概要
発生日:2024年10月2日
北米で発生したハリケーンの被害に対してハウジング自動撤去(いわゆるハウジングタイマー)の停止が行われるが、先の能登半島豪雨災害については対応がない。
北米で発生したハリケーンの被害に対してハウジング自動撤去(いわゆるハウジングタイマー)の停止が行われるが、先の能登半島豪雨災害については対応がない。
[重要]ハウジング自動撤去カウンターの一時停止について
先月下旬に北米で発生いたしました「ハリケーン・へリーン」により被害を受けられた皆様に、FFXIV開発/運営チーム一同より、心からのお見舞いを申し上げます。
現在の被害状況などを鑑み、以下の通りハウジング自動撤去カウンターを一時的に停止することを決定いたしましたので、お知らせします。
停止日時:2024年10月2日(水) 17:08に停止
停止ワールド:Aetherデータセンター/Crystalデータセンター/Dynamisデータセンター/Primalデータセンター配下の全ワールド
このハウジングの自動撤去の停止には日本データセンターのサーバーは含まれない。
勘違いして自動撤去されないように注意。
勘違いして自動撤去されないように注意。
解説
大雨災害による能登半島被害状況
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/saigai/202409ooame-higai.html
2024年初頭に発生した大規模地震の際には自動撤去の停止が行われたが、この豪雨災害に対しては行われていない。
一方で北米でのハリケーン被害については自動撤去の停止が行われており、「この程度の被害なら自動撤去の停止は必要ない」というような災害の値踏みを感じさせる。
「能登半島での大規模地震の際に自動撤去を停止したので今回は不要」という判断の可能性はあるものの、そうだとしても今回被災した(可能性がある)ユーザーへの配慮に欠けると言わざるをえない。
一方で北米でのハリケーン被害については自動撤去の停止が行われており、「この程度の被害なら自動撤去の停止は必要ない」というような災害の値踏みを感じさせる。
「能登半島での大規模地震の際に自動撤去を停止したので今回は不要」という判断の可能性はあるものの、そうだとしても今回被災した(可能性がある)ユーザーへの配慮に欠けると言わざるをえない。
また、45日と短いハウジングの自動撤去はFF14の休止しづらさの原因となっている。
自動撤去が停止されればその間はログインの必要がないユーザーも存在すると考えられ、そういったユーザーに利用料金の支払いやログインを促すためになるべくハウジングタイマーを停止させたくない意図は否定しがたい。
(例えば、同社のDQ10の自動撤去は体験版で3ヶ月、製品版で1年であり、それに加えて土地が必要になるまでは自動撤去が行われない。詳細は【こちら】。そのためか、自動撤去の停止という概念を持たない)
自動撤去が停止されればその間はログインの必要がないユーザーも存在すると考えられ、そういったユーザーに利用料金の支払いやログインを促すためになるべくハウジングタイマーを停止させたくない意図は否定しがたい。
(例えば、同社のDQ10の自動撤去は体験版で3ヶ月、製品版で1年であり、それに加えて土地が必要になるまでは自動撤去が行われない。詳細は【こちら】。そのためか、自動撤去の停止という概念を持たない)
問題点
- 災害の規模に応じて自動撤去の停止を決める、「災害の値踏み」が行われている可能性
- 「数ヶ月前に自動撤去を停止したので今回は停止しない」という思想が存在する可能性
- 45日間と短い自動撤去の期限
余談
ハウジングの自動撤去については下記のような経緯がある。