アーケード版とは
デッドオアアライブ6アーケード版(通称DOA6AC)とは、全国のアミューズメント施設(ゲームセンター)でプレイできるアーケード版のこと。
セガのビデオゲーム筐体「ALL.Net P-ras MULTI バージョン3 」で配信されている。
1プレイ100円となる。
※アーケード版公式サイト
「ALL.Net P-ras MULTI バージョン3」とは?
インターネットに接続し、複数のゲームタイトルを選択してプレイすることができる、セガのビデオゲーム筐体のこと。
ネットワーク通信を介することにより、遠方にいるプレイヤーともリアルタイム対戦が可能となっている。
筐体の操作方法は下記の通り。
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クレジット投入
- 100円硬貨によるクレジット投入に対応
- 電子マネーでのクレジット投入にも対応
- https://apm.sega.jp/ver3/guide/ic/
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タッチパネル対応
- メニュー操作および対応ゲームのみ
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標準操作デバイスは8方向レバー+8ボタン
- 筐体に設けられているUSBポートにより、持込み操作デバイス(ゲームパッドなど)でのプレイが可能
- https://apm.sega.jp/ver3/guide/gamepad/
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ヘッドホン端子
- ヘッドホン用の接続端子を活用することで臨場感のあるプレイが可能
- https://apm.sega.jp/ver3/guide/headphone/
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充電用USBポート
- 筐体に設けられているUSBポートにより、スマートフォン等の充電をしながらのプレイが可能
- 充電用ケーブルは備わっていないため自前で用意のこと
- https://apm.sega.jp/ver3/guide/usb/
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ゲームによっては持ち込みのゲームパッドも使用可能
- ゲームによって対応している/していないが異なるので事前に確認しておこう。
- 筐体コンパネ右側にある赤いフタを開けるとUSBポートがあるのでそちらにパッドを挿して認識されると画面左下のパッドボタンが青く点灯する。画面のパッドアイコンをタッチするとパッドのボタンの反応状況が確認できる。
- キーコンフィグは各ゲームで設定する。DOA6の場合はキャラ選択前にスタートボタンを押すことでキーコンフィグができる。
- 初期状態では「Aタイプ」に設定されているが、ボタン別に設定するカスタムも可能。Aimeカードを使用していれば設定は保存される。
設置店
2020/08現在、日本全国に筐体が設置されている(沖縄県を除く)。
※公式サイトの設置店舗一覧
家庭用との違い
家庭用との違いは以下となる。
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グレード
- DOA5LRと同じく漢字表記(入門性~一級~→初段~十段→名人→達人→鉄人→怪傑→英傑→豪傑→帝王→闘王→覇王)
- とても昇格しやすく、とても降格しやすい
- 初段に到達すると一級に、名人段位に達すると十段には降格しない。
- ただし、DOA5LRにあった怪傑、帝王からの降格ストッパーは存在せず、降格するので注意
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ブレイクブローによる暴力描写
- OFF固定
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コスチュームの開放
- コスチュームのナンバリング順に開放される
- CPU戦および対戦で得られるボーナスポイントを貯めることで開放される(後述)
- 家庭用DLCとなるコスチュームもアップデートにより追加されボーナスポイントで開放される
アップデートの適用
2020/08現在、アップデートが無期限停止された家庭用版と同一の最新バージョンが適用されている。
つまり、家庭用版とバージョンの剥離がなくなり、安心してやり込むことができる環境になったと言える。
記録やプレイ状況を記録するために
グレードやコスチューム開放状況を記録するために、Aime(アイミー)カードが必要となる。
※Aimeカードとは
クレジット投入後、キャラクター選択画面でカードを筐体に認証させることで、前回のプレイ状況をロードすることができる。
プレイ終了時に、そのプレイ状況が自動でセーブされる。
1カードに各キャラクターのポイントやコスチューム解除状況がすべて保存されるため、カードを複数用意する必要はない。
公式サイトとプレイヤーサイト
アーケード版の公式サイトが用意されている。
カード情報を登録しログインすることで、自分の戦績の確認、また名前やコメントの変更が可能だ。
ログインしなくてもランキング情報は閲覧できる。
- アーケード版公式サイト
- プレイヤーサイト
画質
余談だが画質はノーマルのPS4よりよかったりする。
ゲームモード
アーケード版では以下のゲームモードを遊ぶことができる。
店内対戦
対CPUとの8ステージを勝ち抜きながら、店舗内で「店内対戦」を選んだプレイヤーを待ち受けするモード。
同一店舗内で同時に全国対戦を遊んでいるプレイヤーとはマッチングしない。
連勝数に上限が存在しない。(筐体設定で変更可能)
全国対戦
対CPUとの8ステージを勝ち抜きながら、全国で「全国対戦」を選んだプレイヤーを待ち受けするモード。
同一店舗内で同時に店内対戦を遊んでいるプレイヤーとはマッチングしない。
マッチングが成立するとCPU戦が中断され、対戦に移行する。
負けた側が再挑戦を選ぶことにより、どちらかが2勝するまで対戦することができる。
負けた側は再挑戦をしない選択も可能だが、勝った側は再挑戦を拒否できない。
連勝上限数は、カード無しは3連勝、カード有りは10連勝となる。
上限連勝数に達するとその時点でゲームオーバーになる。
乱入無し
乱入無しの状態で対CPUとの8ステージを勝ち抜くモード。
コスチュームの開放
ボーナスポイントを貯めることによって開放できる。
- 1コスチュームあたり8ポイントで開放される
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CPU戦では1勝すると1ポイント獲得したことになり、ゲームオーバーかクリア時に付与される
- 例1)CPU戦で1ステージクリアし、2ステージ目でゲームオーバーになると1ポイント付与される
- 例2)コンティニューして2ステージ目から8ステージ目までをクリアすると残り7ポイントが付与されコスチューム1着開放となる
- 対人戦では勝敗関係なく1戦で1ポイント付与される
とにかく開放したければ1クレジットでCPU戦をクリアしてしまうのが手っ取り早い。
CPU戦攻略
DOA6AC版のCPUはなかなか手ごわいので、簡単な攻略情報を記載する。
CPUの動きの傾向
CPUの動きには以下の傾向がある。
- 打撃攻撃が激しくコンボなども使用するが下段崩しなどはあまりしない
- こちらの打撃をガードした後に反撃をしてきて、固まることがない
- こちらの下段攻撃をそこそこガードする
- こちらがガードを固めていると投げてくる
- こちらの打撃をあまりガードしない
- ホールドをほとんどしない
- クリティカル継続コンボをほとんどしない
- CPU側がよろけている最中のホールド(クリティカルホールド)をほとんどしない
CPU対策
基本的にクリティカルコンボで体力を奪いダメージレースで突き放す。
CPU独自の超反応とその対策、またパターンハメ、あるいはキャラ別の定形の攻め方や対処などはないため、自分のキャラの攻め方を練習しコンボレシピを憶えて攻略しよう。
- CPUはガードがゆるくクリティカルに対してほとんど無防備なため、クリティカルコンボを積極的に狙いダメージを奪う
- CPUは打撃の暴れなどがすくなく打撃カウンターも発生しにくいため、通常ヒットでクリティカルの発生する打撃を押し付ける
- とりあえず、で下段を振ってダメージを削ろうとすると結構ガードされて反撃されるため、通常ヒットでクリティカルが発生する下段を使うようにする
- こちらがよろけている際のクリティカルホールドは、無理に出さず知っている連携にのみ出す
- CPUはガードでの様子見などはせず打撃をすぐに出すため、こちらの反応が遅れたと思ったら打撃で暴れずガードする
アミューズメント施設(ゲームセンター)で遊ぶ際の注意
アミューズメント施設で格闘ゲームをプレイするということは、他のプレイヤーと筐体を共有して遊ぶということでもある。
そのため、プレイヤー同士で快適に遊ぶためにいくつか注意したい点がある。
1度ゲームオーバーしたら席を立つ
後ろで順番待ちをしている人がいるかもしれない。
上限が設定されている連戦は例外として、人が待っているならゲームオーバー後のコンティニューは避けよう。
後ろで立って見ている人がいるなら席を立って、その人が座るか待ってみよう。
特にプレイする様子がなければまた座っても問題はないだろう。
また友人知人と遊んでいる際に熱中してしまい、複数の筐体を専有してしまわないように配慮しよう。
アミューズメント施設によっては、時間貸しで専有できるサービスを行っている。
店舗情報を調べたりスタッフに聞いてみたりしてもいいだろう。
大声を上げたり罵声を浴びせたりしない
アミューズメント施設は騒音が多い環境となる。
大声を上げて何かを伝えたくなったり、興奮して罵声を浴びせたくなったりするかもしれない。
もちろん迷惑行為となるのでやってはいけない。
公共の場であることを忘れないようにしよう。
台パンをしない
台パンとは、筐体の台にパンチすることを指す。
ヒートアップした上に負けた場合、わからない技を延々食らってしまった場合など、フラストレーションを発散するために行う場合が多いだろう。
周囲がいい印象を抱かないのはもちろん、筐体の破損によって自分が怪我をし、さらに店舗に弁済し、出禁を食らってしまうかもしれない。
最悪は器物損壊といった罪に問われてしまう恐れもある。
つまり台パンは絶対にやってはいけない行為だと言える。
プレイしていない筐体に座らない、物を置かない
友人知人のプレイを見る時などに注意しよう。
他にプレイしたい人がいるかもしれない。また、お店にとっても迷惑行為となってしまう。
プレイを見守りたい時は、プレイヤーの迷惑にならない距離で後ろから立ち見しよう。
人のプレイの真後ろで批判めいた解説をしない
友人知人と一緒に人のプレイを観戦していて、そのプレイを解説することもあるだろう。
モニタが覗き込める距離であれば聞こえていることが多いはずだ。
実際にプレイしている人に聞かれても不快にさせない発言を心がけよう。
息抜きに
アーケードで長くプレイして疲れた時は、下記のゲームで息抜きするのがオススメだ。
タッピングスキルテスト
ALL.Net P-ras MULTI バージョン3に配信されている、タッピング操作のミニゲーム集。
スマートフォンやタブレットでおなじみの操作でミニゲームを行い、採点してくれる変わり種のゲームだ。
なかなか楽しいのでぜひプレイしてみよう。
制作会社は「トライアングル・サービス」だ。
ペンゴオンライン
ALL.Net P-ras MULTI バージョン3に配信されている見下ろし型の対戦パズルゲーム。
ペンギンのペンゴを操作し、フィールド上の氷を滑らせてお邪魔キャラや対戦相手をやっつけ、制限時間内にスコアを競うことになる。
オンラインマッチが可能で全国のプレイヤーと楽しく対戦できるのでぜひプレイしてみよう。
制作会社は「トライアングル・サービス」だ。