概要
パッチ6.1よりハウジングエリアの土地購入が抽選制に変更されたが、抽選システムの不具合により「0番」の応募者が当選してしまう不具合が発生した事件。

「当選番号は0です。」のシステムメッセージから、「当選番号0」をTwitterトレンドに載せ、「ハウジング零式」と揶揄される事態となった。
完全な解決にまで約1ヶ月を要し、発生当時はFF14運営史上最大のやらかしと評された。
完全な解決にまで約1ヶ月を要し、発生当時はFF14運営史上最大のやらかしと評された。
参考
(AUTOMATONの記事)
『FF14』土地の抽選購入システムにて不具合が発生。存在しないはずの0番が当選してしまい、現在原因究明中
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220418-199419/
『FF14』土地の抽選購入システムにて不具合が発生。存在しないはずの0番が当選してしまい、現在原因究明中
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20220418-199419/
(公式の告知)
「エンピレアム」の土地販売/新システム「抽選販売」について
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/ffe05674f919dad5f4f13d443f2fd7067a3dc2b0
「エンピレアム」の土地販売/新システム「抽選販売」について
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/ffe05674f919dad5f4f13d443f2fd7067a3dc2b0
解説
原因は抽選システムの不具合。
例え応募者が一人(確定当選)であっても、0番の応募者が当選することで落選してしまう現象が発生した。
全ての土地で発生したわけではなく、正常に当選した応募者も存在する。
(0番との抽選に勝利して当選したとの説もあるが、それにしては0番の当選が多く不自然とする主張もあり、原理は定かではない)
新規ハウジングエリア「エンピレアム」の公開と同時であり、応募者が少ない土地が多数発生したことは、多くの被害者が出てしまったことと無関係ではないだろう。
例え応募者が一人(確定当選)であっても、0番の応募者が当選することで落選してしまう現象が発生した。
全ての土地で発生したわけではなく、正常に当選した応募者も存在する。
(0番との抽選に勝利して当選したとの説もあるが、それにしては0番の当選が多く不自然とする主張もあり、原理は定かではない)
新規ハウジングエリア「エンピレアム」の公開と同時であり、応募者が少ない土地が多数発生したことは、多くの被害者が出てしまったことと無関係ではないだろう。
この抽選システムでは応募の際に土地の価格のギルをサインボードに預け、当選すると支払い、落選すると返却という方式となっている。
そのため、「当選番号0」が発生し、後の修正により土地の購入ができたユーザーは実質的に無料で土地を入手できる結果となった。
(この差分のギルは任意での返還となっており、パッチ6.2で返却専用のNPCが配置される。公式発表によると、返還しなくてもペナルティはない。不具合で不便を強いたのは運営側であり、また強制的な回収が技術的に困難であるため)
そのため、「当選番号0」が発生し、後の修正により土地の購入ができたユーザーは実質的に無料で土地を入手できる結果となった。
(この差分のギルは任意での返還となっており、パッチ6.2で返却専用のNPCが配置される。公式発表によると、返還しなくてもペナルティはない。不具合で不便を強いたのは運営側であり、また強制的な回収が技術的に困難であるため)
また、「当選番号0」が発生した土地では「当選したものの購入しなかった場合は購入費用の半額が変換される(当選したものの購入しなければ半額を没収する)」という規定が機械的に適用され、「当選番号0であった土地に応募しており購入せず、落選扱いで購入費用をサインボードから受け取った場合、回収したはずの購入費用の半額が更にサインボードから返却される」という挙動が発生した。
(例:土地購入費用300万ギルをサインボードに払って抽選に参加→当選番号0→落選扱いで300万ギルが返却される→不具合修正で土地取得状態になる→家を建てずに放置する→規定の期間経過により土地を購入しなかった扱いとなり150万ギルが返却される→300万ギル払って450万ギル返却される現象発生。この挙動自体は仕様によるものであり、不具合ではない)
(例:土地購入費用300万ギルをサインボードに払って抽選に参加→当選番号0→落選扱いで300万ギルが返却される→不具合修正で土地取得状態になる→家を建てずに放置する→規定の期間経過により土地を購入しなかった扱いとなり150万ギルが返却される→300万ギル払って450万ギル返却される現象発生。この挙動自体は仕様によるものであり、不具合ではない)
問題点
- 不具合の影響範囲が非常に広い。
- 修正までの期間が長く、第2回抽選まで約1ヶ月を要した。これにより「FCに所属してから30日間はFCハウス向けの土地の抽選に参加できない」という制限が有名無実化した。Sサイズは豊富な余りが出る程度の競争率なので影響は小さいと見られるが、競争率が高いL~Mサイズの抽選には影響があったものと見られている。
- 単純な抽選プログラムのはずが、「0番」が存在している現象への疑念。有名人を当選させる恣意的な抽選プログラムなのでは?と噂された。(サンクレッド担当声優の中村悠一氏をはじめ、高い抽選倍率ながら当選した有名人が複数存在する)
経緯
そのうち書くよ