概要
鎌倉時代から浅草寺の門前町として栄え、江戸時代には港町及び食料兼財産となる米の保管や換金を行う商人街として多くの人々が集まり、歌舞伎や浄瑠璃などの芝居街としても栄えた。
明治から昭和にかけて新たに演芸場が建設され、アジア最初の地下鉄である銀座線も開通。高度経済成長期になると
渋谷、
池袋の発展に伴い衰退するも、平成に入ると「古き良き東京の街」として再注目を浴び、現在も「
浅草花やしき」「浅草演芸ホール」を始め、昔ながらの日本を味わえるとして外国人観光客も多く訪れる街となっている。
アクセス
- 東京メトロ銀座線 浅草駅
- 都営浅草線 浅草駅
- 東武スカイツリーライン 浅草駅
- つくばエクスプレス 浅草駅
クロノス概要
登場回
概要
逃走中2回、捜索中1回に登場。
エリアとしての初登場は「ザ・リアル」にて実施された「捜索中」であるが、明確な詳細は不明。
ゲーム開始時は緑色の枠内のエリアで逃走可能。北は言問通り、東は馬道通り、南は伝法院通り、西は国際通りに囲まれた一帯。浅草寺、伝法院、ゲームスタート地点の浅草花やしきなどがあるが、私有地は立ち入り禁止。常時閉鎖されている伝法院はもちろん、浅草寺境内も当然入ることができないため実逃走可能エリアとしては少し歪。広さは紹介されていないが、エリア拡大前は東京ドームおよそ4個分、一時的に開放された2つのエリアはそれぞれ東京ドームおよそ1個分(合計で6個分)。
ゲーム残り50分になるとエリア拡大ミッションが発令。オレンジ通りを境に南は雷門通りまで拡張。赤色で示した東側は雷門、青色で示した西側は銭湯の蛇骨湯(現存せず)にあるレバーを下すことで以後も逃走可能となる。
昔ながらの街という事もあり、路地もかなり多く、脚力がある程度あれば曲がってやり過ごすことも可能と、結構逃走中には向いたエリア。一方、地理としては少し複雑かつ広いため合流やミッションの移動はやや不向き。
エリア開放ミッションでは無人の仲見世通りを
内藤大助が快走する場面も。かつて行われた渋谷の如く、普段は活気ある仲見世通りを走り抜ける姿もやはりこのゲームでしか見ることができない。
そして逃走中20周年イヤーの初回「ハンターと浅草の相棒」編では15年半ぶりにエリアとして登場。エリアは前回より狭くなり、前回で使われていた東側が使用できなくなっている。もっともほぼほぼ浅草寺・伝法院境内ではあるのだが。
北・南・西は変わらず、東側は仲見世通り→伝法院通り→ホッピー通り→奥山おまいりまち→浅草花やしき→言問通りと進むL字型。広さは東京ドーム約4個分と紹介されている。
15年前の浅草と違いかなり暗いうちからのゲーム。夜まだ明けきらない浅草はアーケードも相まって他のエリアよりもさらに暗く、遠くにいるのがハンターかどうかの視認すらつかないほど。一方、
お台場や
横浜中華街では軒並み数を減らしている自首用公衆電話もまだ8か所残っており、位置もほぼ均等に配置されているなど自首勢にとっても安心の土地。
一方、放送1ヶ月前には映画「逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION」の撮影において、許可なく私有地に入っての撮影や住人とスタッフとのトラブルが報じられ「今後市街地戦はやめた方が良い」という厳しい意見も出ていた中での市街地戦でもあり、逃走シーンにおいても普段よりも多く「許可を得て撮影している」という旨を表示するなどスタッフにとってもファンにとってもナーバスな回となってしまったが、それでもやはり放送されると「逃走中は面白い」「市街地戦は面白い」という意見も。もちろん使用していただくエリアの方への配慮を十分取るのは当然として、今後とも市街地戦が見たいものである。
最終更新:2024年09月18日 22:33