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アラドヴァル

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tgr55

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アラドヴァル

CHARM
世代
形式番号
正式名称
開発企業 ケルティックデール*1
機能
アーセナル
使用者 関野陽子[ユニーク機]
登場作品
デザイナー 西崎つくも

解説


初出


由来

アイルランドやウェールズの神話・伝承(ケルト神話)における太陽神ルーの持ち物の一つとされる槍。
「屠殺者」「殺戮者」と訳されることがあるが、これはár-ábhar / Ar-éadbairの英訳(Slaughterer)をさらに和訳したもの。
  • ケルト三大悲話のひとつである『トゥレンの子らの最期』にて、ルーは父キアンを殺したトゥレンの三人の息子達を告発し、その賠償の一つとして、ペルシア王ピサールが所有していたこの槍を要求した。
    • 三人の息子達はこれを含む複数の魔法の武器を手に入れる探検に同行させられた末に重傷を負い、ルーに治療を懇願するも拒否され死亡する。
  • 絶えず戦いを望んで荒れ狂っており、穂先を水を張った大釜に漬けておかなければ周囲の都市を溶かし尽くしてしまうとされている。
    • 氷や氷水を張った大釜と訳されることもある。
    • 「大釜の水のなか深く先を沈められ」た状態で保管され、「そのまわりは泡立ち、シューシューと音がしていた」とされる。
  • 「戦争の時はそれを戦場に持って行けば戦士は思うままの働きができる」とある。
  • 原文の古アイルランド語の綴りはAr-éadbairであり、古語に基づいた発音がアラドヴァルとされている。ただし現代語ではár-ábharとなり、発音はアーラーワルもしくはアーラウルになる。
  • 『アイルランド来寇の書』でも同じくキアンが殺されてしまうが、こちらではアラドヴァルは登場せず、アッサルの槍(ガエ・アッサル)を要求する。
    • アッサルの槍は、血傷を負わせれば必ず死に至らしめ、「イヴァル」と唱えて投げれば必中し「アスィヴァル」と唱えれば手に戻る魔法の槍とされている。
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注釈