登録日:2023/01/26 Thu 21:32:23
更新日:2025/03/05 Wed 19:57:37
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DQ7の最後を飾る
裏ボスの皆さん。大地の精霊を含めた
四精霊が同時に攻めてくる。
が、数が多いせいか最後の
裏ボスでありながら全員が
完全1回行動
という驚きの仕様。
大地だけは全体即死攻撃・痛恨の一撃・威力3桁の全体攻撃を持ち十分手強いが、残りの水・炎・風があまりにも弱い。
水の精霊に至っては裏ボスなのに
全体に30~40ダメージの津波や、
全体20~30回復の安らぎの歌を使って来る。せめてメイルストロムやベホマラーがあれば強かっただろうに。
炎の精霊は全体攻撃がはげしい炎とマグマどまり。道中雑魚のれんごく火炎の3分の1の火力。
風の精霊は水と炎よりは強く、作中最速の素早さも誇るが、所詮は紙耐久かつ完全ローテーション。
なので大地の精霊さえ倒してしまえばこちら側の回復が(まず)追い付くので、後の3体は
消化試合となる。
なおその大地の精霊も
一部の状態異常が効いてしまう為、それに気付くともはや負ける要素がなくなる。流石に最後の最後に戦う裏ボスにそんな
弱点があるとは、大抵のプレイヤーは思わないだろうが……。
炎の精霊だけはストーリー中でも一度
中ボスとして戦う機会があるが、その際はHPが2倍近くあり、おたけび(とメラミ)を使うなど
明らかに中ボスの時の方が強い
。なんで?
再戦時は仲間も一緒にいるから手を抜いたのだろうか。油断し過ぎ。
そもそも精霊と戦う前に彼らの主人で遥かに強い
神さまを3回も倒す必要があるうえに、設定的にも本来精霊の方が前座である。
この程度の実力ではシナリオ中で4人まとめて
オルゴ・デミーラに一撃で吹き飛ばされるのも無理はない。
リメイク版でも特に強化されなかった。
形態変化した後の第二形態が特に「弱い」事で有名。
一応全体攻撃を連続で使ってくるが、どれも100ダメージ前後と
ラスボスの攻撃としてはかなりヌルい。
前作の
オルゴ・デミーラは「しゃくねつ」を吐いてきたのに、こっちは一段落ちる「はげしいほのお」なのがその象徴。
また、力に慢心してか不敵に笑ってターンを無駄消費する事もある。むしろ300ダメージ前後の痛恨を乱打してくる第一形態の方が厄介という意見も。
とはいえ第一形態が強いかと言えば…ここまで進められた強さなら、
MPとアイテムを使い切ったとかでもない限りはHPの維持さえ気を付ければ脅威はない。
本作の
ラスボス戦は
馬車が無い大空での戦い=控えと入れ替え不可
なので、それに合わせた調整なのかもしれないが…。
仲間の増えたリメイク版ではHP、攻撃力、守備力といったステータスの強化は勿論の事、慢心しなくなったのか結界破壊後は不敵に笑う無駄行動をしなくなったり、威力の上がった神々の怒りや強制睡眠の妖しい瞳の使用頻度が増加。更に時々ローテーションを無視した攻撃を割り込みで繰り出すなど行動パターンが強化されている。
この割り込み攻撃は
マダンテ→
凍てつく波動の流れでさえ容赦なく使う為、
マダンテ→叩きつけでパーティーが壊滅する事も。
この様にリメイク前の弱さから甞めて掛かったプレイヤーを返り討ちないし全滅寸前に追い込む強さとなり、弱いという評価は脱している。
挑むなら少なくとも追加
ダンジョンを探索して追加ボスに勝てる位の実力は欲しい。
トルネコ3の
ラスボス。トルネコ編とポポロ編とでそれぞれ挑む事になるが、本編ラストバトルであるポポロ編のそれは
ローグライク史上最弱のラスボス
とも一説には言われる。
トルネコで挑む一戦目では、クリア前の敵の中では最強のステータスに加え、大半のアイテムによる攻撃を2ダメージに抑えてしまう「2ダメージ化能力」と爆発耐性を持ち、更に取り巻きとしてクリア前最強の雑魚敵ドラゴンを四体引き連れている。
身代わりの杖など、耐性を無視して影響を与えられるアイテムを有効活用できればどうにでもなるが、真正面から挑むとかなり厳しい戦いになる程度の強さ。そういう意味ではシレンの
魔蝕虫と似ている。
問題はポポロで挑む事になる二戦目。
まず
こちらの戦力に対して根本的にステータスが低すぎる。
先の戦いで鎧を破損したのが祟ったか全ステータスが低く、道中雑魚に毛が生えた程度。HPだけは235と道中雑魚の2~3倍あるが…。
おまけに今回はお供なしという漢仕様で、取り巻きのフォローは一切ない。
一方こちらは「道中のモンスターをステータスそのままに仲間にできる(育成可能)」というシステム上、雑魚の時から毛が生えた以上に強くなった仲間モンスターを
最大10体まで
連れていける。
耐性だけは前述の2ダメージ化能力+爆発耐性が健在で、またポポロ対策として仲間モンスター1体を一時的に洗脳する「邪悪な霧」を使ってくるが、最大10体もの物量の前では焼け石に水。実際の所、それらの強みを実感するまでもなく、仲間モンスターがこいつをとり囲む後ろでうろうろしてたら
何か死んでた
という事が大半だろう。
「
魔蝕虫みたいに事前の
ダンジョンが難しいならそんなもんじゃないの?」と思われるかも知れないが、事実上のラスト
ダンジョン「邪悪な風穴」とこいつがいる「暗黒の間」(通常フロアとボスフロアの2階層のみ)の間にルーラで訪れる事が可能な中間地点「ひかえの間」をわざわざ用意してくれる親切設計のおかげで、消耗の回復も簡単だし、万一やられたとしても再挑戦は容易。
ちなみに、耐性が強くとも抜け道も無い事は無い。
飛び道具が無いので聖域の巻物1つで完封可能だし、市販品のザオラルの巻物を部屋に大量にばら撒くだけでまず負けなくなる。他にも適当な味方に身代わりの杖を振っておいて他の味方でタコ殴り等、弱点もバリエーション豊か。
更には何とかして聖域の巻物の上に乗せると
即死する
。
なお、クリア後の
ダンジョンには「ジャスティス兄」という雑魚敵(姿は鎧を脱いだヘルジャスティス)が出現し仲間にもできる。
こちらは弟の愚行を詫びるなど、上級魔族とは思えないほど謙虚でフレンドリー。元々は善良な種族でヘルジャスティスだけが中二病をこじらせ悪の道に走った異端なのだろうか?
その他ボス
DQシリーズに限らず、
ゲームではボス役として「後半のザコ敵が前倒しで出現」というのは割と多く、
そういった敵は例え
ゲーム全体で見て弱くても、登場時点でそこそこ強いなら一概に「弱いボス」とは言えない。
しかし、この海底の洞窟最深部で邪神の像を守っている2体の「じごくのつかい」は、間違いなくここのボスとしては問題のある弱さである。
何故なら「洞窟内の雑魚としても『じごくのつかい×2』が普通に出てくる」から。
ボス個体も特に強化はされていないので、問題なく倒せるはず。というか倒せない様ではここまで来れない。
この洞窟はFC版ではあまりにも難しすぎるので、壁となるボスではなく、雰囲気として「邪宗の徒が守っている」というだけにしたのかも知れない。
本作のラストダンジョンの結界を守る
四天王の一体。
行動パターンだけ見れば、常時2回行動で、高いHPと高性能の防御でこちらの攻撃を耐えながら、ルカナンでただでさえ強力な通常攻撃のダメージを増加させるという、一見して堅実で理にかなった戦略で攻めてくる強敵に見える。
しかし、こいつは完全ローテーション行動であり、ルカナンを唱えるのは3ターンに一度だけなので、スクルトを唱え続けるだけで普通にこちらの防御力の増加量についていけなくなる。
おまけにすばやさ
5と序盤モンスターと張り合えるレベルの極端な鈍足なので、行動順はほぼ最後で固定。
うっかりコンボを食らっても次のターンには普通にリカバリーが間に合ってしまう。
加えて防御抜きの素の守備力もかなり低く、ちゃんと準備が整っていればまず殴り負ける事はない。
そしてもっと悲しい事に、こいつのMPは
たったの8しかない。
つまり、2回ルカナンを凌いだら、後は
通常攻撃と防御しかできない悲しいハリボテの出来上がりである。
とどめにドロップ品が
こんぼうとネタ要素まで完備している。
一応スクルト抜きで戦った場合はそれなりに強敵なので、
なかなかスクルトを使ってくれないAIも相まって、事前情報なしの初見プレイなら一回は苦戦するかもしれないが、さすがにラスダンまでAI戦闘に付き合ってきたプレイヤーならいくらでもやりようはあるだろう。
さすがに仮にも四天王がこれではまずいと思われたのか、PS版では元々高かったHPが大幅に増強され、更に痛恨の一撃を出すようになって多少は手強くなった。
しかし、代わりにHPの自動回復と防御の呪文耐性を没収されたうえ、めいれいさせろ導入で好きな時にスクルトを使えるようになったので全体的にはトントンと言ったところ。
DS版に至っては耐久戦の要だった防御が事実上の無駄行動と化すというまさかの弱体化まで食らっている。
主人公の怨敵
ゲマの部下で
パパスをリンチにした片割れ。
終盤に直接対決するが、攻撃力は道中の雑魚以下で、通常攻撃か強化攻撃しかせず空振りも多い。更に完全1回行動。
上司や
同僚とは比較にならないほど弱く、物語の中での影も薄い。
しかもボスのくせに休み耐性がない為、「おたけび」「なめまわし」で行動をさせず
ノーダメージで完封される事さえある。
はっきり言って上記のギガデーモンがかなりマシに見えるくらいに弱い。
あまりにも弱すぎた為かリメイク版では攻撃力が大幅に上がり、ミスもしなくなった。
だが、同じく通常攻撃一辺倒な終盤ボスの
DQ3のバラモスゾンビやDQ8の暗黒の魔人がリメイクで1~
2回行動になる中、
こいつは変わらず完全1回行動のまま
。なので評価は多少マシになった程度。
DS版に至っては実質
通常攻撃しかしなくなった
為、どうしようもない。
デュランの前座2番手として主人公達に立ちはだかる。
が、どう考えても1番手の
キラーマジンガ+ランドアーマーの方が遥かに手ごわい。
どっちも通常出現する単なる雑魚なのに(マジンガ様の登場はクリア後だが)。
テリーのHPはそれなりに高く、回避率も高めなので戦闘が無駄に長引くがそれ位。後は雷鳴の剣のライデイン効果にさえ気を付ければ、さみだれ剣以外は1回行動の単体攻撃ばかりなので、ほぼ全滅する要素はない。
最強の攻撃が道具頼り
というのが余計ネタっぽさを助長している。
また、グラフィックが用意されておらず、フィールドグラフィックをそのまま拡大されているという変な見た目なのもよくネタにされる。
だいぶ前に登場する単なる山賊の下っ端にはレアなグラフィックが用意されているのに
挙句にいざ仲間になると敵の時に使っていた特技をほぼ忘れている…と、最後の最後までネタには困らない男である。
結局味方になってもドランゴを仲間にした後は大抵酒場送りにされる為、付いた渾名が「ドランゴ引換券」
一応リメイク版でグラフィックに関しては大幅に修正された。
物語も終盤になって突然戦う事になる門番コンビ。
中ボスとしてはコイツらが最後になる。何気にドラクエでは珍しい「
軍艦由来の名前」の敵キャラ。
うごく石像系&トロル系という脳筋めいた外見に違わず、完全ローテーション行動なのに無駄行動をスキップできない最低レベルの判断力のせいで立ち回りが雑。
ステータスは低くなく、ズイカクは岩石系以外
全属性強耐性+全補助技無効というトンデモ耐性まで持っているものの、大抵あっさり攻略される。
特に
終盤ではもはや焼け石に水にもならないベホイミ
を使うのが余計に低火力に拍車をかけている。この時のショウカクは「どうしていいかわからない」様子。
また、ズイカクは仁王立ちでショウカクを、ショウカクは身代わりでズイカクを守ろうとするが、ズイカクは既に相方が死んでいても無駄に使う。
挙句にズイカクと違いショウカクは
ぐんたいよび以外の全攻撃属性+ルカニ無耐性
かつボスのくせに1ターン休みまで効いてしまう。
一応ズイカクの岩石落としだけは危険だが、完全ローテーションなのでアストロンでも使っておけば
スルー可能。
但し通常プレイでは雑魚そのものだが、そのズイカクのトンデモ耐性と数ターンに一度必ず使われる「めいそう」による無限のHP回復技は
縛りプレイによってはまさかのストッパーと化す事も。
あの
RPG史上最悪の村と名高い
レブレサック編の大ボス。
だが、魔法使いの様な見た目の癖に、まともな魔法はマホトーンとベホイミだけで、攻撃スキルも猛毒状態にする「猛毒の霧」のみ。
通常攻撃ではHPの低い者を狙うものの攻撃力自体大した事はなく、また一度狙った相手をひたすら攻撃し続ける癖があるので、狙われた者にスカラをかけるだけで有利になれる。マホトーンでのキアリー封じにさえ気を付ければ楽に対処できるだろう。
メルビンに仁王立ちでもさせておけば、ほぼ被害皆無で勝てる。
完全
2回行動なので、事前情報無しでもコイツの集中攻撃の特質には気づくはず。
そもそも「猛毒の霧+マホトーン」戦法はコイツよりだいぶ前のボスである「ヘルバオム」と全く同じという有様。一応ステータスはボトクが上だが、ヘルバオムはお供を連れ、まぶしいひかりや甘い息による嫌らしい遅延戦法も駆使する事から、猛毒の危険度も相応に高い。対してボトクにはお供も他の戦法も無く、総合的にも劣化版と言わざるを得ない。
恐らくは集中攻撃も含めてコイツの性格の邪悪ぶりを表す戦闘スタイルになっているのだろうが、肝心の攻撃力がそれに見合っていなかったようだ。
また、この直前に戦うボスが7屈指の難敵と名高い
ヘルクラウダーなのが余計に弱い印象を強めている。
もっとも、上述の
ヘルクラウダーは自身の能力で神殿を暗黒の霧に包んで…という方法でその地域を攻略していたのに対し、
ボトクは人間の一員である神父を魔物の姿にする事で人間同士を疑心暗鬼に陥らせるという方法を採っている。
全編を通じて人間を殺す事より絶望に陥れる事そのものが目的とは言え、自身の能力ではなく策略で立ち回るタイプなので、
ヘルクラウダーより弱いのもある意味当然ではあるのだが。
なお、小説版ではものすごい大物になっている。
- バリクナジャ(ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち)
石板編ラストを飾る
コスタール編の大ボス。コスタールの子供達を怪物にして誘拐するという非道な悪事を働いていた。
人類側の子孫を断つというおぞましい手法はコスタール陥落に大いに貢献したであろう事を考えると、配置自体はまちがっていないのだろう。
だが戦闘では
ヘルクラウダーの下位互換とまで言われる始末。
むしろこの直前に戦う中ボスの
ガマデウス+たつのこナイト+シードラゴンズの方が搦め手・思考パターン・回復手段・手数とあらゆる意味で凌駕している。
トドメとばかりに某攻略本のせいで「
猛毒の霧をかけて6ターン放置すれば勝手に死ぬ」事が知れ渡り、『7』最弱のボスの座をボトクと争っている。
ちなみに戦闘をAIに任せていても味方はちゃんと猛毒の霧を吐いてくれるので安心して倒せる。
そういえば完全1回行動+焼け石に水のベホイミって上記のズイカク&ショウカクみたいな…。
地響きのモーションが縄跳びであったり、公式攻略本の記述「HPの回復が遅れるとすぐに倒されてしまう
…のは寧ろバリクナジャの方」もネタにされている。
なお、流石に単体としてのステータスはガマデウスより上だが、よりにもよってガマデウスの使用技に猛毒の霧がある為、改造でガマデウスとタイマン張らせると
理論上ありうる確率で普通に負ける。
もちろんお供付きなら言うまでもない。
リメイク版ではかなり強化され猛毒の霧にも耐性が付いた……が、元が弱すぎて印象はあまり変わっていない。
低すぎるHPと完全一回行動はそのままなので、コイツ相手に負ける事はまず無いだろう。
ランダムでも2回行動になっていれば、一応痛恨と全体攻撃持ちであるためベホイミが噛み合って自動回復の様に機能し、嫌らしい敵になったと思うのだが・・・・・・
こいつがこんなにも弱い事に関する考察として、「前座のガマデウス達が強く、バリクナジャに到達するまでの2ダンジョンが結構長く雑魚も強いため、この上バリクナジャまでもが強敵だとプレイヤーの心が折れてしまう」事を危惧されたためではないか、というものがある。
こいつがこうなった経緯は長ったらしいので、詳細は当該記事で。
本作の表
ラスボスである
魔王ウルノーガの一つ前のボスで、
六軍王の中でも最後に戦う事になる。
特技は強く、完全
2回行動で全体攻撃の「裁きの冥槍」や「シルバースパーク」は無耐性だと結構痛く、「黒くかがやく炎」もこれら程ではないが痛く、痛恨の一撃は攻撃力100%の凶悪なタイプ。
しかし
素の攻撃力が異常に低いのに物理攻撃ばかりのローテーションで台無し。
連続攻撃の「超高速連打」も攻撃力が低すぎて、ひとつ前のボス六軍王が一体ガリンガの「魔神の絶技」の半分にも届かない様な合計ダメージ。
「突撃」は転倒効果付きの強化攻撃だが単体攻撃であり、同じく六軍王のジャゴラの転倒攻撃付きの全体攻撃「船ゆらし」に比べると危険度は低い。
最強の攻撃が道具頼りという点は先の引換券を彷彿とさせる。
通常攻撃の威力はお察し。しかも頻度が高い。
「仲間呼び」はゴールデンゴーレムを呼んでくるが、一体までしか呼ばないので大した事はない。一度に複数呼び出し、補助呪文まで使ってくる同じ六軍王のキラゴルドの方が厄介。
「幻惑のひとみ」は一人を確定でマヌーサにしてくるが、影響が大きいのは攻撃手段が物理しかない
カミュ、
マルティナ、グレイグの3人だけであり、この3人以外は攻撃面は呪文や必中特技などで対応できる。最悪マヌーハを使えばいいだけであり、状態異常攻撃なら全体に麻痺効果付きの攻撃をするガリンガの「ギガスロー」の方が強い。
「
いてつくはどう」も使ってくるが、バフなど貼り直せばいいだけ。
挙句に無駄行動までしてくるなど隙がとにかく多い。
ここまで来たプレイヤーならそこまで苦戦しないだろう。逆に苦戦を強いられる様ではウルノーガにはまず勝てない。
なお、こいつの強化ボス「無明の魔神」は本作でも屈指の強敵である(裏イベントに近いものであるが)。
六つの魔王の軍団の元帥たる魔王軍総司令官でありながら自身より強い部下がいるという点では
ハドラーを彷彿とさせるが、あちらと違いホメロスは肉体的にも精神的にも成長する場面もなく、そもそもイベント面においてもかなりの無能ぶりを発揮している。
軍司でありながらダーハルーネでは地形を把握せずに背後から奇襲をかけられるわ、最終決戦で仕掛けたワナが仲間の幻覚を出して動揺させるという大変セコいものだったりといった有様で、イベントにおいても強敵と思わせる要素がどこにも見当たらなかったりする。
- キングヒドラ(ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城)
本来ならARPGに分類される本作だが、ドラクエシリーズの為ここに掲載する。
初登場のDQ3ではオルテガを殺害し、プレイヤーに多大なインパクトを与えたモンスターだった。
本作でもPVからその巨体でプレイヤーにインパクトを与えた。
ラストダンジョンである次元島からの脱出の際、主人達を阻む様に襲いかかってくる。
激しく首を振り回す等して攻撃してくるが、
戦闘は正直拍子抜け
。
基本的には頭を攻撃し、時折上から降ってくるばくだんいわを倒してメダルを手に入れて、炎を吐こうとする際にメダルを使って口にばくだんいわをぶち込む…後はこの繰り返し。
「え、それだけ?」って思うかもしれないが
それだけである
。
炎を吐こうとする際に警告文が出る為、ぶち込むチャンスを逃す事はまずない。
そして成功すれば大ダメージを与えられる上、必ず怯ませられるので、そこをフルボッコにしてやればあっさりと勝ててしまう。
なおこれでも、
ラスボス前最後のボス
である。
しかし、直前のボスであるヘルムードはストーリー上では本作の黒幕であり
ラスボスを復活させた上、主人公達を道連れにする為に次元島を沈めた。また改心した振りをして不意打ちを与えたり、かなりの悪役っぷりを見せている。
そちらが
ゲーム中でも強敵である為、余計ヒドラの弱さが目立つ。
ちなみに初登場作品のDQ3でもそのインパクトの割にあまり強くない(タフで攻撃力も高いが竜系のボスなのに炎ブレスが中位レベルで搦手もない)ので、拍子抜けボスという意味ではヒーローズ版も原作準拠…と言えるのかもしれない。
ちなみにクリア後はキングヒドラ・強としてパワーアップして出てくるが、攻略法は全く同じで厄介な取り巻きもいない為、○○・強系のボス中でも最も楽に倒せる。
もう一度言うが、これでも
ラスボス一つ前のボスである。
追記・修正は、弱いからといって油断せずにお願いします。
- ニズゼルファはどっちなんでしょう -- 名無しさん (2023-01-27 20:57:49)
- ズイカクショウカクは強さよりも陰鬱なイベントが立て続けに来た中での戦いってのが個人的に辛かった、こいつら自身は脳筋設定も納得のアホの子っぷりなんだけど。今やると片乳出した瑞鶴翔鶴って違うもの連想できる点でおいしい(?) -- 名無しさん (2023-01-27 23:01:20)
- 10オフのラズバーンがオフ仕様の煽りを受けてるのか弱い -- 名無しさん (2023-05-22 13:57:25)
- ゴンズは痛恨の一撃くらい出せるようにして良かったかもね -- 名無しさん (2023-05-31 06:11:06)
- ↑2回攻撃+痛恨だとボストロールやギガデーモンの二番煎じになるけど、せめてそれぐらいやってほしかったなぁ。 -- 名無しさん (2023-06-10 15:37:16)
- ↑5あのイベント起こさなきゃ強いレベルだと思うけどな -- 名無しさん (2023-12-30 19:38:10)
- 8のアルゴンリザードとか。通常攻撃しかなく、スクルトでok。 -- 名無しさん (2024-02-03 07:50:47)
- 4のギガデーモンと8の暗黒の魔人とマルチェロも追加しましょう -- 名無しさん (2024-04-28 00:41:49)
- 同僚や上司が敵強縛りで軒並みイカれた強さになる中ホメロスさんだけは変わらず雑魚のままで逆に安心しましたね -- 名無しさん (2024-05-05 22:22:08)
- 海底の洞窟で邪神の像を守ってるのはキラーマシンにでもしておけばよかったのにと思う。同じく大灯台のボスもグレムリン4体だが、グレムリンって船の入手でも2体と戦うしアレフガルドでもフィールド上で雑魚として出現するんだよね…。 -- 名無しさん (2024-05-10 00:02:59)
- ヒーローズのキングヒドラはあくまで脱出イベントの一部(8の暗黒の魔人みたいなもの)であって本命はヘルムードの方だろうし除外で良いと思う -- 名無しさん (2025-01-25 16:21:34)
最終更新:2025年03月05日 19:57