ミュルグレス(Murgless)
CHARM | |
世代 | 第2世代 |
形式番号 | GC-13 |
正式名称 | GC-13 ミュルグレス |
開発企業 | グランギニョル社第一開発室 |
機能 | 変形 |
アーセナル | 利根川悠 |
使用者 | アルテア・アレッサンドリーニ[ユニーク機](*1) |
登場作品 | アサルトリリィ ヴンダー 激闘!御台場迎撃戦 |
デザイナー | フヂロウ |
解説
- アルテアの激しい突きや動きにアジャストできるように、グランギニョル社によって開発された第2世代機。
- 西洋剣風の気品あふれるブレードモードは見る者の心を奪い、特にグランギニョル社の機体のファンの中には最高傑作と言う者も居る。
- シューティングモードの高出力砲の威力は、数あるCHARMの中でも5本の指に入る。
外部解説ページ
初出
2022年6月5日(二川二水@原作公式のXポスト)
由来
11世紀のフランスの武勲詩『ローランの詩』における裏切りの騎士ガヌロン伯の剣。
語源には諸説あり、「死の剣(死の烙印)」や「ムーア人の剣」の他、アラビア語の「māriq ʾalyas(勇猛に穿つもの)」であるという主張もある。
語源には諸説あり、「死の剣(死の烙印)」や「ムーア人の剣」の他、アラビア語の「māriq ʾalyas(勇猛に穿つもの)」であるという主張もある。
- 金色の柄頭を持ち、その中にはデュランダルやジョワユーズのように聖遺物が収められているとされる。
- この聖遺物が何であるかは明らかにされていない。
- ドイツ語版ではムラギル(Mulagir)という名で描かれ、柄頭にはカーバンクルが取り付けられている。この宝石は夜になると光り輝くとされている。
また、こちらではバイエルン公爵のナイムがシャルルマーニュに献上したものだったが、ガヌロンに持ち去られている。 - ガヌロンはローランの義父であり、シャルルマーニュの義弟にあたる。
- 『ローランの歌』において、イスパニアのマルシル王が降伏を申し出てくるが、マルシル王は過去に自ら降伏を申し出ておきながら相手方の使者を切り殺すという前例があった。
誰を使者に送るか意見を求められたローランは、義父のガヌロンを推挙。
ローランの人気や武勲を妬んでいたガヌロンは、危険な任務に自分を指名したローランに怨念を抱き、マルシル王と通じてローランの抹殺を企てる。- この結果、ロンスヴァル(ロンスヴォー)の戦いにてローランをはじめシャルルマーニュ十二勇士は壊滅する。
- 全滅寸前のところでローランが援軍の角笛を吹いたことでシャルルマーニュに裏切りが露呈。反逆罪で捕らえられたガヌロンは車裂きの刑に処され、4頭の軍馬で四肢を引き裂かれた。