初代から登場する伝統的な金策モンスター……なのだが、初代では2位のモンスターの2倍程度とそこまで割が良くない。
というか、
経験値がたったの6しかないので総合的な旨みはさほどない。
リメイク版では大幅に獲得ゴールドが増えてそれなりに出世した。
…尤も獲得経験値はそのままだし強さは近辺の敵の中でも同等か強め。また初代はゲームバランスがシビアで、しっかりと
レベル上げをしておかないと各所を攻略できない事から、ゴールドマン狩りをしてもあまり効率は良くならない。
但し、低レベルクリアのやり込みをする場合は、一番獲得ゴールドと経験値のバランスが悪いコイツに的を絞って狩る事が必須になるため、そういう意味では存在価値はある。
その後の作品にあまり登場せず、登場しても後述のゴールデンスライムに役目を奪われたりと元祖ボーナスキャラなのに意外と不遇。
歴代ドラクエの集大成である
11ではゴールデンスライムに代わって出演…したものの、デビルメビウスの影がちらつく。
宝石袋そのものの見た目通り、かなり所持金が美味しいモンスター。
特にDQ3では1023ゴールドと出現時期から考えると破格。ただ、使用魔法が非常にウザったいため狩るにはあまり向いていない。
紫色の土偶。
DQ4では強さや出現率の割にはなぜか300ゴールドも持っている。
他作品より控えめに見えるが、4のモンスターは貧乏な奴が多く、ミステリドール以上の金持ちモンスターはなんと終盤の2種類だけ(それらも最大390ゴールド止まり)。
加えて、こいつと戦える時期には船や魔法の鍵が手に入り、エンドールの防具屋の「はぐれメタルよろい」やリバーサイド武具屋などGの魅力的な使い道が出始める。
そのためモンスターでの金策となると大抵このミステリドールが狩りの対象となってしまうのだった。哀れ。
金持ちな割には、外見からは特にお金要素が見当たらない、結構異質な存在でもある。
「こいつは貯金箱か何かではないのか?」という考察も公式書籍に載っていたりする。
キンキラでブリリアントカットの見た目通り、所持金もとんでもない額。
やたらと逃げる
メタル系に分類されるため、それなりに倒すのは面倒くさいが、終盤になるとコイツに的を絞って狩りまくるのが金策としては有効な事が多い。
7では、クレージュ周辺で大量出現する上、なぜかメタル系ではないため非常に倒しやすく狩りやすい。
9では特定のフロアでのシンボルがコイツのみという夢の様な宝の地図が発見された。
但しメタル系な上に、本人が究極呪文のマダンテをぶっ放してきたり、お供のロードコープスがザラキーマを唱えて全滅させに来るため油断は禁物。
ドラクエシリーズでも屈指の「金策」を前面に打ち出した章。
この章に限りザコ敵全てが専用のドロップテーブルで、色々な武器や防具を気前いい確率で落としていく。
使ってよし売ってよしなのだが、ゲームが進んでいくと他の手段でより大きな収入を得ていく事になる。
シリーズ全般でおなじみの金持ちモンスターというのがこれといっていない本シリーズでは、盗みで得られる品は安定した資金源のひとつ。
特にアクセサリは高値で売れるし、買うと高い事からよく狙われる。
『
6』では、倒しやすい割に10000ギルと妙に金持ちなので、ギル不足の場合は頻繁に狙われる。回避&魔法回避、防御&魔法防御がカンストしているため最低でも必中攻撃が無いと話にならないが、このゲームは必中手段が山程あるので気にならない。当てさえすれば
HPはたった3
なのでサクサク狩れる。
ただ、出現時期的にそこまでギルの需要がないのが難点か。同時に得られる魔法修得値がぶっちぎりに高く、狩りの際もそちらが主でギルが副産物になる事が多い。
滅多にないと思うが
放置すると非常に危険である点さえ気を付ければ金策としては優秀。
(同じ地域に出るスラッグクロウラも10000ギルを持っているのでこいつもよく狙われるが、戦闘力は高め)
『
DFF オペラオムニア』では日曜日限定クエストに出現するゴールドサボテンダーが大金を持っているが、各曜日クエストに低確率で出現するサポテンダーからはそれ以上の大金・育成素材・経験値をゲット出来、ブーストアイテムを使用すると凄まじい額のギルを落とす。
そしてそこで稼いだギルは尽く武器の育成費用として溶けていく。
『
チョコボの不思議なダンジョン』シリーズでは他に容易な金策手段がないため、『2』では下位種共々ギルを目当てに延々と狩られまくる。
『
Ⅹ』の訓練場オリジナルモンスターの一体で、倒すと
回復の泉を大量に落とす(オーバーキルで40個)。
これを12個消費して防具にセットできる「ピンチにリジェネ」はアビリティ価格がかなり高く、キーリカの店の防具につけて売ると
1個あたり30000ギル以上の儲けが出る。ついでに落とす装備もそこそこ高値で売れる。
記憶系アイテム(対象のドロップ品を汎用スフィアに変えるアイテム)による最強育成の際にもお呼びがかかるモンスターなので、こいつの世話になったプレイヤーは多いと思われる。
同じく訓練場にいるネムリダケでも同様の事が可能。
テレポスフィア自体も育成で非常に有用な上、武器に「回避カウンター」をセットしての売却益も良好。落とす装備も優秀かつそれなりの値段で売れる。
こちらはキャラが育っていると一撃で倒せるため周回が非常に楽。但し周回の要求ステータスは闘鬼より高め。
ポケモントレーナーと戦い、勝利することで賞金が貰えるようになっている。
この賞金の倍率はトレーナーによって異なるが、強いトレーナーや金を持っていそうなトレーナーは倍率が高めの傾向にある。
ただ、近年ではモブトレーナー達と再戦できない作品が多く、
トレーナーをしばき倒して金を巻き上げるというカツアゲ金策方法がエンディング後まで満足に出来ない事も…。
もはやポケモンでは定番中の定番と化した稼ぎ方法。
四天王・チャンピオンはジェントルマン/マダム程ではないが最上級トレーナーという事もあって賞金倍率自体が高めであり、賞金算出の基準になる手持ちポケモンのレベルも高いため貰える賞金も高額。
そのため、めぼしい稼ぎ先がない場合はひたすらリーグを巡って資金を稼ぐ事になる。
特に初代『
赤緑』ではそもそも再戦可能なトレーナーが四天王とチャンピオン以外に登場せず、事実上唯一の稼ぎとなる。
但し、手持ちが弱いと回復アイテムや戦闘用アイテムの費用が嵩み、思う様な利益を出せない事がある。
- ジェントルマン/マダム/おぼっちゃま/おじょうさま
その設定上、貰える賞金が非常に高いトレーナー。そのくせ手持ちポケモンはそこまで強くない。
『
金銀』『
HGSS』に登場する
カーネル、
『ファイアレッド・リーフグリーン』のゴージャスリゾートにいるおじょうさま2名、
『
DP』のポケモンやしきの近くにいるトレーナー達、
『
BW2』のくろのまてんろう内部にいるトレーナーの様な何度も戦える金持ち達は金策としてよくボコボコにされる。
『
XY』では金持ちトレーナーに加えて四天王やチャンピオンまでやって来るポケモントレーナーの社交場「バトルシャトー」があり、効率よくエンドレスに金持ちトレーナーを狩り続ける事ができる。
時々換金アイテムも貰えるので一石二鳥。
更に手数料を払って招待状を出す事で賞金やトレーナーの入れ替わり頻度を引き上げられる。
手数料自体は高いもので30万にもなるが、お守り小判やOパワーなどを駆使して金持ちトレーナーを狩れば、数時間で手数料分を上回る賞金を得られる。
『
BW』に登場。ポケモンシリーズでは珍しく狙って狩られるトレーナー達。
124000円
。
ブルジョワール家に所属する6人のトレーナーに連続勝利する事で大量の賞金が得られる。
デルパワーの「おこづかいパワー」も使うと貰える賞金が更に倍増。
但し、最後のマイルに勝ってしまうと以降再戦できない為、意図的に負ける事が推奨される。
そのため、効率自体はそこまで良くはなかったりする。
『BW2』では引っ越しており対戦はできない。残念。
まさか『BW』で狩り尽くされて破産した結果だろうか。その代わりにまてんろうのジェントルマンがボコられてるのは前述の通りだが。
ブルジョワール家をうっかり全滅させてしまった人に人気のスポット。
一人ずつの効率は劣るが、こっちは「ポイントマックス」や「ふしぎなアメ」など勝利後に副産物をくれる相手が登場する事もあって中々美味しい。
高レベルタブンネを出してくるドクターとナースがいるため、経験値稼ぎにも便利。
ただ、狙ったトレーナーに会えるかは運次第。
『ソード・シールド』で殿堂入り後のイベントで
ザシアン/
ザマゼンタ捕獲後に再挑戦可能。リーグ周回の発展系。
8人参加のトーナメントに参加して、ジムリーダーや元チャンピオン、ライバル達とバトルを行って賞金を稼ぐ。レアリーグカードを貰っていれば、彼らの内の任意の1人を招待できる。
更にバトル時に、おまもりこばんを持たせた早期購入特典の
ニャースのキョダイコバンを3回使えば、賞金に加えて最大
99999円も拾える。
『ソード・シールド』ではドーピングによって努力値を全て振る事ができるため、ドーピングアイテムを買うための金策としてお世話になる人も多いだろう。
2020年からはキョダイマックスニャースを誰でも入手できるチャンスが増えたのもポイント。
『スカーレット・バイオレット』でクリア後のイベントで強化ジムリーダー8人に勝利後に挑戦可能。こちらもリーグ周回の発展系。
やはり8人参加のトーナメントに参加して、教員(元ジムリーダーや現役四天王含む)、理事長(兼チャンピオン)、ライバル達とのバトルで賞金を稼ぐ。
この稼ぎ用に特化させた努力値調整にて育成し、「おまもりこばん」を持たせた特性フェアリースキンのLV100
ニンフィア1匹だけで、
Aボタンをひたすら連打(連射コントローラーが使われることも)して「ハイパーボイス」で相手を倒し続けるという連打周回方法が考案された。
特に連射コントローラーを使った方法だと、すき間時間で稼いでくれるので大変お手軽。
ただ、ニンフィアのフェアリー技が通りにくい相手も少なからずおり、そいつらが原因で負ける事も極稀にあるとか。
その場合はポケモンセンターに送還され、ポケセン無限回復編に突入すると言われている。
「ハイパーボイス」で喉を酷使する事を強要され、万が一負けたら何十何百回と延々に回復させ続けられる…これなんて生き地獄?
但しDLC「ゼロの秘宝」をクリアした後は対戦相手が強化(レベル上昇)されるためにニンフィアでの連打周回がまるで安定しなくなる。ニンフィアは いきじごくから かいほうされた!
ニンフィアの代役となる連打周回要員で白羽の矢が立ったのは、特攻種族値がべらぼうに高いホワイトキュレム……
…だったが、いかに強いホワイトキュレムであっても素の能力かつ「れいとうビーム」一本だけで並みいる敵を全員一撃で倒すのは難しく、
彼だけを使って連打周回を行うには「メトロノーム」を持たせる必要あり。要するに「おまもりこばん」が持たせられないため、稼ぎ効率がイマイチとなる。
自分で操作しながら稼ぐのであれば、相手に応じて適切な技を使えばいいだけなので「おまもりこばん」持ちでも問題無いが…
何にせよ強化後は連打周回が行い辛くなるという点は留意する事。
なお、有用な金策方法が完全に消滅したわけではなく、新システム「どうぐプリンター」には低レアリティのアイテム群に換金アイテムが多く含まれている。
そちらにおける換金アイテム群は副産物でしかないものの、欲しいアイテムを狙う過程で沢山手に入りやすく、これが代わりの金策方法として注目・利用される事となった。
ラスボス級モンスターが狩りの対象に選ばれやすい。
「素材が非常に高値で売れる」「剥ぎ取り回数が多く素材が集まり易い」「デカい分行動が見切り易い」事が主な理由。
特に狩り易さは重要で、
耐久力が高くて倒すのに時間が掛かるモンスターや
攻撃が苛烈なモンスターは剥ぎ取り回数が多くても金策としては安定しない。
但し流石はラスボス、油断すると逆に狩られる程度には攻撃力が苛烈な奴が多い事は留意しておこう。
MH2、MHF初期の代表的な金策モンスター。
苦手とする人も多いが、「体力がランクに対して低めなので慣れると割とスムーズに狩れる」「素材の値段がそこそこ高い」事に加え、以下の様にシステム面でも他モンスターより有利な点があり、それなりに安定して資金源として利用できる。
MH2とMHF固有システムとして、モンスターを狩猟する事で本来の報酬金とは別に報酬金が貰える「モンスターの取引価格」がある。
本来はそのモンスターを狩っているプレイヤーが多い程価格が低下するはずが、ショウグンギザミのみバグで低下しなかった。
後に公式に「ショウグンギザミは個体数が多い」と声明が発表され強引に仕様という事にされた。
なお、近作のショウグンギザミはMHXの獰猛化個体を筆頭に相当強化されているため、金策モンスターとしての人気は薄い。
通称
「ATM」「銀行」
。
現金は無いが、取れる素材がモンスターランク相応に非常に高値で売れる。
慣れるとソロでも余裕で狩れるのが人気の理由。
手持ちの無いハンターが
「アカム銀行に金を下ろしに行くべ」
的なノリで狩りまくったせいか、MHP3で再登場した際はかなり強化され鬱憤を晴らす様に暴れまくった。
……と思われたが、やはりワンパターンなのは変わりなく、相変わらず銀行呼ばわりされた。
MH4ではまたもや強化された……はずだったが、
閃光玉でハメられる
事が判明し、やはり銀行化される事に。もっとも、強化個体にもなると散々銀行扱いされた事への怒りか常時怒り状態となる事もあり油断しているとあっさり返り討ちに遭う。
下位では割と撃退が容易で、こちらも素材が高値で売れる事から狙って狩られる様に。通称
イカ漁
。
MHXXではG級個体が登場したが、必殺技を撃つまで狩れない仕様になっており時間効率が悪いため銀行としての価値は落ちている。
慣れるとソロでも狩りやすく、戦闘中に大量の素材を採掘可能な事から頻繁に狩られる。
オンラインでの募集もターゲットにこいつがずらーっと並んでたりする。通称
カマキリオンライン
。
アトラル・カ素材で作られた装備品(特に防具)の性能も汎用的で優秀な上にお守りも掘れるため、そちら目当てでも頻繁に狩られる。
MHR:Sでは「一攫千金!金獅子バトル!」というイベントクエストで乱獲されている。
ラージャン自身の素材もわりと高額な方だが、それ以上に目当てにされているのは追加報酬。
闘技場で野良モンスターを凌ぎつつラージャン1頭を狩猟すると、40個というヤケクソじみた量の銀・金・プラチナのたまごが追加報酬で手に入る。
金・プラチナは入手率が低いが、銀だけでも最低40万zが保証されるという破格ぶりには凄まじい広さの追加報酬枠共々多くのハンターがぶったまげた。
本作のエンドコンテンツ「傀異錬成」をやり込むと一千万、二千万程度はあっという間に溶かされてしまうため、闘技場に吸い込まれるハンターは後を絶たない。
闘技場のウラはラージャンの卵でいっぱいだー!!
テイルズオブシリーズ
物語中盤辺りで訪れる事になるダンジョン『大地の神殿』の特定のエリアに出現。
高体力の大型モンスターという事でコンボ経験値稼ぎの穴場ではあるのだが、
出現するタイミングの割には撃破時に取得可能なガルドの値が非常に多い事から、今作屈指のお金稼ぎポイントとして認知されている。
ドラゴンを利用して希望の町ルインを早期復興させたり、同町のショップで強力装備を買い揃えた人も多いのでは?
PS2版では早期のタイミングでのお金稼ぎが問題視されたのか、大地の神殿のドラゴンから取得できるガルド値が激減。
代わりに物語終盤のトレントの森に出没するゴールドドラゴンにお金稼ぎスポットが変更された。
ちなみに、ゴールドドラゴンは名前の通りドラゴンのコンパチという事もあってか、
出現タイミング相応に体力が高く、例によってコンボ経験値稼ぎの方もこっちに移行している様子。
隠しダンジョン『深淵のレプリカ施設』に出現。
小鳥の姿のチュンチュン系モンスターなので同時出現数が多く(一度に4体まで)、取得可能なガルドが1体につき5800と高額な為、取得ガルドが2倍になる『ブルーセフィラ』を併用すれば大量にお金を稼げる。
しかも特定のポイントで確定エンカウントするという事に加えて、ダンジョン内には体力回復可能なポイントも存在し、ダンジョンからの脱出も簡単な事から『深淵のレプリカ施設』という存在自体が今作屈指のお金稼ぎスポットになっている。
本作は主にサブイベントで大金が必要な機会が多く、序盤のケセドニアやバチカルでドラゴンキラーやホーリークロスなどの終盤まで使える武器が100万ガルド以上で売られていたり、やろうと思えばいくら金があっても困らないバランスになっているため、次周に備えてこのダンジョンに籠った人も多いだろう。
シリーズ常連の金色の小さなアリ。序盤ではなかなかの金持ちぶりを見せてくれる。
しかし身体が小さく攻撃が外れやすい上に、防御力が高いので強力な戦車用兵器や
会心の一発で攻めないとすぐ逃げられたり、
「ゴールドアリクイ」という敵に狙われたり、
仲間を呼んで「きんのじゅうたん」になって激しく抵抗したり、こうなっても逃げるので簡単には狩らせてくれない。
シリーズの常連の
UFOみてぇなモンスター。あまり好戦的ではなく、出現しても飛び去って逃げる。
ゴールドアントと同様にそこそこのゴールド持ちだが、こちらは経験値もそこそこ稼げるのが特徴。
リメイク前の『2』以外で登場する亀の様なモンスター「スローウォーカー」の亜種。『
3』から姿を現した。
倒せばゴールドアントを超える大量の資金が手に入るが、亀の様な見た目のくせに逃げ足がゴールドアント並みに早い上に、大砲で痛恨の一発を出されると生身だったら即死しかねないという、パワフルな連中である。
HPもアリなんかより高いため、特殊砲弾やねらいうちで会心を狙われて、瞬殺される運命にある。
『
2R』から登場したデカい耳したピンク色のネズミ。
単価はゴールドアント以上ゴールドトータス未満だが、出現しやすさ、出現数、倒しやすさの観点ではなかなかおいしいモンスター。
運が良ければ換金アイテムをオマケしてもらえる。
一部のタイトルではハンターオフィスで情報を聞いた後、指定されたモンスターを倒してオフィスに報告しに行くと、倒した数とモンスターの報酬に応じて追加報酬が貰える。
元々金持ちなモンスターが指定されたら効率よく儲けるチャンス。
塵も積もればなんとやらな金策のひとつだが、『
4』ではこの方法が入手に絡んでくるレアパーツがあるのでそれ以上の意味があったり、なんて事も。
他にも2Rでは「LOVEマシン」を使って敵をキラキラさせ、獲得報酬やアイテムドロップ率を爆上げしてから
「解体」「禁断の注射器」や発射数をブーストさせた兵器で瞬殺する事で、使いきれない程資金を稼ぐのが流行した。
女神転生シリーズ
初代から
ソウルハッカーズ辺りまでは、そもそも金策の必要性が薄い。
悪魔合体の為に目的の悪魔を仲魔にするまでダンジョンをさまよう時間が長く、その間の戦闘でマッカは自然に貯まるバランスになっている為である。
合体に夢中になって気がついたらお金がダダ余り、というのはお約束。
金策が重要になってきてからは、
悪魔会話を活用し、倒すよりも効率よくマッカを稼ぐのがメジャー。
これが可能になったのは仲魔が交渉に参加できる『
真Ⅲ』からで、仲魔化ではなく金品目当てで交渉を持ち掛けて、条件を満たした「おねだり」や「恐喝」で相手側から一方的にむしり取る光景がボルテクス界ではよく見られた。
この頃から「悪魔全書」等のシステムで金銭面のバランスが変わり、かなり多額のマッカが必要になったという事情もある。
『
真IV』と『
同FINAL』では悪魔に資金要求
という名のカツアゲを行う「ファンド」が登場。
資金難に悩むプレイヤーの間では、相手を「緊縛」状態にしてファンドを行い、安定した資金供給を行う姿がよく見られた。
また、「トレード」で高値で売れる消耗品を悪魔からせしめて売りさばくルートも展開されている。
なお、無印でのこの活躍からフリンのカツアゲサムライぶりはFINALのラスダンで公式ネタとして昇華された。ひどい。
こういった稼ぎができないナンバリングでは、背景上で財宝や金品に関わるエピソードのある悪魔が儲けさせてくれる事が多い。ボディコニアンとか。
他にも金とは違うが、「仲間によろしくな」の流れに持って行ってマグネタイトを効率よく貰い探索の足しにするというのも流行った。
『
ペルソナ5』でも同様にカツアゲが可能。HOLD UP状態から悪魔との交渉に持ち込む事で金銭やアイテムを入手出来る。
「太陽」コープを進めていると学んだ交渉術により追加で金やアイテムを要求可能だが、何度も要求すると怒る為、ある程度要求した後は総攻撃で仕留めるのが鉄板。
ブン取るだけブン取って見逃さずにブチ殺す様は怪盗と言うより強盗である。
完全版である『P5R』では「戦車」のコープスキル「瞬殺」で金銭も入手可能になった事によりそれを利用した金策が定番化。
今日もメメントスで轢き逃げに勤しむ怪盗団の姿が見られる。カツアゲより外道感が増した気がする
基本的に決められたマップでしか戦えず、敵を全滅するのがシリーズ通してのクリア条件なので「特定の敵を狙う」という状況は限られている。
その限られた状況に該当するのがターン制限マップや、撤退条件持ちのユニットが登場する場面。
大量の資材を積んでいたり逃げ足が速い戦艦系ユニットや、各参戦作品のボスクラスユニットや、キンキラした機体は倒した時の獲得資金が大きく、優先的に狙われる。
また無限湧きの雑魚を規定ターン以内に一体でも多く倒す事も含まれる。
倒せるのは当然という状況も含めて、獲得資金を高める外的要素(下記の「幸運」+
MAP兵器等)をいかに絡めて撃墜できるか、も基本の幸運からして2倍という高倍率なのでわりと重要。
また、倒してもイベントで無限復活するタイプのボスキャラから二度目以降の撃破でも収入が得られる場合、たいてい無限稼ぎの餌にされてしまう運命にある。これも資金以外に経験値などが入る事から「
道場」と呼ばれる。
「
W」の
張五飛やアリア・アドヴァンス、「
V」の
エンブリヲ、「
X」の
クリス、「
T」の
本編ラスボス辺りが主な犠牲者。
またVとXでは隠し条件を満たすと入れるシークレットシナリオの一部が、高額資金を持つ敵ユニットを倒しまくるボーナスマップになっている。
普通に倒しまくるだけでかなりの戦果になるが、強欲な人は敵を倒しまくって勝利前にあえて全滅して再開、「全滅プレイ」に走って稼ぎまくるのであった。
但し『
α外伝』の一部シナリオでは、大量に追加出現する雑魚を一定数以上倒すと
フリーズを起こすという例もあったので注意。
アーカイブス版なら修正されている。
電波人間のRPGシリーズ
金色の歯の形をしたモンスター。
「にゅうし」「むしば」等の歯系のモンスター(ドラクエの
メタル系に相当)の一種だが、こいつは他の歯の様な大量の経験値ではなく、大量のゴールドを持っている。
『2』から登場する前田慶次がボスを務める京都の祭りステージは、金に困ったらとりあえず慶次と言われる程に効率が良い。
ステージが比較的狭いor一本道なためコンボが繋ぎやすく、適当にコンボを維持しつつ戦ってるだけで金がもりもり溜まる。
『3』以降ならばついでに連射コントローラで
コマを回すのも一興。祭りだしね。
上の京都がコンボを繋げやすいキャラ向けならば、こちらは『2』『英雄外伝』に於ける汎用的な稼ぎステージ筆頭。
ステージを普通に進めるだけでもそれなりの金がたまるが、最大の目玉は敵大将の本願寺顕如と交戦中に味方が寝返るイベント。このイベントで寝返った味方を倒すと、買収された影響か小判が大量に獲得出来るのだ。この金は俺のだ!誰にも渡さねぇ!
基本的に採集素材を採れるだけ採って売り払う金策が一般的だが、特定のモンスターを乱獲する方法も勿論ある。
近年有名なのはこの2種の
FOE。
通称「ふえるワルユメ」。本体を倒さない限り何度でも分身を生み出す特性と、即死が普通に効いてしまうガバ耐性からゾンビパウダーを筆頭とした即死スキルで大量に狩られ続けている。
即死攻撃を使わないパーティでも、物理耐性の低さから三途渡しなどの強力な物理スキルであっさり狩れてしまったり。
通常ドロップと条件ドロップ(5ターン以内撃破)の合計で18800en。登場が表クリア後の第六階層なので金策としてはやや遅めなのが欠点。
倒しても倒しても即復活するコウモリ。中盤の第七迷宮に出現。
他のステータスこそFOEに相応しいが、無限湧きの代償としてHPが1200と異常に低く、到達時点でも簡単に乱獲可能。
第六迷宮のFOE(HP6000超え)と比べると、いかに低いかがよく分かる。
素材の売値は1800en。到達時点の金策としてはなかなかに美味い。
シリーズの常連モンスター「ガマラ」系はお金を盗まれる前に倒せばギタンを落とすので、序盤での主要な金策となる。
レベルアップが可能なナンバリングでは「ガマグッチ」「ガマゴン」まで育ててから倒す事でギタン増量ができる上に、獲得経験値も増えるので二重に美味しい。
ガマラ自体は直接攻撃をしてこない上に「トドの盾」を装備していると様子見しかできないので、対策も難しくない。
但し「ワルガマラ」系統は普通に攻撃するし、後のナンバリングに出てくる「ガマドーン」はギタンを投げつけてこちらをお陀仏させようとするため、金策としては微妙。
「アスカ見参!」ではしろがねマムル系統を倒すと確定で高額ギタンを落とすものの、こいつらは生半可な搦め手が効かない相手なので倒すのは難しい。
他にはアイテムドロップ率が高い「ぬすっトド」系や「ドラゴン」系を狩りまくり不用品売却で稼ぐ手もある。
ロックマンシリーズ
ロックマンX8のアースロック・トリロビッチのステージ「メタルバレー」で登場する巨大メカニロイド。
ステージ前半の採掘現場パートの際に現れた奴に攻撃を与える事により、無敵状態という点を利用して結構な量のメタルを稼ぐ事が出来る。
今作の最終ダンジョン「ヘヴン」に登場する雑魚リーバード。
倒されるまで赤ホロッコを延々と吐き続ける敵で、当然赤ホロッコもゼニーをドロップする。
しかも出現エリアもダンジョンの入口に近いという事もあってか、バキューム片手に赤ホロッコ狩りを行うプレイヤーも多い。
宝箱に相当するシステム。
インターネットに存在するミステリーデータのうち、プラグインする度にランダムに出現する緑色のミステリーデータの中にはゼニーが入っている事がある。
特にウラインターネットなどゲーム後半で訪れる事になるエリアでは大金が入っている事が多い。
同作のオープニングステージとして使用されているエリア「忘却の研究所」に出没するクモ型のメカニロイド。
この雑魚はジェネレータのクモーテルが大量のホッパイダーを吐き出すのだが、ホッパイダーはEクリスタル小をよく落とす上、今作のゼロの武器は経験値に応じて使用可能な能力が解禁されていく形式なので、序盤から行ける絶好の経験値&Eクリスタルの稼ぎ場所として利用されている。
惜しむらくは序盤から選択可能な特定のミッションをクリアする事によって彼らが出現する地帯に行けなくなってしまう事か。
物語中盤のミッションで訪れる事になるエリア。
このエリアのミッションをクリアしてからフリーミッションの際に再訪すると、大量のEクリスタル大が配置されていて稼ぎの場へと変貌する。
ただ、このイベントは2度あるミッションをそれぞれクリアしないと発生しないので、最大で2回までになっている。
OPステージ2種をクリアする事で行ける様になる、ノービル・マンドラゴが待ち受ける8ボスステージの一つ。
至る所にEクリスタル(大)が落ちている為、ボス撃破後はクリスタル稼ぎの場へと変貌する。
ゼルダの伝説シリーズ
シリーズお馴染みの雑魚敵。
初代ではどちらも地上に出現し、倒すと5ルピーをよく落とす。
迷いの森に登場する森で迷った子供の成れの果て。子供時代は友好的に接してくれるが、リンクが大人になると大人が嫌いなので敵として襲ってくる。
笛を吹き矢にして攻撃してくるが、避けて剣で攻撃して倒すと200ルピーを確定でドロップする。
子供時代に友好的に接していた彼らに罪悪感は覚えるものの、エリア切り替えで何度も復活するので二、三回やれば財布はカンストする。
ダイゴロン刀わらしべイベントの一部アイテム所持中は出現しない。
もっとも、他に金策が多い上に金の使い道が少ないので、この仕様に気づかず、気がついたら金の使い道がなくて常にカンストする程貯まる事が多かろう。
シリーズお馴染みのモンスター。
タルミナ平原に生息する個体は耐久力及び攻撃力自体は高いものの、倒した際に大サイズは50ルピーを小サイズは20ルピーを確定でドロップする事から、昼間限定ではあるが比較的序盤から結構な量の稼ぎになりやすい。
同ダンジョンに登場するゾンビ型モンスターのリーデットは倒すと5ルピーx3と20ルピーのどれかランダムでドロップする。
しかも、1フロアにつき4匹と大量に出現する上に特定のお面を被った状態ではプレイヤーを襲わずにその場で踊り出す。
これに加えて、倒すと5ルピーx3を確定でドロップするフロアマスターの存在も相まって、同ダンジョンはゲーム後半戦におけるお金稼ぎスポットとして認知されている。
ハイラル各地に点在する、巨大な岩の巨人の様な巨獣タイプモンスター。
弱点である鉱床部分を攻撃するとボロボロと鉱石や宝石を落とし、撃破時にもそれなりの数のアイテムをばらまく。
爆弾等で腕を攻撃して転ばせた後によじ登って、岩砕きやハンマー等の特効武器をぶん回すとさっくり撃破できるので、手慣れたプレイヤーからリスポンするたびにしょっちゅう刈り取られる。
ちなみに通常型・夜鉱石タイプ・希少鉱石タイプの三種類が存在し、それぞれ耐久性とドロップ品の傾向が変わる。
悪魔城ドラキュラシリーズ
シリーズお馴染みの生ける屍。
今作では新システムのソウル合成の際に彼のソウルを用いる事によって、メリケンサック(購入価格200G)をセスタス(売却価格3000G)に強化出来る。
…差額で2800もの利益である。地図から消えた村に存在する大量にゾンビが沸いているエリアを利用し、セスタスを大量生産すれば…。
また、同時にゴールドリングを用いたお金稼ぎ(後述)を併用すると、ゾンビが落とすお金の額も上昇する事から、更に効率的に稼げたりする。
月下から登場している探索型お馴染みの敵。
この雑魚のレアドロップ装備「漆黒のスーツ」が高額で売却可能。
悪魔城最上階のエリアにおける妖魔迎賓館へと繋がる長い廊下には大量のサキュバスが配置されていて、ここを利用してハーレムを築くと同時に経験値と漆黒のスーツを稼ぐ事が出来る。
血の輪廻からの参戦となる同作の後半ステージで現れる雑魚敵。
体力は高いものの、獲得できる経験値とスキルポイントが多い上に、高額で売却可能なブローヴァとヘラクレスリングも落とす。
しかも、冥界の学舎ではミノタウロスが2体同時に出現するエリアがあり、金稼ぎ以外にも経験値や熟練度稼ぎの場として、付近のインプの群れ共々乱獲されている。
同作の楽曲解禁イベント「ポップンスターメーカー」「スターファクトリー」は、
「スターメーカー」に出現する敵に与えたダメージに応じて入手出来る通貨のルミナを用いて「スターファクトリー」で楽曲や譜面の解禁を行う形式。
「スターメーカー」で時折出現するポップンの神ことMZDはダメージを与えた際に入手出来るルミナの量が多い。
彼が出現した後は撃破するまでずっと出現しているので、新曲の解禁等で高額のルミナが必要になった際にお世話になる事になる。
また、体力が非常に高く中々倒れない=ルミナ稼ぎ放題なのもポイント。
敵機撃墜時のスコアやステージクリア報酬でもキャピタル(資金)は手に入るが、
まとまった額の資金を稼ぐ手段の一つに「敵ユニットを捕獲→解体(売却)」と言う手段がある。
捕獲できるユニットは、母艦を破壊される等して降伏したもののみ。よってGジェネにおいては(艦載機のある)戦艦が美味しい敵として分類される。
いわゆる最終決戦を再現したマップでは「戦艦が大量にいる=捕獲できる艦載機が多い」となっている事も多く、可能な限り敵を捕獲したとなれば、クリア報酬と合わせて大量の資金を確保できる。
特にΖガンダムシナリオは自軍で使えるコロニーレーザーがある為、それで味方の艦載機を全部始末してがら空きの戦艦で次々と捕獲していくという鬼畜の所業も可能。
また、このゲームらしい金策としては「安い機体を確保→高級機に開発して解体」して差額で儲ける方法もある。
美味しい敵を倒すという分類から外れるので触れないが、作品ごとに∀転がしやウイングガンダムを絡めた養鶏場と呼ばれる稼ぐ手段が作られている。
ルナティックドーン 開かれた前途
シナリオの無いRPGとして有名なルナティックドーンシリーズの一作。(テンペスト? 知らんな)
当シリーズでは基本的に、依頼の報酬での稼ぎや、入手した品の売却が主な資金源であり、雑魚モンスターからの金銭・アイテムドロップはほとんど期待できない。中には金を落とす雑魚もいるが、中ボス小ボス並の強敵でもない限りは10G~100G等と小額な事が多く、全個体が必ず落とす訳でも無い。
…そんな中、シャバラ国の地域に登場するスプリガンは、何を間違えたかドロップ金額が1体3400Gと滅茶苦茶破格。実力がそこそこ有る者なら、一群れ全滅させるだけでもかなりの金になるだろう。
スプリガン退治の依頼なんて受けた日には、迷宮まるごとスプリガンだらけになり、もうウハウハである。
なおロマール国にもスプリガンは登場するが、そちらはお金を落とさない。残念。
さすがに続編の『前途への道標』ではドロップ金額200Gと大幅に下げられていた。
基本的にソウルシリーズは雑魚をチマチマ倒すことでしかソウル(金&経験値)を稼げないが、本作は別。
ボスとアイテムが復活するアイテム「篝火の探究者」を繰り返し使い「巨人オジェイの記憶」のボスを倒し続けるマラソン、通称「オジェマラ」が存在するからだ。
他のシリーズならせいぜい5分で数万ソウルがいいところ、このオジェマラは5分最大30万ソウル(ソウル増加装備があれば50万)というぶっ飛んだ額を叩ける。
1回やるだけで一式数万ソウルのシリーズ防具を複数買い漁るなり、レベルを一気に10以上上げるなり、何だって出来る額のソウルが10分もしない内に懐へ入るのである。しかも何回でもできる。ソウルシリーズどころかゲーム全般からしても類を見ない異常な金策である。
そしてこのオジェマラ、単に破格の稼ぎができるというだけでなく、
- 「巨人オジェイの記憶」が篝火(拠点)から近い
- 消費した「篝火の探究者」は同ステージで回収できるので、篝火とステージの往復だけで簡単にループできる
- ステージボスの「巨人の王」は最序盤のボスに毛が生えた程度の動きしかせず、物理・魔法職どちらでも容易に狩れる
- ここと同時にアイテムが復活する「巨人ローの記憶」からステータス振り直しアイテムが繰り返し手に入るので、ステ振り直しが無限に可能になる
など正にマラソン用と言わんばかりの好条件揃いであり、幾多の不死人がこぞってオジェイさんの記憶を荒らし回った。
あまりにたやすく大金を引き出せる事から、金策を通り越して「ATM」「オジェイ銀行」とさえ呼ばれる。
フロムソフトウェアの送り出したソウルライク・オープンワールドアクションRPGである本作。
過去のソウルライク(ソウルボーン)シリーズと比べて想定クリアレベルが上がっており、また武器数及び強化アイテムの必要数が実質的に増えたこともあってルーン稼ぎの需要は高め。
そんな今作において最強の稼ぎポイントの一つがモーグウィン王朝内にある祝福「王朝に至る崖路付近」。
祝福の目の前は緩やかな坂になっており、そこかしこに敵MOB「しろがね人(第二世代)」が無防備に座り込んでいるのを倒して回っては、祝福で休憩し敵を復活させて…というルーチン。
奥の方には巡回しているしろがね人も居るため十分な戦力がなければ危険である一方、ここ自体は終盤エリアなのに中盤にもいかない頃でもアクセス可能なため、無理をすればかなり早いうちから稼ぎが始められる。
なお、ここの稼ぎにおそらく最も適した武器は、消費が重いが極めて広範囲に強力な単発攻撃を放つことができる
ラスボスを倒した後に手に入る武器である…まあ一番稼ぎたいのが次周回にいってアイテムの販売条件がリセットされる直前だからちょうど良いんだが…
あまりにもこのシチュエーションに適していたことから、プレイヤーの一部からは
劣等種殲滅剣なる不名誉な綽名すらつけられてしまった。
この土地の神様みたいな奴が使ってた剣になんて綽名をつけてんだ
ピーピーピーボボボボボカーンでお馴染み。2つある「ACバトル」のうち、ワイルドキャット1機と戦う方。
アリーナの存在しない初代ACにおいて疑似的に対CP戦を行えるミッションなのだが、開幕から棒立ちで
カラサワを連射しているだけで倒せてしまうあっけなさで、それでいて報酬は高いため非常に効率がいい。
ワイルドキャットの「貴様は…あの列車の…」が耳にこびりついたレイヴン多数。この頃はまだナニカサレタような声ではなかった。
作中の二大勢力の一つ「アライアンス」に肩入れし、かつ対AC戦ミッションをできるだけ避けて行ったルートでの最終ミッション。
ミッション名の通り、登場する敵は
ジャック・Oが駆る重装AC「フォックスアイ」のみ。
この機体は唯でさえ深刻な重量過多で機動力が死んでたり内装の都合で非常に熱暴走させやすく、このミッションでは最初から左腕が破損しておりハンドグレネードが飛んでこないので火力も弱体化している。
高火力のカラサワは無視できない脅威ではあるがそもそも機動力がないのでこちらをまともに捕捉する事さえ難しいという有様で、余程の舐めプレイをしてない限り負ける事はなく、このミッションに至るまでのルート自体がAC戦が少ないので、シリーズ屈指の高難易度と言われる本作内でも難易度は控えめ。
本作ではミッションクリア時にACを撃破しているとレイヴンの懸賞金が報酬額に上乗せされるシステムで、ジャックにかけられた懸賞金は本作で最高額。
ゆえに初回プレイ時はこのルートでクリアし、フリーミッションでジャックを何度も討伐するのが本作の金策として親しまれている。
いずれも登場する敵が一体だけで、なおかつそこまで強くなく、金払いも比較的良い事から金策として用いられる事が多いミッション。
「テスターAC撃破」は輸送中のAC1機を撃破するという、チャプター1で受注できる典型的な初心者向けミッションである。
ACの乗員はまだコールサインも与えられていない訓練生という事で動きがあまり良くなく、リペアキットも使わないので勝負が長引かない点が魅力。
ルビコプターを退けた諸兄ならば、1~2分で約9万COAMを稼げることだろう。
訓練生の必死に任務を全うしようとする様やウォルターのなんとなくバツの悪そうな感じのセリフが地味に心を抉ってくるが、最初だけである。
同チャプターには「多重ダム襲撃」というこれ以上に稼げて回転率も良いミッションもあるのだが、対AC戦の訓練や新しい武器・パーツの実験も兼ねられるこのミッションの人気は根強く、訓練生の泣き言など聞き飽きているレイヴンは数多い。
なお後に本ミッションに出てくるACのアセンブルが判明するが、
むしろよく訓練生はあんな動かせてたなと思わせる様な酷い編成である。
なのでこれを組んだアーキテクトは他のやらかしも含めてポンコツ扱いされる羽目に…
「特務機体撃破」は雪原で惑星封鎖機構の
特務機体カタフラクトを撃破するミッション。
カタフラクトは本作の世界観上最強の陸戦兵器とまで言われる怪物のはずなのだが、実際相対してみるとそこまで強くはない。
強固な装甲と高機動力を併せ持ち、多種多様な高火力武器をぶっ放せるという点は強力なのだが、何を思ったか
機体の真正面に弱点部位を持ってきたのが運の尽き。
高衝撃力のグレネードなどをちょいちょい弱点に当てればあっという間にスタッガーを起こして無防備になるため、そこにパイルなどの高火力武器をぶち込んでいけば速攻で落とせるのであった。
とはいえ速攻で仕留めるには適切なアセンブルと立ち回りが必要なのも確かで、無策で簡単に稼げる程甘くはない。中級者以上向けの金策ミッションと言える。
なお、ACVIはゲームデザイン的に金欠に陥ることがほぼないので、そこまで金策にこだわる必要は無かったり。
エミルクロニクルオンライン
「よそもの行商人」というNPCから受注できる討伐クエストが金策として認識されている。
ダンジョン内に湧く「
金のインスマウス」というモンスターを100体討伐して脱出するという物。討伐対象は数こそ多いが攻撃力が低く非常に弱い。
そしてドロップ素材が高額で売却できるのだが、SU系とBP系のジョブごとに対応した「○○知識」というスキルを習得していると
ドロップ率が2倍になる。加えてドロップ率2倍の課金アイテムを併用すれば収集効率は更に上がる。
クエスト1回につき数十万ゴールド程の収入になるが、このクエストを数え切れない程周回し
数億~数十億ゴールド相当の価値を持つ課金パートナーを購入できる位稼いだプレイヤーもいたという…