ここでは2021年に放送の「超速シッポとりバトル!モノノケハント」第3回(11月14日放送)を紹介します。

ファーストステージ

早速チョコプラチームにメールが届いた。
長田「オカンから…」
ではなく、改めてバトルスタートのメールが通知された。

舞台は東京ドーム約7個分の栃木県・ツインリンクもてぎの全エリア。森エリア・池エリア・吊り橋エリア・岩エリア・レース場エリア・博物館エリア・カフェエリア・観客席エリアの8つに隠れているもののけのシッポを取る。
しかし、相手するモノノケはパルクールの達人たち。

今回挑むは3人1チームの6チーム。
チョコプラチーム 長田庄平
松尾駿
菅井友香
吉村チーム 吉村崇
大沢樹生
王林
ミキチーム 昴生
亜生
峯岸みなみ
JO1チーム 河野純喜
白岩瑠姫
しずちゃん
見取り図チーム 盛山晋太郎
リリー
トラウデン直美
アスリートチーム 水谷隼
山中慎介
田中理恵

制限時間120分のファーストステージを経て獲得ポイント上位2チームがファイナルに進むことが出来る。優勝賞金は100万円。

アスリートチームには東京五輪卓球金メダリスト・水谷、元世界王者・山中、体操元日本代表・田中という世界の舞台に立ったアスリートが揃う。
早速岩エリアでモノノケを発見。岩エリアには文字通りたくさんの岩が点在、モノノケはその岩を軽々と飛び移っていく。
今回、各エリアでモノノケと戦う「ハントバトル」には制限時間が設けられており、それを過ぎてしまうと逃げてしまう。スピードはもちろん短い時間でどう連携を組んで追い詰めるかも勝つためのカギ。
岩エリアの制限時間は1分30秒。いきなり姿をくらますモノノケを追いに山を登るがモノノケは下に隠れていた。とにかく囲むが、モノノケは岩を飛び越え逃走。3人が完全包囲する中でモノノケが強行突破を図り、そこを田中がシッポを触れるも掴み切れずタイムアップ。転んでもお構いなしのモノノケの実力を目の当たりにし、世界を見たアスリート達でもその能力に驚愕しながらも悔しさが。

一方、吉村チーム。若手芸人・アイドルが多い他チームに対し、吉村は41歳、そして元・光GENJIの大沢は52歳と平均年齢は高め。かつてはローラースケートでのパフォーマンスなど「動くイメージがある」というが、それも30年前の話。「偏見というやつ」と否定しながらもグイグイ進むが「今だけ番長」と謙遜。サーキット場の観客席スタンドに到着すると、下にモノノケを発見。1万8000席ある複雑な構造の観客席を利用する上、近づいてきたプレイヤーを剣で威嚇する。制限時間は2分30秒。
余裕のモノノケに対し、王林にちなみ「りんごあるよ」とエサでおびき寄せるが、近づいてきたところで剣を取り出し威嚇&逃走。初動が遅れる吉村&王林に対し大沢は一目散に追うなどやはりガッツは健在だが早々とスタミナ切れ。その間に2人が上で回り込むがモノノケは下を移動。柱と柱の間をジャンプし王林の上を飛び越えたモノノケを3人で必死に追い、下から大沢が、背後から王林が回り込んでシッポを…という所でモノノケは柱を飛び降り逃走。最後まで大沢が追うもタイムアップ。2分30秒の戦いとは思えない体力の消耗に全員絶句。
王林「思ってたモノノケじゃない…」
吉村「もう我々は9割体力…」
大沢「ニンニク注射コーナーとかない?」

エリア最南の博物館エリアにやってきたJO1チーム。歴代の名車が展示されている博物館の中を捜索するがモノノケが見当たらない。
一方、山の中を探すチョコプラチームは池エリアでモノノケを発見。山の奥にある小屋と池を利用し逃げ回る。制限時間は2分30秒。
いきなり追いに行くのではなく、長田主導で作戦を練ってから動くことに。一番遠い道を松尾が動くことにし、気づかれないようにしながらもしっかり包囲網を固めてから急襲する作戦。包囲網が完成し松尾がアピールし、長田が背後から狙うが、モノノケは小屋の屋根から地面に飛び降りる光景にチョコプラも動揺。しかし、長田も負けじと小屋の屋根から飛び降り接近戦になる中で近づいていた菅井がすれ違うタイミングを逃さずシッポをハント・10ポイント獲得。しかし、前回から大幅にアップした難易度にチョコプラは困惑。残り110分。チョコプラチームが単独1位となったことは他チームにも通知。だが「決して捕まえられないわけではない」「3人いれば捕まえることが出来る」という希望の目も。

博物館の中を捜索しても見つけられなかったJO1チームが外に出るとモノノケを発見。障害物がない平地だが、相手は日本選手権100m3位の快足モノノケ。制限時間は60秒。
純粋な走力とスタミナ、そして時間との戦いだが、エリア端に追い込み包囲網を完成。突破しようとするモノノケのシッポを白岩がビシッと掴み10ポイント獲得。残り105分、これで1位に並び他チームにプレッシャーをかける展開となった。

一方、前回経験者のチョコプラ。体力だけでなく「いいポイントで捕まえられるかという『運』も重要」と語るが、その近くにはモノノケが潜んでいるがスルー。しかし、その直後ミキチームが発見。やってきたのは吊り橋エリア。今回の中で一番広く、吊り橋の下にはジャングルジムも設置。モノノケは自由自在に通り抜け逃げる。制限時間は3分。
早速ジャングルジムを三方から囲むが、複雑な地形に亜生はルートが分からず苦戦。亜生なんとかも到着し3人で登って追いこむが、そんな指揮官・昴生は登らず兄弟で仲間割れ。あくまで「下に降りてくるの待つ」という作戦の昴生だが、モノノケはジャングルジムの頂点から上に通っている吊り橋へ。
昴生「それあり?それありなん?」
昴生の目論見を外したが、昴生も吊り橋を通って追う。だがモノノケは今度は吊り橋から飛び降り地面へ。上へ下へと翻弄するモノノケに心が折れ、今度は亜生が指揮を執るも昴生は高所恐怖症で動けず。そんな3人を後目にモノノケは岩を飛んでから坂を急降下しタイムアップ。そもそも「そっちに行くな」と言ったにもかかわらずその方向に行ってしまった亜生に昴生が激怒。
昴生「2人に言っておく。自分の意志で動くな。俺の指示を聞け。」

かたや見取り図チーム。リリーが「おった!」…と思ったら相方・盛山だった…というボケから本当に木に登っているモノノケを発見。森エリアには巨大なハードルが設置されており、モノノケはその上をジャンプして移動、さらにバナナを投げる遠隔攻撃も。制限時間は2分30秒。
早速高台で対峙するリリーと下で待機する2人に分かれるが、モノノケはハードルとトラウデンの上をジャンプで飛び越す。身軽さがウリのモノノケに盛山の手もあと少しまで来るが届かない。
盛山「お前もできる同じこと?」
リリー「無理、死ぬって」
盛山「同じことやれって」
高台から丸太の上に飛び乗り、リリーとモノノケのにらみ合いとなるが、その間に盛山が板を使ってモノノケに接近するも流石に上がれず。
盛山「無理そうやん絶対俺」
残り30秒となり盛山が上で追い込むが、モノノケは丸太とハードルを渡って逃走。下で構えていたトラウデンの手を回転でかわしとらせない。残り数秒となりトラウデン1人で戦うもつかめずタイムアップ。
盛山「恥ずかしいわ俺ら。トラちゃんに1人行かして。」
トラウデン「全部このレベルやったら結構大変」
リリー「一応できるかやってみて」
盛山「できるか!なんやねんこの遊具。」

一方、最初のモノノケを逃がした吉村チーム。「コツはわかった」というものの、既に息が上がり「2匹目を追える感じじゃない」という大沢だが、すぐにカフェエリアで2匹発見。オープンテラスのカフェだが椅子と机が横倒しになり迷路のようになっているが、モノノケは楽々飛び越える。さらに2匹いるためどちらを追うか混乱するという懸念も。制限時間は2分30秒。
先ほどの経験を活かし大きく三方から囲み、無理せず1匹だけを狙うが、一つ一つの椅子と机が障害物となる。大沢も腕は触れたがシッポには届かないものの、椅子も机もものともせず。
吉村「アクション映画ぐらい突っ込んでる」
隅に追い詰めたようで逃げ道があるなど手間取るが、逃げてきたモノノケに大沢が食らいつくが手には触れたもののシッポを掴むことはできず。モノノケが室内に逃げ込んだのを見て王林と吉村が出口を封鎖。最後は大沢が執念のタックルでシッポをハント、10ポイント獲得。
残り100分。チョコプラ・JO1・吉村チームが10P、見取り図・ミキ・アスリートチームが0Pと半分のチームがシッポを獲得した。残り時間を考えるとファイナル進出ラインは50Pか?

他のチームの獲得情報がプレッシャーとなるJO1チームはレース場エリアを捜索するともののけを発見。通常は衝突の衝撃を和らげるために設置しているグリーンマットが複数設置されており隠れ場所が豊富に用意されている。制限時間は1分。
レース場に入るなり挑発するモノノケに燃え上がりながらも冷静に三方から追い込むことに。しかし、グリーンマットを上手く使いレース場内外を行き来するモノノケに苦戦。全力疾走の直線勝負となるが、柵を飛び越えて隣のレース場に移動してしまいタイムアップ。初の敗北に気落ちするも気を取り直して次のモノノケを探す。
が、その直後に吉村チームが。一瞬モノノケを発見し「絶対いたんだよ…」とレース場の柵を乗り越えようとする大沢だが足が上がらず2人に心配される。
吉村「お気持ちはわかりますけど」
諦めない大沢に対し「幻覚見えちゃってる」と大沢を信じず吉村チームはスルーしてしまう。

ここで全チームにメールが。
「エリアの中にコインが隠されている。集めたコインを『ぶきや』に持っていくとシッポとりに有利な『ぶき』を手に入れることができる」
エリア内に50枚のコインが隠された。コインを集め『ぶきや』に持っていくと『ぶき』に交換することができる。
シッポだけでなくコインを手に入れ有利にしていくこともここから必要となる。

コインを探すミキチーム。口だけはワンマンのリーダー・昴生に対し亜生・峯岸は冷ややかな目をし、「リーダーっぽい一言で導いて!」と振ると「一緒にゴール目指そう」という頼りない一言に2人は完全に信頼せず。
一方、タワーに登った見取り図チームは予想通りコインを獲得。他のチームも続々と獲得し、特に吉村チームは宝箱から5枚獲得。早速『ぶきや』を訪れた吉村チーム。品揃えは以下の通り。
  • ハントガン(コイン1枚) 弾5発の手撃ちピストル。モノノケに当てると5秒間動けなくさせる。
  • マジックハンド(コイン2枚)リーチを長くすることが出来る。
  • ハントボール(コイン2枚)大玉で進路の妨害をすることができる。
  • ハントバズーカ(コイン3枚)バズーカ。モノノケに当てると10秒間動けなくさせる。
  • お助け超人(コイン3枚)10分間お助け超人が加勢してくれる。1号はパルクール世界一・泉ひかり。2号はレスリング リオ五輪銀メダリスト・太田忍。
早速お助け超人1号をレンタルし順調に戦力を整える。

一方、コイン探しに熱中するチョコプラチームは岩エリアでアスリートチームが勝てなかったモノノケを発見。長田が潜伏し、松尾の「どんだけ~」を合図に急襲することに。前方のチョコプラに気を取られている間に背後から菅井が急襲をかけるが見破られてしまい逃亡。岩場につまづきながらも松尾は逃してしまうが、最後は長田が追い付きシッポをゲット。これで20ポイントとなり再び単独1位に。菅井・長田がシッポを付けてペアルック状態の2人に松尾は羨ましがる。やはり器用な立ち回りをするチョコプラチームを恐れる他チーム。残り80分。ここからゲームは中盤戦。

アスリートチームは吉村チームが勝てなかった観客席エリアのモノノケを発見。余裕をこいて寝ているモノノケの間に作戦を組むが、モノノケは起きて剣で威嚇。柵を渡り柱を超えるモノノケに田中も山中も手が出ないが、ついに3人が囲んだ…というところで階段を上り逃走。先回りしようとする水谷を見ると今度は自ら階段を転げ落ち田中・山中の間をすり抜ける。加速力に田中がおいて行かれるも水谷・山中は食らいつき、切り返しの大チャンスで山中の手が伸びるも空を切ってしまう。最後まで必死に追うも、最後はその速さに心折れタイムアップ。2連敗に「捕まえれんのこれ…」「モノノケやばいすね…」と暗いムードが漂う。

一方、首位を走るチョコプラチームは吉村チームが1匹を捕まえたカフェエリアのもう1匹のモノノケを発見。恒例の「包囲してから一気に攻める」というスタイルで松尾・長田が引き付ける作戦。しかし、迷路のような机と椅子の配置に松尾が苦戦。モノノケは菅井の横を通るがシッポはつかめず。今度は長田が追うがモノノケは板を使って壁の上へ。普通なら諦めるところだが「クレイジー」長田は松尾の止める声を聴かず同じように板を使って壁の上へ。
松尾「それモノノケが行くところだから!」
じわじわと追い詰めるが、モノノケは壁の上から芝生へジャンプ。壁から下りた長田も含め最後は3人で大乱戦の末長田がシッポをゲット。首位を独走する。
だが、その間に吉村チームはお助け超人に指示。お助け超人に渡したのは「横ドリシール」。この横ドリシールを他チームのプレイヤーに貼ることで貼られたプレイヤーが所持していたシッポを奪うことが出来る。コインで買うことが出来るアイテムとは別に各チームゲームスタート時から1枚を支給。これをどのタイミングで、どのチームに仕掛けるか?そしてシッポを持つ方も「リスク分散で分けて持つか?」「体力があるプレイヤーに集中させ逃げ切るか?」「逆に体力の少ないプレイヤーに持たせ2人が壁になるか?」といった戦略も大事となる。
吉村チームはお助け超人をモノノケと勘違いさせてシールを貼る作戦。一方、単独首位で調子に乗るチョコプラチームはシッポをくれず歯を食いしばる松尾に対し、長田は「可愛いから」と取ったシッポに加え自分がつけていた物を含めシッポ3本を菅井に付けてウキウキ。と、吉村チームの狙い通りにチョコプラチームはお助け超人をモノノケだと勘違い。少しずつ接近するモノノケを3人で囲むが当然シッポはない。そしてお助け超人の指さした先には横ドリシールが。隠れて見守っていた吉村チームは姿を現し喜ぶ一方、一気に絶望に叩き落されたチョコプラチーム。制限時間10分を消化しお助け超人の効果が切れるが、チョコプラチームの30ポイントは吉村チームへ。これにより吉村チームが40ポイントと一気に独走。残り時間55分と折り返しを過ぎた。しかし、横ドリの権利は全チームにある。勝負は最後まで分からない。

当然ポイントランキングによって全チームに吉村チームが横ドリしたことが通知。標的を吉村チームに定めるチームも多いが、JO1チームは「あくまで最終手段」ととらえコツコツ積み重ねる作戦。そして被害者のチョコプラチームは「こんなことがあっていいのかよ!」と長田が落胆するが、当然1人1本ずつお揃いで持っていれば被害は10ポイントで済んでいた。それを「可愛いから」という理由で菅井1人に付けた長田を松尾が冷静に指摘。一方、横ドリした吉村チームは王林に2本・大沢に2本つけ、万が一横ドリしに来てもシッポを付けていない吉村が壁になる作戦を取る。

一方、ポイントもコインもゼロのミキチーム。「ただ山歩いているだけ」と自虐する中で森エリアで見取り図チームに勝ったモノノケを発見。時間をかけてしっかり作戦を練りたいところだが、かけすぎて他チームに横取りされるのも避けたい。ここは亜生が上で追い込み、下で昴生・峯岸が待機する作戦。冷静に下りる所を封鎖し追い詰めるが、バナナを投げてくるモノノケに亜生は増援を要請するも拒否。膠着状態が続く中、モノノケはハードルを使って地面へ。峯岸の手を交わすもリーダー・昴生がハント。見事な連携とプレッシャーで初ハント・10ポイント獲得。
亜生「なんかおいしいとこだけ持っていきよったなアイツ。下にいただけやん。」
チョコプラチームと共に最下位となった見取り図チームとアスリートチーム。特にアスリートチームは疲労が蓄積される一方で結果が伴わないことに無口になりはじめる。

残り時間45分。ボーダー上で並ぶJO1チームとミキチームが熾烈な争いに。まずはミキチームが岩エリアでモノノケを発見。再び3人で囲むが、峯岸・亜生の動きの軽やかさに後れを取ることに焦る昴生。3人で囲み、岩の上に追い詰めたが次の一手を昴生に聞くとまさかの「ステイ」に2人は絶句。そうこうしているうちにモノノケは包囲網を突破するも、再度包囲したところで峯岸がシッポをハント。単独2位に浮上する。

一方、3位に後退したJO1チームは先ほどミキチームがハント成功した森エリアのモノノケと対決。河野が上で、白岩としずちゃんが下で構えるが、ハードルの上のモノノケに白岩がジャンプして手を伸ばすもわずかに届かず。しかし、上の足場に戻ったところで河野がハント。見事な作戦勝ちでつかず離れずの勝負をする。

ミキチームは観客席エリアへ。横ドリを警戒しつつコインを探す中でこれまで2勝してきたモノノケを発見。ステージからバック宙で飛び降りる上、剣で威嚇するモノノケに勝利の方程式・トライアングル作戦で挑むが、そのトライアングルに挟むことが出来ない。亜生が剣で威嚇されるが、階段の両サイドを行き来する難しい立地に悩む。しかし、峯岸が剣で威嚇されている間に下から亜生がシッポをハント。追いつかれては離す熾烈な戦いに。

残り時間は25分。いよいよ終盤戦に。残り時間を逃げ切りたいミキチーム。一方、JO1チームは焦るあまりカフェエリアに潜むモノノケを見逃してしまう。
0ポイントとなったチョコプラチームはJO1チームも苦戦したレース場エリアのモノノケと対決。松尾が追うがグリーンマットも柵も簡単に乗り越えるモノノケに苦戦。残り10秒を切り、菅井が追い込み松尾が接触。最後は長田が取り今度こそチームワークで10ポイント獲得。一方、その様子を見ていたアスリートチーム。「ウォーミングアップしていた」と語るが、本音は実際に目の前でシッポを取る様子を見ているだけに何も言えない。

残り20分。アスリートチームは貯めていたコインでハントガン・ハントボール・ハントバズーカを購入。最強装備を整えた後、吊り橋エリアのモノノケを発見。武器を当てさえすれば勝機が見えるが、武器はなかなか当たらない。吊り橋の上下を自由に動くモノノケに翻弄されるが、水谷が追う中で潜んでいた山中がハント。ようやくの1本をつかみ取る。

残り17分。見取り図チームはお助け超人2号を購入。10分の間に吉村チームへ横ドリシールを付ける作戦を練っていた。しかし、先にその手を使っていた吉村チームはその気配に気づき逃走。ここで横ドリが成功してしまうと既に横ドリを使っている吉村チームに打つ手がない。ここで吉村チームが取ったのは見晴らしがよく道が狭い吊り橋の上に陣取り、吉村が壁となり時間まで逃げ切る作戦。見取り図チームも「取れても2本」と判断し稼ぐ方向に。何もできないままお助け超人の効果も切れてしまった。単独1位の吉村チームがこのまま逃げ切るか?

だが、ここで新たな通知が。
「これより3体黒モノノケが登場する。」
黒シッポは1本30ポイント。残り10分。1位の吉村チームが40P、2位のミキチームが30P、3位のJO1チームが20P。取ることが出来ればどのチームにも大逆転の可能性がある。
色めきだつ他チームの一方、下剋上の可能性がある吉村チームは慌てるが「殿」大沢は体力的にも限界間近に拒否するもまた「流浪の旅」に出ることに。

まず最初に見つけたのはアスリートチーム。見つけたのは「黒カートモノノケ」。全長381mのレース場の中でカートを自由自在に操る。
ルールはプレイヤー3人もカートに乗り込み、黒カートモノノケが5周する間にカートの後ろにぶら下げているシッポを掴むことが出来ればゲット。プレイヤーのカートは逆走禁止。カートの技術で追いつくか?待ち伏せしてチャンスを伺うか?
スタートしても黒カートモノノケのスピードは速くあっという間に1周通過。徐行して待ち構えてもあっという間に抜き去ってしまう。山中と田中で挟んで囲もうとしてもその間をすり抜けてしまうが、今の作戦に光明を見出し、水谷・田中が進路を狭めつつ山中がラストチャンスで手を伸ばすも掴めず逃げられてしまった。

一方、2位のミキチームは「ゴールデントライアングル」こと「GT」作戦を軸に戦う中で、アスレチックエリアで「黒ロボットモノノケ」を発見。ラジコン業界最王手の「YOKOMO」が開発。一瞬の猛ダッシュと人間以上の機動力が持ち味。制限時間は2分。
早速無闇な勝負よりも勝利のトライアングル作戦で追い込むが、その包囲網を容赦なく突破するロボットモノノケに翻弄し、昴生に至っては股抜きされるほど。バンクを使ってのジャンプをするが、亜生の待ち伏せで進路を変え細道に行くしかなかったロボットモノノケを昴生が掴み30ポイント獲得。これで60ポイントとなり単独1位に。

追うJO1チームも「黒パルクールモノノケ」を発見。地上からあっという間に高さ18mのタワーを駆け上る。制限時間は2分30秒。
障害物の間を縫うように動くモノノケに河野が手を伸ばすもかわされた上、モノノケはタワーを登って上へ。タワーの鉄骨の上に陣取るモノノケにJO1の2人も手を出せず時間だけが過ぎていく。残り30秒を切り、白岩が手を伸ばすがなかなか手が届かない。ここで獲れなければ敗退が確定的という状況の中、残り3秒で鉄骨から足場に飛び降りた一瞬のチャンスを白岩がつかみ取り30ポイント獲得。これで50ポイントとなり単独2位に。

  • 残り時間5分
1位 ミキチーム 60P
2位 JO1チーム 50P
3位 吉村チーム 40P
4位 チョコプラチーム 10P
4位 アスリートチーム 10P
6位 見取り図チーム 0P

しかし、吉村チーム以外はまだ横ドリシールを持っている。ミキチームかJO1チームに貼れば大逆転決勝進出もありえる。

最下位の見取り図チームは首位のミキチームを発見。一番油断しやすそうなトラウデンに横ドリシールを任せる一方、ミキチームも存在を感知し逃走。ミキチームは昴生が全てのシッポを持っており、亜生が囮・峯岸が誘導する作戦。見取り図チームも囲むが誰が横ドリシールを持っているか分からず焦る昴生。だがそこにトラウデンが追い付き横ドリシールを貼り60ポイントを横ドリ。残り1分という所で零れ落ちた決勝進出の座。しかし、丁度すぐそこにJO1チームを発見。残り50秒。それに気づいたJO1チームは逃走。横ドリシールを持つ昴生が坂道で全力疾走をして追うも、JO1相手に追いつくことはできず、最後は息切れのままファーストステージ終了。

  • 最終結果
1位 見取り図チーム 60P
2位 JO1チーム 50P
3位 吉村チーム 40P
4位 チョコプラチーム 10P
4位 アスリートチーム 10P
6位 ミキチーム 0P

ファイナルステージ

舞台はハードルや高低差のあるステージなど複雑な地形をした「格闘場」。そこにラスボス・レインボーモノノケが出現。パルクール日本一・鬼ごっこ世界大会入賞者。相手の動きを予測ししながら逃げ回る最強のモノノケ。見取り図チームとJO1チームの6人が同時にモノノケを追い、シッポを取ったチームが100万円獲得となる。

スタートし、高台で待ち構えるモノノケにやはり囲もうとする両者だが、華麗に飛び降り小さな隙間を逃さないモノノケ。ハードルに登り対峙する男性陣を避けて地面を走るが走力も高く女性陣では追いつけない。角に追い詰めるが足場を飛び移り盛山の一瞬の隙を縫って包囲網を突破。
盛山「怒られるぞ!」
囲むことまではできるが今度は鉄パイプの上に一瞬着地してから滑るように地面に降りるという荒業で包囲網を突破。焦りが増す両チームだが、モノノケを高台に追い詰めチャンス到来。だが盛山と河野が手を伸ばした瞬間、遠くの足場に着地。ハードルを飛び移りUターンするように移動するが、そこを待ち構えていた白岩が絶好のチャンスを逃さずシッポハントに成功。モノノケを全員包囲で追うのではなく、河野が相手している間に白岩としずちゃんが移動しておき数的有利を作り出しておくという作戦が見事的中。最初から最後まで地道に積み上げたJO1チームの優勝で幕を閉じた。
白岩「最後僕の記憶だとしずちゃんの色気にやられてた。目が眩んでたところをやられた。」
しずちゃん「気づいた?♡」
白岩「1番ファインプレー。(色気は)しずちゃんにしかできない。」
最終更新:2025年10月27日 14:43