコント策士 |
2年連続2回目 |
7番/3番 |
476点/469点 |
945点 |
| 4位 |
や団 |
SMA NEET Project |
狂い咲きコントドランカー |
3年連続3回目 |
4番 |
474点 |
474点 |
| 5位 |
シティホテル3号室 |
タイタン |
クセあり空間支配人 |
初出場 |
3番 |
471点 |
471点 |
| 6位 |
ダンビラムーチョ |
吉本興業 東京 |
自由形エンターテイナー |
初出場 |
2番 |
469点 |
469点 |
| 7位 |
ニッポンの社長 |
吉本興業 東京 |
おかげさまで5周年 |
5年連続5回目 |
6番 |
468点 |
468点 |
| 7位 |
cacao |
吉本興業 大阪 |
荒唐無稽のトリプルプレー |
初出場(ノーシード) |
8番 |
468点 |
468点 |
| 9位 |
コットン |
吉本興業 東京 |
ポップスターの逆襲 |
2年ぶり2回目 |
5番 |
461点 |
461点 |
| 10位 |
隣人 |
吉本興業 大阪 |
進化した奇想天外ワールド |
2年連続2回目 |
9番 |
458点 |
458点 |
総エントリー数は3139組。
松本人志の芸能活動休止に伴い、審査員は飯塚、小峠、秋山、山内のそれまでのメンバーに新たにシソンヌじろうが加わった。
ファーストステージの平均点
469.5点は史上最高水準であり、1位から4位までの得点差が
2点しかなく、それゆえにSNSで「審査員の好み」がトレンド入りするなど歴代賞レースにおいても屈指の大接戦となった。
その後の座王では首位と10位が入れ替わる事態が発生したが
9番手で登場。キャッチフレーズは「進化した奇想天外ワールド」。吉本興業大阪所属。
飼っているチンパンジーを動物園に引き取ってもらおうとする老人のコントを披露。
昨年同様中村がチンパンジーの着ぐるみを着込みインパクトを示したが、着ぐるみの使い回しが低評価だったのか、審査員5人中4人から最低点を付けられ、昨年よりも低い458点で最下位に終わった。
5番手で登場。キャッチフレーズは「ポップスターの逆襲」。吉本興業東京所属。
公園で小学生がやっている人形劇にサラリーマンがだんだんのめりこんでいくコントを披露。
2年ぶりの決勝、前回出場時に準優勝であったことなどから優勝候補とされていたが、じろうから二人の掛け合いの少なさを指摘され、今大会最低得点の91点を付けられるなど、461点と伸び悩んだ。
6番手で登場。キャッチフレーズは「おかげさまで5周年」。吉本興業東京所属。
大会新記録となる5回連続の決勝進出となった本大会では、異様に声の小さい野球部新入部員と彼の声の小ささにぶち切れるコーチのコントを披露。
小峠はつかみの勢いをそのまま持っていったことを評価し個人最高得点の96点を付けたが、飯塚はセットを破壊しまくるスタイルを指摘し92点と今大会では低めの評価に。昨年と同じ468点と跳ねたものの、全体のあまりのレベルの高さが災いして7位タイに。
8番手で登場。キャッチフレーズは「荒唐無稽のトリプルプレー」。吉本興業大阪所属。
ハイスクールマンザイ2016で優勝経験のある浦田スタークが、高橋とたっぺいのコンビ「7ワープ」に加わる形で結成されたトリオ。
芸歴4年目での決勝進出は今大会最若手。結成1年目からコンテスト決勝に進出するなど注目を集め決勝初出場となったKOCでは狭い部室の中で野球の練習をする野球部のコントを披露。
468点を獲得するも暫定席に座ることなく敗退。動きの良さを飯塚から評価されるも、山内からは後半の展開が欲しかったことを指摘された。
2番手で登場。キャッチフレーズは「自由形エンターテイナー」。吉本興業東京所属。
小柄で山梨県出身の大原優一と、オードリー若林と顔がよく似ている長野県出身の原田フニャオによるコンビ。
二人とも野球部出身であり、YouTubeでは野球部あるあるを描いたショートコントを多数投稿している。また、山梨のローカル番組にもレギュラー出演中。
夏祭りで行われる「冨安四発太鼓」のコントを披露し、469点を獲得。
山内は細かい部分を高評価したが、飯塚は大原が最初の4発を叩くところがピークになってしまったと指摘した。
放送後にSNSでその背景への考察が盛り上がったことで「冨安四発太鼓」がトレンド入りし、大会翌週の『
ラヴィット!』で「
冨安四発太鼓選手権」が開催されるなど確かな爪痕を残すことに成功した。
3番手で登場。キャッチフレーズは「クセあり空間支配人」。タイタン所属。タイタンからは初のKOC決勝進出者となった。
競馬番組でインタビューコーナーを持つほどの競馬好き・亮太と、この頃は既婚者でもうすぐ中学生になる子供がいることを相方にも隠していた押田によるコンビ。
テレビショッピングでの値下げ交渉を見せる社長とタレントを描いたコントを披露。
展開のどんでん返しを飯塚や小峠に高評価され、471点と高得点を獲得するも、ファイナル進出は叶わず。
4番手で登場。キャッチフレーズは「狂い咲きコントドランカー」。SMA NEET Project所属。
3年連続決勝進出。
無くなった本間の1万円札をめぐり正義感の強い伊藤が暴走するコントを披露。
じろう、秋山、小峠から個人最高得点の96点を付けられ474点の高得点を獲得するが、ラブレターズに1点差で抜かれ、ファイナルステージ進出には及ばず、再び涙を飲む形となってしまった。
7番手で登場。キャッチフレーズは「予測不能のコント策士」。ワタナベエンターテインメント所属。
ファーストステージでは旅番組のレギュラー化が決まった毒舌芸人のもとを訪れた警察官のコントを披露。
飯塚から今大会最高得点の98点を付けられるなど点がはね、476点でファーストステージを1位通過。
ファイナルステージでは野球部と不良学生のコントを披露。
審査員からの評価が真っ二つに割れ469点となり、最終得点は945点。総合3位に沈んだが、合計でも1位との差はわずか2点だったので「ロッチ現象」ではないはず。
1番手で登場。キャッチフレーズは「無冠のコントジーニアス」。吉本興業東京所属。
ファーストステージでは花屋に花を買いに来た男と対応する女店員のコントを披露。
兎のキャラクターや堂前のワードチョイスが審査員に高評価され、トップバッターの歴代最高得点である475点を獲得。
そのまま昨年のカゲヤマ同様に最終決戦に進出した。
ファイナルステージでは死の呪いを解こうとウィザードに宝石をささげる大掛かりなセットを使ったコントを披露。
471点を獲得し、最終得点は946点となったが。わずか1点差で先に登場したラブレターズに届かず。
10番手で登場。キャッチフレーズは「狂気と哀愁のコントブルース」。ASH&Dコーポレーション所属。
ファーストステージでは長年外に出ていない引きこもりの息子の洗濯物と部屋からどんぐりを発見した夫婦のコントを披露。
小峠はストーリー性を高く評価し、飯塚も「一番哀愁があった」と評し475点で同点2位につけファイナルステージ進出を決める。
ファイナルステージでは海辺で釣りをしながらナンパする外国人と、頭を坊主にしたジュビロ磐田サポーターの女のコントを披露。
山内は設定のカオスさと二人が生み出す絵面を高評価し、ファイナルステージ最高得点の96点を付けるなど結果は472点。
一方で他の審査員らは2本目にダメ出しをしまくるという珍妙なことになって二人は意気消沈しつつも、史上最も激しい大接戦を制し見事逆転優勝。決勝出場5回目でようやく雪辱を果たした。
後にバラエティ番組『ゴッドタン』の放送で東京03飯塚と共演した折、「自分達が面白いと思うものをやろうって意気込みは凄く伝わってきた。でも2本目はハマってなかった」と言われたり、『チャンスの時間』では某後輩芸人から「史上初の消去法チャンピオン」と言われたりするなどいじられている。
ファーストステージでロングコートダディ(1番手)と順番が逆だったら、また結果も変わっただろうか?
第18回大会 (2025)
| 順位 |
グループ名 |
所属事務所 |
決勝出場回数 |
出番順 |
得点 |
合計得点 |
| 優勝 |
ロングコートダディ |
吉本興業 東京 |
2年連続4回目 |
1番/3番 |
474点/471点 |
945点 |
| 2位 |
や団 |
SMA NEET project |
4年連続4回目 |
2番/2番 |
473点/464点 |
937点 |
| 3位 |
レインボー |
吉本興業 東京 |
初出場 |
5番/1番 |
464点/454点 |
918点 |
| 4位 |
青色1号 |
太田プロダクション |
初出場 |
4番 |
458点 |
458点 |
| 5位 |
ファイヤーサンダー |
ワタナベエンターテインメント |
3年連続3回目 |
3番 |
457点 |
457点 |
| 5位 |
しずる |
吉本興業 東京 |
9年ぶり5回目 |
8番 |
457点 |
457点 |
| 7位 |
トム・ブラウン |
ケイダッシュステージ |
初出場(ノーシード) |
9番 |
451点 |
451点 |
| 8位 |
うるとらブギーズ |
吉本興業 東京 |
4年ぶり4回目 |
7番 |
448点 |
448点 |
| 9位 |
元祖いちごちゃん |
浅井企画 |
初出場 |
6番 |
447点 |
447点 |
| 10位 |
ベルナルド |
マセキ芸能社 |
初出場(ノーシード) |
10番 |
445点 |
445点 |
総エントリー数は3449組。昨年に次いでエントリー数の最多記録を更新した。
決勝進出芸人の所属事務所数の7社は過去史上最多。
2019年大会以来、芸人のキャッチフレーズが無くなった。
この年の冠スポンサーは「求人ボックス」で、ダウンタウン関係でも「C」のつく企業・サービスではないスポンサーは史上初。
最初の2組が爆発した反動か、評価のしにくい暴力的でアクの強いネタが多かったからか、ファーストステージの最高平均点を更新し続けていた直近4大会とは打って変わって、低得点が大幅に増加。
審査員一新後としては初となる88点以下の評点や440点台が連発するなど、点数の伸び悩む組が多く、最終的に暫定席の1位と2位が全く動かない珍事も起こった。
10番手で登場。マセキ芸能社所属。
柔道経験者で、芸名も当時団体戦で「大将」だったことに由来する大将と『
細かすぎて〜』や『
R-1グランプリ』などでの実績を誇るハギノリザードマンによるおじさんコンビ。
ハギノお手製の小道具をふんだんに使ったボケに、大将の大声ツッコミが響くバカコントを得意とする。
結成
9か月で決勝へ進出し、「カメラと人間のハーフ」を描いた狂気のコントを披露。
しかしトリながらも小峠の
85点を筆頭に、審査員からは445点とかなり厳しい評価をつけられ、最下位に沈んでしまった。
ハギノ曰く、同じバカコントを直前に演じたトム・ブラウンの点数が伸びなかったのを見て
嫌な予感がしたらしい。
ちなみに今回披露したものはまだまともな方で、Youtubeにアップされているコントには
戸愚呂(弟)が出てきたり
大トトロが出てきたりとだいぶカオスである。
6番手で登場。浅井企画所属。
見た目がイカつくてヤバそうなファッショニスタの植村侑史と、外見、中身ともにヤバそうな六本木唯一の貧乏人であるハイパーペロちゃんによるコンビ。
ハイパーペロちゃんの独特の間合いの奇行ボケに植村が振り回されつつツッコんでいく、狂気に満ち溢れるコントを得意とする。
本大会におけるノーマークであり、生放送はこれが初めてだったらしい。なお大阪では完全な無名だったため、吉本興業大阪所属のピン芸人「苺ちゃん」がファイナリストになったと勘違いした人まで出たとか。
KOCでは漂白剤を試飲させてくるスーパー、という字面だけでも狂っているコントを披露。
審査員からは間の使い方に難ありという評価を受け、447点に沈んだ。
一方でネタ後のハイパーペロちゃんの天然ボケがいい感じにウケ、浜田からも気に入られた模様。ハイパーペロちゃん曰く「友達になれた」とのこと。
7番手で登場。吉本興業東京所属。
佐々木の体調不良などもありなかなか決勝に再浮上できずにいた彼らだがついに決勝に返り咲き。
4年ぶりの決勝となった今回では、本来ネタではやらかしの部類に入ってしまう「噛み」を逆手に取り、
大学を辞めてミュージシャンを目指そうとするも言い間違いばっかりする青年と親のやりとりを描いたコントを披露。
どんどん言葉が破綻していき、しまいには親にも伝播してしまう展開でウケこそしたものの序盤に八木がガチでうっかり噛んでしまい、それが仇となったのもあり、448点と厳しい結果になってしまった。
9番手で登場。ケイダッシュステージ所属。
ご存知怪力狂人のみちおと、ご存知ロン毛変人の布川ひろきによるコンビ。
2018年のM-1を機にブレイクし、2024年のラストイヤーまで漫才に向き合い続けたりと漫才のイメージが強い彼らだが、『
THE SECOND』は「客審査との相性が悪い」という理由で不参加を表明。
そのためコントに挑戦する、と宣言をしていたのだがまさかの
漫才からの転換1年目にして初決勝進出という偉業を成し遂げた。
本戦では「
犬の尻にできたおできが人面瘡で、自我を持ち始める」といった内容のコント『
エリザベスカラー』を披露。
荒唐無稽にも程があるネタは爆笑と共に審査員を大いに悩ませ、「
古いコントを見せられた」「
ネタが少し荒い」といった
真っ当な評価を受けたほか、終盤に使ったモニターが低評価につながってしまい、451点。
しかしコントを披露する機会がほぼなかった彼らの決勝出場は大きな衝撃であり、山内曰く「トム・ブラウンが(冒頭で)コントのタイトルを言って入ったのが忘れられない」とのこと。
また、メインターゲット?である犬がコントに反応する写真がSNSに多数アップロードされ、「
うちの犬っころはトムブラウン優勝だとおっしゃってます」「
日本中の犬が荒ぶってる」等犬界隈の話題を独占。
両名は決勝インタビューで「観るのは一回でいいけど一番面白かったと思われたい」とコメントしており、その狙い通りの結果になったといえよう。
3番手で登場。ワタナベエンターテインメント所属。
3回連続の決勝となった今回では不祥事を起こしたタレントがバラエティ番組に復帰する様を描いたコントを演じた。
彼ららしいネタのバラしもふんだんに盛り込まれていたのだが、ネタのテーマがかなりセンシティブなものだった上に、さらにブラックな要素を盛り込んできたために審査員も悩んでしまうことに。
好調だった1、2番手の直後ということもあってか、点数が例年より伸びず457点。
直前に「2連覇を目指す」と宣言していたにもかかわらずだったため、かなり悔しい結果になってしまった。
8番手で登場。吉本興業東京所属。
まさかの
9年ぶりに帰ってきたしずる。
今年は芸名を二人揃って改名するなど転機があったのだが、その転機の年で見事決勝に進出した。
ファーストステージではB'zの名曲『LOVE PHANTOM』に乗せてヤクザ同士のやりとりを口パクする、というシュールすぎる
というかぶっちゃけほぼこの曲のMVと被ってるネタを披露。
実はこのネタはネタ番組『千鳥のクセスゴ!』で披露されていたことがあり、SNSでも大バズりしたネタ。
そのため期待度も高かったのだが、バズったことで客の目が肥えてしまっていたのかまさかの
ややウケ。
それが審査にも影響してしまい、457点という残念な結果となった。
ちなみに決勝があったのが2025年10月11日。
この日は『LOVE PHANTOM』のリリースからちょうど30年に当たる日だった。
4番手で登場。太田プロダクション所属。
体育会系でネタ作り担当のカミムラ、小柄なツッコミの榎本淳、実はギャンブル狂でボケの仮屋そうめんによるお笑いトリオ。
おっさんばかりの今大会においてはレインボーと並び若手の方である。
日常を切り取ったあるあるネタを得意としていて、ABCお笑いグランプリで準優勝経験もある実力派。
ファーストステージでは会社の部長の不倫話で盛り上がるカミムラ、榎本と、一方で空気の読めない仮屋を軸に進むコントを披露した。
準決勝で爆ウケしたこともありかなり期待されており、実際決勝でもウケこそしたのだが、ネタの進行や設定と人物のズレなどを指摘され、458点と振るわず。
ちなみに仮屋は放送後の大反省会にて結婚を発表。あまりにも意外すぎてやっぱり空気を読めなかった。
5番手で登場。吉本興業東京所属。
美容男子で女装上手な池田直人と、食うことが大好きでなぜか子供を引き寄せる才能を持つジャンボたかおによるコンビ。
SNS上でのコント動画や池田のインスタなどで人気に火がついたためかバラエティー色強めなイメージがあるが、実際には5年間新作をほぼ毎日書き続けるネタ職人。
その努力とは相反し賞レースでは思うような結果を出せずにいたのだが、この年ついに満を辞して決勝へ進んだ。
ファーストステージでは女芸人とのコンパを描いた型破りなコントを披露。
山内が付けた97点が追い風となり、その後があんま伸びなかったのもあって3位で最終決戦進出。
ファイナルステージでは港区女子と成金社長との駆け引きを描いたコントを演じ爆笑をかっさらうも、長続きする重い空気を覆せず454点。BGMへの過度な依存等を指摘された。
2番手で登場。SMA所属。
ロングコートダディの直後ということもあってかなりプレッシャーが大きかったのだが、演じた「なんとしてでも外食をタダで食べようとする男」を描いたコントがまたまた大ウケし、1点差でファーストステージを2位で通過。
ファイナルステージではただただ口も悪くサービスも悪いがなぜか定評のある居酒屋を題材にしたコントを披露。
464点とそこそこの得点を獲得し、レインボーを合計19点差で撃破。あまりの悪口の多さにネットでプチ炎上するもオチの良さを小峠に評価された。しかしブラックなオチだったため、一部ではファイヤーサンダーとの扱いの差で物議を醸した。主に山内が。
しかし直後のロングコートダディがさらに爆発し、合計8点差をつけられ惜しくも準優勝で終わってしまった。
ちなみに今回で4年連続の決勝となったや団だが、いままで順位が被ったことは一度もない。そのため来年は6位か優勝と予想されている。
余談ではあるがトークパート中に本間キッドから正式なイントネーションは『ジャパン』と同じであると明かされ、以降トリオ名が呼ばれる時のイントネーションも変わった。
1番手で登場。吉本興業東京所属。
ファーストステージでは地底人「モグドン」と少年の交流を描いたシュールなコントを披露。
身近なあるあると意外な展開を巧みに織り込んだコントはトップバッターながら高評価を受け、474点というロケットスタートを切る。
そのままトップバッターからファーストステージ1位通過という離れ技をやってのけ、ファイナルステージで演じたひ弱な警察と意識の高い女性を描いた意外すぎるタイトルのコント『警官泣いてる』も見事大ウケ。秋山や小峠からは慎重な評価だったが、じろうと山内から97点を共に獲得し、悲願の優勝を果たした。
総合得点こそ945点と従来に比べずば抜けていないものの、前述の通り、
- トップバッターながらファーストステージ1位通過
- 「前回準優勝の芸人は翌年最下位」というジンクスを優勝という形で打破
などとかなりの偉業を達成し優勝したのだった。
【キングオブコントの会】
本番組の
スピンオフで、2021年6月から年一回ペースで放送している長時間特番。
松本人志と歴代王者・ファイナリストが集結し、希望するユニットでコントを行うもの。
特に第1回は松本による「
ごっつええ感じ」以来20年ぶりの民放でのコント披露となり、大きな話題を集めた。
中にはかなりのお金をかけたセットで行われるコントもある。
長編コントとブリッジ形式のショートコントの2部で構成されており、後者は必ず本番組に出演していない浜田およびダウンタウンに関連したネタが登場するのがお約束。
2024年以降は松本の休業もあってか制作されていない。
【余談】
- コントで競う構造上、本番直前のネタ変更は不可能。
そのためネタの選定にはかなり気を使わなければならず、前述した「ロッチ現象」なる言葉が生まれる原因の一つとなっている。
ちなみに元祖であるロッチ当人は一本目のウケがあまりにも予想外で、それが失速のきっかけになったと語っている。
- 決勝の放送が土曜に移動してからは、優勝したコンビは翌朝の生放送番組「サンデージャポン」に出演し、そこでコントを披露することが恒例となっている。
但し番組はその週のニュースについて語る比較的堅めな内容で、前日からの取材+開始からずっと雛壇に座った状態で待機するため何気につらい仕事であると語る人も多く、2022年の王者であるビスケットブラザーズは本番中にうっかり居眠りしてしまったという。
追記・修正は結果発表を聞いてからお願いします。
- マヂカルラブリーは来年も出場を目指すのかね。 -- 名無しさん (2021-12-25 01:28:08)
- 優勝するまで出るってラジオで言ってたぞ -- 名無しさん (2021-12-25 21:13:35)
- かまいたちを「関西勢では初の王者」ってバッファロー吾郎を歴史から消そうとしてるのウケるw -- 名無しさん (2021-12-25 22:06:30)
- なんでこのコンビが決勝行けてないの?というのも多かったな。今でこそあれだがアンジャッシュが一度も決勝行けてないとか -- 名無しさん (2021-12-25 22:23:17)
- アルコ&ピースみたいに物議を醸すネタもしばしばあった。 -- 名無しさん (2021-12-25 22:29:55)
- 後はR-1グランプリの項目だね -- 名無しさん (2021-12-25 23:35:17)
- 賛否両論はあったけど準決勝組が審査するスタイル好きだった。1回目はアレだけど -- 名無しさん (2021-12-25 23:54:45)
- 最近では特にかまいたちと空気階段の大躍進ぶりは凄いよね。 -- 名無しさん (2021-12-26 00:31:42)
- キンコメは痴漢容疑の方は関係なくて、パーケンが制服盗んでたのがバレて捕まって解散でしの -- 名無しさん (2021-12-26 06:20:57)
- コントだから理屈上一人でも行けるはずだが -- 名無しさん (2021-12-26 12:35:00)
- ↑続き そちらはやはりR-1に任せているのだろうか -- 名無しさん (2021-12-26 12:35:57)
- キングオブコントの会もかなり面白いよ。来年もあるといいな。 -- 名無しさん (2021-12-26 21:40:55)
- オロナミンCのCMめっちゃ好き -- 名無しさん (2021-12-30 13:48:01)
- もうちょっと充実させたいけど、M-1グランプリのように大会形式が一律同じって感じでないから難しいんだよなあ -- 名無しさん (2022-03-18 13:41:15)
- あまり知られていないが、コロチキ西野は最年少王者(当時24歳)。この記録は未だに破られていない。 -- 名無しさん (2022-03-21 07:39:09)
- キングオブコントの会がまた放送されるのは嬉しいけど、なぜ初代王者は出ないのか…。 -- 名無しさん (2022-03-24 18:27:29)
- ほー ビスブラかあ -- 名無しさん (2022-10-08 22:17:34)
- C-1グランプリにしなかったのは、同名のキャッチコピーコンテストが既にあったからなんだろうか。 -- 名無しさん (2023-05-28 01:27:19)
- ↑松本が立ち上げるときに「○-1グランプリ」みたいな名称にしないと要請したから。ちなみにKOCに敗者復活戦がないのも同様に松本が要請したから。 -- 名無しさん (2023-07-16 17:19:43)
- ↑回答ありがとうございます。それにしても特番の方バッファロー吾郎は別々のコントでいいから出てくれないものか・・・ -- 名無しさん (2023-09-11 14:54:48)
- ピンのコントが解禁されたらルシファー吉岡とマツクラがいいところまで行きそうなのになあ😢今週末決勝戦!楽しみ -- 名無しさん (2023-10-18 23:37:45)
- カゲヤマ、トップバッターで準優勝したのすごいな -- 名無しさん (2023-10-21 22:34:36)
- サルゴリラはジューシーズ(トリオ時代)の頃から見てたので優勝は嬉しかった。 -- 名無しさん (2023-10-22 14:12:47)
- TKOの説明文で笑った -- 名無しさん (2024-01-09 03:33:16)
- 注釈にサラッと書いてあるだけだけど2013年のアルピーのネタやべぇだろ -- 名無しさん (2024-03-28 04:57:11)
- やついさんはもう歯は矯正してるって話あったな〜今年はシティホテル3号室が楽しみ -- 名無しさん (2024-09-26 01:54:19)
- 今年はじろうが審査員に。 -- 名無しさん (2024-10-06 17:09:39)
- TKOは不祥事コンビの代名詞みたいにテレビ復帰しても弄られてる(まあ仕方ないなんてレベルじゃないが)けどコントに関しては本当に面白いんだよなぁ… -- 名無しさん (2024-10-20 07:42:04)
- ↑3 やついの歯並びが大好きだった奥さんは、矯正に対して泣きながら抗議したらしいな。 -- 名無しさん (2024-10-23 14:17:44)
- 2017年大会はマジでにゃんこスターが優勝したら史上最悪の大会となりかけたんだよなぁ…全然笑えなかったし、高得点叩き出した時マジで正気を疑った。ホントにかまいたちが優勝してくれて良かったと心から思う。 -- 名無しさん (2024-12-28 23:52:48)
- ジャルジャルは神 -- 名無しさん (2025-04-16 12:23:22)
- 今年はしずるが9年ぶりに決勝残ったり蛙亭やコットンが進めなかったりで番狂わせの予感 -- 名無しさん (2025-09-13 00:47:53)
- 吉本4組って珍しい!ベルナルドが再結成組とはいえ一年目なのすごいと思ってる -- 名無しさん (2025-09-18 01:16:15)
- トム・ブラウンがKOCでもファイナリストになるとは思わなかった -- 名無しさん (2025-10-14 22:19:02)
- しずるで一番笑っちゃった -- 名無しさん (2025-10-22 01:09:26)
最終更新:2025年10月28日 20:07