レッドアラート(ロックマンX7)

登録日:2022/07/04 Mon 19:06:36
更新日:2022/07/27 Wed 11:38:51
所要時間:約 42 分で読めます





レッドアラートとは、ゲームロックマンX7』に登場するレプリロイドによる非合法の自警団組織。
それが転じ、X7の8ボスの総称として使われることもある。


【概要】

本作の8ボスが所属する組織で、アクセルもかつてはここに所属していた。
リーダーはレッド。イレギュラーとは認定されていないが、ワケアリのならず者のレプリロイド達で構成された自警集団。

ゼロいわく「犯罪者ばかりの集団」とのことだが、度重なる事件とエックスの引退によって弱体化したイレギュラーハンターに代わってイレギュラーを討伐していたことから、一般レプリロイドからは一目置かれていた。

だが、そんな彼らに悪魔が目をつけた。

ある日、センセイという謎の男により、レッドはアクセルのDNAデータを利用した他メンバーのパワーアップを提案された。平和な世界を取り戻す為の力を求めていたレッドは、その提案を承諾した。
しかし強化されたメンバーはセンセイによって洗脳されており、罪の無い者も狩るイレギュラーと大差ない存在と化してしまった。
暴走するレッドアラートを見限ったアクセルは離脱し、イレギュラーハンターに逃げ込んでしまう。

センセイは「メンバーを元に戻したかったらアクセルを連れ戻してエックスのデータを手に入れろ」とレッドを脅迫。レッドアラートとイレギュラーハンターとの全面戦争に発展していく。

無法者の集団の割に何故かレプリフォースより良識人が多い……のだが、問題児も多い事は付け加えておく。

また後述の通り、やたら風属性の攻撃を使うボスが多い。


【メンバー】

狂乱の纏いし戦士 フレイム・ハイエナード


お前か?
お前がオレを苦しめているのか!?
分かったぞ!お前を八つ裂きにすれば苦しくなくなるっ!
そうだっ!そうだろ!?そうに違いない!

【概要】

ハイエナ型レプリロイド。コンビナートを占拠。

イレギュラー化がかなり進行しており、どのキャラ相手でも同じセリフしか言わないのだが、実はアクセル、ゼロ、エックスそれぞれとの対峙時で声音のトーンが微妙に異なっている。
聞き比べると高木渉氏の本気を味わえるので、一聴の価値あり。

症状から病名など心当たりがあったのか、エックスは動揺を隠しきれないのはもちろんいつもは「俺は悩まない」と迷わずナマスにするゼロですら、いったんは保護しよう*1と考えていた。
アクセルは「待っててね、今楽にしてあげるよ…」と、一見ゼロ以上に冷たい言動をしているが、豹変具合からすでに助からないことを察していたと考えるのが妥当だろう*2

【ボスとして】

ガゼル型メカニロイドに乗ったまま分身攻撃を仕掛けてくる。
まともに戦えば8ボスの中でもトップクラスの実力者なので、特にバスターオンリーで挑む際は心してかかるように。

また、ステージギミックからして落下死の危険が常に付きまとう中、ガゼル型巨大メカニロイドによるミサイルでせわしない移動を求められるなど、厄介な状況での戦いを余儀なくされる。
真っ向勝負では勝ち目がないが、プレイヤーがガゼルの首元に居ると頭部に留まってひたすら火炎弾を放つだけのパターンになる。
首元に居ればジャンプしない限り攻撃に当たる心配はないので、エックスとアクセルはそこから連射しているだけで簡単に勝ててしまう。ただし、ガゼルが曲がるときに振り落とされないよう気をつける必要があるのと、定期的にガゼルロイドが撃ってくるミサイルはかわす必要がある。

断末魔は「ぐふぉぉおおおおおお!!」。

弱点武器はスプラッシュレーザー/水烈閃。
炎属性水属性に弱いのはお約束。

手強いボスだが、作中トップクラスに使い勝手のいいスプラッシュレーザーが弱点であることがせめてもの良心。

【技】

  • 分身召喚/ファイアブレイク
「トライフォーメーション!」
ホログラフロックマンズよろしく、2体の分身を生み出して体当たり攻撃を仕掛けてくる。
当然分身にはダメージを与えられず、逆に自分が分身に接触するとダメージを受けるという理不尽仕様も変わっていない。

初期位置の地面に降り立ってくる2体は漏れなくニセモノなので、うまくかわしつつ一直線に巨大メカニロイドに飛び乗り、*3ガゼルの頭で待ち構えている本体を狙うようにしていきたい。

また、プレイヤーがガゼルの胴体に陣取ると本体と分身が集合し、プレイヤーを円で取り囲むように走りながら火炎弾を放つようになる。
プレイヤーがこの輪から抜け出そうとすると、3人一斉にホーミング体当たりをかまして妨害。威力は少なめだが回避は困難を極め、当たると強制ダウンしてしまう。
そのため輪から抜け出すのは難しく、火炎弾との併用もあってそのままハメ殺されてしまうこともザラにある。
おまけに本体と分身の位置が定期的に入れ替わり、本物の見極めも至難の業。しっかり本物を目で追っておこう。

これを使われないよう、多少足場が狭くても常に胴体ではなく頭に陣取るよう心がけるべし。

しかしゼロ使いにあえてこれを誘発させ、突っ込んできたところをタイミングよく水烈閃で分身もろとも薙ぎ払い、強引にダメージを稼いでそのまま倒してしま方が早い。
一度本体を捉えてしまえば寧ろあとは楽な部類。

  • ファイアーボール
「燃えろーっ!」
掛け声とともに火炎弾を発射してくる。
一体だけなら何ということはない飛び道具だが、分身も容赦なく放ってくるので回避が困難。
ゼットセイバーで跳ね返せる点を覚えておくと少しは楽になる……かもしれない。

  • 誘導ミサイル
プレイヤーがガゼルに乗っている際、ガゼルの背中から8発のミサイルが発射される。
このミサイルは上空に飛んでいった後、プレイヤーが居る位置に落下して爆風を起こす。

範囲が広く避けづらい技だが、ガゼルの角を破壊することで封じることが可能。壊さない限り延々と発射されるので、ガゼルに乗ったら真っ先に破壊推奨。

【入手武器】

  • サークルブレイズ(エックス/アクセル)
緩やかな放物線を描く火炎弾を発射。敵に当たると短時間だけ円陣状の炎が広がり、相手に追加ダメージを与える。
円陣自体の攻撃範囲はそれなりに広く、バットンボーンのような集団で固まっている敵に有効。

しかし、残念ながら弾の射程は非常に短く、円陣の当たり判定もあまり信用ならない。
射程の短さと威力を加味すると燃費が良いとは決して言えず、いまいち活躍させづらい武器。決して弱くはないのだが……。

チャージするとより多くの円陣が発生するようになり、攻撃範囲とダメージ量が上昇する。持続時間もわずかに上昇する。
使い勝手は通常版より向上し、文字通り敵を一網打尽にできる。が、射程の短さは相変わらず。

また、アクセルの専用武器であるダブルバレットも入手可能。

  • 爆炎陣(ゼロ)
地上でターゲット変更ボタン。ゼロの周囲の地面に炎が燃え広がる技で、本作におけるゼロのギガアタックポジション。

破壊力は抜群で、周りの敵を殲滅するのはもちろん、ボスにも大ダメージを叩き込める大技。
だが、本作のラーニング技の中で唯一武器エネルギーを消費し、弾数も少ないので、道中で気楽には使えない。



無垢な暴れん坊 バニシング・ガンガルン

CV:笠原留美

驚いたかぁ、アクセル!!
お前なんかより、うんと強くなったんだからなー!
もう子供って、呼ばせないぞぉ!

【概要】

カンガルー型レプリロイドで、レッドアラート内最年少。センセイのおかげで力を得たことで増長し、気ままに暴れまわりながらトンネルベースで待ち構える。
本体と同じカンガルー型の専用ライドアーマーに乗って戦うが、ライドアーマーに乗らない方が案の定強かったりする。

対峙した際、ゼロは「ガキ大将気取りなおこちゃまは苦手だ」、アクセルは「悪い子にはお仕置きしないとね」と塩対応気味だが、エックスは「これ以上復興した世界を傷つけるな!」という懇願を聞き入れてもらえず「力で止めるしかない」と嘆くという、やり切れないイベントとなっている。

なおゼロに対しては「力を得た自分は、最早ゼロのような特A級に限られた存在にしか止められないレベルにまで成長した」と思い上がっており、エックスに対しては「よわっちーくせにー!」と登録上はB級なのもあって完全にナメ切っている*4

【ボスとして】

ライドアーマーに乗った状態で戦う第一形態と、ライドアーマー破壊後生身で挑んでくる第二形態に分かれるスタンスと言うメタモル・モスミーノスVAVA Mk-IIを混ぜたようなボスである。
ライドアーマーのHPと本体のHP合わせて、他の8大ボスより1.5倍高いHPをもつため、長期戦は免れない。

ライドアーマー搭乗時では鈍重さをまるで感じさせないフットワークでプレイヤーを翻弄し、生身はなおさら磨きのかかったフットワークで攻撃を仕掛ける。「耐えるしかわす」を地で行く、スピードとパワーを兼ね備えた厄介な相手である。

ライドアーマー搭乗時は高い攻撃力を持つが、破壊後は本作の劣悪なカメラワークもあって3D酔いしやすい中、素早い身のこなしで的確に攻撃を当ててくる。
飛び道具主体のエックスやアクセルにとっては苦しい相手だが、かといって接近戦主体のゼロでも戦いやすくはならない。

こちらもライドアーマーに乗り込んでしばらくダメージを肩代わりしてもらう手もあるが、生身のときはこちらの図体がデカすぎる上、ガンガルン自身も小さいため攻撃が当てづらく、やはり劇的に楽になるとは言い難い。

攻撃の予兆自体は読みやすいのと、アクセルのローリング撃ちを上手く使うと狙いを付けやすいため、3Dのボスの中でも理不尽度はそこまで高くない。

断末魔は「ふぇええ~ん!!」。
流石にこの声を聴いた時ばかりはかなり罪悪感をおぼえるだろう。

入手出来るエクスプロージョンが、連続で高ダメージが入ることから寧ろ「弱点としていないボス」との戦いの切り札となるため、RTA勢には最初に攻略されるボスとなりがち。

弱点武器はウィンドカッター/双燕舞。

どちらもエクスプロージョンを無視して当たってくれるが、肝心のダメージ量はアクセルバレットに毛が生えた程度。
一応怯みはするので、相手の動きについていけない人は使ってみるのも悪くない、かも。
一応、無敵の切れるタイミングを突けばハメも可能。
その場合は武器エネルギーを気にせずに済むゼロの双燕舞を使うといい。

【技】

★ライドアーマー搭乗時
  • ジャンプからの踏みつけ
何気に今までのライドアーマーでありそうでなかった攻撃。
見た目通りダメージも大きいので、影をよく見て注意深くかわしていきたい。

  • ダッシュパンチ
文字通り突進の勢いに乗せてストレートを見舞う。が、打点が高すぎてこちらもライドアーマーに乗ってるときくらいしか当たらない。実質無駄サービス行動。

もしもこちらの乗り物を壊されても、この技はまず喰らわないので落ち込まないように。

  • ソニックシールド
至近距離で衝撃波を盾のように撒き散らしてくる。
射程は短いが威力が高く、こちらの攻撃を無効化する性質もある。エクスプロージョンが発生している所の真後ろに回り込むように移動するのが無難。

★生身時
  • 三角飛びキック
「三角キーック!」
近くの壁に跳び移った直後、こちらに跳び蹴りを仕掛ける。ガンガルンの難敵たる所以。
ボイスこそ可愛いが、ちょこまか動いては的確にプレイヤー狙いで突っ込んでくるためかわし切ることが困難で、じわじわダメージが蓄積していく。

避けるコツは「さ」が聞こえた時点でジャンプして、ガンガルンが飛び込んで来たらダッシュで逃げること。こればかりは反射神経と慣れが必要なので要練習。

また、ゼロの雷神昇で自身も高くまで飛んでいきつつ、ガンガルンにもダメージを与える戦法も有効。

  • ワン・ツー・スリー/ワン・ツー・アッパー
こちらに突進しながら2発のパンチを繰り出す。1発目のパンチが当たった場合、最後にアッパーカットを放つ「ワン・ツー・アッパー」になる。

ライドアーマー搭乗時とほぼ同じ攻撃だが、これもガンガルンを手強くしている要因の一つ。
三角キックと違って予備動作もボイスによる合図も無いため、至近距離で繰り出されると回避困難。ただしあくまで地上限定技、突進距離も短いので、あわてずに動きを見極めた上でジャンプするなり、反対方向に逃げるなりしてかわしたい。

  • バニシング・アッパー
「はっ、はっ、はっ!」
掛け声をあげながらジャンプして距離を詰め、3回目の「はっ!」という掛け声とともに炎を纏ったアッパーカットをかましてくる。

「はっ」という掛け声をあげてきたらここは逃げの一手とダッシュを駆使して軸をずらし、繰り出してくる3回目とともに一気に距離を取って避けよう。

  • 衝撃波
「これでも喰らえ!」
その場でプレイヤーに背を向け、直線状に衝撃波を放つ。
これも予備動作が短く、射程もやや長め。いつ出されてもいいように警戒し、出されたら横へ移動して避けるべし。

  • ソニックシールド
ライドアーマー搭乗時と比べて範囲は狭くなったが、弾速と射程距離が伸びている。
エフェクトが派手な分、見切りやすいので、これが見えたら速やかにダッシュで回避しよう。

例によって体力が減ると同時発射数が増えるが、同時にスキもさらしてくれるので、エックスかアクセルで距離を取って後ろから撃ち込んでしまおう。

【入手武器】

  • エクスプロージョン(エックス/アクセル)
非常に短射程の衝撃波を前方に発射する。
大概の雑魚敵を一撃で仕留めるほどの破壊力を誇るが、その分消費エネルギーも歴代ワーストクラス。初期状態のエネルギーゲージだと一発しか撃てない。
アクセルの専用武器であるGランチャーも入手可能。

チャージすると、3DではX軸、Y軸、Z軸の前後合わせて6方向に超高威力の衝撃波を発射する。2Dでは前後と真上に放つ。
威力の高さはそのままだが、エネルギー消費量は通常版とほとんど変わらないので、この武器を使うならチャージ前提で気前よくぶっ放した方がお得である。

  • 波断撃(ゼロ)
地上で特殊武器ボタン。セイバーから射程の短い衝撃波を前方に放つ。
威力が少し低下し、貫通性能のなくなった劣化エクスプロージョンのような性能。一方、射程はエクスプロージョンより長く、体力の多い敵や厄介な敵を離れた場所から倒すのに適している。
ただし硬直による隙が大きいため、敵の挙動はしっかり読んでから使うべし。

また、これを使おうとして斬光輪が暴発する事故も割とありがちなので、確実に止まってから使おう。



驀進熱血漢 ヘルライド・イノブスキー


ヘッ、ヘッド~!?
て、てめぇ~!!そんなハズカシイ名前で呼びやがって!
”総長”と呼べ!

【概要】

バイクへの変形機能をもつイノシシ型レプリロイド。セントラルサーキットに時限爆弾を仕掛けた。
悪い人物ではないのだが、レッドがシグマに操られている事にまるで気付いていないのか、アクセルの裏切りに激怒する。

というか怒りっぽく、ゼロにロードアタッカーズやロードライダーズの残党と言われて「あんなザコと一緒にするな!」とキレたり*5、エックスに「ヘッド」と言われて「総長」と呼べと訂正を迫ったりと*6とにかく短気。

また、自分の走りは暴走族なんぞの如きチンケなモノではないと、ある種のプライドを持っている様子。しかし、後述の通りコイツ自身は卑怯者と名高いはずのウオフライよりよっぽどの卑劣漢である。

【ボスとして】


会話では「タイマンでぶちのめしてやる!」と意気込んでいるものの、戦闘になるとその約束を破ってフェンスの外から子分が手榴弾を投げつけて援護してくる。

疾走感がないと不評なライドチェイサーの操縦と見下ろし視点の戦闘に最初は戸惑うかもしれないが、飛び道具主体のアクセルやエックスなら案外楽な相手。ゼロでやり合うと格段に難易度が上がるが。

断末魔は「ブヒイイイィイイイイイイイイイ!!!!」。

弱点武器はサークルブレイズ/爆炎陣。
マヂやべぇぇえええええええ!!!!」と吹っ飛ぶマヌケな絵面が拝める。ただ、サークルブレイズが与えるダメージはごく僅か。

【技】

  • サーチホイール
「行ってこーい!」
地面を転がる破壊可能なホイールを発射する。若干の追尾性能あり。

ただ、狙いがアバウトすぎて変に動き回らない限りまず当たらない。近距離ではジャンプで、遠距離では棒立ちでも回避できてしまう。
体力が減ってくると同時発射数が増えるものの、やっぱりタイミング良くジャンプすればあっさり避けられる。

  • ライトニングファング
「ブッ込むぜぇ!」
バイク形態に変形し、こちらに向かって突進してくる。
突進に当たると捕まってしまい、フェンスまで運ばれてダメージを受ける。

発動中は無敵だが、攻撃を当てることで軌道を曲げて避けることができる。だが、ハードモードでは軌道を変えられても一度だけ方向転換して追撃してくるので要注意。
ジャンプやホバーで避けることもできるが簡単ではない。
アクセルやエックスならば問題ないものの、デフォルトで遠距離攻撃を持たないゼロでは非常に対処が難しいので、大人しくプレイヤーチェンジしてしのぐが吉。

  • 円を描くように走る突進
「オラオラオラオラァ!」「ぶち切るぜ!」
後ろにムービンホイールを放ちながら円を描くように爆走する。スクリュー・マサイダーのようなブレーキによるフェイント等はないので、下手に動かずフィールドの中央か隅でじっとしていればほとんど喰らわずに済む。

  • レーザートラップ
「えぇいっ!」
地面の中心にレーザーが出現し回転する。イノブスキー自身の技と言うより、ステージギミックと言った方がいい。
攻撃範囲はかなり広く、発動中も他の攻撃をしてくるので微妙にウザったい。
突進ともどでジャンプで避けるコツさえ身に付ければ恐れるに足らない。

  • 部下の援護爆撃
フェンスの外から部下が爆弾を投げてくる。
フェンスはアクセルバレットやエックスバスターを素通しするので容易に対処可能。だが、フェンスに触れるとダメージを受けるのであまり近づかないように。

部下たちは倒されても一定のタイミングで補充されるが、その都度倒せば問題なし。

【入手武器】

  • ムービンホイール(エックス/アクセル)
地形に沿って転がるホイールを発射する。
燃費が良く対地攻撃として有用。威力を発揮するのは2Dパートで、ヘルガーダーやメットール、アンテナシールドの対処に使える。

反面、3Dパートでは攻撃範囲の狭さがあだとなり非常に使いにくい。そのため活躍できる場面が限定されるという、環境の違いから評価が落ちてしまった無念な特殊武器。
ウォールブラスターの処理に使えないこともないが、正直他の武器で十分。

チャージすると、通常のホイール1つに加えてバウンドする2つのホイールを発射する。バウンドするホイールは一定距離進むか、敵に当たると爆発する。
威力と範囲が増し、やはり2Dの地上戦で重宝する。しかし、3Dとの相性が悪い点はそのまま。

  • 斬光輪(ゼロ)
歩きながらラーニング技ボタンで使用。地形に沿って進むチャクラムのような光の輪っかを放つ。
エフェクト以外ムービンホイールと大差ないが、あちらより威力が若干高い。
敵を貫通して多段ヒットするため、ヘルガーダーのような高耐久の敵にそこそこ使える。

一方、持続時間の長さが祟ってしまい、他の技を出す際に邪魔になることも。*7



踊る暗殺者 トルネード・デボニオン

CV:高木渉

ま、まさか!?
電波塔を乗っ取って、オラの華麗な踊りを放送する計画を止めに来たダスか?

【概要】

タマネギ型レプリロイド。
ここにきてとうとうダイレクトに一般的に食われてる野菜そのものをモチーフにしたレプリロイドが出てきてしまった。デザインはなかなかに秀逸だが。

雷属性風属性と、雷神風神をミックスさせたような何気に贅沢なボスでもある。

ラジオタワーを占拠して自分の踊りを世界中に放送しようとする。
なおそのネタはあまりにも寒すぎて普段は温厚なはずのレッドですらテレビのモニターをぶっ壊してキレ散らかすくらい顰蹙モノらしい。

アクセルやゼロの前では道化を演じ、ゼロこそ冷ややかかつ容赦なく殺意を向けるも、アクセルは「相変わらずのノリ」とある種安心していた。
しかし、エックスに対しては思うことがあったのか、改造の影響で行動をコントロールできなくなった自分たち、そしてセンセイに従うレッドを破壊して止めて欲しいと懇願する。

【ボスとして】

今作屈指の最弱候補、かつ特殊武器も強力で使いやすい。アクセルとエックスの場合、最初に倒しとけといわんばかりのボーナスキャラである。
しかし、ゼロで倒すとなると話は別。接近戦に強い技が多い上に、後半の行動パターンの関係上、ラーニング技なしでの撃破はかなり難しい。

特徴として、皮のようなパーツで覆われている部分を攻撃してもダメージが与えられない点がある。
この皮は攻撃を当て続けることで破壊できるが、デボニオンは攻撃時に皮を分離させるため、攻撃中の彼はほとんど無防備である。

断末魔は「寒かったダスかぁーーーっ!?」。

弱点武器はガイアシールド/獄門剣。
食らうと壁際まで大きくのけぞるが、通常版ガイアシールドのダメージ量は非常に僅かで、チャージ版も当てにくい。
弱点を突くならゼロの獄門剣一択。ただし体力半減後は通用しない。

【技】

  • ボルトルネード
高速で回転しつつ、電撃を纏った竜巻を巻き起こしながら突っ込んでくる。
巻き込まれると上空に巻き上げられた後、地面に叩きつけられて大ダメージを負う。

もちろんプレイヤーに向かってくるのだが、ダッシュを繰り返していればそのうち撒けるので大して怖くない。
しかもこの時は皮が剥けた状態なので、エックスやアクセルにとっては格好の攻撃チャンスでもある。

  • ストーム
「笑いの渦ダス!」
体力半分以下で使用。プレイヤーが近づくとその場で立ち止まり、周囲に皮をまき散らしながら竜巻を起こす。

この状態では終了するまで一切の攻撃が通じない。無駄に時間をかけさせられてイライラするだろうが、離れていればどうということはない。

ゼロの場合、接近して攻撃を仕掛けようとする度にこの技を使われてしまい、一向に攻撃できないことがしばしばある。
そのときは遠距離攻撃を使うか、大人しくエックスかアクセルに交代するのが無難。

  • サークル
「さあいくダス!」
ボス部屋の中央で止まり、全ての皮を円状に回転させて攻撃する。タマネギならではの技。
ボルトルネードを3回使用した後に必ず仕掛けてくる。

壁際まで離れていれば普通に避けられるのに加え、射程圏外から射撃すれば大ダメージを稼げるチャンス。

  • ウォール
「シールドできるダス!」
移動しながら皮を壁のように展開し、こちらに向かって飛ばしてくる。

攻防を兼ねた強力な技……と言いたいところだが、ジャンプで難なく避けれる。アクセルの場合、むしろホバリングからダイレクトにアクセルバレットを撃ち込めてしまう。
本当にどこまでも詰めの甘いタマネギである。

  • ワイパー
「ワイパーダス!」
皮を直線状にいくつも繋げ、ワイパーのように左右を薙ぎ払う技。
いかんせんスピードにやる気がなく、これも下薙ぎならジャンプで、上薙ぎなら棒立ちで簡単にかわせてしまう。

【入手武器】

  • ボルトルネード(エックス/アクセル)
自身を取り巻く電気の竜巻を生み出し、前方へ飛ばす。
燃費は悪いが化け物級の火力と攻撃範囲を誇り、進路上のあらゆる敵を粉砕できる優秀な武器。さながら強化されたチャージストームトルネードといったところ。

チャージ版は6枚の電磁バリアを展開して身を守る技。バリア1枚につき1度だけ攻撃を防ぐことができ、防いだ後は体力回復(小)に変化する。

体力回復に利用できる便利な技に思えるが、やたらと消費エネルギーが多い上にバリア1枚の攻撃力は本当にごくわずか。
緊急時の回復手段として使えないこともないが、サブタンクが溜めやすい本作で必要になるかというと正直……。

アクセルの専用武器であるレイガンも入手可能。

  • 雷神昇(ゼロ)
ダッシュ中にラーニング技ボタン。電気の竜巻を纏い、真上へ大ジャンプして斬り上げる技。
攻撃力が非常に優れており、対空技としてはもちろん近接攻撃としても有用。多くのボスにも大ダメージを与えられる。
ただ、発動直前に隙があり、発動中も無敵ではない点には留意しよう。



蒼海からの追跡者 スプラッシュ・ウオフライ

CV:鈴置洋孝

ばーかっ!ここまでは計算通りだって言ってんだよ!?
オレの絶対領域に、てめぇ自身がしちまったんだからなぁ!!
ひゃはははは、行くぜ!!

【概要】

テッポウウオの特性も併せ持つトビウオ型レプリロイド。放棄されたバトルシップに居座る。

背後から相手を襲撃する戦法を好む狡猾なヤツ。狡猾なのはどちらかというとイノブスキーの方だが。

アクセルとは元々ウマが合わなかったらしく、「裏切者」「卑怯者」とお互いに罵り合っている。
エックスに対してはロートル呼ばわりするなど、カラスティング同様にいい感情は抱いていない様子。
また、エックスが「お前らイレギュラーのせいで俺はまた」(戦わなきゃいけない羽目になった)という苦言については、「バーカ、それがお前の本性なんだよ!」と、遠い将来か別の世界線でゼロが見ることになる悪夢を連想させる台詞を吐く。

なお、ロックマン9のスプラッシュウーマンとは名前に「スプラッシュ」がつく、特殊武器に「レーザー」の名がつく、魚がモチーフ、長柄の武器を用いるなどいくつも共通点がある。

【ボスとして】

「海はオレの絶対領域」と豪語するように水中戦を得意とするらしいが、今回はプレイヤー側が水中に潜って戦うことはなく、陸に上がったところを叩くことになる。
戦う場所は水上に浮かぶ3つの足場の上。時折ウオフライが水中にダイブした後、水面から飛び出して急襲を仕掛けるが、必ず背後に現れるので特に脅威ではない。
なお、プレイヤーが水に落ちると問答無用で死亡する。

攻撃には薙刀を用い、薙刀をプロペラのように振り回しながら移動することがある。この間は完全無敵なので大人しく待つこと。
そこまで面倒な技は使ってこないので、撃破は容易な部類だ。

断末魔は「ふぇっへっへっへっへぇ~!!」。
いかにも三下らしいやられ台詞である。

弱点武器はボルトルネード/雷神昇。水を使うために感電しやすい模様。
当てると必ず水中に飛び込むので、水面から飛び出たタイミングを狙えばパターンにハメられる。

【技】

  • 薙刀攻撃
薙刀を構え、突きや薙ぎ払い攻撃を行う。
高威力かつ技の出が早いが、予備動作が大きいため見切るのは簡単。ジャンプやホバーで回避でき、隣の足場に移ればまず当たらない。
連続で行うこともあるので、避けても油断は禁物。

  • スプラッシュレーザー
口から高圧水流のレーザーを小刻みに発射する。
威力も当たり判定も大きく、ウオフライの位置によっては隣の足場まで届くことも。
だが、十分に距離を取っていれば余裕で回避できる。近距離の場合はテンポよくダッシュしたりジャンプすればOK。
本体は棒立ちなので、アクセルやエックスにとってはむしろダメージを与えるチャンス。

  • 水柱&トビウオミサイル
「喰らいやがれぇ!」
水柱とともに2発の追尾ミサイルを発射する。
ミサイルは破壊可能だがロックオンができず、しかもかなりしつこく追いかけてくる。ダメージ量も大きめで、ウオフライの技の中で最も厄介。
アクセルのローリングで避けるのが最善の手。

【入手武器】

  • スプラッシュレーザー(エックス/アクセル)
前方に水のレーザーを発射する。射程は短いが、連射することで2段階まで射程を伸ばすことができる。
見た目は弱そうだが多段ヒットしやすく、至近距離で凄まじい攻撃力を発揮する。使い勝手はなかなか良く、体力が多い雑魚敵に便利だが、少々燃費が悪いのが気になるところ。

チャージすると、3発ごとに角度を変える大きな水の弾を合計20発連射する。
弾数もさることながらボルトルネードにも引けを取らない威力をもち、これを出しながら進むだけで目の前の敵をひたすら蹴散らせるチート級の技。
ボス戦でもかなり有用で、大半のボスを驚くほど早く処理してしまえる。
当然、通常版以上に燃費が悪いので使いどころは考えよう。

  • 水烈閃(ゼロ)
Dグレイブ装備時に地上でラーニング技ボタン。前方に水を纏った突きを繰り出す。Dグレイブはこの技と同時に獲得できる。

リーチが長く、威力が高い上に多段ヒットまで見込める優秀な技。体力が多い敵にはこれが一番。
しかし発動中の隙が大きく、敵との距離が近すぎるとうっかり接触することもある。使うときは距離をよく見極めよう。



電子迷宮の管理者 スナイプ・アリクイック

CV:麦人

ふぉふぉふぉ…いつからその”馬鹿げたこと”が続いていると思う?
歴史が語る数多くの戦いの記録…無くなりはせんよ…

【概要】

レッドアラートの知性派であるアリクイ型レプリロイド。サイバーフィールド内で待ち構える。

アクセルに対しては「ハンターとして認められてもおらんヒヨッコ」と言い放ち、それに対してアクセルは「相変わらず何でもお見通しなんだね」と苦い顔で返すなど、洞察力や心情を読む能力に長けている様子。

また、エックスやゼロに対して多くの知識をもっているらしく、「世界を覆う偽りの青、封じられる破壊されし赤」という、『ロックマンゼロ』世界におけるエックスやゼロを暗示するような言もある。
理想郷を目指すエックスに対しては「自分達のような意に背く者の屍の上に、お前の望む理想郷など成り立ちはしない」と言い放つが、ロックマンゼロの世界観やコピーエックスの所業を考慮するとあながち間違いでもないかもしれない。

【ボスとして】

バトルフィールドは、ポールの上を見下ろし視点でぐるぐる歩き回るという今作屈指の3D酔い誘発地帯。
しかも自機は180度までしか移動できないのに、アリクイックは360度問題なく動ける心折仕様。ポールの後ろに隠れてしまうと、フルチャージのエックスバスターでない限り攻撃が届かない。

体力が低下するにつれ、回避の難しい数々の火砲でこちらをジリ貧に追い詰めてくる。これじゃスナイプじゃなくてアサルト・アリクイックでは。
見た目に反して攻撃も移動も素早いのがまたいやらしく、ハイエナードと双璧をなす最強候補。ハメ技も存在せず、ハイエナードよりこのじいさんの方こそ苦手と言う人も少なくない。

断末魔は「読み違えたかーっ!!」。

弱点武器はムービンホイール/斬光輪。
地形に沿うような挙動で当てやすい、と言いたいところだが、残念なことにポールの後ろまで届いてくれない、弾速が遅い、ダメージ量が恐ろしいほど低いと、弱点武器としてまともに機能してくれない。
よって、スプラッシュレーザーなどの他の技でゴリ押しした方が早くカタが付く。

【技】

  • スパイラルクロウ
「スパイラルクロウ!」
鉤爪から螺旋状の弾を2つ放つ。バトル開始時はこの攻撃のみを行う。
射線に捉えらえたらまず回避できないが、真正面にしか出ないため横に移動すれば楽に避けられる。その上絶好の攻撃チャンスでもある。

アリクイックはこの技を放った後に体を一回転させるが、尻尾部分にもしっかり当たり判定があるので近づきすぎて接触しないようにしよう。

  • デッドエンドキス
「デッドエンドキス!」
プレイヤーに舌を突き刺して捕らえる。
これでプレイヤーがダメージを負うことはないが、内臓している武器にパワーを供給することで、アリクイック本人がダメージを受けずに新たな技を使うことができる。

非常に見づらい技だが、画面をよく見るとしっかり舌が刺さっている。

  • ソルジャーアント
「行くのじゃ!」
体力がやや減ると使用。アリを模した爆弾を召喚する。爆弾は地面のランダムな箇所に移動し、プレイヤーが近づくと起爆する。
爆風の範囲は見た目以上に大きく、攻撃力も非常に高い。しかも一度に複数出してくることが多い面倒な技。

爆弾は起爆しない限り残り続けるので、あえて近づいた後にダッシュですぐ逃げ、早めに爆発させておくといい。

  • ホーミングミサイル
「ホーミングキャノン!」
体力の4分の1が削られると使用。背中の砲台を装備し、3発のホーミングミサイルを放つ。

誘導性能はかなりのもので、狭いフィールド上で回避するのは至難の業。本体と距離を取ることで床に誘導させて破壊する手もあるが、着弾時に爆風が起きるため油断ならない。
よほどの熟練者でない限り、このじいさん相手にノーダメージ撃破は考えない方が賢明である。

  • レーザーポッド
「レーザーポッド!」
体力半分以下で使用。空中に最大6つの砲台を召喚し、プレイヤー目掛けて一斉に弾を発射する。

命中精度は非常に高く、四方八方から狙ってくるためまず回避不能。加えて破壊もできないと、上述のホーミングミサイルと合わせてノーダメ撃破を困難にしている要因。
対処法はひたすら適当に動き回りつつ、アリクイックへ的確に攻撃を当て続け、できれば短期決戦を狙うことである。ただし無茶はせず、危なくなったらプレイヤーチェンジかサブタンクに頼るべし。

【入手武器】

  • スナイプミサイル(エックス/アクセル)
ロックオンした敵を追尾するホーミングミサイルを発射する。ロックオンしていない場合はまっすぐ飛ぶ。
X1のホーミングトーピードによく似た技だが、弾速が速すぎて動いている相手には逆に当てづらく、誘導性能はかなり悪い。そもそもロックオン機能がある本作ではホーミング弾がある意味があまりない。
ただ攻撃力だけはやたらと高いので、誘導弾として期待しなければまあまあ使いやすい武器ではある。これではミサイルと言うよりスラッグと言うべきかもしれないが。
連射不能で、地形に当たると消えるのが欠点。

チャージすると3発のミサイルを同時発射する。ミサイルは着弾すると爆風が起きる。
弾数が増えた分威力が向上し、通常版より多くの敵に対処しやすくなっている。乱戦の際はチャージスプラッシュレーザーとならんで心強い味方。

  • 飛影刃(ゼロ)
空中でラーニング技ボタン。セイバーから敵を追尾する光の矢を放つ。
同じ遠距離攻撃である波断撃や斬光輪より射程が長く、威力もそれなりに高い。
いちいちジャンプしないと放てないという制約はあるが、かゆいところに手が届く便利な技。デボニオンなどの接近戦がしづらいボスにも有用。



深緑の豪椀鉄人 ソルジャー・ストンコング

CV:玄田哲章

信念の剣をかざし、刃をもって語るがいい!
どのみち勝利の上にしか、歴史は正当性を与えぬ!

【概要】

ゴリラ型レプリロイド。ディープフォレストで待ち構える。
武人肌で哲学的な言い回しを好む、古風にして硬派な鉄人。武器にガイアシールドとを持つ。

無論!偽りの策謀家のためではない!我が戦いは忠義がため、いざ参らん!」とセンセイ自体に心を許すつもりなど毛頭なく、あくまでもレッドへの忠義のために戦う。

ゼロを「この世で最も優雅に舞う武神」と評したり、エックスに対し闘争の意味を問うなど、(外見こそいかにも脳筋まっしぐらなくせして)哲人の呼び名に恥じない理知的なボス。

その悟りっぷりはエックスとの問答の末、「歴史は勝者にしか正当性は与えない」という確かにごもっともとしか言いようのない事実を説くまでに達している。(裏を返せば、ある種こじらせてるとも言う。)
そのためアクセルからはカラスティングとは別の意味で、その人柄から想像もできない行動をとる異常事態に心底動揺していた。

その一方でゼロの「戦いだけが全てだと思ってる連中などと一緒にするな」という反論に反論で返す…それも「貴様ほど純粋な戦闘用レプリロイドなど見たことない」とゼロからすれば地雷原にブレイクダンスもいいところなセリフを、本人は誉め言葉のつもりで全くの悪意なく言ってしまう、(真面目過ぎるが故の)極度の天然ボケとも取れる一面もある。

【ボスとして】

ジャングルが舞台と言ういかにも入り組んでそうな立地条件に反して本作唯一の全エリアが2Dスクロールになっているステージだったりする。

2Dに近い形式で戦えるボスであり、意図的なのか戦いやすい方のボスになっている。

デボニオンやイノブスキーとは別の意味で、それも3D操作にまるで慣れない人向けに最初に倒せ的なポジションに収まっている。
ただし、地属性でパワーキャラと言うイメージにたがわず、攻撃力だけはゲロ高という属性繋がりで差し詰めグランド・スカラビッチに近いタイプの最弱候補という具合である。

また、接触ダメージが特大と言う意味ではメタモル・モスミーノスも混ざってるかも。
あとは足場そのものはウオフライ同様3つの足場で立ち回る感じで、かつ2D形式ながらぐるぐる回って行き止まりがないタイプ。つまりこれも3D酔いしやすいカメラワークになってるので、そのあたりも要注意。

断末魔は「見事だぁあああああああああああああ!!!!!」。

アイスノー・イエティンガーと言い、池原版バーニン・ナウマンダーといい、パワータイプの巨漢はダメなヤツはとことんダメだが、死の間際に相手の実力を認めて称賛する人格者というキャラ付けが実に堂に入っている。

弱点武器はエクスプロージョン/破断撃。
鉱属性のパワーキャラは爆風に弱いのは、ガッツマンにハイパーボムと言えばしっくりくるか。

とにかく岩盤爆破のイメージと言ったところだろうが、言うまでもなく燃費は悪く硬直も長くてスキだらけなので、ここぞという時にこそ使いたい。

【技】

  • ジャンプ
ただのジャンプ移動のはずが、前述の通りこいつの接触ダメージは特大なので、その破壊力だけでも脅威になり得る…破壊力だけなら。所詮は逃げるようにダッシュを続ければ、どうせ行き止まりもないし割と楽にかわせるので、見掛け倒しでこそないものの、結局は迫力押しにすぎない、そんな感じ。

  • ガイアシールド
ブーメラン状に一個小さいものを投げてくるパターンと、大きいものを二個投げて左右に迫ってくるパターンがある。

小さいモノ一個は普通にタイミングよくジャンプすれば簡単にかわせる。柱にしがみついたら大きいモノ二個の合図なのでここはゼロにレスキューチェンジしてダブルジャンプでかわすのが一番やりやすいか。

一応エックスやアクセルでも岩同士がぶつかってサンドイッチにすることはなく、2個とも勝手に自壊するのを待てば安全と言う、なんとも見掛け倒しな技だが初心者には気付きにくいだろう。

言うまでもなく玄武岩製の剣で横薙ぎに叩き切ってくる。

シンプルながらにして破壊力は絶大で、半端な体力だと即ティウンティウンもあり得るが、そもそも不用意に近づかなければ済む話だし、ゼロのように接近戦前提で戦うにせよ、予備動作がバレバレすぎて、なんならよけろと言ってるようなものだし、必要以上に恐れるのも野暮というモノである。

なお、背後めがけて打ち続ければ破壊可能ではあるが剣に攻撃したところでダメージが入るわけでもないし、そもそもそんなことわざわざしなくても、倒すこと自体苦労しない相手でこそあれどもしものアンラッキーヒットが怖い慎重派には、ゼロで柱にしがみついてるストンコングめがけて、ジャンプ切りを何度か繰り返せばすぐ壊せることは覚えて損はない模様。

【入手武器】

  • ガイアシールド(エックス/アクセル)
前方に玄武岩の盾を発して爆風とかでなければ大体防げる、前作のガードシェルの系譜を継ぐ武器。

仕様上ゼロは使えないので、滅多斬りはできない(代わりに後述の通り威力だけなら引けを取らない大技を引っ提げるが)盾を構えた時点でエネルギーを消費する、その代わり弾でなく、敵そのものにぶつけたところで、盾の耐久力は消費せず連続ヒットで倒し切れる(代わりに威力は低めで時間はかかる)など良くも悪くもガードシェルをリファインしたような感じの武器。

どちらが使いやすいかと言われると、それは人によると言われればそれまでだし、2Dアクションの前作と基本3Dアクションの今作でそもそもの土俵が違いすぎるので単純に比べようという考え自体がナンセンスといったところだろう。

チャージするとストンコングが使用した大きな岩ふたつで挟み込む攻撃とは対照的にまずはエックスの前方に上から巨大な岩を一個振らせて着地の衝撃で二つに割れて、前後に分かれて引きずるように地を這って進んでいく。

確かに威力は高く、もしもいつも通り2Dアクションであれば、ダブルサイクロンのように挟まれた際の反撃に有用だったはずが、3Dにおいてこれでは攻撃範囲は狭いと言わざるを得ず、これも環境に恵まれなかった悲運の特殊武器と言えようか。

  • 獄門剣(ゼロ)
そのものズバリ打ち首のち晒し首を意味する物騒極まりないネーミングの技。

通常斬りボタンを押し続けると、貯める構えを取り、そのモーション中敵に触れたら居合の一閃を放つカウンター技。
要するに今までありそうでなかったゼロ版チャージショット(ただし条件付き)というべきシロモノ。

その物騒極まりない技名に恥じない、エクスプロージョンに肩を並べる最強の火力を発するまさに必殺の一撃ではあるが
その仕様上、使いどころはとても限られるので、お世辞にも使い勝手のいい技とは言えない。



黒翼の好敵手 ウィンド・カラスティング


見てみたかったのさ…あいつが憧れた、レプリロイドを。
それほどの価値があるか…試させてもらうぞっ!

【概要】

カラス型レプリロイド。

彼こそが今回の正真正銘本職の風属性使いであり、エアフォースで対峙する。
武器として片手に短剣を持つ。

アクセルとは良いライバルであったらしく、ゼロに対して「アクセルの憧れであるレプリロイドを確かめたかった」と真意を洩らしている。

そしてアクセルが言うことには、むしろ(ゲームシステム上仕方ないこととはいえ)エアフォースに籠城してじっと待ち構えるのは「彼らしくない」異常事態であり、本来なら真っ先にアクセルを奪還せんとイレギュラーハンター本部に殴り込みをかけるハズな程血気盛んなタイプらしい。
冷静なフリしてその実気性は荒っぽい風属性の鳥同士、ストーム・フクロウルとはなんだかんだ意外と気が合いそうである。

それとは対照的に、争いから身を退いたエックスに対しては「噂通りの甘ちゃんだな」「甘ったれた理想を抱いたまま果てるがいい!」などと侮蔑的な言葉をぶつける。
どうやら戦闘のプロフェッショナルとして、エックスの言い分は甘えにしか聞こえず許せない気持ちでいっぱいだったようだ。
いつの世も相互理解の難しさに苦しむのは全世界共通の悩みと言ったところか。

【ボスとして】

一言で言えば「ウザイ」

ストンコング同様、珍しく2Dの形式で戦える8ボス。
彼との戦闘では本当に2Dそのもののカメラワークで、3D酔いの心配は完全に無用だが画面奥に逃げ込んでる間はこちらの攻撃は弱点武器含め届かない攻撃が多く(スピードタイプのボスのはずなのに)とかく遅延がうっとおしい。
安定して届く攻撃ならアクセルのローリング撃ち、エックスのフルチャージショットとなる。

ついでに地味に回避が難しい攻撃も繰り出すので、ストレスはさぞかしたまるだろう。
ウインドカッターはゼロのダブルジャンプかアクセルのローリングでないとかわせないため、エックス単体でのノーダメージ撃破は実質不可能と言っていい。
よってこいつもこいつでイノブスキーとは別ベクトルでウオフライよりよっぽど卑怯者である。*8

地上に降り立ったところを可能な限りゼロで滅多斬りにして出来得る限りダメージを稼いで早期撃破を狙いたい。
うまくいかなくてもイライラしすぎて相手のペースにハメられないように平常心を心掛けよう。

断末魔は「ぐわぁああああああああ!!!」。

弱点武器はスナイプミサイル/飛影刃。
空を飛び回る相手のお約束として、ホーミングで狙い撃ちされ撃墜されるのにめっぽう弱い。

ただし前述の通り画面奥にいるときは反応してくれないので注意。

まあ完全に2Dスタイルでの戦闘ゆえ、システム上仕方ないと言えば仕方ないので無駄弾を撃たないように撃つタイミングには気を付けよう。
というか普通にゼロで滅多斬りにした方が効率はよかったりする。

【技】

  • ホーミングミサイル
またしてもホーミングミサイル。こころなしかたけのこっぽい。

ただでさえ向こうは画面奥で反撃できないところを一方的に撃ち込まれてさらにガンバってよけてもくるくる回って付きまとう性質がまたウザい。その為ジャンプよりはダッシュでかわした方がいいかも知れない。

ゼロの場合ならタイミングよく切り払ってショットイレイズも効果的。

  • ウィンドカッター
こちらも画面奥からの一方的な攻撃。Vハンガーを直接投げつけてくる。

弾速こそ速いが、こちらは追尾性能など一切ないのでタイミングさえつかめば、ミサイルとは逆にジャンプで簡単にかわせるので、ミサイルと比べると全然良心的。

ただし体力が減ってくるといったん空中で停滞してこちらに向かうフェイントも織り交ぜてくるので軌道を読んでダッシュかジャンプか適宜使い分けてうまくかわしていこう。

  • 真上から体当たり
空を飛ぶタイプのボスのお家芸とでも言うべきお馴染みの体当たり攻撃。
Vハンガーを構えてきりもみ回転して突っ込んでくる。

ちょうど曇り空で、カラスだけに黒い体色が保護色としていい仕事していてこれまたかわし辛い。
イジワルなことに音やセリフによる合図もないのでカラスティングとの戦闘では画面から消えたら上方向に意識を向けることを忘れずに。

  • 衝撃波
しばらくかがんで構えてから、ダブルサイクロンよろしく左右に7発ずつ風の矢とでも言うべき衝撃波を放つ。

恐らくエックスでは事実上回避不可能であろうと思われる相当な理不尽技。

ゼロならダブルジャンプでギリギリ、アクセルならローリングでくぐるとこれまたギリギリの回避になるが、エックスの場合たぶん弱点のスナイプミサイルでひるませて行動そのものをキャンセルするしかないであろう。

  • Vハンガーでの連続攻撃

もちろん連続で喰らってしまえばそのまま倒されかねない危険な大技ではあるが技の仕様上、地上に長い間とどまる以上、今の今まで逃げに徹しきってきたカラスティングに仕返しする絶好のチャンスでもある。

切りかかって前進してくるところを読んで背後を取り続けて攻撃を出来得る限り加えていきたい。
なんならそのまま勝負を付けてしまいたいところではあるが、無理は禁物。

【入手武器】

  • ウィンドカッター(エックス/アクセル)
弧を描くように風の刃のブーメランを飛ばす。

アイテム回収機能をオミットしたかわりに軌道上の敵を貫通し、より攻撃性能を上げたブーメランカッターと言った感じの使い勝手。

そういう意味では3Dアクションにおいて上々な攻撃範囲で環境には恵まれたと言えなくもないが、この武器の場合そもそも基本威力が足りてないというこれまた可哀想な武器と言わざるをえない。

ただし正攻法で挑むと苦しい相手であるガンガルン相手に多少時間がかかっても安全に倒したい場合に重宝はする、ピンポイントで役に立つと言った感じの立場。

チャージすると風の刃を8つ同時に発射して、それぞれが独立して敵を追いかけるマルチロックホーミングな武器。

ただしあろうことか威力そのものはただでさえイマイチだった通常版よりさらに落ちてしまい、それこそ雑魚散らし程度にしかつかえないし、それならそもそも他の武器でもいくらでも使いやすいのはたくさんあるし、そもそもホーミングなら本場たるチャージ版スナイプミサイルに使い勝手で勝るところがほとんどない体たらくなので、たぶんこのウィンドカッターはムービンホイールともども存在自体きっぱり忘れてしまっても文句など言われないだろう。

  • 双燕舞(ゼロ)
ダブルナイフのVハンガー*9も同時に獲得することが可能である…というより、このVハンガー装備こそがこの技の発動条件となる。

基本的にウィンドカッターと大差ない性能なので、説明は割愛。

この双燕舞と通常斬りの五回連続攻撃とで遠近共に使い分けられると言えば聞こえはいいのだが、そもそもゼロはゼロで飛び道具はジャンプと言う予備動作がいるとはいえ飛影刃で間に合ってるのでどうしてもそのジャンプを挟みたくない状況でない限りあまり出番には恵まれないであろう。



レッド


どうした…遅かったな、待ちくたびれたぞ。

【概要】

非合法ながらに自警団組織・レッドアラートのリーダー。武器に鎌を持つ。

(のちにスゴイ正体が判明するが)身元不明で本人も記憶がないアクセルを拾ってはもはや父親代わりに面倒を見たり、ワケアリのならず者たちもかくまった上で彼らも分け隔てなく面倒を見るなど、恐らく器はロックマンXシリーズの中で最高級に大きいステキすぎるオジサマ。

そのカリスマはならず者集団の首領なはずなのに民間レプリロイドたちからも嫌われるどころかむしろ半ばヒーローとして慕われ持て囃されるくらいアツい人望からよくわかる。せめて実力はあったが人望がなかったアイツあたりは彼の爪の垢を煎じて飲めばちょっとは違っていたはずである。

しかし不幸にもセンセイに目を付けられたのが運の尽きで、転落人生まっしぐらに陥ってしまうロックマンXシリーズの中で「不幸の化身」という言葉がこれほど似合う男もそうはいない、聞くも語るも涙が止まらない漢。

なお、彼も含め組織全体で風属性に縁があり、本人の名前もレッドで、本拠地もクリムゾンパレスととことん尽くしなところからもしかするとかの赤きサイクロンの大ファンなのかもしれない。

【ボスとして】

8ボスを全て倒すとクリムゾンパレスで戦えるボス。ステージは複数の浮き場となっている。

弱点武器はエクスプロージョン/波断撃。
さしづめ「泣く子と地頭には勝てぬ」で、やんちゃなワガママ坊やにはダンディなオジサマもタジタジと言うか日頃から手を焼いていたのだろう。そう考えるとなんだかほほえましい。

それでも武器の特性上密着して使わないと当たらないので実際の相性はむしろ最悪と言ってよく、スナイプミサイルで少しずつかつ確実に削っていった方が、急がば回れ理論で効率は良い。

【技】

組織の首領である彼もまた風属性の攻撃を愛用している。

レッドアラートが組織ぐるみで風属性の惚れ込んでいるのもまたカプコンの風属性は基本的に優遇されているという一面を覗かせてくれるだろう。

とにかく、いくつかの足場からオペラレッドの竜巻を発生させる。

足場から発生した竜巻から逃げ遅れたら巻き込まれてダメージを負うだけでなく、そもそも竜巻発生中はレッドに攻撃は通らないので、足場一個一個に意識を集中させて回避に専念しよう。

発生する前にオペラレッドの渦巻きが見えたら、自ずと逃げるべき足場はつかめるはず。回避自体はそう難しくもないはずだ。

  • かまいたち
これまた風属性攻撃、鎌から空気の刃を発射してくる。
案外アリクイックのスパイラルクローは、このレッドの技を彼なりに見て盗んでアレンジしたものかもしれない。

弾速こそ速いが、飛び移るべき足場をちゃんと把握してればまず喰らわないので、落ち着いてかまいたち、プレイヤーのジャンプの動き、その二点の軌道を呼んでうまくかわそう。

  • 分身攻撃
レッドの分身がプレイヤーの周囲に纏わり付いて、二体同時に鎌を振り下ろす。

ただしその分身の予備動作があまりにも長すぎるので、現れた時点ですみやかに次の足場に飛び移ればかわすのは難しくない。慌てすぎて飛び移る時に、分身そのものとぶつかって接触ダメージを貰ったりしないように。


追記・修正はセンセイにだまされてヤキが廻ってからお願いします。

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最終更新:2022年07月27日 11:38

*1 エックスの行動としては珍しくないのだが、ゼロがこういう決断するのはかなりのレアケースである。結局病状が酷すぎて諦めて(いつも通り)斬り捨てる方向に切り替えたが。

*2 なお日本語版でこそ可哀想にと同情と諦観の念を込めた声音だが、海外版ではハイエナードの変わり様と苦しみ様に明らかに狼狽したような声音である。

*3 脚を破壊すると動きが止まる。止めなくても登れることは登れるが、落下死が怖い場合先に壊しておいた方が賢明である。

*4 海外版ではクズ鉄呼ばわりとますます容赦がない

*5 ロードアタッカーズは初代Xのザコ、ロードライダーズはX2のザコ

*6 逆に海外版では「Big Cheese」呼びを咎め、「Head Honcho」と、ヘッド呼びを強要してくる。

*7 本作のゼロは飛び道具系のラーニング技が多いが、原則画面内に一発しか出せず連射が効きにくい。

*8 ホーミングミサイルを使う卑怯者と言う意味ではロックマン8のサーチマンと共通点がある

*9 ドゥルガー・グレイブと違って別に略称はないようだ。