FF14事件簿wiki

道徳の授業

最終更新:

ff14incident

- view
メンバー限定 登録/ログイン

概要

2021年10月27日、禁止事項とアカウントペナルティポリシーの改訂(主に補足事項の追加)が行われたが、その内容が小学校の道徳の授業のようだと話題に。

ファイナルファンタジーXIV禁止事項およびアカウントペナルティポリシー変更のお知らせ
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/topics/detail/16f5ebee8061f16932d2cc0bcb6f968ad23109b2

合わせて、時間経過によるペナルティの減少も導入された。
運営側もハラスメントその他の問題行動の対策には苦慮していることが伺える。

過去のペナルティからの経過日数によるペナルティポイントの減衰システムを導入

更新内容
最後のペナルティから相当の日数が経過している場合、ペナルティポイントが減衰されるシステムを導入いたしました。

更新理由
ペナルティは、犯した違反行為への反省を促し、違反行為を繰り返さないために設定しているものですが、過去のペナルティが永遠に残り続けることにより、逆に再犯を生んでいるケースがあることを確認しています。たとえば、『どうせ消えないのだから』と、反省することなく違反を繰り返してしまったり、時間が経過することで反省の色が薄れて再犯してしまったりするケースなどです。

余談になるが、これは現実の刑法、特に死刑の重さと同じ思想に基づく。
例えば「一人殺すと死刑」とした場合、目撃者も殺害してしまえば罪の重さも変わらず発覚を遅らせることができ、"お得"になってしまう現象が発生する。
このように「どうせアカウント永久凍結ならいくらやっても同じ」とならないよう、"やり得にならない"、"損"を設定することで行為のエスカレートを防ぐ手法である。

解説


下記に一例を挙げる。

◆不快な表現
「不快な表現」は、他者を不快にして精神的苦痛を与える表現全般を指します。

これらは、チャット(クイックチャット、マクロ、エモートなども含みます)、マーカー、コメント、名称など、すべての表現できる箇所において禁止されています。キャラクター名に関しては、姓名にまたがって不快な表現に該当するフレーズが形成されていたり、反対から読むと意味が成立するようになっていたりする場合も迷惑行為とみなされます。

不快な表現と判断するガイドラインは以下のとおりです。
  • 暴言/誹謗中傷/侮辱/脅迫などの攻撃的な表現
  • 過度な批判/非難/否定/嘲笑などの他者を刺激したり軽視したりする表現

★ポイント
以下のような内容は禁止されており、通報が行われて当社によって禁止行為に該当する内容が確認された場合は、ペナルティが科されます。

なお、SayやShout、サーチコメント、パーティ募集掲示板、動画配信などのオープンな場所では、通報が行われていない場合でも、当社の判断で調査が行われ、ペナルティが科される場合があります。

例)
これらは一例でしかありません。他者への礼儀を忘れずに不快にさせないことを心がけて行動するようにしましょう。

「ばか」「あほ」「くず」「死ね」「消えろ」「頭おかしい」「ゴミ」などの侮辱的な言葉を用いて、他者を攻撃することは禁止されており、通報が行われて当社によって禁止行為に該当する内容が確認された場合は、ペナルティが科されます。また、直接的な言葉を用いなくとも、「全滅したのは〇〇のせいだ」「ほんとミスばっかりだな」など、他者を責め立てて攻撃するようなことや、「ゴミ」を「53」などのように言い換えた表現も禁止行為に該当します。

「小学校の道徳の授業」と揶揄されるだけはある、基礎の基礎といった内容となっている。

改訂が発表された当初、これをポジティブに捉える層は「素晴らしい」「他のゲームも真似して欲しい」といった称賛の声を上げた。
しかし、本来このような内容は「言われなくてもわかっている」はずのものであろう。
それこそ、「小学校の道徳の授業」で習っているはずである。

ファイナルファンタジーXIV禁止事項およびアカウントペナルティポリシー変更のお知らせ

このたび、プレイヤーの皆さんに楽しく安全に遊んでいただくためのルールとして定めている、「ファイナルファンタジーXIV禁止事項」および、関連する「アカウントペナルティポリシー」、「ゲームマスター(GM)の行動指針(GMポリシー)」に関して、基本方針の変更を含む、大きな変更を行いました。


「FF14はギスギスしているゲームである」という認識は現在は比較的抑えられているが、それは2019年2月12日に行われた利用規約の改訂によるものである。
内容は端的に言えば「ハラスメントの厳罰化」であり、運用が過敏になりすぎたためか「ちょっとしたアドバイスが行動の強制として通報されてアカウントペナルティを課された」といった報告が頻出した。

新生FF14サービスイン当初、当然ながらこれらの変更はなく、例えばCFで「特定のジョブで来た(当時、弱いジョブはハラスメントジョブと呼ばれ蔑まれていた)」「動画を見てギミックを覚えてきていない」「(外部ツールで調べて)DPSが出ていない」といった理由で除名投票が行われるような劣悪な環境であった。
除名投票が成立するということは、CF利用者の過半数がこの価値観に同意しているという意味である。
(なお、現在は除名投票の濫用はアカウントペナルティの対象である。これらの用途に利用されすぎたためガイドラインが変更された)
こういった環境であったため「FF14はギスギスゲー」という認識は一般的なものであり、運営開発はその払拭のため、利用規約を改訂して罰則を強化することでギスギスを押さえてきた経緯がある。
中でもハラスメントの厳罰化は劇的な効果を挙げ、CFの無言化と引き換えにゲーム内でのハラスメントを激減させることに成功した。

そして、それでも収まらなかったため「道徳の授業」が行われるに至ったのであろう。
「言われなくてもわかっているはずの基本的なことを周知のために明文化する必要がある」のが実情と言わざるをえない。

補足

★ポイント
以下のような内容は禁止されており、【通報が行われて当社によって禁止行為に該当する内容が確認された場合】は、ペナルティが科されます。

なお、SayやShout、サーチコメント、パーティ募集掲示板、動画配信などの【オープンな場所では、通報が行われていない場合でも】、当社の判断で調査が行われ、ペナルティが科される場合があります。

【 】部分の対比から、運営のアクションは基本的には通報が起点となることがわかる。
これは、例えばユーザーの行動ログを追う等の方法で逐一言動を監視してはいないことを意味する。
(機械的に検出すると件数が膨大になる、全ユーザーのログ監視には莫大なサーバーリソースが必要になるといった現実的な理由によるものと推測される)
迷惑行為やハラスメントを受けても、それだけでは運営は動くことはない。必ず通報しよう。

関連:「君だけV外者」事件
迷惑行為がYoutubeで配信され、多数の通報があった上でも運営の対応が遅く、処分も軽かった事例。
通報があっても動きが鈍い実例があるので、「黙っていても運営がなんとかしてくれる」等と思わず、積極的に通報しよう。

問題点

  • 本当にユーザーの民度が高ければこのような周知の必要はなく、ユーザーの自発的な配慮だけで足りていたはずである。しかし、「言わなければわからない」のが実情であった。(あるいは「言われてもわからない」可能性がある)

タグ:

ギスギス
記事メニュー
ウィキ募集バナー